みんなの議会

浦臼町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月12日

産業おこしで町に活性化を

2018年9月12日、浦臼町議会の一般質問で、野崎敬恭議員が「産業おこしで町に活性化を」について質問し、町長 斉藤純雄が答弁しました。

質問者
野崎敬恭 議員
答弁者
町長 斉藤純雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 1番 野崎敬恭

第3回定例会におきまして、議長のお許しが出ましたので、一般質問をさせていただきます。まずは、6日深夜に起きました北海道胆振東部地震の大規模な地震において、不幸にも41名に及ぶ道民の方が亡くなられ、多数の負傷者の方及び甚大な震災被害に遭われた方々に衷心よりお見舞いを申し上げますとともに、一刻も早く日常生活を取り戻すことをお祈り申し上げます。続きまして、一般質問に入らせていただきます。きょうの題目としては、産業興しで町に活性化をと題して、町長に質問をするものでございます。私たちの町は、純農村でありますが、近隣市町村との地理的条件が便利過ぎる利点とそのために農業以外の産業が育ちづらい、そういう弱点があります。商業をなりわいとする者にとって、人口減少は最大の問題であり、当然放置できる問題ではないのではないかと思っている次第でございます。コンビニ一つとっても、労働者雇用の問題にぶつかっております。この状況を変えなければならないのは、町長も理解していると思います。また、地域おこし協力隊の隊員には、浦臼町が事業を興し、そこを活動拠点として定着していただくことで産業構造を変えることは必要なことではないかと考えております。これからは多彩な事業を一つずつ積み上げ、この町の衰退を防ぐには必要なことと思えるが、以下の問題を町長はどのように考えるかお聞きしたいと思います。まず、①町の労働人口が少なく、コンビニエンスストアを出店しても、従業員の募集、雇用が大変と聞くが、労働力を確保する対策はいかがか。2番、地域おこし協力隊員の定着を図るための施策、産業興しの考えはあるのかお聞かせいただきたい。以上でございます。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

野崎議員のご質問にお答えをいたします。議員ご指摘のとおり、人口減少が日本じゅうで加速度的に進んでいる状況にあり、本町の人口も8月1日現在1,860人となっております。2045年には、道内すべての町において現在の5割程度まで減少することが国立社会保障人口問題研究所により示されており、危機意識を強く持つところであります。本町では、高校を卒業すると町外に就職するか大学に進学かで、ほぼすべての若者が町を出て行き、若い働き手がいない現状は、都市部よりも深刻な問題であり、有効な対策も見い出せなく、何とかしたいという思いは強くありますが、非常に難しい問題と感じているところであります。コンビニが進出してきた場合のご質問ですが、夜間営業など営業時間の問題もあって、従業員の確保は厳しいと思われますが、行政としてできることは、説明会の会場の提供や働き手募集のチラシを広報に入れて配るなど、そういったことは可能かと思っております。また、地域おこし協力隊については、現在3名の協力隊員がそれぞれの特技を生かし、まちづくりの一端を担っていただいておりますが、基本は3カ年の期間です。人材の確保の観点から、本町に残って何か働いてもらえるならば、行政としても最大限応援をしていき、本町に新たな風が吹くことも期待をするところであります。

質問 1番 野崎敬恭

我が町の人口減少がここまで進んでしまうと、例えば先ほど言ったコンビニ一つとっても、雇用環境の悪化でフランチャイズの本部がよしとしても、オーナーさんが二の足を踏んでいるのではないか、あとアルバイト、オーナー含めても一つのコンビニに対し17人前後の雇用が必要となるところであります。今の浦臼町にとって大変な労働力になると思っております。この点に対して、町長はいかがと考え、また何か策はあるのかお聞きしたいと今答弁にも出てきたことではありますが、さらに農業も大型化してきております。大型農業経営者に後継者も見受けられない農家もございます。過去に質問をしておりますけれど、産業の多様化、それから小規模な農業を数をふやす、それから新規就農者の参入の仕方など町が手をかさないと難しい解決しなければならない問題が山積だと思っております。早急になすことは産業興し、小規模産業の創出、そのように思うけれど、町長の認識はいかがでしょうか。お伺いしたいと思います。町長、答弁お願いします。それと地域おこし協力隊の諸君も盛んに人となじもうと頑張ってきている隊員もおります。協力隊員の任期もいつまでもあるわけでないので、限られた時間の中で隊員は移住、定住の地を、さらに起業を目指す隊員もいると思うわけですけれど、浦臼町の町に、移住、定住できるのか、それを含めて隊員も活動しております。結婚、子育てをしながら、浦臼町に住み続けることのできるような新たな産業を町も含めて隊員との間で協議はできているのか。現在は国が給与等を出してくれているが、その後は浦臼町の役割になっていくのではないか。浦臼町に来た隊員にこの仕事で浦臼町に骨を埋めてくれと言えるだけの仕事と隊員の考えがマッチングするだけの協議はしているのかお聞きしたいと思います。他町村も着々と移住、定住、起業につながるような業務、産業の創出策の効果が出始めているような町もあると聞きます。まずは、定住するためのお勧めして起業できる産業があるのか、つくるのか、その点も町長にお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。以上でございます。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

労働力の問題ですけれども、うちの町だけが減っているということであれば、ほかの町に対抗して、よい施策をしながら何とかうちの町に来てもらうということも考えられるのですけれども、北海道全部日本全国が減り続けている中で、これといった歯どめ策というか、そういうことがないのが現状であります。今回、中長期的な視点では、こども園を開設しながら、そういった環境をよくして、行く行く子供たちの数がふえれば、人口減少に少しでも効果があるのかなという思いで建設したわけでありますけれども、短期的に目の前の労働者をどう増やすかという部分について、本当にこれといったものがないというのが本音であります。いろんな人からの意見を聞きながら、いろんなことをチャレンジをしたいという思いは常々持っておりますけれども、非常に難しいのかなという思いはあります。それから、今農業の小規模化というお話がありましたけれども、今の流れはスマート農業一つをとっても、規模拡大化の農業がこれからの海外からの農業との戦う競争力になっていくという、これは国の進めた農業であります。これを小規模化に持っていくというのは非常に難しいのかなと思っております。また、地域おこし協力隊、きのうも赤平市の観光協会で採用になったという新聞がありましたけれども、そういった意味で町のいろいろなところに就職して残ってもらうと、そして今やっている特技を生かして、さらに町のPRを拡大をしていってほしいという思いはあります。ただ、町が何か産業を興してそこにという考えは今のところ持っておりませんけれども、本人の地域おこし協力隊といろいろ議論をしながら、できるだけいい人材は町に残ってほしいなという思いはありますので、その点は今後も協議をしたいと思います。以上です。

質問 1番 野崎敬恭

私、この手の質問をすると、返ってくる言葉が同じかな、もうちょっと内容をかみ砕いて、この町にとって本当にこのまま水稲農家をメーンとした農業でいいのでしょうか。そこら辺、やっぱり町長に考えていただきたい。また、町長ならどこへ行っても恥ずかしくもなく、言いたいことを言えるタイプの町長ですから、営業をかけながら、各省庁へ行って、この仕事をくれ、あの仕事をくれと言えるのではないかと思って、僕は期待しておるわけです。だから、このままで本当に農業を基盤とした町でいいのか、さらに今国が出してくれている協力隊員、これ3年間で本当に移住、定住して、子育てしたり起業したりできるのでしょうか。そこら辺を本当に真剣になって、行政は考えなければいけないのではないでしょうか。本当に、お店一つ来られないような町、これで町長、よしとされたら本当に困ります。私事になりますけれど、移住してきた方ですから、ここで骨を埋めようと、その腹でやっておりますけれど、だけどここまで人口を減らしてしまったら、何か策がなく、本当に無策かなと、そのように考える次第でございます。ほかの町みたいに何千人も何万人もいる町でしたら、これは1割ふやすといったら大変なことなのですよ。浦臼町で1割、2割ふやそうと思ったら、この人口規模からいったらそんなに難しいことではないのではないでしょうか。もうちょっと私たち議員も含めてですけれど、一人一人真剣になって、ここに流出を防ぐ、それから移住、定住策を真剣に考える、それから企業化、小さくても別な産業を取り入れるということを本当に考えなかったら、今大型農業をやっていても、お嫁さんがいない、それから後継者がいないと。大型農業も廃業していくような社会ですので、そこら辺は真剣に考えていただきたいと、そのように思い、またチャンスがあればこの問題は町長にまたぶつけていきたいと思いますけれど、ぜひそれまでに町長も何か新しいアイデアがあったら、ぜひ上げて実行していただきたいと思います。以上です。ありがとうございます。最後に、町長の決意をお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

議員と同じ思いであるというのは、議員さんもいろいろわかっていただけているかと思いますので、今後いろんな機会でそういう話をしていきたいと思います。ただ、産業として雇用が十分確保される、そういう産業づくりというのはなかなかアイデアとかそういうものだけでは確立はしないのかなという部分もありますので、これからも協議させていただきたいと思います。

出典:浦臼町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月12日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる