歌志内市議会 令和5年第2回定例会 2023年6月23日
(1)地域課題に対応した行政運営について/(2)高齢者の外出支援等について/(3)マイナンバーカードの交付状況などについて/(4)次世代に誇れるまちの実現について
2023年6月23日、歌志内市議会の一般質問で、山崎瑞紀議員が「地域課題に対応した行政運営について」「高齢者の外出支援等について」「マイナンバーカードの交付状況などについて」「次世代に誇れるまちの実現について」について質問し、企画財政課長 東所勝則、福祉事業課長 佐々木厚史、市民課長 佐藤幸哉、市長 柴田一孔が答弁しました。
- 質問者
- 山崎瑞紀 議員
- 答弁者
- 企画財政課長 東所勝則、福祉事業課長 佐々木厚史、市民課長 佐藤幸哉、市長 柴田一孔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の議事日程ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 3番 山崎瑞紀
第2回定例市議会一般質問に当たりまして、一言述べさせていただき、質問に入りたいと思います。私は、この4月の市議会選挙で多くの市民の方々の御支援により、再びこの場に立つことができました。3期目の任期となりますが、歌志内の現状の変革を目指すとともに、何としてもこの歌志内が将来ともに持続し、次世代につなぐことが可能となるまちづくりの実現のため行動したいと考えております。しがらみのない自由な発想で臨みたいと思いますので、よろしくお願いいたします。それでは、通告に従いまして質問させていただきます。件名1、地域課題に対応した行政運営について。新型コロナウイルス感染症は本年5月8日以降、感染症法上の位置付けが5類感染症の季節性インフルエンザと同等の扱いになったことにより、以前の日常を取り戻しつつあります。これまで、国の臨時交付金を活用しながら、感染防止対策、地域経済対策、福祉・医療施設等への支援や物価高騰対策として様々な必要な事業が実施され、市民生活や地域経済への影響─ 37 ─を最小限にとどめる努力を、市民・行政・議会が一丸となって取り組んでまいりました。そこでお伺いいたします。①コロナ禍から3年が経過した現在において、進めるべき地域課題など、遅れを取り戻すべき課題についての認識についてお伺いいたします。②これまで、国の臨時交付金を活用し、市民生活や地域経済に対し手厚い支援が行われてきましたが、物価高騰が収まらない現状から、引き続き、必要な支援を実施する必要があると考えますが、今後の対応についてお伺いいたします。③まちづくりを推し進めるためには、地域課題に耳を傾け行政ニーズを的確に把握し、市民の共感を得ながら各種事業を進める必要があると考えます。コロナ感染症の取扱いが変更となり、今後は、より多くの市民と直接の対話を進めることが可能になっていくと考えますが、市民ニーズの把握方法など、これまでと変更はあるのかをお伺いいたします。件名2、高齢者の外出支援等について。高齢者の外出は、心身機能の維持向上や生活意欲の向上など、様々なよい効果があると言われています。外出の多くの目的は、買い物、通院、社交、娯楽などの私事目的が多く、通勤や業務などは少数との実態調査結果があります。また、高齢者の方が外出するときの障害については、道路の段差や傾斜、ベンチなど休める場所が少ない、公共交通が利用しにくいなどと言われています。そこでお伺いいたします。①4月より外出支援助成事業として、市内移動支援の実証実験をスタートしましたが、現状における利用状況をお伺いいたします。②実証実験をスタートして以降、利用者からの感想や課題についてお伺いいたします。件名3、マイナンバーカードの交付状況などについて。マイナンバーカードについては、マイナ保険証に他人の情報が登録されていたり、マイナポイントの別人付与や、公金受取口座が別人のマイナンバーカードに登録されるなどのトラブルが発生しております。そのようなことはあってはならないことであると考えております。そこでお伺いいたします。①全国及び北海道と本市の交付状況をお伺いいたします。②現在、様々な問題が発生していることを気にかけて、マイナンバーカードの取得を差し控える市民がいるものと考えます。今後、マイナンバーカードを所持していない方が市民サービスを受ける上で不利益となることがないのかお伺いいたします。③本市において同様なトラブルに関し実態調査の有無とその結果についてお伺いいたします。④現状、様々なトラブルに関し、解決されていない状況の中、普及を促進していくのか考えをお伺いいたします。件名4、次世代に誇れるまちの実現について。まちづくりは、市民・行政・議会が一体となり共に目指すべき方向を見据え進めていくことが重要であると考えます。私は、この4月の市議会議員選挙において、六つの決意と三つの愛を掲げ、多くの市民の皆様の支持をいただき、その負託に応えるため、市民に身近な議会であるとともに、行政と二人三脚で「持続可能な、市民誰もが誇れるまちの実現」を目指したいと考えております。そこでお伺いいたします。①未来に向け持続可能なまちづくりを進めるための市長の見解をお伺いいたします。─ 38 ─以上です。よろしくお願いします。
答弁 企画財政課長 東所勝則(企画財政課長は2024年3月まで)
私からは、件名1の①課題にすべき認識についてということで御答弁したいと思います。新型コロナウイルス感染症は、令和2年1月に日本で初めて感染者が確認されてから3年余りが経過し、これまで緊急事態宣言をはじめ、3密の回避や外出自粛などの行動制限により、日常の市民生活に大きな影響をもたらしました。このことは、市が推し進める様々な事務事業の実施にも影響があり、特に多くの市民の方々が集まり、芸術や文化の振興、スポーツによる健康増進や市民同士の交流会の中止などを余儀なくされたところでございます。これにより、これまで重ねてきたコミュニティー活動の低調などから、人と人とのつながりの希薄化が懸念されており、高齢化率が高い本市における高齢者福祉の推進など、喫緊の地域課題として捉え、取り組むことが重要であると認識しております。次の②でございます。今後の対応についてでございますが、これまで国の臨時交付金などを財源として、子育て世帯への重点的な支援や地域商品券の配布による市民生活への支援をはじめ、市内中小企業者、医療、福祉施設等への支援により、地域経済の活性化を図ってまいりました。今般の世界情勢の影響などによる電力、ガス、食料品等の物価高騰の影響で負担増となる市民生活への支援につきましては、今回の補正予算に計上いたしました各種支援事業の実施のほか、今後の経済情勢を見極めながら、必要な支援を躊躇することなく、緊急、臨時的な支援などについて、引き続き検討を行っていく考えでございます。次に、③でございます。市民ニーズの把握方法に変更があるのかということでございますが、まちづくりを推し進めるためには、市民が主役のまちづくりを根底に置き、地域課題を市民の方々と共有し、市民の皆様の思いに寄り添い、共感を得ながら施策事業を進めることが重要であると考えております。そのため、コロナ禍の影響により、場所や人数制限により直接市民の方々と対話する機会が制限されてきた現状から、今後は可能な限り、各種団体への会合出席や交通安全や防犯活動の街頭啓発など、機会を捉まえ、より多くの市民の方々と直接対話しながら、市民ニーズの把握に努めてまいりたいと考えております。以上です。
答弁 福祉事業課長 佐々木厚史(福祉事業課長は2025年3月まで)
私のほうから、件名の2、高齢者の外出支援等について、①、②につきまして、関連がありますので、一括して御答弁申し上げます。最初に①の現状の利用状況でありますが、4月のバス利用は102件、タクシーは92件、5月につきましては、バスが249件、タクシーが185件となっております。次に、②の利用者からの感想や課題についてでありますが、新たな事業のため、利用券交付の際に説明しておりますが、利用の仕方が分かりづらいとの意見もありました。しかし、その都度タクシー、バスの運転手からの説明もあって、運行事業者からは特に問題なく利用できているという旨、確認しております。また、利用された方の意見としましては、商業施設での買い物や市立病院での受診、送迎がない日のチロルの湯への利用など、タクシー、バスとも低料金での移動について大変ありがたいとの意見が多く、ひきこもりを防ぐための支援や社会参加の促進など、制度の目的に沿って─ 39 ─利用されているものと判断しております。
答弁 市民課長 佐藤幸哉(市民課長は2025年3月まで)
私からは、件名3、マイナンバーカードの交付状況などについて、①から④まで、順次、私のほうで答弁させていただきます。まず初めに①のマイナンバーカードの全国、北海道、本市の交付状況でありますが、総務省が公表しております令和5年4月末日時点の交付状況では、全国での交付枚数は8,786万5,814枚、人口に対する交付率は69.8%です。北海道の交付枚数は356万2,954枚、交付率は68.7%。本市の交付枚数は1,843枚、交付率は63.2%となっております。なお、5月末日時点の本市の速報値でございますが、カード申請者数は2,252人、申請率は77.2%、交付枚数は1,900枚、交付率は65.2%でございます。次に、②のマイナンバーカードを所持しない方が市民サービスを受ける上で不利益となることがないのかとのことでございますが、現在、基本的には不利益になることはないと考えています。今後におきましては、カードの所持の有無により、行政サービスに公平性を欠くことのないよう、十分に配慮して、行政サービスの提供を行っていく考えでございます。次に、③のトラブルに関する実態調査の有無とその結果でありますが、現在のところ本市においては、国が発表されております誤登録等の事案に該当する方はおらず、市独自での実態調査は行っておりません。また、現在まで市民から該当する事案に対する相談のほうも受けておりません。最後に④の普及促進をしていくのかということでございますが、マイナンバーカードの普及は国が行政の効率化や国民の利便性の向上を図るために行っている政策の一つであります。市といたしましては、市民の方々の不安や疑問に丁寧に対応し、理解をしていただくよう取り進めていく考えでございます。以上です。
答弁 市長 柴田一孔
私からは、未来に向け持続可能なまちづくりを進めるための市長の見解ということでございます。お答えいたします。私は、「住みたいまち、次世代に誇れるまちの実現」に向けまして、市民が主役のまちづくりを進めることを信条に、就任以来、まちづくりへの決意と情熱を持って市民の皆さんの幸せを願い、全力で取り組んでまいりました。山崎議員が掲げる、誰もが誇れるまちの実現は、共通した目指す方向であると認識しております。歌志内は豊かな自然に育まれた環境の中、人と人とのつながりをより強固なものとし、ここで暮らすすばらしさを市民の皆様が等しく享受できるよう、万全を尽くしてまちづくりを進めることが私に課せられた使命と考えております。今、一人一人が自分ごととして共に行動することで、この地域を将来にわたり存続させていくことが可能になるものと確信しております。このため、行政と議会が二人三脚で市民の共感を得ながら、総合開発審議会を軸とし、市民総意で策定した総合計画、まち・ひと・しごと総合戦略を前に進めることで、次世代に誇れるまちの実現が叶うものと思っておりまして、今後も全力を傾注してまちづくりを進めていきたいと考えております。
再質問 3番 山崎瑞紀
ありがとうございます。それでは、再質問に移ります。件名1の地域課題に対応した行政運営についてなのですけれども、コロナ禍の影響により外出の自粛や人が集まる場の制限などにより、人と人が直接関わる機会が少なくなりました。地域活動の停滞がやはり懸念されていると思います。今後、そうした地域での人の集まりを促進させる取組など、行政が積極的に取り組む必要があると思いますがいかがでしょうか。
答弁 企画財政課長 東所勝則(企画財政課長は2024年3月まで)
先ほどの答弁と重複する点もあろうかと思いますけれども、まずコロナの影響によりまして、市民を対象とした市が主催する様々な行事や事業というのが中止や内容の変更というのが余儀なくされてきたところでございますけれども、議員が懸念されておりますとおり、人と人との関わりという部分につきましては、希薄化が進んでいると私どもも認識しているところでございます。今後につきましては、コロナも落ち着きを見せてきておりますので、各所管のほうで今年度計画している行事や事業を前に進めるということで、まずそこを実施することで失われている時間を取り戻していきたいと考えております。
再質問 3番 山崎瑞紀
前に進むということで、コロナ前の活気ある歌志内に少しずつでも戻れるよう、確実な前進を期待しております。次に移ります。こちらのほうも必要な支援を躊躇することなく行っていくということで、物価高騰が続く現状ですので、市民生活を守り抜き、市内事業者の事業継続に対する支援を引き続きお願いしたいと思います。次、地域課題の③なのですけれども、コロナが落ち着きを見せて、基本的な感染対策を行いながら人が集まり、会話を自由に行うことが可能になってきております。市民と直接対話しながら地域課題などを把握することは大変重要なことと思います。コロナ禍で影響を受けた事業など取り戻すため、攻めの姿勢で行政運営に臨むことが期待されておりますが、その点はいかがでしょうか。
答弁 企画財政課長 東所勝則(企画財政課長は2024年3月まで)
先ほどのちょっと答弁と繰り返しになるかと思いますけれども、やはりコロナが徐々に明けてきたという状況を踏まえまして、今年度それぞれが計画しております事務事業を進めまして、今までの日常を取り戻す市民生活、それから通常の行政運営を行っていくということを主軸に置いて前に進めてまいりたいと考えております。
再質問 3番 山崎瑞紀
分かりました。今後はぜひ様々な分野におきまして、市民と直接対話のできる環境を積極的に設けていただき、市民の多様なニーズをしっかり把握していただきたいと思います。次、高齢者の外出支援なのですけれども、利用された方から大変ありがたいとの意見が多くありましたとのことだったのですけれども、こういった意見を聞くとき、どのように集約しているのか、また利用された方全ての方から意見を聞くようなことができているのかお伺いいたします。
答弁 福祉事業課長 佐々木厚史(福祉事業課長は2025年3月まで)
自分の住む町内会のお話だったり、業務で各地域に回ることもありますので、その際にいろいろお話を聞かせていただくということは結構多いです。─ 41 ─
再質問 3番 山崎瑞紀
今のところ、全ての方から意見を聞けるということは、ちょっとまだ難しい状況ということで。利用状況や利用者からの意見は、おおむね外出支援事業が好評を得ているものと考えております。私も地域の高齢者の方から路線バスを利用しまして文珠の商業施設などに買い物に行っているという話を聞いて、買い物を楽しみ、数十分交流スペースで休憩すると、ちょうど帰りのバス時間となります。往復それが200円で2時間もかからない時間で買い物が可能となり大変喜んでいるというお声もお聞きしております。こうした多くの利用者の声を聞いていただき、分かりやすく利用しやすい制度の本格稼働に期待が寄せられておりますが、実証実験の終了を見据えまして、現状でのお考えをお伺いいたします。
答弁 福祉事業課長 佐々木厚史(福祉事業課長は2025年3月まで)
まだ今2か月ほどの実証実験の結果でしかないので、今後本格実施に向けて、何が改善すべきかというところも考えて、柔軟的に検討していきたいと思います。
再質問 3番 山崎瑞紀
柔軟に検討していただけるということで、公共交通の重要性を今回改めて認識させられたことと思いますが、市内唯一のバス路線やタクシー事業の維持、存続されることが今後の大きな課題と思われます。高齢化率の高い歌志内におきましては、より利便性の高い公共交通の確立が必要と考えておりますので、市民の大切な意見をお聞きしまして、市民と一体となって検討することを今後お願いしたいと思います。次に移ります。マイナンバーカードの交付状況についてなのですけれども、歌志内市の交付率が65.2%ということなのですけれども、同規模人口の市町村と比較して、この65.2%というのは高いのか低いのかお伺いします。また、道内の市町村での順位が何位くらいなのか、参考までに教えていただきたいと思います。
答弁 市民課長 佐藤幸哉(市民課長は2025年3月まで)
同規模となれば隣町の上砂川さんが例に出されるのかなと思うのですが、上砂川さんとはほぼ同枚数が出ております。人口的には100くらい少ないのですが。ただ、歌志内市のちょっとつらいところは、この交付率というのが令和4年の1月1日現在の人口を基準に算出されているのです。それで、令和5年の1月1日にすると、126人の差があるものですから、そこの部分で交付率という部分にいくと、分母の少ない町の中での率になりますので、ちょっと率が下がっていると。順位的には、北海道では、昨年来までは125番前後でいたのですが、今年の3月末で、現在で4月近く、155位。だからといって、その差が、順位が下がったからといってそんなに大きく落ちているとかという問題でもございません。先ほど来、申し上げておりますとおり、交付とちょっと申請という部分で数字が違っているのだと。それらを現在の人口に置き換えますと、申請者は人口の80%以上は申請されているという実態でございますので、その辺はちょっと御理解いただければありがたいなと思います。
再質問 3番 山崎瑞紀
分かりました。次なのですけれども、マイナンバーの②、③、④につきましては、先ほどの答弁のほうで理─ 42 ─解いたしました。カードの所持に応じ、不利益は生じないという御答弁。さらに今回、全国で起きているトラブルに関しましては、歌志内では発生していないとのことですので安心いたしました。今後、トラブルに関して事案が発生した場合は、迅速に丁寧な実態把握等に努め、市民としっかり対応していただきたいと思います。次に移ります。先ほど市長の見解を聞かせていただきまして、ありがとうございます。私はこの4月の市議会議員選挙におきまして、多くの市民の方々の御支持をいただき、この場に立たせていただいております。私が掲げる、誰もが誇れるまちの実現は、将来に向け、目指す歌志内の姿であります。私はこの歌志内に生まれ育ち、多くの地域の方々に育てられ、恵まれた自然、人と人とのつながりにより、互いを認め合い、支え合い、幸せを分かち合える成熟したまちづくりを進めるため、微力ながらその一役を担いたいと思います。女性目線と民間の感覚、しがらみのない自由な発想で行政と二人三脚で次世代につなぐことができる歌志内の実現のために行動したいと考えておりますので、引き続き相互の連携をお願いいたしたいと思います。以上で質問を終わります。