歌志内市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月11日
(1)物価等の高騰について/(2)市民の安全・安心の確保について/(3)新たな市役所庁舎の在り方の検討について/(4)時代の流れや変化に応じた学校教育について
2024年9月11日、歌志内市議会の一般質問で、山崎瑞紀議員が「物価等の高騰について」「市民の安全・安心の確保について」「新たな市役所庁舎の在り方の検討について」「時代の流れや変化に応じた学校教育について」について質問し、企画財政課長 金谷恵一、総務課長 北風是紀、教育次長 鈴木将一、福祉事業課長 佐々木厚史、教育長 織田靖雄が答弁しました。
- 質問者
- 山崎瑞紀 議員
- 答弁者
- 企画財政課長 金谷恵一、総務課長 北風是紀、教育次長 鈴木将一、福祉事業課長 佐々木厚史、教育長 織田靖雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の議事日程ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 3番 山崎瑞紀
通告に従いまして、質問させていただきます。件名1、物価等の高騰について。新型コロナウイルス感染症や世界情勢の不安定化、加えて円安の影響などにより、あらゆる生活必需品の値上げが進み、市民生活への影響は今現在も続いている状況であります。国によるエネルギー価格の激変緩和策により一定の効果が見られるものの、冬を迎える時期が近づき、市民の不安感が高まりつつあるものと考えます。そこで、お伺いいたします。─ 64 ─①市民の生活支援として、独自の支援策を講じる考えがあるのか、お伺いいたします。②冬季を迎えるに当たり、燃料等の購入支援などの実施のお考えについてお伺いいたします。件名2、市民の安全・安心の確保について。5月、警察署の再編について道警より、警察署を統合・再編する計画が発表され、市に対し、赤歌警察署から説明を受けたとの、第2回定例会での一般質問で答弁がありました。その後、統合・再編の対象となっている警察署の一部の自治体では、住民の安全確保や治安対策に支障が生じかねないと道警に対し要望活動を行うなど、住民の安全・安心を第一に考え、行動を起こしております。統合・再編の理由として、犯罪や事故の減少などが背景にあるとのことでありました。そこで、お伺いいたします。①統合はやむを得ないとの市の考え方に変わりはないのか、お伺いいたします。②近年、熊の出没や高齢者の特殊詐欺被害が深刻化する現状から、より市民に寄り添った対応が警察に求められるものと考えますが、市としての対応と、この状況に対する見解をお伺いいたします。③統合・再編の計画では、滝川署が5市4町と広範囲を担うことになり、防犯が手薄になる、事件や事故の対応の遅れなどが懸念されておりますが、その具体的な対応について、これまで警察と協議を行ったのか、また、その内容についてお伺いいたします。④様々な不安を抱える市民に対し、今後、直接市民に道警が説明をする予定はあるのか、また、市として説明を求める考えはあるのか、お伺いいたします。件名3、新たな市役所庁舎の在り方の検討について。第2回定例会一般質問においても御質問いたしましたが、市の認識といたしましては、現庁舎が60年を経過し、老朽化が深刻であり、防災拠点としても脆弱であるとされており、耐力度調査を行うに至ったものと思います。前回も御質問させていただきましたが、庁舎の在り方についての検討は、市役所内部での検討にとどまらず、市民参画の下、検討を進めるべきと考えますが、6月の時点では、未定であるとの答弁でありました。そこで、お伺いいたします。①現庁舎の老朽化が深刻であることを理解していても、今後の在り方の検討を始めない理由として、耐力度調査結果とは別にどのような理由があるのかをお伺いいたします。②庁舎は防災拠点の要と言える施設であり、近年のゲリラ豪雨や線状降水帯の発生などによる災害対策や、窓口のプライバシーの確保など、市民サービスの向上を図る上で重要な施設であり、現状の対応から真剣に取り組んでいるように感じませんが、改めて庁舎の在り方の検討をどのように捉えているのか、その見解をお伺いいたします。件名4、時代の流れや変化に応じた学校教育について。人口減少やデジタル社会などの時代において、体験や経験が子供の成長に大きな影響を与えると思いますが、部活動などの維持・存続が危ういなど、子供たちを取り巻く環境は、様々な選択の幅が狭くなるなど、当市の教育環境について危惧されている方も少なくないと感じます。そこで、お伺いいたします。①時代の変化とともに子供たちに求められている力は、昭和から平成、令和と、どのように育むべき力が変化してきたのか、お伺いいたします。─ 65 ─②地域住民との関わりを初め、様々な場面で体験や経験により、人間関係の構築や自己肯定感を培うことの重要性などを教育現場においてどのように取り組まれているのか、お伺いいたします。③少人数学級である当市の学校教育環境において、体験や経験、集団生活を通して協調性などを学べる機会の確保をどのように取り組まれているのか、お伺いいたします。以上です。よろしくお願いします。
答弁 企画財政課長 金谷恵一
私から件名1、物価等の高騰についての①市民の生活支援としての独自の支援策及び②の冬季における燃料等の購入支援実施の考えについて、一括して御答弁申し上げます。本市における市民生活への支援等につきましては、これまで国の交付金を財源とする支援事業を初め、多くの事業を実施してまいりました。今もなお食料品やエネルギー分野の値上がりによって、家計への負担、影響をもたらしていることは認識しております。現在、市といたしましては、社会情勢、国や北海道などの各種支援に対する動きを注視し、情報収集に努め、燃料等の購入を含む、独自による支援の実施について検討しているところでございます。以上です。
答弁 総務課長 北風是紀(総務課長は2025年3月まで)
私からは、件名2及び3について御答弁申し上げます。初めに、件名2、市民の安全・安心の確保についての①統合はやむを得ないとの市の考え方に変わりはないのかについてでございますが、警察署の再編整備に対する第2回定例会以降の動きにつきましては、7月下旬に北海道警察本部職員と赤歌警察署長が来庁され、赤歌警察署の再編整備計画案に対する説明を受けました。内容は、北海道警察としては、計画案をホームページに公表し、パブリックコメントを実施することや、地域住民向け説明会も考えていること。赤平市へも訪問し、市長から特段の問題はないとの報告を受けていることなどの説明があったところです。また、再編することにより、分庁舎となる芦別、赤歌各警察署では、多くの業務が滝川署へ集約されることとなるため、住民にとって関心の高い治安維持のためのパトロール業務に集中できるといったメリットもあるとのことでした。本市といたしましては、北海道警察からの説明を受け、限られた人員、装備の中で厳しい治安情勢に対応し、将来にわたって安全と安心を確保していくためにはやむを得ないものと考えております。次に、②の市としての対応と見解についてでございますが、北海道警察の説明資料には、前回、平成29年の夕張、三笠、沼田の各警察署の統合、令和2年の砂川、美深の各警察署の統合による効果が記載されており、パトロール時間や巡回連絡など、地域警察活動の強化が認められており、初動体制も強化されたとの説明を受けております。また、市としましても赤歌警察署に対し、再編後においても、市内での防犯や交通安全、パトロール体制を低下させることのないよう要請しているところであり、引き続き防犯活動を支援することとしておりますが、歌志内、赤平、芦別の各防犯協会においては、地域での防犯カメラの設置など、防犯活動の強化などについて検討を開始したと聞いております。次に、③の警察とのこれまでの協議や内容についてでございますが、北海道警察からの説明では、分庁舎となる芦別、赤歌各警察署では、多くの業務が滝川署へ集約されることとなるた─ 66 ─め、住民にとって関心の高い治安維持のパトロール業務に集中できるといったメリットもあることや、過去の統合による効果についても指数を用いて、改善されているという説明を受けたところです。次に、④の警察が直接市民に説明をする予定はあるのかについてでございますが、北海道警察の説明では、地域住民向け説明会も考えているとのことであったため、今後、警察の考えている具体的な説明方法等も含め、確認を行っていきたいと思います。次に、件名3、新たな市役所庁舎の在り方の検討についての①検討を始めない理由についてでございますが、庁舎の在り方についての検討につきましては、繰り返しの御答弁となりますが、現在、建物の老朽化を評価する耐力度調査を実施中であり、その調査結果を基に開始することを考えております。調査結果の内容によっては、在り方の方向性も変わってしまう可能性もあり、また、低額な事業でもないため、慎重に行う必要があると考えているところです。もちろん、市のランドマークである庁舎でありますので、検討に当たっては、幅広くみんなで決めることが必要だという認識でおります。多岐にわたる検討が必要なため、一般的には数年程度の期間が必要と言われており、耐力度調査の結果を反映した資料作成を初め、有利な補助金等財源の調査や確保のための調整、市としての投資的事業の予定や、最近の資材高騰等を含めた事業費の調査など、将来にわたって満足のいく結果となるよう全てを一体的に行っていくことを考えております。最後に、②の改めて庁舎の在り方の検討をどう捉えているのか、見解についてでございますが、現庁舎の脆弱性を含む各種問題点につきましては、これまでに御指摘のとおりであり、庁舎の老朽化による各種不具合や防災拠点として不完全な立地条件にあることは否めません。調査の在り方について真剣に取り組んでいるように感じないとの厳しい御指摘でございますが、低額な事業ではないため慎重に行う必要があること、将来にわたって満足のいく結果となる必要があること、また、将来の財政状況に大きく影響を与えることでもあるため、重要な基礎資料である耐力度調査結果を初め、各種資料を取りそろえながら慎重に検討したいということを御理解願います。なお、現在は内部で近隣の状況などを含め、情報収集を行っているところです。以上でございます。
答弁 教育次長 鈴木将一
私の方から件名の4、時代の流れや変化に応じた学校教育について、御答弁させていただきます。まず、①でございます。昭和の後期からこれまでをひもときますと、経済成長とともに知識重視の教育が進展し、基礎学力や記憶力を重視した教育が展開されました。一方で、受験競争の激化や詰め込み教育に対する批判も生まれております。平成に入り、少子化やグローバル化、情報化社会に適合する改革が行われ、詰め込み教育の反省から、ゆとり教育が導入され、子供たちが持つ個性を尊重し、自ら考え行動する力を育むことを目指しました。週5日制の導入や総合的な学習の時間が設けられましたが、その後、学力低下の懸念が高まり、方針が転換され、理数系や英語教育の強化、教科書の内容が増加され、再び質の高い教育が求められるようになりました。平成の後期からインターネットやデジタル技術の普及により、ICTを活用した教育が重視されるようになるとともに、国際感覚とコミュニケーション能力が求められるようになりました。─ 67 ─令和に入り、新型コロナウイルス感染症の影響も相まって、オンライン教育の必要性が急速に高まり、GIGAスクール構想として、1人1台パソコンの整備が行われ、デジタル教材を活用した教育が推進されています。また、従来の知識暗記型の学習ではなく、問題解決のために自ら問いを立て、解決策を探ると同時に、他者を尊重し、多様化に対応でき、協力して課題を解決する協働力も重視されています。昭和、平成、令和の各時代における育む力は、社会の要請に応じて変化をしてきました。日本の教育は一貫して、次世代に必要なスキルを育成し続けております。続きまして、②でございます。自己肯定感を高めるために、心理的安全性がある環境を維持する必要があり、豊かな心の育成に重点を置いた学校経営を進めております。その一環として、児童生徒会を中心とした「あいさつ運動」及び教師やスクールカウンセラーによる教育相談を定期的に開催しています。また、10月には道徳の外部講師を招き、研究授業を実施する予定です。続いて、③についてでございます。協調性を学ばせるために、修学旅行や宿泊研修時に体験学習等を取り入れた学習活動を随時行っております。歌志内学園の場合、児童生徒数が少ないことから、体験学習が短時間で済むため、より多くの経験を積ませることができ、同級生や下級生の意見を聞きながら学校行事をつくり上げるなど効果を上げていきます。以上でございます。
再質問 3番 山崎瑞紀
ありがとうございました。それでは、順次再質問させていただきます。物価等の高騰についてなのですけれども、社会情勢や国や北海道などの動向を注視し、独自の支援策を検討とのことでありますが、人口の少ないまちだからこそできる市民への直接的な支援を行うことが必要と考えます。先ほどの佐藤議員の答弁の中で、独自の支援策など、前向きに検討していただけるということだったので、ちゅうちょすることなく支援をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。また、例年、灯油の需要期に福祉灯油として、低所得世帯などを対象に灯油の助成券の交付が実施されておりますが、近年の燃油等の高騰が著しい現状から、例えば全世帯を対象とした燃料助成券の交付など、灯油等の需要期に向け、市民の家計負担軽減策の実施の考えについてお伺いいたします。
答弁 福祉事業課長 佐々木厚史(福祉事業課長は2025年3月まで)
現在、燃料が高騰して高止まりが続いていますので、福祉灯油の助成は今、検討しております。
答弁 企画財政課長 金谷恵一
先ほど福祉事業課長のほうからお話があった福祉灯油とは別にというお話で、全世帯向けにということでございますが、午前中の佐藤議員のお話もあったように、これまで商品券とか、そういった事業を実施している中で、市内の事業者で灯油を扱っているところもそういった商品券というものは使えていたということも踏まえながら、全体的にどうしていくかという部分について検討させてただきたいと思います。
再質問 3番 山崎瑞紀
ぜひ前向きに、よろしくお願いいたします。─ 68 ─近年あらゆる生活需要品が値上がりし、市民の家計負担は増すばかりであります。今こそ、小さいまちであるがゆえにできる支援があると思いますので、ぜひ市民生活を守るとの観点で支援の実現をお願いいたします。次に移ります。件名2、警察署の再編・統合についてです。第2回定例会での質問以降に様々な情報や協議、資料の提供などが北海道警察よりあったとのことでございますが、これまでの警察との協議経過や関係資料について、今後、行政常任委員会等への報告などをしていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 総務課長 北風是紀(総務課長は2025年3月まで)
今、第2回定例会以降の動きということでお話をさせていただいたところでございますが、具体的には、7月29日、1日だけで、そのときに北海道警察の本部職員を初め、来て説明を受けたという、一度きりのものでございますのと、説明資料というのも、実は北海道警察のホームページに公表されているものと同じものを用いて説明を受けております。この説明資料につきましては、一般的にどなたでも、いつでも見ることができますし、機会を見て行政常任委員会等を含め、改めて提出して、それまでの間に、また何か話が進めば追加をしながら説明をしていきたいと考えております。
再質問 3番 山崎瑞紀
行政常任委員会への報告をしていただけるとのことなので、よろしくお願いいたします。警察署の再編・統合については、市民が安全で安心して暮らすために、関心も高く、不安に感じる市民も少なくありません。答弁にありました情報や協議状況をいち早く共有し、市民の不安を払拭する取組が重要と考えますが、いかがでしょうか。
答弁 総務課長 北風是紀(総務課長は2025年3月まで)
山崎議員から一般質問の内容が出て、これの一番最後に出ている「北海道警察からの説明」というところもあったものですから、私のほうで赤歌警察署のほうに確認したところ、北海道警察のほうとしても、地域住民へ進んで説明をしていきたいというところは確認をさせていただいています。ただ、再編が北海道警察でしているものですから、説明をする方というのは札幌から来るみたいですから、今日、明日すぐ来てくれというのもちょっとできないものですから、どういう場がいいのかも含めて追加で、北海道警察から考えているものを、じかに住民の方に伝わるように、例えば、切り口としては、町内会連合会との情報交換会という場もありましょうし、そのようなことを考えながらお話をして、できるだけ早く住民にも情報を提供していきたいと考えております。
再質問 3番 山崎瑞紀
市民生活の安全確保や不安解消のため、市としまして、積極的に情報提供をお願いしたいと思います。答弁の中に、治安維持のパトロール業務に集中できるということがメリットということなのですが、デメリットについては、どのようなものがあると捉えているのか、お伺いしたいと思います。
答弁 総務課長 北風是紀(総務課長は2025年3月まで)
北海道警察から受けた説明の内容によって、現在、警察署の中では、例えば許認可の関係ですとか、いろいろな業務を警察署の中ではされているという話をさ─ 69 ─れていまして、それらの部分のうち、地域住民に関することは、そのまま分庁舎として残るのですけれども、その他の一般的な、例えば許認可に関することだとか、一般的な事務に関することは、大きな滝川署のほうへ移りますので、デメリットというと、そういう細かいようなものがあったときには、赤平ではなく滝川へ行くということも考えられますが、逆に言われたのは、メリットとして、地域の防犯だとかパトロールについては、そこに特化することができるので、そこに人を多くあてがうことができるので、逆によくなるんですというような説明を受けたところです。
再質問 3番 山崎瑞紀
分かりました。警察署の再編・統合につきましては、治安維持はもとより市民生活の安全・安心を確保するため、大変重要な事項であります。きめ細やかな情報提供を市民はもとより、議会への報告もお願いいたします。次の件名3に移ります。新たな市役所庁舎の在り方の検討についてなのですけれども、先ほどの答弁では、総合的な観点での検討を進めたいとの考えにつきましては理解いたしました。ですが、以前から申し上げているのは、結果的に検討することを先送りにしていることから、まずは現在の庁舎の実態から、今後どうあるべきかの検討を進めるべきではと、その意思を確認させていただいております。耐力度調査の結果も、確かに具体的に建て替え時期を推定する場合には重要な要素の一つかと思いますが、老朽化が深刻であると認識しながら、将来の在り方を検討しないことに疑問を感じますが、いかがでしょうか。
答弁 総務課長 北風是紀(総務課長は2025年3月まで)
なかなか目に見える形で検討が進んでいないという大変厳しいような御指摘でございます。もちろん、例えば一般的に言う検討委員会を立ち上げての検討というのは、もちろんまだしておりませんし、それに対するにはやはり準備が必要だという認識には変わりはございませんが、内部でできるようなこと、例えば、ここ何年かは近隣でたくさん庁舎の建て替え等はしておりますので、それらの情報を集めて、具体的な検討から建設までの時期を計ってみたり、いろいろなことは考えているつもりでございます。ただ、なかなか目に見える形ではしていないものですから、足が遅いというような御指摘はお受けいたしますけれども、何らかのことはしているということも御理解願えればと思います。
再質問 3番 山崎瑞紀
私は、庁舎の建て替えや移転などを前提とした検討をするべきと申し上げているのではなくて、現在の課題として捉えているので、将来の在り方を今から検討するべきではと申し上げているところでございます。検討のスタートラインから、財源や財政負担を前提とした場合、様々な懸念から検討が進まないものと考えますが、その点はいかがでしょうか。
答弁 総務課長 北風是紀(総務課長は2025年3月まで)
確かに、庁舎ということになりますと、建て替えでも、既存施設の改修でも、事業規模というのは大変大きくなりますので、場合によっては、こんな事業費をかけてというものになって、考え方が立ち止まってしまったりというのももちろん出てくるものだと思います。防災上の拠点ということで、水が以前、平成28年度でしょうか、庁舎の1階に水が入りま─ 70 ─したので、とりあえずは止水板なんかを置きまして、50センチ、80センチぐらいの水に耐えるように応急処置ぐらいはしているのです。それらも含め、やはり果たしてこの建物がすぐに駄目になるものなのか、あと10年もつものなのか、20年もつものなのか、それをまず、私たちとしてはそれを基礎資料として話を進めていきたいと考えておりますので、なかなか議員の考え方と、もしかすると順序が違うと言っているものだと思うのですけれども、私たちは現在のところ、それを基に話を進めていきたいと考えていることを御理解願えればと思います。
再質問 3番 山崎瑞紀
先ほどの答弁の中に、具体的な検討をするには数年程度の期間が必要とのことでございます。早急に検討を始める必要があるものと思いますが、いま一度お伺いしたいと思います。
答弁 総務課長 北風是紀(総務課長は2025年3月まで)
もちろん数年程度、一般的にはかかるものだというところでございまして、今すぐにでもというところなのだと思います。繰り返しになりますけれども、内部で情報を集めたり、検討委員会によらない話し合いですとか、あるいはもう少し資料が集まると、例えば庁舎内で、検討ではなくて、これからどうするのだという考え方を例えば課長たちの集まる場だとか、そういうのも考えております。肝心なところの、庁舎をこれからどうするのだとか、どこに移すのだとかということについては、これはやはり市役所の中だけで話すことではありませんので、そのようなことを内部で話したことの資料を蓄積したものをきちんと検討委員会の場等で、住民が入る形で提供して、考えていただきたいというスケジュールを持っておりますので、本当でしたら1か月でも2か月でもスケジュールを早められれば一番いいのです。努力もいたしますけれども、何分、今の頭の中は、この調査結果を一つの重要な資料にしたいと考えておりますので、御理解いただければと思います。
再質問 3番 山崎瑞紀
この件に関しましては、私が質問を始めまして既に2年ほど経過しております。建設を伴うような現実的な検討結果になった場合には、大型プロジェクトにもなり、市が認識しているとおり、様々な調整や将来の投資的事業の把握など、事務量も過大になるものと思います。そのためにも先送りすることなく、今から少しでも前に進めるべきと考えますので、よろしくお願いいたします。次の件名4に移ります。学校教育についてであります。先ほどの答弁では、児童生徒数が少ないことから体験学習が短時間で済むため、より多くの経験を積むことができるとのことなのですけれども、児童数の減少により、少人数学級での授業を受けて、クラス替えができないなどの弊害もあると思いますが、少人数学級のハンデを払拭できる特色のある教育の実現が重要でないかと考えます。私自身の経験なのですけれども、スキーを通じて海外に行くことがありました。海外に行き、最初は不安のほうが勝っていましたが、海外の方と話をして、片言の言葉でも話ができたときの喜びや様々な経験ができた感動は今でも忘れられません。また同時に、もっと言葉を習いたいと、学ぼうとする意欲が湧いたことを今でも覚えております。英語の授業では、文法の暗記の難しさから授業についていけないと苦手意識を持つ生徒もいると思います。しかし、海外に行き、海外の方の本場の言葉を聞き、コミュニケーションが取れると会話をすることの楽しさも得ることができるとも思います。─ 71 ─例えば、海外への修学旅行や海外への学校との交換留学など、若いうちに異文化と出会い、英語を話す体験をしていくことはすばらしいスタートダッシュにつながることと思います。歌志内の教育として、英語に特化した新たな事業にすることで、特色のある教育の実現につながる手段の一つではないかと考えますが、いかがでしょうか。
答弁 教育長 織田靖雄
御質問どうもありがとうございます。まず、体験学習という形で、少人数であればより多くの体験ができる、やはり大人数であれば、ずっと回っていくのを待っていなければならないということになりますので、そういう意味では非常にたくさんの体験学習ができると。そして、また深い体験ができるというところでのメリットがあります。また、回数もいろいろ増やすことができますので、今現在そういう形でやっている状況でございます。それから、それを派生して、英語教育を含めた指導ということで、小学校の英語が始まってから9年になり、今現在9年生がずっと義務教育期間プラスこども園、あの頃は幼稚園でしたけれども、幼稚園の期間から学習をしております。私も実際、外国へ出て生活をしてきた体験も持っておりますので、外国語の大切さというのは十分承知しております。それを基に今、入り口としては、ALTを使いながら、ずっと外国語を習いながら、外国語に親しみながら、文化にも親しみながらやっている状況でもございます。幸いにもそうやって育てられた子供は、今9年生、この前、新たに来ましたハンナ先生ですけれども、非常に9年生はネイティブで、会話セッション、いわゆる会話が自由に英語が使えるというようなお話も伺っており、非常におもしろいというような感想もいただいております。そういうことも含めまして、私の考えとしては、近い将来、たしか春だったと思いますけれども、御寄附をいただいた部分がございますので、そういう部分も活用しながら、ぜひ子供たちを海外のほうに送ってやりたい、短期留学的な形でやっていけるように、何とかしてやりたいという思いは持っております。ただ、それがいつになるのかというのは、お金もかかることですので、1回事業を始めますと、やはり何年間か続けなければ意味がないというところもありますので、それらの部分も含めまして、財政、それから行く先、子供の安全もありますので、それから、英語という特色を持った地域、それらの部分。それから、せっかく北海道、アイヌ文化もありますので、そういう民族文化の部分を触れながら、いろんな要素を絡めた地域、場所、それから時期、対象学年いろいろ絡めて検討してまいりたいと思っております。頂いた御寄附が今ちょっと止まっている状態ですので、これをできるだけ有効活用できるよう、これから随時検討を進めていくと同時に、ある種、私のやってあげたいという思いも何とか完遂できればいいかと思っております。以上です。
再質問 3番 山崎瑞紀
教育長、答弁ありがとうございます。少人数学級だからこそできることはたくさんあると思います。生徒一人一人に寄り添い、多くの体験や様々な経験を積んでもらい、歌志内独自の特化した教育や、将来の選択肢を広げてあげられる教育を実現していただきたいと思います。以上で、私の質問は終わります。ありがとうございました。