浦臼町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月9日
アライグマ捕獲について
2025年12月9日、浦臼町議会の一般質問で、野崎敬恭議員が「アライグマ捕獲について」質問し、町長 川畑智昭、産業課長 馬狩範一が答弁しました。
- 質問者
- 野崎敬恭 議員
- 答弁者
- 町長 川畑智昭、産業課長 馬狩範一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 4番 野崎敬恭
第4回定例会において、アライグマの捕獲についてを町長に質問いたしたい。今年もアライグマによる作物への被害は多かったようです。全道的に生息頭数が増加していることもあり、年々被害が拡大しているようです。箱わなによるアライグマの駆除には、農業者だけではなくそのほかの町民の方々にも協力をいただいていると思いますが、アライグマをこれ以上増やさないために更なる対策を取る必要があるのではないでしょうか。そこで町長に次の5点について質問いたします。今年度のアライグマの捕獲頭数は何頭か。多く出没している地区などの傾向はあるのでしょうか。2番目、アライグマの捕獲に対する助成などはできないのでしょうか。3番目、町が実施している箱わなの講習回数を増やすことはできないのか。4番、町の広報で周知することで捕獲に対する効果が出るのではないでしょうか。5番目、アライグマを効果的に捕獲していくための対策について町長の考えをお聞かせいただきたいという質問です。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 川畑智昭
野崎議員のご質問にお答えいたします。道内におけるアライグマの生息は、ほぼ全域で確認されており、農業に多大な被害をもたらしています。当町においても同様の状況となっているところです。まず、ご質問の1点目についてですが、令和7年10月末までに捕獲頭数は121頭となっており、比較的国道より山側での捕獲が多くなっています。次に2点目のアライグマ捕獲に対する助成についてですが、財源の確保や捕獲確認、殺処分の人員確保などの体制整備の問題もあり、現状の対応を継続していく考えでございます。3点目の箱わなの講習会についてですが、令和8年度に1回開催する予定です。前回は全町民を対象に令和6年6月26日に開催され、23名が受講されています。4点目の広報での周知については、令和6年度と同様に全戸配布による周知を行い、多くの町民に参加いただけるよう講習会開催の広報に努めてまいります。最後に5点目の質問についてですが、効果的な捕獲としては春期捕獲が有効であると考えております。アライグマは4月から6月頃が出産期となりますので、個体数が増える前に捕獲することで、実際に捕獲した以上の効果が得られると考えております。いずれに対しましても、アライグマの被害防止を図るためには自主防衛の意識を持ち、取り組むことが大切だと思いますので、農業者だけでなく一般町民にも継続して箱わなの貸出しを行い、町全体での対策として今後とも取り組んでまいります。以上です。
質問 4番 野崎敬恭
1番のアライグマの捕獲頭数は何頭か、ということでございました。令和4年は捕獲頭数が41頭、5年が124頭、6年が87頭、今伺った7年、今年の頭数は121頭となっております。何かこれには、ちょっとばらつきが見えてくるのですね。アライグマはそんなに増えたり減ったりするものではないと思っているのですが、これ、大体平均何頭ぐらいこの町にはアライグマがいるのか検証などしていただきたい、そのように思う次第でございます。それから2番目のアライグマの捕獲に対する助成はできないのかという質問をいたしました。特定の住民の方、家庭菜園をしている住民の方などが結構アライグマを捕獲しているわけです。一生懸命アライグマと戦っていると言っていいのかなと思っています。今、このアライグマに町を挙げてちょっと真剣に取り組んでいただきたいなと思うところでございます。なぜか、人口減少がこのまま進んでいったら、やっぱりこの害獣が増えていったら、今度は捕獲する住民も少なくなっていくという状況に置かれていくのではないでしょうか。今のヒグマの状態みたいになってきたらまさに困るなという、そのような考えを持っています。例えば1頭につき商品券を1枚配って、アライグマの捕獲に対する意識の高揚ですとか、それをぜひ目指すことはできないでしょうか。近隣では何千円とか言っていますけど、そんなにしなくても、自分の持っている菜園を荒らされた人たちも頑張ってやってくれているのでせめて餌代に、1頭当たり商品券1枚ぐらい配るのも一つの手ではないでしょうか。それから、3番目の町が実施している箱わなの捕獲。講習回数を増やすことはできないかとお願いしたところ、令和8年度に1回開催する予定ですということで、前回、私もこれぜひ受けたかったのですが、ちょうど用事が入って受けられなかったということでしたので、やっぱり1人でも2人でも、そういう講習受けたかったけれどちょっと日にちが悪くて受けれなかった、そういう方に対してはやっぱり2回ぐらいの講習を行っていただければ大変にありがたく、また捕獲に対する効果も現れてくるのかなと、そのように思っております。そして、町の広報で周知することで効果が出るのではないかという質問をいたしました。アライグマによる被害状況を住民に知らせることで住民にも意識を持ってもらうことができる、町長もそのように述べていただいてますから、よろしいのですけど。その分だけ講習会をちょっと増やしていただきたいと。5点目にアライグマの効果的な捕獲、捕獲していくための対策について町長の考えはとお聞きしました。駆除に協力的な人が一番聞きたいと言っていた部分なのです。町長の姿勢を聞いてくれという、これは菜園をしている住民から出た言葉でございます。町長がやっぱりアライグマをもうちょっと町を挙げて、せめて3年計画とか2年計画とか町がそのような計画を立てて、住民を挙げて捕獲をやっていく、そのような考えには至らないのでしょうか。そうやって参加していただいた住民と町が協議をしながらどうやったら取れるとか、こうやったらいいなとか、そういう協議の場も設けていただきたいなと、そのように思うわけですけど、町長のお考えはいかがでございましょうか。以上です、よろしくお願いいたします。
答弁 産業課長 馬狩範一
質問の1点目にお答えします。捕獲頭数等の予測ということなのですけれども、捕獲の頭数のばらつきに関しましては捕獲する人の数もございますし、今うちで把握してる頭数につきましては、捕獲しました、役場に報告がありました、取りに行きましたという頭数を述べています。実際には捕獲されて自分で処理されている方もいると思いますので、そういう兼ね合いで数のばらつきがあると考えてございます。頭数の予測につきましては、ちょっとこれにつきましては専門家ではないので、そこのところについてはわからないという形になっております。1点目については以上です。
答弁 町長 川畑智昭
2点目に町民の方の意識の高揚を図るために、額はともかく商品券等を配ってはどうかということかと思いますけれど、今日はそこまで深い答え的なところはちょっと申し上げられませんが、基本的なところでは農家の、町民の方はアライグマと戦っているということですけれど、当然自分の作物であったりのために戦っていただいてると思っておりますので、基本的には自己防衛だという、以前からそういう考えを持っておりましたので何らかの補償的なものは考えてきておりませんでした。今でもその考え方自体は変わっておりません。全ての町がそういう取り組みをしているかといえばまた、そういうことでもないという事実もございますので、今のところは本当に次の質問にも関わってきますけれども、講習会等の講師の関係もありますのでそう簡単に増やせるかどうかちょっと確認しないとわかりませんが、講習会によってその意識を高めてもらうのも一つの手だと思っておりますし、集まって協議をするような場を設けるというのは、そういう場を設けて町民の方に自由に参加していただいてという意味合いでしょうか。そのように聞こえたのですけれど、そういうことをやって積極的な参加が得られるかどうか、そこはまだわかりませんが講習会でそういう場を設けてもいいのかなと、今お話を聞いてて思いましたけれど、金銭的な、商品券的なものの配布につきましては今のところ考えてはございませんので、それ以外の部分での意識の高揚というのは図ってまいりたいと思います。
質問 4番 野崎敬恭
全てがお金で解決するとは思ってはいないところではありますが、この町で定年になって退職したり、高齢者になって畑で遊びましょうという人たちが害獣にやられて、いや、もうとうきびの作付やめました、何の作付やめましたという話を聞いております。やっぱりこの小さくなってくる町で楽しみがだんだん薄くなっている中で、この菜園なども一つの楽しみでもありますし、それから農家の方々は、水稲の人たちはそんなに害はないのかもしれません。ですが、やっぱり畑作農家の人たちにとってはそれなりの被害の金額も出ているように聞いております。だから菜園とか農業とかは関係なく、やっぱりこの害獣の駆除というものを町も本当にもうちょっと取り上げて、そして害獣を減らしていただきたいなと思っています。町の中の菜園にもシカが出てきてるのです。シカは箱わなとか私たちの及ぶところではなくて、ハンターさんが今一生懸命頑張ってくれているのでそういう方にお任せしなければならない話なのですが、アライグマは私達だとか町がやっぱり一生懸命検討していただいて、そして害獣を減らして、みんなが楽しく老後でも送って菜園をして、この町で過ごしていただきたいということを考えております。また、実際にお話いただいた町民も、ぜひ町の姿勢を、どこまで一生懸命町も考えてくれるのか伺ってくれということが、私に言っていただいた言葉ですので、それを町長にも町にもお届けしたわけなのです。以上、それで町長の考えがまた変わったかどうか、答弁いただきたいと思います。よろしくお願いします。
答弁 町長 川畑智昭
野崎議員にお話をされた方が農家の方なのかどうかがちょっと気になるところですけれど、やはり農業被害という面で捉えているのが実態でございます。それで農家の方に中山間事業で箱わなを配布したというのもありますので、全戸に配布された箱わなを使って捕っていただいて、今年であれば120頭捕獲されているということで多い方かなとは思っております。ただ、力を入れてといいますか、お金の面ではなくて例えば箱わなの貸し出し、農家の方には行き渡っていると思いますけれど、一般の方には要望があればお貸ししているという形を取っておりますので、まだ台数的にも余裕がありますのでそういう意味では積極的な貸し出しということも方法の一つかなとは思っております。捕獲の意識を高める施策とその金銭的な何らかのものというのはちょっと別なものとして、意識を高める方策については取り組んでいきたいと思います。