みんなの議会

歌志内市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月12日

(1)チロルの湯について/(2)高齢者健康センター等利用優待事業について/(3)奨学金貸付について

2013年6月12日、歌志内市議会の一般質問で、本田加津子議員が「チロルの湯について」「高齢者健康センター等利用優待事業について」「奨学金貸付について」について質問し、産業課長 佐藤守、保健福祉課長 虻川善智、教育次長 小玉和彦、市長 村上隆興、教育委員会事務局主幹 杉山俊宏、教育長 森塚勝敏が答弁しました。

質問者
本田加津子 議員
答弁者
産業課長 佐藤守、保健福祉課長 虻川善智、教育次長 小玉和彦、市長 村上隆興、教育委員会事務局主幹 杉山俊宏、教育長 森塚勝敏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の議事日程ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 7番 本田加津子

私は、第2回定例会に当たり、3件について質問をさせていただきます。それでは、質問に入らせていただきます。件名1、チロルの湯について。改修工事が始まり、市民や市外の方々から、どのようにリニューアルするのか楽しみですとの声を聞きます。そこで、工事に伴い、休館しているチロルの湯についてお伺いいたします。①休館中の従業員の業務について、お聞かせください。②従業員を対象に、研修等を実施する予定があるのか。また、予定がおありなら、どのような内容で実施予定なのか、お聞かせください。③6月に入ってからも、チロルの送迎バスが運行しているのを見ましたが、休館中の送迎バス運行内容についてお聞かせください。④リニューアルに当たり、新たに従業員を雇用する計画はあるのか、お伺いいたします。件名2、高齢者健康センター等利用優待事業について。該当者への優待券が交付され、既に多くの該当者の方々が優待券を利用して入浴されていると思います。そこで、お伺いいたします。①5月までの交付申請状況についてお聞かせください。②該当された方の中には、長期にわたり療養されている方もいらっしゃると思いますが、そういう方にはどのように対応をされているのか、お聞かせください。③高齢者や障がいをお持ちの方々の健康維持、増進や閉じこもり防止などのために、引き続き実施していかれる事業だと思いますが、若い世代の方々の中では、市民サービスの一環として全世帯に交付してほしいという意見も聞きました。このことにつきましていかがお考えか、お伺いいたします。件名3、奨学金貸付について。歌志内市出身者で、能力があるにもかかわらず、経済的理由によって修学困難な者に対し、奨学金を貸し付ける目的として、奨学金の貸し付けを行っていると思います。そこで、お伺いいたします。①奨学金貸付利用者が余り多くないと思いますが、貸付金額が少ないので利用をためらう家庭もあるのではないかと思います。このことにつきまして、いかがお考えかお聞かせください。②歌志内市では、入学のための一時金の貸し付けは行っていませんが、入学するための奨学金貸し付けも必要ではないかと思います。入学するための貸付金についていかがお考えかお伺いいたします。以上でございます。

答弁 産業課長 佐藤守(産業課長は2014年3月まで)

私のほうから、件名1、チロルの湯についての①から④についてお答え申し上げます。─ 86 ─①の休館中の従業員の業務についてですが、休館中、従業員は、リニューアルオープンに向け、各担当セクションにおいて準備作業を進めるとともに、接遇を中心とした研修はもとより、それぞれのスキルアップに向けた取り組みを行うとのことであります。また、駐車場白線引き、欄干塗装など、従業員で可能な箇所の整備作業も行うとのことであります。②の従業員を対象に研修等を実施する予定があるのか。また、その内容についての御質問であります。従業員研修につきましては、チロルの湯における大きな課題である接遇面の向上を中心に、一人一人が本来のサービス業としての感覚を持って日々の業務に当たるといった意識づけを図るための研修等が行われるとのことであります。③の6月に入ってからのチロルの送迎バスの運行についてでございます。休館に伴い、送迎バスを利用している中村地区及び市内利用者に対し、神威岳温泉を代替施設として送迎バスを運行しているもので、毎週、月、水、金の三日間、上歌方面からと、中村、文珠方面から、1日午前と午後の2便を運行しております。なお、第2、第4水曜日のみ午後からの1便となっております。④のリニューアルに当たり、雇用の関係でございます。リニューアルに向けた新たな従業員の雇用は考えていない旨、確認をしております。以上でございます。

答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)

2番目の高齢者健康センター等利用優待券についての①でございます。5月末現在、対象件数1,841件に対しまして841件交付しており、交付率は46%であります。続きまして、②番ですが、優待券の交付につきましては、現在、保健福祉課の窓口で対象者の方に交付しております。御指摘の長期にわたり療養されている方につきましては、御家族や御友人など、本人から委任された方でも受け取ることができますので、今後も広報等で周知してまいりたいと考えております。③番目でございます。このたびの共通利用優待券交付事業は、高齢者及び身体障がい者等がチロルの湯と神威岳温泉を利用することで、健康の維持、増進と交流による閉じこもりの防止などが目的の事業であります。そのため、高齢者や身体障がい者等を対象に実施しております。事業の趣旨からしまして、全世帯に広げて実施ということは、現状では考えておりませんので御理解願います。以上でございます。

答弁 教育次長 小玉和彦(教育次長は2014年3月まで)

3の奨学金貸付についての①と②の質問につきまして、関連しますので、あわせて御答弁させていただきます。奨学金の貸付金額が少ないので、利用をためらう家庭もあるのではないかとの質問につきましては、現在、貸付型の奨学金制度の主流は日本学生支援機構の奨学金です。進学指導を行う高校においては、生徒の成績や人物評価のほか、家庭における経済負担も考慮した指導を行った上で、日本学生支援機構の制度説明を行っております。また、進学先の大学や専門学校等の─ 87 ─側で、奨学金制度を設けているケースが多く見られ、市の奨学金の利用が少ないのは、ほかに利用できる制度が整備されてきたためと考えております。また、入学のための一時金の貸付金が必要ではないかとの御質問につきましては、確かに入学のための一時金については、学生支援機構の貸付制度は最高でも50万円なので、進学先の入学費用等の金額によりましては、十分に対応できる仕組みではありません。しかし、奨学金制度は、学生本人に貸し付け、あるいは給付を行うものであり、貸付金は、学生が将来返済しなければならないことを考えますと、安易に貸付額を増額することは慎重を要すると考えております。

質問 7番 本田加津子

ありがとうございます。それでは、まず、チロルの湯のほうから何点か聞いていきたいと思いますが、①の休館中の従業員の業務について、いろいろ今やらなければいけないことなどを伺いました。あと、リニューアルに向けて、いろいろなイベントとかも企画していると思うのです。それで、企画したイベントにより多くの方が来ていただくためには、やはりいろいろな方に知らせるということも大切だと思います。そこで、過去に宿泊した方々に、5月以前にいろいろなイベントとかも企画して温泉の営業をされていたと思うのですが、そういう方を対象にダイレクトメールのようなものを送っていたということは今までやっていたかどうか、おわかりでしたらお聞かせください。

答弁 産業課長 佐藤守(産業課長は2014年3月まで)

ダイレクトメールにつきましては、個人という形ではなくて、団体とかそういう形で御利用いただいた方とか、それから近郊の、例えば老人クラブさんですとか町内会、こういうところにダイレクトメールを送っているということは伺っております。

質問 7番 本田加津子

やはり情報を届けるということで、一人でも多くの方にこういうことをやっているのだということを知っていただいて、来ていただくということが一番なのではないかと思います。あと、今現在、ダイレクトメールのほかに、いろいろな情報発信の手段というものもありますので、待っているだけでは人は集まってきません。だから、こちらから呼びかけて来ていただくように、例えば、8月何日にチロルがオープンしますということで、広告とかチラシとかをつくられるとしたら、今、お休みしている従業員の方でも、チラシを配るとか、そういうことも可能だとは思うのですが、そういう業務も検討していただけないかどうかお聞かせください。

答弁 産業課長 佐藤守(産業課長は2014年3月まで)

情報発信につきましては、議員のおっしゃるとおり、非常に重要な施策といいますか、ことだというふうに認識しております。今の部分ですね、リニューアルの部分でのイベント等、今現在どのように行うかということをまとめているところというふうにお伺いしておりますので、それらが確定次第、今、議員からの御意見がありましたチラシとかそれらについても含めまして、積極的な形でのPRを行ってまいりたいというふうに思っております。

質問 7番 本田加津子

では、よろしくお願いします。次、従業員の研修等について、今もいろいろ自分たちに何ができるか、本来のサービス業と─ 88 ─しての感覚を持って日々業務に当たるという意味合いの研修が行われるということなのですが、講師を招いていろいろな研修を行ったりとか、ほかの施設に行って実習型の研修ですとか、そういうのもとても意味のある研修だと思いますが、例えば、8月まで温泉お休みになるので、社員研修旅行なんか、こういうのを実施して、日ごろ皆さんはお客様に対してサービスを提供しています。ですから、逆に今度はお客様として、サービスを提供されるといったことの中で、違った角度からサービス業というものを感じることができるのではないかと思います。そういう研修を通して、自分が思ったことや、自分がしてもらって心地よかった点、余りよく感じなかったことを自由にレポートをしてもらうような、そういう内容の研修も有意義ではないかと思いますけれども、やはり、これからのチロルの湯にとって、よりよいサービスを提供するために、従業員一人一人が自分に何ができるのか、自分がどうされたら心地よいのか、どんな接客が不快感を与えるのか、こういったことを考えてもらうことも重要ではないかと思いますが、いかがお考えかお聞かせください。

答弁 産業課長 佐藤守(産業課長は2014年3月まで)

議員からのお話につきましては、全てそのとおりだというふうに思っております。そのようなことにつきまして、今回の休館中におきまして、各一人一人がその辺の気持ちをしっかりと持った形の中で研修に努めていただき、リニューアル後に向けていっていただけるものというふうに思っております。

質問 7番 本田加津子

接客業はとても難しい職種だと思います。ぜひ、チロルに来た方が、またチロルに来たいと思ってもらえるような真心のこもったサービスを提供していただければ、安定した集客が見込まれるのではないかと思います。チロルの湯もリニューアルすることですし、従業員の皆さんにも研修旅行という、一泊二日ぐらいの旅行で気持ちをリフレッシュしていただいて、新たな気持ちでオープンを迎えて、お客様を迎えていただけるような、そういう研修旅行というのもお考えいただけないかなと思うのですが、お答えください。

答弁 産業課長 佐藤守(産業課長は2014年3月まで)

私のほうの立場といたしましては、公社内のほうで、それらも含めて、先ほど議員のお話のとおり、内外の部分での研修は行う予定だというふうにお伺いをしております。ですから、講師を招いたりとか、外部のほうに行かれるというようなことも若干計画はされているようでございますけれども、研修的な旅行というのはあれですけれども、研修という意味では、これは全従業員がしっかりと持っていただき、やられるというふうに思っております。議員の御意見につきましてはお伝えを申し上げて、検討をしていただきたいというふうに思っております。

質問 7番 本田加津子

ひとつ、そういうかた苦しくない研修も必要かなと思いますので、よろしくお伝えください。あと、4番目の従業員の新規雇用についてなのですが、かなり前ですね、以前、チロルを利用した方で、御飯を食べにレストランに行ったところ、きょうは団体の予約があるから御飯類はつくれませんと言われたということを聞きました。御飯を食べたくてレストランに入ったのですけれども、団体さんが毎日予約があるということは余りないので、たまたまその方がタイ─ 89 ─ミングが悪かったのかなとは思うのですが、レストランで御飯が食べれないということは本人たちも想定していなかったようで、そんなことを聞いたので、ちょっとレストラン的にも人手が足りないのかなという気がしまして聞いたのですが、きのうの質疑の中でも、従業員を新規に採用することはないということでしたので、またリニューアル後、このように食事をしたくてレストランに行っても御飯が食べれないのでは、ちょっとやはり、ああって思うので、そういう場合は事前に、きょうはレストラン、こういうメニューしかできませんみたいな張り紙をするとか、そういうちっちゃな心配りというのもこれから必要になってくると思うのですが、そういうような小さなことも協議していただけるようにお話ししていただくことは可能でしょうか。

答弁 産業課長 佐藤守(産業課長は2014年3月まで)

私のほうといたしましては、レストランでお食事が、御飯類ができなかったということは、小さなことではなくて非常に大きな問題かなというふうに思います。議員のほうで御配慮いただいたのかなと思いますが。申しわけありません、それがどのような形でなったのか、申しわけありません、私のほうでは聞いておりませんでした。ですから、何らかの要因があったのかもしれませんけれども、決してそれは好ましいことではないというふうに思っておりますので、それらにつきましも、また、その他の部分の細かいことにつきましても、ないようにしていきたいというふうに思っておりますので、それらについてはお伝え申し上げたいと思います。

質問 7番 本田加津子

では、よろしくお願いいたします。次、高齢者健康センター等利用優待券について、4月、5月、2ヵ月しかたっていないので、46%ということで、この数字がどうなのかというのはちょっとわかりませんが、今回、広報4月号と5月号に掲載されていましたが、広報自体読んでいない方もいらっしゃるのかなと。目が悪くて字がもう読めないのだと。そういう方がいるのか、また、わざわざ取りに行くのは足が痛いから、面倒くさいから行かないわという、最初からそういうふうに諦めてしまっている方もいらっしゃるのか、その辺はちょっとわかりませんが、各地区で日時を設定して交付ということをされていましたが、意外と自分の町内から、もらいに行く会場が遠いとか、そういうのもあったのではないかなと思うのです。それで、次年度以降も継続していかれる事業だと思いますので、今後の会場の設定の方法ですとか考え直す必要もあるのではないかと思うのですが、いかがお考えかお聞かせください。

答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)

今年度の事業としましては、御指摘されたように、各市内に出て、4月の段階で交付して、その後、保健福祉課のほうで交付しております。次年度以降は、今年度の反省を踏まえながら、また改めて検討をしていきたいといふうに思います。

質問 7番 本田加津子

ぜひ、やはり、車のない人の身になってといったら変な言い方ですけれども、やはり歩いてとりに行くとかという人のことを考えて、もうちょっと考えていただければ、まだとりに行く人がふえるのかな。たとえ自分が入らなくても、券、もらえるものはもらいたいとみんな思うと思うので、そういうこともできるのかなと思いますので、よろしくお願いいたします。続きまして、入院されている方は、御本人がお風呂に入るということも、意外と、いつに─ 90 ─なったら退院できるという保証もないので、取りに行かないのかなというのもありますが、御家族でも委任されれば取りに行けるということなので、今後も広報などでも、代理の方でも受け取れますみたいなことを、ちょっと前面に出していただければ、取りに行く人もふえると思いますが、広報のほうでもそういったことを今後されていくというお考えでよろしいでしょうか。

答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)

広報以外にも、いろいろな老人クラブの総会ですとか、これからも行事が各種ございますので、その中では、これまでもPRしておりますし、今後もそういう機会を設けまして、今、議員がおっしゃられた内容も含めて、PRに努めていきたいといふうに考えております。

質問 7番 本田加津子

よろしくお願いします。次、3番目ですね、この事業につきましては、高齢者や障がいを抱えている方を対象にしている事業ということはわかっているので、若い方とか、全世帯に交付されるということになると、また違う支援というか、そういうふうになるのかなとは思います。ただ、若い方々の中では、家族で日帰り温泉に行っているという方も結構いらっしゃいます。歌志内の施設はもちろんですが、車を持っているので近隣の市町村まで行っているという話も聞きました。そこで、市民サービスという意味合いといったらいいのか、各家庭にも将来的に、こういった優待券を配付するというようなことを、事業としてやっていくような可能性があるかどうかお聞かせください。

答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)

この事業につきましては、保健福祉課が主体となって、高齢者及び障がい者の方ということで実施している事業でございますので、全世帯を対象にするという趣旨になってきますと、また考え方が変わってきますので、なかなかお答えは難しいのですが、例えば、現在やっている事業が大体1,900人分で見込んでおりまして、400万円ということで、算計上をしております。全世帯となりますと、単純にいうと2,200世帯分ぐらいになりますので、同じく500円の5枚で計算しますと大体550万円ぐらい。ただ、1世帯に5枚となりますと、今、個人で5枚やっておりますので、2人世帯、4人世帯でも5枚以下というふうになるかと思います。そうなってくると、結局は1人に5枚ということになりますと、全人口になってくるのではないかなと思います。全人口になりますと、大体、現在ですと4,105人ぐらいいますので、単純に掛けますと1,000万円ちょっとのお金が必要になってきますので、そうなりますと財政的な負担も大きくなってくるのかなというふうにも考えておりますので、その辺については、現時点ではなかなか難しいのかなというふうには考えております。

質問 7番 本田加津子

わかりました。昨日、チロル関連の質疑の中で、チロルが安定した経営を続けるためには日帰り入浴客を定着させることが重要だというようなお話もございました。まさに今言った、市民各世帯に優待券を配るということは、市民サービスとして、市民からも喜ばれます。また、市民は、その優待券でお風呂に入りに行くと、歌志内の施設であるチロルや神威岳温泉もお客さんがふえて、どちらにとってもメリットがあると思います。今まで65歳以上ですとか、障がいを抱えていらっしゃる方々には1人5枚ということで交─ 91 ─付されていたので、その辺はそのままにしておいて、若い世代は、多分、各世帯5枚でも少ないということは言わないと思いますので、そういうことも市民全体に目を向けていただきたいと思いますが、いかがでしょうか、お聞かせください。

答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)

今、議員おっしゃるように、日帰りの入浴客をいかに確保するかというのが、これからの経営に大きなウエートを占めてくるのではないかなと、そのように思っております。リニューアル後、どれぐらいの日帰りのお客さんを確保できるかというのが、一つの勝負になるのではないかと、そのように経営的には考えているようでございます。出てきた資料も、そのような形のものが出てきております。ただ、今、課長からお話を申し上げたとおり、財政的な部分も市としてはございます。ただ、市民の皆さんから利用したいと、そのようにおっしゃっていただけるのであれば、非常にまた市としてもうれしいことであり、健康の増進にも非常に大きな役割を果たすのかなと思っております。貴重な御意見として受けとめさせていただきたいと思います。

質問 7番 本田加津子

ぜひ、前向きにお考えいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。次ですね、3番目、奨学金の貸し付けについてです。委員会でも、この前、同じようなことを伺って、同じようなお答えをいただいて、近隣の市町村もこのぐらいの額なのでというお話でした。ちょっと考えてみたのですが、歌志内も近隣と同じだからいいというのは、その辺はどうなのかなと思いまして、ちょっと今回、質問をさせていただいたのですが、歌志内は近隣と比較して、子供の数は余り多くないと思います。ことし3月に高校を卒業をした子供も大体30名弱。その中で、少なくても10名前後の学生が、大学や看護学校、専門学校へ進んでいます。歌志内から札幌へ通学している学生も、私が知る限り2名はいます。進学した学生の中にも、確実に5名の子供は奨学金を借りて、今、大学へ行っています。あと、専門学校とかは、2年とか3年とか期間は短いのですが、医療系の学校とかになりますと、4年生大学と同じぐらいの授業料もかかるというのが現状になっています。せっかく、歌志内には無利子で貸し付けを受けられるという、こういういい制度があるのに、なぜ使わないのかなと。皆さん、多分、需要がないのかな、それとも魅力がないのかな、そう考えたときに、私の場合は、はっきり言って金額が少な過ぎて選択肢には入りませんでした。せめて今の倍ぐらい貸し付けの金額があれば、利用したい子供たちや保護者は1名、2名とかといるのではないかと思うので、学生機構の奨学金とかもありますが、やはり利息がかからないという点で、歌志内市の奨学金のほうを少しでも見直ししていただけないのかなと思います。もう一度お聞かせください。

答弁 教育委員会事務局主幹 杉山俊宏(教育委員会事務局主幹は2020年9月まで)

本田議員のおっしゃるとおり、現在、市の奨学金の貸付制度は無利息で、ただし、月額2万円までで貸し付けを行っております。この制度につきまして、貸付金額を上げたほうがよいのではないかという御指摘でございますが、もし、貸付金額を見直した場合に、例えば、その場合に、貸し付けの条件、こちらのほうも例えば無利息でよいのかとか、返済期間は今の5年ないし10年という中でよいのかとか、または、個人へ─ 92 ─の貸し付けを、返済期間を延ばしたとして、市の教育委員会がその支援機構並に個人への貸し付けを20年も、管理といいますか、把握ができるのかと、そういったことの検討も必要かというようなこともありまして、慎重な検討が必要ということで考えております。

質問 7番 本田加津子

わかりました。いろいろとお金を貸すということは、返してもらわなければいけないということが前提になりますので、今、これだけ就職ができない時代に、お金が返ってくるという100%の保証もないので、余り金額を大きくして、借りた本人にも多分、負担になると思うので、そういったことは、ちょっと今のところはやりたくないという考えはわかります。でも実際、今、子供たちは日本学生機構、こちらの奨学金を借りて学校に通っています。第1種、無利子のほうの奨学金もありますが、こちらは結構条件がありまして、成績ですとか家庭の収入、あと、在学している高校の校長の推薦、こういったものをクリアしないと第1種は借りられないので、意外と第1種を借りている子供たちは、数としてはそんなにいないのかなと。皆さん、ほとんど利息のかかる第2種というものを借りて、学校に通っているのが現状です。ですから、せめてJRで、今、札幌に通学するとしたら3万6,000円ぐらいかかります。あと、中央バスでも通学している子供がいますが、中央バスは実日数でいくので、大体2万6,000円ぐらいで通学しています。ですから、せめてうちから通えるような金額ぐらいは考えていただきたいと思うのですが、そのことについてお聞きかせください。

答弁 教育委員会事務局主幹 杉山俊宏(教育委員会事務局主幹は2020年9月まで)

確かに、学生支援機構の貸付制度は、第1種は無利息でございまして、第2種は利息つきで、ほぼ希望すれば借りられるということでございます。最高で月額12万円まで借りられるという仕組みで、最高12万円借りますと、年間144万円、4年間で576万円借りられることになります。利率については若干変動しますけれども、支援機構のほうで大体想定しております利率が約3%ということなので、576万円を20年間、3%で借りたら返済する金額が約七百七、八十万ということなので、利子分で200万円ぐらい返すということにはなろうかと思います。ただ、やはり本田議員も御心配されておりましたとおり、返済のことまでを踏まえていろいろな制度を利用してくだされば、私どものほうといいますか、この地元行政のほうでも、皆さんに対する利便というところだけを考えて、どの程度が可能なのかという検討だけをすればよろしいかとは思うのですが、議員御心配のとおり、やはりその後の返済をしていただくという立場も考えますと、支援機構のほうも制度の重複利用などは制限をしておりませんし、それから、市のほうも、もし制限を加えたとしても、果たしてそれをどのように確認したらいいかとか、果たして貸しっぱなしの状態にならないかとか、そのようなことももろもろ、心配なこともありまして、議員おっしゃる必要性もわかるのですが、ちょっと心配のほうも同じぐらい出てきまして、今のところ慎重に考えてまいりたいということでございます。

質問 7番 本田加津子

言っていることはわかります。うちも奨学金借りていますので、どうやって返していくのだろうと、すごい不安な気持ちもありますけれども、でも、やはり子供が学校に行きたい、でも、自分の家にはお金がない。でも、行きたい。行かせる手段があれば、利息がかかって、奨学金を利用しても行かせたいと思うのが、今、やはり、これだけ就職ができない時代なので、少しでも有利な資格を本人にとらせて、いい職について、子供の将来を考えると、保護者としては、そこまでしても、やはり学校に行きたいという子供の願いを叶─ 93 ─えたいという思いもあるのかもしれません。ですから、やはり返すことを考えると貸せないとは思いますが、それなりに厳しい条件をつけても、本当に必要としている子供とか保護者は借りに来るのではないかと思いますので、その辺もう一度考えていただきたいと思います。よろしくお願いします。次、一時金のことで、ちょっと何点か聞かせてください。日本学生機構で、入学時特別増額貸与奨学金制度、こういうものがあって、10万円から50万円、自分の希望する額を申し込むという制度があります。ただ、これも子供が大学に入学してからの支給なので、5月ではないとお金が手元に入りません。そうなると、大体、今、大学とか専門学校では合格通知が届いてから2週間ぐらいの間に入学金ですとか前期授業料、こういったものを納めなければなりません。合格通知が来て、急いで国の教育ローン、こちらを申し込んで審査に通ればぎりぎり間に合いますが、希望者が全て国の教育ローンの審査に通るとは限りません。そうなると、大学とか専門学校などでは、特別な理由があれば授業料を納める時期をおくらせてくれるという制度もありますけれども、入学金に至っては、入学金を納めないと本人に入学する意志がないということで判断されてしまいますので、その学校に入れなくなります。大体、入学金20万円前後で、中には学校によって特待生とかに選ばれれば免除制度というのもあります。そこで、奨学金を借りる予約はしているのだが、入学金がちょっと今は準備できないような事情のある家庭もあるのではないかと思いますので、今回、ちょっと一時金についてどういうふうにお考えなのかなということで、聞かせていただいたのですが。隣町の上砂川町では、入学奨励金という制度を設けてあり、20万円以内まで貸し付けをするということを行っているようです。ですから、歌志内でも、そんな50万円とかではなくて、入学金に見合うような金額、そういったものを貸し付けていただくことも可能なのかなと思いますが、その辺のことについてお聞かせください。

答弁 教育委員会事務局主幹 杉山俊宏(教育委員会事務局主幹は2020年9月まで)

一時金をどのように用立てるかということも本当に切実な、この当該年齢の子供さんを持つ家庭にとっては切実な問題と考えております。まず、この奨学金というところで検討をいたしますと、やはり奨学金は、あくまで学生本人に貸し付けて、将来、就職するということを前提に、その就職した給料の中から長期間にわたって返済をしていただくという仕組みでありますので、やはりそこには、本人には一時的に便宜を図れたとしても、将来にわたってめどの立たないような借金をさせてしまうような仕組みは、やはり慎重に考えなければならないというふうに考えております。また、家庭ぐるみで考えるということでありましたら、家庭でいえば保護者の方でありましたら、例えば国の進学ローン、または民間金融機関の進学ローン、その他の制度もございますので、そちらの活用のほうもぜひご検討をいただいて、よりよい進路決定などをしていただきたいという考え方でございます。

質問 7番 本田加津子

わかりました。ただ、国のローンを借りるのにも審査があるので、全員が全員ローンが通ればいいのですが、そうでない家庭も多々あるのではないかなと。たまたまそういう家庭に育っている子供で、能力はあるけれども家庭的な事情で学校に進むことができない、将来的な芽をそこで摘んでしまうのではないかなというようなことも考えられますので、今、報道とかでも、生活に余裕のない子供たちは、希望する教育を受けることができないために、就職しても収入などにも格差が出てしまうような、負の連鎖のような言葉も耳にすることがあります。ですから、銀行─ 94 ─ですとか、国の教育ローンですとか、そういうローンが通るような家庭の子供さんでなくて、本当に困っている家の子供さんというのですか、そういう方を対象に、学びたいという気持ちを大切にというか、そういうような支援もしていくのがいいのではないかなと思うのですが、いかがお考えかお聞かせください。

答弁 教育委員会事務局主幹 杉山俊宏(教育委員会事務局主幹は2020年9月まで)

現在の進学指導を行う高等学校におきましては、生徒本人の適正だとか成績、もちろん本人の希望もございます。その上で、今度は本人の家庭が希望する学校への経済負担に耐えられるかどうかも含めて進路指導をしているように、これは最近まで高等学校の校長先生をしておりました方から聞いております。そういったこともありますので、それぞれの、その時々によりまして、また要望だとか家庭の状況なども変わってくると思いますので、その時代に応じた検討はしていかなければならないと思っております。

質問 7番 本田加津子

ぜひ、よろしくお願いします。歌志内市では、新産業等創造事業とか市内で頑張っている人たちには、それなりにすごく応援していくという支援を行っております。ですから、次の世代を担う子供たちのためにも人を育てていく、こういうような支援も考えていただきたいと思いますが、いかがお考えかお聞かせください。

答弁 教育長 森塚勝敏(教育長は2019年9月まで)

今、議員のほうから御指摘ありましたように、子供を育てるということは、お金がかかるということは重々わかっております。先ほども主幹のほうから言いましたけれども、高等学校でも非常に進学に対するお金の問題というのは重大な問題になってきております。それで、高校に私がおりましたときから、保護者に対して、1年生の入学時から、保護者の説明会を年に2回ほど行って、大学に行く場合に、あるいは専門学校に行く場合に、どれぐらいのお金がかかるのだというようなことをずっと説明しておりまして、2年生も同じですし、3年生もそういうような説明会をしております。それで、そこの中で、1年生から早目にそういうような準備を進めてくださいというようなことを学校のほうで指導をしております。ところが、子供たちはずっと自分の家庭に、やはり経済的な余裕がないから就職をするのだとずっと言ってきて、急に3年生になってから、実はやっぱり専門学校に行きたいわと、急にそういうふうに進路変更をした場合に、やはり家庭の中で経済的な問題が生まれてくるというようなこともありまして、今、議員がおっしゃられたように、推薦入学等で合格が発表されれば2週間以内に何十万も、あるいは何百万も払わなければならないという現実がありまして、そうなったときに学校指定の枠を得て、推薦をして、そして入学金を払ってくださいというような段階になったときに、逆に入学辞退というようなことで学校指定を外されるというようなこともありますし、先ほど主幹のほうも言いましたように、将来的に本人が返していかなければならないというようなことで、それだけ負担を背負わせていいのかどうかというような問題もございます。そこのところを慎重に判断していかなければならないと。本当に子供を育てるという意味で、重々わかるのですけれども、やはり最終的に子供を苦しめるというようなことにならないように検討をしていきたいと思います。以上です。

質問 7番 本田加津子

やはり、借金を自分で働いて返していく、それだけお金を借りても─ 95 ─学校へ行きたいと思う子供は必ずいると思います。ですから、そういうことを歌志内では助けられるのだよということを、子供たちは歌志内で奨学金制度があるのを多分知らないと思います。広報を見ているかどうかもわからない。うちの子供の友達と子供たちは知りませんでした。ですから、そういう情報も親が伝えていかないとわからないことだとは思いますが、歌志内では、これだけ頑張れる人にはこういうことを応援していますみたいなことをやっていただけるような、そういった温かい、幅広い御支援を考えていただきたいと思います。では、これで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:歌志内市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月12日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる