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歌志内市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月27日

(1)市役所庁舎の防災対策及び「市町村役場機能緊急保全事業」による庁舎移転の検討について/(2)老人クラブ等への地域サロン助成について

2019年9月27日、歌志内市議会の一般質問で、山川裕正議員が「市役所庁舎の防災対策及び「市町村役場機能緊急保全事業」による庁舎移転の検討について」「老人クラブ等への地域サロン助成について」について質問し、総務課長 渡部一幸、企画財政課長 松井敬道、保健福祉課長 佐藤守が答弁しました。

質問者
山川裕正 議員
答弁者
総務課長 渡部一幸、企画財政課長 松井敬道、保健福祉課長 佐藤守

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の議事日程ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 3番 山川裕正

おはようございます。通告書に従い、質問いたします。1点目、市役所庁舎の防災対策及び「市町村役場機能緊急保全事業」による庁舎移転の検討について。近年のゲリラ豪雨による国内の洪水被害は甚大なものがあります。当市も平成28年8月に豪雨による洪水被害があり、市役所庁舎も浸水し、公用車等に被害がありました。市役所庁舎は耐震化されておりますが、ペンケ歌志内川からの洪水が想定されます。そこでお伺いいたします。①今年度、庁舎に設置した非常用発電機は、庁舎1階に浸水した場合、発電できるか伺います。②近隣市町では、市町村役場機能緊急保全事業を活用し、庁舎建てかえを進めている市町や建てかえを検討しているまちがあります。当市の庁舎も洪水浸水想定区域にあることから、庁舎移転の検討が必要と考えますが、いかがか。2点目、老人クラブ等への地域サロン助成について。①住みなれた地域で高齢者が暮らし続けるため、地域包括ケアシステムの取り組みが進められております。この取り組みの中で、地域サロンは外出の機会がふえる、友達ができる、会話をするなど、認知症予防に効果が期待されます。近隣の各市町では、地域サロンの助成を行っております。当市では、地域づくり活動支援事業で補助対象とされておりますが、補助期間が同一事業につき3年を限度とするとされていることから、地域サロン助成について新たな支援策、または地域づくり活動支援事業の要綱見直し等が必要と考えるが、いかがか。以上、2点、質問いたします。

答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)

私のほうから、件名1の①及び②について御答弁申し上げます。①の非常用発電機の関係でございます。平成28年8月の豪雨災害により、庁舎内に約5センチメートルの床上浸水被害が発生いたしました。翌年、浸水対策といたしまして、表玄関及び裏玄関に止水板を設置、配電盤のある電気室にも浸水防止用のコンクリート壁を設置し、二重の対策をしたところでありますが、これを超える浸水があった場合、電源喪失することとなります。②の庁舎の関係でございます。現庁舎は、昭和48年に市民会館として建設、昭和62年から一部庁舎に転用、平成元年度に市役所別館に用途変更し、平成19年4月から本庁舎として活用しております。その間、平成11年に耐震化工事を行っておりますが、築51年が経過しているところから、内部設備の老朽化が目立ってきている状況にあります。また、質問にありますように、洪水浸水想定区域に立地しております。このような状況から、先般、総合計画の後期計画策定の参考とすることを目的とした市民アンケートを実施したところであり、今後、老朽化への対応及び防災拠点としての整備など、市庁舎のあり方について検討を行いたいと考えております。─ 73 ─以上でございます。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

私からは、件名の2、老人クラブ等への地域サロン助成について御答弁申し上げます。地域サロンにつきまして、新たな支援、または地域づくり活動支援事業補助金交付要綱の見直しが必要ではないかとの御質問でございますが、地域づくり活動支援事業補助金につきましては、地域団体及び地域住民等が取り組む地域づくり活動の推進を目的としており、地域住民等が主体的に地域活動や地域の問題解決、地域の活性化などの取り組みやそのきっかけとなる活動に対し、補助金により支援を行うものでございます。したがいまして、同補助金の目的趣旨から同一の事業の活動に対しまして、一定の支援期間を設けることで、地域における活動が主体的に行われ、自立した活動への発展を期待するとともに、協働のまちづくりの実現を図ってまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 3番 山川裕正

庁舎の止水板ということで設置されたと、回答ございました。この止水板と配電盤のある電気室に浸水防止のコンクリート壁の設置とありますが、大体何メートル、1メートルというのか、50センチというのか、その辺の目安の高さについて伺いたいと思います。

答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)

止水防止板、表玄関と裏玄関につけております。表玄関のほうは高さ約50センチ、裏玄関のほうは高さ約85センチ、電気室内のコンクリート壁ですが、高さ15センチということになっております。

質問 3番 山川裕正

結局、表玄関は50センチ、裏玄関は85センチということは、裏玄関のほうが川に近いことからその高さに違いが、裏玄関のほうを高くしたということなのか、伺いたいと思います。

答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)

これらにつきましては当時の状況のデータ、表玄関付近の川から越水したときの深さぐらいが大体60から70センチということでございまして、この辺のデータを建設課のほうに提出いたしまして、建設課のほうで検討して、この高さになったということでございます。

質問 3番 山川裕正

裏玄関で85センチということで、これぐらいまでであれば、何とかそこで浸水をとめて庁舎の機能、まして災害対策本部が庁舎内に設置されるということでございますから、これ以下の浸水であると、災害対策本部も庁舎内に設置可能というふうに考えているか、質問いたします。

答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)

適切なお答えになるかどうかわかりませんが、基本的にまず表の水をとめるということで止水板を設けております。前回は止水板なかった状態なのですね、それで全部しめた中で、表のほうで約60から70センチぐらいの浸水があっても、中に入ってきたのは約5センチぐらい程度だということでございますので、さらにこの止水板をつけるということにつきましては、防御になるのかなと思いますが、どこからの浸水かということを特─ 74 ─定するのはなかなか難しい部分がございます。それとあと、洪水浸水想定区域に入ってございます。これにつきましては、最大の規模の降雨量を想定しまして、この辺の周辺は7.6メートルの浸水を予想されていることでございますので、ここまで来る部分につきましては、到底1階部分では対応できないということになっております。

質問 3番 山川裕正

市町村役場機能緊急保全事業が国から示されて、近隣市町では建てかえを進めているところ、建てかえを検討しているところということで、新聞報道で見ております。この市町村役場機能緊急保全事業について、市役所内部で検討されたかどうか、ちょっと伺いたいと思います。

答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)

この事業の検討というよりも、庁舎をどうするかという検討が先に立ってくると思いますが、この辺につきまして先ほどの御答弁いたしましたとおり、基本的に今の現状、内部改修をして、しばらくは続けていけるという判断を今のところしておりますが、先ほど申し上げました総合計画の後期計画をこれから策定いたしますので、その辺の参考とするために市民アンケートを実施したところでございます。今後の後期計画の中でいろいろとこの辺の庁舎のあり方について、検討を行っていくということでありますので、御了解いただきたいと思います。

質問 3番 山川裕正

近年のゲリラ豪雨ということで、いつ、どれだけの降雨量があるかというのは、なかなか予測できないものがございます。市として、このような考え方で今のところ止水板を設置した、庁舎建てかえについては今後の計画ということでございますので、市の考え方についてはわかりましたが、近年のゲリラ豪雨ということで、これからの災害状況を見ながら、また、庁舎移転について検討が必要と考えますので、よろしくお願いいたします。また、近隣の市町村役場の建てかえについては、庁舎は市民の財産ということで位置づけて、検討を行っているところが多い状況にあります。総合計画の中で、今後、進めていくということでございますが、この辺の庁舎移転に関しての情報提供については、市民の方へ連合町内会の説明会等で、さらに庁舎移転についての情報提供をお願いしたいと思います。2点目に行きます。老人クラブ等への地域サロン助成ということで御答弁いただきました。あくまでも現在ある地域づくり活動支援事業は、答弁いただきましたが、地域の活性化のきっかけとなる補助金ということで考えているということでございますが、地域サロンについては本当に外出の機会がふえる、会話するなど、認知症予防の効果が期待されております。その中で近隣の芦別市、砂川市などでは、市のほうでたしか要綱だったと思いますが、それで地域サロンの助成をしている状況にございます。市の人口が、今、3,189人ということで、その2分の1が65歳以上、その2分の1の65歳以上のさらに半分797人が75歳以上ということで、本当に地域サロンを行うことによって認知症予防ですとか、あらゆる効果が期待されているところでございますので、地域づくり活動支援事業ではあくまでも活動のきっかけとなるということで考えているのであれば、そういう地域サロンに特化した、限定とした補助金なりそういうものが必要と考えますが、いかがでしょうか。

答弁 保健福祉課長 佐藤守(保健福祉課長は2020年3月まで)

地域包括ケアシステムの取り組みからの御質問で入っていると─ 75 ─思いますので、その部分についての関連で御答弁申し上げたいと思います。地域包括ケアシステムということにつきましては、やはり私は地域づくりに向けた発想の転換、これが地域包括ケアシステムだというふうに思っております。今までのサービスをつくる行政主体、まず誰かがやってくれるだろう、個人の志、支援される側・する側、目の前の問題の解決、これらについてはこれからはやはり地域づくりは住民主体であり、みずからがつくり出し、私たちがやろう。継続的な個々の地域での可能な体制や担うこと、将来のためというようなことが私は地域包括ケアシステムの根幹的な部分であり、これらが構築されることによって円滑な形になるというふうに思っております。そのため入り口として、地域づくり活動支援事業があり、将来的にはやはりみずからの形で、それぞれの地域でつくり出していく形がなければ、うまくいかないというふうに思っておりますし、主役は市民の皆さんであり、一人一人が自分たちがやるという意識のもとで、支える側と支えられる側に分かれる、それらの一人一人の場面に応じて、支え手になったり、受け手になったりすることが、この地域包括ケアシステムの基本であり、意識改革であるというふうに私は思っているところであります。そのため各地区では、いろいろな形での事業を行っておりまして、我々のほうの所管といたしましても市内各地区、生活支援コーディネーターが回らせていただいております。ある地区においては、どういうふうな形の中で運営をしたらいいかというようなことも御相談を受け、アドバイスを行いながら、毎月の行事の中では参加人数がふえて、非常に活性化をしているという事例もございますので、側面的な形での支援はしたいと思っておりますけれども、財源的な部分については地域包括ケアシステムの根幹は、ぜひこれからも発想転換の部分を研修会等でもお話をさせていただいておりますし、そういう中でつくり上げていければ、長く、末永くそれらの事業が展開できるものかなというふうに思っているところでございます。

質問 3番 山川裕正

今の答弁をお聞きしますと、あくまでも老人クラブなり、そこの地域住民が主体的となってサロンを行うことに側面からの支援はするけれども、財源的な支援はあくまでも自分たちでという答弁でございますが、やはり私の地区の中村地区老人クラブでも結局、自分たちでお金を出し合ってサロンをやっておりますが、結果的に資金が足りなくて、例えば町内会ですとか、自治会に支援の要請が来ているところでございます。社会福祉協議会でもイベントサロン、年に何回かやっているのですが、やはり地域サロンは歩いていけるところで、定例的に開催されるということに意義があり、その中で認知症予防ですとか、そういう効果が期待されているということで、今、近隣の市町もそういう援助をしていると思いますので、市の考え方はあくまでも側面からの支援、またはそういうきっかけという、きっかけづくりの支援ということでございますけれども、やはりこれだけの65歳以上が人口の2分の1、65歳以上の人口のさらに2分の1が75歳以上ということで、もっと積極的な地域サロンに支援が必要と考えておりますので、もう一度答弁願いたいと思います。

答弁 保健福祉課長 佐藤守(保健福祉課長は2020年3月まで)

地域サロンの重要性という部分については、今、議員がおっしゃるとおり、外出の機会、会話、認知症予防、それらについて大変効果があるものということは、私もそのように思っているところでございます。先ほどの御答弁の部分でありますけれども、やはり地域包括ケアシステムという根幹の部分ですね。この部分はやはり発想が変わってきているという、言うなれば将来に向けて、今、議員がおっしゃるとおり、2025年、団塊の世代になると何百万人という高齢者がふえていく─ 76 ─ということ、2025年を目標にした地域包括ケアシステムの中を円滑に構築するということで、それぞれの市町村でさまざまな事業展開を私はしているというふうに思っております。地域サロンの一例だけを言えば、これは先ほども言ったように、内容を変えていって参加人数がふえ、活性化をしているという部分につきましては、やはり例えば物販もして、みずから財源もつくっていくという考え方にもなっているところでございますので、そういう形が地域づくり、住民主体でのつくり出し、それらの事業を将来的につないでいくという形が主体というふうに、私はなっているのではないのかなと思っています。ただし、入り口として支援ということでは、この地域づくり活動支援事業は使えるわけですから、それらで基礎をつくり出し、将来的な形でできればいいのかなというふうに私は考えているところでございます。その側面としてのアドバイスといいますか、その辺については生活支援コーディネーターのほうと協議をしながら、さまざまな形で今、行っているところがありますので、この輪が広がっていっていただければ、各地区でさまざまな取り組みが生まれることを期待したいというふうに考えているところでございます。

質問 3番 山川裕正

地域サロンの助成について、もっと前向きな答弁いただけるかなと思ったところですが、市の考え方について現状では、そういう側面、きっかけづくりの支援、それとあくまでも側面からの支援ということでの答弁でございましたので、私もこれから近隣市町のそういう地域サロンの助成等について、またいろいろ調べて勉強して、次回に質問いたしたいと思います。質問終わります。ありがとうございました。

出典:歌志内市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月27日 議事録 PDF(2ページ) 間違いを知らせる