歌志内市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日
(1)国の制度を上回る55歳を超える職員の昇給制度等について/(2)北海道電力砂川発電所の廃止に伴う対策等について/(3)総合計画及び総合戦略等について
2025年12月10日、歌志内市議会の一般質問で、松井敬道議員が「国の制度を上回る55歳を超える職員の昇給制度等について」「北海道電力砂川発電所の廃止に伴う対策等について」「総合計画及び総合戦略等について」について質問し、総務課長 三浦悟、産業課長 山川勉、企画財政課長 金谷恵一、教育次長 鈴木将一、建設課長 佐渡憲博、市長 柴田一孔が答弁しました。
- 質問者
- 松井敬道 議員
- 答弁者
- 総務課長 三浦悟、産業課長 山川勉、企画財政課長 金谷恵一、教育次長 鈴木将一、建設課長 佐渡憲博、市長 柴田一孔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の議事日程ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 4番 松井敬道
それでは通告に基づき質問いたしますので、よろしくお願いいたします。件名の1、国の制度を上回る55歳を超える職員の昇給制度等について。令和7年9月の議会において、国の制度を上回る55歳を超える職員の昇給制度を盛り込んだ職員給与条例の一部改正が賛成多数で可決されました。その概要は、現在、国家公務員は55歳を超える職員は標準(良好)の勤務成績では昇給せず、勤務成績が極めて良好または特に良好である場合に限り昇給しており、本市も改正前は国と同じ制度内容でした。しかし、本市では職員の中途退職が増えており、55歳以上の職員の労働意欲の低下につながらないように、勤務成績が標準(良好)な職員についても昇給をするという内容でした。地方公務員の給与制度は、国家公務員の給与制度を基本とすべきとなっていますので、私はこの理由では、独自に人事委員会の組織を持たない本市の客観的な根拠にはならなく、また国家公務員を上回る制度を導入することにより、国から財政的に余裕があると判断され、特別交付税等に影響することも懸念されるとして導入に反対しましたが、最終的に条例案は可決されました。そこで、改正された条例は勤務成績評価の適切な運用が前提になると思いますので、改正後─ 46 ─の運用方法等について伺います。①職員の昇給区分は規則により定められており、職員の前1年間における勤務成績により、極めて良好のAから良好でないEの5区分に分類され、標準(良好)はCとなっていると思います。今回の改正により、55歳を超えるC区分の職員については、「昇給なし」から「2号俸昇給」になると思いますが、令和5年6月の議会の答弁では、この区分を決定する際に必要な人事評価等については試行段階であるとのことでしたが、正式導入されたのか伺います。②職員の勤務成績については、規則によりその者の職務について監督する地位にある者の証明を得て行うことになっていますが、令和5年12月の議会の答弁では、評価は口頭で行っており特段記録等は保管していないとのことでした。また、令和6年3月の議会では、行政は文書主義であり、成績を証明する文書がないのは問題である旨を指摘したところ、「今後は、客観性を担保するために人事評価を昇給に反映させていくための準備を進めている」との答弁でしたが、指摘した事項は改善されたのか伺います。③本市では、標準職員(Ⅽ区分)の2倍や1.5倍の昇給となるA・B区分の割合は、規則に市長の定める割合におおむね合致していなければならないとなっていますが、令和5年12月の議会では、特段の例規・要綱等を設けず、事前に協議をし、昇給発令の文書決裁により処理を行っていると答弁をされていました。しかし、文書決裁しているとしていた昇給発令の決裁文書には、昇給区分ごとの上限割合の記述はありませんでした。また、令和6年3月の議会では、令和2年度に国の基準の約4倍の職員を不明瞭な基準により標準職員の2倍昇給されるA区分としていることから、規則等により事前に市長の定める割合を決定し公表すべきであるとの指摘をしていますが、規則で規定している市長の定める割合は整備されたのか伺います。④今回の制度の導入は、中途退職者が増えたことが人事上の課題となっており中高齢層の職員の執務意欲の維持確保を図るために、国を上回る制度を導入し中途退職を抑制したいという趣旨の答弁をされています。私は独自に人事委員会等の専門的な組織を持たない本市の職員の昇給制度は国に準拠すべきだと思いますが、近年は新卒者がメインとなる年度当初の職員採用において予定している採用者数に満たなく、随時募集をしている事例を見かけますが、今後、職員採用においても応募者が少ないことが組織や人事上の課題になる場合は、国家公務員の初任給を上回る初任給を設定することも考えることになるのか伺います。件名の2、北海道電力砂川発電所の廃止に伴う対策等について。令和9年3月末の北海道電力砂川発電所の廃止に伴い、本市での石炭採掘が終了することから、適切な対策を講じなければ本市の地域経済、雇用、今後のまちづくりにも大きな影響を受けることになると思います。そこで伺います。①令和9年3月の砂川発電所の廃止に当たり、露頭炭採掘事業者の敷地や砂川発電所にも一定量の貯炭があると思いますが、それらを踏まえて本市での露頭炭の採掘はいつ頃まで行われると確認をしているのか伺います。②砂川発電所の廃止後は石炭を焼却した後の燃え殻は本市に搬送し、露頭炭採掘跡地に埋め戻すことになると思いますが、この埋め戻しにはどのくらいの期間を要すると確認をされているのか伺います。また、現在、砂川発電所に納炭しているトラックの台数に変更があるのか伺います。─ 47 ─③令和5年6月の議会で市内の炭鉱関連事業所に勤めている方々の早期の雇用対策の検討を求めたところ、露頭炭事業者との連携を密にしながら、今後の事業展開も含め必要な支援を講じたいとのことでしたが、その後の具体的な取組を伺います。④令和7年6月の議会での他の議員の露頭炭採掘終了後の人口流出対策の質問に対し、露頭炭採掘事業者、商工会議所、ハローワークをはじめとした関係機関とも連携しながら雇用の確保を図り人口流出に歯止めをかけたいとの答弁でしたが、その後進展はあるのか伺います。⑤発電所の廃止により地域経済に影響を受ける市町と北海道電力との地域活性化に向けた包括連携協定については、既に砂川市と奈井江町は締結をされており、本市においては柴田市長が北海道電力の本社を訪れ要請され、事務レベルの話し合いがされるとのことだったと思いますが、その後の進捗状況について伺います。⑥露頭炭の採掘終了後には跡地を復元することになると思いますが、復元にかかる年数等について事業者から何か情報収集しているのか伺います。⑦東光最終処分場は14市町で組織する広域連合の焼却施設から排出される焼却灰を受け入れる専用施設として、本市が管理運営していると思います。この最終処分場は、露頭炭採掘跡地に建設されていることから、市道東光線から先は民有地を通って焼却灰を運搬していると思いますが、露頭炭採掘跡地の復元計画等により影響を受けることはないのか。例えば、送電線、搬出入道路形状の変更や管理なども確認をされているのか伺います。また、これらの変更により費用負担が発生するのであれば、広域連合と事前の調整は終わっているのか伺います。件名の3、総合計画及び総合戦略等について。初めに、次期計画の関係について伺います。①令和8年度を始期とする次期の総合計画及び総合戦略については、現在策定中だと思いますが進捗状況について伺います。また、素案の完成時期及び素案の議会への報告とパブリックコメントを予定しているのか伺います。②次期総合戦略の策定に当たり、現在の人口ビジョンは見直すのか伺います。③財政計画については、次期総合計画と一体となるように検討しており、計画期間は10年とするとのことでしたが、進捗状況について伺います。次に、現総合戦略の事業等について伺います。④現在、国勢調査の人口は集計中だとは思いますが、現計画の人口ビションの令和7年の目標人口2,487人は達成できる見込みなのか伺います。⑤総合戦略は、計画策定時に考えられる人口減少対策として実施すべき事業や検討すべき事業が掲載されたものと認識しています。しかし、未実施や未検討の事業が多いと思いますがチェックはどのように行っているか伺います。⑥戦略の柱の1の①により取り組む具体的な事業の項目に「観光情報・地域資源等の情報発信強化」の項目があります。そこで、道の駅附帯施設の観光・地域情報の発信等の状況について伺います。ア.道の駅附帯施設は条例により観光・地域情報の提供を設置目的の一つとしていますが、これらの取組としては、施設の入口にパンフレット等を置き、SNSを活用した情報発信としては、インスタグラムがリニューアルオープン時に投稿された1回だけのように見受けられま─ 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─すが、ほかにどのような観光・地域情報の提供を行っているのか伺います。イ.指定管理料の300万円は、施設や設備を維持管理するための費用ではなく、観光・地域情報の提供等に係る費用としての予算措置だったと思いますが、その認識で間違いがないか伺います。ウ.道の駅附帯施設は本市の数少ない観光・地域情報を提供する施設ですので、SNS等による情報発信を強化するべきだと思いますが、市は指定管理者とどのような打ち合わせや連携を行っているのか伺います。⑦戦略の柱の3の①により取り組む具体的な事業の項目の「0―14歳児一貫子育て・教育」について伺います。ア.英語教育の充実の関係ですが、子育て応援宣言を掲げ、合計特殊出生率2.95と全国トップクラスの人口5,400人弱の岡山県奈義町では、子育て支援施策が充実していますが英語教育にも力を入れています。ALT(外国語指導助手)は各学年ごとに配置され合計で12名のALTが常駐しており、子育てするなら奈義町とも言われ日本子育て支援協会から「日本子育て支援大賞」を受賞しています。また、子育て支援日本一を目指し「英語移住しませんか」をキャッフレーズに住みたい田舎ベストランキングで全国1位となった人口2万3,000人弱の茨城県境町でも、1校当たり3.7人のALTを配置し、全国平均の約4倍の配置となっています。いずれも合計特殊出生率や人口増等という目に見える形で成果が出ています。そこで本市も早くから幼稚園、小学校低・中学年の英語教育を実施しており、「ミニ市が挑む英語教育」として連載報道をされたこともありますので、さらに英語教育に力を入れるため市費負担によりALTを複数名増員すべきだと思いますが、見解を伺います。イ.公的学習塾の関係ですが、本市ではチャレンジキャンパスという名称で行っていると思いますが、令和6年度は3か月しか開設していなく、その前も通年実施ではなかったと思います。3か月間の実施では基礎学力の向上を目指すには心もとないと思います。また、本市には市内に学習塾が無く、子どもたちが市外の学習塾に通うには金銭的にも時間的にも重い負担になります。受講するかしないかは選択できるわけですから、歌志内の将来を担う子どもたちの将来の選択肢を広げるために、公的学習塾は通年実施すべきだと思いますが見解を伺います。ウ.英語検定料助成事業の関係ですが、文部科学省の公表資料によりますと、高等学校等卒業者の令和6年度の進学率は87.3%となっています。この中には、短大や専門学校も含まれますが、多くの方が高等教育機関等に進学するために受験をすることになりますが、英語は国公立大学はもちろん、私立文系、私立理系大学のほぼ全てで受験科目になります。このため、早いうちに中学卒業レベルと言われる3級や高校中級レベルと言われる準2級を意識させることが重要だと思います。ちなみに先ほどの境町の中学3年生の英検の3級以上の保有率は52.2%と半数以上の生徒が3級以上を保有しています。英語が早めに受験レベルに達することにより、他の受験科目の学習に回せる時間も増え大学等受験時の余裕にもつながると思いますので、市が助成する英語検定の合格者には校長からの表彰や図書券の交付などモチベーションUPにつながることも実施すべきだと思いますが見解を伺います。⑧総合戦略の柱の4の②により取り組む具体的な事業の項目に「住宅地の集約化」の項目が─ 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答弁 総務課長 三浦悟
私からは、件名1、国の制度を上回る55歳を超える職員の昇給制度等につきまして御答弁申し上げます。初めに、①の人事評価についてでございますが、昇給区分の決定に用いる勤務成績を判定するための人事評価につきましては、現状では正式導入に至っていない状況でございます。次に、②の監督する地位にあるものの証明についてでございますが、監督する地位にあるものの証明につきましては、本来人事評価によるべきものであると考えておりますが、人事評価につきましては①で御答弁いたしましたとおり、現状ではまだ正式導入には至っていない状況にございます。しかしながら、御指摘の監督する地位にあるものの証明につきまして、文書で残す必要があるものと考えますので、人事評価の正式導入までの間につきましては、代替的書類の作成により整備することといたします。次に、③の市長の定める割合についてでございますが、令和6年第1回定例会において、分布率を参考としながら評価を行っておらず、議員の御指摘もあることから、今後は客観性を担保するためにも人事評価を昇給に反映させていくための準備を進める旨の答弁をしたところでございます。その後におけるAまたはBの昇給区分に決定する職員の数の割合につきましては、改めて市長の定める割合としての決定はしておりませんが、人事院規則に定める割合により運用していくこととしております。次に、④の国家公務員の初任給を上回る設定を考えるのかについてでございますが、現状において国家公務員の初任給を上回る初任給の設定を行う考えはございません。職員採用につきましては、試験実施時期の検討や積極的な社会人枠での採用など、様々な工夫を行っていきたいと考えます。私からは以上でございます。─ 50 ─
答弁 産業課長 山川勉
改めまして、おはようございます。私からは、件名の2、北海道電力砂川発電所の廃止に伴う対策等についての①から⑦と、件名の3、総合計画及び総合戦略等についての⑥、道の駅附帯施設の観光・地域情報の発信等の状況についてのア・イ・ウについて御答弁申し上げます。初めに、件名2の①、本市での露頭炭の採掘はいつ頃まで行われると確認しているのかについて御答弁申し上げます。令和9年3月末での北海道電力株式会社奈井江発電所及び砂川発電所の廃止に伴う露頭炭採掘につきましては、令和8年3月末までと聞いております。続きまして、②埋め戻しはどのくらいの期間を要すると確認をされているのか、また現在砂川発電所に納炭しているトラックの台数に変更があるのかについてでございますが、砂川発電所の廃止後は基本的に石炭を焼却したあとの燃え殻は発生いたしませんので、露頭炭採掘跡地に埋め戻すことはないと聞いております。また、砂川発電所に納炭しているトラックの台数は令和6年度と比較し、令和7年度では約1割程度減少していると聞いております。続きまして、③露頭炭事業者と連携を密にしながら今後の事業展開も含め必要な支援の具体的な取組を伺いますと、④の雇用の確保を図り人口流出に歯止めをかけたいとの答弁でしたが、その後進展はあるのかについてでございますが、③と④につきましては関連がございますので一括して御答弁申し上げます。北海道電力株式会社の奈井江発電所及び砂川発電所が令和9年3月末に廃止されることに伴う露頭炭採掘・納炭の終了は、当市の地域経済、雇用、今後のまちづくりに大きな影響を与えるものと大変危惧しております。このため商工会議所とともに、空知炭礦株式会社をはじめとした露頭炭採掘事業者を訪問し、聞き取り調査を行ったところであります。その結果、市内在住者の総数は11名であり、各事業所ごとに多少の違いはありますが、露頭跡地の緑化事業への従事など社内での配置転換を行い継続して雇用されるとともに、また、契約社員の方につきましては、既に年金を受給されております高齢の方で、おおむね令和9年3月末の発電所廃止後直ちに失業し、市外転出を想定される方はいないと聞いております。このことから、発電所廃止に伴い直接的な雇用面での大きな影響が発生するものではありませんが、いずれにいたしましても基幹産業を失い将来的な雇用の場の確保との観点において、地域の衰退につながりかねないものと考えております。続きまして、⑤本市においては柴田市長が北海道電力本社を訪れ要請され、事務レベルの話し合いがされるとのことだったと思いますが、その後の進捗状況についてでございますが、今回予定しております包括連携協定は脱炭素化に向けたまちづくりの推進等に協働で取り組み、一層の地域活性化を目指すことを目的としております。進捗状況につきましては、本年6月以降、事務レベルにおいて2回打ち合わせを行い、今後本社と最終調整を行うこととしております。続きまして、⑥復元に係る年数等について事業者から何か情報収集しているのかについてでございますが、露頭炭の採掘終了後の復元作業につきまして、埋め戻しや整地、緑化作業に要する年数は5年程度と聞いております。続きまして、⑦市道東光線から先は民有地を通って焼却灰を運搬していると思いますが、露頭炭採掘跡地の復元計画等により影響を受けることはないのかについてでございますが、露頭─ 51 ─炭採掘跡地の復元計画等による影響は現在のところないと聞いております。続きまして、件名3、総合計画及び総合戦略についての⑥道の駅附帯施設の観光・地域情報の発信等の状況についてのアのどのような観光・地域情報の提供を行っているのか伺いますについてでございますが、にぎわいのあるまちづくり・観光産業の振興の観点から御答弁申し上げます。道の駅としての観光・地域情報の提供といたしましては、施設の入口の壁にはポスターを掲示するとともに、カタログスタンドを設置し、パンフレットやチラシ等を配置し、来館者への情報提供とともにSNSを駆使し情報発信に努めておられます。また、施設内部には市内居住の画家の絵画展示、市内特産品の販売や道の駅独自の特産品開発、キャラクターの自主制作のほか、グッズとしてタオルの販売を行うなど、歌志内市のPRが行われております。今後につきましても、地域に根差した新たなお土産品の開発や特産品販売の拡大、また指定管理者であるTAISHIの主催により札幌の有名デパートにおいて北海道各地の約15か所の道の駅を集めた催事が予定されております。その催事を通して歌志内市や道の駅の認知度向上と集客増を図るため積極的にPR活動を行う予定と聞いております。続きまして、イの指定管理料の300万円は施設や設備を維持管理するための費用ではなく、観光・地域情報の提供等に係る費用としての予算措置だったと思いますが、その認識で間違いがないか伺いますについてでございますが、指定管理料につきましては、歌志内市道の駅附帯施設の管理及び運営に関する協定書第7条において、施設の管理に必要な光熱水費(燃料費・電気料・水道料・下水道使用料)を基本として指定管理料を定めております。続きまして、ウの市は指定管理者とどのような打ち合わせや連携を行っているのかについてでございますが、市といたしましては観光・地域情報の発信などについて定期的に指定管理者と情報共有を行っております。本年4月より新たに指定管理者制度によりリニューアルオープンした本市の道の駅につきましては、御承知のとおり従来型のセレクトショップ型運営から(テーマ特化型)の運営とする指定管理者に期待しており、他の道の駅との差別化が図られているものと認識しております。同道の駅としての情報発信においてSNS等を活用することは重要なツールの一つと考えます。しかし、初年度の運営でもあるため、まだ最大のパフォーマンスが発揮されている状況ではないと認識しております。今後は連携を密にし、インフルエンサーの活用検討なども含め、さらなる取組に期待したいと考えております。私からは以上でございます。
答弁 企画財政課長 金谷恵一
私から件名の3、総合計画及び総合戦略等についての①から⑤につきまして御答弁申し上げます。初めに、①の次期計画の進捗状況、計画素案の完成時期などについてでございますが、現在、前期基本計画の施策の体系の整理のほか、分野別計画の作成などに取り組んでいるところでございます。また、素案につきましては1月中旬頃までに取りまとめ、パブリックコメントを実施の上、並行して総合開発審議会へ諮問し、答申を受ける予定としております。なお、議会へは、これらを集約・整理した上でお示しする考えでございます。次に、②の人口ビジョンの見直しについてでございますが、令和5年12月に国立社会保障・人口問題研究所から公表された、令和2年国勢調査の人口動向を勘案した将来人口推計を─ 52 ─もとに見直す予定であります。次に、③の財政計画の進捗状況についてでございますが、現在策定中の次期総合計画、総合戦略及び過疎計画に掲載する各種事業はもとより、令和8年度予算を反映した財政計画とする考えで作業を進めているところでございます。次に、④の現計画の人口ビジョン、目標人口は達成できる見込みなのかについてでございますが、住民基本台帳における令和7年9月末日の人口は2,503人で、令和2年9月末日の住基人口から5年間で559人、年間で約110人減少し、現計画で見込んでおります年間約90人の減少を上回っている状況にあります。また目標の実績値となります国勢調査の人口は、過去2回の調査を見ても9月末日の住基人口から二、三%少なくなる傾向にあります。これらを踏まえ、単純計算ではありますが、いずれも数十人程度目標を下回る結果となり、現状目標の達成は厳しいものと見込んでおります。最後に、⑤の未実施事業等のチェックについてでございますが、事業の実施につきましては例年、事業実施年度の前年度において以降3か年の実施計画を作成しているところですが、新たに実施する事業につきましては、実施計画を作成する中で総合計画や総合戦略との整合性を図りながら、各所管において協議、検討を行った上で提案され、庁内のヒアリングを経て実施の有無の確認を行っているところであります。私からは以上でございます。
答弁 教育次長 鈴木将一
私からは件名の3、総合計画及び総合戦略等についての⑦についてお答えさせていただきます。まず、アのALTの増員についてでございますが、英語の授業は全学年で行っていますが、年間授業時数は670時間であり、ALTは1人で足りている状況です。また本市は、英語を母国語とする人材を求めており、派遣者数を増やすとなれば、それ以外の国からの派遣者が増える可能性が高くなります。民間団体からの斡旋ではかかる経費は地方交付税の対象外であり、財政負担も大きくなります。このことから、これ以上の受入れは困難と判断せざるを得ません。続いて、イのチャレンジキャンパスについてでございます。本年度については年度当初よりオンデマンド授業として、後期課程の生徒、一人一台端末を活用し、家庭学習で活用できる形式としました。学園とも協議を重ね、昨年度以上に協力を得られることとなり、学習環境を整えております。続いて、ウの英語検定の助成についてでございますけれども、本年度より、まず受験しやすい環境整備と考え、学園の協力を得て平日に学校を試験会場としました。PRの強化も図り、受験者数は伸びております。以上のことにより、現状、表彰などについては検討しておりません。以上でございます。
答弁 建設課長 佐渡憲博
私から件名3の⑧のア・イ・ウにつきまして、住生活の充実、住宅施策の観点から御答弁申し上げます。初めに、アの昭和に建設された市営住宅の居住者への住み替えの斡旋についてでありますが、昭和期に建設された市営住宅の空戸が増加していることは、市としても重要な課題と認識しております。これまで修繕対応などで各戸を訪問する際には、平成期に建設された住宅への─ 53 ─住み替えについて個別に案内してまいりましたが、実際には高齢で環境を変えたくない方や、引っ越しに伴う費用負担を懸念される方が多く、希望されないケースが大半であります。しかしながら、限られた財源の中で住宅ストックを適切に維持し、住環境の質を確保していくためには、将来的な住宅の集約化や効率的な管理を進めることが重要であると考えております。このため住生活基本計画や公営住宅等長寿命化計画に基づき、計画の理念・基本目標等の達成に向け計画を推進するとともに、今後は広報紙やホームページ等を活用し、住み替えのメリットや支援制度などを分かりやすく周知し、住民の意向を丁寧に伺いながらまちのコンパクト化に向けた施策の推進を図ってまいります。次に、イの未貸付となっている駐車スペースにつきましては、東光三区地区で20台、東光シルバーで12台、歌神一区地区で27台、神威シルバーで11台、文珠高台団地で24台となっております。次に、ウの複数台の車を持つ世帯への対応につきましては、2台目以降を所有する入居者から相談があった際、市で車を所有していない同じ棟内の入居者を紹介し、入居者間で承諾書を交わし、2台目以降の駐車を認めております。以上でございます。
再質問 4番 松井敬道
ありがとうございます。それでは順次再質問させていただきます。件名の1の関係ですけれども、勤務成績を証明する文書の関係です。前にも言いましたけれども、行政は文書主義です。これは意思決定に至る過程や事業の実績をあとから検証できるように文書にしておくことだと思います。勤務評価は口頭説明、記録も保管していない、実施部も不明、どうやって検証するのでしょうか。人が変わったら検証できないのではないかと思います。それでは客観性や公平性もないと思います。しかも給与に関することです。そして、令和6年3月の議会の答弁では、今後準備を進めるという答弁でしたが、どうして整備されていないのか、答弁をお願いいたします。
答弁 総務課長 三浦悟
人事評価につきましては、現状まだ正式導入に至っていないということなのですけれども、こちらにつきましては、昇給にまで反映させるという部分につきましては、様々な問題がございまして、近隣の状況につきましてもお話を伺うような場面がございまして、近隣でもなかなか成績までには反映させるに至っていない状況というお話を聞いております。こちらにつきましても近隣の状況事例を参考にさせていただきながら進めていきたいと考えております。
再質問 4番 松井敬道
それでは今後、C区分の評価をどのように行うのか、以前のように口頭で説明し、記録は保管しないということで行うのか伺います。
答弁 総務課長 三浦悟
先ほど②の監督する地位にあるものの証明の部分でもお話しいたしましたが、人事評価は本来評価シートにより進めた上で評価区分を設定するのが本来のやり方ということは理解しております。今の段階では評価シートはまだ運用されていないということでございますので、規則に定める監督する地位にあるものの証明の文書につきましては、別な代替的な方法で書類を作成した─ 54 ─上で整備したいと考えております。
再質問 4番 松井敬道
監督する地位にあるものの証明を受けてということなのですけれども、代替的書類の作成ということですけれども、具体的にはどういうようなことを考えているのか伺います。
答弁 総務課長 三浦悟
本来的には評価シートによる細かな評価が必要ということは理解しておりますけれども、この段階では勤務成績について良好である旨の各課長の証明を添付したいと考えております。
再質問 4番 松井敬道
あとで責任を問われることがないようにきちんと文書処理していただきたいと思いますが、あと、給与条例シートは、法律によって地方公共団体の職員に対し、いかなる給与、その他の給付も法律、またはこれに基づく条例に基づかずに支給することはできず、その額及び支給方法は条例で定めなければならないとなっていると思います。昇給の基準についても給与に関する条例に規定すべき事項に定められておりますので、当然公表されるべきだと思うのですが、昇給区分ごとの上限割合を明文化しないで、その都度、前は市長決裁という手法で行っているということだったのですが、これは、そういう手法を広く市長の裁量に委ねることは、先ほど言った文書条例主義に許容するところではないと思うのですけれども、それについて見解を伺います。
答弁 総務課長 三浦悟
市長の定める割合につきましては現状、決裁により定めるという作業をまだ行っておりません。現状では、人事評価を行っていないところでありまして、昇給につきましては成績が良好であるC区分以外の、それより上位の昇給というものは今のところ考えていないというところでございます。これにつきましては、人事評価運用が始まってA区分、B区分の昇給があり得る状態になりましたら、その前には市長の定める割合というものをはっきりさせていきたいと考えております。現在のところでは人事院規則に定める割合、それを使っていきたいと考えております。
再質問 4番 松井敬道
市長にお伺いしたいのですけれども、私はこの件に関しては何度も質問をしています。執行機関は客観性がなく取扱いが不適切だと判断されたから、前の答弁では、今後は客観性を担保するために人事評価を早急に反映させていくための準備を進めていると答弁されたのではないのでしょうか。検討ではなくて、準備を進めていると本会議で答弁されているのです。本会議で進めると言って1年9か月も行っていなければ、議会軽視だと思いませんか。答弁をお願いします。
答弁 市長 柴田一孔
今、るる三浦総務課長から答弁をさせていただきました。松井議員がおっしゃるように、監督する地位にあるものの証明ということで、やはり客観性のある文書主義ということで御意見をいただいたところでございます。先ほど三浦総務課長からもお話しいたしましたが、成績までの評価をするための手法について近隣市町を含めていろいろ検討しているところでございまして、あくまでも準備段階ということで、代替的処理の作成ということで、その中でつなげていきたいと思っております。時間─ 55 ─がかかって大変、この件に関しましては申し訳なく思っております。以上でございます。
再質問 4番 松井敬道
前回、準備を進めていると言ってから、もう1年9か月たっております。やると言ったことをきちんと実施してから運用していただきたいと思います。次に行きます。件名2の関係ですけれども、協定の関係ですけれども、北海道電力と地域活性化に向けた包括連携協定の関係ですけれども、砂川発電所の廃止まで1年4か月を切りました。砂川市や奈井江町では発電所という建物が建っていますので、跡地を利用するのであれば、建物を解体してからということになると思いますが、本市の場合は特段建物を解体するわけではありませんので、復元された跡地があればすぐにでも活用できるのではないかと思ってしまいますが、砂川市や奈井江町に比べ協定の締結が遅れている理由について教えていただけますか。
答弁 産業課長 山川勉
先ほど答弁させていただきましたが、事務レベルでは進んでいるのですが、実際に本契約になる場合、北海道電力本社の御都合もありまして、なかなかまだ日程が決まっていない状況でございます。
再質問 4番 松井敬道
それは恐らくスタートが遅れたのではないかなと思うのですよね。先ほど言ったように砂川とか奈井江は建物がありますので、そこを利用するということであれば、壊してからでないとできませんけれども、うちは埋め立てして、もうある程度復元しているところありますよね、そういう部分をこちらを使っていただきたいとか、そういう事前の協議ができたと思うのですけれども、その辺についてはどのような対応をされていたのか伺ってよろしいですか。
答弁 市長 柴田一孔
包括協定の部分につきましては、なかなか社長の都合がつかないということで、本来は今年中にということでございました。その中で、その跡地に対してのいわゆる誘致とかそういった部分についてはどうなのだということでございますが、るる議員の皆様にもお伝えをして、風力発電、太陽光発電という可能性についてもお話はしてきたところでございますけれども、風力発電につきましては、風力が思った以上になかったということで断念をしたところでございます。太陽光発電につきましても広大な炭鉱跡地に対しての設置について、いろいろな企業も現地へ来ていただいて調査をしたところでございます。そんな中で大容量の発電というのは、非常に厳しいのかなと言われておりまして、いわゆるマスコット的といいますか、いわゆる高圧受電ということではなくて、もうちょっとランクが落ちますけれども、特高連系という高圧連携よりもボリュームが大きいといいますか、そういった部分に関しては難しいのかなということでございます。しかしながら、2,000キロワット程度の容量の電力については、十分可能性があるということで、これは今現在も市の遊休施設等を御提案しながら検討しているところでございます。そんな中で並行して包括連携協定というのは、冒頭言いましたけれども、社長の都合がつき次第やるということで、これは事務方レベルではそのように詰めているところでございます。以上でございます。─ 56 ─
再質問 4番 松井敬道
それでは、件名3の関係に行きます。未実施とか未検討の事業の関係ですけれども、総合戦略は目標を達成するために必要な事業、検討すべき事業などが具体的事業として掲載されています。中には希望的なものも含まれておりますので、掲載されているから必ず実施しなければならないとは言いませんが、実施するかしないかの検討はすべきです。検討の結果、実施しないのであれば、その戦略の柱を達成するために必要な新たな施策や事業を追加しなければ事業が減るばかりで、目標の達成は困難になると思います。そこで、そのような作業は行っていたのかと、また行っていたのであれば、どのように行っていたのか伺います。
答弁 企画財政課長 金谷恵一
戦略に掲げる事業の未実施部分についての検討ということなのですけれども、先ほども若干チェックの部分でお話しさせていただいたのですけれども、基本的に事業については事務事業評価で所管に評価をしていただいた中で、継続するとか、廃止するという部分をやっておりまして、新たな事業につきましては、基本的には所管内において協議されたものが新たにこういう事業が必要だというものについては、新規事業として、こちらに提案されている状況でございます。それらにつきましては、庁内のヒアリングを行いながら財源の問題とかをいろいろ勘案しながら、先送りにしようかとか実施しようかとかというところで検討をしているところでございます。
再質問 4番 松井敬道
やらない事業があるのであれば、追加しなければなかなか計画達成は難しいと思うのです。それで第二期の総合戦略は目標となる設計人口2,946人に対して実績は2,989人と実績が推計を43人上回ってスタートして、令和7年は2,487人を目標人口としております。そして、目標人口である設計人口を達成するために、総合戦略に掲げる各種施策や事業を行ってきましたが、令和7年3月の議会答弁ですとか、先ほどの議会答弁では令和7年の目標達成は厳しいということでしたので、人口減少の抑制にはなかなか行っていないのが現状だと思います。この間に、住民基本台帳ベースでは、令和3年8月には、沼田町、そして令和7年4月には、妹背牛町の人口を下回るなど、他の町を上回るペースで人口減少が進んでいます。このため、前にも言いましたけれども、今後10年、もう10年ないかもしれません。人口減少対策に人を呼び込む結果が将来の歌志内の存続を左右すると思いますので、総合計画や総合戦略によって実施すべき事業や検討すべき事業の取捨選択、これは計画に載っていますので、これは終わっているのですから、これらの事業の取組を加速すべきだと思うのですけれども、これについて見解を伺います。
答弁 企画財政課長 金谷恵一
人口減少対策等々の事業に対する取捨選択ということで、議員おっしゃるとおり、それらについては適正に評価しながら、必要なもの、必要でないものというのを選択しながら、人口減少の抑制につながるように実施できる体制というか事業というものを続けてまいりたいと思っております。
再質問 4番 松井敬道
市長に伺いたいのですが、各種施策や事業は、種をまいたからといってすぐに身のなるものばかりではないと思います。また、これだけをやっておけば良いというものではなく、特効薬みたいなものもないと思います。何が人口減少を抑制するための決め手や注目や話題になるかも、やってみなければ分からない部分もあると思います。そのために、財政リスクが少ないソフト事業などを中心に、実施計画を年1回でなくて、年2回更新するようなペースで、新たな施策や事業を取り組むようなことでもしなければ、人口減少の抑制にならないと思いますが、それについて見解をお願いします。
答弁 市長 柴田一孔
ただいま松井議員のいわゆる人口抑止策として、年2回ぐらい様々な形でソフト事業を打つべきではないかということで、御意見として賜りましてありがとうございます。当市におきましては、様々なソフト事業の取組を行ってきた経緯がございます。その中でも昨年、今年あたりは転入・転出、これについては非常に今までの数値よりも少ない、二十四、五名ぐらいの転出のほうが多いのですけれども、それについては数字がどんどん下がってきていると、これは様々な施策を打ってきているので、この程度に済んでいるのかなと分析しているところでございます。ネガティブに考えると、こういうものが駄目で、こういうものが駄目だとなりますけれども、ポジティブに考えれば、そういった取組が奏功しているという部分もあるのではないかなと思います。しかしながら、甘んじることなく、今、松井議員のおっしゃったような様々な施策を考えながら打つというのは非常に重要と思っておりますので、参考にしながら、今後まちづくりを進めていきたいと思います。
再質問 4番 松井敬道
最後になるかもしれませんが、英語検定の関係でちょっと伺います。以前、常任委員会で英語検定の関係について質問したところ、検定料の助成をしているが、合否までは把握していないということでした。正直、それでは残念だと思います。子どもたちが一生懸命頑張り、目標を達成したときは、その努力に対して大人が褒めてあげることによって、それがモチベーションのアップや成功体験にもつながり、子どもたちの意欲や行動力も増して、新しいことへの挑戦意欲も高まると思います。ぜひ英語検定を合格した方には、表彰状ですとか、少額の図書券だとか、先ほど交付できないということでしたけれども、それぐらいのことはやっていただきたいと思います。さらにその際には、何か一言を添えて頑張りをたたえていただきたいと思いますが、答弁をお願いします。
答弁 教育次長 鈴木将一
今年度から学校を会場として試験を実施しているものですから、教育委員会が事務局みたいな形になっておりまして、合否についても確認できることになりました。さらに、実際に合格通知等をいただいたときは、校長先生から一言添えて、御本人に合格通─ 58 ─知を渡していただいている形をとっております。表彰なりとか、そういう話は、もっと機運が煮詰まってからではないかなと感じております。以上です。