歌志内市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月9日
防災体制について
2020年9月9日、歌志内市議会の一般質問で、山川裕正議員が「防災体制について」質問し、総務課長 北風是紀、建設課長 山田元、消防次長 神邦広が答弁しました。
- 質問者
- 山川裕正 議員
- 答弁者
- 総務課長 北風是紀、建設課長 山田元、消防次長 神邦広
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 3番 山川裕正
通告書に従いまして質問いたします。よろしくお願いいたします。1、防災体制について。今年の7月3日から13日にかけて、九州地方を中心に広い範囲で大雨になり、また、その後7月28日から東北地方において大雨になり、甚大な被害が生じました。大雨は線状降水帯が発生し、移動せず、停滞したことが原因でした。当市でも平成28年8月20日の大雨で、市庁舎1階に浸水する被害がありました。9月の台風時期に入ることから、防災体制についてお伺いいたします。①当市の地域防災計画で、災害対策本部の設置基準は特別警報(大雨・暴風)が発表されたときと記載されております。また、避難勧告等の判断基準は、大雨注意報、大雨警報、大雨特別警報、洪水注意報、洪水警報など、気象庁からの情報を基に避難勧告等を判断すると記載されております。平成28年8月の大雨では、道道の歌神橋、中村橋等で通行止めになったことから、線状降水帯の注意報が出た場合は、早目の避難勧告が必要と考えるが、いかがか。②平成28年8月の大雨では、道道の歌神橋、中村橋等で通行止めとなりましたが、歌神橋で通行禁止の対応が遅れたため、歌神橋から神威方面に走行した車両が、歌神市街の途中で冠水した道路で走行不能となり、その後、車は廃車となりました。大雨特別警報が出た場合は、消防職員が見回りをしますが、市内を見回りしている間に水位が上がり、橋や道路が冠水し走行不能になることが想定されるので、早目の交通規制が必要と考えるが、いかがか。③防災ハザードマップ2020保存版が、令和2年9月に全戸配布され、全市に土石災害警戒区域があることを再認識いたしました。この防災ハザードマップを市民に理解していただくためには、連合町内会会議等で説明する等の対応が必要と考えるが、いかがか。④市庁舎職員駐車場で、河川情報基盤整備工事(ペンケ歌志内川水位観測局新設工事)が施工されております。この工事は、電気通信工事と説明が掲示されていますが、今後の災害時にどのような情報が提供されるのか、伺います。以上、答弁お願いします。
答弁 総務課長 北風是紀(総務課長は2025年3月まで)
私からは、件名1、防災体制についての①と③について御答弁申し上げます。初めに、①の線状降水帯における避難勧告についてでございますが、線状降水帯とは、発達した積乱雲が列をなし、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで、局地的な豪雨をもたらす現象のことですが、気象庁によると、現在の研究では予測精度が高くなく、事前予測は非常に難しいとされており、気象庁が発表している気象の特別警報、警報及び注意報の中にも分類されておりません。また、避難勧告等の発令については、災害種別ごとに判断基準を設けており、災害対策本部が設置されていない場合であっても非常配備に関する基準により対応することとしており、近年における災害の状況を教訓としながら、早目に発令するよう心がけております。次に、③防災ハザードマップを理解していただくための対応についてでございますが、御質問のとおり、災害に対する理解を深めるためには、多くの方に説明をしながら周知することが─ 41 ─望ましいと考えておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、人が集まる機会も制限されていることから、今回は台風が発生しやすい時期を迎えるため、いち早く配布することを優先させていただきました。今後、ハザードマップの説明につきましては、町内会などからの要請に応じて随時行ってまいりたいと考えております。以上でございます。
答弁 建設課長 山田元(建設課長は2024年3月まで)
1、防災体制の②と④について御答弁申し上げます。初めに、②について御答弁いたします。御承知のとおり、道道赤平奈井江線におきましては、北海道で管轄されております。本道路を通行止めにする権限は、北海道及び公安委員会に与えられており、北海道におきましては上歌の雨量計並びに市役所横にあります河川の水位計、また、管内の状況等を考慮して通行止めを実施するか否かを判断するとのことです。御指摘の線状降水帯や短時間大雨等については予測不能であり、また、短時間に集中的に降るため、事前に判断するのは難しいと伺っております。しかし、市民等の財産を守るために、少しでも早く規制等対応できるよう北海道と情報共有しながら、今後取り組んでまいりたいと考えております。④について御説明いたします。現在のところ、同箇所に簡易型水位計が既に設置・供用されておりますが、現在行われている工事は、恒久的な水位観測局の設置と聞いております。これは、今後の水位観測データをより安定して情報提供をできるよう、簡易版から恒久的な機器への移行するための工事を行っております。今後、どのような情報が提供されるかでありますが、これまで同様、時間時における水位並びにカメラによるリアルタイムの映像などをインターネットにより情報提供されます。なお、この後、機器の設置後、追って周辺護岸工事が予定されていると伺っております。以上です。
質問 3番 山川裕正
件名②の道路の交通規制について先にお伺いいたします。大雨等がありましたら、消防のほうがいち早く市内の巡回等をすると思いますが、その段階で確かに上歌の雨量計、市役所横の河川の水位計、管内の状況等ということもございますけれども、消防の巡回が一番重要になってくるのではないかなと思うのですが、その場合、消防で得た情報はどのように北海道、もしくは警察のほうに伝達するのか、伺いたいと思います。
答弁 消防次長 神邦広
消防におきましては、気象警報の有無に関わらず、当市において連続した降雨量が10ミリに達した時点で水位観測に努めるとともに、独自の水位基準を持っておりまして、連続して20ミリ降ったら河川調査及び危険箇所調査を行っているところでございます。冠水した時点で、道路が冠水して通行止めになり得る時点で、警察及び関係機関に連絡しております。こういった形をとっております。以上です。
質問 3番 山川裕正
④の水位観測局でございますけれども、これはカメラによるリアルタイムな映像もインターネットにすぐ情報提供するのか、リアルタイムで情報提供になると思う─ 42 ─のですが、それについてもう1回説明お願いします。
答弁 建設課長 山田元(建設課長は2024年3月まで)
現在、カメラ設置したばかりで試運転を行っているところでございます。アドレス等を含めまして、各総務、消防、私ども建設課ということで情報共有はしておりまして、その確認が取れ次第、一般市民含め誰もがインターネット上で閲覧可能な状況となっております。今現在の予定ではリアルタイム、ライブカメラ映像ということで、若干の時間のずれがどうしても発生しているということで、ここの調整を今しているところでございまして、まさに今現在の川の状況、水位の状況が確認できる状況となっているところです。最終的には、北海道のホームページに掲載されることになるかと思いますけれども、利用可能な状況になれば、広報等で周知を図ってまいりたいかなと思っております。以上です。
質問 3番 山川裕正
今の工事やっておりますね。以前工事する前は、こういうリアルタイムな市庁舎横の河川の水位計では、リアルタイムな映像はインターネットにもちろん流れてなかったということで理解していいのかどうか伺います。
答弁 建設課長 山田元(建設課長は2024年3月まで)
今までの状況は簡易型といいまして、単純に電源装置が太陽光パネルで稼働しておりました。そしてそれを基に、カメラはまだついておりませんで、水位の観測が、状況がリアルタイムにインターネット上で閲覧することは、これは既に可能になっておりました。しかし、太陽光パネルなものですから、電源装置の商業電源と違いまして、安定供給がされないということで、今、局舎と我々言っておりますけれども、護岸のところにきちっとした水位計を設置し、そして精度を高め、そしてちょっと奥に擁壁があるのですけれども、その擁壁の奥のところに局舎といいまして、上歌の水位観測所みたいな形で、大体5メーター真四角程度の大きな施設を設置して、そこで商業電源を引っ張り蓄電を可能とし、万が一、停電になってもそこで運用可能だという恒久的な施設に、今、工事をしていただいているところでございます。
質問 3番 山川裕正
ちょっと勉強不足で申し訳ないのですが、上歌の雨量計というのは場所どの辺にあるか、わからないものですから伺います。
答弁 建設課長 山田元(建設課長は2024年3月まで)
ちょっと表現難しいですが、前、市職員住宅が平家でありました。ちょうどこちらから入っていきまして、ブドウ畑に入る手前のところ、右側のところ、川側のところに局舎が建っておりまして、そこの水位計でございます。
質問 3番 山川裕正
ハザードマップの避難所に関してちょっと質問いたします。降水量によって通行止め等で橋を渡れないということで、そういうケース、橋が通行止めになって避難できないということが考えられ、それによって一部の避難所に避難者が集中して、避難所が満員となることも今後想定されると思いますが、最近の新聞では、また、予備的な避難所の確保ということでお寺ですとか、そういうところと予備の避難所の契約をしていることが新聞掲載されておりますけれども、当市も今後場所によっては、例えば中村地区あたりでも予備の避難所が必要と考えますけれども、これに対してどう考えているか、質問いたします。─ 43 ─
答弁 総務課長 北風是紀(総務課長は2025年3月まで)
基本的には十分コロナ禍の影響もございまして、収容人員も制限されたり、今、九州のほうでは入れないでほかの避難所へ回ったとかいうようなお話も聞いております。基本的には本市の場合は、多くの避難所をまずは開けましょうということで、とりあえずは対応したいと。さらにそれでも足りないような場合は、入りきれないというような場合については、水の状況、雨の状況にもよりますけれども、ほかの避難所への人送ですとか、そういうところも考えていかなければならないとかというような考えでおります。議員おっしゃるとおり、ほかのここの指定避難所等になっていないところとの協定ですとか、避難所を増やすというところも方法の一つにはなってこようと思いますので、今後に向けて考えていきたいなというふうに考えております。
質問 3番 山川裕正
この防災ハザードマップで文珠地域、中村地域など避難所が示されておりますけれども、ここの各避難所の避難人員の大体何名くらいという表示が必要ではないかなと思います。例えば、中村地区集会所は部屋的にもそんなに広くないですし、たしか幾つか部屋分かれておりますけれども、この避難所の防災ハザードマップの集会所のところに避難人員の目安も今後表示していただきたいと思いますが、どうでしょうか。
答弁 総務課長 北風是紀(総務課長は2025年3月まで)
それぞれの指定避難所、指定緊急避難場所につきましては、内部的には収容人員の算出となるようなもので、ここの避難所には大体何名くらい収容できるという内部で持ったものはございます。今後、今、おっしゃったような収容人員の目安というようなことでございますが、現在これとは別に内閣府でも防災に関して、例えば避難勧告・避難指示といった文言が非常に分かりにくいというようなことがございまして、来年の通常国会に防災の関係の法律を見直す動きがあるというようなことがあったり、防災に対して、防災・災害に対して、これから考え方が随時変わっていくようなことが予想されますので、そういうようなタイミングと合わせて一緒に検討していきたいというふうに考えています。
質問 3番 山川裕正
今回の台風10号で九州地方を中心に車、車両を立体駐車場に避難させるという報道がありました。当市でも、例えば東光改良住宅、4階建ては浸水時安全な建物ではあると思いますけれども、床上浸水警戒区域にあることから、車両避難の対策も必要と思いますが、これについてはどう考えているのか、伺いたいと思います。
答弁 総務課長 北風是紀(総務課長は2025年3月まで)
立体駐車場、例えば九州地方では民間の施設が駐車場開放したなどというような新聞記事も、私も見ましたけれども、現実に歌志内にと言いましても立体駐車場等はございません。大切な車を守るというようなお気持ち、もちろん理解できますけれども、現実問題としてそのような施設がないので、難しいのかなというふうには思っております。そこでやはり今回お配りした防災ハザードマップを皆さん1人1人が見ていただいて、住んでいる地域がどのような浸水の想定区域図に当たるのかをまず見ていただいて、床上に行くようなところだと車が水没してしまう危険もありますので、まずは早目に各自でマップを見ていただいて、早目に車を安全な場所へ避難させるだとかのことを、このマップを材料にして考え─ 44 ─ていただきたいなというふうに考えているところです。
質問 3番 山川裕正
今回のハザードマップの配布は、コロナとの関係で人が集まる機会を制限しているということで、早く配布したということはもちろん理解できます。このハザードマップの説明につきまして、町内会などから要請に応じてということでございますけれども、要請ではなくてPRして、ハザードマップもうちょっと詳しく説明したいので、役員会等がありましたら呼んでくださいというような働きかけをしていただきたいと思います。ちょっと早いですけれども、大体聞くこと聞いたので、私の質問終わります。ありがとうございました。