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浦臼町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月12日

浦臼のキングメルティー

2025年6月12日、浦臼町議会の一般質問で、野崎敬恭議員が「浦臼のキングメルティー」について質問し、町長 川畑智昭、教育長 河本浩昭が答弁しました。

質問者
野崎敬恭 議員
答弁者
町長 川畑智昭、教育長 河本浩昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 4番 野崎敬恭

令和7年第2回定例会の一般質問において、町長に浦臼のキングメルティーについてお伺いいたします。今年3月、浦臼町の特産品であるキングメルティーメロンの魅力をもっと地域に発信したいということで、町内の4人の農家が「うらうすキングメルティー愛好会」を立ち上げました。愛好会では小学校への出前授業を行い、キングメルティーの種まきを9月に実施していますが、今後収穫までの指導をしていくと思われます。浦臼町の特産品としてキングメルティーは水稲に並びネームバリューがあります。愛好会ができたことで新規就農者や地域おこし協力隊員とのマッチングなどによって、キングメルティーの加工品の生産などにつながっていくのではないでしょうか。それによって人口の増加、少子化の抑制などにも良い影響があるのではないでしょうか。町としても特産品であるキングメルティーを守るために取り組んでいただきたいと考えますが、町長の考えを伺います。

答弁 町長 川畑智昭

野崎議員のご質問にお答えいたします。キングメルティーはその豊潤な香りと食感から多くの消費者に愛され、長い歴史を重ねてまいりました。特産品であるキングメルティーの作付継承については、地域の農業振興と食文化の継承において非常に重要と考えており、私も就任以来この課題に取り組んできたところです。令和4年にはメロン生産者と意見交換会を実施し、以後若手農業者と情報交換を不定期ですが継続してまいりました。その中で、キングメルティーの知名度を上げ収益を上げなければ、次世代に残すことはできないなど切実なご意見をいただいたところです。これまでの対応といたしまして、農業者が抱えるさまざまな課題に対応し、新たな取り組みや技術導入を促進することを目的として「浦臼町農業活性化支援事業補助金」を制度化し、町内で生産された農畜産物及び加工品のブランド化推進を目的に補助する「ブランド力UP事業」などにより、付加価値をつけリピーターの増加や新規顧客の獲得に向けた支援を行ってまいりました。また、これと並行いたしまして農産物の「稼ぐ力」を高めることを目的としたブランディング支援事業を総務省の地域創造アドバイザー制度を活用し、令和5年度から3年計画で実施しています。昨年はキングメルティーをブランディング事業のモデル作物と位置付け、直売・JA出荷生産者グループの伴走支援を実施し、JAも参画いただいた中で共通ロゴの制作や販売箱のデザインなどを含めた浦臼ブランドを立ち上げたところです。また、ご質問にもありましたキングメルティーに強い思いを持つ若手生産者4人による「うらうすキングメルティー愛好会」の設立を支援し、商品の魅力の町内外への発信や食育に関する体制構築が図られたところです。最終年の今年度につきましては、農産物全体のブランド化支援として、全国ユーザーを持つECサイト「旅する久世副e商店」に参画し、浦臼産農産物の認知度向上と高付加価値化、そして全国的なブランド化を目指して取り組んでまいります。加工品の開発につきましては、北海道アグリマートに対し、キングメルティーの規格外品を提供いただき、メロンジャムに加工して昨年末から販売を開始しています。また、現在同社と愛好会、産業課で協議を重ねながらメロンジュースの試作を行っており、今年度中の販売を予定しているところです。以上がブランディング事業の概要でございます。これらの事業を通じて、町とキングメルティー生産者が、地域ブランドの更なる確立と向上に努めることにより「稼ぐ力」を高め、他の農家の作付拡大や新規就農者の確保と定着を促進する有効な手段と考えておりますので、今後とも生産者と連携を取りながら事業を継続してまいります。以上です。

質問 4番 野崎敬恭

町の人口が大幅に減少していく浦臼において、ちょっと新規参入の方の話にも入っていきたいなと思っておりますけども。この間、キングメルティー愛好会の会長さんと話をいたしまして、仲間の増えることはどうですかというお話をしました。会長さんは大歓迎するとのことでございました。町が新規就農者の受け入れに約3年前から手厚く予算を組んでいることは喜ばしいことと思っております。効果はまだありません。他町村から見ても浦臼町はかなり手厚い施策を組んでいるとは思っております。ですが、新規参入の就農者には研修内容を充実させ、独立志望の新規参入希望者には研修1年後から町が研修地などを貸与し、研修と同時にうらうすキングメルティー愛好会などの方々の力を借り、新規就農者に経営や課題を相談できるパートナーや横のつながりを持ってもらう。2年目からは更に研修と同時に、町から借りた土地での実施研修も行うといった研修のあり方も必要ではないでしょうか。そうすることで研修と自分の就農の経費など、経営経験と農業者の仲間づくり、経営のノウハウなど、自身の失敗や成功なども踏まえて、他の部会とのつながりも持って、若い農業者仲間も増え、就農者自身の営農への自信にもつながるではないでしょうか。メルティーの会も仲間の発掘になり、お互いに浦臼農業の若返りになると思われます。また、町の就農者募集で、町から借りた土地で2年目からは実践的な研修、就農も兼ねた研修訓練を行えば時間短縮にもなり、定着率もよくなるのではないか。就農先進地ではこのような手法で、新規就農者の離農を防ぎ、就農率を上げている町もございます。それには町が研修農地、遊休農地を借り上げておくことが必要と思います。町も新規就農の予算を組んだのでありますから、もうそろそろ効果を期待したいなと思いますが、町長の考えはいかがでございましょうか。

答弁 町長 川畑智昭

ご質問が浦臼のキングメルティーということですので、キングメルティーに関わる回答をさせていただきたいと思います。本当に若い方4人と、4人以外にもメロン作付農家いらっしゃるのですけれど、何回かお話をさせていただいて、ご提案もいただいたところです。やはり共通しているのは、少ない棟数といいますか面積では、なかなか経営といいますか生活が成り立たないというのが皆さんの共通したご意見です。どの方もやはり水田とメロンを併せて栽培している方で、メロン専業という方はほぼいらっしゃらないという中で、今浦臼のメロンが成り立っているわけです。そこに新しい方を募集するとなると、いきなりでは技術は身についても、例えばお1人かご家族持ちかは別として、そういう食べていかなければならないというレベルに達するのは、そう容易ではないという話も伺っております。ですから、野崎議員につきましては以前から研修農地のお話も出ておりますけれど、本当に技術的なものはカバーできるのですが、そのあと食べていくという意味をどうカバーしていくかが大きな課題となっているところです。一つの提案としていただいたのは法人就農というような形、メロンを栽培している方が法人化した上で、そこに新規就農者を迎え入れたらどうかという意見もあったところですが、まだそこには至っておりませんけれど、何らかの対策で来ていただきやすい体制をまず作って、そこに迎え入れて将来につなげていくという形で今考えております。かなりハードルが高いのはわかっておりますけれど、何とかこの浦臼町にキングメルティーを残したいという強い思いがありますので、今後ともそういう対策を続けていきたいと思います。以上です。

質問 4番 野崎敬恭

キングメルティーから就農という問題にちょっと飛ばしましたけれど、それでもこのキングメルティーというネームバリューがやっぱりここまでついていると、それから愛好会という団体ができたということ、これはやっぱりこの商品がいい商品であると、それからやり方によっては伸びていったり、この団体に入ったり、それからミニトマトなんかでも、いろんな農産物とマッチングさせながらこうやっていくことが、とりあえず就農してもらうということが大切なことではないのかな、そのように思っています。このまま人口減少が進んで供給が入っていかないと、本当に農業自体ちょっと傾いてくるのではないかと、そのように危惧するところでございます。かなり難しい問題ではあると思いますが、でも環境さえ整っていれば、以前私が新規就農者に入ってもらったときはある程度の環境があって、そしたらそこにポンと入れたのでね、最終的な結末はちょっと不幸なことになりましたが。でも、環境を整えてやるという気構えをやっぱり町が持っていただくことが大切なのではないかな。看板やら何やらだけで新規就農者募集としても、浦臼の施策を見ても新規就農者とか参入者が入るのにはかなり手厚く、ほかの町よりはかなり手厚いなと僕も感じています。だけど、それだけでは入ってこれないという事情もあるので、もう一歩その先に、入ってきやすい環境を整えてやるということがこの問題を、1人でも2人でも1軒でも2軒でも増やしていくためには必要ではないのかなと、そのように考えています。町長の考えをお聞かせください。

答弁 教育長 河本浩昭

川畑町長。

答弁 町長 川畑智昭

キングメルティーに関わっての話ですけれど、本当に今回の4人がああいったグループを結成していただいたというのは本当にありがたかったですし、まだまだ皆さん若いですからこの先もずっと関わっていただけるという、これが一つのチャンスになるのかなとは思っております。確かにハードルは高いのですが、あの方々だけじゃなくて若い方々の力を借りながら、今後とも新規就農には努めていきたいと思います。一つだけ言えるのは、やはり後発ということで、先輩の新規就農者がいないという部分もかなり聞いているところもありますので、まずは第1号を確保するために努力していきたいと思います。以上です。

出典:浦臼町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月12日 議事録 PDF(29ページ) 間違いを知らせる