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美唄市議会 令和8年第2回定例会 2026年6月22日

(1)公務員論理と法令遵守について/(2)中心市街地活性化等について

2026年6月22日、美唄市議会の一般質問で、吉岡建二郎議員が「公務員論理と法令遵守について」「中心市街地活性化等について」について質問し、市長 桜井恒が答弁しました。

質問者
吉岡建二郎 議員
答弁者
市長 桜井恒

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 吉岡建二郎

2026年第2回定例会において大綱2点について市長に質問します。大綱の1点目、公務員倫理と法令遵守についてです。ここのところ本市では、いわゆるコンプライアンス違反が多発しています。車検切れ公用車の公務使用や今定例会の一般質問でも同僚議員から質問のあった元職員による背任事件と続き、3月には、それらを受けて、職員倫理条例を制定したところですが、5月になってまた新たなコンプライアンス違反と言える事例が明らかになっています。ゆゆしき事態だと考えます。公務員倫理と法令遵守について、さらに深く見直していかなければならないという観点から質問します。一つ目に、恵祥園での虐待についてです。この件については、同僚議員から何件も質問がありましたが、大変重要で重大な事態であると考えますので、事実関係の確認を私からもさせていただきたいと考えています。報道等で見る限りでは、刑事事件となり得るような事案なのではないかと考えられるところがあると思うのですが、現状本市として、その点について、どのように把握をされているのか、お答えください。また、本件に関連してのものだと考えますが、今年2月2日に、本市ホームページ上に、施設内虐待防止のための指針についてという内容が掲載されました。この指針ですが、これはどのような経緯で整備をされたものなのか。また、この指針以前には施設内での虐待に対して、何らかの対応はなされていたのかということを伺います。公務員倫理と法令遵守に関して、二つ目に、職員の懲戒処分について伺います。こちらも同僚議員から一定程度の質問がありました。その際に当該のですね、懲戒処分を受けた職員について、どのような規定や手続に基づいて処分内容が決定されたかなどは、その答弁から理解をいたしました。その中で、本年の6月9日付けでですね、市立美唄病院看護師の懲戒処分が、これもホームページでも確認できますが、実際出されていることを確認しています。この非違行為というんですかね、そのための懲戒処分であり、器物損壊罪の容疑により捜査機関に逮捕され、その後略式起訴による罰金刑の略式命令を受けた者、このように、懲戒処分の中身には書かれています。こういった形になっておりますが、今回のこの懲戒処分に至った事件について、その事件の詳細あらましですね、市としてはどのように把握をされているのか、どこまで把握をされているのか伺います。大綱の2点目、中心市街地活性化等についてです。買物難民対策について伺います。これまでも一般質問ですとか、委員会での質問の場で継続して、この買物難民対策については、議論をさせていただいてきています。このたびですね、またこの買物難民対策について、大きく影響することが間違いないだろうという状況変化が起こっています。本年8月末に駅東の商業施設が閉店となるとのことです。同僚議員からですね、この件も質問ありましたけれども、この件に関しては3月末の中心市街地西側のスーパーの撤退に続いて、市民の生活に多大な影響を及ぼすことは間違いないことだと私も認識しておりますし、市長も先ほどですね、午前中の答弁でそのようにおっしゃっていたものと認識をしています。市としてはですね、この8月末の駅東のスーパーの閉店について、これまでどのように把握をされてきていて、また、どのように対応をされてきてこれから進めていくのか、この点について伺います。また、この8月末での閉店ということですから、それによって市内から3月末ですね、そして8月末、半年に満たない期間の間で、2店舗のスーパーがなくなっていくこととなります。特にですね、免許返納等の事情などで、車での移動がご自身でできないという方。非常に歩いて行ける距離からスーパーがなくなるという場合が発生してきますので、いわゆるこのメインの議題とさせていただきます、買物難民にまさになりかねない事態が大きく広がっていくこととなるのではないかと考えてます。これまでも本市の買物難民対策ということで質問、意見をさせていただいてきましたけれども、更なるですね、対策が必要となっていくのではないか。これまでですと移動販売や宅配を利用していただく、その前ですとね、西側のスーパーに対してはバスを運行する補助を行ってきてましたけど、それとは一線を画すような形での何かしらの対策ですね、必要となると私は考えるんですが、現状を受けて、どのような対策を講じていくように、今検討などされているのかということを伺います。以上についてお答えをよろしくお願いします。

答弁 市長 桜井恒

恵祥園での虐待についてでありますが、本案件につきましては、高齢者虐待防止法の趣旨に照らしましても、被害を受けられた方の尊厳やプライバシーを守ることは極めて重要であり、市といたしましては何より、ご本人及びご家族の意思を尊重すべきものと考えております。そのため法令上必要とされる報告や対応は責任を持って行ってまいりますが、個人が特定され得る情報や当事者の意思に反する形での詳細な内容の公表、あるいは改めての報告につきましては、差し控えたいと考えております。市といたしましては被害を受けられた方やご家族の心情を第一に考えながら対応したものであり、今後も個人の権利利益の保護を基本として対応してまいります。次に、施設内虐待防止のための指針についてでありますが、当該指針は、北海道による監査において、未整備であるとの指摘を受けたことから、令和8年2月2日付けで整備したところであります。また、指針整備前におきましても、高齢者虐待防止マニュアル及び美唄市恵風園及び恵祥園施設内虐待対策検討委員会設置要綱に基づき、虐待防止に向けた取組を実施してきたところであります。これまでも、虐待防止に向けた取組を実施してまいりましたが、今後は整備した指針に基づき、より一層の再発防止及び職員教育の徹底に努めてまいります。市立美唄病院看護師の逮捕、罰金刑についてでありますが、初めに、事件概要についてでありますが、市立美唄病院勤務の男性職員が、本年5月上旬、私生活において器物損壊事件を起こし、6月1日付で、司法による略式命令、罰金刑を受けたものであります。事件把握の経過につきましては、逮捕された当日に当該職員の家族により、所属長へ連絡があったところであります。また、同日中に、北海道札幌方面岩見沢警察署から事件について照会があったところであります。また本件につきましては、被害者の保護及び二次被害の防止の観点から、報道機関等への発表におきましても、個人の特定や事案の背景にわたる詳細な情報の公表は差し控えているところであり、議会におかれましても、ご理解を賜りたいと存じ上げます。次に、買物難民対策についてでありますが、本年8月末に、駅東側のスーパーが営業を終了する見通しとなったことにつきましては、市民の暮らしに大きな影響を及ぼすものであると受け止めております。市では、報道直後から状況把握に努め、新たな地権者に対し、複数回にわたり、これまでの経緯や今後の方針、方向性について、照会しておりますが、現段階では、新規出店を含め、具体的にお示しできる計画はないとの回答を得ております。日常の買物環境は、市民生活を支える基盤であり、その確保は行政として大変大きな課題であると認識しております。このため市といたしましては、当該事業者に対し、本市の買物環境への課題や市民の不安感の助長さらには商業施設がもたらす地域経済の重要性について説明し、できるだけ早期に今後の方針を示していただけるよう、粘り強く働き掛けを続けてまいります。次に、更なる買物難民対策を講じる必要性につきましては、本市では、買物をはじめとする日常の移動手段を確保するため、AIデマンドバスの運行に取り組んでいるところであります。しかしながら、自らの移動が困難な高齢者などにとりましては、こうした公共交通に加え、民間事業者が提供する移動販売や宅配サービスも、日常生活を維持する上で欠かすことのできない重要な生活基盤であると認識しており、その必要性は、お一人おひとりの生活状況に応じて大きく異なるものと受け止めております。また、社会福祉法人渓仁会コミュニティホームびばいにおきましては、この夏から買物が困難であると認める美唄市内にお住まいの65歳以上の方などを対象に、月2回、事前申込みにより決定された方へ買物支援サービスを開始されると伺っており、共助による買物支援も加わり、対策強化が期待できるものと考えております。市といたしましては、今後におきましても、AIデマンドバスの利便性向上による移動手段の確保に加え、民間事業者との連携強化を図るなど、多角的な視点から買物環境の維持に向けた必要な施策を行ってまいります。以上でございます。

再質問 6番 吉岡建二郎

再質問いたします。公務員倫理と法令遵守についてのところです。まずは、恵祥園での虐待についてですね、こちらについて、再度伺います。本件については、本市からの市民周知、現状、今定例会での各同僚議員、そして私への一般質問への答弁でしか行われていないという状況だと私は認識をしています。報道ではありましたけれど、市からというふうな形で行われているものはそれのみなのかなと。我々議会もですね、報道によって初めてこの虐待という事案を知ったところです。市長答弁において、個人のプライバシーに配慮し何よりも被害を受けられた方及びご家族の意思を尊重すべきものだと考えてのものだとおっしゃるとおり、そのことについては理解をいたします。一方で、今回の一般質問の答弁において、市長の答弁ですね、明らかにすることが可能であった内容については、新聞等報道が出る前の段階で、例えば、定例会もありましたし、臨時会もありましたから、議会のそれこそ一般質問の最初の場でありましたけれどね、市政報告などの形をとって、市民に向けて、議会を通して説明を行うことは可能だったのではないかなと思うところがあります。プライバシーの配慮と、透明性、そのバランスを取るということは、困難だった、できなかったということでしょうか。この点について市長の考えをお答えください。また本件以外でですね、この今お答えいただいたもの以外で、この当該施設で同様、又は類似するような事案というもの、現在、その事案の発生、把握されているのかをあわせて伺います。続いて、この倫理と法令遵守についてのところのもう1点となりますけれど、冒頭に述べましたとおり、本年3月には美唄市職員倫理条例を制定、そして、条例を運用していこうという中で、またこのように不祥事というものが続いている現状があります。このような状況ですね、改善がなかなかされていかない、続いていくということが更にあれば、ただでさえ今本市への信用というものかなり落ちている状況かと思います。更に失墜していく一方になってしまう、そういう懸念があります。この美唄市職員倫理条例制定の際の公務員倫理の基本と指針についてというものの中でですね、公務員倫理とは法令遵守のみならず、公務員が一般的な社会機関やマナーを守ることを含んだ全体の奉仕者として、社会一般から期待されている行動規範とされています。そして法令遵守については、法令遵守とは、一般的にコンプライアンスという言葉で表現され、近年、民間企業や行政機関などでも盛んに使われており、法令やルールに規定されていることに従って、これを確実に守るということを意味します。法令遵守の意識を持つことは、公務員として当然のことであり、仕事をする上での基本となりますと、このようにですね、書かれているんです。本当にこの美唄市職員倫理条例を読めば、こういったことが起きないようにっていうふうなことで、この条例を制定したというのはよく分かるんですね。また、この公務員倫理に関しては、公務員倫理を確立するためには、常に職場で意識醸成、知識習得、行動促進の三つのサイクルを回すことが大切とされています。これが、先ほどの公務員倫理の基本と指針についての中で、かなり最初の部分、大事なものなんだなというところで触れられているんです。是非ですね、本市の信用、何としても回復させていくために、改めて、市立美唄病院職員、また恵祥園職員のみならず、市の全職員に公務員としての倫理や法令遵守など、このコンプライアンスの徹底が必要であると。この意識の醸成、そして知識習得、行動促進ですね、この三つのサイクルを回すために、是非市長がリーダーシップを執って進めていっていただきたいと考えるんですが、市長の考えを伺います。中心市街地活性化等についてです。買物難民対策についてなんですが、答弁の中でありますとおり、このコミュニティホーム美唄ですか、夏からということで、こういった形で民間が動いていただけるっていうふうなこともありますが、それもしっかりと連携を取りながら進めていくのと同時に、やはり市としてできることっていうものを見据えていっていただきたいなと。現状ご答弁の中では、AIデマンドバスの運行というところが取上げられておりました。このAIデマンドバスですね、利便性向上による移動手段の確保に加え、この民間事業者との連携強化を図っていくとの答弁だったんですが、もちろんその利便性の向上ということは非常に重要かと思います。以前も委員会などでですね、質問させていただいた中で、回数券なんて作ったらいいんじゃないかっていうふうなことも言わせていただきましたし、特にお釣りが出るような形だとなかなか対応しづらいっていうふうなお話も聞いてますので、そういったところからの利便性や若しくは過去の委員会ですと、地域通貨ですねスーパーアプリなどの対応というふうなことで可能となっていけば、更に便利になるだろうというふうに考えていますので、そういった点も進めていっていただくのは、大変必要なことなんですけれども、利便性の点だけでなく、AIデマンドバスについては、利用方法ですね、分からないっていう声を非常に多くというかよくというか、一定数聞くんですね。特に高齢の方から多く、そういった声をいただいてまして、私ものるーとのパンフレットですね、生活環境課の方に行って、何部かいただいて、実際市民の方に説明するときにそれを持って、一緒に見て、ここに電話すればいいんですよっていうふうな話をするんですけれど、なかなか利用したくても利用方法が分からない不安があって、その電話を掛けるということも進まないっていう方も、思った以上に多くいるんじゃないかなと危惧をしています。先週金曜日の同僚議員もこのAIデマンドバスについて質問された際には、登録者数で1,900人程度ということで、美唄市全体の人口からすると1割強というところの登録者数にとどまっている状況です。まだまだですね利用したいという市民がいるのではないかと考えます。これまでも様々な媒体で、市はですね、このAIデマンドバスの周知を行ってきていることは理解しています。ですが継続的にですね、日常的に、目に付くところに、周知を続けていくことが、今後ですね、買物に困る市民の一助につながっていくことになるんじゃないかなと考えております。例えばですね、広報紙メロディー6月号を見ましたけれど、AIデマンドバスのるーとの利用予約の専用の番号ですとか、あと問合せの番号ですね、載っていなかったと把握しています。この広報紙メロディーは非常に多くの市民が見るものですから、毎月ここに、のるーとについてのその電話番号二つだけでも載せて、のるーとでお困りでしたらこちらにお電話くださいとかそういったメッセージ、それだけでも全然違ってくるんじゃないかなと考えます。また買物帰りにも利用しやすいように、市内の商業施設に、周知のために何らかの掲示などさせていただくことも効果があるのではないでしょうか。買物難民対策については、本当に何か一つの手を打って一気に根本的に解決するというようなこと、そんな容易なことではないと思います。だからこそできることから、今ある資源を有効利用して、こつこつと一つ一つ積み重ねていくことで、この買物難民対策が、実際に形となっていくんではないかと考えています。是非とも積み重ねていく、そのためにも行動を取っていただきたいと考えますが、市長の考えを改めて伺います。

答弁 市長 桜井恒

吉岡議員の質問にお答えします。恵祥園での虐待についてでありますが、本来、このように、公式の場で取り上げること自体を当事者が望んでいないため、慎重に対応しておりましたが、今回施設名が報道により、広く知られる状況となったことを踏まえ、プライバシーへの配慮を一層重視しつつ、可能な範囲で答弁をいたしましたので、ご理解いただきたいと考えているところであります。また、現在調査中の事案がありますが、しかるべき時期に可能な範囲でご報告させていただきます。次に、職員へのコンプライアンスの徹底についてでありますが、公務員の立場にある者は、法令遵守にとどまらず、高い倫理感を持ち、誠実に職務を遂行して、市民の信頼に応える義務があると考えております。今回の事件につきましては、私生活上の行為ではありますが、公務全体の信用を著しく失墜させる行為であると受け止めているところであり、深くおわびを申し上げます。今後同様の事件等が起こることのないよう、公務員倫理が一般的な社会規範やマナーを守ることを含んだ行動規範であることを踏まえ、改めて全職員に対して、職務の内外を問わず、法令遵守と倫理感向上について強く指導していくとともに、コンプライアンス研修などの実践的な取組をしっかりと確保して、常に意識を高く保つ人材の育成に努めてまいりたいと考えているところであります。次に、AIデマンドバスのるーと美唄についてでありますが、市民の皆様の買物や通院など日常生活を支える移動手段として重要な役割を担っているところであり、これまで広報紙や市のホームページ、チラシの配布、説明会などを通じて、利用方法や予約方法の周知に努めてきたところであります。一方で、特に高齢者の方などには、予約方法や利用の流れに不安を感じる方もおられるものと認識しております。今後におきましても、広報紙や市ホームページ、チラシ、窓口での案内などに加え、買物などで市民の皆様が日常的に利用される商業施設等とも連携しながら、利用方法や問合せ先を分かりやすくお知らせし、引き続き丁寧な周知と相談対応に努めてまいります。以上でございます。

出典:美唄市議会 令和8年第2回定例会 2026年6月22日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる