みんなの議会

歌志内市議会 平成23年第4回定例会 2011年12月14日

(1)高齢者の生きがいと社会参加について/(2)災害対策に女性の視点を

2011年12月14日、歌志内市議会の一般質問で、湯浅礼子議員が「高齢者の生きがいと社会参加について」「災害対策に女性の視点を」について質問し、保健福祉課長 荒岡宏明、総務課長 岩﨑雄逸が答弁しました。

質問者
湯浅礼子 議員
答弁者
保健福祉課長 荒岡宏明、総務課長 岩﨑雄逸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の議事日程ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 3番 湯浅礼子

皆様おはようございます。本日の一般質問、2件について質問いたします。どうぞよろしくお願いいたします。急速な高齢化社会の到来によりまして、人口に占める老人人口は著しく高まってきております。政府は、ことし6月の閣議で、2011年版高齢社会白書を決定いたしました。その中で、高齢者の社会的なつながりを国際比較した結果、日本は血縁以外に頼れる近所の人や友人がいる割合が最も低く、国際的に見て社会的孤立が進んでいる実態が明らかになっております。さらに、65歳以上人口は、2010年10月時点で2,958万人、総人口に占める割合を示す高齢化比率は23.1%で、前年比0.4ポイント増加し、過去最高を更新しております。ここで、①の質問でございます。歌志内市として高齢者の生きがいと社会参加について、また、孤立化、孤独死などを防ぐための対策などをどのように取り組まれておられるのか伺いたい。また、町内ごとの65歳以上の人数、世帯数、独居世帯数などについても伺いたいと思います。②、③としまして、近年、判断力の衰えた高齢者を狙った詐欺事件や悪徳商法による被害がマスコミ等で報道されております。また、平成17年6月に改正された介護保険法により、被保険者の権利擁護のため、必要な援助を行う事業は市町村の事業とされたところでございます。特に、身寄りのない単身の高齢者は、認知症等による契約行為自体が難しく、それを補うために介護保険の施行とともに成年後見制度が創設され、厚生労働省による利用、支援事業が行われていることは御承知のとおりでございます。ところが、これらの取り組みについては、各自治体によっては格差が非常に大きいと言われております。当市としては、認知症の方々を支えるために、成年後見制度についてどのような施策や政策をしているのか伺いたいと思います。また、当市で成年後見人制度を利用されている方はどのぐらいいるのかを伺いたいと思います。④としまして、近所の人たちが集い、交流する地域サロンについてお伺いいたします。北海道社会福祉協議会によりますと、各市町村社協が推進しますふれあいいきいきサロンは、道内で2008年4月現在、約700カ所でございましたが、昨年4月には約980カ所に増加し、現在では1,000カ所に達したと見られ、社協がかかわらないものも続々誕生しております。─ 39 ─このサロンは、かつては地域福祉の拠点の意味合いが強かったのですが、最近はコミュニティーの再生拠点としての役割も期待されております。行政委員会の視察で北星学園大学を訪問した際、教授を初め多くの学生と歌志内市の福祉についてディスカッションする機会を得ましたが、やはりこのサロンについても語られておりました。町内会によりましては、月2回ぐらい高齢者の方々が集い、食事会など楽しまれているようですが、家でテレビを見て1人で過ごされる方々もまだまだ大勢いらっしゃいます。サロンが充実していくならば、認知症予防、地域の交流、高齢者のパワーにつながります。おしゃべりなどを楽しみながら、友達、仲間の幅を広げて自分らしく生きがいを持ち、心豊かな暮らしを応援し合っていくために町内会館は最適だと思います。当市の町内会館を利用しての地域サロンへの考え方を伺いたいと思います。⑤としまして、文珠会館の再活用についてです。公民館におきましては、いろいろな催しが行われておりますが、文珠方面の高齢者の方は参加したいなと思っても、公民館までは足を運べないのが実態です。また、地域の皆様から、財政難と言えども使用しなければ立派な会館が傷むのは目に見えている。傷んで廃館になるぐらいなら、住み込みの管理人を置かず、使用する人たちで会館を守り活用をしたいとの声を大勢の方からいただきました。また、高齢者を対象に、読み書きや計算を通じて脳の活性化を図る脳の健康教室などを開き、認知症の未然防止を図っているまちもあります。教室は、脳を鍛える計算ドリルなどで知られる東北大学の川島教授の理論に基づき実地し、現在60代から80代の高齢者28人が登録され、毎週1回簡単な読み書きや計算などを行うほか、童話、旅行文、万葉集などを学んでいるそうでございます。こうした教室は大きな財源を必要としません。会館を活用するならば、高齢者の健康のためにもよいと思います。また、会館の経費面を考えるならば、せめて5月から10月までの6カ月間だけでも使用し、文珠方面の地域層も含めて利用してはいかがでしょうか。文珠会館は、将来的にも必ず地元にはなくてはならない会館です。会館を存続させる意味でも有効な活用をすべきと考えます。⑥としまして、西小学校の活用について伺いたいと思います。明治大学理工学部の園田教授は、高齢者や障がいのある単身者などが今後ふえることを踏まえ、次のように述べております。既存住宅の活用法として、四、五人で暮らすグループ居住方式の公営住宅をつくってみてはどうか。居住支援という形で、医療や介護の従事者、地域ボランティアなども巻き込めば、入居者は低コストで高い水準の生活ができる。さらに、地域の雇用創出にもつながるだろうと提案しております。グループホームを西小学校に活用したならば、地域住民はどんなにか喜ぶことでしょう。今はお元気で、70歳から80歳の御婦人たちも町内の行事に積極的に参加されております。でも、息子さん、娘さんたちは遠くにいるものですから、歌志内はお店がなくなった、薬屋さんもない、いろいろ心配して電話がかかってくるそうでございます。せめて、気の合う人同士で、四、五人ぐらいで生活できる場所があれば、息子のところに行くより住みなれた歌志内で、みんなで力を合わせて楽しみながら余生を送る環境をつくってくださいとのたくさんの声を聞かせていただいております。また、認知症老人を抱えている家庭の家族の悩みは極めて深刻なものがあり、多大な犠牲を強いられていることは皆様御承知のことであろうと存じます。特に、夜間のひとり歩きなどの問題も多いので、家庭での介護は困難です。西小学校を改築利用して、個人を尊敬し、自由を束縛しないように自由に行動をできるようにしながら、学校は広いですから、各自に個室を与─ 40 ─えるならば欲求も充足されますでしょうし、ほかに迷惑をかけることにならず、介護も行き届くのではないかと考えますが、こうした施設への検討も考えられます。国土交通省の空き家対策の活用など、あらゆる補助金の活用、さらには民間を巻き込んで市民の皆様の声を形にしたいなとの思いでいっぱいでございます。当市としては、旧西小学校については、どのような施策をお持ちでしょうか。国難とも言える大震災、気象庁によれば、マグニチュード9.0は過去記録に残る4番目の記録でございました。また、科学者によると、地球の地軸が10センチずれ、これに伴い地球の自転が加速し、その上、日本列島全体が東へ243センチ移動したとのことで、想定外の大地震であったことがわかりました。改めまして、尊い命を亡くされた方々へ心から哀悼の意を表したいと思います。また、家族の皆様を初め、被災されました多くの皆様にお見舞いを申し上げますとともに、1日も早い復興を祈っております。ことしのこうした大災害に対し、全国各地で防災対策を見直す動きが活発化いたしました。避難所におきましても、女性が着がえる場所がない、授乳できるスペースもないなど、これまでの防災対策に女性の視点が決定的に欠落している実態が明らかになりました。こうした事態を受け、公明党女性委員会では、このたび女性防災会議を設置いたしました。第1弾の取り組みといたしまして、10月1日より1カ月間、公明党全国地方女性議員900名がアンケート調査を行い、政府に提言をいたしました。評論家の森田実さんが11月27日の御自身のブログで、このように言われておりました。平和、自立、調和の日本をつくるために、今日の論点、公明党女性防災会議の松あきら議長の政府への災害対策に女性の声をの申し入れを指示すると。公明党女性防災会議の松あきら議長は、11月24日、藤村官房長官に会い、野田首相あてに女性の視点を生かした災害対策についての第一提言を手渡した。具体策として、国の中央防災会議における3割以上の女性委員の登用と、地方防災会議で女性委員を登用しやすくするための災害対策基本法の改正、女性の視点からの防災対策マニュアルの策定と周知徹底、物資の備蓄を女性や高齢者の視点から見直しし、自治体への予算措置を行うなどの11項目を要請した。これに対して、非常に大事な提言である、政府は直ちに実行すべきである、被災地の生活の中心にいるのは女性である。松あきら代表が言ったとおり、女性の視点は生活者の視点である、現代は女性が主役となる時代へ向かって進んでいる、政府の重要な会議に女性を積極的に登用すべきである、役に立たない有言不実行の男性ばかりを集めても大切なことは決めることはできないと率直な意見を述べられておりました。歌志内市として、防災会議の女性の意見を反映させる機会を設ける考え方等々、女性の登用についての考え方を伺いたいと思います。以上でございます。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

おはようございます。質問の1のほうの①から⑥について、保健福祉課のほうからお答え申し上げます。まず1点目、①でございます。高齢者の生きがいづくり及び社会参加を目的とした事業といたしまして、老人クラブを初め高齢者グランドゴルフ大会、高齢者スポーツ大会、講話会などがございます。さらに、高齢者の能力や経験を生かした、仕事を通じて生きがいの充実や社会参加を図ることができるよう、シルバーセンターもございます。孤立化、孤独死対策といたしましては、地域の役員やボランティアなどが高齢者のお宅に訪問し安否確認を行う。また、会話を交わして話し相手をする在宅高齢者支援事業やお弁当の宅─ 41 ─配時に配達員が声かけをし、顔を合わせて安否確認をする給食宅配サービス、さらに、寝たきりの方、またそれに近い状態の方に通院時の外出に係る支援をするためのタクシー券の助成を行う外出支援サービスがございます。このほか、緊急通報装置設置事業やシルバーハウジングに居住している方には、生活援助員が見守り、声かけ、安否確認などを行う生活援助員派遣事業などがございます。高齢化が進んでおります当市におきましては、在宅高齢者支援事業のボランティアを行う側も高齢者である場合も非常に多く、ボランティアを行うことも高齢者の生きがいづくりや社会参加につながっているものと理解をしております。65歳以上の男女別人数と世帯数、ひとり暮らしの世帯数は、市内を6地区に分けまして11月30日現在の人口をもとに申し上げますと、上歌新栄町、東光地区は、65歳以上人口は161名、男性68名、女性93名、世帯数は113世帯となっております。ひとり暮らし世帯数は43世帯でございます。本町第一、第二、本町川向の本町地区では、65歳以上人口が274名で、男性116名、女性158名、世帯数は190世帯、ひとり暮らし世帯は61世帯、歌神、歌神市街、歌神川向、歌神二区の歌神地区では65歳以上人口が202名で、男性82名、女性が120名、世帯数は148世帯、ひとり暮らし世帯は56世帯となっております。神威、神威神楽岡、神威桜ヶ岡、美山町の神威地区では、65歳以上人口が214名で、男性81名、女性133名、世帯数は163世帯、ひとり暮らし世帯は73世帯となっております。中村、中村中央地区では、65歳以上人口が198名、男性76名、女性122名、世帯数は152世帯、ひとり暮らし世帯は80世帯となっております。文珠第一、第二、第三、新泉町、しらかばの文珠地区では、65歳以上人口が506名で、男性198名、女性308名、世帯数は379世帯、ひとり暮らし世帯は156世帯となってございます。次に、2番目の質問にお答え申し上げます。成年後見人制度は、認知症、知的障がい、精神障がいなどによって物事を判断する能力が十分でない方について、本人の権利を守る援助者、これは成年後見人等と名称しております、これを選ぶことで本人を法律的に支援する制度でございます。この成年後見人制度を利用するためには裁判所に申し立てを行いますが、この申し立てを行うことができるのは、本人、配偶者、4親等以内の親族などに限られております。ただし、親族に虐待を受けている認知症高齢者、また知的障がい者、精神障がい者等の保護を図るために、親族に申し立てをする意思がないなどの要件を審査した上で市長が申し立てることもできることとなっております。当市といたしましても、平成24年度から成年後見人制度利用支援事業の実施に向け、必要な要綱の整備や予算措置を進めることとしており、これらが整った段階で周知を図ってまいりたいと考えております。市民後見人につきましては、次の質問にお答えを申し上げます。また、先ほどの成年後見人は何人利用かということでございますけれども、今日まで私どもでは掌握しておりません。ゼロ件でございます。次の3番目の市民後見人の関係でございます。市民後見人制度につきましては、介護サービスの基盤強化のため、介護保険法等の一部を改正する法律と老人福祉法の一部改正により、市町村は後見、補佐人及び補助の業務を適正に行うことができる人材の育成等に努めなければならないということとされ、都道府県につきましてはこの実施に関し援助を行うように努めなければならないというふうにされております。平成24年4月1日から施行される制度となって─ 42 ─ございます。市民後見人制度は、今後、親族による成年後見の困難な方が増加すると見込まれ、介護サービス利用契約の支援などを中心に、成年後見の担い手として市民の役割が強まってくると考えられますことから、市町村は地域に根ざした市民後見人を育成し、その活用を図ることによって権利擁護を推進するというものでございます。厚生労働省は、本年度一部市区町村におきまして、この市民後見人推進事業を実施しており、その実施要綱も示されております。市民後見人推進事業は、市民後見人として活動できることを希望する住民を対象に、市民後見人の業務を適正に行うために必要な知識、技能、論理が習得できる内容であるカリキュラムを作成し、研修するものでございます。この研修を希望する地域住民の方々がどれだけ当市に存在するか。また、講師の確保は可能なのか。また、その費用の問題なども見きわめながら、他市町村との共同実施も含め判断をしていくものと考えております。続きまして、4番目のサロンの関係でございます。高齢者サロンは、身近な場所で高齢者の方々が集い、1日を楽しく過ごしていただくことができるのがサロンというものでございます。各地の高齢者サロンの実施場所を見ますと、公民館やお寺、集会所などさまざまな場所で行われております。当市では、11月下旬に上歌地区にプレハブを利用したサロンができました。行政といたしましても、地域の方々が互いに支え合い、助け合う地域づくり、また、そこに参加することでそれぞれの役割を持ち、参加者みずからが生きがいの場、そして介護予防としても高齢者サロンは必要ではないかと考えております。現在進めております地域福祉計画の施策の中にも取り上げることとしております。今後、各町内会単位で地域の皆さんの自発的な自由な発想でできる気軽な交流の場として、地域に高齢者サロンが広がっていくことを期待しておりますので、要望があればサロンの運営方法や各地での実践事業など、情報提供をできる限り行ってまいりたいと考えております。5番目の文珠会館の件でございます。文珠会館は、歌志内市財政健全化計画を推進するため、施設運営を休止し今日に至っております。本施設は、総合集会施設として条例等が整備されておりますので、再活用にする場合にはこの条例に沿った利用に限定されることとなっております。現段階では、施設の必要性や財政面などを考慮すると、再活用は難しいものと考えております。最後になります。旧西小学校は、新耐震基準を満たしていない施設でございますので、利用目的によっては耐震改修工事など安全対策を講じなければならないと推測しております。したがいまして、高齢者の居住施設やサロン等としての活用はふさわしくないものと判断しております。以上でございます。

答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)

私のほうからは大きな2点目、災害対策に女性の視点をという御質問でございます。防災会議については、災害対策基本法によって組織や所掌事務について定められておりますが、さきの震災におきまして、女性被災者のニーズが反映されていない状況が問題視されておりますので、今後の防災対策の推進に当たりましては、報道されております今般の総点検の結果や政府への提言内容について、しっかりと踏まえ取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 3番 湯浅礼子

今、たくさん説明いただきまして、ありがとうございます。歌志内におきましては、認知症の老人というか、認知症の疾患にかかっている方というのはどれぐらいいらっしゃるか押さえていらっしゃいますか。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

ちょっと手元に資料がございませんので、明確には人数は今お答え申し上げられません。

質問 3番 湯浅礼子

おおよその人数でも結構です。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

申しわけございません、おおよそもちょっと、今、資料がございませんのでお答え申し上げられません。

質問 3番 湯浅礼子

人数を押さえていないということなのですが、これも実際に起きたデータがあるのですけれども、認知症の問題でもう本当に悩んでいるということで、あるまちでのことなのですが、77歳の母親と45歳の次男の二人暮らしの家庭で、夕食時に母親が近所を尋ねて息子に閉め出されたと。そして、息子が殴るから怖いと訴えたそうなのですが、そこの近所の人が見ますと顔にもアザはなかったし、手に鍵を持っていたから、いや、これは大丈夫なのだろうなと、そこで問題視しなかったそうでございます。しかし、その後、息子の暴力が始まって、そしてエスカレートして、母親は骨折や脳挫傷の重傷を負い、そしてついに死に至ったという、そういうことが新聞にも載っておりました。認知症は本当に今は大変な問題になっていますので、人数を押さえていなかったというのは、すごく私にとってはちょっと意外なことなのですが、この老人に対しての手当というか、そういうものは窓口を設置して行っているのでしょうか。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

人数ですね、私どもの地域包括支援センターの取扱件数、また、保健予防の住民健診の中での数は、ある程度掌握していると思います。ただし、私どもにはそうやって示される部分以外に、認知症を持っていらっしゃる方は多分にいらっしゃると思います。ただその方々は、私どものほうには、例えばその介護保険の申請だとかいうものがなければ、現状では掴み切れないのが実態でございます。そういう相談が全くないのかというと、そうではなくて、日常の中で、地域包括支援センターの中でも今おっしゃったようなケースはなきにしもあらずということで、承った件については直ちに職員が出向いていって、それなりの対策を講じ措置をするというのが現状でございます。

質問 3番 湯浅礼子

本当に高齢者の問題は、いろいろな問題を含んでおります。特に先ほど説明いただきましたが、後見人制度のことなのですが、歌志内は一番力を入れていかなければならない地域ではないかなというふうに思います。先進地では、小樽市と北後志5町村が協力して小樽北後志成年後見センターが開設されて、24人の市民後見人が誕生して、弁護士さんと連携しながら活動しているというふうにお聞きしています。本当に、この市民後見人は、特に原則として本人の死亡まで続くということで、報酬があっても少額となり、このため知識と倫理観に加えて社会貢献への強い意欲が求められますということで、すごく大変そうなことでございます。─ 44 ─歌志内市としても、本当に高齢化が進んでいますので、どこの地域よりも早くこの部分は取り組んでいただきたいというふうに思いますが、その取り組みについてもう一回お聞きしたいと思います。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

先ほど答弁申し上げましたけれども、平成24年4月1日よりこれらについて進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 3番 湯浅礼子

大体予想として、人数はどれぐらいからスタートしたいと考えているのでしょうか。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

非常に大きな問題で、自発的にこの制度を理解してなっていただく市民後見人の方が、先ほども答弁いたしましたけれども、このまちに実際どのぐらいいらっしゃるのかというのは、全く雲をつかむ段階でございます。それで、やはり市民に声かけをして後見人を募っていただくのですけれども、仮にこれがいらっしゃらなければ市民後見人がいないわけですから、この辺はどうやって後見人を見つけていくかというのも社会福祉協議会とも連携をしながら、より地域に根ざした方が必要となりますので、この辺も踏まえて進めてまいりたいというふうに思っております。

質問 3番 湯浅礼子

ありがとうございました。特にこの老人問題は大切ですので、どこの地域よりも力を入れて取り組んでいただきたいというふうに思います。それと、サロンの件なのですが、歌志内でこのようにいろいろなことをされているということで、この件をやって成果が上がったという、何か事例とかありますでしょうか。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

実際に、先行して先ほど答弁した中には、上歌地区でプレハブを用いたサロンというのが開設されました。これは、今現在進めております地域福祉計画の中で種々論議されておりまして、この段階でいち早く上歌地区がこれに手をかけたということでございます。市内全域にこれが広がっていくべく、この地域福祉計画とあわせながら、これらの活用、また機運も高まっていくように努めてまいりたいというふうに考えております。したがいまして、実例として、上歌がいち早く名のりを上げて始めたということでございます。

質問 3番 湯浅礼子

文珠会館についてなのですが、この答弁をお聞きしますと、再活用する場合はこの条例に沿った利用に限定されることとなりますと、ここの内容をちょっと私、勉強不足でわかりませんので具体的に教えてください。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

文珠会館につきましては総合集会施設という名称でございまして、主に利用できる事業につきまして、生活改善のための研修会、講習会を実施するとか、社会福祉の各種相談等の実施を行う。それから市民の健康相談、指導、予防接種や健診等の実施、児童の図書閲覧、室内体育の実施ということで大きな項目を設けております。

質問 3番 湯浅礼子

今お聞きしますと、何か幾らでも使える、できるような感じがするのですが、財政難が一番の根本で使用しないというふうな部分で私たちはとらえていたのです─ 45 ─が、どうなのでしょうか。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

冒頭申し上げましたけれども、休止に至った経緯は、財政健全化計画を推進するために経費がかかるということで休止をしたということでございます。

質問 3番 湯浅礼子

住民の声としては、本当に経費をかけないで、冬場はいろいろな面で電気代とかいろいろかかりますので、6月ぐらいから10月ぐらいのこの期間だけでも使わせていただいたら、いろいろな形でいろいろな講習だとかいろいろなことができるのにという声が物すごくあります。本当に何とかこれを使えるような状態に持っていきたいなというふうに私自身も思っているのですが、これをクリアするような方法はございませんでしょうか。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

私もあの施設を見て、もったいないなというふうに常日ごろ思っております。ただし、今言いました利用のあり方について、市民の皆様がそういう機運で、例えばこういうサークルをするとか、こういう事業をするとかというのがもっともっと高まっていただければ、当然それに従って私どもも応援をしていかなければなりませんので、いただいた質問の中の部分については非常に参考にしていかなければならないと思っておりますが、ただ、今すぐ開設ということになりますと、水道もすぐ使える状態ではありませんし、ある程度の費用もかかりますし、また、管理人を置かないでといっても、ある程度の費用は用意しておかなければならないわけですから、例えば電気料がかかるという部分も、果たして行政がやっていくのか、また使われる方々がそれを賄っていくのかということも踏まえて、総合的にそういうことを考えていかなければ、再開の部分には今ここではお答え申し上げられませんけれども、そういういろいろなことを踏まえて検討していかなければならないというふうに思っております。

質問 3番 湯浅礼子

文珠会館を閉鎖している間、本当に建物が傷むと思うのですが、そういうデメリットとかも考えても難しいのでしょうか。いろいろな事業をやりたいという声もいっぱい上がっていて、それがクリアされればオーケーでしょうか。それから、サロン的なもので、本当に自分たちが食べる物とかを持ち寄って、お茶も全部持ち寄って、そしてそこの場所を提供していただきたいという場合でもだめでしょうか。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

今いただきましたそういう話をもう少し具体的に詰めていって、この場所がいいのかどうか。例えば、地区に町内会館がございますよね。今、現状、各地区に。というところで対応できないのかという部分もありますし、あえて文珠会館でなければならないという部分、ただもったいないだけということになると、ちょっと二の足を踏んでしまうのですけれども、それらを何をするというようなことをもう少し具体的に詰めて、その結果、文珠会館が妥当ということであれば、それに対して行政も応援をする考えはございます。

質問 3番 湯浅礼子

それでは、具体的に会館が使えるような状況をつくってまいりたいと思います。小さいほうの会館は、すごく古くて狭いですので、何であの中心会館が使えないのかなというのは本当に素朴な疑問でございます。わかりました。それと、先ほど公明党がアンケートをとって女性の声が本当に生かされていないということ─ 46 ─でお願いしたのですけれども、防災に女性が本当に少ないというのはやっぱり市としては必要性を余り考えていなかった部分もあるのでしょうか。

答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)

防災会議については前段触れましたけれども、これについては定められた災害基本法に基づいて、各団体からの集まりですので、その中で、例えば北海道知事は女性ですから、北海道知事は女性でも入っているという立場で、そういうものの視点でお答えしただけで、実際に独自の災害対策については、例えば消防長には言っていませんけれども、女性消防団員が歌志内におられますので、そういう女性消防団員との連携で、歌志内市としての防災対策はどうするのかとか、そういう話し合いはできるのかなと、そういうふうに思っております。また、今、公明党さんのほうで、先ほど陳情の要請をされた内容について、十分その動向を見ながら各会議の3割以上が女性登用ですとか、または、この前近隣でもありましたけれども、女性用の備蓄品についてもきちんと備蓄しなければならないとか、あとはトイレの確保とか、そういうものについても重要な対策として、そういう視点を持って災害対策に取り組まなければならないのかなということは思っておりますので、閉鎖しているわけでございませんので、ただ、それは組織上の問題のお話であって、今後の取り組みについてはどんどん女性の視点については取り入れていきたいというふうには考えております。

質問 3番 湯浅礼子

防災会議は定期的に行われているのか、お伺いしたいと思います。

答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)

防災会議については、その防災基本法の見直しのときについては招集をしますけれども、定期的には、今、歌志内では開催はしておりません。

質問 3番 湯浅礼子

定期的に行われていないと今言われましたので、ちなみにことし1年やった場合、どういうふうな内容で行ったのか、内容をお聞きしたいと思います。防災会議の。

答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)

最近1年間では実施しておりません。

質問 3番 湯浅礼子

とにかく防災についても、また認知症の問題についても、歌志内は少子高齢化、また老人のまちですので、市民の皆様が本当に住みよいまちだなと思えるようなまちづくりをよろしくお願いしたいと思います。きょうはありがとうございました。

出典:歌志内市議会 平成23年第4回定例会 2011年12月14日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる