歌志内市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月17日
(1)選挙権年齢が18歳以上に引き下げられる件について/(2)人口減少対策と地方創生の件について/(3)共通番号法(マイナンバー法)について
2015年12月17日、歌志内市議会の一般質問で、谷秀紀議員が「選挙権年齢が18歳以上に引き下げられる件について」「人口減少対策と地方創生の件について」「共通番号法(マイナンバー法)について」について質問し、市長 村上隆興、選挙管理委員会事務局長 渡部一幸、総務課長 渡部一幸、財政課長 松井敬道、市民課長 小玉和彦、副市長 岩﨑雄逸が答弁しました。
- 質問者
- 谷秀紀 議員
- 答弁者
- 市長 村上隆興、選挙管理委員会事務局長 渡部一幸、総務課長 渡部一幸、財政課長 松井敬道、市民課長 小玉和彦、副市長 岩﨑雄逸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の議事日程ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 5番 谷秀紀
件名1、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられる件について。平成28年度内に執行予定の参議院選挙より、18歳以上の方々が投票の権利を有することになりますが、当市の選挙人該当者について伺いたいと思います。質問の①でございます。新たに選挙人名簿に登録されます18歳以上よりの新有権者は、当市では何人か伺います。12月1日現在でお願いをしたいと思います。質問の②、新たに選挙人となる有権者に、公職選挙法に伴う選挙のあり方について周知等をすべきと考えますが、いかがでしょうか。次、件名2でございます。人口減少対策と地方創生の件について。昨年の5月、増田元総務相を初めとする民間有識者でつくる日本創生会議が全国の市区町村のうち、その半分に当たる896の自治体を消滅可能性都市として公表しております。この消滅可能性都市の中には、我が市もこの中に含まれております。これに関連して、市長のお考えを伺います。まず最初の質問です。質問の①です。基本的に消滅可能性都市とされたことについて、当市の首長としての率直な感想を伺いたいと思います。質問の②、次に人口減少問題は日本全体のことですが、地域によっては出生率も高い地域もあります。近隣の市町も含めて、当市では人口減少が進むことについて、積極的な政策を立案して取り組むべきと考えますが、どのような対応策をお考えか、これも市長の見地を伺いたいと思います。質問③、昨年5月25日に発足させました第31次地方制度調査会に、人口減少時代に対応する地方自治体の行政体制のあり方について諮問をしておりますが、この諮問についての見解を伺いたいと思います。質問の④、人口減少に歯どめをかける地方活性化の司令塔となる、まち・ひと・しごと創生本部が政府で2014年、昨年12月24日に発足した平成26年度から平成30年度までの人口減少対策5カ年計画である、まち・ひと・しごと創生総合戦略を閣議決定をしております。これらに伴い、交付税等についても総合戦略の内容によっては、交付税の差別化が行われることについて、当市の戦略の作成の内容については、新交付金の創設の評価の中で、どのような想定をしているか伺います。質問の⑤です。政府の総合戦略に照らし、まち・ひと・しごと創生の施策の基本的な計画である、それぞれの総合戦略を策定するように努めることを市町村にも義務づけております。そして、その各市町村の各総合戦略には、その食区域における、まち・ひと・しごと創生についての数値目標や施策の基本な方向などを定めることとしておりますが、これらの件について、当市としての具体的な考え方を示していただきたいと思います。質問の⑥、国は日本全体の人口の将来展望を示す長期ビジョンと今後5カ年の総合戦略を策定の基本方針としているようですが、特に人口減少対策として、国は、地方版総合戦略を策定する地方自治体を対象に、自主的な事業設計と客観的指標の設定を求める新しいタイプの交付金を、平成28年度から本格的な実施を検討することになっているが、当市としても他の市町が考えつかない思い切った政策を総合戦略の中に考慮する考えはないか伺います。─ 55 ─件名の3番目です。共通番号法(マイナンバー法)について。2013年5月24日制定された、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用に関する法律に基づくもので、法律名は通称で、共通番号法、番号法、マイナンバー法とも呼ばれておりますが、平成28年1月より国や地方自治体の行政機関が必要に応じて使えるようになり、共通番号制度の本格的な運用がスタートする運びですが、以下の件について伺います。質問の①です。個人番号の利用範囲の内容はどのようなものか伺いますが、当面、個人番号の利用の範囲は三つの分野に限定されておりますが、その内容について示してください。質問の②、市町村の法廷受託事務の内容について示してください。③、この共通番号制度の利点のメリットとデメリットについて示してください。④、この共通番号には、番号法のポイントとして7項目ほどありますが、内容について示してください。以上であります。よろしくお願いをしたいと思います。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
私から、大きな項目の2番目の①と②につきまして御答弁を申し上げたいと存じます。ほかの御質問につきましては、担当の課長から御答弁申し上げたいと存じますので、よろしくお願いいたします。2番目の①でございます。基本的に「消滅可能性都市されたことについて」という御質問でございますが、日本創生会議の考え方により打ち出されました、将来に消滅する可能性がある自治体として位置づけられたことにつきましては、非常に残念なことであると率直に感じております。当市については、2010年対比で20歳から30歳代の若年女性人口が減少率84.5%で、全道第4位と、高い減少率として示されております。当市における人口減少対策につきましては、これまでも最重要課題の一つとして、本年度の市政執行方針でもお示ししているとおり、定住促進、子育て支援や高齢者対策など掲げる施策の一つ一つを着実に推進することが重要であるとの認識のもと、打ち出された推計については重く受けとめつつ、冷静に対応していく必要があると考えております。②でございます。当市におきましては、これまでも定住人口の増加を図るため、定住促進条例の制定による定住化の促進を初め、企業誘致や新たな産業の創出による雇用の確保とともに、子育て支援や高齢者対策など幅広い分野での施策を展開しながら、人口減少に歯どめをかける努力を続けてきたところでありますが、現状、それらの施策が実を結ぶまでに至っていない状況であります。このような状況の中、本年5月に発足したまちづくり市民会議による当市の人口減少対策における意見やアイデアなどについての提言をいただきました。現在、最終の取りまとめ作業に入っております、まち・ひと・しごと創生総合戦略において、これら市民会議からの提言をもとに若者や女性、子育て世代から魅力あるまち、また、乳幼児から高齢者まで安全で安心して暮らせるまちづくりの実現を目指し、当市がこの5年間において取り組むべき戦略についてお示ししてまいりたいと考えております。以上です。
答弁 選挙管理委員会事務局長 渡部一幸(選挙管理委員会事務局長は2015年12月まで)
件名1の①と②について御答弁申し上げます。①の新たに選挙人名簿に登録される新有権者数及び②の新有権者への選挙のあり方についての周知等につきまして、関連がありますので一括して御答弁申し上げます。平成27年12月1日現在における18歳以上20歳未満の新有権者数につきましては、男性が20人、女性が25人の計45人でございます。次に、新有権者への選挙のあり方についての周知等についてでございますが、投票率の向上や選挙・政治への参加意識の向上を図るための啓発や周知につきましても、選挙管理委員会としての重要な業務であると認識しております。周知方法につきましては、本年6月の法改正により、平成28年6月19日以後に公示されます国政選挙から、選挙権年齢が18歳以上に引き下げることになるため、市広報やホームページなどを活用いたしまして、事前に周知してまいりたいと考えてございます。また、国や北海道選挙管理委員会と連携するほか、他市町における取り組みも参考にしてまいたりいと考えております。
答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)
私のほうから、件名2の③から⑥まで、件名3の1と3、4についてお答え申し上げます。件名2の③につきましては、交付税関係につきましては財政課長、交付金関係については私のほうから御答弁させていただきます。③の地制調の関係について御答弁申し上げます。第31次地方制度調査会では、個性を生かした自立した地方をつくる観点から、人口減少社会に的確に対応する3大都市圏及び地方圏の地方行政体制のあり方、議会制度や監査制度等の地方公共団体のガバナンスのあり方等について、調査審議を求めるとの総理大臣の諮問を受け、現在、専門小委員会において答申素案を策定し、審議されているところでございます。この素案につきましては、行政サービスの持続可能な提供のための地方行政体制では、広域連携等による行政サービスの提供や外部資源の活用による行政サービスの提供、適切な役割分担によるガバナンスでは、長や監査委員等、議会、住民、それぞれの役割において事務処理の適正性の確保の要請に応えるとされております。地方行政体制の広域連携に関しまして、人口減少や少子高齢化が続く中で、全ての市町にフルセットの都市機能を整備することは困難であり、市町の枠を越えた広域的な取り組みが必要であることから、当市は昨年より滝川市、砂川市を中心市とする定住自立圏権を形成いたしましたが、これにより圏域全体の定住促進、活性化につながっていくものと期待しており、このような圏域形成は必要なものと考えております。また、役割分担のガバナンスでは、内部統制体制の整備等につきましては、素案では小規模市町村については具体的な手続、取り組み内容等、国や都道府県が必要な情報提供や助言等を行っていくべきとされているところから、答申される内容や地方自治法の改正状況を見ながら、検討してまいりたいと考えております。続きまして、④でございます。済みません。先ほど、③を交付税関係・交付金に分けてと申しましたが、④につきまして交付税関係につきましては財政課長、交付金につきましては私のほうから御答弁ということにさせていただきます。④のうちの新型交付金関係についてでございます。新型交付金に関しましては、これまでの先行型交付金において、事業の仕組みや先駆性などが対象基準とされており、今後、予定されている国の補正予算の地方創生緊急交付金の中で、─ 57 ─先行型交付金により行われました優良事例などを参考にした事業を交付対象とするなどの情報もあり、新型交付金につきましても同様の基準が示されるものと考えております。いずれにいたしましても、今後の情報の把握に努めながら、当市の総合戦略の施策から事業採択されるよう申請してまいりたいと考えております。件名2の5番と6番につきましては関連がございますので、一括して御答弁申し上げます。地方版総合戦略につきましては、まち・ひと・しごと創生法が目的とする少子高齢化の進展に的確に対応し、人口減少に歯どめをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくために、まち・ひと・しごと創生に関する施策を総合的かつ計画的に実施するということとされております。同法におきましては、国が示す総合戦略を勘案し、地方版総合戦略の策定を求めております。このため当市におきましては、歴史や自然環境、高齢化率46%を超える人口行動などを踏まえ、仕事づくり、人の流れ、子育て支援、時代に合った地域づくりなど、人口減少対策につながる施策などにつきまして、本年5月に発足いたしました、まちづくり市民会議からの提言を踏まえるとともに、当市の財政状況を鑑みながら実効性のある取り組みなどにつきまして、庁内において検討を進めてまいりました。現在、最終の調整段階に入っており、年内にお示しすることを目指し、作業を進めております。したがいまして、戦略の具体的な内容などにつきましては、調整作業が終了し、総合戦略案が整った時点で、御説明してまいりたいと考えてございます。件名3でございます。件名3の①でございます。個人番号の利用範囲につきましては、社会保障分野、税分野、災害対策分野に係る事務のうち、番号法に規定されております事務に限り利用することとされております。例えば、社会保障分野では、生活保護法による保護の決定等に関する事務や児童扶養手当法による児童扶養手当の支給に関する事務、税分野では税務署へ提出する確定申告書類など、災害対策分野では被災者台帳の作成事務などに利用されることとなります。③でございます。いわゆるマイナンバー制度についてのメリットといたしまして、国は公平、公正な社会の実現、国民の利便性の向上、行政の効率化を挙げております。マイナンバーの活用により、行政サービスの受給状況が把握しやすくなり、困っている方へのきめ細やかな支援ができるようになったり、年金や福祉等の申請時に用意する書類が減り、行政手続が簡素化されたり、行政事務の効率化が進み、迅速な行政支援が期待できることとしております。また、新しい制度であるため、国民の懸念として個人情報が外部に漏えいするのではないかという懸念や個人番号の不正利用に対する懸念などがありますが、国はその対策としてし、制度面やシステム面等での保護措置の実施など、万全の備えを持って対応することとしております。④でございます。番号利用法のポイントといたしまして、法の第3条に基本理念がございます。この基本理念には、国民の利便性の向上、行政運営の効率化、給付と負担の適切な関係の維持、国民の負担の軽減などが規定されており、マイナンバー制度は各機関が管理する個人情報が同じ人の情報であることを正確、かつ、スムーズに確認するための基盤であると言えます。以上でございます。
答弁 財政課長 松井敬道
私からは、件名の2、人口減少対策と地方創生の件についての④のうち交付税関係について御答弁申し上げます。まち・ひと・しごと創生関係の地方交付税につきましては、地方公共団体が自主性、主体性を最大限発揮して地方創生に取り組み、地域の実情に応じたきめ細やかな施策を可能にする観点から、全国ベースでは地方財政計画の歳出に、まち・ひと・しごと創生事業費として1兆円が計上されました。当市では、平成27年度の普通交付税として、地域の元気創造事業費5,999万1,000円、人口減少等特別対策事業費1億6,196万9,000円の合わせて2億2,196万円が算定されております。これらの算定に当たりましては、地域の元気創造事業費は、行革努力と地域経済活性化の成果を指標とし、人口減少等特別対策事業費は人口を基本とした上で、まち・ひと・しごと創生の取り組みの必要度と取り組みの成果を反映することとされています。この取り組みの必要度とは、人口の増減率、転入者・転出者人口比率、自然増減率、有効求人倍率、一人当たりの各産業の売上高など、9項目の数値が悪い団体が割り増しされ、取り組みの成果は同じく人口の増減率、転入者・転出者の人口比率、自然増減率など7項目の数値が全国平均より高い団体が割り増しされます。現在、人口減少等特別対策事業費は、取り組みの必要度と取り組みの成果の割合は5対1となっており、数値が悪く、取り組みの必要度が高い当市は、非常に厚く配分されておりますが、今後は取り組みの必要度から取り組みの成果へ配分額がシフトすることが検討されております。このため、少しでも人口減少に歯どめをかけ、取り組みの成果に反映させるため、現在、策定中の総合計画及び総合戦略に掲載される施策・事業について、成果や課題などを踏まえながら推進し、普通交付税の確保に努めてまいります。
答弁 市民課長 小玉和彦(市民課長は2019年3月まで)
私からは、3の共通番号法の②の法定受託事務の内容についてお答えいたします。番号制度導入に伴う市町村の法定受託事務は、個人番号を指定する際の地方公共団体情報システム機構への住民票コードへの通知と番号訂正要求、個人番号の指定、通知カードによる本人への番号通知、個人番号の漏えい等による不正使用のおそれがある場合の番号の再指定と通知、個人番号カードの交付、個人番号カードの記録事項変更等に係る措置であります。
再質問 5番 谷秀紀
それでは、順次、再質問させていただきます。最初の選挙年齢の関係でございますが、先ほどの総務課長の答弁では、周知の問題でございますが、市広報やホームページなどを活用して、事前に周知してまいりたいと、このように答弁がありました。まさにそのとおりだと思います。そして俗に言う、どちらかというと選管と、それから近隣市町に通学されている高校生が多いわけでございますが、公職選挙法にかかわることについて、学校サイドとそれぞれ、それぞれの子供さんが、それぞれの市町から通っているわけですけれども、それらを含めた中で学校サイドと協議しながら、それぞれの生徒たちがかかわっている関係市町の方々と一堂に会して、学校でいろいろな周知の方法についてこうすべきではないのかと。間違いのない選挙を執行してもらうために、私は大事なことではないかというふうに考えておりますが、そのような考え方は、当市から発信する考えはありませんか。
答弁 選挙管理委員会事務局長 渡部一幸(選挙管理委員会事務局長は2015年12月まで)
高校生向けの広報関係につきましては、例えば国─ 59 ─で行っておりますのは、総務省と文科省の連携ということでやっておりまして、高校生向けに副教材の配付ですとか、指導用教材というものを配付して、そういうものに向けて学習するということにしてございます。北海道選挙管理委員会につきましても高校生に向けて、啓発高校生出前講座というものを道選管のほうで実施ということになっております。各市の対応の状況につきましても大きな市になりますけれども、出前講座の実施ですとか、当市でもやっておりますけれども、中学校のほうに、うち高校ないものですから、中学校のほうに投票箱の貸し出しとかして、実際の物を使って選挙に対しての啓発というものをやってございます。各それぞれの分野でいろいろやられております。今、言われた部分につきましては、例えば歌志内からいろいろな高校に通っている子がいらっしゃいますので、その辺につきましては各市町にある高校の部分のやる授業に合わせてやっていただきたいと思っております。うちのほうの啓発といたしましては、ダブってしまうかもしれませんけれども、今後、対象者のほうにパンフレットの啓発もできるか、パンフレットによる直送の啓発もできるかどうかも含めて、今後、検討してまいりたいというふうに考えております。
再質問 5番 谷秀紀
深く考える必要がないのかなと、私自身も考えておりますが、実は高校生も初めての選挙権を付与されますので、私はないとは思いますが、なりすましということが、非常にちょっと懸念されているのですよ。学校の中で実は入場券もらって、おまえ、かわりに行ってこいと。だけれども、投票所では、高校生はふだん、成人になっていれば皆さんは、もう顔はある程度知っています。どこどこの町内にいる子だとか、ところが識別するというか、ちょっと困難なところもあるのではないかという私は予想しているのですよ。そういったことで、ないとは思いますが、そんな思いも持っているものですから、やはりしっかりとした違反行為はこうだよ、それから有権者の違反はこうだよと、それから候補者の違反はこうだよとか、そういうことも含めた周知というか、そういうことが基本的には周知するとしても、それまでの内容のものはやらないのではないかというのを想定しているのですよ。ですから、やはりないとは思いますが、なりすましが一番何となく懸念されるので、それの対策等もしておかなければという思い持っております。そんな意味で、選管の考え方をいま一度聞いておきたいと思います。
答弁 選挙管理委員会事務局長 渡部一幸(選挙管理委員会事務局長は2015年12月まで)
先ほど申し上げましたのは、高校生向けの副教材というものが配付されて、私、まだ中身を見ていないという部分もございますが、基本的な部分で、今、谷議員おっしゃったような心配する部分も、その辺は載っているのではないかというふうに想定はしております。今回、18歳以上までに引き下げられたということで、当然、権利が発生と同時に責任も発生するということでございますので、その辺についても十分周知しなければならない問題だと、私も認識しております。
再質問 5番 谷秀紀
とはいってもまだ子供さんですから、やはりそこのところをしっかり、そこら辺の心理状態も踏まえて対応していただきたいと思います。次に、2件目の人口減少対策と地方創生のほうに移りたいと思います。この地方創生と地方創生問題については、非常に奥が深すぎて、本当に整理しながら質問書─ 60 ─をつくるのに苦慮したところでございます。当然、答弁されました理事者サイドも、同じ思いではなかったかなと思っております。実は地方創生、まさに地方交付税が、毎年交付税のあらましということで出版されているのですが、単年度単年度で。これには本当に、見たら私どもの交付税をそれこそ交付税依存のまちとしては、本当に大変な関心のあるものばかり記載されているのですね。それで、先ほどいろいろな答弁をいただいておりますが、強いて言えば、やはり知恵を出さない、端的に言ってしまえば、知恵を出さない自治体は交付税は今度薄いよと、そのような、28年度からは対応するのだよと、そんなことが言われている昨今です。そんなことで、ともあれ、では何がどういう政策が一番効果あるのかなと、それぞれの政策がそれぞれ考えられます。それで質問に入りますが、それこそ人口問題に大きくかかわりあります特に地方創生関係についての、まち・ひと・しごと創生総合戦略についての内容を大別すると、1点目の基本的な考え方ですね、さらに内容、これが3項目に小別されているのですよ。そして2点目は、政策の企画実行の基本方針にも、さらに内容を3項目に小別されていますね。それから、3点目の基本目標についても、さらに内容は3項目に小別され、4点目の政策パッケージなどは7項目にも小別されているのです。5点目の地方への新しい人の流れをつくることにしても、これも4項目に小別され、6点目の若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえるのところにしても、これも5項目にさらに小別され、それで7点目の時代に合った地域をつくり、安心な暮らしを守り、地域を連携するということにしても、さらにここでも4項目に小別されております。これが、地方創生の骨子なのですね。それでまた、地域創生特区地方財政措置などのさらなる内容等も含めると、それぞれの各自治体の政策と能力が、先ほど申し上げましたように競われているものと、私は思いますけれども、この点について見解はどのように考えておられますか、お答えをしていただきたいと思います。
答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)
今回の総合戦略の策定に当たっては、今、谷議員がおっしゃいました各種のいろいろな国の考え方というものが示されてございますので、それに沿った内容の部分を基本的に考えていくということでスタートしてございます。5月に発足しました市民会議の中におきましても、こういった今言われた骨子を説明し、検討していただきましたが、これにこだわることなくいろいろな皆さんからの発想で、いろいろ最初から考えていただきたいということもお話ししながら進めてまいっております。多少ちょっと時間はかかりましたが、そういった市民の皆さんの考え方、こういうことをベースにして今回まとめて、総合戦略にしていきたいというふうにまとめている状況でございます。
再質問 5番 谷秀紀
次に、昨年の5月25日に発足された地方制度調査会の諮問について、先ほど見解を伺ったところです。実は、この諮問の後に、その後に6月24日に閣議決定をした経済財政運営と改革の基本方針の中では、いわゆる骨太の方針2014年に出していますけれども、その中では平成32年を目途に人口急減、超高齢化の流れを変えるために50年後に人口1億人程度の安定した人口構造の保持を目指し、働き場所があり、暮らしを続けられる地域社会の構築をするとした具体的な目標を掲げて、第3子以降の育児や教育を重点的に支援するなどの少子化対策を強化する方針を示しております。そしてまた、国の創生法の主たる内容は、先ほどの答弁にもありましたけれども、少子高齢─ 61 ─化に対応して人口減少に歯どめをかけ、東京圏への人口の過度の集中を是正することを目的としております。これも御承知だと思います。そこで質問なのですが、特に創生法の国の主なポイントとして3件ほどあります。そのうちの1件に、ちょっと興味深いものがあるのですが、都道府県や市町村には国の総合戦略を参考にして、地方版の総合戦略をつくる努力義務を課すとありますよね。それで、当市の場合の地方版の総合戦略は、先ほどの答弁の中にもありますが、ことしの10月29日に行政常任委員会の資料で報告された、まち・ひと・しごと創生総合戦略の状況についての提言書の内容がそうなのか、これも含めてなのかということをお聞きしたいと思います。答弁を願いたいと思います。
答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)
総合戦略という部分で、構成としては人口ビジョンというものの2040年、2060年の人口推計をいたしまして、そういったものに向かっていろいろな施策をやっていくというような一つのまず人口ビジョンというものがございまして、それについて5年間でいろいろな施策を打っていくというような総合戦略というような二つをセットにして、国・北海道と同じようなものの形のものでつくってございます。これに関しては、前回の行政常任委員会の中でもお話ししましたが、今、最終のまとめの段階に入っております。一応、年内目標は、もしくは年明け早々という部分の大変師走で忙しい時期でございますが、何とか議員の皆様にその部分を報告したいというふうな作業を今、急ピッチでやっております。
再質問 5番 谷秀紀
それで実は石破創生戦略担当大臣が、ちょっと興味深い談話を話しております。内容的では、こんな内容でございました。地方創生がうまくいかないのには、三つのパターンがあると談話をしております。一つには、やり放しの行政だということを指摘しております。二つ目には、頼り放しの運用だと、そして三つ目には全然無関心の市民だと、このような三つが融合すると、地方創生は絶対に失敗すると、このような談話をしておりました。そこでやはり何といっても人口対策が一番なのかなと、そんなことから実はこれは私が以前から考えていた政策なのですが、人口増対策として近隣市町にない政策で、私は1戸建て市営住宅の建設を取り組む考えはないか、このことについてお聞きしたいと思います。実は、この内容につきましては、一戸建ての市営住宅の建設の概要としては、住宅の建築に当たっては、1点目として、まず市の土地は無償で貸し付けしているよと、そして造成は市が当初より負担すると、そして土地を1区画100坪単位とする。これは、菜園と車庫スペースを取る関係でゆとりを持つ。2点目は、家屋の全体の建坪は28坪とすると、それで家族構成は四、五名で、夫婦と子供二、三名を予想しております。3点目は、家屋の建築費用、ここをちょっと興味深く聞いていただきたいのですが、1,800万円を上限とすると。土地は無償1,800万円、土地は無償貸与しますから。そうすると、28坪の家を建てると、坪単価約64万3,000円なのですね、結構いい上等な家が建つわけだ。それで家賃の設定なのですが、これはボーナス払いなしの月額3万円に設定して、それで30年でとりあえずは返済をすると、360カ月。この総額の1,080万円。5点目なのですが、費用対効果としては1,800万円のうちを1,080万円にすることになりますから、720万円の損失になるのではないかという、単純にそういう計算になります。ところが、損失とはならないのですね、仮に夫婦だけ2名残ったと、30年、計算しても、─ 62 ─交付税の問題があります。今現在、当市に大体1名63万円ぐらいかそこそこの交付税が交付されている、それを簡単に30年計算しても3,780万円入るわけですから、1,800万円かかっても、1,980万円プラスになります。ただ、問題は、ここで30年入居後、解体とかそういうのはどうするのだという、除去費用ですね。これは別途、入居の契約書の中できちっと明記して、双方誤解のないようにしておけばいいのではないかと。そして6件目の話なのですが、公募については一戸建て住宅入居についてはチラシで行って、建てておかないばリスクかかりますから、それでチラシで行って、そこに詳細な入居等の条件やイメージの住宅写真等など、そして建築戸数にはよるが公募制にして、そしてオーバーしたときは抽選するとか、そんなような取り決めをすると。それで決定した入居者には、市内業者と設計から完成まで個々に協議をさせるということは、さまざまな家が、同じ家が建たないということですね。その入居者に応じた家が建つ、そうすると入居する側も満足するのではないかと。建てたものに入ってくださいではなく、こういう手法を使うと。そして詳細のいろいろな契約については、住宅金融公庫の条件を参考にして、生命保険等にも入ってもらうと。ということは入居者が仮に入ってきたら、途中で不幸にも亡くなったとか、そういうこともありますよね。そのためにもそういうことを、個々の条件をうまく活用して、そういうような手法をとったらどうかなと。そのほかにいろいろな、入居者の転出の場合はどうするのだとか、そういう場合には、私は仮に家賃の返済、今まで払った返済はしないものを規定したり、または引き続き継承する誰か、親族だとかそういうものに継承させるとか、そうすると今まで払った家賃はいいですよと。それは入居者同士で話ししてくださいと、それは入居規則の中できちっとうたっておけば問題ない話で、そういうようなことをやり、そして30年後には、この家はあなたにあげますと、最初からやるのですね。そういう北海道的には、このような政策はどこにもないと思います。今言った内容的な、こういう思い切ったことをやることによって、それこそ創生の会議の一つにもつながるし、私は大胆な政策によって人口歯どめになるし、こういう部分をさらに人口がふえている、例えば札幌圏にチラシをまくとか。そうすると、ボーナス払いなしの3万円で入居できるとなれば、砂川から通勤するのも浮くのですね、札幌で家賃を払っている人のあれから見れば。そんなことも考えて、セットにしてうまくそこら辺をやれば、非常にいい政策ではないかとこう考えて自負しているのですが、こういうような思い切った家、要するに30年後には、あなたの家、ただあげますと。1,080万円で入れると、将来的には、そんなようなことを、大胆なことをやらないと、歌志内的に見た場合、まさにいろいろな政策あります。今、市長も進めております福祉の中も、効果は確かにあるとは思いますが、形に見えないのですね、事務のものは。事務でいろいろな政策をしてあげても、やはり形に見えないから、それの評価が薄いのですね。だから、こういう家とか、形にするものをやれば、歌志内すごいなと、こういうものにつながっていくものと考えております。そういった意味で今の話をするのですが、やはり思い切って庁内でいろいろ検討もしているようですが、この一戸建て政策を何としても歌志内の救いに、私はなるというふうに自負しております。そして、これの実はおととしかな、おとししからたしか長野県で実施して、すごく反響呼んでおります。この前に、たしか鹿児島のちょっと調べたけれども、忘れてしまったのですが、村で、ここもやっているのですね。相当前から一戸建ての問題、ここでは約1,900名の人口が、今、四千何ぼになっております。この政策が功を奏して。だから、やはり家というのは、今、若い─ 63 ─人も非常に持ちたくても持てない、魅力のある一つの若者の人たちには住まいというものは、一戸持つ住まいというものは、非常に関心を持っている課題だと思うのですね。そうすると、若い人が入ってくると、子供もおります。やはり全体的に底上げ、人口の底上げができるのではないかと、だから思い切ったことをやるべきでないかという考え方を私は持っているのですが、理事者サイドとしてはどのような考え持つか、私の一つの政策に答弁をいただければと思います。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
非常に貴重というか、核心を突いた御質問でないかと思います。以前から、議員からいろいろとアドバイスをいただいているところでございますが、今回の御質問の内容については、現在、庁内で具体的に市内のそういう可能性のある土地を実際に確認しながら、職員からも提案をいただいているところでございます。内容的にもかなり近いものがあるのですが、建設費含めて土地をどうするかということも含めて、今現在、職員が随分詰めているのでないかと思いますが、この建物について私はこういう建物を用意すると、そういうことではなくて、現実にもしそうであれば、歌志内に転入していただけるという方が確認できたとしたら、そういう方と直接お話し合いをする中で、どういう建物がいいのだと、どういう子育てを考えているのだと、そういう意見を取り入れながら、どこまで行政がそれに対応できるか。おっしゃるとおり、人口がふえるということは、いろいろなものに派生というか、波及してくることが非常に大きいので、まさに今、庁内でその部分については検討しております。ただ、若い人が考えるのが、若い世代にとって一番いいことなので、我々子育てが終わった人間と今現実にその場面にいる人たちとは違いますので、その辺の意見を尊重しながら、一つの形が近々見えてくるのではないかと、そのように思っております。
再質問 5番 谷秀紀
市長は市長の考え方もあるでしょう。それも一つだと思います。ぜひ何とか実のある人口減少になる対策を、政策を速やかに実施していただきたいと思います。おくれればおくれるほど、それだけ人口が減っていく、その話がどんどん留年していけば、そうするとまちはそれだけマイナスになります。そういったことから、やはりやることは決まったら、速やかにやっていただきたいと思います。それで、昨年、国土交通省が公表した国土づくりのグランドデザインで人口問題について述べておりますよね。それで実はこグランドデザインでも、このようなことを言っております。規模の小さい地方自治体ほど、人口の減少率が高く、2050年、平成62年までですね、人々が暮らしている居住地域の6割強で人口が半分以下になりますと言っているのですね。それで国土全体の2割の地域では、住む人がいなくなると、このように推計をしておりますと言っているのですよ。だから、この推計の中には、当市も入っている地域なのではと、ある反面危惧はしております。そういうことから、やはり人口問題に関する政策をつくる、一つの機関を設置する考え方はないかと、人口問題に、行政の中で政策機関を設置する考えないか、これを伺っておきたいと思います。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
行政の重要な所管としまして、市の方向をつくっていく、企画するということで企画部門というのが行政の中心となっていかなければならない、そういうセクションだと思います。機構改革が今進められて、いずれ議会のほうにも提案されていくと思います─ 64 ─が、このあたりの組織をもう一度見直しながら、そういう体制を整えてまいりたいと、そのように考えております。
再質問 5番 谷秀紀
これは端的に答弁していただきたいのですが、現在、当市の場合、人口減少するばかりでまちが元気になっているか、それとも元気さを感じないか、単純にちょっとお答えをしていただきたいと思います。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
飛び抜けて元気というふうには受け取っておりません。ただ、かなり沈滞していたというか、停滞していたものがようやく落ち着いてきたかなと、行政が非常に財政的に厳しい環境にありましたので、そのことで相当不安を感じていたのではないか。それは感じておりましたが、ここ最近は少し笑顔が戻ってきたかなと、落ち着いてきたかなと、そのように受けとめております。
再質問 5番 谷秀紀
そこで以前から私、実は勇退しました泉谷さんのときからお伺いしたことあるのですが、当市には観光大使という方は委嘱しておりません。それで観光大使といったって、当市にとっては観光的なもの、なくにはないのですが、他市町から見れば見劣りするところがかなりあります。そんなところで、これも人口減少対策の一環として交流大使という、観光ではなく交流という名目を変えて交流大使をつくるという考え方がないか。この交流大使とは、市とかかわりある地方にいる方々、そういう方々に理解を得て、歌志内の交流大使になってくれないかと。そして、そのことが交流することによって、人口増に何らかの形でつながっていかないか、こういう政策になればいいなというふうに思っているのですよ。こんな思いでちょっと観光大使から、それをヒントに交流という、交流大使ということに置きかえておりますけれども、この考え方についてどういうふうに答弁されるか、お聞きしておきたいと思います。
答弁 副市長 岩﨑雄逸(副市長は2020年9月まで)
以前から、谷議員にはいろいろと御提案いただいて、何一つ実現できていないということで怒られていますので、今、いただきました交流大使の件につきましては、まず札幌歌志内会が起点としてありますので、札幌歌志内会に入っている会員の中で、また商店とかお店とか経営されている方などを再度アタックしてみまして、その入り口でも歌志内交流大使ということで何かワッペンでも張らさせていただければ、気軽に元歌志内市民もそこで交流できるのかなと。最終的には、歌志内の応援団になってくれるような感じもいたしますので、この辺についてはぜひ来年中には実現できるように、努力していきたいなというふうに思っています。また、ふるさと納税もだんだんふえてきていると、なぜかしら歌志内にも御寄附、納めてくれる方がふえてきているというのも事実ですので、それらの今、幸運を生かしながら進めていきたいというふうに考えております。
再質問 5番 谷秀紀
それでは2件目まだやりたいのですが、時間の問題ありまして、3件目に移ります。共通番号の関係です。この共通番号法では、国民一人一人に個別の番号を割り当て、税金を初めとする年金・医─ 65 ─療・介護などの社会保障のサービス利用の状況などを政府が一元化に管理するというものですけれども、国や地方自治体に管理される自分の個人情報を自分自身でも今度見ることができるように、政府は平成29年から、自分の年金や医療・介護などの社会保険料の納付状況や税金の申告に関する情報を自宅のパソコンで確認することができる、個人用ホームページのマイポータルを開始する予定をしております。このマイポータルが開設されますと、将来もらえる年金の額や行政機関からのお知らせ情報なども閲覧ができることになるようでありますが、この共通番号のシステムにアクセスできる人数が増加すればするほど、情報が流出するリスクが高くなると考えます。全国の共通番号法の附則では、法律の施行後、3年後をめどに検討を加え、所要の措置を講ずるとして見直しの時期を明確にしておりますが、行政の電子化や民間との活用を名目に、なし崩し的に利用範囲の拡大が進むことになれば、深刻なプライバシーの侵害を招くことが予想されますので、当市としても独自にセキュリティーの対策は今まで以上にデリケートにすべきと考えますけれども、いかがでしょうか。
答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)
セキュリティー関係につきまして、今年度、総務省からの助言といいますか、そういう部分で住基システムと民間ネット系統の分離を図りなさいというものを今年度でやっております。来年度以降、また、さらにそれを強化して、インターネットと住基以外のシステム、これにつきましても完全に分離してというような内容の助言もいただいておりますので、そういった総務省等の助言に従いまして、我々もそういったセキュリティー対策に万全を尽くしていきたいというふうに考えております。
再質問 5番 谷秀紀
答弁に内容の濃いものをいただきまして、ありがとうございました。これで、私の質問おわります。ありがとうございました。