歌志内市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月14日
(1)市政を進める基本姿勢について/(2)市長の決意について/(3)教育長の決意について
2016年12月14日、歌志内市議会の一般質問で、下山則義議員が「市政を進める基本姿勢について」「市長の決意について」「教育長の決意について」について質問し、市長 村上隆興、建設課長 柴田一孔、企画財政課長 松井敬道、教育長 森塚勝敏、総務課長 渡部一幸が答弁しました。
- 質問者
- 下山則義 議員
- 答弁者
- 市長 村上隆興、建設課長 柴田一孔、企画財政課長 松井敬道、教育長 森塚勝敏、総務課長 渡部一幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の議事日程ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 4番 下山則義
おはようございます。今回の私からの一般質問は件名3件、市政を進める基本姿勢について、二つ目といたしまして、市長の決意について、そして三つ目でありますが、教育長の決意について、この3件につきまして質問させていただきます。それでは、早速質問に移らせていただきます。まず1件目の市政を進める基本姿勢についてであります。これは4年前ですが、平成24年、市長が初当選されて初登庁したとき、市職員の前で「今─ 49 ─こそ市政は市民のためにあり」との市長の就任の挨拶があり、その内容について私の方から質問をいたしまして、その答弁をいただいたわけでございます。そこでお伺いいたしますが、①1期4年間が終了した今、その内容をどのように分析し、評価しているのかをお伺いいたします。②であります。その内容を今期2期目にどのように生かしていくおつもりなのかをお伺いいたします。次に、件名の2であります。市長の決意についてでありますが、歌志内市職員に対して、2期目4年間の方針である市長の決意を述べられたとお聞きいたします。そこでお伺いいたしますが、①であります。災害に強いまちづくりに必要な公共事業を進めるとのことでありますが、どのような内容を考えておられるのかをお伺いいたします。②であります。安定的かつ持続可能な行財政運営を進めるとのことでありますが、焼山線代替バス、その運行につきまして今後どのように考えておられるのかをお伺いいたします。次に、3件目であります。教育長の決意についてお伺いをいたします。1であります。11月30日任期満了に伴い新教育委員会制度に伴う新教育長として任命されたわけでございますが、その関係から任期は3年間となりまして、今期その3年間をどのような方針のもとに教育行政を推し進めていく考えなのかをお伺いいたします。件名3件、質問内容については5件であります。答弁をお願いいたします。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
私から1点目の①と②につきまして御答弁申し上げたいと存じます。①の1期4年間が終了した今、その内容をどのように分析し評価しているのかということでございますが、1期目の4年間、市民が安心して暮らすことのできる環境づくり、地域経済の再生、財政健全化を目指して行政運営を進めてまいりました。議員御承知のとおり、この間、18歳までの医療費の無料化、水痘、肺炎球菌、中学生以下のインフルエンザワクチンなどの予防接種の無料化、高等学校等就学支援金の支給、そして、先日完成いたしました高齢者専用住宅の建設など、保健・医療・福祉の充実、向上に努めるとともに、必要な公共事業を推進し、雇用の確保拡大と地域経済の再生を図ってまいりました。また、財政の健全化につきましては、各種基金への積み増しもなされており、その内容は御理解いただけるものと考えております。結果として、市民の皆様へのお約束はおおむね果たせたのではないかと思っております。②でございます。その内容を2期目にどのように生かすのかという御質問でございますが、昨年度策定されました総合計画をもとに、前期4年間に集中してまちづくりを進める必要があると考えておりますので、基金の活用を含めて慎重に計画を進めてまいります。財政運営は入るを量りて出ずるを為すというのが基本とのことでありますが、貯めながら使う、入るを量りながら出ずることも考えなければ地域経済はもちません。しかしながら、介護保険制度あるいは国民健康保険制度の都道府県による広域化、市立病院の療養病床のあり方など、財政運営に大きな負担となることが予想される不透明な要素も多々あることから、今後の財政運営は非常に厳しくなるものと考えております。確かに基金は、一定額は確保いたしましたが、本市の財政運営は歳入の太宗を占める普通交付税の減少傾向が続く中、特別交付税に期待するところが大きく、決して安定しているとは言─ 50 ─えません。このようなことから、行政は常に不慮の事態に備えることが求められます。このことは、赤字再建団体転落の危機を経験したことからも十分学んだことであり、同じ轍を踏むことがあってはなりません。市民が喜ぶ政策を打つことは行政にとりましても喜びであり望みでもありますが、臨時的なものはともかく、制度として長期的に継続する施策は経常収支比率を高め、財政を硬直化させることから、財源の裏づけがなければなりません。そのためにも政策の決定は十分な精査が肝要であります。言うは易し行うは難しでありますが、健全な財政運営に努め、市民の幸せにつながる政策の実現を図ることが、市政を預かる者の責務と考えておりますので、今後とも努力してまいります。以上でございます。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
私から、2番目の市長の決意についての①番災害に強いまちづくりに必要な公共事業をどのように考えておられるかにつきまして、御答弁申し上げます。これまでも市民が安心して暮らすことができる環境の一つとして、災害に強いまちづくりを目指し、昭和56年に起きた水害の被害から北海道の事業にあわせて、市でもさまざまな対策を実施してきたところでございます。特に、北海道の事業としては、砂川行政区域から文珠地区までの河川改修事業、急傾斜地崩壊対策事業、治山事業としての砂防ダムなど、多くの災害対策にかかる施設を整備し、これに付随する形で市の事業として普通河川の整備などのほか、北海道と連携を行い、小規模治山事業などの対策工事を実施してきたところであります。しかしながら、温暖化などによる近年の気候変動により、これまでの対応の想定を超える集中豪雨による災害が8月20日に発生し、ペンケ歌志内川の氾濫や渓流からの土石流により道道や市道が冠水する事態となり、市民の皆様に大変な御苦労と御迷惑をおかけいたしました。今後の災害対策としましては、これまでの経験値を超える事態を予期しながら再考を行う必要性が生じ、このことを踏まえ災害に強いまちづくりをを進めるために北海道に要請する箇所と、市が整備を要する箇所を計画的に公共事業として実施してまいります。主なものとして、北海道へは治山施設の土砂浚渫や新たな土石流抑止対策、ペンケ歌志内川では被災箇所の早急な復旧工事、また、毎年行っているペンケ歌志内川の土砂浚渫の継続、河川内の立木伐採などを改めて強く要請し、あわせて市の事業として沢町川の河川改修、三坑の沢の下流の改修など整備を行っていく予定でございます。以上でございます。
答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)
私からは、件名の2市長の決意についての②について御答弁申し上げます。安定的かつ持続可能な行財政運営を進めるために、焼山線代替バスの運行を今後どのように考えているのかとの御質問でございますが、焼山線につきましては、昭和63年より国鉄歌志内線の代替輸送バスとして運行を開始し28年が経過いたしました。この間、焼山線の経常収支不足額につきましては、一定割合により当市と砂川市が負担をしており、昨年度の1便当たりの平均乗車密度は2.5人、補償金額は1,061万2,621円で、年々補償金額は増加しております。現在焼山線の補償金には過疎ソフトを活用した基金を充当しておりますが、同基金の現在高は本年5月末で約2,600万円となり、このままではあと2年程度で基金が枯渇し、現在の─ 51 ─ような予算を編成することが困難になる非常に厳しい状況になっております。このため焼山線のあり方について検討が必要であり、砂川市も同様の見解でございますので、今後、砂川市、北海道中央バスと協議し、何らかの見直しが必要と考えております。
答弁 教育長 森塚勝敏(教育長は2019年9月まで)
私から、件名3、教育長の決意についてお答え申し上げます。4年前教育長として就任し初めて行政の世界に入り、戸惑いながらさまざまな取り組みをしてまいりました。時には手続の不備、また、説明不足等で市民の皆様に御迷惑をおかけすることもありました。しかしながら、子供たちのために、また市民の皆様のために精いっぱい努めてまいりました。これからの本市の教育におきましても、本年度より10年間の歌志内市総合計画に基づき豊かな教育を育む教育と文化のまちづくりにおける幼児教育の推進、学校教育の推進、社会教育の推進、芸術、文化、スポーツの振興のために全力で邁進してまいります。特に、幼小中一貫教育の推進、子育て、教育施設の集約を図るなど、教育環境を充実させていきたいと考えております。平成30年度には認定子ども園が開設されます。歌志内独自の子ども園における幼児教育の充実を図り、小学校へとつないでいきたいと考えております。また、平成32年度より学習指導要領の完全実施が行われ、学校の学習内容が大きく変わります。さらに、本市の子供の数を推移していきますと、必然的に減少し複式学級を含め学校のあり方を考え直さなければなりません。その対応策としまして、将来的に小中一貫校を目指し、小中一貫併設校における9年間のカリキュラム編成、コミュニティスクール、義務教育学校へと段階的に推進し土台を築き上げていきたいと考えております。以上、2期目に当たり方針の一部を述べさせていただきます。以上です。
質問 4番 下山則義
丁寧な答弁を本当にありがとうございました。まず、一番最初に、市長が当選に当たり初登庁をして4年前、市職員の前で今こそ市政は市民のためにありというお話をされたというところから質問をさせていただいた経緯があります。今、正直、今の状況を話すに当たり、これからのことを進めていくに当たり、私は市役所の役割というのはこれが原点なのだと思います。そして、改めて今回市長のそういった流れでのお話がないということは、このままの考えのもとに進めていくのだなという考えのもとにこの質問をさせていただきました。歌志内市役所の役割、歌志内的になんでしょうけれども、市民のために何ができるかということを、それぞれ市民の方々に対して歌志内市役所の職員が、それを問うてもらいたいと、そんなような思いからの話なのだと思います。それで、大きくそういった面で見たわけでございますが、その中でも今まで行ってきたこと、さまざまなことでお話をされて十分な満足を得て、この次に臨むのだというお考えを聞かせていただきました。その就任の、今ここで改めてこの4年間何か思いがありましたら市長から答弁いただければと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
4年を振り返りますと、今議員が御指摘されました、職員に対しましては、職員として何ができるのか、何をしなければならないのかを自分で考えなさいということを申し上げてまいりました。この4年間の間、職員からいろいろな提案がなされました。スタートの段階でも140件を超える職員からの提案もありまして、積極的に意見を言っていただける環境になったのかなと。あるいは市の予算編成を含めていろいろな提案がなされる。そして、私の姿勢としては、やはり政策決定の中に職員に参加していただくと、こういうことをベースにこの4年はいろいろな意見を聞きながら政策の決定をしてきたという思いでおります。
質問 4番 下山則義
今までの4年間ということで聞かせていただいたわけですが、市長がずっと述べていた流れ、そして、随時随時、毎年のように出てくる市政執行方針、その流れもややそれに近いものがあって今まで行われてきたのかなという思いで聞かせていただきました。ただ、それに際しては、どうしても財源の確保というものがもう後ろにあるわけでございまして、その流れで、さて何ができるか、やりたいのだけれどもそこまで行かないなということも、さまざまなことがあろうかと思います。これからもそういったものをしっかりとした流れの中でつくり上げていただきたいと思います。特に、これから私も質問するわけですけれども、先ほどの女鹿議員の質問の中にもありました焼山線の話なのですが、財源をしっかりと確保して市民に本当に何が必要なのかということを考えるに当たっては、職員は市民に対して何ができるのかということを問うと同時に、市民は、そして町内会は、さまざまな団体は歌志内市に対して何ができるのかということも問うていくような采配が必要なのかと思います。その辺につきましても、特に市民のことにつきまして答弁いただければと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
この4年間に随分状況も変わってきていると思います。特に一生懸命新しいまちづくりをするためにも、今、指摘されました財源の裏づけを用意しなければならないということで、基金のほうに積み上げてきたということもございますが、新たなまちづくりをするに当たって、果たしてこれが全部使えるかと言うと、過去ずっとお答えしてきましたように、やはり標準財政規模という言葉を使っておりましたが、一定額やはり万が一の場合に確保しておく必要があろうかという思いでおりました。しかしながら、最近はこの基金をもうある程度の額を超えますと、これはやはり交付税のほうに影響するというような情報も入ってきているところでございます。そういう意味でこれからの前期4年間でのまちづくりの中で何を優先してどういう事業を進めていくかということは、ただいま実施計画の中で皆さんの知恵を出していただいているところでございますが、何でも市民の皆さんから要望のあることを全て対応すると、いい市長だと言われるのかもわかりませんが、そうではなくて、やっぱり5年10年先を見たまち、安定した経営をしていくということになれば、そこのところにある意味厳しいものが出てくるのかなという思いもしております。いずれにしても、これからのまちづくりというのは私も申し上げておりますし、いろいろな場所でもそういうふうな御指摘もあろうかと思いますが、まず、市民ができることは市民が対応するのですよと、あるいはそこでできないところは地域、あるいは団体、あるいはボランティアの皆さんのお力も借りなければならない。─ 53 ─そういう中でそれでもクリアできない、やはり行政が出ていく部分というのがあるわけでございますから、三者が一体となった物の考え方でまちづくりをしていかなければならない。まちづくりは行政だけでできるものではないというところを、改めて市民の皆さんにも御理解いただくことになるのかなと思っております。
質問 4番 下山則義
わかりました。前回の議会の一般質問の中で市長に、これからの市民のために采配を振るっていただきたいという質問をさせていただいた経緯がございます。市民に対してもそういった采配といったものが必要になってくる時代になっているのだと思います。そのこともお願いいたしまして、次の質問に移ります。災害に強いまちづくりということで公共事業のことをいろいろと聞かせていただきました。とは申せ、この公共事業、災害が起きてこれを直さなければならない、ここを直していかなければならない、あるいは災害のためにそれをつくっていかなければならないという状況になろうかと思うのですが、まず初めに、先ほどの答弁にもありましたように温暖化による最近の気候の変動、それらによって何が起こるかわからないという今の情勢でございます。そんな中から、歌志内市この土地を見て、そして気候を見て、しっかりとした計画なり方向性というものをつくっていかなければならないものがあるのだと思います。もちろん今までもそういったものは総務のほうで、そして消防のほうで、さまざまにやっていただいたもの、それを歌志内市職員全体で行っていることだと思うのですが、その計画を根本的に考えていかなければならない時期が、今なのかなという思いでございます。それに対する答弁をいたければと思います。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
先ほども、市がこれからやらなければならない事業について説明したところでございますが、特に沢町川、これにつきましては各箇所で計画の断面よりも狭い断面がございます。これは過去に護岸の崩壊が懸念されまして、基礎の部分を根継ぎ、いわゆる足し増しをして強化したところがございます。これも災害の要因の一つかなというふうに考えますので、これらを計画的に対策工事をやっていきたいなと思います。それとは別に、今回の被災を受けた中で、各渓流で流木だとか葉っぱが詰まった箇所がございます。これをここが詰まることによって道道に流れ込むということが起きましたので、その手前で除外ます、いわゆる葉っぱや木がとまるような大きなますをつけることによって、それらを沈澱させ上水を道道の桝に流すというようなことを数カ所で検討しております。これらにつきましては、来年度の予算の中で計画的に進めたいなというふうに考えております。
質問 4番 下山則義
そのハード的なそういったことで、災害に対するということで聞かせていただきました。さて、その災害はどういう状況になってこれから出てくるのかということが、なかなかわからないことでもあります。もっとソフト的に人間の移動だとか、あるいはこうなるだろうという予想を立てての計画、あるいは避難をさせるため、そして市民のためにどういった形が一番安全なのかということも踏まえての形づくりをしていかなければならないと思いますが、それについての答弁をお願いしたいと思います。
答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)
今回の災害に対しての部分の検証等を、今、取りまとめているところでございます。その中でいろいろ反省点がございますので、そういったところ、例えば連─ 54 ─絡体制の部分ですとか、土のうの対応の部分ですとか、そういった部分を来年度の予算の要求にも入れておりますし、実際市の今の体制の部分も若干の見直しも必要だということで、そういった中身全体を、今、見直しをかけている最中でございます。ちょっと時間はかかっておりますが、この辺につきましていろいろなものに対応できるもの、なかなか難しいですけれども、それに向かっていろいろ検討してまいりたいというふうに考えております。
質問 4番 下山則義
わかりました。その災害に対するさまざまなこと、今までも歌志内市では行ってきているものがたくさんあろうかと思います。ただ、何が起こるかわからないという状況、そして市民の命、そして財産を守らなければならないという状況から、これでもかこれでもかという形づくりを、やっぱりしていかなければならないのだと思います。それで、正直申し上げまして、ほかの地域にどんなような状況づくりでやっているのでしょうかという流れで確認させていただいたことがございました。今回確認したわけなのですが、そうしたらこの地域でも、多くのところこういった形づくりをしていますよというものが出てきておりました。有事、そして災害と言えば自衛隊ということで、自衛隊の退職者をその災害に対する計画を立てるですとか、その方向性をつくるその内容に対して、さまざまな形で使っているのですよという流れで回答がありました。この近辺でも、まずは北海道でそういう方に来ていただいて、非常事態に備えて札幌でも、そして岩見沢、近くでは美唄、滝川、赤平、芦別、そして砂川、そういった話を聞きました。その内容をちょっと詳しく調べてみますと、自衛隊の中でそういった災害に対するしっかりとした教育を受けて、その称号をもらってその計画に入っていくという、そういう方々を備えているという話を聞いています。そういった訓練、あるいは教育を受けている隊員の方がおられて、そういった方を退職後に来ていただいて仕事を一緒にしているという経緯があるそうでございます。歌志内市的には町内の方々が一番歌志内には詳しいのでしょうけれども、別な意味で違うところから歌志内を見る、あるいは違う地域も比べて、歌志内にはどうすべきだというそういった知識を持った方々、そういった方々を交えて議論をしていくことも必要なのかなと思いますが、それにつきまして、答弁をいただければと思います。
答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)
今の下山議員おっしゃられました自衛隊OBの方々の採用ということで、近隣も何市か実際にそういった方を受け入れられております。自衛隊のほうからも、こういう制度があるのでという話は毎年来られております。今の状況を申し上げますと、今、そういった教育を受けて希望する職員というのが、この滝川のほうにはいないということでございます。実際その災害の対応等々、やはり片手間ではなかなか難しい専門的になってきておりますので、そういった知識を習得するのも職員にやっぱり時間がかかるというのが現状でございます。そういった部分からでも、こういった人の採用というのも必要ではないかというふうには考えておりますが、実際、今のところそういった方がちょっとおられないということでございますので、そういう希望される方が出てきた段階では、またうちのほうでも検討してまいりたいというふうに考えております。─ 55 ─
質問 4番 下山則義
それで、災害を守るためには公共事業も必要でしょうし計画も必要でしょうしという流からいって、どこにどういうものが公共事業としてしっかりとしたものを備えなければならないというところからも、これはどうしても必要なのかなという思いでいます。そういった知識を得るということはやはり今後に対しても必要なのかと思います。そんな流れから、ぜひともそういった方を採用していただいて、そしてしっかりとしたまちづくり、そしてその防波堤ですとか、あるいはこの地域はこの川の曲がり方だと、この部分が危ないような状況になる。そういった知識を得るということは全体に必要なことかと思うのですよね。歌志内市でもそれは行っているものだと思いますが、それとまた別に防災ということで教育を徹底的に受けた方が、そういったところについてもらうのはこれは必要なことなのかと思います。そして、いざとなれば、もう滝川の11連隊の隊員が来て歌志内市の安全のために力を発揮していただける。そんなパイプにも私はなると思うのですよね。と同時に、このことをちょっと聞きますと、そういった方々を採用することによって交付税も何かしら出るということ。そして、自衛隊はもう全国のネットでありますから、退職する方に、滝川にはおられないのかもしれません。ただ、北海道でも全国でも歌志内でこういう方を募集しているのですがということを広めることによって、必ずや歌志内市の災害に対していい状況が生まれてくるのではなかろうかと思います。最終的に、これからになろうかと思いますけれども、そういったまちづくりをお願いすることを質問させていただきまして、次の質問に移らせていただきます。次は、安定的かつ持続可能な行財政運営を進めるということで、焼山代替線そのバスのことについての質問になってくるのですが、先ほども女鹿議員のほうから質問がありました。それで、さまざまな答弁を聞きながらいたわけなのですけれども、歌志内市民が違う地域に行くために出ていくバスなのだと。それによって歌志内市が、さて、本当にその状況でいいのか、あるいはその商店の買い物が減ってしまう。病院関係のことでも人員がそちらのほうに行ってしまう。それが本当にいいことなのか、ちょっと苦しい選択をしなければならない状況になるのですが、そんなことも答弁がありました。ただ、この代替線の焼山線なのですが、先ほどの答弁では2.5人、今までもこの答弁は変わっていないと思います。それに対して過疎地域自立促進特別事業の基金、この中から1,060万円、これを常時そこに支払っている、これが本当に果たしてどうなのかな、本当にこれがどうなのかなという思いで質問させていただきました。先ほどの流れでも、これからしっかりと考えていかなければならないのだということの答弁が出ていましたので、このことも歌志内市民にとって、例えば砂川で買い物をする、砂川の市立病院に行くということが、それと同時に歌志内市にとって、歌志内市で買い物をする、歌志内の市立病院に通える人は通う、そんな状況づくりを大きく見て考えていかなければならないことだと思います。ただ、これに際しては、その市立病院の状況ですとか、あるいは商店街の状況ですとか、それがどうなっているのかということも考えながら行っていかなければならないと思うのですが、もう一度答弁をいただければと思います。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
まさにそのとおりだと思います。─ 56 ─この焼山線につきましては、砂川方面に向かってのものでございますが、議論の対象としては砂川市立病院、あるいは買い物等々の話が出ます。しかし、歌志内は砂川の市立病院、砂川のまちでも買い物をする方だけではないわけです。歌神から上歌に向けては相当数赤平の市立病院、あるいは開業医院に通っているという方も相当数おいでになります。あるいは赤平のお店、生協を初めとして相当利用されている方もおります。したがって、この方たちのためには、先ほど申しました上砂川線の維持というものを非常に重要になってくるわけです。ここには1,060万円という数字を示しましたが、実際に乗っている方のほとんどは歌志内市民です。既に、過去に乗っていた吉野の方面の方、あるいは希望学園の方へ利用されている方はほとんどおりません。希望学園は施設で全部送り迎えをしております。吉野では砂川の調査では利用している方はゼロだということです。それから言いますと、当然これからは砂川のほうからは減便の要請が出てくるもの、あるいは補助金についても議論のテーブルに乗ってくるのではないかなと思っております。御指摘のとおり2.5名でございます。上砂川線についても相当数落ちております。間もなく補助をと言いますか支援を要請される、そういう利用者数に落ちるのではないかと思います。となると、焼山線も維持をする、上砂川線も維持をしなければならない。金額的にも両方負担するということが、これは本当の意味での歌志内市の行政の推進ということにとって厳しい判断も必要になってくるのではないかなと。あるいはこれだけのお金についてもっと利用できるものが、行政サービスを上げていけるものに使えるので、平素から申し上げております選択と集中という言葉から考えますと、目的を達したもの、効果の少ないもの、こういうものを、今後必要とされるサービスのほうに手当てをしていくということも必要なのかなと、そういう意味で財源の裏づけをしっかりした新たなサービスというものを展開していかなければならないと、これがこれからの総合計画なり、あるいは地域福祉計画の中の事業の判断の一つになってくるのではないかなというふうに思っております。いずれにしても、砂川方面だけではなくて、赤平方面も市民の方は利用されているということも含めて考えていかなければならないのかなと。それから、もう一つは、これはつけ加えて申し上げますけれども、歌志内ハイヤーが夜は1台しかありません。これも本当は配車にならない予定だったのですけれども、ハイヤー会社のほうの皆さん、あるいは社長さんたちの御配慮でもう1台ということで、そうであっても、利用者がいなければやはり民間の会社ですから、いろいろな問題が発生してくるだろうなと。そういうことから、やはり地元の企業といいますか、地元の皆さんが利用されるものの育成といいますか、そういうこともこれからの住民サービスの中の一つとして、我々単にバスだけではなくて交通体系全体を見ていかなければならないのかなというふうには考えているところでございます。
質問 4番 下山則義
確かに焼山線、昔、北高があったころは常時行きも帰りもという形でした。希望学院も正直言いまして、今、市長おっしゃられたように歌志内市におられる方々はバスが来て、それで行き来しているというふうに聞いております。そのような関係から、本当に焼山線をなくせということではないのですが、その道を通るものを全てなくせというわけではないのですけれども、この財政もにらみながら、そして市民の声も確認しながら行っていかなければならない状況に今あるのかなという思いでございます。そういったことも考えていただいて、よろしくお願いするところでございます。─ 57 ─さて、最後の質問になります。教育長の決意ということで質問いたしました。ただ、今までも教育長の決意ということで聞いたことはないのですが、特に気になるところは、今期から新教育委員会制度ということで3年間の任期になってしまう。今までも4年間、最初はその四本柱から始まりましてさまざまなことを行っていただきました。今回もその4年間でそれを期待するところなのですが、3年間ということでございます。その3年間で何となく4年間分をしていただきたいなという気持ちがありますので、1.3倍のスピードで行っていただければいいのでしょうけれども、さまざまな関係がありましてそうもいかないと思います。それでも、市長も言っておられました、小さいけれども教育だけはどこにも負けたくないのだと、その関係で、教育長もさまざまな活動、いろいろなところに手を広げながら活動していただけるのだと思います。先ほどの答弁の中から、ちょっと聞かせていただきたいのですが、将来的にはたしか小中一貫校を目指してということで、9年間のカリキュラムを編成していると。以前からは幼小中、それが今度こども園に変わることによって、幼児でしょうから幼小中になるのかもしれませんけれども、その中にもしっかりとした教育は入っているのでしょうけれども、その小中一貫校を目指して9年間のカリキュラム編成、そうすることによって、その就学前の子供たち、どのような状況にこれについていかれるのかということを答弁いただければと思います。
答弁 教育長 森塚勝敏(教育長は2019年9月まで)
まずは、小中一貫校につきましては、先ほども述べたとおり子供の数が少なくなっていきます。現在、小中学校で161名いますが、来年度は139名、22名一挙に減ります。次の年が132名で、今年度より29名少なくなって、ずっと推移していきますと平成32年には、50名少なくなって111名になるということになりますと、平成33年以降は100名を切ってしまうというような状況になってまいります。その中で、歌志内の教育としてどうあるべきかというようなことを考えれば、大きなところに例えば小学校で言いますと55名の子供たちが大きな施設の中にいることがいいのかどうか、であれば小学校と中学校を一緒にした小中一貫校というのはどうなんだろうかというようなことを、考えていきたいというふうに考えておりますし、平成30年には認定こども園が中学校の敷地内にできます。ということは、そこの中で幼児教育、どちらかと言えば幼稚園型のこども園、つまり3歳児、4歳児、5歳児の幼児教育を充実させて、それをすぐ小学校につないでいきたいというふうに考えれば、できればあそこの文教エリアといいますか、教育エリアの中で教育をさせたいなというふうに思っておりまして、それを段階的な形でいろいろ議論を重ねていきたいなというふうに考えております。
質問 4番 下山則義
さまざまなことで新たなことを行っていくということは、本当に大変なことだと思います。今まであったものが新たなことに変わっていく、場所が新たなものになる、さまざまなことがあるのだと思います。しかしながら、教育長が今まで、この4年間をやってきたことは本当に物すごいことを進めているのですよね。高校のお金の支援ですね、これは通学ですか、あるいは給食費の保護者の負担軽減、幼稚園と大学との連携、あと1,300万円のタブレットをそろえる、公民館に図書館を持っていく。そして公民館からコミュニティセンターにしてさまさざまな活動ができる─ 58 ─ようになった。教育委員会の事務局を公民館に移動して活性化を図った。そして、幼少中一貫教育を行うような検討会を設置した。子ども園は完全にできるような状況づくりをした、小学校低学年の英語教育、そして、チャレンジキャンパス、そういったものさまざまなことをやっています。ただ、今、私が発言したもの以外にもたくさんあるわけなのですが、4年間でこれだけのことをやっているので、3年間ではまだまだできるような思いでいるのですが、とりあえず今は小学校、そして中学校の一貫教育、そこに就学前の子供たちをどう絡めるかということで検討されていると思います。ただ、必ずや予算が、そして市民の思いが、子供たちの状況があろうかと思います。そういったところもしっかりと確認しながら、一歩一歩、そのかわり1.3倍のスピードで進めていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 教育長 森塚勝敏(教育長は2019年9月まで)
1.3倍といいましても、なかなかこの小中一貫校を進めるに当たって、あるいはコミュニティスクールを入れるに当たって、非常にハードルが高いと私自身は思っております。まず、第一には、やはり小学校と中学校の先生方の意識を変えなければいけないというようなことから始まりまして、制度的なものも含めて、段階的に踏んでいかなければならなのではないかなというふうに考えております。本当は3年間の間でこれが実現できればいいのですけれども、なかなかまずは平成30年度に認定こども園が始まりますので、そこの中のやっぱり幼児教育のカリキュラムをどう充実させて、そしてそれを小学校につなげていくかというふうな大きなことがありますので、それを踏まえながら、要するに小中一貫校の部分を進めていきたいというふうに考えております。それで、先ほど述べましたように、その土台づくりをこの3年間でやっていきたいなというふうに考えております。
質問 4番 下山則義
1番最初に、4年前のことになりますけれども、教育長が来られて、そしてその行っていることに対するスピード、これがすごいものがあるなという思いで、議員の中からも教育長のスピードを緩めるなというような話が出ていました。何かしらちょっと石橋を確認しながら、たたくまではいかないのかもしれないですけれども、しっかりと確認しながら前に進もうという形になったのかなという思いでもいますけれども、ただ、そう言いながら、その心の中には秘めているものがあると思います。ぜひとも子供たちのために、地域のために力を注いでいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。残り10分になりました。先ほど市長の決意ということで2点について、ピンポイントでその質問をさせていただいたわけですが、このほかにもさまざまなことを市職員の前でお話しされたということを聞いております。これ以外でも、こんなことを考えているのですよ、これについては少し重要な課題ですよといったものがあるのであれば、答弁いただければと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
私から職員の皆さんに申し上げているもので重要でないものはありません。全てしっかりとそれぞれの所管によって課題がそれぞれございます。行政全体のものもございますけれども、やはり最初に申し上げました市民に対して、何をしなければならない─ 59 ─か、何ができるかということを、それぞれの所管の場で確かめて仕事に取り組んでほしいということと、もう一つ大きな課題として与えているのは、これは1期目からそうなのですが、やはり地域に貢献すること、それから団体活動でもいいですし、ボランティア活動でも結構です。やはり市民の皆さんと接触するということが市の職員にとって大きな仕事でございます。仕事をするというのは当然のことでございますが、自分の仕事から離れた時間というものも、そういうことで活用していただきたいと、そういうものを含めて私ども職員の皆さんを評価したいと、このようにずっと申し上げてきたつもりでございます。その考え方はこれからも変わりませんし、また、結果が出ない、そういう職場もございますが、とにかく努力をお願いしたい、努力を評価したい、このように申し上げて職員の士気を鼓舞しているところでございます。
質問 4番 下山則義
最初、大変失礼な質問をしたのかなと思ってましたけれども、いい答弁を聞かせていただきました。大変ためになる答弁を聞かせていただきました。どうもありがとうございました。これで、本日の私の一般質問を終了いたします。以上でございます。