歌志内市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月18日
(1)産業開発促進条例の改正手続について/(2)市立病院の経営状況等について/(3)本市の財政状況について/(4)総合戦略について
2025年6月18日、歌志内市議会の一般質問で、松井敬道議員が「産業開発促進条例の改正手続について」「市立病院の経営状況等について」「本市の財政状況について」「総合戦略について」について質問し、産業課長 山川勉、市立病院事務長 山岸康治、企画財政課長 金谷恵一、総務課長 三浦悟、副市長 東所勝則、市長 柴田一孔が答弁しました。
- 質問者
- 松井敬道 議員
- 答弁者
- 産業課長 山川勉、市立病院事務長 山岸康治、企画財政課長 金谷恵一、総務課長 三浦悟、副市長 東所勝則、市長 柴田一孔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の議事日程ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 4番 松井敬道
それでは、通告に基づき質問いたしますので、よろしくお願いいたします。件名の1、産業開発促進条例の改正手続について。産業開発促進条例については、令和6年3月に条例が失効するため、令和6年2月の行政常任委員会で、同じく期限を迎える新過疎省令の延長に合わせ延長するとの報告がありました。省令の延長期間は3年間でしたが、条例は本市の過疎計画の期限に合わせ2年間とし、省令の改正が3月の定例議会後になるため、専決処分するとのことでした。しかし、実際に専決処分された条例は、事務処理上の期限までに省令の改正がされなかったとして、附則で定めていた失効期限の条項を削除し、期限がない恒久的な制度に改正されていました。今後のため、この事務処理手続が適正であったのか、しっかり検証しておく必要があります。そこで伺います。①この手の省令の改正は、年度末になるというのは、行政に携わる職員であれば常識だと思います。そこで伺いますが、前回の省令の改正は令和6年3月30日、前々回の省令の改正は令和3年3月31日に公布されていると思います。今回の省令の改正も年度末ぎりぎりになることは分かっていたはずです。それでは本市の条例改正の手続が間に合わないのであれば、なぜ3月の議会に、省令の改正と切り離した議案として提案されなかったのか伺います。②前回の答弁では、省令の改正前だと法的根拠がない期限を定めること自体が、行政常任委員会で説明した内容をほごにすることになるとの説明ですが、期限を設けないことも法的根拠はなく同じだと思いますが見解を伺います。③国からの情報により、省令の改正という法的根拠が年度末に見込まれるから、専決処分により2年延長するという説明をされたのではないのか伺います。④この手の省令の改正は、市町村の事務に支障を来たさないように、国から事前に公布予定日の連絡があるケースが多いと思いますが、今回、連絡はなかったのか伺います。⑤本市の過疎計画に合わせて2年間延長または省令に合わせ3年間延長を専決処分するのであれば理解しますが、附則を削除しなければ条例が失効するので、恒久的な制度にするというのは詭弁だと思いますが見解を伺います。⑥今回のケースは、事務手続をする時点で、期限を設けることも設けないことも法的根拠がないということであれば、条例を失効させないためには、1年または2年延長し、その期間内に時限立法である省令による減収補填の有無にかかわらず、恒久的な制度にするのかをしっかりと検討し、議案として提案し審議すべきものです。しかも、正式に議会の委員会に報告したものをほごにして、手続的に問題はなく、今後も同様に対応すると答弁をされたら、議員としても指摘せざるを得ないと思いますが見解を伺いま─ 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─す。⑦最後に、前回の答弁で私が一番問題だとして、一般質問通告書にアンダーラインまでした⑦の質問に答えていただいていません。複数の質問について関連があるので、一括答弁することは構いませんが、しっかりチェックしていただきたいと思います。できないのであれば、1項目ずつ答弁するようお願いします。改めて同じ質問をしますので、明確に答弁してください。今回のことで一番問題なのは、十分な検証を行わず事務処理は妥当であるとして、今後もこのような手法を継続するという趣旨の答弁です。令和6年12月の議会で、市長に「今までの議論を聞いて、議会に正式に報告したものをほごにして、緊急性がないものを含め専決処分するようなことを、今後も継続するという考えに変わりはないのか」と再質問したところ、市長は今後も同様にするということはなく、判断を広げてというか、そんな形で対応していかなければならないと思うと答弁をされています。これは、議会に報告したものをほごにして専決処分はしないという趣旨なのか伺います。もし、そういう趣旨ではないということでしたら、どういう趣旨なのか、もう一度分かりやすく説明をしてください。件名の2、市立病院の経営状況等について。国は、多くの公立病院が経営状況の悪化や医師不足等のため、医療供給体制の維持が極めて厳しい状況となっていたことから、病院事業を設置する地方公共団体に対し、国のガイドラインに沿った病院改革プランを策定し、経営改革に取り組むよう求めています。本市も令和5年度に、このガイドラインに沿った「歌志内市立病院経営強化プラン」を策定し、現在、病院事業を運営していると思いますが、急激な経営環境の変化などにより、令和6年度以降、この経営強化プランの収支計画から大きく乖離することが見込まれています。近隣市においても、急激な病院経営の悪化から、市の再生整備事業を一時停止したり、病床数を削減するとともに病院経営の再建計画に着手しているところもあります。そこで伺います。①病院の経常損益については、令和2年度は約1,900万円、令和3年度は約2,200万円、令和4年度は約1,300万円のそれぞれ黒字で、令和5年度は約3,100万円の赤字だったと思います。経営強化プランでは、令和6年度は約4,500万円、令和7年度は約2,800万円の赤字の収支計画でしたが、それぞれの決算見込み、または予算ベースの経常損益について伺います。②令和7年度の1日平均患者数は、経営強化プランは入院52人、外来45.1人、当初予算は入院50人、外来41人で見込んでいます。令和7年度も2か月を経過しましたが、入院、外来それぞれの2か月間の平均患者数について伺います。③一般会計からの繰出金については、令和2年度は約2億1,900万円、令和3年度は約2億3,000万円、令和4年度は約2億5,600万円、令和5年度は約2億3,600万円を病院に支出していると思います。また、令和6年度は補正予算ベースで約2億4,500万円、令和7年度は当初予算ベースで2億6,100万円となっており、繰出金は増加傾向にあります。そこで伺います。ア、地方公営企業については、国が繰出基準を定めていると思いますが、令和6年度補正予─ 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─算ベースと令和7年度当初予算ベースの基準内繰出しと基準外繰出しの金額を伺います。イ、国が定める繰出基準に基づく一般会計からの繰出金については、地方交付税等において考慮されますが、その項目により全額考慮されるものと一部のみが考慮され一般会計の持ち出しになるものがあると思います。令和7年度当初予算ベースの基準内繰出しのうち、交付税等により考慮される金額とそれ以外の実質的に一般会計の持ち出しになる金額を伺います。ウ、一般会計からの繰出金は年々増加傾向にありますが、基準外繰出しを行っている項目と金額及び理由について伺います。④現在、市立病院では紙のカルテを使用していると思いますが、経営強化プランには、国が推進している「医療DX」の動向を注視し、電子カルテの整備を含めて的確に対応しますと記載されています。また、国は令和7年度の骨太の方針の素案に電子カルテの導入率を5年以内に100%に引き上げる方針を盛り込んだとの報道がありました。そこで伺います。ア、電子カルテの導入には多額の費用を要すると思います。この費用は経営強化プランには含まれていないとの説明を受けたと記憶していますが、その認識で間違いがないか伺います。イ、その後、電子カルテの導入を検討し、総合計画の実施計画には頭出しをされていると思いますが、導入を検討している時期と導入費用について伺います。ウ、電子カルテを導入する場合の財源は、どのようなものを考えているのか伺います。⑤内部留保資金(流動資産から流動負債を差し引いたものがプラスの場合は、今回の一般質問では内部留保資金と定義させていただきます。)については、毎年積み上げられ令和4年度には約6億900万円となり、令和4年度末の企業債残高約3億5,100万円を約2億5,800万円上回り、仮に万が一のことがあっても単独で事業の清算が可能な状況であったと思います。これが、令和5年度には約1,900万円の減、令和6年度は補正予算ベースで約8,600万円の減、令和7年度は当初予算ベースで約9,900万円の減となり、令和7年度の内部留保資金の残高は約4億600万円に激減する見込みだと思います。一方、企業債の残高は、近年の建設改良工事や器械備品購入時における起債の借入れにより、令和7年度当初予算ベースの年度末の残高は約4億2,500万円に増加し、この時点で内部留保資金の残高を超えることになります。また、この間の流動資産の年度末の現金預金は、令和4年度の約6億6,100万円から令和7年度は予算ベースで約4億5,000万円と2億1,100万円減少します。そこで伺いますが、事業会計については出納閉鎖期間の概念がないため、既に令和6年度の決算見込みは作成されていると思いますので、令和6年度決算見込みを踏まえた令和7年度予算ベースの年度末における内部留保資金の残高、企業債の残高及び現金預金の金額について伺います。⑥私は、経常損益が赤字でも毎年内部留保資金が増えている、または微減程度の状況であれば、あまり問題はないと思っていますが、今後毎年、令和7年度と同じく1億円程度の内部留保資金が減少すると、4年後の令和11年度頃には内部留保資金が底をつき、以降は不良債務が発生する深刻な状況になると思います。そこで伺いますが、経営強化プランの見直し、または同プランの見直しまではいかなくとも経営改善に向けた対策を早急に講じるべきだと思いますが見解を伺います。─ 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─件名の3、本市の財政状況について。本市の財政収支は、ここ10年以上大きな金額の基金取崩しを行わず、何とか単年度収支の均衡を図ってきたと思います。しかし、今後は大規模工事の増加や資産老朽化比率が70%を超える老朽化資産への対応、物価高騰による経常経費の増加、人口減少に伴う交付税の算定見直しなどにより、年度によっては大きな額を基金から取り崩しながら計画的に複数年で収支の均衡を図る必要が出てくると思います。そこで伺います。①児童館等一元化施設については現在建設中ですが、この財源として令和6年度は予算ベースで約3億4,300万円、令和7年度は起債計画書ベースで約7億700万円の過疎債を借り入れる予定だと思います。過疎債の償還は、3年据置きで、その後の9年間で償還することになりますので、通常であれば令和6年度借入分は令和10年度から、令和7年度は令和11年度から償還が始まると思いますが、実質公債費比率や財政状況にどのような影響があるのか伺います。②現在の庁舎は、地震時の軀体の強度については問題ないようですが、降雨による河川の氾濫時には、災害時の拠点としては脆弱なところがあります。このため、現庁舎の在り方について、庁内に検討組織を立ち上げるとのことですが、現庁舎を河川の氾濫時にも災害時の拠点として機能するよう改築するにしても、別の場所に移転して新築するにしても多額の費用を要します。これらのことに備えるために、平成29年度には公共施設等整備基金を創設し積み立ててはいますが、近年、建築費が非常に高騰していますので、その選択や手法によっては今後の財政状況に大きな影響を与えることになり、新たに行う施策や事業の実施の可否にも影響することになると思います。このため、庁内の検討組織で早く実施時期や財源を含めた建築費、改築するのか新築するのかについて、結論を出すべきだと思いますが見解を伺います。③令和4年3月に改訂した公共施設等総合管理計画では、今後見込まれる公共施設等の更新等の費用を約389億円から約109億円に圧縮する計画となっています。これを踏まえ、令和5年第2回定例会において、これらを反映した10年程度の財政計画を策定・公表し、将来を見据えた着実で計画的な財政運営を図る必要があるのではと質問しています。また、令和6年第1回定例会でも進捗状況を確認していますが、いずれも財政計画は、次期総合計画や総合戦略の策定に併せ、計画と一体となった将来的な財政運営の在り方について示す方向で取り組むという趣旨の答弁でした。そこで伺います。ア、財政計画は次期総合計画や総合戦略と同時期に策定し、公表されるという認識でよろしいか伺います。イ、財政計画は次期総合計画等と一体になったものとのことですので、計画期間は次期総合計画または総合戦略の長いほうの計画期間と同じという認識でよろしいか伺います。ウ、財政計画ですので、年度別収支計画は作成されるという認識でよろしいか伺います。件名の4、総合戦略について。本市の第2期総合戦略は、今後目指すべき人口の将来推計を設定し、目指すべき人口の達成に向けて重点的に取り組むための施策を示すものとして策定しています。─ 49 ─計画期間については、当初、令和2年度~6年度の5か年計画でしたが、次期計画の始期を総合計画に合わせるため1年延長し、現在は令和2年度~7年度の6か年計画になっていると思います。そこで伺います。①総合戦略については、4本の戦略の柱と8つの基本目標、12本の施策から形成されていると思います。そこで伺いますが、6か年事業のうち5か年が経過しましたが、令和5年度までの効果検証では、12本の施策のうち「関係人口の創出・拡大」「結婚奨励策」「持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取組の推進」の3つの施策については、実施重点事務事業がなしとなっています。事務事業を実施しなければ、重要業績評価指標(KPI)の達成はより困難になると思いますが見解を伺います。②令和6年度、7年度において、総合戦略の効果検証を行った結果により、施策・事業の採択や見直しをしたものは、どのようなものがあったのか伺います。③総合戦略の進行管理はPDCAサイクルにより行うことになっていると思います。計画はつくって終わりではなく、実施した施策の効果を検証・公表し、課題を具体的に把握することで改善につなげることが重要だと思います。そこで伺いますが、市は施策や事業の事後評価と検証機関が行った評価の公表の重要性について、どのような認識をお持ちなのか伺います。④本市の令和5年度の総合戦略の取組の効果検証は、外部検証機関による第1回目の会議を令和7年3月27日、2回目の書面会議を同じく3月に行い、その検証結果を公表しています。前にも言いましたが、これでは次年度の施策充実等の検討や予算への反映は困難だと思います。ちなみに、近隣市の令和5年度実績の評価は、ホームページによると、砂川市は令和6年7月30日、赤平市は令和6年11月、滝川市は令和7年1月に計画本体を改訂していますので、その前に効果検証は終わっていると思います。本市の総合戦略は最上位計画である総合計画の重点プロジェクトですので、まちづくりのためにも優先的に取り組んでいただき、検証結果の公表は遅くとも翌年の秋頃までに実施し、議会にも報告していただきたいと思いますが見解を伺います。以上、4件の件名について質問いたします。
答弁 産業課長 山川勉
お疲れさまです。私から、件名1、産業開発促進条例の改正手続についてにつきまして、御答弁申し上げます。初めに、①なぜ3月の議会に省令の改正と切り離した議案として提案されなかったのかでございますが、令和6年2月の行政常任委員会の時点では、切り離した議案としての提案は想定しておりませんでした。また、近隣などの自治体での取扱いを確認したところ、新過疎省令の改正が決定次第、専決を行う市町村や、年度を越して専決し、遡及適用を行う自治体が多く、当市としても、新過疎省令の改正が正式に決定次第、改正を行うことを前提に行政常任委員会に報告したものであります。─ 50 ─続きまして、②期限を設けないことも法的根拠はなく同じだと思いますが見解を伺いますでございますが、期限を設けないことも法的根拠に関しましてはないものだと考えます。続きまして、③国からの情報により、省令の改正という法的根拠が年度末に見込まれるから、専決処分により2年延長するという説明をされたのではないかでございますが、松井議員の御質問のとおりです。国からの情報により、省令の改正という法的根拠が年度末に見込まれ、定例会への議案提出には間に合わないことから、省令の改正に基づき、専決処分により2年間延長するという説明をさせていただいております。続きまして、④この手の省令の改正は、市町村の事務に支障を来たさないように、国から事前に交付予定日の連絡があるケースが多いと思いますが、今回連絡はなかったのかでございますが、令和6年3月29日金曜日の時点で連絡はありませんでした。続きまして、⑤本市の過疎計画に合わせて2年延長または省令に合わせ3年延長を専決処分するのであれば理解しますが、附則を削除しなければ条例が失効するので、恒久的な制度とするというのは詭弁だと思いますが見解をでございますが、あくまでも事務処理上の期限であります令和6年3月29日までに、新過疎省令の公布がなかったことから、条例の延長期限となる根拠がなく、やむを得ず同日に条例の失効期限を削除する改正を行い、同条例の失効の回避を図り、条例の有効性を保持したところであります。続きまして、⑥正式に議会の委員会に報告したものをほごにして、手続的に問題はなく、今後も同様に対応すると答弁されたら、議員としても指摘せざるを得ないと思いますが見解を伺いますでございますが、行政常任委員会において、年度内に新過疎省令の公布がある前提で説明をさせていただきました。今後においては、行政常任委員会などの報告内容について、幅広い観点での御提案、御報告を心がけ、議員の皆様からの的確なアドバイスや充実した協議ができるよう丁寧な説明を行う努力をしていくとともに、様々な事案を想定し、御提案、御報告を行っていきたいと考えております。続きまして、⑦議会に報告したものをほごにして、専決処分はしないという趣旨なのかでございますが、令和6年2月の常任委員会で2年延長すると説明したところですが、新過疎省令の公布が3月29日金曜日までなかったことによって、期限の根拠がなくなったことから、期限部分を削除し専決処分を行ったところです。今後は判断を広げてということは、このたびのような場合に公布の時期によっては、期限の選択肢を提案させていただいたり、また専決ではなく議案として提案すべき案件かなど、その判断については想定されるべき問題点を整理した上で、議員の皆様に説明して理解を求めてまいりたいと考えております。以上でございます。
答弁 市立病院事務長 山岸康治
私からは件名の2、市立病院の経営状況等について御答弁申し上げます。まず、①の令和6年度決算見込み及び令和7年度予算ベースでの経常損益についてでございますが、令和6年度決算見込みでは約5,800万円の経常損失、令和7年度予算では約9,600万円の経常損失がそれぞれ発生する見込みであり、いずれも経営強化プランの見込額を上回る状況となっております。次に、②の本年度の平均患者数についてでございますが、入院患者数は39.7名、外来患者数は36.9名であり、いずれも経営強化プラン、当初予算の予定数を下回る状況となっております。─ 51 ─次に、③の繰出金の関係につきましては、繰入れを行っている立場で御答弁させていただきます。まず、ア、繰出金の基準内・基準外の金額についてでございますが、令和6年度補正予算ベースでは、基準内繰出しが約2億3,300万円、基準外繰出しが約1,200万円となっており、令和7年度当初予算ベースでは、基準内繰出しが約2億3,500万円、基準外繰出しが約2,600万円となっております。次に、イの基準内繰出しに係る交付税措置分と一般会計持ち出し分についてでございますが、令和7年度当初予算ベースの基準内繰出し約2億3,500万円のうち、医師確保対策に要する経費、不採算地区病院の運営に要する経費など、約1億4,400万円が交付税措置されているものと認識しており、一般会計からの持ち出しは約9,100万円となる見込みでございます。次に、ウの基準外繰出しの項目、金額、理由についてでございますが、令和7年度当初予算ベースでは、医師確保対策に要する経費の一部で約100万円、職員の退職手当に係る経費で約2,200万円、企業債利子の一部で約200万円、医師の特殊勤務手当で約100万円となっており、いずれも公立病院として地域医療を守るために必要な費用として繰入れを行っているところでございます。次に、④のア、電子カルテの費用の関係でございますが、議員御指摘のとおり、経営強化プランの中には電子カルテ導入に係る費用は含んでおりません。次に、イの電子カルテの導入時期と導入費用についてでございますが、国においては遅くても2030年までには、おおむね全ての医療機関において、必要な患者の医療情報を共有するための電子カルテの導入を目指すとしていることから、昨年12月の段階で令和8年度中に導入することを予定しており、導入費用については一応の目安として約7,000万円を見込んでおりますが、電子カルテの機能や既存システムとの互換性によっては大きく費用が変動してきますので、今後、院内において検討を進め、具体的な導入費用を算定する予定でございます。次に、ウの電子カルテ導入に係る財源についてでございますが、現時点において、導入費用の一部、数百万円程度は国庫負担金の対象となる見込みですが、それ以外の費用についてはほぼ全額起債を予定しているところでございます。次に、⑤の令和7年度末の内部留保資金、企業債などの残高についてでありますが、現時点での令和7年度末での見込みでは、内部留保資金残高は約4億500万円、企業債残高は約4億2,500万円、現金預金残高は約4億9,000万円としているところでございます。最後に、⑥の経営強化プランの見直し、経営改善に向けた対策の必要性についてでございますが、最近の決算状況を鑑みますと、本年度以降も内部留保資金の減少が予想され、そのことによって病院経営に大きな影響を受けることについては大変危惧しているところでございます。今後も、本年度から再開したリハビリによる効果や、地域医療連携の強化による患者数の増を目指していくことに変わりはありませんが、今後の人口減少問題などを考慮すると、大変厳しい経営が続くものと認識しております。現在、中空知医療圏域では、本年3月に策定した中空知対応方針に基づき、バランスの取れた医療提供体制を構築しようとしているところであり、その中では各病院の業務連携等を強化するための地域医療連携推進法人の設立についても検討することとしております。また、一部の報道では、政府において経営が厳しい公立病院などに対しての支援策を、今年─ 52 ─の秋の総合経済対策に盛り込む方針であるとされていることから、今後、これらの国や北海道などの動きを注視しながら、経営改善に向けた対策の必要性、さらには経営強化プランの見直しの必要性について、検討、判断していきたいと思っております。私からは以上です。
答弁 企画財政課長 金谷恵一
お疲れさまでございます。私から、件名の3の①及び③、件名の4について御答弁申し上げます。初めに、件名の3、本市の財政状況についての①、実質公債費比率や財政状況への影響についてでございますが、現状における公債費償還額の見込みといたしましては、議員御指摘のとおり、児童館等一元化施設建設事業で発行の過疎対策事業債の償還が開始となる令和10、11年度において、公債費の償還額が増加することになります。しかしながら、11年度までに償還終了を迎える過去に発行した起債もございますので、11年度の公債費償還額総額としては、令和4年度決算並みを見込んでおります。これを踏まえ、3か年平均の実質公債費比率を試算いたしますと、10%未満での推移が見込まれ、以後の起債発行等に影響を受けることもなく、公債費償還額においても、これまでから大きな変動はないものと考えております。次に、③のアの財政計画の公表時期についてでございますが、財政計画につきましては、次期総合計画と一体となるよう検討しているところであり、公表は同時期になるものと考えております。次に、③のイの財政計画の計画期間についてでございます。財政計画の計画期間につきましては、次期総合計画と同じく10年間と考えてございます。次に、③のウの年度別収支計画の作成についてでございますが、これまでも財政の健全性を確保するため、収入に見合った支出を基本とする財政運営に努めてきたところであり、今後もこの考えに変更はございません。まず、本市におきましては、次期総合計画と一体的に策定する財政計画において、大枠での将来的な財政状況についてお示しさせていただく考えであります。次に、4、総合戦略についての①の重要業績評価指標(KPI)の達成についてでございますが、実施重点事務事業につきましては、令和5年度の検証において、3施策の実施重点事務事業なしとなっており、重点事務事業が未実施の場合、重要業績評価指標(KPI)の達成が困難になることは議員御指摘のとおりであり、実施に向け課題がございます。実施重点事務事業なしとなっている施策のうち、関係人口等関連については、重点事業はないものの例年一般事業を展開している中で評価を行っており、また、SDGs関連は、令和6年度の検証において、地球温暖化対策実行計画(区域施策編)を重点事務事業としての評価を見込んでおります。しかしながら、以前から御指摘をいただいております結婚奨励策については、手法や在り方に様々な意見もあるなど、慎重に検討を進めているところでございます。次に、②の効果検証を行った結果により、施策事業に反映したものについてでございますが、これまでの検証結果によって、空き家バンクの登録者増加に向け、庁内関係所管との連携を強化し、高齢者世帯等で空き家になることが見込まれる状況の事前把握に対する意見や、交流人口の増加につなげるべく道の駅の指定管理者制度導入についての意見を施策に反映したところでございます。次に、③の事後評価と検証機関が行った評価の公表の重要性についてでございますが、事後─ 53 ─評価や第三者機関の評価等につきましては、関係要綱にも規定してございますが、市が実施する事務事業における目的や内容、効果を検証し、市民と行政が共通認識の下で効率的な事務事業の見直し、改善を図るものであり、併せて事務事業の質を向上させる上でも重要な役割を果たすものと考えております。最後に、④の効果検証の公表についてでございますが、議員御指摘のとおりでございまして、昨年度は時期を逸する結果になっておりますが、本年度は早めの公表、周知に向け作業を進めてまいります。私からは以上でございます。
答弁 総務課長 三浦悟
私からは、件名3の②、庁舎建築に係る見解につきまして御答弁申し上げます。昨年度行った市庁舎耐力度調査の結果としましては、これまでお伝えしておりますとおり、1999年3月に耐震改修を行ったRC壁につきましては、基準強度を上回っているとの内容でありましたが、それ以外の外壁や屋上防水等の各部分につきましては、著しい劣化や損傷等が見られ、今後においても現庁舎を使用し続けるとした場合に必要な改修工事には、積算時点で約8億6,000万円かかる見込みとの報告があったところであります。これを受けまして、市長、副市長をはじめ庁内関係部署で今後の対応について打合せを行った中では、既存施設の一部を活用した上で、その隣接地に庁舎を新築する案などが出ているところであります。御指摘のとおり、物価高騰の影響も考慮する必要がありますので、今後におきましては、可能な限り速やかにベースとなる案を庁内組織で検討し、その案を示した上で、市民意見を把握しながら、よりよい庁舎となるよう協議を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。
再質問 4番 松井敬道
ありがとうございます。それでは、順次再質問させていただきます。1番目の産業開発促進条例の改正手続の関係です。令和6年2月の行政常任委員会で、過疎省令の公布が3月議会後になるため、条例を2年間延長で専決処分するという説明をされていますが、この時点で前回、前々回の省令の公布日がいつなのか、調べなかったのか伺います。
答弁 産業課長 山川勉
議員のおっしゃるとおり、前回のものを見て対応しております。
再質問 4番 松井敬道
対応しているということは、確認しているということですね。分かりました。確認しているのであれば、それは、市長、副市長に報告はされているのでしょうか。市長、副市長も確認されているのでしょうか。
答弁 産業課長 山川勉
確認しております。
再質問 4番 松井敬道
確認しているということですので、それであれば、今回の省令改正も年度末ぎりぎりになるのは分かっていましたよね。それで、委員会には2年間延長で専決処分するということで説明し、事務処理の期限までに改正がなされなかったので、期限を定めている附則を削除したのであれば、最初から年度末ぎりぎりになることが分かっていて、意図的に行っていると言われても仕方ないと思います。委員会に説明した内容と違うことになることが分かっていたのであれば、こういうことの積み重ねが議会との信頼関係を損ねることになると思いますが、これについて見解を伺います。
答弁 産業課長 山川勉
この時点では、省令がこんなに遅くなるとは想定しておらず、省令がもっと早く出るという前提で業務を進めてまいったものですから、このようになってしまったものです。
再質問 4番 松井敬道
遅くなるのは分かっていましたよね。前々回は令和3年3月31日、本当の年度末です。前回は令和6年3月30日です。ほぼ年度末です。今回も年度末になるということは当然想定されますし、通告書にも書いていますけれども、この手の省令が年度末になるというのは、ある意味、行政の職員であれば常識だと思うのですよね。それをこんなに遅くなるのは想定していなかったというのは、ちょっと詭弁だと思いますけれども、どうでしょうか。
答弁 産業課長 山川勉
確かにちょっと勉強不足だと、勉強不足というか準備不足というか、理解不足も含めて、そのときにはあったのだと思っております。
再質問 4番 松井敬道
市長も副市長も聞いているということなので、市長、副市長が細部まで確認やチェックをしてくれとは言いませんが、市長が提案する議案という性質上、その方向性や根幹の部分は、市長、副市長も確認をすべきです。最終処分場の放流水のときもそうでしたけれども、本会議で自主基準値に法的な有効性があると指摘をしているのですから、それが担当所管が法的な有効性はないというのであれば、振興局には確認したのかということを確認したりだとか、てんまつや電話処理票により確認をすべきです。こういうことを行わないから、過去2回の議案の訂正や決算認定で附帯意見として、事務処理に当たってのチェック体制の再点検と確立を要請されるような事態になっていると思いますけれども、そういうチェックについてはどのように思いますか、答弁をお願いします。
答弁 副市長 東所勝則
松井議員おっしゃるとおり、これまでの事務処理の遅延を含めて非常に遺憾な部分がございますし、チェック体制に不備があったということは否めないものがあると私も考えます。特に今回の産業開発促進条例に関しましては、これは前回の去年の臨時会から始まりまして、第3回、第4回、第1回定例会と含めまして御答弁しているところでございますけれども、事務手続上の日程の部分でございました結果、想定していたか、していなかったかというところは確かにございます。その部分につきましては、前回12月の第4回定例会でも市長が─ 55 ─答弁をしておりますけれども、丁寧な幅広い観点で、いろいろなことを想定した中で、委員会の中で説明すべきだったということは、これは反省点でございますので、今後につきましては、適時適切な情報収集、説明に意を尽くすということで対応してまいりたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。
再質問 4番 松井敬道
現在の産業開発促進条例については、令和4年12月に全部改正されています。当時は令和6年3月31日までの期限付の条例として制定をされています。そこで伺いますが、全部改正される前の産業開発促進条例は期限付の条例ではなかったと思いますが、その認識で間違いがないか伺います。
答弁 副市長 東所勝則
ちょっと今手元に資料がないのですけれども、たしか私の記憶では期限がなかったと思います。
再質問 4番 松井敬道
私もそういう認識です。そうすると、もともとは国の減収補填措置のあるなしにかかわらず、一定の要件に該当する事業者に助成する内容になっていたもので、その中で結果として、国の省令に合致するものについては、国から市が減収補填を受けていたことになると思います。しかし、何らかの理由があるから、この条例をわざわざ期限付とするために、前回全部改正する議案を柴田市長になってから提案し、議会が議案として審議した結果、可決したものだと思います。その際には委員会に付託し審査をしていますが、これは私が議員になる前のことでございますので、適用期限がなかった条例をわざわざ全部改正して期限付にした理由について教えてください。
答弁 副市長 東所勝則
大変申し訳ございません。私もそのときは、大変恐縮ですけれども、決裁系統の中にはいなかった立場でございますけれども、多分想定されるのは認識の違いだったのではないかなと思います。というのは、過疎特別措置法が改正されたと同時に、過疎計画を作成して、この措置を受ける、減収補填措置を受けるというところで条例改正したのかなと考えております。その中で、過疎法と措置を受ける省令と合わさった形で条例を改正しているのではなかろうかと想定しますが、これは私も前回第1回定例会の中でもお話ししておりますけれども、本来この条例の目的というのは企業立地の促進や産業開発促進、地域経済の活性化ということが大きな目的でございますので、プラス過疎対策ということで、過疎地域には特別のそういった減収補填措置がされるという国の措置でございますので、そういったことを考えますと、期限があるものではなかったかと思いますけれども、今の時点ではそういったことではなかろうかと思います。
再質問 4番 松井敬道
認識の違いで、期限がなかったものをあるものに全部改正するということは、私はちょっとあり得ないかなと思うのですよね。前にもちょっと言いましたけれども、そういうことをきちんと審議するのであれば1年か2年延長すれば済むはずですよ。撤廃して恒久的な制度にする必要はないと思うのです。それで、最後に市長にお伺いしますけれども、前回議案として委員会付託までしてしっかり審議し、わざわざ期限付にしたものを、議案として審議もしないで専決処分によって、期限がない恒久的な制度に戻していますよね。前回の答弁では、条例が失効すると、市内事業者や企業誘致の活動に影響があるという趣旨の答弁をされていますが、それであれば必要最小限の1─ 56 ─年か2年延長して、その間に執行機関として制度の在り方をしっかり検討して、方向性が決まった時点で議会へ議案として提案し審議すべきだと思いますが、今も一連の手続については何も問題ないとお考えなのか伺います。
答弁 市長 柴田一孔
松井議員の御質問にお答えしたいと思います。今回につきましては、新過疎省令の正式決定が遅延した場合の対応について、しっかりと委員会の中で説明をしておけばよかったのかなと思っているところでございます。新過疎法の省令が令和6年3月31日から令和9年3月31日までという3年間ということで、方針が示された中での2年間ということでお話をさせていただいたところでございます。繰り返しになりますが、その法的根拠がなくなったというのが3月29日までの間で公布がなかったということで、期限をなしとしたところでございます。これらについては、今ほど副市長のほうからも答弁いたしましたけれども、今後、慎重に様々な形で想定をしながら条例を提案させていただきたい、説明をさせていただきたいと思っております。以上でございます。
再質問 4番 松井敬道
次の市立病院の経営状況等についてでございます。繰出金の関係で、申し訳ないですが市長に聞きたいと思います。市立病院は、本市には必要な施設だとは思いますが、一般会計からの繰出金が急激に増えています。以前は、市立病院は不良債務が累増し、その不良債務を解消するため、住宅の基金から借入れをして、病院だけではなくて市役所の職員を含め10年ほどだったと思いますが、職員の手当をカットして補塡した経過があったと思います。そこで伺いますが、市立病院は必要な施設だからといって、不良債務解消のため、際限なく繰出金を増やしていくことはできないと思いますが、市長はどの程度であれば、一般会計から病院に繰出金を支出すべきだというお考えなのか伺います。
答弁 市長 柴田一孔
どの程度だということになりますと、なかなか難しいことになりますけれども、例えば地方自治体で病院を賄っている、病院を経営している北海道内、たしか60、70弱あると思いますけれども、それらの令和5年度の決算ベースで見ますと、繰出金、当市におきましては、先ほど山岸事務長からお話がありましたように、2億3,000万円から2億5,000万円ぐらいの中で、人口1人当たりたしか8万円か9万円ぐらいになると思いますけれども、こういった人口割で他のまちをいろいろ見ますと、これ以上に一般会計から繰り出している病院もあるわけでございます。しかしながら、ルール内、いわゆる基準内繰出し、基準外という部分に関しましては、今後、どれぐらいが妥当なのかというのは、今後、精査といいますか、追求していかなければならないなと思います。しかしながら、ここ数年は3条予算で歳入と歳出、いわゆる歳出のほうが逆転しているという状況でございますので、やはりコロナ禍の病院経営は非常に厳しいと。北海道内も7割、8割ぐらいの自治体が厳しい運営をされているということでございます。私も北海道自治体病院の開設者協議会の理事をやっておりまして、その中で、一昨年12月には地方医療充実に関する要望書というのを、北海道町村会、北海道自治体病院開設者協議会、そして北海道国民健康保険診療施設開設者協議会の連盟で、総務省、厚生労働省、道内選出国会議員に対して要望書を提出しているということでございます。その要望書の内容は、医師確保偏在対策、さらには、いわゆる財政支援、不採算医療に対する財政措置を拡充してほし─ 57 ─いという要望をしているところでございます。交付税の算入についても、十分資金不足の解消に努めていただきたいということで要望をしているところでございます。また、北海道市長会35市でも、病床数適正化支援事業に係る財源の確保、診療報酬の適切な見直し、不採算医療に対する財政措置の充実強化について要望しているところでございます。今現在、圏域の医療体制を構築するということで、今いろいろ進めているところでございます。これから人口は減少するわけでございまして、今現在、中空知管内10万人、65歳以上ということでございますが、将来的に2040年には半分以下になるということも予想されております。しかしながら、85歳以上の人口は2040年に向かって増えていくということでございます。これは、入院患者の確保という部分でも、今後、それらについても見通していかなければならないということでございます。以上でございます。
再質問 4番 松井敬道
市長会から国への要望というのは、従前からやっていたと思いますけれども、さらに強化していただきたいと思います。病院の関係でもうちょっと聞きたかったのですけれども、時間の関係もありますので、3番目の本市の財政状況のほうに行きます。財政状況の関係ですけれども、令和5年度の一般会計の決算では、収入の約59%を地方交付税が占めています。令和7年度は国勢調査の年で、この人口によりまして、令和8年度以降の地方交付税が算定されると思います。前回の国勢調査での5年間の人口減少率は16.6%でしたけれども、今回の国勢調査後の住民基本台帳の人口は、令和2年9月末の3,062人から、直近の令和7年5月末は2,533人に減少し、この4年8か月間の住民基本台帳ベースの人口減少率は17.3%と、既に前回の国勢調査の人口減少率を上回っています。交付税の算定基礎は人口だけではありませんが、前回の国勢調査の減少率を上回る人口減少が、本市の交付税や財政状況にどのような影響があるとお考えなのか伺います。
答弁 企画財政課長 金谷恵一
交付税の減額が見込まれるということで、それらが歌志内市の財政にどのような影響を及ぼすかというところのお話でございますけれども、議員おっしゃるとおり、今年国勢調査がございまして、人口がどのくらいになるのかというのは別にして、間違いなく下がっていくのは目に見えております。うちの収入というのが、ほぼ交付税に頼っているというか、半数以上が交付税という状況の中で、これが減っていくと、やはり財政状況的にも厳しくなることは間違いございません。そこら辺も見定めながら、先ほどもお話ししたのですけれども、収入に見合った支出というものをより精査しながら、財政運営をしていかなければならないのかなと考えてございます。
再質問 4番 松井敬道
総合戦略の関係でお伺いします。総合戦略の取組の効果検証は、5年度事業まで行っていると思いますが、所管でもどのような施策がうまくいっていて、どのような施策がうまくいっていないと分析をされているのか伺います。
答弁 企画財政課長 金谷恵一
申し訳ございません。手持ちに所管で評価しているものを持ってきておりませんので、明確な御答弁にはならないのですが、基本的には各所管において検証している中で、継続している事業というのがほぼほとんどそういうような状態になっています。ただ、検証の中でよく言われているのが、議員からも御指摘があるように、PR活動についてがちょっと弱いという部分を所管でも押さえておりまして、それは私ども広報を担当している部分も真摯に受け止めているところでございます。
再質問 4番 松井敬道
時間がありませんので最後になるかもしれませんが、総合戦略は、最上位計画で策定には議会の議決を要する総合計画の重点プロジェクトに位置づけられている重要な計画です。そこで伺います。今年の3月に次期総合計画の参考とするために、まちづくりに関する市民アンケートを行ったと思います。ある市民から計画に基づき行った実績を同封していただかなければ、なかなか評価できないという意見がありましたけれども、これについてはどのように思うのか、御答弁いただきたいと思います。
答弁 企画財政課長 金谷恵一
今回、年度末に実施したアンケートの部分で、その実績が伴わないとなかなか回答しづらいというお話、ここら辺のアンケートの作成に当たっては、基本的には前回の総合計画のときに実施したアンケートを踏まえながら、現状における歌志内の状況、歌志内にお住まいの方々がどのように捉えているかという部分を把握したいという趣旨で実施したアンケートでございまして、そこら辺の実績のところまでは、正直私のほうでも考えていなかったというのが現状でございます。