更別村議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日
改善センター図書室の利用促進及び活性化
2026年3月11日、更別村議会の一般質問で、斎藤憲議員が「改善センター図書室の利用促進及び活性化」について質問し、教育長が答弁しました。
- 質問者
- 斎藤憲 議員
- 答弁者
- 教育長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 斎藤憲
議長の許可をいただきましたので、図書室の利用促進、活性化について教育長に一般質問をいたしたいと思います。日頃教育委員会で図書室の運営をしていただいて私どもも大変助かっております。まず、感謝申し上げます。本村の図書室はやや小規模で、書架のスペースにも限りがありますので、なかなか利用促進というのは難しいということは分かっておりますが、しかし現有施設の中で可能な限り村民にとって価値あるサービスを提供して、できるだけ多くの利用者に利用していただいて満足していただくということを目指すべきである、これは言うまでもないことです。そこで、まず現在の利用状況について、施設設備の現況、面積、開館の日数、時間、スタッフの数、それから過去5年間の利用状況についてお伺いします。それから、利用を促進して利用者に満足していただくために講じている施策、イベントなり企画なり、それからその効果についてどういうふうにお考えであるかということをお伺いしたいと思います。こういった現状を踏まえて、その次にお聞きしたいのは当面新しく建てるとか増築するということは考えにくいので、現在の設備を前提にして利用促進、活性化のために解決すべき課題をどのように認識しておられるかと、また今後どのような施策を考えておられるかということについてお話しいただければと思います。小さいながらやはり大事な施設ですので、その将来に向かっての展望を含めて活用の方法についてお聞かせいただければと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 教育長
斎藤議員からの改善センター図書室の利用促進及び活性化についてのご質問に対しお答え申し上げます。農村環境改善センターに設置しております図書室については、面積が244.44平方メートルで、利用時間は午前9時半から午後6時まで、休館日は毎週火曜日と年末年始、祝日としております。また、図書室の運営に際しては図書司書資格を有する図書管理業務員2名を配置し、図書に関する相談や管理、その他社会教育係と連携し、各種イベントの企画運営などを担っております。過去5年間の利用状況につきましては、まず来館者数ですが、令和2年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2,738人と令和元年度比較で1,161人減少し、令和3年度は2,434人、令和4年度2,824人、令和5年度3,270人、令和6年度3,810人となっております。図書の貸出冊数の状況は、令和2年度7,653冊、令和3年度5,980冊、令和4年度6,328冊、令和5年度7,472冊、令和6年度9,012冊となっており、また令和6年度のみのデータとなって恐縮ですが、ジャンル別貸出冊数の割合が絵本、児童書が6,520冊、それが貸出冊数の約70%を占めて、次に小説などの文学書が1,354冊で15%となっております。次に、蔵書数ですが、令和6年度末のデータですけれども、4,169冊、過去5年間の受入れ冊数は1,116冊、古くなった本などを古本市や廃棄によって除籍した数は過去5年間平均で926冊となっております。利用促進に向けて講じてきた内容につきましては、毎月広報さらべつの本ごよみにて新刊の紹介のほか、毎月第3土曜日に読み聞かせ会の開催、そのほか季節のテーマなどを決めて関連する図書コーナーを配置しております。また、親子で触れ合いを深めながらたくさん本を読んでもらうため、親子読みきかせマラソンを年間を通じて実施しております。さらに、上更別小学校と上更別子どもセンターに移動図書として図書司書が選定した児童書等を定期的に実施し、図書環境の確保を行っております。その他の取組といたしましてハロウィン、クリスマスなどの季節行事や、小中学生の長期休業期間中に合わせ工作教室などのイベントを開催するなど、特に子どもが気軽に図書室を利用してもらえるような取組を実施してまいりました。その成果になるのかは定かではありませんが、令和7年度に実施した全国学力・学習状況調査において読書が好きと回答した小学生は全国平均を上回り、1日当たりの読書時間も小中学生とも全国平均を上回る結果となっております。今後の図書室の利用活性化のための課題、今後の施策についてですが、現在改善センター図書室は子どもの居場所としての位置づけもあり、比較的子どもや親子での利用が多いため、目立つところに児童書などの展示を行っている関係で一般の図書室利用者から見れば図書が探しづらい状況にあるかもしれません。今後は広く村民が図書室を利用できるよう子どもはもとより、大人の方も利用してよかったと思われる環境やきっかけづくりを検討してまいりたいと思います。以上、答弁といたします。(何事か声あり)
答弁 教育長
大変失礼いたしました。令和6年度末のデータですけれども、蔵書数4万3,169冊ということになっております。訂正をいたします。
質問 3番 斎藤憲
ご答弁ありがとうございます。多分私を含めて村民がみんな感じていることですけれども、子ども、そして小中学生、就学前から含めて小中学生に対する配慮、そしてその利用状況という点では大変よい活動をしておられるということを改めて認識いたしました。もうご答弁でいただいているとおりで、そうすると逆に大人に対する、大人の利用者があまり多くないと、令和6年度の貸出冊数で9,000冊のうち6,500冊が絵本や児童書であったと。そうなると、やはり大人にとっては何かあそこは子どもの本が多くてあまり使えないというようなイメージを持っているのではないか、それについて今後考えていきたいということなので、細かい具体的なことを一つ一つあれをしろ、これをしろということはあまり適切でないとは思いますが、ざっくりとした一つの考えとして、やはり村の施設の一部なのだから、村の施策と連動した企画を考えてもいいのではないか、こういうことをやっているところもあります。例えば脱炭素ということで今進めております。そしてまた、その補助金、家電製品の買換えについての補助金というようなことも上がってきております。ところが、ではそれをどうするのかと、多くの特に若い人はインターネットで探しにいくのでしょうけれども、インターネットは正しい適切な情報だけがあるとは限らない。やはり適切に選書された本がそういうときにテーマに、村の例えば脱炭素のテーマに合わせると、1つに太陽光パネルがあって、1つに家の断熱改修があって、あるいは今家電がこんなで、こういうものは買い換えたほうがいい、そういったいろんなテーマがあります。そういったことで、脱炭素というテーマで例えば特集を組む、あるいは社会福祉協議会が何年かずっとやっていますけれども、成年後見について、いわゆる終活についてというようなことをやっていますが、そういったことで特集を組むということも、何か社会福祉協議会のほうが企画することと併せてやるというような、そういった村の施策との連動ということを考えれば大人の人にも来ていただけるのではないかと。そうなりますと、当然本をある程度まとめて買わなければいけないので、年間の、多分200万円台だったと思いますが、図書購入予算から、そこを子どもの本を削ってというわけにはいかないので、ある程度予算措置も必要になるので、教育委員会だけで決められることでないので、村長部局との相談ということにはなると思いますが、そういった形も含めて何か困ったこと、分からないことがあったら図書室に行くと何かあるのだというようなイメージがみんなの中に広まれば利用も増えるのではないかというふうに考えます。そういった点で、やはり何かの企画をするということからとりあえずスタートすると思うので、そのためにはある程度本をまとめてそろえるという別予算、あるいは別の枠も考えている必要があるのではないか、そういった点をひとつ、半分提言ですが、そういった点についてはどういうふうにお考えでしょうか。これを2つ目の質問といたします。
答弁 教育長
図書の蔵書に関わってですけれども、今までは本当に、主に図書コーナーのところですけれども、季節のテーマ、例えばこの間、2月の下旬ですけれども、ひな祭りに関わる絵本を児童書コーナーに置いたり、あと例えば年末に向けてだったら、一般図書コーナーがあるのですけれども、そこに大掃除に関わる図書を置いたりしておりました。斎藤議員がおっしゃるように、村の施策に実施している例えばゼロカーボンとか、それからデジタル田園都市国家構想等、または社会福祉協議会で推進している成年後見制度、または認知症に関わる、そういう取組もしているところなのですけれども、それに関する展示は特に取り立ててしていることがございませんでした。やっぱりそういうことにも視点を合わせて展示にしていくことも必要だなというふうに思います。今後購入する図書の内容も検討していかなければなりませんし、さらに関係機関と横の連携をしていかなければ、例えばどこかの講話があって、そこで例えば認知症に関わる講話があったとして、そこの場面で今図書室では認知症に関わるコーナーをつくっていて、本が置いてありますので、ぜひ何か興味関心がある人は本を借りてみてくださいとか、そういうお話をしていただくことによって、では図書室に行ってちょっと本を借りてみようかと、そんなふうに足が向くということもあるのかなというふうに思います。そんなようなことで、村民の皆様に少しでも関心を持ってもらえて、そして少しでも足を運んでもらって活性化できるようなことを考えていきたいと思います。あと、まとめて図書を購入という部分については、ちょっと予算との関わりもありますので、今後検討をさせていただきたいなというふうに思っております。以上です。
質問 3番 斎藤憲
大変前向きな答弁ありがとうございます。もう一回質問できるので、今度本を買う話でなくて捨てる話、いわゆる除籍のことについて、何といってもちょっと問題提起したいと思います。非常に狭い図書室ですので、別に大きいところでもたくさん本があればいつかはいっぱいになるので、本は捨てないといけない、除籍するということが必要で、除籍図書を選ぶということが必要になります。当然定期的にやっておられるわけですが、実は先日図書室に行ってみまして、例えば年金に関する本というのを探してみたら4冊置いてありましたが、うち2冊は2000年代の、2010年より前のものでした。そうすると、もう制度が変わっているわけで、それは参考にならないと。あるいは、図書館学という、図書館に関係する本というのはさすがに15冊ほどありました。ただ、残念ながら半分以上の8冊は2010年より前で、ただ非常に新しい、2024年に出た大変いい本も置いてあって、やっぱり司書の方選んでおられるなと思ったけれども、やはり購入予算が足りないのか、あるいは逆に古い本が残っているのは除籍にかける、除籍するというのは、1冊買うのは注文すれば入ってきますけれども、この本は捨てていいのかどうかって判断するというのはやはり専門の司書の判断で必ずしも容易でない、はっきり言って1冊捨てるほうが1冊買うより大変であるという場合もあるわけです。そういう点では蔵書点検の際、除籍に関して、特に資格取得に関するものとか制度に関するものの場合ははっきりとこれはもう使えないというものが出てきます。本村の図書室では過去の記録を保存するという保存型の機能は要求されていないはずなので、そういったものについて蔵書点検にもう少し、そうすると多分時間とか人手をかけないといけないのであろうと、今のやり方では足りないのかなというのが何となく、本棚をざっと見たときにちょっと古びていると、このデジタルの時代に図書室というものの機能は多分、行って本棚で意図しない本も目に入ってくると、インターネットで探すと探そうとしている本しか出てこないので、それを眺めていくということが開架の図書室の場合は大きなメリットで、当面今のところはデジタルがそれに取って代わるということはなさそうであると。そうなると、やっぱり棚をつくる、本屋さんがよく言う言い方ですけれども、そういう点でいうと要らない本が、古びた、あるいは時代に合わなくなった本を除籍していく、除籍したら棚が空いてしまいますから、多少購入予算のほうも増やさなくてはいけないことになるかと思いますけれども、除籍するためにはやっぱりこれも日頃のカウンター業務の片手間というわけにいかないので、蔵書点検でがっつりやらないといけないと。そうなると、閉館日数を増やすのか、あるいはそのときに人を雇うのか、これについては高校生に休み期間にアルバイトをしてもらって、村との関わりが薄れやすいので、というようなことはどうなのかというようなことを事前にちょっとお聞きしたら、今なかなか村で人を雇うというのは、必ず会計年度任用職員のパートタイムとかいうことになって大変なのだという話も伺いましたけれども、何かそういった、中学生まではいいのですけれども、高校生に関わってもらうというようなこと、ちょっと話がそれましたけれども、何か方法を考えていただければと思います。何よりも非常に狭いので、生きのいい、ちゃんと役に立つ本がそろっているいい書架をつくると、これはもちろん購入予算もある程度今よりも増やす必要が少なくても一時的にはありそうです。全体的に蔵書が古びている感じがいたします。それから、除籍する本の選定の作業と、そういったものに対してはやっぱりマンパワー、要するに人件費になりますが、最後は。そういったところで、今この広さのこれしかないから、この予算でやっていけるだけでそれでいいのだではなくて、この狭い面積を最大限に生かすためにもう少し、それでもたかだか1年間数十万から100万程度にしかならないと思います。予算をかけたら見違えるようにいい図書室になるのではないかと思うので、せっかくのこの機会ですので、申し上げます。あと、ついでばかりで恐縮ですけれども、入り口のところにコミックスが置いてあって、特に非常に人気があって巻数の多いもの、個人で買うということであれば30巻、40巻のコミックス、自宅に置けないわけですね、お金があっても。そういったのも大事なのですけれども、やはり書棚が足りなくてなかなか全部そろえられないのだという話を司書の方から伺いました。そうすると、開架はともかくコミックスなんかは集密書架、スライド式の、一部分出ていれば残りが後ろにあるの分かりますから、そういったことも場合によっては考えるというようなことをこの機会ですので、申し上げて、全体として魅力的な書棚をつくるには、書架をつくるにはまず厳選して捨てなければいけないと、そういったところへかける人手なり経費もぜひ考えていただきたいということを申し添えて3回目の質問といたします。
答弁 教育長
徹底した蔵書点検を実施してみたらどうかというお話の部分です。ほかの市町村においては、例えば1年に1回1週間程度休館日にしたり、または二、三か月に1日休館日として蔵書点検を実施している場合があるというふうに聞いております。ただ、本村に関わっては司書が随時図書の状況を確認して、汚れとか使用状況、それから経年劣化状況により廃棄をしたり、それから古本市に出すことをしておりました。もうちょっと徹底した蔵書点検ということでお話をいただきましたが、今後必要に応じてそこの部分については検討をしてまいりたいというふうに思っております。マンパワーが必要なのではないかと、それをするためにはということなのですが、この部分については本当にアルバイトといってもなかなか難しいところもありますし、例えば住民の方で本にすごく興味関心がある方でそういうことだったらお手伝いするよと、ボランティアで、もしそんなような人がいてくださったら、そういう方の力も借りながら蔵書点検をしていくということも可能性としてはあるのかなというふうに考えております。いずれにしても、この蔵書点検という部分ですけれども、ちょっと時間をかけながら検討してまいりたいというふうに思います。本村の司書、お二人なのですけれども、本当に意欲的で前向きに仕事をされています。今回もこういう質問がってなったときにすごく一生懸命考えてくれて、蔵書点検にしても例えばボランティアの方とかどうでしょうかねとか、あといろんな方に来ていただくために、今は子どもたちが中心なのですけれども、やっぱりいろんな年代の方に来ていただくために、例えばちょっとお仕事を終えて、年代的に、そしてちょっと時間のある方に来ていただくためにという視点は抜けていたので、例えばそういうところに視点を当てて本をそろえるというようなことも考えることができるかもしれない。そのために、今国内というか、国のほうから大活字本というのがある、大きな字でできている本です、何かそういうものも入れていきなさいというようなことがあるみたいなのですけれども、そんなことも入れることを検討しながら、少しでも利用者増やしていきたいなというような司書のお話もありました。いろいろいただいたお話を検討させていただき、少しでも図書の皆さんの利用状況の活性化につなげていくように検討してまいりたいと思います。以上です。
質問 3番 斎藤憲
大変真摯な答弁ありがとうございました。よろしくお願いいたします。では、これで終わります。