歌志内市議会 平成26年第4回定例会 2014年12月18日
(1)高齢者にやさしい街づくりについて/(2)人口減少問題について/(3)地方創生について
2014年12月18日、歌志内市議会の一般質問で、湯浅礼子議員が「高齢者にやさしい街づくりについて」「人口減少問題について」「地方創生について」について質問し、保健福祉課長 虻川善智、総務課長 渡部一幸、教育次長 佐藤守、産業課長 平間靖人、副市長 岩﨑雄逸、建設課長 柴田一孔が答弁しました。
- 質問者
- 湯浅礼子 議員
- 答弁者
- 保健福祉課長 虻川善智、総務課長 渡部一幸、教育次長 佐藤守、産業課長 平間靖人、副市長 岩﨑雄逸、建設課長 柴田一孔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の議事日程ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 3番 湯浅礼子
皆様、こんにちは。本日は、通告書どおり、件名3件について質問させていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。1件目、高齢者にやさしい街づくりについて。核家族化の進展とともに、認知症高齢者の増加、認知症高齢者を抱える老老世帯や認知症高齢者の単身世帯が増加を続け、こうした世帯に対する支援が今、地域社会の大きな課題となっております。①としまして、歌志内市内の65歳以上の人口、要支援、認知症の人数等の現状を踏まえ、地域での認知症サポート体制づくりの現状と今後の当市の考え方をお聞かせください。②としまして、社会福祉協議会も地域にサロンづくりを展開しております。当市が社協と連携をし、認知症への啓発活動をしてはどうでしょうか。現状と当市の考え方をお聞かせください。③としまして、認知症サポーター育成とキャラバンメイトの養成についての当市の考え方をお聞かせください。④としまして、安心して住み続けるための住民参加でサポート体制もつくっていくことが重要だと思います。当市の現状と課題についてお伺いいたします。⑤としまして、高齢者の居場所づくりが今後重要になると思います。地域の空き家を最大限に利用しての事例が数多く報告されております。当市の考え方と取り組みについてお伺いいたします。2件目、人口減少問題について。現在、最大の課題である当市の人口減少に対しての取り組みについて、また、団塊世代が75歳を迎える2025年、歌志内市の将来像、展望についてお伺いをいたします。3件目、地方創生について。さきの臨時国会で地方創生関連法案が成立いたしましたが、当市のこの法案に対する御意見をお伺いしたいと思います。─ 50 ─以上3件、どうぞよろしくお願いいたします。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
私のほうから、1、高齢者にやさしい街づくりについての①から⑤番までお答えいたします。まず、①番目でございます。当市の認知症を有すると思われる高齢者につきましては、厚労省が統計のラインとしている認知症高齢者の日常生活自立度2以上の方は、平成26年4月末現在の状況では、介護認定者332人中220人となっております。実際には潜在的な認知症で、介護認定を受けていない方もいらっしゃると考えますので、もう少し多い数字になるのではないかと捉えております。地域での認知症サポート体制につきましては、現状では、介護教室や講話会、認知症基礎講座などで認知症についての知識や認知症者への対応方法などの啓蒙、啓発が主なものとなっております。また、御本人、御家族や地域の方々などから認知症に関する相談があれば、地域包括支援センターの職員が訪問等を行い、状態に応じた支援、対応をしております。今後の取り組みにつきましては、来年度に向け、介護教室等での知識の啓蒙、啓発に加え、認知症サポーター養成講座の開催を検討してまいりたいと考えております。②番目でございます。社会福祉協議会は、地域福祉の中核的な役割を担っており、市民の皆様から気軽に頼っていただける身近な機関であると認識しております。現状では、周囲の人とのかかわりの中で起きてくる認知症による周辺症状により地域で対応に苦慮しているような対象者についての情報共有などが主な連携でありますが、今後もそのような場面があれば、協力、連携してまいりたいと考えております。次に、③番目でございます。認知症サポーターにつきましては、来年度に当市でも養成講座の開催を検討しており、サポーターを育成してまいりたいと考えております。また、キャラバンメイトにつきましては、サポーター養成講座の講師を務めるなど、認知症支援の指導者的、リーダー的役割を担うものとなっており、受講対象者が限定されていることから、まずは一般市民の皆様が受講できるサポーター養成講座を開催して、サポーターになっていただき、認知症の方の身近な存在として地域で支える推進役になっていただきたいと考えております。次に、④番目でございます。来年度に認知症サポーターを養成して、サポーターとなられた方々には、地域の認知症者へのサポートや認知症が疑われる方の早期発見と初期認知症者の早期治療の開始につなげることができるよう地域包括支援センターを初めとする必要な関係機関と連携体制づくりを進めてまいりたいと考えております。次に、⑤番でございます。高齢者の居場所づくりにつきましては、老人クラブの例会やサロン活動などさまざまな行事で町内会館などを利用した取り組みが行われておりますが、現在のところ、空き家を活用したいという要望は聞いておりません。今後も町内会館を利用したサロン活動など、高齢者の居場所づくりが拡大していくことを期待しております。
答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)
私から件名2の人口減少問題についてお答え申し上げます。─ 51 ─これまでも人口減少対策につきましては、当市の最重要課題の一つとして、新たな産業の創出による雇用の場の確保とともに、移住、定住の促進を図るため、子育て支援や高齢者対策など幅広い分野での施策を展開しながら、人口減少に歯どめをかける努力を続けてきたところでございます。現状、それらの施策が実を結ぶまでに至っていない状況ではありますが、少しずつ地道にこれらの施策を進めていくことが重要であると考えております。このため、第5次基本構想が平成27年度で終了することから、次期基本構想を来年度中に策定する予定としており、小さくても住んでいてよかったと実感できるまちづくりを目指し、市民の皆さんの御意見も伺いながら、当市の将来像を示してまいりたいと考えております。件名3の地方創生についてでございます。地方創生につきましては、国が少子高齢化の進展に的確に対応し、人口の減少に歯どめをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくために、まち・ひと・しごと創生に関する施策を総合的かつ計画的に実施するとしたものでございます。これまで当市を含め地方自治体では、人口減少対策としまして、移住促進や子育て支援などさまざまな施策を展開してまいりましたが、大きな成果を得ることはできず、人口減少に歯どめがかからない状況にあります。今回成立いたしましたまち・ひと・しごと創生法により、人口の減少傾向に歯どめをかけられるよう努力してまいりたいと考えており、今後、国が示す総合戦略並びに都道府県や市町村に求められるとされている地方版総合戦略の策定内容について情報収集等に努め、当市の実情を踏まえながら、策定について検討することとしております。
質問 3番 湯浅礼子
ありがとうございました。今、御答弁を聞かせていただきました。それで、これまでの認知症対策は、症状が悪化してから医療機関を受診するという事後的な対応が今まで中心でございました。このため、認知症になると自宅で生活することが難しく、施設への入所や精神科病院に入院するしかないという考え方が一般的でございました。近年、高齢化の加速に伴って認知症が急増、認知症の高齢者は460万人とも言われておりますし、11年後の2025年には本年の1.5倍以上増加する見通しだと、このように言われております。このため、厚生労働省は2012年、総合的な認知症対策5カ年計画を策定しており、早期診断と早期対応が重点政策に上げられております。5カ年計画では、症状が悪化してから医療機関を受診する事後対応、この考えを一変させて早期診断に重点を置くということで、こういうことでたとえ認知症になっても、住みなれた地域で暮らし続けられる社会、また地域を目指すというものですが、この点については、歌志内市の取り組みはいかがでございましょうか。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
今おっしゃったとおり、今後において早期発見、早期治療というのが重要になってくるということから、認知症の総合支援事業におきましても、地域支援事業として、平成30年では全市町村で実施するというような認知症支援事業というのもございますので、まず、当市としましては、先ほど申しましたとおり、次年度、認知症サポーターの養成講座、または介護教室等でそういう早期発見というものを主眼に置いた中で、一人でも多くの方のそういう認知症者の発見につなげるような取り組みを行っていきたいなというふう─ 52 ─に考えております。
質問 3番 湯浅礼子
認知症というのはほかの病気と違いまして、発症した高齢者本人はなかなか声を出せない、また、周りからは無視されやすい、そういう特徴を持っております。だからこそ、国や自治体が支援体制の充実にしっかり取り組む必要があると思うのですが、この点もお伺いしたいと思います。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
先ほどと繰り返しになりますが、今後におきましても、早期発見、また早期治療につなげるように、地域包括支援センター、またはそういういろいろな場面で、そういう情報を共有しながら、発見につなげていければなというふうに考えております。
質問 3番 湯浅礼子
ありがとうございます。先ほどの御答弁で、来年は認知症サポーターに力を入れていくという御答弁いただきました。うれしいなという思いでおります。昨年、歌志内市では、NPO法人中空知・地域で認知症を支える会の協力を受け、4回にわたって、一般市民を対象に認知症基礎講座を開催しましたと、6月定例会の中で答弁をいただきました。今、全国的に認知症サポーターの育成に取り組んでおりますが、当市は今何名ぐらい認知症サポーターの方がおられるのでしょうか。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
サポーターの数としては押さえておりませんけれども、キャラバンメイトとしては、以前は6名いたということで確認しております。
質問 3番 湯浅礼子
それでは、来年開催する予定ということですので、当市としましては、この認知症サポーターの目標をどのぐらいに設定しているのでしょうか。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
特に何人以上とか、そういう設定はしておりませんけれども、一人でも多くの方に参加していただいて、そういう認知症サポーターになっていただいて、先ほど申し上げましたように早期発見につなげるというような行動をとっていただく人が一人でも多くふえればなというふうに考えております。
質問 3番 湯浅礼子
もう一度確認をいたします。認知症サポーター養成講座を受けた人が認知症サポーターになれるということなので、特に「認知症サポーターには何かを特別にやってもらうわけではありません。認知症を正しく理解してもらい、認知症の人や家族を温かく見守る応援者になってもらいます。その上で、自分のできる範囲で活動できればいいのです。例えば、友人や家族にその知識を伝える、認知症になった人や家族の気持ちを理解するよう努める、隣人あるいは商店、交通機関等々まちで働く人としてできる範囲で手助けをするなど、活動内容は人それぞれであります」とありました。また、このサポーターになりましたら、地域のリーダーとして、まちづくりの担い手が育つことを期待されておりまして、認知症サポーターには認知症を支援する目印として、ブレスレット(オレンジリング)をつけてもらいますと。このオレンジリングが目印になるのですよというふうなお話を聞いておりますが、このオレンジリングについては、歌志内市で受け取っ─ 53 ─ているのを確認しておりますでしょうか。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
先ほども申し上げましたとおり、認知症サポーターの方の把握というのはまだしておりませんので、そのオレンジリングを受け取っている方というのは確認してはおりません。先ほど言いましたように、認知症サポーターの方というのは特別なことをやる人ではないということで、おっしゃったとおり応援者ということでございますので、そういう方を一人でも多くつくっていきたいなというふうに考えております。
質問 3番 湯浅礼子
これはちょっと興味深い部分で私も聞いていた記事がありました。これは大阪府泉南市でございます。認知症高齢者が徘回中に亡くなった事件をきっかけに、幼稚園や保育所、小中高校で認知症患者への理解を深める学習を行い、三世代でお年寄りを見守る取り組みを行っているということでございます。行政や介護家族だけではなくて、地域、住民の間で、お年寄りが徘回しても安心なまちを目指そうという意識が幅広く共有されていることがすばらしいことだなということで、私は感動してこの記事を読ませていただきました。また、認知症の方にとって大切なことは、他者とのかかわりだそうで、畑作業をやめてから認知症の初期症状が出るようになった91歳のおばあちゃんが農業がしたいというので、NPO法人が運営している農園につれていくと率先して大根を植え、すごく元気になったという、これもNHKのテレビで報道されておりました。本当に大事な部分だなというふうに私も思いました。それから、八幡浜市というところですけれども、高齢者の方、認知症の方たちを地域で見守り、支えていくことで、一人でも多くの元気で暮らす高齢者の方がふえていけばよいのではないかということで、さきの泉南市のように三世代、地域で認知症の方を支えていこうという意識を根づかせるために、学校教育の場や若い世代の人たちへのサポーター養成講座の開催を望んでおります。私自身もそういう機会があれば受講したいと思っておりますので、このような積極的な開催をよろしくお願いしたいと思います。そこで、小学校、中学校、高校と、このような養成講座の開催を望むものですが、この件はいかがでしょうか。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
まだ詳細は決めておりませんけれども、果たしてその講座をやったところで、小中学校の生徒の方が参加できるのかとか、その辺も考慮しなければいけないかなというふうに思っております。現在のところ、その詳しい受講、また時期、その辺については検討中でありますので、現状のところは今の御意見も参考にしながら、考えさせていただきたいなというふうに思います。
質問 3番 湯浅礼子
これも認知症関係で、学校で紙芝居をつくって、認知症の人たちにどうフォローするかという授業もやっているというふうなことも聞きました。ここでは本当に小さいときから認知症の症状ということを勉強して、高齢者の方にどのように接していくことが一番大事なことか学ぶことは非常に大事だと思うのですが、この件について、教育委員会の立場でちょっとお聞きしたいと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 教育次長 佐藤守(教育次長は2016年3月まで)
認知症の部分での教育という授業的なものは今現在取り組んでおり─ 54 ─ません。しかしながら、高齢者や、例えば身体的な形の中で道徳的な教育というものは行っているところでございまして、その中に対して、お年寄りや体が不自由な方々への接し方というものについては、道徳教育の中で行われているところでございます。先ほどの認知症の部分での教育につきましては、今後、保健福祉課の中で行われてまいります取り組みの状況を連携しながら、検討してまいりたいというふうに思っております。
質問 3番 湯浅礼子
ちょっと私の説明の仕方が悪いのだと思うのですが、全国的に小学校、中学校、高校で、この認知症サポーターという、そういう人数をふやすために講座を開いているという部分が私の中にインプットされておりまして、この部分での広がりを、当市は本当に少ないのではないかなという部分でこのような質問をさせていただいております。もう一度そこの部分、ちょっとお伺いしたいと思います。
答弁 教育次長 佐藤守(教育次長は2016年3月まで)
先ほど申し上げましたが、それらに関する認知症に伴う部分での学校の中におきます講座を含め、そういう学習時間を現在のところ設けてはおりません。そのため、今、保健福祉課で検討されております内容ですね、それらを学校の中で取り込めるのかどうかということについては、連携をしながら検討してまいりたいというふうに思っています。単純に学校の中で、この認知症に関する部分、先生が教えるというより、やはり専門的分野である保健福祉課のほうとの連携が重要になってくるかなと思いますので、それらの中で検討してまいります。
質問 3番 湯浅礼子
ちょっと確認なのですが、歌志内市といたしまして、市民と一番交流がある窓口の方、そういう方は、認知症サポーターの講座を受けていらっしゃる方はどのぐらいいらっしゃるでしょうか。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
市民との窓口という部分では、認知症サポーターの方というのは、これまでも当市では開催しておりませんので、いないのかなと思いますが、うちの地域包括支援センターの職員では、受けながら、キャラバンメイトになっている者がおります。
質問 3番 湯浅礼子
職員の方が積極的に認知症サポーターになっていただいた、それだけで、やっぱり波動が広がっていくのではないかなというふうに考えますので、前向きな取り組みをお願いしたいと思います。あと自治会とか老人会、また、民生委員の方、また銀行関係、警察、学校関係でも、ほかの地域では開催をされているのですが、歌志内市としては、このような部分での開催は可能でございますか。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
現在のところは、そうたくさん講習会を行うということはできませんので、来年度、1回開催しながら、その参加状況を見ながら考えていきたいなというふうに思います。
質問 3番 湯浅礼子
この認知症サポーターにつきましては、私も何回も一般質問させていただいております。なぜこのような部分で何回もしつこくさせていただくのかというと、やっぱり私自身も将来的には認知症になるのではないかなという不安がございます。例えば2階に─ 55 ─物を取りに行って、あら、何しに私来たんでしょうかということが多々あるものですから、私はやっぱり認知症の部類かなという部分が最近強く感じます。ということを考えますと、歌志内市は高齢比率が高い、そういう中で、高齢者の方がふえていくという部分では、この認知症対策というのは本当に力を入れていかなければならないという思いで、しつこいようですが、質問させていただきました。どうぞ積極的な取り組みをよろしくお願いしたいと思います。それでは、今度は人口減少問題と地方創生についてという部分は、関連がございますので、一緒の感じでちょっと再質問させていただきます。少子高齢化と過疎化により地方が疲弊してきており、国は、人口減少対策や地方活性化を目指した地方創生法をつくられました。これを受けて、県、また道、市町村は、創生戦略の5カ年計画を28年3月末までに策定の努力義務が課せられました。この地方創生に係る交付金を最大限に活用して事業を実施し、人口減少対策や活性化を図り、住みやすい活力に満ちたまちにしなければならないと思います。この国が出された法律に対する期待と思いということで、当市が抱いている部分でもう一度お伺いしたいと思います。
答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)
ちょっと繰り返しになってしまいますけれども、市としましても、これまでいろいろ人口減少対策、移住、定住に関しまして、雇用の場の確保、これはまだ結論出ていませんが、雇用の場の確保ですとか、そういった根本的な対策、あとは子育て支援、高齢者対策等、幅広い分野でいろいろやってきましたが、まだ結果的には人口減少に歯どめをかけるまでには至っていないという状況でございます。今回成立しましたまち・ひと・しごと創生法の部分につきましては、なかなか情報が、新聞報道で得られる情報しかまだ来ていないと。きょうの日経新聞のほうでは、27日に総合戦略のほうが閣議決定されるというような情報がございますので、それ以降、多分、作成する要綱等が示されるものと思っております。そういうものを見ながら、国のつくる総合戦略、都道府県でもこういうものをつくっていくという物の流れを見ながら、そういうような情報収集に努めながら考えていきたいというふうに思っております。
質問 3番 湯浅礼子
ここにある11月30日現在での歌志内市の人口ということで、3,859人、そして男性が1,780人、女性が2,067人となっております。これからも少しずつ減少していくと予想される現状をどのように捉えて、どのようにこれからという考え方をちょっとお聞きしたいと思います。
答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)
人口減少につきましては、大体毎年、ここ5年ぐらいでは約157人ぐらい減少してきております。この辺での状況によりますと、自然動態という部分でいきますと、出生のほうはこの5年で平均13人ぐらいということで、死亡に至っては平均86人ということになっています。その差が自然動態での減少ということになっております。社会動態でいけば、転入につきましては平均110人、転出では平均195人と。この分の差で大体平均85人のマイナス要因となっております。傾向といたしましては、今までは社会動態のほうが多かったのですけれども、ここ2年ほどは自然動態の減少のほうが多くなっていると。生まれる方よりも亡くなられる方のほうが多くなっているということがありますので、こういう部分の対策といたしまして、今回、肺炎球菌の部分の助成とかいろいろな部分で健康寿命を延ばしていくといったような部分も新たに考え─ 56 ─てきておりますが、基本的には今までやってきた人口減少対策につきまして、考えられる部分での、財政部分も考えなければいけませんけれども、そういうものを勘案しながら、来年度、また新たな事業等を足していって、こういう部分に対応していきたいというふうに考えております。
質問 3番 湯浅礼子
本当にこの人口問題というのは厳しいものがあるなというふうに私自身も捉えております。人口減少に歯どめがきかない現実というのが今あると思うのですが、まず、減少していく中での歌志内市においての若者定住、IターンとかUターンの政策、そういう部分が本当に必要であると思うのですが、まちを回ってみますと一番感じますのは、お父さん、お母さん、高齢の方がきちっと仕事をしていて、30代から50代前半ぐらいまでの方が仕事がなくて、うちにいらっしゃるという御家庭がかなりございます。その部分での手当てが本当に大事ではないかなという部分があります。これは企業誘致といっても、今、歌志内の状況では厳しい状況だというのは認識しておりますが、今どのような状況、どれぐらい当たってどうでという、その状況をちょっとお伺いしたいと思います。
答弁 産業課長 平間靖人(産業課長は2019年3月まで)
ただいま企業誘致の状況ということで、活動についてということと思いますけれども、今年度、道外のほうに一度行って、道外企業のほうを若干回った部分、それから、北海道東京事務所のほうに行って情報収集した部分、それらが道外訪問の際に行っております。それから、道内の企業につきましては、なかなか情報もない中なものですから、札幌市内の企業さんを何社か訪問したというような状況でございまして、そのような中で実際に市内に誘致すると、そういった具体的な話は、残念ながらないという状況でございます。
質問 3番 湯浅礼子
なかなか企業誘致するということは大きな問題でございまして、厳しいと思っておりました。それで、今このように実際に働かないで、うちでぶらぶらしている若者が多いという部分では、行政としてはどのように力を入れて、そこを解決していこうと思っているのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
答弁 副市長 岩﨑雄逸(副市長は2020年9月まで)
今の質問にお答えできるかどうかわかりませんけれども、30代の人がぶらぶらしているという表現というのはちょっと余りよくないと思うのですけれども、仕事がなくて職につけないのか、働きたくても働けなくて、どうしようもなくて親のすねをかじっているのか、また、逆に働きたくないのか、そのことによって、本当に働きたかったらやっぱりハローワーク等に行ったり、あと労働相談なり、行政のほうに相談しに来るということがまず大事なことではないのかなと。ですから、その意味では、そういう方がいたら相談してくださいと、こちらのほうで、行政のほうで呼びかけることが必要なことなのかなというふうに今思った次第です。ですから、労働意欲のある方がもし多くおられれば、そういう年代を大事にして育てるという方法もあろうと思いますので、それに見合うような育てる産業も歌志内で考えていかなければならないのかなと思っています。─ 57 ─急に企業誘致、先ほど産業課長が言いましたように、企業を持ってこいといっても、なかなか来る状態ではない。それであれば、いろいろと歌志内が過去に取り組んできた育てる産業、例えばシイタケ栽培とか、あとブドウ栽培とか、そういう育てる産業の取り組みをしてきたのですけれども、なかなか長い目で育てる勇気がないというか、見守る体制ではなかったのかなという反省点もありますけれども、やはり地に足のついた産業を今後考えていくことが必要なことかなと、歌志内に合った産業を考えることが必要ではないのかなと。それにぜひ今の30代の方、40代の方、仕事につけない方がいましたら、それに御協力をお願いしていくと。どうぞ来てくださいという呼びかけが必要になってくるのではないのかなと思っております。
質問 3番 湯浅礼子
決して仕事がしたくなくてという部分では、私はお会いしたことはございません。本当にお父様、お母様も心配をして、ハローワークに行かせているのです。だけれども、長期的な展望に立ったときに、今目先だけで働きに出てもまたといういろいろな理由がございまして、慎重に今進めているのですという、そういうふうなお話でございました。だから、本当に長期的に自分が人生かけての仕事をやりたいと思っている若者はたくさんいるということを認識していただきたいと思います。これはまた角度がちょっと違うのですが、障がい者の方からの御相談だったのですが、昔は、ちょっと私、余り障がい者のこと得意ではないのでわからないのですが、作業所で仕事をして幾らか賃金をいただけるという部分は、歌志内市でもありましたですか。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
作業所といいますか、当市には障がい者のそういう作業所の施設というのは、表立ったものはないのですが、例えば、光生舎さんのクリーン・セブンですとか、そういうところもそういうふうになるのかなというふうに考えております。残念ながら、市内のそういう作業所と言われる部分については、クリーン・セブンさんが該当してくるのかなと思いますが、これもどういう程度の方が働きに行けるのかという部分もちょっとまだ明確に把握しておりませんが、今のところはそこの施設だけかなというふうには考えております。
質問 3番 湯浅礼子
お話によりますと、美唄ですとか砂川だとか、各地に作業所がございまして、その方、車椅子の方なのですね、特殊な状況ですね、やっぱり同じ障がい者といいましても。そういう方は、ものづくりを昔、病院でよくかわいらしいもの、小物をつくっている、そういうふうな事業を行っていて、そういう部分に参加をして、一日行くと幾らというふうにいただいていたと。それが全部国の政策でだめになったのか、ちょっと私自身勉強不足でわからないのですが、今は札幌にしかないということで、札幌までガソリン代をかけて車で行ったら何のメリットもないということで、歌志内市でも何かそういう部分で仕事をつくっていただけないかなという父兄の方のお話だったのですが、リンリン館を利用してものづくりという部分で何かやって、何人かやったという経緯は今までありましたでしょうか。
答弁 副市長 岩﨑雄逸(副市長は2020年9月まで)
砂川にもパンをつくっているということで最近新聞で出ておりますけれども、やはりNPO法人というのが一番身近な団体になろうかなと。行政というよりは、そういう民間の力を借りて、行政がそれを育てていくという体制がとれれば一番いいのですけれども、行政がそれを真っすぐそのまま直接その事業にかかわるというのが、民間さんと行政との競合になるのではないのかなと。その辺は慎重に進めていかなければならないと思うので─ 58 ─すけれども、まずは希望学院とかも、そば打ちとかうどん打ちとかやっている事業もありますし、そういう機会を利用して、働き方はそこに紹介して作業していただくとか、そういう場を提供するということしかできないのかなと思っております。
質問 3番 湯浅礼子
すごい難しい部分ですね。一応、私としては、車椅子でどうやって仕事をするのかとちょっと、すごく大変なのだなというのを感じました。どうやってアドバイスしていったらいいのかなといつも悩んでいるのですが、車椅子で全部、何事も車椅子という部分でのお仕事で、NPOでやっている部分とかというのは捉えていらっしゃいますか、行政では。
答弁 副市長 岩﨑雄逸(副市長は2020年9月まで)
美唄にチョークをつくっている会社がありまして、そこでは、車椅子の方も、その障がいに合わせた作業ということで会社の方が考えて、その工程に入れているということがありますので、一度、美唄のチョークをつくっている会社をごらんになったほうがいいかなと思います。
質問 3番 湯浅礼子
それでは、人口減少の部分での政策になると思うのですけれども、例えば、今、都会のほうは、物すごく家賃が高い、本当にそれで大変だという声を聞きます。それで、例えば、歌志内出身の若者ですとか、歌志内に帰ってきたいなと思っている方に対して、この住宅についての大きなプレゼントというか、そういうふうな政策は考えておられないのでしょうか、ちょっとお聞きしたいと思います。
答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)
お答えできるか、ちょっとわからないのですけれども、基本的に今回の地方創生という部分では、今おっしゃいました東京一極集中の歯どめというものがございます。それで、東京への転出を7万人減らすですとか、東京からの転出を3万人ふやすとかというようなことを地方のほうに人をということで考えております。そういう中で、今言われたような東京での家賃の高さ、そういうのも一つの問題になっているということで、何かのアンケートでいきますと、4割の方が地方に行きたいというふうに考えているような資料も出ております。そういう受け皿となる部分の地方といたしましては、やっぱり住むところとか生活環境とかというのが大事ですから、そういうものを考えていかなければなりませんが、歌志内としては、市営住宅がたくさん多いものですから、ほとんどが大体市営住宅が多いです。そういうところにつきましては家賃は大体決まっておりますので、来ていただいて、住んでみたいというような住宅に改装するとか、そういうことは考えられると思います。また、あと最近ですと、中古住宅ですか、そういうものも出てきます。うちのほうも空き家バンクということをやっておりますけれども、登録ございませんが、意外に個人同士の中古の住宅の売買というのは非常に多い、需要があるということがありますので、もしできましたら、そういうのもうちの空き家バンクとかのほうに入れてもらえれば、そういうのを都会の人に見てもらって、こういうところがあるのだというようなものも見ていただけるのかなというような気がしております。ちょっとお答えになっていませんけれども、よろしくお願いします。
質問 3番 湯浅礼子
今公営住宅、先ほど女鹿議員からいろいろな部分で聞かせていただいて、本当に勉強になったのですが、ある御家庭に訪問しましたところ、父親、息子さん、娘さんが勤務されていると。それで、結構収入がある方だと思うのですが、湯浅さん、歌志内にいてくださいと言うけれども、家賃が高くて、こんなに家賃を払う、公営住宅の部分ですが、高いので、家を建てたほうがいいんじゃないかなというふうに思うんですよと言うのですね。どれぐらいなのですかと言ったら、何か余り詳しいことを言っていただけなくて、どれぐらいなのかなとちょっと私想像がつかないものですから、この部分で最高額とかというのをちょっとお聞きしたいと思うのですが。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
最高額といいますか、一応応能応益ということで、所得に応じてということでございますので、1人で稼いでいる、あるいは3人で稼いでいるということになりますと、3人の総所得に対しての家賃設定ということになります。したがいまして、ランキングといいますか、階層がございまして、8階層になっておりまして、その中で家賃が、例えば一番低い家賃は3万4,400円にそれぞれ立地係数、利便係数、経年係数といわゆる4つの係数をかけて、そして、この3万4,400円に乗じるのですね。したがいまして、例えば歌志内0.7という数字が基本になっておりまして、それに、いわゆる住宅が年数たっている、それに応じてまた計算が違うのですけれども、あとは規模ということで、今65分の分子が70だと1.何がしとなりますけれども、65分の65で1になりますけれども、いわゆる65平米よりも小さい住宅でございますと小数点がつくので、非常に小さくなります。したがいまして、一番高いのは9万1,000円という数字にそういう数字が乗じることになりますので、例えばこれに0.5を掛けても9万1,000円の半分の4万何がしになるということでございまして、その所得に対して金額が8段階で決まっておりますので、多分3人で働いているということは、かなりの所得になるのではないかなと思います。それで高いということでございます。
質問 3番 湯浅礼子
済みません。このように高額な家賃を払って歌志内にとどまっていただいている世帯はどれぐらいいらっしゃるのでしょうね。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
高額、今数字では押さえておりませんけれども、1桁台だというふうに数字を記憶しております。
質問 3番 湯浅礼子
例えば7万、8万払っていたら、結構、住宅ローンを組んで十分新築できる部分だなと私も思いまして、できたら歌志内の中古も結構ありますのでというお話をさせていただいたら、中古ねと言われて、何か、それだったらもっと買い物も便利なところ、また、いろいろな部分で将来年いった部分考えたら、歌志内にいるよりも地方に行っちゃおうかなと私も言われるのです。すごく悲しいなと思いまして、人口1人でも減らさないようにと思って訪問しているのに、息子さんも御主人もそうやって思っているのですかと聞いたら、うちの一致した意見なんだよねというふうに言われておりました。最大のPRは、中古の住宅も結構今安いので、ちょっと当たってみてくださいという部分でお願いをしている状況でございます。住宅問題、こういう意見も結構あると思いますので、何とかこれは国で決まっている部分だ─ 60 ─から安くはできないのでしょうけれども、何か手当てを考えていかなければならない部分だなと思うのですが、いかがでございましょうか。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
この住宅については応能応益ということで、国の基準に基づいてやっております。今回高額という方につきましては、本来でありますと、民間の住宅に移っていただきたいということで、収入申告をしていただいて、家賃決定の際にそういう一言が印刷されているかと思います。高額なのでということで。本来でありますと民間の住宅のアパートが歌志内にたくさんあれば、その方もそこに移っていただくということになろうかと思いますが、歌志内の場合、民間住宅が非常に少ないといいますか、ほとんどないような状況でございますので、先ほど総務課長が言われたように、空き家バンクを活用しながら、かなりの物件もございまして、バンクに登録される前に取引されるというのが結構実態だと思いますが、そういうことで、これからもかなり出てくるのではないかなというふうに考えられます。
質問 3番 湯浅礼子
この地方創生についてのいろいろな政策等、これから取り組んでいかれると思うのですが、この部分についての若い職員の方を入れての政策室とか、そういう部分というのは考えておられますでしょうか。
答弁 副市長 岩﨑雄逸(副市長は2020年9月まで)
今後検討いたします。回答といいますか、次の関係もありますので、その答弁と同じように答えていいものかどうかというのを迷っていますけれども、いろいろな情報収集に努めながら、今言われたみたいに専門部署の設置の必要性も含めて、もう専任化していかなければならない面も多分出てくると思いますので、その対応を検討していきたいと思っています。
質問 3番 湯浅礼子
本当に歌志内市は人口が少ないですけれども、また人間と人間とのきずなが深いまちでございまして、本当にみんなで力を合わせて、市長がいつも言われるように、小さくても歌志内に住んでいて本当によかったという、そういうまちづくりを行政と市民と本当に力を合わせて、そして、国に今出されておりますまちづくりをいろいろな補助金を使って、少しでも人口をふやして、歌志内から出ていきたくないよというふうなまちづくりをつくっていただきたいなということを希望いたしまして、きょうの質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。