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湧別町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月17日

外来野生動物による農業被害について

2025年6月17日、湧別町議会の一般質問で、関野一良議員議員が「外来野生動物による農業被害について」質問し、町長が答弁しました。

質問者
関野一良議員 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 関野一良

一般質問をさせていただきます。外来野生動物による農業被害について。まず、1点目、近年湧別町でも農業被害等が報告されておりますが、被害額の実態について、把握している範囲内でお聞かせください。次、2点目でございます。また、研修会の招聘や箱わなを増やすなど、湧別町においても駆除に対する対応を行っておりますが、近年も既に多くの有害鳥獣が捕獲されており、また私自身も地域や町民から狩猟要請が増加し、大変苦慮しております。今後の農業被害等を抑えるためにも、さらなる対応が必要と考えております。今後における、湧別町における外来野生動物の駆除対策の検討についてお聞かせ願いたい。以上です。

答弁 町長

関野議員の外来生物(アライグマ)による農業被害についてのご質問にお答えいたします。特定外来生物であるアライグマを含む野生鳥獣による農業被害の状況につきましては、毎年えんゆう及び湧別町農業協同組合に対し鳥獣種類別に被害を受けた農作物の被害面積と被害金額の調査を依頼し、報告を受けており、北海道及び国に対しても同様の内容で報告を行っています。ご質問のアライグマによる町内での被害状況についてでありますが、両農業協同組合からの令和6年度の被害報告では、自家用として栽培しているトウモロコシ、イチゴ、カボチャ等が荒らされる被害が発生しておりますが、その被害面積が小規模であること、また自家用の農作物であるため、被害額の算定が困難との理由から、被害金額はなしとして報告を受けております。また、自家用農作物のほかにも乳牛の餌としてTMRセンターから供給される飼料のビニール製の梱包袋を破いてしまうなどの被害報告も受けておりますが、飼料が廃棄となるまでの被害とはなっていないため、被害金額の算定には至っておりません。町の鳥獣被害防止対策としましても、年々捕獲頭数が増加するアライグマに対しては、箱わなの保有数を増やし、繁殖期であります春季の捕獲に力を入れております。アライグマは、特定外来生物であることから、湧別町におけるアライグマ・カニクイアライグマ防除実施計画に基づき、町が主催する技術講習会を受講し、適切な捕獲と安全に関する知識及び技術を確保できる場合は、鳥獣保護管理法に規定する狩猟免許の非所持者であっても外来生物法によりアライグマの捕獲及び処分を実施することが可能となります。本年4月には、湧別町農業協同組合の組合員や関係者で構成する湧別地域資源保全広域協定運営委員会の28名が技術講習会を受講され、現在アライグマの捕獲を行っていたゞいております。関野議員におかれましては、捕獲実施者の協力者として箱わな設置の技術指導のほか、捕獲後の処分を支援していただくなど従事者皆様方からの積極的な防除活動によりまして、昨年は4月から5月の2か月で5頭の捕獲でありましたが、本年は4月から5月の2か月間で54頭の捕獲となり、町内での捕獲頭数が大幅に増加しております。関野議員をはじめとする猟友会の皆様やアライグマ捕獲に従事されている農業関係者の皆様のご協力に対し深く感謝いたします。今後も関係団体と連携してアライグマ防除の技術講習会を開催するなど、捕獲従事者の増加と鳥獣被害の防止に努めてまいります。以上、関野議員へのご回答をさせていただきます。

質問 関野一良

町長から大変詳しく説明いただき、ありがとうございます。もう一点、直近の湧別町の箱わなを利用して捕獲した頭数と、それとJAゆうべつがやっております国の多面的機能支払交付金事業で実施しております有害駆除の頭数がどのぐらいいるのか、分かる範囲で教えていただければと思います。それで、現在湧別町内におきましては、現湧別農協管轄では、アグリサポートばろうとドリームゆうべつで餌の供給を行っています。濃厚飼料入った真空パックのもの。上湧別につきましては、バンカーでやっておりますので、キツネは多いのですけれども、アライグマは少ないという部分がありますけれども、現の湧別農協方面ではかなりの頭数が出ております。それで、この間4月ですか、湧別農協で湧別町の水産林務課の職員、狩猟免許を持っている職員が講師となりまして、安全講習が3班に分かれて行われてございます。それで、箱わな27基設置されておりますけれども、その辺も含めて、これからどんどん、湧別町からアライグマを一掃するというぐらいの形でないと、これは恐らく収まらない。そして、農家ばかりではなくて、家庭菜園を作っている人、みんなやられるのです。ですから、箱わなの設置につきましては、また予算の範囲内でやってほしいなと思いますので、その辺よろしくお願いします。

答弁 町長

関野議員の再質問にお答えさせていただきます。今年の捕獲頭数、まず先ほど言われました多面事業で行っています湧別町農協で実施している部分でございます。先ほど4月、5月で54頭と説明させていただきましたけれども、そのうち多面の委員会で行っています分が4月、5月は26頭、町が11頭、猟友会が17頭で合わせて54頭でございます。その後、6月16日まででございます。委員会が15頭、町が2頭ということで、猟友会はまだ報告来ておりませんので、合わせて71頭、現在捕獲してございますので、猟友会含めますとまだ増えるのかなと思っているところでございます。先ほどから関野議員言われてございます本町酪農地帯、また畑作地帯でございますので、アライグマにおいては甘い味のするもの、臭いのするものが好物でございまして、スイートコーンですとかカボチャ、またイチゴですとかブドウ等が好物で、それぞれ家庭で作っている家庭菜園等々が狙われてやられておりますし、また配合飼料を含むTMRセンターの飼料等々もいたずらしているという部分もございますので、そこら辺も含めて皆さんの協力をいただきながら捕獲作業に取りかかっていきたいというふうに考えてございますので、今後とも猟友会、そして委員会と協力しながら進めてまいりたいと考えてございますので、ご理解いただきたいと思います。

出典:湧別町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月17日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる