みんなの議会

歌志内市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月13日

(1)市立病院の安全管理について/(2)歌志内幼稚園の管理運営について

2013年6月13日、歌志内市議会の一般質問で、下山則義議員が「市立病院の安全管理について」「歌志内幼稚園の管理運営について」について質問し、市立病院事務長 加津武、教育次長 小玉和彦、市長 村上隆興、消防長 西丸強、教育長 森塚勝敏が答弁しました。

質問者
下山則義 議員
答弁者
市立病院事務長 加津武、教育次長 小玉和彦、市長 村上隆興、消防長 西丸強、教育長 森塚勝敏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の議事日程ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 4番 下山則義

このたびの一般質問は、2件につきましてお伺いいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。それでは、早速、質問のほうに進めさせていただきます。まず、件名1番であります。市立病院の安全管理についてでありますが、歌志内市の各公共施設では、火災等に備えて、避難、消火、そして、通報等の訓練が行われているわけであります。そこでお伺いいたしますが、1、市立病院には約60名の、満床時ということで60名の患者が入院されているわけでございますが、火災等に備えての訓練、どのような方法で行っているのかをお伺いいたします。二つ目であります。火災等に備えて、2階に入院している、ほとんどこの60名、2階に入院しているわけでありますが、その入院している約60名の患者を、施設外にどのような方法で避難させる、そういった計画をお持ちなのかをお伺いいたします。3番目の質問であります。火災等に備えて、夜間など、職員の手薄な時間帯の職員の応援の計画、それらにつきましてお伺いをいたします。4番目の質問であります。火災等に備えて、避難通路の確保、その確保についてをお伺いいたします。次に、件名の2番目であります。歌志内幼稚園の管理、運営についてからの質問でありますが、歌志内幼稚園には、現在29名の園児が通園し、就学前教育を受けているわけであります。そこでお伺いいたしますが、1番目、幼稚園施設の耐震性や施設遊具等の安全性についてお伺いをいたします。二つ目の質問であります。園児が保育を受けるに当たって、中学校とのつながり、中学生の保育実習、その取り組みにつきましてお伺いをいたしたいと思います。3番目の質問であります。中学校との取り組みについて、園児並びに生徒に与えるその影響につきましてをお伺いいたしたいと思います。4番目の質問であります。これは、昨日、川野議員からの質問でもあったかと思うのですが、中学校校舎に幼稚園施設を移したいとの考えがおありのようでございますが、教育長のそのお考えをお伺いいたしたい─ 114 ─と思います。以上、8点につきましての質問でございます。よろしくお願いいたします。

答弁 市立病院事務長 加津武(市立病院事務長は2016年3月まで)

私のほうから、件名1、市立病院の安全管理について、1から4まで御答弁申し上げます。初めに、1の火災等に備えた訓練につきましては、毎年2回、8月、3月、消防訓練として、消火訓練、通報訓練、避難訓練を実施しております。消火訓練は、屋内消火栓、消化器を使用した初期消火の訓練、通報訓練は、消防への通報や院内放送で非常放送を行う訓練、避難訓練は、避難誘導を初め、2階病室から避難場所までの担架による人員搬送訓練を実施しております。次に、2の避難方法でありますが、当病院の建物の構造は、建築基準法及び消防法上から2方向避難が可能な構造となっておりますので、火災の出火場所により、東側または西側の避難階段から入院患者様を非難場所まで誘導、搬送することとなります。しかし、入院患者様のほとんどは寝たきりの方が多いため、避難するには多くの人員による救出活動が求められます。現在、隣接するしらかば荘並びに神威町内会との3者において、災害時における可能な限りの相互の支援協力について、協議、検討を行っているところであります。また、本年3月には、自治体病院等広域化連携構想中空知地域行動計画が作成され、今後、災害時における入院患者様の受け入れなど、具体的な協力体制について本年度より協議、検討していくこととなりました。今後、各自治体病院との協力体制や各地域からの応援体制を含め、入院患者様の救出活動が円滑にできるよう、消防本部及び各関係機関との協議を行い、災害時に備えた体制づくりに努めてまいります。次に、3の夜間等の応援計画でございますが、火災等が発生した場合は、当病院では、夜間休日非常時の連絡網を整備しておりますので、この連絡網により職員全員に連絡をとり、速やかに病院へ集合することとなっております。夜間の診療体制は、医師1名、病棟に看護師2名、看護助手1名と夜間夜警員1名の5名体制で行っていますが、万が一の火災発生時には、夜警員室から119番通報ボタンを押すことにより、消防本部へ自動的に火災通報がされるシステムになっています。また、その際、順次、事務長を初め事務職員の自宅にも直接火災通報がされることになっています。御指摘のように、夜間は職員数が極端に少ないので、先ほども御答弁申し上げましたが、災害時における地域との協力体制を、夜間等の災害時も含め検討してまいりたいと考えております。最後に、4の避難通路については、先ほどの答弁と重複しますが、当病院の建物の構造は、建築基準法及び消防法上から、2階の入院患者様の避難の場合は2方向避難が可能な構造となっておりますので、火災の出火場所により、東側または西側の避難階段から入院患者様を誘導、搬送することになります。なお、火災時には煙感知器が作動し、防火戸が自動的に閉まるとともに、火災により発生した煙についても排煙窓から排出されることから、安全に避難できるものと考えております。以上であります。

答弁 教育次長 小玉和彦(教育次長は2014年3月まで)

2の歌志内幼稚園の管理、運営についての、1から4まで御答弁させていただきます。─ 115 ─1の幼稚園施設の耐震性、施設、遊具等の安全性についてでございますが、現在の園舎は昭和54年11月に新築されたもので、旧耐震基準の建物であります。老朽化に伴うふぐあいは、その都度、改修により対応しているところですが、築33年を経過していることから、普通建設事業計画において園舎の新築を計上しているところであります。なお、遊具に関しましては、設置時期に職員が確認、検収して、安全確認を行っております。次に、2の中学校とのつながり、中学生保育実習の関係でございますが、これまでも幼・小・中連携に取り組んでいるところでありますが、中学校では家庭科の授業において、幼児の生活を理解することを目的として、準備と実習をあわせ年間約10時間ほどの取り組みを行っております。次に、3の園児並びに生徒に与える影響でございますが、これまでの幼小中連携の取り組みもあって、スムーズに異年齢交流が図られているところでありますが、園児と生徒においては、その年齢差によって、園児は頼りがいのあるお兄さん、お姉さんを信頼し、家族以外の者との関係性を学ぶ一方、生徒は自身の成長を振り返りながら、幼い子供の世話について学んでおり、核家族化が進んで久しい現在では、実体験を伴う貴重な機会となっているとともに、幼中相互の教育に相乗効果がもたらされるものになっております。次に、4の中学校校舎内に幼稚園施設を移すという考えということでございますが、幼稚園園舎の老朽化対策としては、普通建設事業計画において園舎の新築を計上しているところであり、移転についての具体的な計画はありません。しかしながら、少子化に伴う背景や新築費用、効率的な園舎管理などを考慮し、新築以外の手法についても検討しておく必要がありますことから、所管施設である学校校舎活用に関するメリット、デメリットの研究を進めているほか、幼保の連携、一体化なども模索しながら、効果的・効率的な教育環境の整備を図ってまいります。

質問 4番 下山則義

それでは、今、質問に対する答弁をいただいたわけでございますが、順次、再質問をさせていただきたいと思います。まず、市立病院に際します安全管理についてでありますが、私がこれを取り上げたのは、歌志内市の公共施設いろいろとあるわけですが、さまざまなところで火災等の訓練、そういったものを行っているわけです。先日も小学校で、たしか行われたということが新聞に出ておりました。この市立病院を取り上げた、その一つの大きな理由は、そこに患者が入院している、夜もそこに住んでいる、それが一番の、私が今回取り上げた理由であります。と同時に、夜間には職員の体制も日中と違いずっと少なくなるという、そんなこともありまして取り上げたわけでありますが、今いただいた答弁の中には、訓練等はしっかりと行われているという内容でありました。ただ、入院患者の方々が、自立して歩くことがもう不可能だという方が大多数だということで、苦慮するのではなかろうかという考えのもとに質問しているわけでございますが、そして、2階に住んでおられるというところから、完全に避難できますよという、一番安全なのは─ 116 ─外になろうかと思うのですが、施設外ということでなろうと思うのですが、そこまで完全に避難させたという、そういった訓練も行われているのか、そういった訓練は行われたことがあるのか、そのことにつきましての答弁をお願いいたします。

答弁 市立病院事務長 加津武(市立病院事務長は2016年3月まで)

これまでの訓練の中では、全員が避難ができる態勢の訓練を行ったということはございません。

質問 4番 下山則義

確かに入院されている方々ですから、その方々を担架に乗せて、あるいは車いすに乗せるということは大変なことになろうかと思います。その理由もわかります。ただ、災害に備えてということで、そういった訓練を重ねることによって、その被害を最小限に、あるいは全くなくするという形をつくっていかなければならないということは、これは言うまでもないことであると思います。と同時に、しっかりとした計画、それを常にその計画に基づいてその訓練を実施していく。これによりますと、年間2回行われているという内容の、8月と3月、2回行われているという答弁でありましたけれども、その訓練だけで十分な避難、そして消火、そういった訓練と考えておられるのか、その辺のところの答弁をお願いいたしたいと思います。

答弁 市立病院事務長 加津武(市立病院事務長は2016年3月まで)

毎年2回の消防訓練として行っているということで先ほど申し上げましたが、この訓練の中では実際に避難誘導などの具体的方法、それが身につけるように今後行って行かなければならないということからしますと、まだまだこの防災設備の取り扱いなども十分に把握されていない部分もありますので、この2回だけでは十分な訓練とは考えておりません。

質問 4番 下山則義

今の答弁の中で、防災設備に対する、そういったことがしっかりとなされていないという言葉が出てきましたが、市立病院というところは、人間の命を守るところであると私は思うのですよ。そのためには、経営に対しても、行政側から大きな補填といったもので経営をしてきている。今までのそういったことがなされているのだと思います。これはもう、市民の命を守ることですから当然のことだと私も考えます。そこで、災害が起きたときに、そのことで命を落とすですとか、あっては絶対にならない場所であると私は思うのですよね。と同時に、一番不安なのは、そういった方々の入院の場所が2階にあるということ。これが避難に対するスムーズにいかない、そういった状況でもあるのではなかろうかと思います。消防基準の関係で、しっかりしたものができているということではありますが、その避難もしっかりと訓練がされていない、まだまだこれからやっていかなければならないことがあると同時に、今の歌志内市の市立病院の2階に、満床で60床の人間がそこに入院している、患者さんが入院しているということを考えると、もっと考えを変えた避難の方法を計画するですとか、あるいは、その避難訓練をもう少ししっかりとした体制にするだとか、そういったものが必要になってくるのではなかろうかと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 市立病院事務長 加津武(市立病院事務長は2016年3月まで)

今、議員さんのおっしゃるとおり、今後も訓練は一層深めながら、災害に備えた体制づくりに努めていかなければならないというふうに思っております。今、議員さんがおっしゃったとおり、今後、また夜の夜間の体制の訓練も、しっかりと連絡網─ 117 ─が実際に、どのくらいの時間で職員が集合できるか等も含めまして、今後いろいろな面で訓練を日常平素から消火、避難誘導の具体的な方法について、職員一人一人が身につける防災意識を深めていきたいというふうに思っております。

質問 4番 下山則義

今の答弁は、私からの質問の中では、3番目の夜間等、職員の手薄なときに、職員の連絡網という職員の集まってくれる体制づくりということで、応援計画ということの答弁にもつながってくるのかと思いますが、ということは、今までは余りそういったことの訓練ということはなされていなかったというふうに、私、今、受けとめたのですが、そういう状況なのでしょうか。

答弁 市立病院事務長 加津武(市立病院事務長は2016年3月まで)

市立病院の消防法上のことにつきましては、消防法上は、夜間の避難訓練までするというふうには、市立病院ではなっておりませんので、これまでは平日のみの避難訓練を行ってきたところでございます。

質問 4番 下山則義

そうではなくて、今、速やかに病院の職員が、そういう災害時に集まってくれるような状況ということで、答弁が今あったわけなのですが、それを聞いていて、今までそういった訓練がなされていなかったのですかという質問なのですが。

答弁 市立病院事務長 加津武(市立病院事務長は2016年3月まで)

申しわけございません。今までは、行っておりません。

質問 4番 下山則義

私が一番最初に申し上げました、この市立病院を取り上げたのは、昼、夜、そこに入院患者がおられるということで、その体制はどうなのか。一番手薄になる夜間、これが一番大切なのではなかろうかという思いが正直ございます。小学生の訓練を、この前、確認いたしますと、何度もやっている関係で、にこにこしながらというところも見えるぐらい、恐らく余裕を持っていたからそういう状況だったのではなかろうかと。何度も訓練をしているので、余裕を持っているからそういうような笑顔が出ながらの訓練だったかと思うのですが、やはり訓練は常に非常時に備えてやっておかなければならないものと同時に、それを行うことによって、災害に対する犠牲が、災害の状況が大きくならなくて済むという内容のものだと私は考えます。常に行っていかなければならない。職員の非常時の招集、それなんかにつきましても、連絡を始めてから全員が来れるまでどのぐらいの時間がかかるのか。そして、来た順次から、誰がどこに配置について、火事になると、そういう災害になると、職員が配置についてどうのこうのって、なかなか難しい、ほとんどできないものではなかろうかと思いますが、それでも初期消火となると、どうしても職員がやらなければならないことになろうかと思います。そういったことを常に計画して行っていかなければならないと思うのですが、それにつきましてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。

答弁 市立病院事務長 加津武(市立病院事務長は2016年3月まで)

日中を含め、夜間の火災発生時には、病院職員の迅速な対応が求められ、特に夜間は職員が少ない状況にあるということで、今おっしゃられたとおり、入院患者様の救出活動には、日ごろの避難訓練と消火避難誘導などの具体的な方法を身につけていくことが大事だというふうに私自身思っております。─ 118 ─しかし、火災が発生したときに、我々職員ができることといいますと、地域の方にもこれから協力を求めるということになっていくようになったとしても、初期段階での消火活動、避難誘導でありますので、ともかく消防本部へいち早く通報して、消防隊が到着後は隊員の指示に従って行動することが大事だというふうに思っております。そのことによって二次災害も防げられると思いますので、今後そういった初期段階での消火活動、避難誘導ということに対して、計画的に、計画をしっかり立てて避難訓練を行っていきたいと思っております。

質問 4番 下山則義

まさにそのとおりだと思います。と同時に、そういった災害時にいち早くその場から離れる、そんな方法も考えていかなければならないのではなかろうかと私は思います。要するに、避難をさせるということですね。それに関してなのですが、先ほどの答弁の中に、西側と東側に階段がありますと。それがあるがために、消防法上は大丈夫ですというような答弁だったかと思います。防煙設備、そういったものも含めてですが。ただ、私は、災害というのは最悪の状況を想定しなければならないと思います。例えば、近くで言うと文珠峠、早期に対応したという関係で大事には至らなかった。それでも避難したという形はあるのですけれども、今まではあそこは別に注意しなければなりませんよという場所ではなかったはずです。そこでも土砂災害という、そういった災害が起きます。災害というのは、ここは絶対に大丈夫ですと。これだけ準備しているから大丈夫でしょうということは、考えてならないと思うのです。最悪の状態を想定して、それにどのように対処するかということから始めなければならないものだと思います。ですから、手薄なところ、消防法上は大丈夫だからだけではなくて、もしも違うところに逃げ道があったら助かる命がもっともっとふえるのではないかというところまで考えていかなければならないと思います。正直言いますと、階段二つあるほかに綱はしごも私ちょっと見せていただきました。正直言って、私もそのはしごを使って外に避難しようとは思わないようなはしごがあったわけでありますが、それよりも、もっともっと患者を外に出せるような、そんな状況づくりをしていかなければならないと思うのですよ。例えば、これは私の素人的な考えなのですが、隣にしらかばという施設があります。しらかばの施設と市立病院は通路でつながっています。その通路は1階だけでつながっているわけなのですが、それを2階建てにして、歌志内の市立病院で何かあったときに、しらかばのほうに避難できるような体制をつくるですとか、あるいは裏に山があります、。その山に向かって橋をつくるですとか、あるいは、裏手でも表でも2階から1階におりれるような、地上におりれるようなスロープ的なものをつくるですとか、そんなことも行っていかなければならないと思うのですが。これはあくまでも命を守るためにということになりますけれども、そういったことも考えていかなければならないと思うのですが、そういったことに関するお考えについてお伺いいたしたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 市立病院事務長 加津武(市立病院事務長は2016年3月まで)

御指摘のように、今、当病院のように、ほとんど寝たきりの入院患者様を速やかに救出する手段としては、避難用の渡り廊下をしらかば荘等新設する、または橋をつくる、またはスロープをということは本当に大きな効果があるというふうに思っております。しかし、新しくその避難用の渡り廊下を新設する、またはいろいろとスロープを新設するということになりますと、消防法上の基準や建物の構造上の問題、または新設後の管理体制、さらには新設に伴う建設費用などの諸問題を考えますと、難しいものがあるというふうに考えて─ 119 ─おります。さきほどは、万が一のことがあったらということの御指摘もありましたけれども、当病院は建設後、経過年数も少ないため、スプリンクラーや火災報知設備など防災設備は消防法上問題なく整備されているというふうに思っておりますし、万が一、火災が発生した場合には、先ほど御答弁申し上げましたように、煙感知器が作動し防火戸が自動的に閉まる、また、火災により発生した煙についても排煙窓から排出されるという、安全に避難ができ被害も最小限に抑えられるものと思っております。したがって、現状での防災設備により、避難体制をしっかりと行ってまいりたいというふうに考えておりますので、何とぞ御理解のほどお願い申し上げます。

質問 4番 下山則義

最初に私が申し上げましたように、人の命を守るのだというところからこの質問を行っているわけなのですが、今あるもので、その法律のほうでしっかりとしたもので、許可になっているものだから大丈夫だという、その答えが出てくると前に進みづらくなってしまうという気持ちにもなるのですが、例えば、先ほど、火災に備えて夜間等の職員の手薄なときに火事が発生したときという質問をしたときに、答弁の中に、119番に通報のボタンを押すのだという答弁があったかと思います。よく、今まで日常と違うこと、特にその火災ですとか、あるいは大きな事故ですとかあると、人的ミスというのがあるのではなかろうかと思うのですよ。要するに、普通の人間もパニックに陥ってしまうということですね。その119番のボタンを押すという係の人が、何をしていいかわからないような、そんな人的ミスになった場合、そういったことも想定していかなければならない状況だと思うのですよね。そういうことに対して何が一番大切なのかということは、やはり訓練であり、そして避難ということが一番大事なわけですから、初期消火、そして避難というのが一番大事なわけですから、常にそういう避難できるものがあって、そういった避難を訓練することによって安全な管理運営ができるというふうに私は考えるわけです。そんなことからも、財政的にという話がありました。財政的には、もう市立病院のほうにかなりのものを、命を守るためにかなりのものは入っているのではなかろうかと思います。命を守るために、今までも投入しているものもあるのであれば、命を守るために、さらに、そういった災害で命を落とすことがないような、そんなことにも財政的なものを投入していかなければならないのではなかろうかと思いますが、御答弁をお願いいたします。

答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)

御質問の趣旨は、十分に御理解できます。市立病院につきましては、ほとんどが寝たきりさんでございます。したがって、昼間あるいは夜間、いつ火災が起きるかわかりませんが、我々が一番危険視しているのは夜間でございます。勤務している職員の体制含めて、非常時に果たして何名を短時間で避難させることができるか。御承知のとおり、一人で1名を非難させるというのは至難の業でございます。したがって、複数の職員が必要になります。それと、御指摘のとおり、避難路は数多くあったほうが、それは間違いございません。ただ、我々が危惧しているのは、避難をさせる人的な確保でございまして、過去には神威、あるいは桜ヶ岡というところといろいろなお話をしながら動員をかけるということになりましたけれども、先ほどの説明にありましたように、消防がまず素早く対応をしていただき、その後は消防の指示に従った形でなければなかなか難しい。ある意味、二次災害が起きてしまうような、そういう状況も考えられます。─ 120 ─構造的にどうなるかというのは、私ども素人でちょっとわかりませんので、御指摘の部分については、後日うちの所管のほうと、技術的な所管のほう、あるいは消防のほうの御指導をいただきながら、施設のほうを確認してみたいと、そのように思いますので、時間をいただきたいと存じます。

質問 4番 下山則義

今、市長のほうから、そういった答弁いただきました。命を救うところで、災害によって命がなくなり、命を落とすということは、これはとんでもない話だと思うのです。それに対して、その財政的な面、これも確かにあろうかと思いますが、やはり命を守るためですから。ずっと以前ですけれども、人命は地球よりも重いという、そんな言葉もちょっと頭に浮かびます。命を守るためにかかるお金、これはやむなしものなのかなとも思いますし、それが歌志内市の安全・安心につながっていくのだと私も考えます。今、市長のほうから、そのようなお話がありました。少し確認したいことがございます。専門的な消防長のほうから、今の歌志内市の市立病院、私が質問した中で、火災が起きましたよ、人的ミスはありませんでした、全て通報されました、そこで消防が駆けつけました。先ほど話された町内会の人たちも、あるいは近隣の方々も、隣に施設がありますからその施設の方々も応援に来てくれています。これで、歌志内市の市立病院の入院患者も、もちろん職員の方々もそうですが、災害あるいは人的なもの、生命的なもの、その災害、どのようにお考えになられるかを答弁いただきたいと思います。

答弁 消防長 西丸強(消防長は2021年3月まで)

防火安全対策どうあるべきかということだと思います。私どもは、防火安全対策の基本は、まず出火の防止、早期発見、初期消火、火災拡大の防止、通報、避難、誘導であります。その対策として、当病院は耐火構造化、内装の不燃化、またカーテン等の防炎化等がされています。さらには、自動火災報知設備やスプリンクラー設備も設置されており、初期消火での段階で食いとめることは可能と考えております。また、先ほど出ましたが、夜間の体制、病院の火災があった場合、また、その初期消火が失敗した場合においても、人為的被害が免れないとは、私どもは思っておりません。その理由としては、先ほども事務長が申し上げたとおり、自動火災報知設備が発報し、その後、看護師が現場を確認に行き、本当の火災であることを確認したら所定のボタンを押すことになります。そうすると、自動的に火災であることが消防に通報され、消防はこの通報を受けたら職団員、サイレンで本格的な出動となります。また、通報から現場到着まで、およそ四、五分。施設側の火災限界時間として、スプリンクラー、また、内装整備がされておりますので、おおむね12分と私どもは算出しております。そのようなことから、十分、避難誘導は可能であるというふうに考えております。また、先ほども出ました関係者につきましては、先ほど市長が申されたとおり、火災現場になりましたら、火災の大小はあるとは思いますが、基本的には二次災害も考えられますので後方支援と考えております。なお、今、お話しした前提として、建築基準法、また消防設備や消防訓練など消防違反がないこと。また、消防計画にのっとって人為的なミスがない、そういうことが前提であります。以上でございます。

質問 4番 下山則義

今、消防長の答弁の中に、私が先ほど質問をさせていただきました人的ミス、このことが出てきませんでした。先に確認に行きました。確認に行って火災だとわか─ 121 ─りました。さあ、そこで119番のボタンを押すという、あるいは、その防炎扉ですか、たまたま昼間使っていた車いすが置いてありました。こういったことは全く触れられていないのですが、そういった内容につきましても、答弁をお願いいたします。

答弁 消防長 西丸強(消防長は2021年3月まで)

その辺の、例えばそれは消防違反、建築上の違反だと私は認識しております。消防としましては年間2回、立入検査を行い、また、特別査察という形で査察を行っております。その段階で、異常のないことを確認しておりますし、職員が私服でたまに見て歩くということもございます。今のところ、そういう違反もないと聞いておりますので、万全であると私は考えております。

質問 4番 下山則義

わかりました。今の市立病院のその体制が、間違いない状況で動いているのだということも、今の答弁でわかりました。ただ、私が願うところは、いつでもどこでもどんなことが起きるかわからないということが、そういったことを常に気持ちの中に持っていなければならないのではないかと思います。そのために、やはり逃げるところがたくさんある、これにこしたことはないのではなかろうかと思います。後日、その調査をしてという話がありましたけれども、ぜひとも入院患者の方々がおられる2階から直接外へ出れるような、階段を使わなくても、階段を使ったら、消防署員でも恐らく、二人で一人の患者をということになろうかと思います。そうではなくて、車つきのベッドに寝ているわけですらか、車ごと外に出してやる、ベッドごと外に出してやる、そんなような体制づくりが必要ではなかろうかと思います。また、隣の施設とつなげるということに関しては、もしも、しらかば荘で何かあったときに、市立病院のほうに逃げてくることが、2階に住んでいる方々が、市立病院のほうに避難することができる、そんなことも考えて連携をとってやっていかなければならないのではなかろうか。そんなこともお願いして、次の質問に移りたいと思います。次の質問でありますが、幼稚園の管理、運営ということで質問をさせていただきました。私、この一連の質問の中で一番の目的は、教育長のお考えということで聞かせていただきました。きのう、川野議員のほうからも質問があったのですが、幼稚園園舎を歌志内中学校の、それを借りて、あるいは、それに移して運営していきたいのだという内容のものでございました。先日、5月15日だったかと思いますが、幼稚園のほうに行政常任委員会で出向いて、いろいろな話を聞かせていただきました。その中で、中学校保育実習というのがあって、先ほどの答弁では、10時間ほどの授業のコマがあるのだという内容のものでございました。その授業での、その生徒と園児のその交流が、大変いい状況にあると。それが終わってからも、さらにそれが続いている。そんなような状況にもあると、そんなようなことを園長先生のほうから聞かせていただきました。私は、それと同時に、もう33年たって、新たに建て直さなければならない、その建物なのであれば、計画をもっともっと先に進めて、もう中学校でやりたいんだと、そういったことを発表してやっていくべきではないかと思うのですよ。財政状況も考えると、それがいい方法なのではないかと思うのですが、それに対する考えを聞かせていただきたいと思います。

答弁 教育長 森塚勝敏(教育長は2019年9月まで)

下山議員からの御質問にお答えいたします。まず、私が昨年12月に教育長に就任しまして、まず考えたことは、歌志内の子供たちを将─ 122 ─来にわたって、どう生き抜いていく力をつけさせるかというようなことを考えました。それには、やはり発達、発育過程における段階的な教育は絶対必要になってきます。特に、幼稚園から小学校の低学年までの時期、この時期、子供たちの基礎、基本をつくる時期だと思っております。現在、歌志内幼稚園では、大変、教育内容の充実が図られておりまして、成果を上げているわけなのですけれども、教育環境としましては、まだまだ整えたほうが、もっとより効果的になると感じております。その一つが、子供たちの安心・安全という意味、その確保ということを考えております。それから、二つ目は、幼少時における基本的な教育でありまして、幼少時のときには、体力をつけさせる。それから、情操教育をつけさせるというようなことです。これは、主に遊びを中心に考えられるというふうに、今、教育をしていくという。現在の幼稚園においては、広い敷地で、遊具でのびのび駆け回り、子供たちができているかどうかというようなことでは、若干、疑問がありますけれども、それと同時に、三つ目には、やはり異年齢の交流という心の教育、要するに挨拶だとか、礼儀だとか、あるいは目上に対する敬いだとかというようなことが求められてくるのではないかなというふうに思います。その意味では、中学校校舎において、施設利用がいいのではないかなというふうに思っております。中学校においても、家庭科の時間に保育という単元がございます。その単元において、どこの学校さんでも保育実習みたいな形で、幼稚園並びに保育園等に行って、中学生が実施しているというようなことでもありますし、高校でも家庭科の時間、保育という科目においては、幼稚園のほうに訪問実習等もございます。中学生の、やはり心の教育というようなことからいえば、幼稚園児に対しての思いやりとかいたわりの心を育てることは、非常にこの教育効果を高めるというふうに考えております。昔、歌志内高校でも幼稚園との交流授業がございまして、そのときに高校生の心の優しさだとか、そういう部分が非常に教育効果があったというようなことで、それ以後、高校がなくなりまして、中学校が幼稚園との連携授業を進めているというふうに私は思っております。今なお、中学生の生徒と幼稚園児の心の触れ合いが続いているというような状況でもあります。以前、平成20年に、中学校校舎に小学校を併設してはどうかという議論はあったことは承知しております。そのときは小学校のキャパと、それから中学校のキャパとの関係、人数、それから物理的なもの、それから教育内容、教育課程の部分も考えると、なかなか難しい部分があったかと思います。それが、どうして今、中学校と幼稚園なのかといいますと、やはり先ほども申しましたように、安心・安全の意味から、さきの東日本大震災以降、社会情勢が大きく変わっております。それと同時に、小学校と中学校では、問題がありましたが、今の幼稚園児の人数、それから教育環境に、私は問題はないのではないかなというふうに判断して、今の歌志内市の教育施設の有効利用というようなことを考え、さきに述べましたように、教育効果を考えれば、中学校の施設を利用してもいいのではないかなといふうに思っております。今現在、幼稚園の園長並びに中学校の校長のほうに、幼稚園が中学校の校舎を施設利用する、共同生活をする、併設するに当たってのメリット、それからデメリット、そして生徒、それから教職員、保護者、それから地域の意見を踏まえて、調査研究をするようにというようなことで指示をしております。それらをもとに、今後、幼保一体、また、子ども・子育て支援事業等を視野に入れて、今後そういうものがまとまりましたら、市長と御相談させていただきたいというふうに考えたいのが、今の私の思いでございます。

質問 4番 下山則義

確かに、今まで歌志内高校のころに、歌志内高校を譲り受けるという─ 123 ─ときにいろいろな話し合いがなされて現在に至っているわけです。確かに小学校の人数からいうと、今の幼稚園児の、その29名という人数、これから変わるのでしょうけれども、そういった人数であれば、あるいは幼保一体になったものを、中学校にでもというようなお考えがあるようであります。ちょっと、話、今の答弁の中に出てきましたが、メリットとデメリット、そんなような話で、今、メリットがあるので進めていきたいのだという考えをお持ちのようですが、今、教育長がその全体を見ながら、さて、そうすることによって生まれてくるデメリット、これをどのように押さえておられるのか、お尋ねいたします。

答弁 教育長 森塚勝敏(教育長は2019年9月まで)

これは私の考えですけれども、まずは移設に関しての、やはり施設を改修する費用がどれぐらいかかるのかというようなこともありますけれども、どういうような組み分けで校舎を使っていいのか。あるいは、要するに、ごく簡単に言えば時間帯の時差、例えば、中学校の授業をやっているとき、チャイムが鳴る時間とか、それから、ちょっと1階の玄関で、中学生と出会ったときに、子供たちがちょっとうるさいのではないかとか、いろいろそういうようなことがちょっと考えられるかなと。要するに、施設利用につきましては、昨日、次長が言ったように、1階のスペースを幼稚園にと。そして、二、三階を中学校の生徒というように区分けして、時間帯の登校時間とか、そういう部分も時差を加えて考えて、そういう部分のデメリットというふうなところで、あと、要するに中学校側、それから幼稚園側から出てくるメリット、デメリットを考えていきたいというふうに思っております。

質問 4番 下山則義

今、教育長からのデメリットを伺いましたけれども、それは、今のデメリットは、全て思いやりというところで、全て解消できるのではなかろうか、そんなような気持ちで聞かせていただきました。確かに、これから33年たった園舎、先日の行政常任委員会のほうで、幼稚園の園長先生に質問すると、耐震のことを質問したら、その一番最後に、耐震もそうなのですのが、子供たちが、園児たちが走り回ると、床が弾むのですよと、そういう状況なのですよという話がございました。耐震よりも、まずそういったところも直す。直すというよりは、もう、であれば、新たな今ある新しいものをつくって、お金をかけるのではなくて、そして教育にもよりよいものになる、思いやりを育てられる、そんな状況づくり、どんどんやっていくべきではなかろうかと私も思います。ただ、デメリットの一つにこういうのがございます。これは、きょうの新聞に出ていたものであります。北海道新聞のものなのですが、本日6月13日木曜日ですね、女児に強制わいせつ、容疑者の中学校1年生補導と、こんな記事が出ていました。こういうのは、今の歌志内市の生徒には全くないと私は信じております。ただ、先ほどの災害と一緒であって、何があるかわからないというのも、事実であります。そういったこと、こういったものがあると、園児の保護者がどういうような思いで、今回の中学校へ移設するという内容に対する考えを示すのかというのは、ちょっと難しいところであります。しかしながら、あくまでも、これは教育する場所でありますから、そういったところからも教育を進めることによって、こういった解決もできるのではなかろうかと思います。ただ、こういったことがあるということは、実際、押さえて、保護者の方々に地域に説明をして、その状況づくりをしていく。そして、こういったことが起きないような教育体制をつくっていくということも、大切なのではなかろうか。─ 124 ─ゆくゆくは幼保の一体ということも考えて、保育所が入ると、どうしても食事をつくるという、そういったもので、ちょっと費用の面でどうなのかなという思いもありますけれども、幼保一体も含めた施設の利用というのを、早期にさまざまなものを解決しながら、早期に実施していけるのであれば、教育の環境、そして財政面、また、子供たちがそういった教育の状況になれば、その保護者もそれと同じような状況づくりというのはやっていけるのではなかろうかと思うのですよ。保護者の交友関係が広がっていく。そんな形づくりもできていけるのではなかろうかと思うのですが、そういったところからも、私は、ゆっくりと、しっかりと精査をしながら、計画を立てながら、早めに進めていくべきではなかろうかと思いますが、今までも聞いておりますけれども、最後になりますけれども、今回の幼稚園を、いずれは保育園も一体化となったものを、中学校にその校舎を利用して行っていきたい、その形づくりをしていきたいのだという教育長の思いを、最後にもう一度お話ししていただけばと思います。

答弁 教育長 森塚勝敏(教育長は2019年9月まで)

今、下山議員から御指摘のありましたデメリットの部分で、やはり中学生に対する不安等も保護者の中にあることは十分承知しておりますし、そのことも踏まえて、小学校教育、全ての教育においてしっかりしていかなければいけないというふうには思っております。私は、歌志内に平成13年度からおりまして、非常にそのときは財政難の町でありまして、本当にお金のない町なのだろうなというふうには感じておりましたけれども、ここに来まして、そういう部分が大分解消され、それでは今度はどういう部分にというようなことで、市長のほうからも教育に力を入れていきたいというような、すごい心強いお言葉もいただいておりますので、しっかりそういうのを受けとめて、総合的に判断して対応していきたいというふうに考えております。

出典:歌志内市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月13日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる