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歌志内市議会 平成23年第2回定例会 2011年6月23日

(1)地区別避難場所の防災機能について/(2)AED(自動体外式除細動器)について/(3)介護保険サービス/住宅改修について

2011年6月23日、歌志内市議会の一般質問で、湯浅礼子議員が「地区別避難場所の防災機能について」「AED(自動体外式除細動器)について」「介護保険サービス/住宅改修について」について質問し、総務課長 岩﨑雄逸、消防長 西丸強、保健福祉課長 荒岡宏明、建設課長 柴田一孔が答弁しました。

質問者
湯浅礼子 議員
答弁者
総務課長 岩﨑雄逸、消防長 西丸強、保健福祉課長 荒岡宏明、建設課長 柴田一孔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の議事日程ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 3番 湯浅礼子

皆様、大変お待たせいたしました。3番、新人の湯浅礼子でございます。本日の一般質問、件名は3件でございます。初めて質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。1件目、地区別避難場所の防災機能についてです。未曾有の東日本大震災から105日が過ぎようとしております。今も避難所生活で不自由の中、頑張っておられる方、また、家族を失い自分自身が大変な中、負けたらあかんと地域の人々を励まし、献身的に復興に向け頑張っておられる姿に胸の締めつけられる思いでございます。一日も早い復興を祈らずにはおられません。さて、6月5日行われました消防演習に今回出席させていただき、歌志内市民を守るため、消防隊員の皆様が日ごろの訓練の成果を大いに発揮され、規律正しく行動する姿に感銘し、大変さわやかな一日でございました。ありがとうございます。また、話は変わりますが、歌小小学校通信に避難訓練を5月10日に実施された模様が掲載されておりました。校長先生より、歌志内は津波の心配こそないと言えますが、火災や地震が発生したとき速やかに避難できるよう訓練を行っておくことの大切さを感じているとありました。そして、毎回の訓練では、148名の児童が3分弱ほどで訓練を完了できますが、実際に火災や地震が来たときにどのような対処ができるか、普段からの防災に対する備えや意識が大切であるとありました。私も同感であります。まして、歌志内の地域住民におきましては、高齢者も多く、市民の皆様の避難訓練も必要であると感じている昨今であります。ここで、質問をいたします。震災の教訓から、地区別避難場所は地域の皆様の応急的な避難場所ともなる役割を担っておりますので、防災機能の取り組み、また、先ほど説明がありましたが、女鹿議員の質問と重複する部分がありますが、件名のとおり、備蓄についても再度具体的に伺いたいと思います。2件目は、AED(自動体外式除細動器)についてです。山形県村山市におきまして、小学生が応急手当や心肺蘇生法を学ぶ子ども救急士育成プロジェクト事業を2010年度から初め、69人の子ども救急士が誕生したそうでございます。子供たちに命の大切さを理解してもらうとともに、救急救命の知識を子供のときから身につけてもらい、将来大人になったときに役立てて、市民の救命率向上につなげたいというのが事業の目的であります。カリキュラムの内容は、3年生で応急手当ての必要性、人を呼ぼうで30分、5年生で観察の必要性、救急車を呼ぶ、けがの手当て、異物除去法、合計45分、6年生でけが人発見、安全確認、観察要領、助けを呼ぶ、救急車自動体外式除細動器(AED)の要請、心肺蘇生法(AED)の操作で合計で45分とあり、6年生の場合は、AEDの操作は模型を使用して操作法を学習するもので、AEDによる救命活動に児童が実際に当たることはありません。子ども救急士になった一人の児童の声ですが、倒れている人を見つけたときに、大人を呼ん─ 83 ─で何を話したらよいのか、どう手当てをしたらよいのかわかったと、大変に好評でございました。小学生がAEDに取り組み、さらに子供たちが、自分の命が大切であり、他人の痛みもわかる人にとの願いを込めている事業にとても私は感動いたしましたので、ここで取り上げました。ここで質問になりますが、AEDは今回、歌志内の公共施設に8カ所設置されています。過去数年間の使用状況を伺いたいと思います。また、今後さらに設置予定の施設はありますでしょうか。3件目の質問になります。介護保険サービス/住宅改修についてです。介護保険の利用者に、住宅改修費や福祉用具購入費を支給する事業があります。利用者が費用を一たん全額支払いした後に、9割分が後日戻される償還払い制度が、現在、歌志内市ではとられていますが、最初から1割負担分だけを支払う受領委任払い制度のほうが利用者の方には助かると思います。受領委任払い制度導入の考え方について伺いたいと思います。以上、3件質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)

私から、1件目の地区別避難場所の防災機能についてお答え申し上げます。現在、市内25カ所の施設とグラウンドなど10カ所の一時避難場所を指定しておりますが、これらにつきましては、一時的に身を寄せる場所、集合場所とするにとどまっており、防災設備の整備や備蓄は行っておりません。本市の過去の事例では、豪雨による冠水が多く記録されているため、主に水防を目的としており、土のう袋、土木資機材など市役所や消防署などに配置しておりますが、避難者向けには北海道から貸与されている簡易ベッド、簡易トイレ、日赤から提供されている毛布及び生活用品セットなど、多いものでも20程度の用意しかございません。今回の大震災を受け、近隣市町と同様、拠点となる施設を中心に計画的に防災備蓄の整備に着手してまいりたいと考えております。

答弁 消防長 西丸強(消防長は2021年3月まで)

私からは、件名2、AED(自動体外式除細動器)について御答弁申し上げます。①、現在、歌志内の公共施設にAED8カ所が設置されているそうですが、過去数年間の使用状況について。②、今後、設置予定の施設はありますかとのことでありますが、①、②について関連がございますので一括してお答えいたします。現在、当市の公共施設のAED設置箇所につきましては、公民館、歌志内中学校、市役所、神威岳温泉、道の駅、歌志内小学校、市民体育館の7カ所で設置されております。なお、設置の予定につきましては、今年度の設置の予定はございません。また、本年6月20日現在、機器を使用した事例はございません。以上でございます。

答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)

私のほうから問いの3、件名の3、介護保険サービス/住宅─ 84 ─改修についてお答え申し上げます。介護保険制度につきましては償還払いが基本でございまして、受領委任払いの導入については保険者の判断にゆだねられているところでございます。当市が加盟しております空知中部広域連合におきましては、これまで基本どおり償還払いで行ってまいりましたが、昨年、オンブズパーソンを通して連合管内の被保険者の方から全額を支払うことは負担が大きく、このために必要である改修や購入を我慢して、あきらめざるを得ない場合もあるから、初めから1割の支払いでできるようにならないかとの声が上がっておりました。連合管内構成市町では、受領委任払いの導入を前提とした検討を進めてきているところであります。受領委任払いが利用可能な対象者は、介護保険料の滞納がない被保険者全員を対象とし、本年7月までに要綱の素案を作成し、本年10月から受領委任払い制度の導入を開始する予定であります。

質問 3番 湯浅礼子

回答ありがとうございます。1点目なのですけれども、3月22日の道新に備蓄のことが一覧表となって出ました。それで、この3月22日からちょうど3カ月が過ぎているのですが、この一覧表を見て私はもう愕然といたしました。特に歌志内市においては、毛布、歯ブラシなど日用品が20というふうに載っています。そして、さらに内容のところにありまして、全く備蓄がないのは、滝川、芦別、赤平、三笠、深川、砂川の6市、それから美唄、名寄、根室、歌志内、富良野、北斗の6市は非常食はないものの毛布の備蓄はあると、このように載ってずっと問題点が書かれております。特に備蓄がない空知管内の6市については、過去に大変な災害が起きていないということを理由に上げていて、非常食の備えがない12市の多くは、災害時に地元スーパーなどから物資を受ける協定を結んでいるが、歌志内市は独自の協定はなく、道がコンビニエンスストアや飲料メーカーと結ぶ協定に頼るしかない状況だと、このように歌志内のことまできちんと書かれております。今、ここに毛布20とありましたが、何を根拠にこの20というものを設定しているのでしょうか。その根拠についてお聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)

特に根拠はございません。日赤から提供されているのが20セットということで、提供されるまま受け取ったということで、それ以上もなし、不可もなしということで、それで先ほど女鹿議員にも申し上げましたけれども、そういう毛布等に関して、今後、消防庁舎が改修されますので、そこに保管庫ができるということで、災害の拠点が整備されますので、それに従ってこれから内部を協議しますけれども、毛布等の備蓄をしていきたいということでございますので御理解ください。ですから、20セットの根拠というのは特にございません。

答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)

今、答弁をいただきましたが、これは一覧表が新聞に載るということはすごく恥ずかしいことだと思うのですよね。ですから、きちんと手を打ってやっていただきたいなと。市民がこれを見たらちょっと愕然といたしますので、まして今回の東日本大震災においては、こんなことは起きないだろうという設定の中でいろいろな災害が起きて、あの大惨事になったと思います。─ 85 ─先ほど、私、例を挙げましたが、小学校の校長先生も言っておりましたように、備えというのは大事だということでありますので、早急にこの部分は改善をしていただきたいなと、早めに手を打っていただきたいなというのが私の意見でございます。

答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)

万が一のために順次備えをして、安心・安全なまちづくりに努めてまいりたいと考えております。

質問 3番 湯浅礼子

よろしくお願いします。今、質問させていただいた件ですけれども、大規模な災害発生が起きたときに、行政サイドでは先ほどですけれども、職員を各町内会、自治会に担当者を割り振っていますが、いざとなったときに各町内会、自治会と一度も訓練がなされていないと思いますが、意思疎通はスムーズに図られると考えておられますか、お伺いいたします。

答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)

これまでに集中豪雨による災害によって、町内の体制で各地域の担当者が決まっております。それで、こちらのほうの災害本部を立ち上げた瞬間に、すべてその地域の担当者が、まず町内会長さんに連絡をとって、その地域の被害状況を調査するということを集中豪雨のたびに実施してまいりました。それで、この東日本の大震災のように、一つのまちがなくなるといった場合に、果たして大槌町のように、一つの防災センターに全職員がそこにいたら全部亡くなってしまうとかという不安もありますけれども、それ以前に、特に災害に対しては情報というものを、例えば集中豪雨の警防などを逐次、自分たちがどういう段階で準備するかということを常に意識を持って対処していかなければならないというのは、まず雨に対してはそうです。ですけれども、大きな地震については、こちらは津波ではなくて、多分、一気に来るとしたら震度6以上、7ということでどんと来ると思います。そのときの体制をどう構築するか、どういう準備、備えをするかというのが、今後の大きな課題になるのではないのかなと思っております。

質問 3番 湯浅礼子

また角度が違うのですが、先ほど町内の会館ですとかというふうに言われましたが、今回の東日本災害の拠点というか、避難所なったのは学校関係がすごく多かったと思うのです。それで、学校関係の防災というものについても、どの程度なっているかということもお聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)

学校関係について、先ほども申し上げましたけれども、防災設備、または備蓄のものについては今のところは保管しているということはございません。しかしながら、今、小中学校1校ずつですけれども、すべて耐震がオーケーということですので、今後、それらの拠点拠点をどこに配置して、備蓄備品をどこに置くかということも、あわせて計画的に常に設置しておきたいというふうには考えております。

質問 3番 湯浅礼子

ここにデータがあるのですが、学校施設は教育施設のために今回の避難所ではもう大変苦労したという面で、学校にもぜひ避難所の機能を完備するためにということで、ここずっとデータがあります。─ 86 ─何が必要かということで、避難所用の電話やファクスが一番多いのです。それから、テレビ、テレビ配線、ラジオ、それから自家発電設備、冷房、冷暖房設備、洋式トイレ、避難所用の直接給水、それから仮設トイレの照明、シャワー、掲示板ということで、この例の中で私すごく感動したのは、阪神の震災のときにボランティアでバイク隊が現地に飛んでボランティアをやったのです。そのときに、本当に時間を置かないですぐ被災地に入ったのですが、そのときに一番目にしたのは、トイレだったというのです。本当に衛生上は悪いですし、汚物の山々、それを本当に大変だったというお話を聞きました。そのことで取り組んだと思うのですが、震災時に道路交通寸断の影響で、バキュームカーがくみ取り式仮設トイレの排泄物を収集できず、衛生上の問題が生じた経験から、下水道施設に直結した複数のマンホールを設置する災害用トイレシステムを学校施設に導入。災害発生時には、マンホールふたをあければ仮設トイレとして使用できるということで、ここでは整備状況は学校で57カ所、公園3カ所、これの整備のためのコストは1カ所当たり、これは5基分なのですが、約160万円かかったそうです。これにおきましては、財源は一般財源と下水道地震対策研究整備事業、国土交通省から出ているそうなのですよね。ですから、今後、検討されるということですので、学校におきましても大いに力を入れて、いろいろな角度から何があっても大丈夫という、特に歌志内中学校は私が卒業しました母校ですので、あそこはまだきちんとした学校ですので、そこからでもいいから手をつけていただけたら私は安心だなという思いでいっぱいでございますので、よろしくお願いいたします。

答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)

下水道の関係でございますけれども、御答弁させていただきます。下水道につきましは、合流式、分流式というのがございます。合流式というのは、雨水と一緒に河川に直接放流されるものでございます。分流式は浄水場に行きまして、そこで浄化して河川に放流するということでございます。歌志内市、この近郊はそうでございますけれども、分流式でございます。雨水は河川、汚物は石狩川流域下水道浄化センター、そこに行きます。今の直接マンホール投入という場合でございますけれども、いわゆる流す媒体といいますか、水がございませんので、浄化センターも電気で、自家発電はありますけれども電気で動きますので、分流式の場合はちょっと難しい部分があるかなと思いますが、合流式はできるということでございますが、この辺は合流式がございませんので、分流式に対しての新たな技術というのがこれからいろいろ検討をされると思いますので、そういう検討の中で、当市もそのようなことができるかどうか検討をしていきたいと思っております。

質問 3番 湯浅礼子

AEDの関係なのですが、これは例えばですが、往来でAEDを必要とする人が発生したときに、日中の場合は公共施設に置いてありますから利用できると思うのですが、夜間に使用したいと考えた場合の対策はどのようになっておりますでしょうか。一度も使用されたことがないということですが、こういうこともお伺いしておきたいと思います。

答弁 消防長 西丸強(消防長は2021年3月まで)

AEDの設置につきましては、やはり各事業所がおのおのやるものでありまして、夜間の体制のために例えば道路に設置するとか、なかなか難しいのではないのかなと私は思っております。─ 87 ─以上でございます。

質問 3番 湯浅礼子

今の答弁ですと、いざ何かが起きたときには、歌志内市民は本当に不安でどうしようもないと思うのですよね。今まで使用されたことがないとはいうものの、今、心臓の悪い方はたくさん病院に通っております。いざということはこれからもあると思いますので、中身についてはよく検討されて、市民が使いやすいように、それからまた広報等にも具体的にお知らせしていただきたいというのが私の質問でございます。

答弁 消防長 西丸強(消防長は2021年3月まで)

AEDは心肺蘇生法をやることによって効果を発するものでございまして、例えば、倒れてすぐやれば助かるという可能性は十分あるのですが、どこどこにあるから遠いけれども取ってきてくれという場合は、ほとんど効果はないと私は感じております。それで、できれば消防でやっている普通救命講習を受けられて、心肺蘇生法などを学ばれて、その上でのAEDの設置場所を把握されたほうがより効果的だと私は思っております。以上でございます。

質問 3番 湯浅礼子

以上で質問を終わらせていただきます。新人ですので、あっちへ行ったりこっちへ行ったりしてわからない点があったと思いますが、とにかく歌志内市に住んでよかったというお年寄りがたくさんいますので、その市民の皆様の声を裏切らないような、そういう市政を議員として私も取り組んでいきたいなと決意しておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。

出典:歌志内市議会 平成23年第2回定例会 2011年6月23日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる