歌志内市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月14日
(1)安心して快適に暮らせるまちについて/(2)定住対策について
2016年12月14日、歌志内市議会の一般質問で、山崎瑞紀議員が「安心して快適に暮らせるまちについて」「定住対策について」について質問し、建設課長 柴田一孔が答弁しました。
- 質問者
- 山崎瑞紀 議員
- 答弁者
- 建設課長 柴田一孔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の議事日程ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 3番 山崎瑞紀
通告に従いまして、2件について質問させていただきます。件名1、安心して快適に暮らせるまちについて。本町地区に安心して健康で明るい日常生活を営むことができる、環境と福祉の増進を図ることを目的とした高齢者専用住宅が完成いたしました。収入基準を満たした65歳以上の自立した生活のできる世帯を対象とした専用住宅で、低廉家賃、無落雪など、高齢者にとって魅力的な住宅と考えます。市外からの移住・定住のきっかけにもなり、人口減少が著しい当市に歯どめをかける事業としても大変重要と考えます。そこでお伺いいたします。①といたしまして、現時点での入居予定世帯数についてお伺いいたします。②といたしまして、入居者の募集についてお伺いいたします。(1)市内の方、市外の方へのそれぞれの周知方法をお伺いいたします。(2)他の課との横のつながりを持った募集の呼びかけについてお伺いいたします。③といたしまして、内覧会を行いましたが、内覧会の参加人数やその中で出た意見などをお伺いいたします。④といたしまして、住宅の屋外階段についてお伺いいたします。正面向かって右側にある屋外階段は、コンクリートで段差もきつく高齢者には危険と考えますが、今後の安全策などの対応についてお伺いいたします。⑤といたしまして、入居条件の中に、65歳以上で介護サービスを受けていない方とありますが、入居後、介護サービスが必要となった場合も今後予想されることと思います。その時点の対応について、入居者とのお話はされているのかお伺いいたします。⑥といたしまして、今回は本町地区に高齢者専用住宅を建設いたしましたが、今後高齢者専用住宅を建設する予定はございますか。件名2、定住対策について。高齢者専用住宅の完成に伴って、今後、子育て世代や若者世代の専用住宅も必要と考えます。ここ数年、単身者住宅はほぼ空きがない状態です。子育て世代や若者世代にも高齢者専用住宅のような低廉家賃の住宅が、当市の定住対策においては必要不可欠と考えますが、いかがでしょうか。以上、2件です。よろしくお願いいたします。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
私のほうで全て御回答申し上げたいと思います。件名1、安心して快適に暮らせるまちについて。①番から⑥番までとりあえずお答えさせいていただきます。①番の現時点の入居予定世帯数でございます。これについて御答弁申し上げます。この住宅は住宅に困窮する高齢者に対し、住宅を提供することを目的の主眼としております。このことは公営住宅法第1条の規定による住宅に困窮する低額所得者に対して低廉な家賃で賃貸することを目的としていることを準用しており、当市は特に高齢化率が高いことから、公営住宅法に規定するものの補完的な住宅として建設いたしました。この住宅の建設により、高齢者が自立して生活できる世帯に向けた高齢者専用住宅、在宅で─ 65 ─の介護支援や日常生活での援助が必要となる世帯に向けたシルバーハウジングを用意し、施設での常時生活援助が必要が世帯には、民間施設である楽生園、しらかば荘があることにより、高齢者の方が終身の居住地として歌志内を選択していただける環境を整えたところでございます。それでは、①の入居予定世帯数より順次御回答いたします。10月31日の申込期限までに、申込及び内覧の申し込みがあった世帯数は4世帯でございます。そのうち1世帯につきましては、体調の急変などにより辞退を申し出され、現在の入居予定世帯は3世帯となっております。次、2番目の入居者の募集についてでございます。(1)市内の方、市外の方の周知方法でございます。御答弁申し上げます。この住宅はあくまでも市営住宅の一つでございます。市営住宅は住宅に困窮している現在の市民を最優先に行うものでございます。このことから、9月号の市広報紙に折り込みチラシとして全戸配布をし、翌10月号の市広報紙に改めて入居申込みの応募期間などを掲載しており、また、今月に入りまして各町内会に対して回覧チラシをお願いしたところでございます。一方、市外への周知については、関係機関の協力を得て、プレス空知に完成の御案内として掲載し周知したところでございます。次、(2)番のほかの課との横のつながりの募集の呼びかけについてでございます。先ほども御説明したとおり、この住宅は誘致企業向け住宅などの政策住宅ではなく市営住宅の補完的な住宅でございます。市営住宅の本旨は住宅困窮者のためのものであり、この住宅もほかの市営住宅と同様の取り扱いをしており、各課に問い合わせなどがあれば適時対応をお願いしているところでございますが、特に必要以上の取り扱いはお願いしておりません。次、③でございます。内覧会を行ったが、その参加人数の中から出た意見でございます。御答弁申し上げます。参加された世帯数は辞退された方を含む4世帯とその家族9人で、特に意見はなく、入居に向けた設備などの取り扱いの質疑が重立ったものでございます。④番目です。正面向かって右側の階段の件でございます。住宅の屋外階段は建築基準法施行令の規定により設置したところでございます。この階段が設置されている出入り口は、あくまでも避難経路として用意したもので、日常の出入り口として用意したものではございません。入居の手続において窓口で説明を行い、出入り口については、正面玄関と横断歩道に通じる出入り口を利用していただくよう御理解を求める所存でございます。また、避難経路の階段でございますが、実際に入居された方の意向を踏まえつつ、必要に応じて安全策を講じていく考えでございます。次、⑤番でございます。入居条件の関係でございます。お答えいたします。先ほどこの住宅の建設における目的でも御説明いたしましたが、在宅での介護支援や、日常生活での援助が必要となる世帯に対してはシルバーハウジングがございます。入居後に介護サービスの適用を受けることになった場合は、歌志内市営住宅管理条例第5条第1項第7号の規定により、シルバーハウジングの空戸が出た段階で転居をしていただくことになることを、手続の際に周知徹底を行っており、入居を申し込みされた方は御理解をいただいております。─ 66 ─また、市営住宅は民間の賃貸住宅の契約行為とは違いますので、契約書による約款などではなく、特に注意を要する内容につきましては、住宅のしおりなどを配布しております。続きまして、⑥番でございますが、今後の建設の予定でございます。お答えいたします。住宅政策だけではなく、歌志内市全体をどうするのか、市民が何を求めているかなど戦略的なマーケティングを行う必要があり、その方向性が示された段階で検討を要するものと判断しております。続きまして、大きな2番の定住対策でございます。今後、子育て世帯や若者の世帯の専用住宅が必要だということの御意見でございまして、これについて御答弁申し上げます。市内の居住区分は、全世帯の約半数が市営住宅に入居している状況でございます。政策的に空戸としているものを除いた中で、申込者の生活スタイルなどを窓口において適宜確認を行い、安心して生活を送れる環境の提供に心がけております。このため特定住宅に対する空戸がない場合においても、類似の住宅を御案内することで、対応可能なものと判断しております。また、市営住宅は、公営住宅法第1条に規定する住宅に困窮する低額所得者に対して、低廉な家賃で賃貸することを目的としており、既に民間賃貸住宅と比較した場合、低廉な家賃となっております。このことから、住宅に困窮する低額所得者に対して新たな家賃形態の住宅の建設は考えておりません。子育て世代及び若者世代に向けた公設住宅の建設など、戦略的なマーケティングの中で、方向性を検討する必要があり、市民がハード面の整備を求めているのか既存の住宅で対応は問題ないがソフト面の充実を求めているのかを見きわめなければならないため、今後において、関係機関との調整を含めながら検討をしていきたいと思います。以上でございます。
再質問 3番 山崎瑞紀
ありがとうございました。それでは、再質問をさせていただきます。件名1、安心して快適に暮らせるまちについて、①の入居予定世帯数に関しての再質問ですが、10月31日の申込期限に4名の内覧会があったとの御答弁をいただいたのですけれども、これまでの入居の問い合わせは市内、市外と、どの程度あったのか、お伺いいたします。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
正確な数字ではございませんが、電話の問い合わせが十数件ございました。市内の問い合わせのほうが多い状況でございますが、市外の方も数件問い合わせがありました。また、内覧された方は市内、市外含めて3件ほどございました。
再質問 3番 山崎瑞紀
内覧会が3件ということで、問い合わせもあったということで理解いたしました。次の②の入居募集についてなのですけれども、入居条件の中で、安否確認のため、近隣に親族など常時鍵の開閉ができる方がいることとなってますが、親族が近隣にいないため申し込みができないという方がいると聞いております。例えば、管轄する町内会長などに鍵を預けたりできるような緩和策など、今後のお考えはありますでしょうか。─ 67 ─
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
中空知広域圏に常時鍵の開閉ができる人がいるという条件になっておりまして、この辺がネックになってということかなと思います。なぜこの中空知広域圏内にということでございますが、まず、独居老人の孤独死が社会的な問題になっておりますので、こういった部分でスピーディーな対応ができるということになりますと、この圏域内に居住している方に鍵を預けて来てもらうということが一番ふさわしいのかなということで、この条件にしているところでございます。いきなり町内会長が、例えば新たに入居する方が町内会長ということも、果たしてどうなのかなということも考えるところでございます。また、同じ町内会に住んでする方であれば、そういうことも可能なのかなということで、今、ふと思いましたけれども、一定の基準にしているところでございますので、今後の入居状況を見ながら、そういうことも考えていかなければならないかなということで、そういう意見ととして受けとめたいと思います。
再質問 3番 山崎瑞紀
ちょっと今のところ難しいかなということで、今後検討をお願いしまして、次の再質問に移ります。③の内覧会の意見に関してなのですけれども、私も住宅内部を見させていただきました。内覧会で設備の質問があったとのことなのですけれども、高齢者の方への設備の使い方の説明について工夫されていることとかありましたら、お聞かせ願います。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
特に、IHクッキングヒーターが最新のものでございます。それで、ちょっとスイッチの部分がたくさんございますので、その辺の取扱説明書を入居の際に皆さんに渡しておりますが、なかなかその取扱説明書も小さな字でちょっと読解といいますか、それを理解するのにも難しいかなと思いますので、その取扱説明書を担当のほうで簡便な方法ですぐ使えるように、1番を押せばスイッチがついて、2番で中火で3番で消すとか、そういった写真付きの取扱説明書を独自に作成しまして、入居時に渡すように工夫しております。
再質問 3番 山崎瑞紀
IHクッキングヒーターはやっぱり高齢者にとって慣れない器具だと思われますので、写真付きの操作マニュアルはとても有効的かと考えます。今後も操作などの問い合わせがあった際には、このような対応を継続して行っていただきたいと思います。次の④につきましてなのですけれども、入居された方の声を聞いて、必要であれば安全策を講じるという御答弁でしたので理解いたしました。今後も必要に応じて対応をお願いしたいと思います。次の⑤に関しましてですが、介護保険サービスの適用を受けることになった場合に関しましても、理解いたしましたので、入居者の方の負担を少しでも軽減できるよう今後も対応をお願いしたいと思います。最後の⑥なのですけれども、今後、市民が何を求めているかマーケティングを行うことは理解いたしました。高齢者専用住宅は高齢者のニーズに応えるための大事な施策と私は考えております。住み慣れた地域から出たくないという意見もありますので、地区ごとに高齢者専用住宅を建設していくに当たり、その方々のニーズにも応えられ安心して快適に暮らせるまちが少しずつ確立していくのではないかなと私は思っておりますので、今後も計画を進めていただけるようお願いしたいと思います。─ 68 ─次の件名2の定住対策についての再質問をさせていただきます。子育て世代及び若者世代に向けた住宅の建設はマーケティングをした中で、ハード、ソフト両面を見きわめるとのことなのですけれども、これまでほかの自治体で取り組んでこられた子育て住宅でどんな課題や意向があるのか、わかる範囲でお伺いしたいと思います。また、若者世代に向けた住宅についても、わかる範囲でお伺いしたいと思います。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
子育て住宅及び若者世代向けの住宅についてでございますが、国交省の最近の調査では、特に子育て世代は、子どもの年齢にかかわらず約8割の世代の方が持ち家の入居を希望しているということでございますが、子どもが小さい世帯は、やはり借家が多いということでございます。また、子育て世代の住みかえの意向は約3割程度と少ない状況というのが国交省の最近のアンケート調査といいますか、そういう中で読み取れました。子育て住宅に入居するとした場合の希望としては、キッズルームというものが併設されていること、ということが非常に大きい意見でございます。また、一時預かり所が近くにあること、また、そのイベント等の開催もあり相談窓口もあるといった、住宅ハード面だけの取り組みではなくて、そういう各種施設との連携をした形が望まれているようでございます。したがいまして、ハード面は、もちろんソフト面の充実も検討していかなければならないのかなということで、そのアンケート調査も含めてそういうふうに読み取りました。また、若者世代でございますけれども、当市で今進めております空き家バンク制度もございますので、公営住宅とは別に、そういった空き家バンクを利用した中で、市の助成金もございますので、内部改修をして子どもの部屋をつくるなり、そういうことも可能かなと思います。現在も最大50万円の市の助成事業を、昨日も議会の御同意を得まして、助成金の補正もいただけましたので、そういった部分も含めて、こういう市営住宅のみではなく、そういった空き家バンクも含めた利活用をすることで、子育てあるいは若者への供給といいますか、そういうことも大切なのかなということでございます。以上でございます。
再質問 3番 山崎瑞紀
子育て世代が市外に移住するとなれば多数の人口減にもつながると思うのですけれども、総合戦略にも記載されているように、子育て、若者世代のニーズに対応し住宅のバリエーションをふやすことにより子育て世代の転出を防止し、定住はもちろんのこと転入促進も図られる施策と私は考えますので、今後も積極的に取り組んでいただきたいと思います。以上で、私の質問を終わります。ありがとうございました。