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湧別町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月10日

有害鳥獣駆除対策について

2024年12月10日、湧別町議会の一般質問で、関野一良議員議員が「有害鳥獣駆除対策について」質問し、町長が答弁しました。

質問者
関野一良議員 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 関野一良

一般質問を行います。有害鳥獣駆除対策について。近年町内においてアライグマによる農業被害の拡大が深刻な状況にあります。また、町民の財産とも言えるスイートコーン、ブドウ等収穫目前の家庭菜園が食害により全滅する事例が多発しております。昨年地域の酪農経営者から狩猟免許の取得を懇願され、狩猟免許予備講習を受講し、さらに狩猟免許試験をオホーツク振興局において受験し、令和6年2月、狩猟免状が北海道知事より交付されました。湧別町からは鳥獣被害対策実施隊員に委嘱され、令和6年4月から10月末までアライグマ40頭、キツネ10頭の捕獲、駆除を行いました。本試験までに2日間網走まで通わなくてはなりません。被害を受けている酪農家にとっては、経済的にも重い負担となります。そこで、免許取得に係る予備講習について地元農協の協力を得て取得希望者を取りまとめ、町内で予備講習が実施できるように湧別町が北海道猟友会網走支部に実現の要請の仲介を願いたいが、いかがか。

答弁 町長

関野議員の有害鳥獣駆除対策についてのご質問にお答えさせていただきます。有害鳥獣を捕獲するためには狩猟免許が必要となりますが、狩猟免許試験は毎年振興局単位で行われ、オホーツク管内では例年7月と2月の年2回実施されております。狩猟免許試験の受験を希望される方は、オホーツク総合振興局へ事前申請を行い、事前申請の段階で受験定数を越えた場合は抽せんとなるため、狩猟免許の取得を希望される方全員が試験を受験することができる仕組みとはなっていない状況であります。狩猟者の担い手対策として、狩猟免許試験を受験される方を対象とした北海道猟友会主催の予備講習が試験日の1週間前に網走市内で開催されております。予備講習は有料となりますが、試験に対応した講義や実技が受講でき、合格率が高まることから、狩猟免許試験を受験するほとんどの方が予備講習を受講されております。狩猟免許取得の際は、予備講習と免許試験で網走市へ2回出向くことになりますので、町といたしましても受験者の負担軽減を図るため、町内での出張予備講習の開催につきまして北海道猟友会へ要請してまいりますが、開催に当たりましては受講者の最少参加人数等の協議も必要となりますので、今後関係機関及び関係団体と調整を図りたいと考えてございます。以上、関野議員へのご回答とさせていただきます。

再質問 関野一良

再質問を行います。2023年10月27日付の日本農業新聞がございます。後志管内の共和町で、特定外来生物、アライグマの駆除対策で2023年度上半期、4月から9月で過去最多となる452頭を捕獲したと書いてございます。町では、箱わなを貸し出して設置してもらうなどの対策を講じ、2018年度から2022年度の5年間で2,000頭以上を捕獲、駆除するなどの成果を上げております。北米原産のアライグマの活動が活発になる5月、6月を捕獲推進月間と位置づけ、道によると2020年度道内の農業被害額1億4,000万余りに達すると報じられております。道内では1998年、初の農業被害が発生し、道立総合研究機構エネルギー・環境・地質研究所は、アライグマの生態を夜行性で繁殖能力が高く、全く捕獲しない場合は6年後に10倍、12年後には100倍になるという試算もあります。JAゆうべつ町管内の管下で搾乳農家69戸、うちアグリサポートばろうを利用している25戸、ドリームゆうべつを利用している20戸が飼料工場から配送される栄養価の高い飼料がほぼ真空状態で定期的に構成員宅に供給されております。その飼料を狙い、ビニール袋を爪で破り、食いあさり、飼料の腐敗等が進行する被害が多発しております。そこで、湧別町では貸出しできる箱わなを現在何基所有しているのか。当面1戸に1台ぐらい利用できる箱わなを受験者の予備講習のお手伝いを含めて町管理の下で貸付台数の購入を新年度でぜひ実施していただきたいが、どうか。答弁を求めます。

答弁 町長

アライグマの被害状況等を詳しく説明していただきまして、ありがとうございます。現在町では、ヒグマ用の箱わな2基、キツネ、アライグマ用の箱わな14基を保有してございます。破損等によるものもありますので、当然その部分については新たに購入していかないとならぬという部分がございます。これらの箱わなについては、町が設置者として使用する箱わなであって、熊用の箱わなについては今年開盛で設置して、1頭の熊を捕獲している状況でございます。キツネ、アライグマの箱わなについては、町民から設置要請があった場合に設置させていただいて、キツネ、アライグマの捕獲、駆除を行っている部分でございます。1戸に1台貸し付けるという部分については、町が設置するというあくまでも前提になっていくと思います。その部分でございます。本来でいくと、狩猟免許を取っていただいて、自ら設置していただくというのが一番だと思います。湧別町狩猟免許取得補助金等の制度もありまして、免許取得、また銃等の許可に係る部分の費用の2分の1も今助成をさせていただいている状況でございます。また、銃の購入にも助成をさせていただいておりますので、そういう農家さんについては新たに狩猟免許を取得していただいて、有害駆除の助成をしていければなと思ってございます。またあわせて、町で保有する箱わなについても増やしてはいきたいというふうに考えてございますので、町が設置するもの、また狩猟者が設置するものということで、二段構えの対策の中で進めていきたいと考えてございますので、その部分、町の助成制度をご利用して狩猟免許を取得いただきたいという部分と、町のほうも現在いる職員の中で狩猟ができる部分の数を増やしていきたいと考えてございますので、どうぞご理解いただきたいと思います。

再質問 関野一良

今の町長の答弁、了解しました。ひとつ今後ともよろしくお願いします。以上です。

出典:湧別町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月10日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる