みんなの議会

浦臼町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月13日

(1)役場職員の副業解禁を/(2)目標を実現するために行政評価による進行管理を

2022年9月13日、浦臼町議会の一般質問で、折坂美鈴議員が「役場職員の副業解禁を」「目標を実現するために行政評価による進行管理を」について質問し、町長 川畑智昭、総務課長 明日見将幸が答弁しました。

質問者
折坂美鈴 議員
答弁者
町長 川畑智昭、総務課長 明日見将幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

町のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 5番 折坂美鈴

令和4年第3回定例会におきまして、町長に2点の質問をいたします。まず、1点目です。役場職員の副業解禁を。役場職員は、地方公務員法の規定により、任命権者、浦臼町の場合、浦臼町長の許可を受けなければ副業をすることができませんが、近年、国や民間の働き方改革が推進され、全国の各自治体でも地域貢献を通じた副業解禁の動きが活発化しています。道内でも鹿部町や新得町は、職員の積極的な地域貢献活動を促進するため取り組みを始めています。今年6月には日高振興局が道の組織としては初めて農漁業関連を主な対象として、人手不足に悩む地域産業の課題解決に向けて取り組みを始めました。一次産業を基幹産業とする地域は、例外なく高齢化と人口減で慢性的な人手不足に陥っています。役場職員がこの問題の解決に一役買っていただくことは、単なる地域貢献にとどまらず、現場でともに汗を流し、労働の大変さや収穫の喜びを経験することで町民との交流が深まりますし、地域の課題を身をもって知ることは、職員としてのキャリア形成にも役立つのではないかと考えます。また、町民との距離が近くなり、町への愛着もより深まって、町民と一緒に地域づくりに取り組むなどの成果も期待できます。以上の理由から、町長にはぜひとも職員の副業解禁に向けてのルール作りに着手していただきたい。

答弁 町長 川畑智昭

折坂議員の1点目、役場職員の副業解禁についてのご質問にお答えいたします。議員のご質問にあるとおり、地方公務員の副業解禁の動きは少しずつ広まってきていると認識しており、空知管内においても沼田町で今年度より開始されています。解禁している自治体は、公益性や公共性が高いもので、地域産業の発展や地域の活性化に寄与する活動など、町や地域への貢献が許可の基準となっているところです。議員のご質問にありますように、農業の現場におきまして、高齢化の進行や人手不足は深刻な問題であると認識しており、これまで先行事例を見ていますと、農業支援ばかりではなくスポーツ指導なども含めた幅広い分野を取り込んでいる市町村もあり、対象とする業務の範囲や農業分野における人材派遣など、民業との関係など、検討すべき事項も多く、他自治体の状況を参考に今後制度化に向けて調査を進めてまいります。

質問 5番 折坂美鈴

農業の現場において、高齢化の進行や人手不足は深刻な問題であると認識しているということですから、ぜひやりたいというお答えが聞けるのかなと思ったんですが、意外に慎重なお答えだったので、ちょっとまた再質問させていただきたいと思っていますが、私の認識としては、農業だろうと思っているんですけれども、答弁の中で農業支援ばかりでなくスポーツ指導なども含め、そういう事例もあるよとおっしゃっています。浦臼町においても、部活動の地域移行の問題などありますので、ああ、こういう方法もあるのかなということは私も気づかされたところでありますが、まず今年に入ってでありますが、職員の副業基準に農業を明記する地方自治体が増えたということを認識していただきたいと思います。日本農業新聞調べでは、年内導入予定を含め3道県と7市町で計10自治体となったそうです。私の調べたところはここまでなんですが、北海道では池田町や様似町も質問以外では確認できました。今までは農業というのは副業先に認められない営利企業に含まれると解釈されてきたそうなんですが、どの自治体も地域の基幹産業を守るということが公務員に求められる地域貢献や公共性に当たるとみなしたということだそうです。鹿部町においては、2019年からホタテ、昆布漁の手伝い、これに限ると明記をされているわけですね。今後、制度化に向けて調査を進めるよと町長もおっしゃってくださったんですが、どこの分野で浦臼町の場合、人手不足しているのか、収穫作業なのか、植えつけ作業なのか、または日々の管理作業なのか、農家側のアンケート調査であったり、職員の意識調査もぜひあわせて行ってほしいなと思いますし、マッチングの方法にしても工夫が必要かもしれません。しかし、職員が机上ではなく、実際に農業の現場で働くということは、地域の課題を間違いなく自分のこととしてとらえるようになると私は思うので、本業である町民福祉の向上のためにどうやったら町民がこの町に住んで幸せを感じてくれるかということを考えるきっかけになるのではないかと、プラスの効果しか思い当たらないのであります。民業の圧迫とか、そういうことも考えられるのかなというお答えでしたが、あくまでも副業でありますから、週8時間以内とか、勤務時間外の土日とか、平日でも3時間以内だよというルールを決めれば、民業についての関係を憂慮することもないかと思いますし、メリットの方が断然大きいと思います。町長におかれましては、前向きにこのことを考えていただけるかどうかということを再質問でお伺いしたいと思います。

答弁 町長 川畑智昭

最後の1点のご質問ということでお聞きすれば、前向きには検討させていただきます。一応、問題点も列挙した上での検討になろうかと思います。先ほど、民業と申し上げましたのは、民間から派遣を受けて年に何日かという形で受け入れているというお話も実際に聞いておりますので、それとの競合というのですか、先ほど週8時間とか言われましたけれど、実際その部分に民間の方を入れられていた場合は、そこに影響を与えるのは間違いないことですし、ただ金額的なものですとか、労働の質の問題ですとかいろいろな部分も聞いてはおりますので、それの一部の支えというのですか、サポートになればという思いもありますので、今おっしゃられたように、メリットはたくさんあろうかと思っております。ただ、余り大きく期待されても困るかなという部分は間違いなくあります。あくまでも本人の意思によって出ていただくという形になりますので、その辺も含めまして、前向きに検討をさせていただきます。

質問 5番 折坂美鈴

具体的にどのようなことを考えているかというような自分の考えだったり、町長はどうお考えですかということを聞きたいんですが、浦臼町の場合、稲作中心ですから、収穫作業は機械が中心に行うところでもあります。また、田植えの時期なども人材派遣を使ってやってらっしゃるところもあるので、その部分に週8時間しか使えない方を入れるということにもならないのかなと思ったりはしますが、町長が今力を入れておられるにんにく、これは大変に手間がかかるというところをこの間、見てきたんですけれども、日々の作業ですね、管理作業もありますけれども、自分で売るところまでやるとすると、本当にいろんな作業が家族内で行われている、とても大変だというところも私もお聞きしていますので、そういうところを担っていただくとか、あと皆さん、田んぼを大変たくさん今作っていらっしゃいます。通い作で作っていらっしゃるところも多く見受けられますが、昔のようにきれいに畦畔の管理、それが行われているように私は見えませんね。やっぱり、皆さん、管理作業というのはだんだん腰も痛めたりなどして、大変なところありますので、そういう部分で筋骨隆々の若手職員が日々手伝ってくれたら助かるのになとか、私は思ったりしました。町長はどの部分で、こういうことを考えてみたいなという思いはありませんか。

答弁 町長 川畑智昭

これからの話になろうかと思います。ただ、一番聞いているのは、やはりもみまきと田植え作業というのが本当に集中的に短期間で終わらせなければならないという意味では、人材不足になって、そこに一番派遣会社から人を入れているという話も聞いております。今回、ちょっと他を調べてみて驚いたんですけれど、先ほど沼田町さんの話をしましたけれど、沼田町さんでは今年の4月から本当にトマトの関係の作業だけに職員が副業として当たってもいいという制度を始めたと、ネットで見たんですけれど、そこまでシンプルに絞るのが適切なのかどうかはちょっとわかりませんけれど、議員が言われたように、日々役場の方が作業に当たってくれればというような、日々というのはちょっとなかなか難しいところだと思います。ですから、具体的にはやはり水稲の春作業の部分というのは一番考えなければならない部分だというのは想定としてはありますけれど、それ以外につきましては一般的な野菜、作付なり収穫作業ということで検討させていただきたいと思います。具体的なのはその稲作の部分です。

質問 5番 折坂美鈴

2点目であります。目標を実現するために行政評価による進行管理を。地方自治法においては、地方公共団体が「最小の経費で最大の効果を挙げる」行政運営を行っていくことを位置づけています。質の高い行政サービスを持続的に提供するために、総合計画では目標を設定しますが、その計画期間は10年間の長期にわたりますから、計画に位置づけた政策目標の実現や実効性を高めるため、社会経済情勢の変化など本町を取り巻く環境の変化を的確にとらえた上で、その進行管理を着実に行わなければなりません。目標を達成するためには、指標で効果を可視化することが重要で、すべての施策、各施策を構成するすべての事務事業について、毎年度の行政評価(KPI指標)によって検証が行われなければならないはずで、ここで事業の改善、見直し、予算などの配分の見直しが適切に行われると思うのですが、浦臼町ではそうなっていますか。また、毎年度の行政評価の結果については公表し、町民への説明責任を果たすことも意思形成過程の見える化のために重要なことだと思います。事業の進捗状況や課題・問題を定期的に確認することは、職員にトップの思いを具現化していくために必要であり、町民と協議しながら環境の変化に合わせて事業を改善していけば町民の理解も得られるでしょう。検証することなしに改善はあり得ないし、コストの削減にもつながらないと思います。これからの総合計画の着実な推進に向けて、行政評価に取り組んでいただきたい。具体的な問題提起として、①総合計画の中でも重要施策だった道の駅再整備計画がいまだに着手に至っていない。この5年間どのように計画が見直されてきたのか、内容が町民にも明らかにされないままであります。5年間を検証し、その上で今後の考え方や具体的な目標の設定を町民に示し、一つ一つ指標をクリアしながら確実に実行してほしいと思います。②空き家を有効活用する構想が町長にはあるようで、今年は調査研究している段階だと思います。中古住宅の取得応援助成金と住宅リフォーム等補助金を活用して、空き家を改修して有効活用する方法も考えられますが、中古住宅の取得応援助成金の条例では、昭和56年6月1日以降に建設されたもので、2親等内の親族が所有していたものはだめだとか細かい条件があります。住宅リフォームについては、町内の業者を使うという条件がありますが、助成金額が少額ならわざわざ町内業者を使わないのではないでしょうか。町内の経済対策として、また、より多くの空き家が利活用されるよう、条例の見直しを図ってはどうでしょうか。

答弁 町長 川畑智昭

折坂議員の2点目のご質問にお答えいたします。はじめに、総合振興計画につきましては、10年間の計画期間を前期と後期に分けて策定しており、現在は令和2年度から令和6年度までの5年間を後期基本計画として実施計画に基づき各種施策を展開しております。基本計画の評価検証につきましては、後期基本計画の策定の際に前期5カ年で掲げた主要施策の達成状況を検証し、計画策定のための基礎資料として活用しております。また、各種個別事業の改善、見直し等については、これまでの実績や事業効果の検証を行い、次年度の予算要求や普通建設事業のヒアリングの際に協議を行っており、効果が得られるよう毎年見直しを行い、事業を実施しておりますので、適切な管理のもと事業を推進していると判断しています。次に、道の駅再整備計画の検証についてのご質問にお答えいたします。1件目の道の駅再整備計画の5年間の検証と今後の考えでございますが、平成29年度に鶴沼公園を中心に鶴沼地区一帯を整備する浦臼町産業観光推進グランドデザイン計画が策定され、翌年の平成30年度からは道の駅を中心とした交流拠点施設建設に向けて検討してまいりました。平成31年度には、道の駅と温泉を一体的に整備することを検討し、事業費の増大が課題となったところでございます。令和2年度では、道の駅と温泉を一体的に整備した場合の合築・分離の建設費をそれぞれ算出し、運営体制についても検討したところでございますが、結果としまして建設コストの削減が課題となったところでございます。令和3年度においては、建設コスト削減とコロナ禍で大きく変化した社会状況を踏まえた交流拠点施設のあり方を検討し、温泉施設については既存温泉施設を利用した大規模改修や木造工法で全施設を建て替えすることで建設コストを削減する検討結果となっているところです。この5年間を検証すると、各年とも建設事業の問題を検討した経過は事業推進に必要な取り組みであったと判断いたしますが、検討結果を広く公表してこなかったことは、これからの課題と考えます。今後につきましては、産業観光推進グランドデザイン計画をもとに施設の運営体制や建設計画などを状況に応じてホームページで情報発信したいと考えております。2件目の住宅取得応援助成事業についてですが、移住や定住を促進する事業として、新築及び中古住宅の取得の支援を行っております。対象要件となっております、昭和56年6月以降の建築につきましては、建築基準法を見直した新耐震基準に適合している建物としており、住居の安全性を確保し、安心して暮らしていただくための要件であります。同様な制度を運用している他の自治体を見ましても、決して過度な制限ではないと考えております。また、2親等以内の親族が所有していた建物につきましては、近親者間の不適正な取引を防止するためでございます。住宅リフォーム等補助事業につきましては、定住促進事業として、例年10件程度のご申請をいただいております。対象要件の中に、町内業者との契約と定めているのは、議員のご指摘のとおり、町内の経済対策を図る効果も見込んだ支援制度でありますが、補助率及び上限額につきましては、近隣市町の状況も調査して検討してまいります。条例の見直しを図ってはどうかとの件につきましては、適切な補助金の支出、運用を図るため、さまざまな条件を設定しておりますことをご理解いただきたいと思います。以上です。

質問 5番 折坂美鈴

この質問を考えた理由ですけれども、今、町と町民の乖離が進んでいるのではないかと感じるわけで、道の駅の問題についてもしかり、昨今では多世代交流施設の問題でもそうですけれど、十分に町民の意見が反映されてきたかというところで、そうなってこなかったのは、今までの事業において、検証がきっちり行われてきていなかったからではないかと考えてきたからでありまして、答弁の中では計画策定段階では5年間の達成度合いをきちんと示しているとおっしゃっていますけれども、5年間の達成度合いではなくて、私が言っているのは、すべての事務事業において、毎年の検証が必要だということを言っているわけで、またその評価についても町民の視点であったり、専門的な知見が必要だということです。それから、持続可能なまちづくりにするためには、見える化というのが重要でありまして、町長も道の駅の問題では検討結果も広く公表しなかったのは課題だとおっしゃっておりますけれども、政策決定の場面においても、検証結果についてもありますが、これはどちらも公表すべきだと考えております。そこが浦臼町には欠けている部分、やっていない部分ではないかなと私は思います。今回の町立診療所建設において、先ほど説明ありましたけれども、基本設計、実施設計前に町民と関係者と計画策定段階において、十分な協議がしたいということで、所管課の強い要望があり、そういう予算化も今回されるようですが、私はこれは評価するわけで、ここの部分を計画作成時点での皆さんとの協議、ここを十分に今までやってこなかったから、多世代交流施設でもこんなにもめているのではないですか。皆さんが納得いくまできちんと町民との話し合いをやった上で、基本設計、実施設計に向かっていかなければ、そこをはしょってしまっては、ずっと尾を引くのではないかなと私は考えています。あと指標を設定するということは、少ない職員の中で大変かと思うんですけれど、みんな工夫してやっているところもありました。KPIだけでは全体が見えないので、今ではKGIといって、目標達成指標というのを設定するところが多いです。もっとわかりやすい指標をやっているところもあって、町民アンケートなどで効果を見える化しているところ、町への愛着度とか信頼度をはかる指標でNPSというものもあったりして、推奨者から批判者を引いた割合ですね、町民がどれだけ自分の町を信頼しているかというのを指数で表すという独自の成果指標を作っているところもありました。町民に支持されれば、職員のモチベーションもアップするし、まずは住んでいる人が満足するような、そういう指標を作りながら進めていくということが大切ではないかなと考えています。質問では具体的に、ちょっと今までずっと事あるごとに言ってきたんですけれども、検証が足りなかったのではないかというところをこの際ですから言わせてください。まず、防犯灯街路灯設置助成規則、これは条例もなかったんですけれど、負担割合について、平成18年から見直されていなかったということを私は大変ショックに思いました。町民の安心・安全な生活を守る観点から、防犯灯の設置、維持管理費用は私は全額町が持つべきという、この持論は変わらないんですけれども、今年度からようやく負担割合が今までの町内会6、町が4という割合から5、5という負担割合になりましたけれども、これね、電気料が年々値上がりしているこの環境の変化ですよ。すぐに町内会の負担はもとに戻ってしまうのではないでしょうかね。やっぱり毎年度行政評価して、指標というのも作りながら、ここを超えたらまた当初の目的から外れるよとして、負担割合とか規則の見直しとか、そういう議論を進めるべきだと思いますし、思い切って条例をつくって、これは街路灯ではなく町民の安心・安全を守るための防犯灯である、それに支援をするという目的を定めれば、全額町が持つのが私は当然ではないかなと、こういう見直しをずっと毎年やってほしいなと。環境が毎年変わっていくわけですから、そこを思いました。また、合併処理浄化槽設置整備事業補助金では、これもずっと続けていますけれど、下水道が引けないところですよね。対象地域の何%が設置することを目標にするかというのを決めてから、達成するためにどうしたらいいのかと考えていけばいい。ただ漠然とやるのではなくて、私は将来的には100%を目指す、下水道以外のところには全員合併処理浄化槽をつけてもらうという目標を持って、将来のためにそういう事業を進めていくという、そういうモチベーションを持つためにも、きちんと目標を作っていけばいいのではないですかね。何%の普及率、そういうところで毎年見直しをするとか。それから、私たちグループがまちづくり活動応援補助金とか個人的に使わせていただいているんですけれども、補助金をいただくまでに提出する書類が多過ぎると感じています。今この補助金を利用して活動する人がもう決まりきった人になってしまっていて、なぜかということを考えてみる必要があるのではないですか。たくさんの人に利用してもらうためには、もうちょっと使いやすい補助金にしようよとか、そう規則を変えていくとか、簡単に補助金がもらえるように。ただ条例を作っただけではなくて、毎年見直しをして、この補助金は使われていないよねというのであれば、使いやすいように変えていくとか、そういう毎年の評価とか町民の意見を交えるとか、そういうことができていないなと私は思うわけであります。それで、道の駅なんですけれども、5年間の検証ということで、今初めて町長のお答えをいただいたわけですけれども、これまで進捗状況というのは全く町民に示されてこなかったんですよね。町民は蚊帳の外だと感じていたのではないでしょうか。町民の理解を得られないまま5年間同じコンサルに6,000万円という委託料を払い続けて、何も成果を上げられなかった。この責任は、やはり町長に、私は問いたいと思っていまして、なぜここまでに行くまでに毎年度の検証を行ってこなかったのかなというところを追求したいです。令和3年もほとんど当初予算どおりの金額が払われました。まちづくり会社として契約したのはグローカルデザインという会社でしたけれども、ここはコンサルを手がけたKITABAが名前を変えただけの会社でした。何も活動した実績もなかった。そして、令和3年にはECサイト開設と運用をこの会社に委託しながらしました。200万円支払って。この会社が売ったのはうらうすサンデーが3セットと乾燥野菜が1個のみでした。こういう会社に6,000万円とか、また200万円とかをぽんぽんぽんぽん出すわけで、この関係は断ち切るべきではないかと、ここをちょっと町長に判断を迫りたいと思いますけれども、まちづくり会社の件は私は議会でも問いただしたんですけれども、何も答えていただけなかった。これは町が内密に進めたのではないかと疑わざるを得ない。議会、町民、関係者への報告は一切なかった。なぜオープンにしなかったのでしょうか。今後の道の駅のところで報告ありましたけれども、まだこの会社がアクティビティー部門を担いたいと書いてあったんですけれども、私はこれは考え直してほしいと思っています。関係を整理すべきときではないでしょうか。ここでの町長判断を伺いたいと思います。道の駅についてはそこを伺いたいです。あと住宅リフォームの件ですけれども、私は中古住宅を50万円で取得して、住宅リフォーム30万円使えば80万円もらえるからと思ってきたんですけれど、そういう使い方が今までできたのかなというところを1点伺いたいんですけれど、そういう使い方をしているところがありますか。何かいろんな条件が引っかかってきて、なかなか使えていないというところがあるのではないかなと思うんですけれども、ちょっとそこを確認したいので、事例はありますか。あとは、古い昭和56年以前の建築のものだと、この取得補助金はもらえないんですよね、中古住宅の。石蔵倉庫を取得して改築して、リノベーションして何かに使いたいなと思っても、この50万円は当たらないとかということになってくるのではないでしょうかね。古い物件ほどいろいろ改築するのにお金がかかる部分で、補助金をもらいたいと思う人はいっぱいいると思うんですけれどもね。そのあたりの確認の再質問をしたいと思います。

答弁 町長 川畑智昭

少し質問としてわかりづらい部分もありましたので、お答えできるかどうか指摘していただきたいと思いますけれど、町と町民の乖離があったのではないかという前段でのお話です。ご答弁をさせていただきましたけれど、検討結果につきまして、逐次細かく流してこなかったのは事実でありますし、そこは反省するべきだと思っております。今後につきましては、答弁したように、ネット等を使って、逐次流すようにしていきたいと思っておりますし、懇談会の場でもお話はさせていただきたいと思っております。町立診療所の件につきましても評価するということでお話をいただきましたけれど、多世代はそうはなっていなかったというお話なんですけれど、多世代につきましても検討委員会というのを立ち上げた経過を踏んでの今の進めに。回数の話であるなら、それはそれでお聞きしますけれど、組織自体は立ち上げて検討したという経過はございます。あと評価の方法というのですか、指標を作っての事業の進め方をした方がより具体的に進むというお話でしたけれど、現在につきましてはKPIのみで進めておりますので、他の先進事例も参考にしながら、うちに適応した形での進め方をさせていただきたいと思います。他の補助事業についても回答するということでよろしいでしょうか。防犯灯の関係ですとか。これは過去に何度かお話をいただきまして、1割だけですけれど住民の負担を軽減させていただいたところでございます。かなりの期間、条例改正が行われていないということで、実態に見合っていないのではないかというところですけれど、大きな事案としては、街灯がLED化されたことによって、負担金が大きく下がったということをきっかけに、現状になったかと思っております。それ以降、大きな変化はなく、電気代が現在のような状況になっているということで、ご負担はかさんできているというのが現状だとは思っております。今すぐというお話にはなりませんけれど、ますます戸数が減っていく中で負担感が強まっているということは認識しておりますので、100%というのはなかなか難しい話だと思っておりますけれど、検討課題とさせていただきたいと思います。合併処理浄化槽につきましても、このような形で指示をして調査をさせたいと思います。まちづくりの補助金につきましては、補助事業全般に対するご意見かと思いますけれど、今の時点でこれが多い、あれが少ないということが見えておりませんので、お答えしかねますけれど、まちづくりの補助金の担当に指示を出して、改善の余地があるかどうかを調査させたいと思います。道の駅につきましては、まちづくり会社の件で種々ご意見をいただいたところです。なぜオープンにしてこなかったのかということですが、この件につきましてはオープンといいますか、報告書の中ではまちづくり会社というのを立ち上げて運営に当たるというのが構想の中には示されておりましたので、町民に示したかどうかは別の話になりますけれど、対外的に示してこなかったということではないかと思っております。ただ、ハードの検討に、どちらかというと集中しておりまして、ソフトにつきましては、なかなか手がかかっていなかったという部分もありまして、具体的にお示しできるような形に至っていなかったというのが現状でございます。ようやくこの前の説明の段階で、少し、こういう形で進めようとしていたというお話をさせていただいたところでございます。ですから、具体的に説明できるような中身に至っていないということで、オープンにしてこなかったというのはご指摘のとおりかと思っております。住宅リフォームにつきましては、先ほども申し上げましたように、よそに比べて特に厳しいというものではありません。折坂議員が他の町を調べられたかどうかはわかりませんが、他と比べて特に過度なものではないと認識しております。どうしても地元に発注する場合と他の町に発注する場合との差額が、現実的にあるということは、以前から聞いておりますので、条件というよりも、その金額的な見直しですとか、その辺から検討をさせていただきたいと思います。

答弁 総務課長 明日見将幸(総務課長は2024年3月まで)

折坂議員の住宅の質問にお答えいたします。リフォームで30万円、中古住宅50万円であるかということにつきましては、事例はございません。二つ目の石蔵倉庫の件だと思うんですけれども、これにつきましては住宅ではないので対象にはならないかと思います。以上でございます。

再々質問 5番 折坂美鈴

再々質問の前に、コンサルとの関係を絶つかどうかというところのお答えをいただいてないんですけど。道の駅の部分でコンサルとの関係を見直すべきではないかという意見を言いました。その判断をお伺いしたんです。

答弁 町長 川畑智昭

この場で、絶つかどうかという判断はなかなかお答えしづらいところではあります。これまで4年間にわたって、構想の立ち上げにご協力していただいたところでありますし、今後進んでいくにしても、あれを最低限のベースにしていこうと考えておりますので、関わり方については検討させていただきますが、完全に断つということはこの場ではお答えをしかねます。

再々質問 5番 折坂美鈴

再々質問では、今後のことを伺っていきたいと思います。道の駅の件なんですけれども、このたび議会に説明していただいたところなんですけれども、官民連携手法に切り替えるという説明が議会にあったんですけれども、そう切り替えたのであれば、町民に経過を説明すべきであると思っています。だから、この設計に着手以前から現出店者、それから今まで関わってきた検討委員の方々とか、意欲ある若者とか、そういう方々を集めて協議を今進めるべきではないかなと。例えば、新しいテナントを誰が担えるのかとか、今やっている人はこのまま何年後になるけれども事業は継承していけるのかというのは、もう確かめていかなければいけないし、本町だけで魅力ある物品加工品をそろえることは無理と説明されましたけれども、他市町からもそういうものを導入するよと。町外の事業者の誘致も考えているよと、そういうことをきちんと今のうちに話し合いを続けることが必要です。それから、米、メロン、ワイン、ジビエ、素材はそろっているということもおっしゃっていましたけれども、これらをブランド化していかないと町として活用はできないと思うんですけれど、ただ素材がそろっていたって、またブランド化していただきたいし、食にどう生かしていくかということを協議するとか、協議することはいっぱいあるなと考えています。また、民間事業者が興味を示してくれるかどうかは、職員のプレゼン能力にかかっていないですか。その能力向上のための研修を受けさせるとか、また民間事業者が浦臼町に興味を示さなかったら、浦臼町の道の駅にですね、どういった規模のものを建てられるのかとか、プランBの考え方もこれからは考えていかなければいけないのではないかと思うんです。今まで本当に町民を蚊帳の外にしてきた、この点は反省して、事業の進捗状況を全部見える化することが必要と考えるならば、今みんなで考えたいろいろな事業提案を民間事業者とヒアリングするんですよね、これから。どういう民間事業者が興味を持ってくれるかわからないけれど、それをヒアリングするときにみんなで考えた案を、こういうのはどうだとプレゼンしていくと。役場だけで決めるのではなくて、みんなの考えというものをまとめて、強みとしてそういうヒアリングをしていただけないかな、プレゼンしていただけないかな、そういうことを考えるわけであります。道の駅の今後、官民連携手法に切り替えた、そのことをきちんと町民に知らせ、協議を続けていくということをやってほしいと思いますが、この部分についてのお答えをまずいただきたいと思います。それから、住宅取得の件では、何かうまい補助金の使い方ができない。せっかく中古住宅を取得しただけで50万円もらえるのに、これに住宅リフォームもらえば80万円になるではないかとお話ししても、そういうのを利用したことないんですね、皆さん。今回、中古の住宅を取得したかったんだけれども、2親等のものだったとかいろいろ条件があって、若者の世帯でありながら、一銭もその補助金がもらえなかったという事例が発生したわけで。でも例えば2親等の人からもらえるものだとしても、そこを改築するのであれば、中古住宅を取得の補助金をもらえるようにするとか、何か組み合わせでうまく使える形に、うまく言えませんけれども、若者の住宅だったら100万円もらえるんですよね。中古住宅を取得したら50万円にプラス25万円がプラスされるし、25万円の商品券が当たる。なのに、条件が合わなかったら、これが若者世帯であっても一つももらえないという事例があったんです。もう少し考えてもらって、リフォームしやすいというか、中古住宅を取得した上でもっとリフォームしていきたいという、そういうものに補助金が当たるような工夫。すいません、うまく言えませんけれども、何かそういうものに変えていただけないかなと考えました。石蔵倉庫に、住宅でないからこれは対象でないんですか。石蔵倉庫を取得したいなと思っても、何も補助金は当たらないということですか。その辺とか、わかる範囲でお願いします。

答弁 町長 川畑智昭

お答えする前ですけれど、石蔵倉庫を住まいにしようとしたということですか。そういう方が実際に。

再々質問 5番 折坂美鈴

いえいえ。

答弁 町長 川畑智昭

そういう場合はということですか。道の駅の1点目についてですけれど、町民との協議といいますか、声を十分に取り入れて、どういう方向性でいくのかという部分を含めて、話し合いというか、そういう機会を設けてはどうかということで、最初のころは検討委員なり協議会を立ち上げまして、そのような形で進んでいたのが、3年間だったかとは思いますけれど、ここ数年はそういう形をとってこなかったのが事実でございます。根本的なハードの取り扱いをどうするかというところで終始しておりまして、なかなか町民の方のご意見を聞くような機会を設けてこなかったのが事実でございます。今後につきましては、先ほどからおっしゃられているように、官民連携という手法を取り入れた中で負担の軽減等も図りながら事業を進めていきたいと考えております。そのための第一弾が今年中にヒアリング等が設定されているところですが、そこに何社の方が来ていただけるか、今のところは全く未定となっております。今、お話しできるのは、民間の方の力を入れて進めていきたいということにつきましては、町民の方にもお話しする機会を設けていきたいと考えており、今後何社かの方が来られて少し具体的になったら、先ほども申し上げましたように、何らかの形での周知には努めていきたいと思いますし、進捗によっておっしゃられたような形をとっていきたいと考えています。

答弁 総務課長 明日見将幸(総務課長は2024年3月まで)

条例で、浦臼町定住促進住宅取得応援条例というものがございます。2条の定義で、住宅となってございますので、先ほど議員から質問がありました内容(石蔵倉庫の取得)につきましては、住宅がメインとなっており対象外となってございますので、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 川畑智昭

先ほど、住宅としてではなくて、店舗としてというようなお話をされたかと思うんですけれど、そういう場合につきましては、中小企業振興条例で2分の1、500万円までという補助金の活用ができることにはなろうかと思いますので、少し幅を広げて考えていただければよろしいかと思います。

出典:浦臼町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月13日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる