みんなの議会

歌志内市議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日

(1)総合計画及び総合戦略掲載施策・事業の加速について/(2)英語教育及び学習環境の充実について/(3)上歌最終処分場からの放流水の基準値超過のその後の対応について/(4)市政執行方針について/(5)教育行政執行方針について

2026年3月11日、歌志内市議会の一般質問で、松井敬道議員が「総合計画及び総合戦略掲載施策・事業の加速について」「英語教育及び学習環境の充実について」「上歌最終処分場からの放流水の基準値超過のその後の対応について」「市政執行方針について」「教育行政執行方針について」について質問し、市長 柴田一孔、教育長 織田靖雄が答弁しました。

質問者
松井敬道 議員
答弁者
市長 柴田一孔、教育長 織田靖雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の議事日程ではこの議員の件名が 5 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 4番 松井敬道

おはようございます。通告に基づき質問いたしますので、よろしくお願いいたします。件名の1、総合計画及び総合戦略掲載施策・事業の加速について。令和8年度から新しい総合計画と総合戦略によるまちづくりと人口減少抑制施策等が実施されることになります。そこで伺います。①人口ビジョンに掲載している2025(令和7)年の社人研推計準拠の人口は前回の2,296人から2,442人と、146人、6.4%増加していますが、前回の人口推計は平成27年の国勢調査を基に、今回の人口推計は令和2年の国勢調査を基に推計しています。この増加の要因は、令和6年6月議会の一般質問でも説明しましたが、本市は平成26年頃までは不適切な借入問題があり財政的に厳しく、独自の人口減少対策はやりたくてもできない時代で、このときの人口減少率18.3%は、炭鉱閉山のときの平成7年の国勢調査人口減少率17.1%を超え、平成では最悪期でした。今回の推計は、令和2年の国勢調査を基に推計していますので、平成27年頃から財政的に少し落ち着き始めて、そして、第1期の総合戦略が始まり、子育て支援、高齢者や移住・定住の対策も行いましたので、人口減少のスピードが少し緩和されたのが主な要因で、前回が最悪期で、今回が平時の推計値に戻っただけだと思います。しかし、今回の推計値が平時に戻ったといっても、その推計では、2050年の人口減少率は全道でワースト1位、全国でもワースト4位となっていますので、この平時の推計にいかに上乗せできるかに本市の存続がかかっていると思います。そこで、柴田市長になった令和2年以降の5年間で、実際に上乗せできたか確認する必要があると思いますが、令和7年の国勢調査の人口はまだ公表されていませんので、住民基本台帳で今回推計の基となった令和2年以降5年間の人口減少の結果を比較しますと、社人研の人口推計は令和2年が2,989人、令和7年が2,442人で差引き547人の減少です。一方、住民基本台帳は令和2年9月末の人口が3,062人、令和7年9月末が2,503人で差引き559人の減少で、過去5年間の人口減少は人口推計より住民基本台帳のほうが12人進んでいます。人口推計は人口ビジョンとは違い、市町村独自の人口減少抑制対策の効果などを考慮せずに推計していると思いますので、最低限クリアしなければならないと思いますが、上乗せどころか住民基本台帳ベースでは、令和2年以降5年間の人口減少が社人研の人口推計より進んでいることについて、どのように分析をしているのか伺います。─ 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─②新たに策定された総合計画と総合戦略は、多くの市民や団体、市の職員の方々などが参加して策定されていますので、現時点で考えられるまちづくりや人口減少の抑制のために必要な施策や事業の全てが掲載されているのではないかと思います。しかし、前回計画の時のように、実施に当たり検討中だったり、実施しない事業が多いと予定していた効果が得られず、人口ビジョンの目標人口を達成できないどころか、社人研の人口推計を上回るペースで人口減少が進みかねません。そこで、令和8年度から10年度の3か年を「集中対策期間」と位置づけ、計画に掲げられたソフト事業に重点を置いて、取組を加速すべきだと思いますが、見解を伺います。③ハード事業については、一旦事業を実施すると短期間での廃止は難しく、また、建設費や維持管理費も高額になると思います。一方、ソフト事業については、予算措置は必要ですが実績に基づいた支出となり、事業費の総額もハード事業に比べると少額だと思います。また、実績がない場合の支出は不要または少額になるケースがほとんどだと思います。人口減少対策については、これだけをやっておけば十分効果があるというものはなく、正直、ソフト事業についても、その事業効果は実際にやってみなければ分からないのが現状だと思いますので、小さく試して効果がなければ事業の見直し、またはやめる判断も必要だと思います。そのため、総合計画と総合戦略に掲載された全てのソフト事業について、効果が見られなかったときの「撤退基準」を設け、原則3年、事業によっては5年程度の実証期間を設け集中的に実施すべきだと思いますが、見解を伺います。件名の2、英語教育及び学習環境の充実について。令和6年12月議会に続き、質問いたします。①前回、英語検定合格者に校長からの表彰や図書券の交付など、受験者のモチベーションアップにつながる事業の実施を求めたところ、答弁は、受験しやすい環境の整備として、平日の学校を受験会場とした。また、PR強化も図り受験者数も伸びていることから、検討もしないとの回答でした。そこで伺います。ア、令和7年度を含めた過去5年間の英語検定受験者の実績を伺います。イ、東京のある特別区では、英語力の向上を区の教育ビジョンに掲げ、教育委員会の目標として、中学校修了時に英検3級程度以上の英語力を持つ割合を50%以上とすることを目標としています。ここで、英検3級程度となっているのは、他の認定制度を含めているからですが、本市の教育委員会として、このような目標はあるのか。また、このような目標を掲げている教育委員会の取組について、どう思われるか伺います。ウ、以前の答弁では、検定料の助成はしているが合否確認はしていないとのことでしたが、これでは検定料を助成することが目的になっていると思います。検定料の助成はあくまで手段で、学力到達度の向上を目的とすべきだと思いますが、見解を伺います。エ、英語検定合格者の表彰は、イ以外の東京都特別区から村まで多くの学校で実施しています。他のところで実施しているものでも、よいものは取り入れる姿勢が必要だと思いますが、見解を伺います。また、取組に問題がある、またはよくない取組と判断をされているのであれば、その理由をお尋ねします。②前回、将来の高校や大学等の受験に備えてモチベーションアップにつながる取組に加え、市費負担によりALTを複数名増員し、英語教育に力を入れるべきだとの質問に対し、英語の─ 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─授業はALT1名で足りており、財政負担も大きいことから受入れは困難との回答でした。しかし、ALTの活用は、学校の授業だけではなく学校以外での活動も重要です。むしろ学校の授業以外で活用し基礎学力の向上につなげるべきで、ALTを4月に供用開始する交流センターに常駐させ、英検対策講座(公的学習塾)、放課後英語クラブ、幼児と子育てママの英語遊びに加え、一般住民や高齢者向けの英会話教室などを行えば、多世代交流型の地域の英語教育拠点として有効活用できると思います。ALTの増員は単に英語教育の充実だけではなく、子育て支援、生涯学習、地域活性化にもつながりますし、都市部と同じことをしていても勝てませんし生き残れません。小規模だからこそできる特色のある教育、取組を行うべきだと思いますが、見解を伺います。③前回紹介した奈義町や境町では、教育環境の魅力が向上することにより、子育て世帯の流出抑制、転入誘導にもつながっており、さらに児童・生徒以外にも対象者を広げることで、教育という枠を超え、子育て支援、生涯学習、地域の活性化にもつながると思います。また、本市も以前はALTを講師として、一般市民を対象に英会話教室を行っていたと思います。ALTという名称が適切でなければ、名称は英語インストラクターでも地域英語コーディネーターなどでもよいと思いますが、見解を伺います。④前回、英語が早めに受験レベルに達することにより、他の受験科目の学習に回せる時間も増え、大学受験時の余裕にもつながると説明しました。例えば、日本の大学群の中で中堅上位から準難関の私立大学群と位置づけられているMARCH(明治、青山、立教、中央、法政大学)という大学群があります。知名度や就職実績、学部の多様性などから人気があり、第一志望にする受験生も多く、過去に本市の生徒も合格された方は多くはありませんが、それなりにいたと思います。MARCHに合格するには、学校の授業以外に2,000時間程度の受験対策が必要と言われていますが、英語が早めに受験レベルに達していれば、3科目受験であれば3分の2に、4科目受験であれば4分の3程度の受験対策で済む可能性もありますし、その上の大学群を目指すことも可能だと思います。教育は投資です。歌志内の将来を担う子どもたちの選択肢を広げるためにも、英語教育にもっと力を入れるべきで、そのために、名称はこだわりませんが、ALTを増員すべきだと思いますが、見解を伺います。⑤大学受験において英語は、国公立、私立文系、私立理系の大学を問わずほぼ必須の受験科目であり、進路選択において最も汎用性が高い科目だと思います。また、英語は英語検定などの外部試験により客観的な到達度測定が可能で、成果が可視化できる科目でもあります。そこで、児童・生徒が少ない小規模自治体だからこそできる一人一人に合ったきめ細やかな対策により、子どもたちの挑戦意欲を高めるべきだと思いますが、見解を伺います。⑥前回、公的学習塾について、令和6年度は3か月しか実施していないので通年実施を求めたところ、答弁は、本年度は年度当初よりオンデマンド授業として、後期課程の生徒1人1台端末を活用し、家庭学習で活用できる形式にしたとのことでしたが、これはオンデマンド授業を1年間通して行っているという理解でよいのか伺います。⑦公的学習塾の対象者が後期課程の生徒ということは、7年生以上ということになると思いますが、6年生以下の児童にも公的学習塾を実施すべきだと思いますが、見解を伺います。⑧公的学習塾実施の際の授業スタイルは、6年生以下は学習習慣の定着と基礎学力の向上に向いている「対面授業」、7年生以上は学習習慣が身についているのが前提になりますが、受─ 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─験対策に強いオンデマンド授業などのオンライン授業とすべきだと思います。しかし、対面授業もオンライン授業もそれぞれメリット、デメリットがありますので、もし可能であれば、7年生以上は対面授業とオンライン授業のハイブリッド型が理想で、実現に向けて取り組むべきだと思いますが、見解を伺います。件名の3、上歌最終処分場からの放流水の基準値超過のその後の対応について。令和6年9月議会に続き、質問します。①上歌最終処分場からの放流水について、ホームページの維持管理状況報告書によると、令和7年9月にCODが基準値を超えて以降、令和8年1月まで、全ての項目が基準値以下となっています。そこで伺いますが、前回の答弁以降、どのような対策を講じたのか伺います。②現在の状況は対策を講じたことにより、数か月基準値を下回っていますが、まだ経過観察中ということなのか、それとも、施設の維持管理対策は終了し改善したということなのか伺います。③空知総合振興局から放流水の基準値超過の原因と対策を書面で提出するよう指導を受けていたと思いますが、これは回答されたのか伺います。また、回答されている場合は、その内容を伺います。件名の4、市政執行方針について。「安全で持続的なまち」1、スマートシュリンクによるまちづくり。まちのコンパクト化(2ページ、6行目)。①建設から60年近く経過する現在の市庁舎につきましては、耐力度調査の結果においても老朽化が顕著で早急な修繕を要するとの指摘もあることから、施設の安全確保を図りながら、整備の方向性をはじめ庁舎の在り方について引き続き検討を進めてまいりますとありますが、そこで伺います。ア、現在の庁舎は地震時の軀体の強度については問題ないようですが、降雨による河川氾濫時には災害拠点としては脆弱なところがあります。また、建築費は年々高騰し、1ページの14行目に記述があるとおり、地球規模の気象変動により災害が激甚化しているとのことですので、庁舎整備について期限を決めて早急にたたき台を作成するべきだと思いますが、見解を伺います。イ、たたき台の作成に当たっては、新築した場合と改築した場合に加え、場所の選定や事業費、財源等を含めて複数案を作成し、市民からも意見を聴く機会を設けるべきだと思いますが、見解を伺います。脱炭素社会の推進(3ページ、1行目)。②「歌志内市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」に基づき、2050年までに温室効果ガス排出量の削減等を行い、二酸化炭素排出量ゼロに向け、地域の自然的・社会的特性に応じた取組を進めてまいりますとありますが、そこで伺います。ア、地域の自然的・社会的特性に応じた取組として、令和8年度にどのようなことを行うのか伺います。イ、温室効果ガス排出量を削減するため、令和8年度は行政として市民や事業所等にどのような取組を促すのか。また、市は排出事業者として具体的にどのような取組を行うのか伺います。(3ページ、4行目)。─ 64 ─③環境衛生につきましては~市民や団体などと連携を密にし、各地域への資源回収奨励金の交付などにより、ごみの減量と再資源化を図ってまいりますとありますが、そこで伺います。本市が加盟している砂川地区保健衛生組合の他の構成市町では、雑紙を資源ごみとして回収しています。本市では雑紙は可燃ごみとして取り扱っていると思いますが、ごみの減量と再資源化を進めるため資源ごみとして回収すべきだと思いますが、見解を伺います。(3ページ、8行目)。④最終処分場について、上歌の最終処分場については記述がありますが、東光の最終処分場については記述がありません。東光最終処分場は、中・北空知廃棄物処理広域連合から排出される焼却灰を処理する専用施設として本市が管理運営し、その経費は全額広域連合からの負担金で賄われています。そのため、次の最終処分場の供用が開始されるまで、本市で焼却灰を受入れしなければなりませんので、打合せ不足で最終処分場が満杯になって受入れができないことがないよう、その時期等について広域連合としっかり協議する必要があると思います。そこで伺います。ア、上歌最終処分場も東光最終処分場も本市が管理運営をしていますが、両施設とも他の自治体ごみも受入れしています。昨年は、上歌最終処分場、東光最終処分場とも市政執行方針に適切に管理する旨の記述がありましたが、今年は東光最終処分場の記述がありませんが、令和8年度は市政執行方針に記述するようなものはないということなのか伺います。イ、令和6年9月議会での一般質問で、東光最終処分場の残余年数については、当時、最長で14年、最短で11年と答弁をしています。最短の場合、残り10年を切っていますが、最終処分場を現在の周辺地以外の別の場所に建設する場合は、建設場所の選定、環境影響調査、住民同意、基本計画・地域計画の策定、補助金等事前協議、基本・実施設計、建設工事など、建設を検討してから供用開始まで10年ぐらいかかることもあります。現在の周辺地に建設する場合は、不要となるものもあり期間は短縮されますので、現時点で広域連合と、次の最終処分場の建設地について、現在の周辺地に建設するのかと、建築主はどこになるのか、例えば広域連合なのか、歌志内市なのか、それとも違う地方公共団体なのかは確認しておく必要があると思いますが、見解を伺います。ウ、次の最終処分場の建設地が現在地の周辺の場合は、時間的余裕はあると思いますが、そうでない場合は、後で責任を問われることがないよう、早めに広域連合と事前協議をしておく必要があると思いますが、見解を伺います。都市基盤の整備(4ページ、15行目)。⑤下水道事業につきましては~下水道台帳のデジタル化を通じて、行政手続の簡素化や省力化、サービスの向上を図ってまいりますとありますが、具体的にどのようなことが簡素化や省力化され、どのようなサービスが向上するのか伺います。効果的・効率的な行政運営(5ページ、8行目)。⑥情報化に関する取組につきましては、DX推進事業として文書生成AIシステムを導入し、市役所内部業務の効率化を図るほか、GIS(地理情報システム)の利用を拡充し、市民が活用できる「公開型GIS」、庁内業務の効率化を図る「統合型GIS」双方の導入分野について全庁的に検討してまいりますとありますが、そこで伺います。ア、文書生成AIシステムを導入し市役所内部の業務の効率化を図るとなっていますが、どのようなシステムで、どのような業務の効率化が図られるのか伺います。イ、市民が利活用できる「公開型GIS」とはどのようなもので、どのように活用するのか伺います。─ 65 ─ウ、庁内業務の効率化を図る「統合型GIS」とは、どのようなもので、どのような業務の効率化が図られるのか伺います。エ、公開型GIS、統合型GIS双方の導入分野について全庁的に検討してまいりますとありますが、いつまでに結論を出すのか伺います。健全な財政運営(5ページ、1行目)。⑦本市の財政運営につきましては~優先順位を見極めながら効率的な施策や事業に取り組み、計画的かつ健全な財政運営に努めてまいりますとありますが、大規模な建設事業が増えている現状では、計画的かつ健全な財政運営を行うためには、年度別収支計画を含む財政計画の策定は必須です。令和7年12月議会の一般質問の答弁では、令和8年度予算を反映した財政計画とする考えで作業を進めているとのことでしたが、議会への報告はいつ頃を予定しているのか伺います。2、安全な暮らしを支えるまちづくり。防災体制の整備(5ページ、8行目)。⑧想定される大規模自然災害のリスク等を踏まえ、強靱なまちづくりを総合的かつ計画的に推進するため、「歌志内市強靱化計画」について、現行の構成を基本としつつ、近年の社会情勢を反映した内容に改定いたしますとありますが、いつまでに改定するのか伺います。消防・救急体制の充実(6ページ、11行目)。⑨救急業務につきましては、高齢化を背景にした業務の高度化に対応するため、引き続き特定行為等を行う救急救命士を主体とした教育研修を進めてまいりますとありますが、現在、救急救命士は何名いて、どのような教育研修を行うのか伺います。「健康で幸福を感じるまち」1、協働で支え合うまちづくり。交流・関係人口の拡大(7ページ、1行目)。⑩地域おこし協力隊員につきましては、採用を引き続き行い~本市の情報発信等を行ってまいりますとありますが、そこで伺います。ア、令和8年度継続して雇用する地域おこし協力隊員は何名いて、どのような業務を行っているのか伺います。イ、令和8年度に新たに募集する地域おこし協力隊員は何名いて、どのような業務を行うのか伺います。ウ、地域おこし協力隊員の任期終了後の定住率はどれくらいなのか伺います。エ、地域おこし協力隊員について、任期終了後に引き続き本市に定住してもらうために、どのような支援や対策を行っているのか伺います。(8ページ、2行目)。⑪交流人口を増やす取組といたしましては、チロルの湯や道の駅の指定管理者などを運営する民間企業との連携強化~本市ならではの魅力ある地域づくりを進めてまいりますとありますが、指定管理者などを運営する民間企業と令和8年度はどのような連携強化を予定しているのか伺います。医療体制の確保(8ページ、1行目)。⑫病院事業につきましては~「歌志内市立病院経営強化プラン」に基づき経営の健全化に努めてまいりますとありますが、病院事業の収支については、令和6年度以降、経営強化プランと大きく乖離し収支が悪化しています。また、多額の導入費用を要する電子カルテについても、経営強化プランには含まれていないことから同プランを抜本的に見直しするべきだと思い─ 66 ─ますが、見解を伺います。「笑顔あふれ未来につなぐまち」1、みんなで子どもを育むまちづくり。出産・子育て支援の充実(10ページ、7行目)。⑬母子保健事業につきましては、妊娠期から子育て期に至るまで、切れ目のない支援を行うため、既存の相談支援体制を活用しながら、母子保健と児童福祉が連携した支援の充実に努めてまいりますとありますが、令和8年度に支援を充実するためにどのような事業を予定しているのか伺います。「魅力を育み伝えるまち」1、特色ある産業を創出するまちづくり。観光産業の振興(12ページ、5行目)。⑭リニューアルオープンした道の駅は、「すべてがサステナブル」をテーマに、本市の歴史を受け継ぎ、新たな価値観の創造などに取り組む指定管理者と情報を共有しながら、観光情報発信の中心施設となるよう連携を図ってまいりますとありますが、そこで伺います。ア、道の駅はリニューアルオープンして1年がたとうとしていますが、具体的にどのような連携を図るのか伺います。イ、情報発信につきましては、本市の知名度向上とPRのため、観光情報だけではなく地域の情報についても発信を強化していただきたいと思いますが、お考えを伺います。ウ、道の駅については、国土交通省のホームページに一覧はありますが、独自のホームページは作成していないようですが、必要がないということなのか、事業者と連携を図る中で理由を確認されていれば教えてください。産業の創出と振興(13ページ、18行目)。⑮公設民営により開設した「スーパーマーケット」は、市内商業の中核としての位置づけもとより、地域のにぎわいと交流に結びつくよう併設する地域交流施設の効果的な活用に努めてまいりますとあります。現状、地域交流施設については、こども園児の作品展示が行われることがありますが、あまり利用されていないように思います。令和8年度、施設の効果的な活用としてどのようなことを実施するのか伺います。(13ページ、22行目)。⑯石炭の採掘につきましては、北海道電力株式会社奈井江発電所及び砂川発電所の廃止が決定しており、空知炭礦グループによる露頭炭の採掘が終了いたします。このことから、石炭エネルギーに代わる再生可能エネルギーへの取組を進めるため、関係企業とともに太陽光発電等の可能性について調査・研究を進めてまいりますとありますが、そこで伺います。ア、太陽光発電等の可能性の調査・研究はどこまで進んでいるのか。また、事業実施の可否はいつ頃までに結論を出す予定なのか伺います。イ、令和6年12月議会の一般質問答弁では、北海道電力との地域活性化に向けた包括連携協定については、北海道電力の本社と最終調整を行うとのことでしたが、その内容と進捗状況について伺います。ウ、現在、炭鉱に勤務されている方については、露頭炭の採掘・納炭終了後、契約社員の方を除き、露頭跡地の緑化事業に配置転換し継続雇用されるとのことでしたが、この事業も5年程度で終了する見込みです。そのため、再生可能エネルギーの取組と並行して、雇用対策等も検討しておく必要があると─ 67 ─思いますが、見解を伺います。雇用環境の充実(14ページ、6行目)。⑰UIJターン新規就業支援事業の推進や、合同企業説明会への参加促進など、実効性のある施策を展開してまいりますとありますが、令和8年度、実効性のある施策としてどのようなことを実施するのか伺います。「むすびに」(15ページ、8行目)。⑱持続可能な小規模自治体の先駆者として歩みを進める決意でありますとありますが、どこかで人口減少がストップしなければ、持続可能な小規模自治体の先駆者とはならないと思いますが、どういう意味なのか伺います。件名の5、教育行政執行方針について。「学校教育の充実」(2)学習環境の充実(3ページ、3行目)。①昨年度更新した1人1台端末は~不登校などにより特別な支援が必要な児童生徒に対するきめ細やかな対応にも効果が生まれておりますとありますが、どのような効果があったのか伺います。(3ページ、13行目)。②いじめ防止対策や不登校児童生徒への支援につきましては、客観的な分析ツールを用いて、担任だけではなく全教職員により情報を共有し、早期把握、早期対応により家庭や関係機関と密接な連携を図り、いじめや不登校の未然防止に努め、迅速で適切な対応を心がけてまいりますとありますが、客観的な分析ツールとはどのようなもので、どのように活用しているのか伺います。(3ページ、17行目)。③義務教育課程9年間を通して学習してきた「英語」をより実践的に活用する機会として、英語を母国語とする国へ現地視察を行い、海外研修事業を一歩前進させるための調査・研究を行いますとありますが、令和8年度は調査・研究だけで生徒の海外研修は行わないのか伺います。「社会教育の充実」(1)幼児教育及び家庭教育、放課後児童対策の充実(5ページ、7行目)。④本年度供用開始となるこども未来地域交流センター「うたりば」に併設される児童館の運営につきましては、放課後の子どもたちにとって快適な居場所となるよう、帰宅せずとも施設の利用可とするなど利用促進に努めますとありますが、そこで伺います。ア、学校から児童館への直接来館を認める児童生徒には、学年や学校と自宅の距離など、何か条件があるのか伺います。イ、学校から児童館への直接来館を認める児童生徒には、保護者の同意や事前申請が必要なのか伺います。ウ、保護者への周知はどのように行うのか伺います。(3)読書活動の推進(6ページ、6行目)。⑤市立図書館につきましては、新たな施設となることにより読書しやすい環境づくりを行い、蔵書の選定には市民の要望を積極的に取り入れ、外出が難しい市民には宅配事業の実施やインターネットサービスなどにより、多くの市民に利用されるよう努めてまいりますとありますが、そこで伺います。─ 68 ─ア、新たな施設となることにより読書しやすい環境づくりを行いとありますが、近年、図書館は、本や資料の貸出しにとどまらず、地域における学習や情報の拠点としての役割も担っていると思いますが、どのような環境づくりを行うのか伺います。イ、蔵書の選定に当たり、市民の要望を積極的に取り入れる手法について伺います。ウ、義務教育学校と隣接しているため、学校図書館との連携も重要になると思いますが、お考えを伺います。以上、5件の件名について伺います。よろしくお願いいたします。

答弁 市長 柴田一孔

-登壇-改めまして、おはようございます。第1回定例会における市政執行方針等を含めた一般質問につきましては、私から一括御答弁申し上げ、再質問に対しましては、副市長及び各所管課長を含め御答弁申し上げますので、どうぞよろしくお願いいたします。なお、再質問につきましては、自席での答弁とさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。それでは、松井議員の一般質問にお答えをいたします。私からは、件名1及び件名3、4を御答弁申し上げます。件名1の①、人口減少が進んでいることの分析についてでございますが、議員御指摘のとおり、住民基本台帳ベースにおきましても、人口減少が続いている現状であると認識しております。まず、社人研推計と住民基本台帳との比較につきましては、統計上の定義や調査手法が異なることから、その数値の差をもって厳密な比較や分析を行うことは難しい面もございます。しかしながら、住民基本台帳上の人口減少数が、社人研推計を上回っている事実につきましては真摯に受け止めております。現時点におきまして、転入や転出といった社会的要因は落ち着いているものの、少子高齢化に伴う出生・死亡といった自然的要因による減少幅が大きく影響していると分析しているところであります。今後、令和7年国勢調査の確定値が公表された段階で、各施策へしっかりと反映できるよう検証を行ってまいります。次に、②の計画に掲げるソフト事業に重点を置いて取組を加速すべきとのことについてでございますが、新たに策定いたしました総合計画・総合戦略に掲げた各種施策を着実に実行していくことが重要であり、人口ビジョンでお示しのとおり、本市の人口減少対策は長期的な課題であるため、施策は切れ目なく継続的に展開していく必要があると認識しております。議員から御提案の集中対策期間の設定につきましては、現状における限られた人員体制の中で、これらを同時並行で実施することは、現実的に困難な面もございます。まずはソフト事業に注視しつつ、計画の実行だけを目的とするのではなく、事業実施の背景や意図などを踏まえながら優先順位を見極め、優先度の高い事業を着実かつ効果的に展開してまいりたいと考えております。次に、③のソフト事業について、撤退基準や実証期間を設けた実施についてでございますが、議員御指摘のとおり、ソフト事業においては、柔軟かつ機動的に見直しを行っていくことが重要であると考えております。新たな計画における新規のソフト事業の多くは、市民や大─ 69 ─学、地域おこし協力隊など、様々な関係者との連携を前提としており、こうした施策は、実行から成果が得られるまでに時間を要するほか、信頼関係の構築や体制整備においても一定の時間を要することから、行政だけで集中的に進められない側面もございます。しかしながら、施策・事業効果等につきましては、設定の目標値と乖離があるものについて、実施計画のローリングや年度ごとの予算編成の中で事業の改善、廃止を含めた見直しを行い、効果的・効率的な行政運営に努めてまいります。次の件名3、上歌最終処分場からの放流水の基準値超過のその後の対応についてでございますが、関連がございますので、①、②、③について一括して御答弁申し上げます。令和7年3月、空知総合振興局からの指導票に従い、水温調整による処理機能の維持や希釈率の変更、エタノール、リン酸等の薬品を適正に注入できるよう運転方法の改善、活性炭吸着塔の活性炭交換等による対策を行ってきたところ、現在は基準値を下回っている状況であり、今後も基準値が超過しないよう経過観察し、継続して維持管理対策を行ってまいります。回答につきましては、3月中旬に委託会社より最終の報告を受けることになっており、その報告を得て、その後、振興局へ回答する予定でございます。次に件名4、市政執行方針について。「安全で持続的なまち」1、スマートシュリンクによるまちづくり。まちのコンパクト化の①、アの庁舎整備に係るたたき台作成の見解についてでございますが、現庁舎につきましては、1999年の耐震改修によりまして、地震による即座の倒壊は起きないものと想定しておりますが、地震の規模によっては、老朽化の著しい部分の破損は免れない状況にあるものと認識しております。また、河川が氾濫した際には多大な影響を受ける立地となっております。議員御指摘のとおり、建築費の高騰や災害の激甚化等の問題もございますので、可能な限り早急にたたき台を作成し、庁舎整備庁内検討委員会において、スケジュールの設定及び庁舎整備の方向性について検討を進めてまいりたいと考えます。次に、イのたたき台の内容及び市民の意見についての見解でございます。庁舎整備の方向性を定めるために必要な改修・新築等に係る概算事業費等の情報につきまして、適切な規模の設定等必要な検討を行った上で、たたき台を作成してまいりたいと考えております。また、市民の意見につきましては、たたき台に基づく市民アンケートの実施や、市民による検討会議を行ってまいりたいと考えます。次に脱炭素社会の推進、②のア、自然的・社会的特性に応じた取組についてでございますが、令和8年4月より、地中熱ヒートポンプ等を備えたこども未来地域交流センター「うたりば」を開設し、市営住宅の共用灯や街路灯のLED化を進めるとともに、遊休地を活用した太陽光発電の導入などの検討を進めるほか、広報、ホームページによる普及啓発を行ってまいります。次に②のイ、市民や事業所等への取組、また、市としてどのような取組を行うかについてでございますが、個人住宅や事業所等への再エネ設備や省エネ機器導入の支援に係る情報提供とともに、住宅改修促進助成制度による太陽光発電設備の設置などを促し、市としては、同様に再エネ設備や省エネ機器の導入を進め、移動に関しては徒歩や自転車、公共交通機関の促進、また、リサイクル推進、食品ロス抑制などについて、広報やホームページによる普及啓発を進めてまいります。次に、③雑紙を資源ごみとして回収すべきについてでございますが、本市は雑紙という標記─ 70 ─ではなく、ごみ分別辞典で資源ごみの中のその他紙類として、カレンダーやコピー用紙、お菓子やティッシュの紙類などと標記し、他の構成市町の雑紙と同様に資源ごみとして以前より回収を行っております。次に、④最終処分場の受入れについて、広域連合と協議する必要があるのではのア、市政執行方針に東光最終処分場の記述はないがについてでございますが、市政執行方針への記述は、より市民の皆様に直接的に関わる施策に重点を置いて記述するよう整理したところであり、東光最終処分場については、広域連合との契約に基づき、例年どおり安定的な運用・管理が継続される確定的事項であると判断し、特筆して方針に挙げるのではなく、通常の事務事業の枠組みの中で責任を持って遂行することとしたものでございます。次に、④最終処分場の受入れについて、広域連合と協議する必要があるのではのイとウについてでございますが、関連がございますので一括して御答弁申し上げます。東光最終処分場につきましては、残渣受入れが微減しており、現時点での残余年数は13年程度の積算とし、中・北空知廃棄物処理広域連合と処分場の状況や、今後についても適正に管理運営ができるよう関係調整が取れており、また、現時点での残余年数から、今後の施設建設を検討するまでに至っておりませんが、先を見越した事前協議を、中・北空知廃棄物処理広域連合などと行ってまいります。次に、都市基盤の整備、⑤下水道台帳のデジタル化についてでございますが、これまで紙媒体などで管理してきた下水道管渠やマンホールなどの施設情報を電子データとして一元的に管理するものであります。これにより、これまで図面の検索などに時間を要していた作業について、パソコン上で迅速に確認することが可能となるほか、施設情報の更新や管理も効率的に行うことができることから、日常の維持管理業務の効率化や省力化につながるものと考えております。さらに、施設情報のデータ化により、老朽化施設の把握や更新計画の検討などにおいても活用が可能となることから、計画的かつ効率的な下水道施設の維持管理にも資するものと考えております。今後におきましては、下水道台帳のデジタル化を通じて、業務の効率化を図るとともに、市民サービスの向上につながるよう取り組んでまいります。次に、効果的・効率的な行政運営の⑥のア、文書生成AIシステムについてでございますが、文書生成AIシステムは、文書の作成を補助する目的に使われるシステムであり、作成してほしい文書の条件を入力することによって、条件に沿った文書をAIが作成してくれるものでございます。なお、文書生成AIは、大手検索サイト等で無償で利用できるものもありますが、会議録等の情報を読み込ませることで、より本市の業務内容に即した文書を生成することができ、インターネット上に入力した内容を送信しないなど、セキュリティー面の優れたシステムの導入を検討しているところであります。このシステムにより、生成された文書をそのまま使用することは難しいと考えますが、文書作成には職員個々の能力に頼るところが多く、能力差の平準化や文書作成時間の短縮、入力作業の軽減に効果が期待できるものでございます。次に、イの公開型GISについてでございますが、まず、GISとは、地図上に様々な情報を載せることができる地理情報システムでございまして、本市では既に固定資産税の課税業務に導入されております。公開型GISにつきましては、ホームページ上での公開が一般的であり、例えばハザードマップの危険区域やごみステーションの位置など、ある程度固定化された区域や位置情報を公開するもののほか、熊の出没や災害発生箇所など、突発的に発生した事案─ 71 ─の位置情報も公開することができるものでございます。次に、ウの統合型GISについてでございますが、住民向けに情報を届ける公開型GISに対しまして、統合型GISは職員向けのシステムとなっており、道路や下水道管の管理データ、避難要支援者の住居など、市が業務を行う上での位置情報を登録し、業務に使用することができるシステムであり、それぞれの所管が所有する位置情報や区域情報を一つの地図上で表示・非表示を切り替えるレイヤー機能により、例えば、通学路の路線情報と土砂災害警戒区域を同時に表示することで、通学路の設定に役立てることができるといった利用を行うことができるものでございます。次に、エの結論を出す時期でございますが、公開型GIS、統合型GISの導入スケジュールにつきましては、令和8年度において、全庁的なGIS利用検討業務の集約を行った上で、業務の選定を行い、令和9年度において、各所管によるデータの収集と業者によるデータ入力、その後、令和10年度から運用を開始できるよう検討を進めてまいりたいと考えております。次に、健全な財政運営、⑦の財政計画の策定、議会への報告時期についてでございますが、現在、財政計画の策定作業を進めておりますが、現時点において、議会に対しお示しする段階には至っておりません。議員御指摘のとおり、健全な財政運営を行う上で、年度別の収支見通しを立てる財政計画の策定は必要であると認識しております。しかしながら、御承知のとおり、この間において、本市の最上位計画である次期総合計画や総合戦略の策定などの業務がふくそうし、これらに想定以上の時間を要したことから、計画の策定作業に遅れが生じているところでございます。令和8年度当初予算の数値を反映させ、より実効性のある計画とするべく作業を進めております。可能な限り速やかに議会へお示しできるよう努めてまいりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。次に、2、安全な暮らしを支えるまちづくり。防災体制の整備、⑧の強靱化計画の改定時期についてでございますが、令和8年度のできる限り早い段階での完成を目指し、作業を進める考えであります。本改定に当たっては、国の国土強靱化年次計画との整合を図るほか、近年の激甚化する気象災害や頻発する大雨によるリスクなどを的確に反映させる必要があることから、専門的な事業者への業務委託を予定しております。このため、新年度予算に関係経費を計上させていただいており、予算成立後において、速やかに公募型プロポーザルを実施の上、事業者の選定に着手いたします。その後、受託事業者とともに全庁的な協議を行いながら、近年の社会情勢の変化を盛り込んだ素案を作成してまいります。市民の生命と財産を守る重要な計画でありますことから、完成に向け、計画的かつ迅速に取り組んでまいります。次に、消防・救急体制の充実の⑨救急救命士は何名いて、どのような教育研修を行うのかについてでありますが、現在、救急救命士は管理職を含めて8名おり、教育研修につきましては、砂川市立病院や歌志内市立病院への定期研修をはじめ各種研修会へ参加し、救急救命処置の質の維持・向上に努めております。次に、「健康で幸福を感じるまち」。1.協働で支え合うまちづくり。交流・関係人口の拡大。─ 72 ─⑩のア、地域おこし協力隊員の令和8年度に継続雇用する人数と業務内容についてでございますが、令和8年度に継続雇用する地域おこし協力隊員は、合わせて3名であります。まず、産業課所属の2名が、地域資源の発掘やSNS等による観光情報発信、イベント企画などの観光振興を担っております。この2名につきましては、互いの活動内容が重複しないよう明確に担当を区分の上、業務を行っております。また、教育委員会所属の1名が、郷土文化や歴史に関する魅力発信及び情報の収集活動を担っております。次に⑩のイ、令和8年度に新たに募集する協力隊員についてでございますが、令和8年度は、合わせて3名の協力隊員を募集いたします。内訳といたしましては、これまでも募集を行っておりましたワイン用ブドウの栽培技術習得や農林業振興を担う隊員が1名、地域資源の発掘やSNS等による観光情報発信・宿泊業務を担う隊員が1名、これらに加え、新たに温泉施設に配置し、特産品開発などに取り組む隊員1名を募集いたします。次に⑩のウ、協力隊員の任期終了後の定住率についてでございますが、本市における協力隊員は、平成27年度の初採用から令和7年度までに11名を任用してまいりました。このうち本市に定住した方は2名となっており、定住率といたしましては約18%であります。この2名につきましては、市内において、ブドウ栽培、ワイン造りを営まれるほか、ボランティア団体等に所属されるなど、地域の活性化に寄与いただいているところでございます。次に⑩のエ、協力隊員の任期終了後も引き続き本市に定住いただくための支援などについてでございますが、協力隊員が任期終了後も本市に定住していただくためには、地域でのネットワークや良好な人間関係の構築が重要であると考えております。市といたしましては、隊員が地域に深く根づくことができるよう、地元の事業者や有識者との橋渡しを積極的に行うとともに、活動上の悩みや孤立化を防ぐため、配属部署により適宜面談や打合せを実施しております。これらを通じて、隊員の将来設計や定住意向を早めに把握し、起業など個々の希望に応じたスムーズな定住・定着に向けた支援に取り組んでいるところであります。次に、⑪の交流人口を増やす取組として、令和8年度はどのような連携強化を予定しているかについてでございますが、株式会社歌志内振興公社が運営するチロルの湯は、本年2月に入館者が500万人を突破し、また、新たな指定管理者となった株式会社TAISHIが運営する昨年4月よりリニューアルオープンしました道の駅は、本年2月末で入館者数が4万人を超えました。本市の重要な観光施設として、日帰り入浴客や宿泊者が訪れるチロルの湯、道路利用者等が休憩や観光で訪れる道の駅、隣接する二つの施設が連携することで、さらなる相乗効果を生み出し、交流人口が増えることにより、各種イベントへの観光客も増加し、観光や宿泊を伴う消費により地域経済を潤す仕組みづくりを構築できるよう、連携強化を図ってまいりたいと考えております。次に、2、健康で安心して暮らせるまちづくり。医療体制の確保の⑫、市立病院経営強化プランの抜本的見直しについてでありますが、議員御指摘のとおり、令和6年3月の経営強化プラン策定時の患者数や収支状況等の計画値と実績値を比べると数値が悪化し、大きく乖離している箇所があることから、今後も計画値どおりに推移していくのは厳しいものがあると認識しております。また、令和8年度には電子カルテシステムを導入する予定でもあることから、さらに収支計画を見直す必要があると判断し、新年度予算案に経営強化プランの検証・見直しに係る経費を計上したところであります。経営強化プランの計画期間は、令和9年度までとなっておりますが、その先を見据えて、想─ 73 ─定される患者数や収支面だけではなく、病床機能の在り方なども含め、抜本的な検討を行いながら見直し作業を進めてまいりたいと考えているところでございます。次に、「笑顔あふれ未来につなぐまち」。1、みんなで子どもを育むまちづくり。出産・子育て支援の充実。⑬の母子保健事業における支援事業についてでありますが、母子保健事業につきましては、これまでも妊娠届出時の面談や乳幼児健診、子育て相談などを通じ、妊娠期から子育て期に至るまで、切れ目のない支援に努めてきたところであります。今後は、既存の相談支援体制を活用しながら、母子保健と児童福祉の連携を図り、支援を要する子どもや妊産婦等に対し、支援をつなぐためのサポートプランの作成などにより、継続的な支援の充実に努めてまいります。次に、「魅力を育み伝えるまち」。1、特色ある産業を創出するまちづくり。観光産業の振興。⑭のア、道の駅とどのような連携を図るかについてでございますが、道の駅を運営する指定管理者とは、観光情報発信などについて定期的に情報共有を行っております。施設内に設置するカタログスタンドへのパンフレットやチラシ等を配置し、来館者へ情報提供を行うほか、市といたしましても、これまで以上に連携を密にして、SNSに掲載しやすいよう写真や資料の提供を行い、積極的に情報発信を行うよう指定管理者に要請し、観光情報発信の中心施設になるよう連携を図ってまいります。また、地域との連携を図りながら、道の駅の敷地を想定したノミの市(バザー)の開催も模索しているとのことでございますので、チロルの湯をはじめ地元事業者などの出店も可能となるよう、指定管理者と連携を図り、現在道の駅では取り扱っていない市の特産品を販売するなどの協力連携を行ってまいりたいと考えております。次に⑭のイ、本市の知名度向上とPRのため、観光情報だけではなく地域情報の発信強化についてでございますが、交流人口の増加を目指し、これまで観光情報などを中心として情報発信してまいりましたが、知名度向上に向け、炭鉄港の取組や定住対策、子育て支援など、様々な地域情報の発信についても強化してまいりたいと考えております。次に⑭のウ、道の駅独自のホームページについてでございますが、決して必要がないということではなく、現在はインスタグラムを活用して情報発信が行われておりますが、ホームページの開設につきましても、指定管理者の社内で検討中というところでございます。次に、産業の創出と振興。⑮の地域交流施設の効果的な活用についてでございますが、令和7年度においては、こども園の園児が作成した絵や作品のほか、運動会などの行事の写真展をこれまで9回にわたり展示してまいりました。このことにより、保護者の立ち寄りはもとより買物に訪れた方に御覧いただく機会となり、効果的であったものと感じております。令和8年度においては、市内施設を周遊するスタンプラリーを実施予定であり、地域交流スペースにもスタンプを設置することにより、市内外の方々が訪れるきっかけとなり、地域のにぎわいと交流に結びつくものと考えております。また、このほか健康相談など、関係所管とも連携を図り、施設の効果的な活用を図ってまいります。次に⑯のア、太陽光発電等の可能性の調査・研究はどこまで進んでいるのか。また、事業実─ 74 ─施の可否はいつ頃までに結論を出す予定なのかについてでございますが、現在、事業者と本市の間で再生可能エネルギーへの取組を進めるため、太陽光発電の可能性を事務レベルにて協議を進めており、施設建設費や購入電力価格などを比較しながら、事業実施の可否は夏頃までには結論が出るものと考えております。次に⑯のイ、北海道電力との地域活性化に向けた包括連携協定の内容と進捗状況についてでありますが、包括連携協定の内容につきましては、本市と北海道電力株式会社が緊密な相互連携と協議により、本市のより一層の地域活性化及び脱炭素社会の実現を図ることを目的としたものであり、本年5月頃を目途に調印を行う予定であります。次に⑯のウ、現在炭礦に勤務されている方に対する、再生可能エネルギーの取組と並行して雇用対策等の検討についてでございますが、雇用対策につきましては、緑化事業等が終了することを念頭に、露頭炭採掘事業者、商工会議所、ハローワークをはじめとした関係機関と連携を図り、雇用の確保と人口流出に歯止めをかける対策として、在職期間中に再就職に必要な資格の取得を可能とする支援等により、緑化事業等が終了した退職後に再就職等ができるよう支援を行ってまいりたいと考えております。次に、雇用環境の充実。⑰の実効性のある施策として、どのようなことを実施するのかについてでございますが、UIJターン新規就業事業は、北海道との共同事業となる移住支援事業で、北海道が開設するマッチングサイトに掲載している企業へ、東京圏から移住し就業した場合に支援金を交付する制度でございます。実効性のある施策を展開するためには、市内企業に対し、UIJターンの登録企業として登録申請を行うことで、求人条件が魅力的になり雇用と移住につながるため、マッチングサイトへの交付申請を促していきたいと考えております。次に、「むすびに」の⑱、「むすびに」に記載いたしました先駆者の意味についてでございますが、今日、不安定な国際情勢による物価高騰の常態化や気象変動による災害の激甚化など、この地に暮らす市民一人一人の生活を脅かす波が押し寄せております。さらに身近な地域社会においては、少子高齢化が進むとともに人口減少が加速し、地域経済の停滞を招くなど、本市を取り巻く現実は大変厳しい環境にあるものと認識せざるを得ないものと考えております。しかしながら、そうした現実に目をそらすことなく、しっかりと直視した上で、なお持続できる仕組みをつくり上げること、その困難な道のりに挑戦し、モデルケースとなることこそが小規模自治体の生き残る唯一の道であり、先駆者となり得るものではないかと考えております。議員御指摘のとおり、人口減少は避けて通れない極めて深刻な課題であり、減少を止めることは容易なことではありません。しかし、私が申し上げた持続可能な小規模自治体の先駆者という決意は、単に過去の規模を維持することを目指すということではなく、たとえそれが人口減少の過程にあっても、市民一人一人が豊かさを実感し、行政サービスが滞りなく提供され続ける新しい自治体の在り方を先駆けて示すという決意でございます。その具体的な取組の一つとして、この4月に開設する「こども未来地域交流センター」の設置でございます。この施設は、教育委員会が所管する施設でありますが、単なる複合施設ではなく、本市が目指すスマートシュリンクとウェル・ビーイングの向上を同時に実現するための持続可能なまちづくりの拠点でもあります。同センターは、子どもたちの遊びや学びの場であると同時に高齢者の皆様が多世代と触れ合い、役割や生きがいを見いだせる場でもあります。─ 75 ─子どもたちの活気に触れることは高齢者の皆様の精神的な「健幸」につながり、孤立させない強力な処方箋になるものと考えております。私は、人口減少という現実は変えられずとも、市民の皆様がこのまちに住み続けてよかったと実感できる幸福感は、市民の方々と一体となって知恵と情熱でつくり出すことができるものと思っております。こども未来地域交流センターをそのスタートの象徴として、持続可能な未来の形を全力を挙げて示していく決意でございます。私からは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

答弁 教育長 織田靖雄

-登壇-それでは、私のほうから、件名の2、英語教育及び学習環境の充実について、次に件名の5、教育行政執行方針に対する一般質問につきまして、一括答弁申し上げます。再質問につきましては、教育次長を含め御答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。それでは、松井議員の質問にお答えをいたします。2、英語教育及び学習環境の充実について。①のア、令和7年度を含めた英語検定の受験者数についてでございますが、延べ人数は38名でございます。次に①のイ、教育委員会としての目標及びその取組についてでございますが、現状、目標自体は設定しておりませんが、中学校卒業程度と言われる3級以上を目指してもらえればよいと考えております。次に①のウ、合否確認及び学力到達度の向上を目的とすべきについてでございますが、今後は合否確認に努めます。次に、検定料の助成ですが、英語に興味・関心を持ってもらうことを足がかりに、一つの目安として、自身の英語力はどの位置にあるのかを知ってもらうことが導入当初の目的でありました。幼児段階から始めて義務教育段階修了までの9年間の継続した指導が行われるようになりましたので、もう1段階上げた考えを進めていく必要性もあるかと考えております。次に①のエ、表彰の取組についてでございますが、現在、学校では合格通知を校長からねぎらいの言葉とともに直接手渡しをしております。英検に限らず、児童生徒の顕著な成績に対しては褒めたたえていくことは大切であり、スポーツ・文化活動に限って表彰を行っておりますが、今後、学力・学業の顕著たる功績についても表彰を検討いたします。次に、②のALTの増員についてでございますが、民間会社からの派遣となれば、費用は1人当たり年間500万円から700万円とのことで、地方交付税の措置もありません。松井議員の御意見について、もっともな点も多々ございますが、子育て支援や地域活性化として、限られた予算の中でどのような事業が効果的に活用できるのか、今後も検討してまいります。次に、③の英会話教室等英語に関する事業へのALT等の活用についてでございますが、平─ 76 ─成20年に市民を対象に英会話教室を数回開催した記録が残っておりました。当該事業がいつ中止になったかは定かではありませんが、翌年度に実施している形跡はなく、中止とした理由も分かりません。ALTを講師とするかはともかく、新たな社会教育事業として市民を対象に事業が成り立つのか、今後検討してまいります。次に、④の歌志内の将来を担う子どもたちの選択肢を広げるためにも、英語教育にもっと力を入れ、ALTを増員すべきについてでございますが、先ほどもお答えしましたが、民間会社からの派遣となれば、費用は1人当たり年間500万円から700万円とのことで、地方交付税の措置もありません。松井議員の御意見について、もっともな点も多々ございますが、子育て支援や地域活性化として限られた予算の中で、どのような事業が効果的に活用できるのか、今後も検討してまいります。次に、⑤の英語検定等を用いたきめ細やかな対策による挑戦意欲を高める方策についてでございますが、児童生徒の学力の可視化については大変重要と考えておりますので、現在、文部科学省が毎年実施している「全国学力・学習状況調査」や「標準学力検査」を基に、児童生徒一人一人に応じた学習指導の在り方や学習方法などを教員全体で研修を深め、学力向上に努めているところで、英語検定もその一つとしています。次に、⑥のオンデマンド授業を行っている時期についてでございますが、令和7年度につきましては、令和7年4月から1年を通して実施しております。次に、⑦のオンデマンド授業の対象年齢の引下げについてでございますが、家庭学習等を早めに習慣づけることは必要であることから、今後、学校と協議しながら対象年齢を引き下げるべきか協議いたします。次に、⑧のオンデマンドと対面授業のハイブリッド化についてでございますが、当初、本事業を始めたときは、有償ボランティアの講師によりコミュニティセンターを会場に対面授業により実施していました。しかし、令和6年からは、引き受けていただける講師が1人となり、オンライン授業と対面授業によるハイブリッド型となっておりましたが、子どもたちが自分の都合のよい時間に学習できたほうがよいと考え、オンデマンド授業としております。このことから、今後もオンデマンド授業と考えております。次に、件名5の教育行政執行方針について。「学校教育の充実」(2)学習環境の充実の①、支援が必要な児童生徒に対する1人1台端末の効果についてでございますが、当該端末は、所在確認、健康状況確認、学習課題の対応、カウンセリング等に活用しており、生活習慣の確立や、できる限りの学力保障、友人関係の確立に効果が出ております。次に、②のいじめ防止等児童生徒への客観的なツールの活用についてでございますが、定例で実施しているいじめ調査や学校生活意欲や学校生活満足度を調べるQU(Questionnaire-Utilities)を活用し、学級経営や学校経営、そして個人指導に役立てております。次に、③令和8年度中の海外派遣についてでありますが、令和8年度は生徒の海外派遣は実施せず、候補地等となる地域の調査・研究を行い、次年度以降の実施を目指すこととしております。次に、「社会教育の充実」。(1)幼児教育及び家庭教育、放課後児童対策の充実。─ 77 ─④のア、イについてでございますが、関連があることから一括答弁させていただきます。学校から児童館等へ直接来館するための条件について、また、その事前申請についてでございますが、帰宅せずに直接訪問する場合は、必ず保護者や学校へ報告してから来ることを条件と考えております。事前申請までは考えておりませんが、職員が児童生徒に対し、保護者や学校に報告済みか確認することはあると考えます。また、今後、利用状況も鑑みながら、二次元コードを用いて、保護者や学校にメールで連絡が行くようにするシステムの構築を検討いたします。次に④のウ、児童館等直接訪問することへの保護者への周知方法についてでございますが、児童生徒全員の保護者宛てに説明文書の配布を予定しております。また、状況によっては説明会の開催等検討いたします。次に、(3)読書活動の推進。⑤のア、読書しやすい環境づくりについてでございますが、コミュニティセンター内に図書館が設置されていたときは、ホワイエと図書館に分散しておりましたが、新しい施設では1か所に集約され、議員の皆様に視察していただいたとおり、1人もしくは複数人で読書ができるスペースを確保しております。今まで休館日としていた日曜も開館を予定しており、今まで以上に読書しやすい環境づくりを行います。次に⑤のイ、蔵書の選定に当たり、市民の要望を積極的に取り入れる方法についてでございますが、蔵書のリクエストカードを備え付けており、その要望も参考にしながら、教育委員会内で検討し、購入することといたします。次に⑤のウ、学校図書館との連携についてでございますが、既に市の司書が年に数回学校を訪問し、学校図書館担当の教員に蔵書の整理・選択等についてアドバイスを行っております。今後は同じ敷地になることから、訪問しやすい環境となり、より連携が図られるものと考えます。以上、よろしくお願いいたします。

出典:歌志内市議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日 議事録 PDF(2ページ) 間違いを知らせる