歌志内市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月13日
(1)3E(経済性、効率性、有効性)の評価の把握について/(2)市役所の組織、機構について/(3)砂川地区広域消防組合について/(4)民間有識者らでつくる日本創成会議の人口減少問題検討分科会の報道について
2014年6月13日、歌志内市議会の一般質問で、原田稔朗議員が「3E(経済性、効率性、有効性)の評価の把握について」「市役所の組織、機構について」「砂川地区広域消防組合について」「民間有識者らでつくる日本創成会議の人口減少問題検討分科会の報道について」について質問し、産業課長 平間靖人、保健福祉課長 虻川善智、市民課長 小玉和彦興、建設課長 柴田一孔、教育次長 佐藤守、総務課長 渡部一幸、消防長 西丸強、副市長 岩﨑雄逸、市長 村上隆興が答弁しました。
- 質問者
- 原田稔朗 議員
- 答弁者
- 産業課長 平間靖人、保健福祉課長 虻川善智、市民課長 小玉和彦興、建設課長 柴田一孔、教育次長 佐藤守、総務課長 渡部一幸、消防長 西丸強、副市長 岩﨑雄逸、市長 村上隆興
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の議事日程ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 5番 原田稔朗
おはようございます。4件について一般質問をさせていただきます。1、3E(経済性、効率性、有効性)の評価の把握について。これにつきましては、行政の事務・事業等は全て全般を対象として、常に経済性、最少のコストで適正な量及び質の資源を獲得しているかという視点。効率性、一定の量及び質の資源により、どれだけの行政サービスを提供しているかという視点。有効性、一定の行政サービスの提供により、期待される成果がどれだけ達成しているかという視点の3点から留意しながら行政経営を行わなければならないと言われておりますが、次の事務、事業等について3Eごとに、その評価の把握を伺いたい。それぞれ経済性、効率性、有効性ごとに。まず、①といたしまして、神威岳の運営(指定管理者制度)及び(株)歌志内振興公社の経営等については、相当な市の財源を要しているが、この評価はいかがでしょうか。②保健行政の継続事業中、がん検診、健康診断として実施しているそれぞれの事業の評価はいかがでしょうか。③除雪ヘルパー並びに市内の除排雪の評価はいかがでしょうか。④デイサービスセンター運営事業(指定管理委託)の評価はいかがでしょうか。⑤高等学校等就学支援金(補助金)の評価はいかがでしょうか。2、市役所の組織、機構について。本件については、平成23年9月定例会でも質問したところでございます。そこで、①といたしまして、平成19年度からグループ制を導入し、7年経過いたしましたが、そのメリットとデメリットをどう評価しているのか伺いたいと思います。②グループ制について、現在までの経過を見ていると、いろいろと問題があると思いますけれども、かつての係制に戻す考えはないかを伺いたいと思います。3、砂川地区広域消防組合について。①平成23年11月9日関係市町長会議で、平成24年4月1日の加入は先送りをしたいと表明いたしましたが、この件について以降、砂川地区広域消防組合と何回、どのような内容で検討したのかを伺いたいと思います。②地区懇等では、ほとんどの地域で1日も早く加入したいと説明、あるいは市長の挨拶で言っておりますけれども、現在まで加入できないのはどんな問題があるのかを伺いたいと思います。③いつの時点で加入を考えているのかを伺いたいと思います。4、民間有識者らでつくる日本創成会議の人口減少問題検討分科会の報道について。①この報道をどのような感覚でとらえているのかをお伺いしたいと思います。②なかなか難しい問題と思いますけれども、人口を減少させないためには、どのような今後施策が考えられのかを伺いたいと思います。以上、よろしくお願いをいたします。
答弁 産業課長 平間靖人(産業課長は2019年3月まで)
私のほうから、件名の1、3E(経済性、効率性、有効性)の評価の把握についての①について御答弁申し上げます。─ 95 ─神威岳の運営指定管理者制度及び(株)歌志内振興校舎の経営等について、相当な市の財源を要しているがと、この評価についてということでございます。市民が必要とする行政サービスを維持するためには、断続的にそのサービス内容等に対し評価を行うことが必要であり、評価に当たっては、単に合理的な手法とは別に市民の声や政治的判断という視点も必要と考えております。神威岳スキー場及び温泉施設につきましては、指定管理者により管理・運営されており、老朽化に伴う設備改修や圧雪車など、備品購入等の事業を行っております。利用者の安全性や利便性向上に向けた事業であり、平成25年度は工事請負費及び備品購入費等の歳出で8,942万5,000円を支出しており、一方、歳入は空知産炭地域振興助成金7,160万円、一般会計繰入金が1,782万5,000円となっております。このため経済性の視点からの評価は低いものの、事業費にかかる財源確保や工事発注、施工管理など最低限の職員により行うなど、効率性につきましては一定の評価ができるものと判断しているところでございます。なお、近年、スキー場、温泉とも利用者の減少が続いており、スキー場のリフト輸送人員では、5年前と比較し13万4,000人減の44万8,000人、温泉利用者数も同じく1万1,000人減の3万4,000人となっており、有効性の視点からは低い評価と判断をしているところでございます。次に、(株)歌志内振興公社につきましては、昨年実施した施設の大規模改修事業を初め、観光施設の活性化に向けた各種補助金を交付しております。本施設につきましては、市民の健康増進と憩いの場の目的に沿って運営されており、平成19年度の施設譲渡以降、平成24年度までに市から1億円を超える補助金が交付されており、運営補助的な性格であったことから、経済性にかかる評価は低いものの、昨年の大規模改修事業を初め、現在は一定の目的を持った事業に対し経済性を重視した補助に切りかえ、自立を促しているところでございます。また、効率性の視点からは、担当所管を中心に関係各課と連携しながら事業内容の精査に努めるなど、一定の評価ができるものと判断をいたしております。なお、昨年行いました大規模改修後は、入館者やレストラン、宴会などの利用増が図られておりまして、有効性の視点からも今後の経営改善に向け一定の評価ができるものと判断をいたしております。また、アリーナチロル活用推進事業にかかる補助金につきましては、市民を初めとする利用団体の声を反映する形で再開した施設の運営管理費に対する補助でありまして、経済性、効率性の視点からの評価は低いものの、再開後は利用増が図られており、施設の設置目的ある市民の健康増進という点から、有効性につきましては一定の評価ができるものと判断しているところでございます。以上でございます。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
私のほうから、②番の保健行政の継続事業中、がん検診、特定健診以外の健康診断について、③の除雪ヘルパーについて、④のデイサービスセンターについてお答えいたします。まず、②番目の保健行政の継続中のがん検診、健康診断として実施しているそれぞれの事業評価ですが、がん検診につきましては、経済性の面で309万9,540円の経費に対し、自己負担額が51万1,300円、がん検診推進事業補助金が24万円で、234万7,240円─ 96 ─が一般財源となりました。効率性の面では、胃・肺・大腸がん検診を同時に実施することで、住民の利便性と人件費の削減につながっております。有効性では、25年度の受診率は、平成28年度の目標値を大幅に下回っております。しかし、受診率が低いながらも毎年数人のがんが発見されていることから、今後もがんの早期発見のため受診率向上を図ってまいります。がん検診以外の健康診断事業につきましては、保健福祉課所管の事業として後期高齢者、生活保護世帯、肝炎ウイルス、20・30代結核、エキノコックス症、それぞれの検診があります。経済性の面では、後期高齢者の健診は後期高齢者医療広域連合からの受託事業で実施しておりますので、経費の全額が受託料で賄われております。また、生活保護世帯や肝炎ウイルスの検診は医療機関への委託料など、経費の2分の1が健康増進事業補助金として財源となっております。20代、30代の検診、結核検診は自己負担収入をいただきながら実施しております。エキノコックス症検診は、無料で全て一般財源となっております。効率性の面では、集団健診として特定健診、後期高齢者の健診と同時に各検診を実施しておりますので、住民の利便性を考慮し、また人件費を削減しながら実施しております。有効性の面では、各健診の受診率を上げることが重要となりますが、各健診とも受診率が低く、病気の早期発見、早期治療、重症化予防のためにも受診率を上げていくことが課題となっております。次に、除雪ヘルパーにつきましては、経済性では、除雪ヘルパーの委託料が81万4,040円で、その財源となる利用者からの費用負担が5万円のため、76万4,040円が一般財源となりました。効率性では、利用を申請した36世帯に対し、除雪ヘルパー7名で実施されております。有効性では、平成25年度の除雪ヘルパー出動回数が年間1,058回ありました。これは降雪状況にも左右されますが、1世帯に対して4カ月間で約29回除雪したこととなります。次に、デイサービスセンター運営事業の評価につきましては、経済性では指定管理料が3,221万9,000円に対し、その財源となる介護サービス等にかかる収入が1,546万2,000円あり、その差額の1,675万7,000円が一般財源となりました。効率性では、この事業にかかる委託先の社会福祉協議会の職員6人分の人件費は1,793万円で、非常勤職員と法定福利費を合わせた総人件費は2,312万9,000円でした。このほか、事務費が272万2,000円、事業費が653万6,000円、そのた負担金が78万2,000円で、総費用が3,316万9,000円となりました。有効性では、平成25年度のデイサービスセンター利用者は、年間延べ利用人員が1,717人で、1日平均利用者は7.1人となっております。利用者が多かった平成18年度と比較しますと、年間延べ利用人員では57%の減少で、安定経営の面と効果の面では非常に厳しい状況となっております。以上です。
答弁 市民課長 小玉和彦興(市民課長は2014年6月まで)
私からは、件名1の②の健康診断にかかわって御答弁をさせていただきます。国民健康保険加入者の特定健康診査につきましては、血圧、糖尿病などの生活習慣病に着目─ 97 ─した健康診断で、40歳から74歳までの被保険者を対象に、市、保健福祉課の協力・連携により実施しております。健診料につきましては、国保加入者の300人分を広域連合予算に計上し、国の財政調整交付金による財源の確保に努力し、経済性を求めている旨広域連合からの報告を受けております。効率性につきましては、経費の節減を念頭に健診料の低廉な価格の要請、利用費等必要経費の節減に努めております。有効性につきましては、ここ数年24から25%の受診率であることから、アンケート調査により要望の多かった受診費用の無料化により受診率の向上を図ることとしております。健診事業は必ずしも経済性、効率性、有効性の全てを満足させることは難しいですが、十分にこれら三つの視点に留意しながら、特定健康診査により生活習慣病の発症予防、疾病の早期発見、重症化防止を進めてまいります。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
私から、大きな1番目の3Eの③、市内の除排雪の評価でございます。御答弁を申し上げます。市内の除雪の評価として、最初に経済性についてですが、市道周辺には多くの住宅があり、他市町の路線で多い郊外の除雪に比べ時間はかかりますが、事業費的には近隣市町と比べ除雪費用は平均的でございます。そういった状況にありながら社会資本整備総合交付金の除雪費用の交付を受けて進めております。また、市営住宅の集約化により空戸発生部分の除雪延長の軽減を進めたり、不必要な防犯灯の撤去を行い、社会資本にかかる行政コストの無駄をなくすなど、経済性を意識した行政展開を図っております。次に、効率性ですが、早朝の市道等除雪は数少ない業者により行うこととなりますが、高齢化の進展により個人住宅等の除雪も早朝の除雪と同様に相当数の需要があります。個人住宅も市道や公共施設の除雪と連携して作業を行っており、行政サービスと住民対応の両立を実現しております。今後は、除雪の効率性を向上させるために空き地を雪の堆積場とするなど、有効活用を図りながら排雪作業を進めてまいりいと考えております。最後に効率性ですが、高齢化の進展により市民ニーズが多様化しております。市民の安全・安心なまちづくりを実現するめためにも、きめ細やかな除排雪を心がけております。これからも日々調査・研究してまいりたいと思います。以上でございます。
答弁 教育次長 佐藤守(教育次長は2016年3月まで)
私のほうから、件名1、3Eの評価の把握についての⑤高等学校等就学支援金の評価について御答弁申し上げます。高等学校等就学支援金については昨年度の10月に開始し、ことし3月までの在学期間を対象として、月額1万円の交付を実施し、56世帯に対し計357万円を支出しており、3カ月ごとの交付として本年度も今月から受け付けを開始しております。経済性としては、制度開始時の戸別周知に郵便を利用した以外の経費はありませんので、最少のコストで実施していると考えております。効率性につきましては、市内の対象世代の子がいる69世帯中56世帯、およそ81%に対─ 98 ─し交付を行ったところであり、制度開始初年度として今後も検証を続ける必要がございますが、目的である進学奨励に資するに十分な需要があるものと認識しており、実施に当たりましては速やかな交付を期待されている申請者の希望と、受け付け、交付等の事務処理のバランスを考慮し、3カ月ごとの交付としているところであります。次に、有効性につきましては、市内に高校がない当市の環境を踏まえ、高校がある市町村の家庭との経済負担の格差を軽減する意味において確実に効果が出ているものと考えており、また、子供たちへの投資である教育に効率を求めることに難しい点もございますが、今後申請者の方へアンケート調査を行うなど、さらなる需要の把握と制度改善に努めてまいります。以上でございます。
答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)
私のほうからは、大きな件名の2の市役所の組織・機構についてと、4番目の民間有識者らでつくる日本創成会議の人口減少問題検討分科会の報道について、お答え申し上げます。2の市役所の組織、機構についてでございますが、①と②につきまして関連がありますので、一括して御答弁申し上げます。一般的に言われている事項として、グループ制のメリットは事務事業の執行に適した体制を柔軟に対応できるとともに、係間の壁がないため複数の職員での協業体制が可能となることなどがあり、デメリットは、所管事務が多くなり業務の目標管理や進行管理が不徹底となりやすくなることから、中間管理職による管理の徹底が必要となってくることが挙げられております。当市のグループ制につきましては、平成23年12月に立ち上げた庁内組織機構等検討委員会で検証しており、従前の係制と比較して、グループ内における相互協力体制が図られているといったメリットがある一方、業務の迅速化が図られていないなどのデメリットもあるとの意見が出されたことから、今後組織機構の見直しとあわせて、改めて検証を行い、研究、検討をしていかなければならないものとしております。4番目の①でございます。この報道をどのような感覚でとらえているかということでございますが、日本創成会議人口減少問題検討分科会では、将来推計人口をもとにした若年女性の人口減少についての試算を、このまま地方から大都市へ人口流出が続いた場合、20歳から30歳代の女性人口が2,040年までに半減する市町村が全国の896市町村に上るとの推計が発表されました。当市については2010年対比で、若年女性人口が84.5%との減少率で、全道第4位と高い減少率として示されたところでありますが、本年度の執行方針でお示ししたとおり、人口減少対策は当市の最重要課題の一つとして、現在取り組んでいるところであり、高齢者対策や子育て支援など、掲げる施策の一つ一つを着実に推進することが重要であるとの認識の上、推計については重く受けとめつつ冷静に対応をしていく必要があるものと感じております。②のなかなか難しい問題だと思うが、人口を減少させないためにはどのような施策が考えられるのかということでございます。全国的に人口減少が進み、当市に限らずとりわけ旧産炭地域では人口減少とともに、過疎化の進行により地域の維持・存続が懸念されております。これまでも基幹産業を失った当市における人口減少対策につきましては、最重要課題の一つとして、企業誘致を初め新たな産業の創出による雇用の場の確保とともに、移住定住の促進を図るため、子育て支援や高齢者対策など幅広い分野での施策を展開しながら、人口減少に歯ど─ 99 ─めをかける努力を続けてきたところでございます。現状、それらの施策が実を結ぶまでに至っていない状況ではございますが、少しずつ地道にこれらの施策を進めていくことが重要であると考えております。以上でございます。
答弁 消防長 西丸強(消防長は2021年3月まで)
私からは、件名3、砂川地区広域消防組合について御答弁を申し上げます。①平成24年4月1日の加入は先送りをしたいと表明したが、この件について以降、砂川地区消防組合と何回、どのような内容で検討したか。②現在まで加入できないのはどんな問題があるかということでございますが、①と②につきましては関連がありますので、一括して御答弁申し上げます。平成24年4月1日加入を目指した協議においては検討期間も短く、広域化後と広域化前に検討をしなければならないものの項目を精査いたしました。その中で、広域化前に解決しなければならないものには、出動体制の構築、歌志内消防の災害の指揮や許認可の権限、無線不感地帯の解消、消防団の報酬額等が合意に至らなかったものであります。今後の協議につきましては、これらの課題だけではなく、広域化後に検討する予定であったものを再検討をしなければなりません。また、昨年10月の行政常任委員会においても報告をさせていただきましたが、道とのヒヤリングも行い、当市の実情と取り組みについて平成25年12月に、第2次北海道消防広域推進化計画の中に、当市が重点地域に指定されたところでございます。この計画では、広域化後の取り組みを5年延長し平成30年4月1日までを推進期間とし、期間中の実現を目標に取り組みを行うこととしております。次に③、いつの時点で加入を考えているのかという御質問でございますが、③の時期についてでありますが平成23年には、市民、消防団、議会に対し検討経緯や諸課題等について説明をさせていただき、理解を求めてまいりましたが、さまざまな意見等が寄せられ、期間を含め理解を得ることができず、また、前段で申し上げました合意に至らなかった内容を踏まえ見送ったものであります。今後、改めて合意に至らなかった課題について協議を進めたいと考えております。したがいまして、現時点では、明確な加入時期を申し上げることはできません。以上でございます。
再質問 5番 原田稔朗
大変ありがとうございました。それで、1番目の3Eの問題で再質問をしたいと思います。それぞれの所管から、いろいろな答弁をいただきましたが、時間の関係もありますので一括再質問をさせていただきます。今、いろいろと、それぞれの所管から答弁がございましたけれども、私がなぜこういうことを聞くかということでございますけれども、やはり行政はそれぞれ継続性もありますし、その年その年の関係もございますので、継続性のものについてはどこかで評価をして、例えば、これは住民の要望にあってないなとか、あるいはコスト面でどうなんだとか、こういうことで常に評価をして、そして、その内容に問題があるとすれば中身を変えるとか、こういうことだと思うのです。それで、こういう質問をしたわけでございます。そこで、今、それぞれ答弁をいただきましたけれども、これにつきましては当然住民本意の─ 100 ─行政経営ですから、住民のニーズに合った行事なのかとか事業なのかとか、あるいはこれはいつも言われることですけれども、最少のコストで最大の効果が上がっているのかと、こういうような観点から質問を立ててみたのです。それで、答弁をいただいた中で、住民福祉の増進、先ほども言いましたように住民の生活に役立っているのかとか、費用対効果、費用に対して最大の効果がなされているのか、あるいはそして及び運営合理化などの観点から見てどうなんだというようなことで、事務事業において住民の福祉増進とサービスの向上、経費の節減が本当に進められているのかとか、あるいは事務処理が効率的に行われているか、あるいは組織が簡素で合理的なものとなっているのかとか、事務の執行及び法令等に従って適性に行われているのかとか、あるいは社会経済情勢や行政ニーズの変化の対応になされているのかというようなことで、恐らくこの答弁の中には、そういうことを答弁しているところもありますし、私の意とするそういう答弁も全くないところもあります。それで、これについては5点ばかり言いましたけれども、これは大体ことしの市政執行方針の中から、まだまだあります、ありますけれども、若干拾ってこういう5点に絞ったわけです。それに、これにつきましては相当時間をかけなければ、意とするところがちょっとできないと思いますので、これにつきましては、議会があるたびに、私、再度やりますので、とりあえずおいといて2番目に進みたいと思います。答弁の中では、メリット、デメリットそれぞれ答弁がありました。それで、改めて検証を行い研究・検討をしていかなければならないと思いますと、こういうような答弁もございました。それで、私は、先ほど質問の中でも言いましたけれども、前にもこの件について質問をしております。その結果、ちょっと細かいことは別にして、私はこれやっぱり欠陥があるのではないかなということを拾い出してみたのです。それで、それぞれお伺いをしたいと思います。1番目は、23年の9月の定例会でも、当時の総務課長であります岩﨑課長と質疑、答弁をくり返し行ったときに、岩﨑課長の答弁では、グループ制で重要な事務配分を行うためのリーダーの育成など課題は残っております。また、既に導入しております地域級の職階への対応や職員採用を抑制している現状から、効率的な人員配置を可能とするグループ制について必要な改善等を行いながら、引き続き実施する考えですという答弁でございます。私は私なりに、グループ制の欠陥と思われる件について、まず、順次再質問をさせていただきたいと思います。次に、先ほど申しましたように、今のグループ内に主任主査が全くいないところもありますし、2人のところもあります。また、主幹もいるところといないところがあります。導入した地域級の職階への対応云々と言っておりますけれども、これは職員の初任給、昇格、昇任等の基準に関する規則の別表第1ということを言っているものと思いますけれども、リーダーの育成、地域級の職階への対応等で効果的な人員配置がなされているのか、私はそう思っていないのですけれども、この辺をまずお伺いしたいと思います。
答弁 副市長 岩﨑雄逸(副市長は2020年9月まで)
平成23年の9月と、その年の12月の議会で原田議員と、このグループ制の関係につい議論をしております。これについて再度またインターネットで見ますと、この会議録について全国的な感じで見直しも後考ということで、この会議録が紹介されている面もありました。─ 101 ─今、御指摘を受けましたとおりに、当時のグループ制の欠陥というと、夕張の問題も掲げてありましたけれども、仕事がある人に集中してしまう。それで、ほかの人たちがその業務を行ってもいいのではないかと、ある程度その人に預けていけばいいんじゃないかということで、そのグループ制の導入と係制の時代と若干仕事の効率が違うのではないかということの観点で、そう申し上げたのですけれども、それでグループのリーダーを育てなければならないということでお答えしております。それで、今現在につきましては、今御指摘を受けましたように、主任主査が2人がいるところと、主幹がいるところがありますけれども、それぞれの業務を勘案して、今現在配置をしていると。そして、今年度は新人も採用してますので、その業務の来年度に向けて組織機構、先ほど課長から答弁ありましたとおりに、現在の組織の見直しも含めてどういう体制がいいかということを、改めて検討する段階に入るのかなということで、当時の状況と今現在の状況と若干違ってますけれども、御指摘を受けている面については、それぞれ全国的にもそういう課題があるのではないかと。また、人材についても不足しがちな場合については、何度も繰り返しますけれどもリーダーを育てる必要があるのではないかというのは、今もっても課題となっているところでございます。
再質問 5番 原田稔朗
それで、先ほど私言いました、別表1の職階制というのは、昔は8級まであったのかな、それが1級から6級になったのですよね。それで、例えば3級、4級、3級は主査の職、それから4級は主任主査の職務というようなことで云々1、2、3とかありますよね。それで、私先ほど言いましたように、例えばいるところもあるし、2人いるところもいるしと、こういうことで本当に、例えば1グループで主任主査が2人いる場合に、どっちが係長制であれば、どこどこの係の係長とこう言えば、わかるんだけれども、一般市民から言うと、主任主査が誰で、主査が誰だとか、そして責任者が誰なのか、こういうことが非常にわかりづらいのですよ。これ総体的に後から市長にも聞きますけれども、そういう点で、グループ制も7年も経過したものですから、そういうことでちょっと質問して聞いたわけですけれども、そういう欠陥が私はあると思ってますので、ひとつよろしくお願いをいたします。それから、次に、平成20年の11月30日に、道の監査により不正があった事業所、歌志内市居宅介護援助事業所チロル、これが本当に大変なことだったのですけれども、閉鎖をされましたね。当時の住民福祉課が担当で社協に委託をしておりましたけれども、これだって責任の所在がうやむやで、結果として処分することなく終わったんですけれども、私は、これだって重大な組織の欠陥だと思っておるのですけれども、その点いかがでしょうか。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
この件に関しては、私、当時副市長のときに議会のほうで説明した経過がございますので、改めて御答弁申し上げますが、この市の関係の監査につきましては、当時道監が入っております。道監の監査の結果、行政の対応については問題がないと、このように報告を受けた記憶がございます。したがって、この件に関しての処分ということも、たしか議員協議会でなかったかと思うのですが、そのときにいろいろと御質問を受けた、そういう記憶がございますが、道監の中で行政のほうについては問題がないという、そういう監査結果を受けて、行政のほうでは処分といいますか、今、議員がおっしゃったような対応については困難であるという私は説明をした記憶がございます。─ 102 ─以上です。
再質問 5番 原田稔朗
わかりました。それで、次に、今回の11日の報告第4号の件で、旧の文珠の埋立工事の件ですか、これは従来とも予算の要求等については、それぞれ所管で要求するのが当然であります。それで、工事の発注、契約等については全て建設課で行うことになっておりますけれども、この工事だけだと思うのですけれども、特にこの工事金額が3,000万円ぐらいになるのかな、大きいにもかかわらず、なぜこれ、市民課で発注をして契約しているようでございますけれども、どんな理由なのか、まず所管があるわけですから、それぞれの所管課長に、こういうことをやっていて、ふだんの事務事業に支障がないのか、まず所管の課長のそれぞれの御意見をお伺いしたいと思います。
答弁 市民課長 小玉和彦興(市民課長は2014年6月まで)
昨年私は担当ではございませんでしたが、私が4月に来て前任者からの引き継ぎ、それから担当グループからの説明を総合いたしましてお話しさせていただきけれども、昨年、擁壁の倒壊が確認された5月ごろに、市長や副市長、関係課長が集まって事業の打ち合わせをしたということで、この中で建設課については、業務が多忙だという状況があるということで対応が難しいということでした。しかし、安全上倒壊したままにしておくということは好ましくないということで、やはり早急に実施しなければならないという中で、市民課の中に工事をする人材、技術職員がいるということから、緊急避難的に対応するということで、これらを引き継いで現在に至っております。それで、業務に支障がないのかということでございますけれども、勤務時間内に対応できないということであれば、やはり時間外勤務を命じて支障が出ないように進めてまいりたいというふうに思っております。
再質問 5番 原田稔朗
これを聞いて、そのデメリット、メリットに最終的に入っていこうと。
再質問 5番 原田稔朗
わかりました。そうしますと、こういうことができるとすれば、今のグループ制に大きな欠陥があるのではないかと私は思うんです。ということは、職員の異動によって仕事がついていくのかと。課であれば、そんなのは知らないよと、あんたたちのすることでしょうとということなんですよ。だから、私はやっぱり先ほど来言ってますように、グループ制に全てとは言いませんけれども、若干の問題があるのではないのかと。それから、もう一つは、例えば市民課で今やってますよと。そうしますと、事務分掌規則にそういう仕事をやっていいということに、書いてないんですよね。そうしますと、我々行政というのは、私いつも言いますけれども、条例とか規則に基づいて仕事をやっているんですけれども、そういうことでいいのかと、私はこれ大きな欠陥だと思うのですけれども、その辺いかがですか。
答弁 副市長 岩﨑雄逸(副市長は2020年9月まで)
その一つの事例からすると、大いにその点については反省しなければならない点ということ、改善しなければならない大きな点であると思っております。また、事務分掌上についても、市民課のごみ処理施設というだけで、市民課が発注して、請け負った仕事についてはちょっと問題点が残るかなというふうにして受け止めております。
再質問 5番 原田稔朗
次に、これも、私、日にちに記憶がないのですけれども、実は基本構想で質疑をした経過がございます。それで、当時の市長の答弁では、社会情勢の変化、財源的な問題、特に産炭地域基金、旧基金、新基金等について、当市にとっては大きな財源でありますので、これらを含めて計画を早急につくっていきたいと答弁がありました。これも見直すとすれば、庶務企画グループだと思うのですけれども、いまだに何もないということは、これもグループ制で機能が発揮していないのではないかというふうに思いますけれども、その辺いかがですか。
答弁 副市長 岩﨑雄逸(副市長は2020年9月まで)
その点につきましては、残り3年を切った時点で御質問があったということで、整理のする時間、市長が答弁したように産炭地基金とか大きな財源がもうなくなってきていると。その段階でその計画の見直しは早急にしなければならないということしは発言をして、議員の指摘のとおり事業計画を見直さなければならないということで進めてきたのですけれども、その中で、一方的には事務賦課といいますか、担当の職員の不足ということを理由に、ちょっと作業がおくれてしまったというのは事実でございます。今、現在、第6次の基本構想に向けて早急にやるよう、また庶務企画グループのリーダーとか担当に話を進めてますので、もうしばらくこの計画の内容について総合開発審議会も含めて検討していかなけれはならない問題もありますので、もう少しお待ちいただければと思います。申しわけございません。
再質問 5番 原田稔朗
時間もありませんので、この問題の最後、市長に伺いたいと思います。これはある首長の議会の答弁でございますけれども、グループ制については指揮命令系統、職員の責任の所在が明確と言われている係制の組織運営が望ましいと考えている。市長の立場から見ると、時として、仕事の責任の所在が曖昧と感じることがあった。判断は誰が行ったのか、結果に対する責任は誰にあるのか、市民に満足したサービスを提供するためには、足元がしっかりした組織でなければいけない。係制が全てを満たすものではないが、組織を変え、職員が気持ちを新たに責任を持った市民に良質なサービスを届けるのが行政の基本であると述べております。私は、この市長の答弁に本当に同感をしたところでございますけれども、市長は、このコメントをどう受け止めるか、お伺いをしたいと思います。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
議員御指摘のとおり、このグループ制と係制については、確かに一長一短があると、そのように思っております。今の市長さんの答弁といいますか、説明については私も同感という部分はございます。ただ、歌志内の場合は、小係という形で業務を遂行してたというものが、人的な不足といいますか減員を進めたことによりまして、1課1係ですとか、あるいは係の人員が非常に不足したということもありまして、その後、大係、いわゆる大きな係にまとめまして、相互の業務の支援─ 104 ─体制をとっていったという、そういう経過の中から機構改革検討委員会と申しますか、そういう組織を立ち上げまして、管理職、そして職員のほうもその組織に入る中で、どういう形が望ましいのかということを検討した結果、このグループ制をとっていっという、そういう経過がございます。そういう議論を踏まえて、平成23年ですかこの機構改革検討委員会がスタートして、その見直した内容のものが、これが私のほうへ見直しの結果ということで答申が参りました。現在の機構の内容というのは、この答申を尊重して、今進んできているわけでございます。いずれにしても、業務の遂行する中で、いろいろな問題が起きると思います。今御指摘のありました責任の問題ということでございますが、市の仕事というのは、文書で起案し、文書で流れるわけですが、その起案をする職員が誰かという問題もあります。あるいはそのグループの中で、その業務における担当は誰かということは、おのずから、事務文書で通常の業務の中で仕分けをしているわけでございますし、縦の決裁ということで放任されている部分がありますので、職員の中ではその責任の内容、責任の所在というものは明確になっていると思いますが、いずれにしても、市民の皆さんについては、わかりづらい部分もあるのかなと、そのように思います。平成28年ですか、この年が改めてこの機構の見直しをする年になっていると、このように伺っておりますけれども、毎年機構というのはその都度見直さなければならない部分もございますが、大きく見直すのがこの年ということになっておりますので、毎年そういう問題を掌握しながら、あるいは解決しながら、また改めて見直してまいりたいと、そう思います。以上です。
再質問 5番 原田稔朗
残念ながら時間がありませんので、飛ばして一番最後の問題に入りたいと思います。先ほどの答弁では、減少をさせないためにどんな施策があるのかというような、いろいろ答弁がございました。これ本当になかなか難しいので、今言ったから、今ということには僕はならないと思っているのですよ。ただ、いろいろ報道も見ますと、何たってその地元にどの新聞にも書いてありますけれども、働く場所の確保なんですよ。それで、定住促進条例、これもいいことですよ、私はいいと思っています。ただ、これ市民の中に、私もこんなことを考えている人がいるのかなと思ってびっくりしたのですけれども、市で一生懸命に、今、定住定住とやっているけれども、こんなと言われました店の買い物難民、店もないところに、わざわざ来て、家を建てるといったら2,000万円から3,000万円かかるんだと。300万円もらったって一生の仕事だよと。だから、そっちのほうを先に解決をして、歌志内はこういうまちだよということをやって、そっちのほうが先でないかと、こういうような意見がありました、その辺どう考えますか。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
全く同意見でございます。それで、私ども、今、委員会開かれまして相当な提案がなされておりますけれども、やはり根っこになるのはおっしゃるとおりでございまして、そのためには居住地域といいますか、住まわれている住宅の集約という、いわゆるコンパクトシティといいますか、そうい商売が可能になる地域の造成が必要だろうというふうに思います。実は先日、総務省に赴きまして、幹部の方4人と個別にお会いすることができました。最終的には事務次官の方が時間を取ってくれまして、いろいろお話を聞いてくださいました。その─ 105 ─ときに、まさにこの問題が言われまして、消滅するなんていうのは、それは何もしなかった場合だよと。だから、これからどういうまちづくりをするかが大切なんで頑張りなさいという。そのときにどういうことを考えているのというふうに聞かれました。そのときに、ほかから呼び込むのも一つの方法ですと。今住んでいる皆さんに歌志内に残っていただく、あるいは長生きして人口減につなげないというのも一つの方法で、いろいろなこと、こういうことを考えていますと、いろいろなお話ししたときに、やはり住宅の問題、ちょうど人口が8,000人いた当時、北海道においでになっていた方で歌志内のことをよく知っているんですね。そういうこともあって、まずおもしろいから、いろいろなことをやってみなさいと、そういう中からこの住宅を集約して、若い方を呼ぶのも方法ですと、お年寄りに来ていただくのも方法ですと、そういう中で住宅をまとめて、今議員のおっしゃるような、そういうこを考えていくべきだと思ってますという説明をしてまいりましたけれども、まさに私も同様の意見でございます。これからのまちづくりは、そういう方向で考えていかなければならないというふうに認識をしております。
再質問 5番 原田稔朗
時間が参りましたので、終わります。なお、お願いがありまして、全部できませんので、次回の議会でも同じ質問をさせていただく場合がありますので、御了承を願いたいと思います。どうもいろいろありがとうございました。