みんなの議会

浦臼町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月20日

(1)行政区再編の必要性について/(2)農業再生を考える

2018年3月20日、浦臼町議会の一般質問で、柴田典男議員が「行政区再編の必要性について」「農業再生を考える」について質問し、総務課長 河本浩昭、産業振興課長 石原正伸、町長 斉藤純雄が答弁しました。

質問者
柴田典男 議員
答弁者
総務課長 河本浩昭、産業振興課長 石原正伸、町長 斉藤純雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

町のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 3番 柴田典男

議長のお許しを得ましたので、第1回定例会において質問をさせていただきます。質問の前に一言お礼を申し上げたいと思います。昨年も定例会の折に、札的内川下流導水路についての以前議会を通して意見書を採択されたことがあります。その中で、町の方で樋門付近の土砂の除去をしていただきました。ことし2月に入りまして、道の方で導水路、雑木除去と導水路の深いところの土砂の除去という作業を道の事業としてしていただきました。大変近隣住民も喜んでおりますし、導水路確保によって農業災害、以前に比べ格段に安全なものとなると期待をしております。関係各位に心から感謝申し上げたいと思います。それでは、質問に入らせていただきます。1点目は、行政区再編の必要性についてということであります。この質問については、昨年の定例会において、町長に質問をしています。喫緊の課題として、町行政の責任として早急に取り組むべきと申し上げました。しかしながら、町内会長会議に相談しますということで回答は終わりました。その後、進展は見られるのかどうか伺います。また、今回は各町内会長、その支え合いの責任を持たせている災害緊急時の要支援者、要援護者ともいいますけれども、について各町内会ごとの人数を伺います。先日の町内会と議会との各懇談会においても、晩生内以外の町内会の中で再編はしないのかという質問のある町内会がありました。確かに今は大丈夫な町内会が多いのかもしれません。しかし、将来を見たときに、晩生内第2町内会のような状況がほかの町内会に見られるようになるのではないでしょうか。そのような事態になる前に、今から考えて対応しなくてはいけません。それが理事者としての責任と考えます。早急に検討会議のようなものを創設し、協議を進めるべきと考えればいかがでしょうか。次に、2番目の質問として、農業再生を考えると題して質問をいたしたいと思います。昨年、本町に新規就農者が1戸入植しました。さまざまな支援を受けて、離農予定者の施設を利用する形で肉牛の飼育を行っています。現在、順調に頭数をふやし、寒かった冬を乗り越えて、元気に牛たちは育っています。何とか早い将来に安定的な経営体となるように願っています。農業は、本年大きな転換期を迎えています。生産調整の見直し、米の直接支払い交付金の廃止、収入保険制度への移行など、将来に向けて不安要素の多い実態があります。本町では、162戸の農業者がおよそ2,300ヘクタールの耕地を耕作し、中でも水稲作付として128戸で1,660ヘクタールを維持しています。農業者の高齢化が進んでいる実態があります。人・農地プランの事業にその内容をとらえていると考えますが、年代ごとの農地保有面積の実態を伺います。また、半分以上の農業者に後継者不在の実態があり、5年後、10年後に予想される本町の状況をどう町長はとらえているのか伺います。どの自治体も同様の問題を抱えており、さまざまな対策を進めています。中でも、新規就農者を取り込むことによって、少しでも農地保全や農業担い手を確保する取り組みが定住対策の一環として成功している自治体が目立ってきました。地域おこし協力隊募集に関して、農業支援員として研修を重ねて募集を行い、農業の担い手として定住している例は少なくありません。農業は、町の基幹産業であると日ごと申している町長として、農業に対してさまざまな助成措置を政策として行い、農業を応援している姿は認めます。本年、事業でもチャレンジプランや自動水位計の通信料助成、ライスターミナルの更新負担、加工施設の打栓機械の購入など農業応援助成金としてとらえています。ただ、将来の農業不安は、農業後継者も含めて大きなものがあります。町の要綱にサポートチームが設置されておりますが、これは農業等就農給付金に係る設置義務なのかと考えます。実際の内容と名称から考えて、今後本町農業にとっての本当の意味でのサポート隊としての今後の展開を考えているのか伺います。以上です。

答弁 総務課長 河本浩昭(総務課長は2019年3月まで)

柴田議員のご質問にお答えをいたします。まず、町内会ごとの世帯主の平均年齢、避難行動要支援者の登録者数につきましてですが、まず世帯主の平均年齢につきましては、鶴沼第1が58.7歳、鶴沼第2が71.2歳、鶴沼第3、69.9歳、浦臼第1、69.3歳、浦臼第2、64.1歳、浦臼第3、64.8歳、浦臼第3の2、65.3歳、浦臼第4、63.0歳、浦臼第5、49.6歳、浦臼第6、67.4歳、浦臼第7、67.8歳、浦臼町第8、68.6歳、晩生内第1、70.7歳、晩生内第2、62.8歳、晩生内第3、70.5歳、平均61.5歳となりますけれども、鶴沼第2及び晩生内第2の施設入所者及びグループホーム入居者を除きますと、鶴沼第2につきましては65.4歳、晩生内第2につきましては74.2歳、平均65.5歳となります。また、避難行動要支援者の登録者数につきましては、鶴沼第1が3名、鶴沼第2が4名、鶴沼第3、7名、浦臼第1、1名、浦臼第2、3名、浦臼第3、2名、浦臼第3の2、3名、浦臼第4、0名、浦臼第5、1名、浦臼第6、0名、浦臼第7、6名、浦臼第8、0名、晩生内第1、4名、晩生内第2、2名、晩生内第3、0名、合計36名の方に登録をいただいてございます。行政区再編につきましては、昨年の第2回浦臼町議会定例会におきまして議員からのご質問があり、各町内会のご意見を聞きながら議論を進めていきたいとのお答えをさせていただいたところであります。昨年12月の町内会長会議とことし1月の町内会議におきまして、この件を議題にいたしました。町内会長様からご意見をお伺いしましたが、昭和52年当時の行政区再編の経緯等を考えますと、行政区の統廃合は容易ではないこと、ほとんどの町内会が現状、再編を強く望んでいないことがわかりました。議員ご指摘のとおり、将来を見据えることは重要であると考えておりますけれども、まだそのような状況となっていないと思われますことから、今後につきましては全体を見直すのではなく、運営が困難になっている町内会をどう解消するかという視点で検討してまいりたいと考えております。以上でございます。

答弁 産業振興課長 石原正伸(産業振興課長は2019年3月まで)

2点目の農業再生についてのご質問にお答えいたします。年代ごとの農地保有面積につきましては、毎年更新してございます人・農地プランによりおおむね把握をしているところでございます。平成28年度末の平均年齢につきましては60.7歳で、年代ごとの農地保有面積の割合につきましては、20代から30代が8.3%、40代が14.9%、50代が24.6%、60代が36.3%、70代が15%、それ以上の部分で0.9%となってございます。担い手の高齢化が進んでいるという現状にございます。次に、5年後、10年後の農業の予測についてですが、人口減少の影響により農業人口も減少し、1軒の農家が担う耕作面積もこれまで以上に増加傾向となり、一部の条件不利地におきましては耕作放棄地も出てくることが懸念されております。このような状況の中、労働力不足の課題を未然に解消するため、ICT・ロボット技術を活用したスマート農業の導入や直播栽培のような新しい栽培技術を活用しながら、省力化や大規模化に向けた対策等を検討する必要があるため、新年度におきまして、若手農業者チャレンジ応援事業や水田観測センサー導入支援などの予算を計上しているところでございます。次に、新規就農者の受け入れについてのご質問ですが、農家の高齢化・担い手不足対策として、新規就農者の確保、育成に向けた取り組みが必要であると考えますが、本町の主要作物でございます水稲栽培におきましては、初期段階において多額の就農資金が必要となることや、今後の農地取得の課題等もあり、子弟農家が大半を占めている現状にあります。今後は、将来を見据えて、農業法人化を促進し、初期負担がなくても経営能力や農業技術を習得できる農業法人に就農することで、意欲ある有能な担い手を確保していく必要があると考えてございます。次に、サポートチームの活動内容についてのご質問でございます。平成29年4月より、農業次世代人材投資資金経営開始型の新規交付対象者に係る経営・技術、営農資金、農地等の課題に対応するため、相談先を明らかにし、適切なサポート支援を行うためサポートチームを設置しており、その構成員としましては、空知農業改良普及センター中空知支所、ピンネ農協、農業委員会、浦臼町となってございます。活動内容としましては、経営状態及び諸課題の把握、そして栽培技術や経営、農地などの経営資源の取得などの各課題に対応するため、指導、相談等を実施しており、昨年、畜産に新規就農した方に対しましてもサポート支援をしてきており、今後も継続して新規就農者を支えてまいりたいと思ってございます。以上です。

答弁 総務課長 河本浩昭(総務課長は2019年3月まで)

先ほどの答弁に一部誤りがありましたので、訂正をさせていただきたいと思います。まず、浦臼第3の2の世帯主の平均年齢ですが、58.3歳でございます。それから、全体の平均年齢でございますけれども、65.1歳ということで訂正をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。

質問 3番 柴田典男

今回の私の質問は、2件とも本町にとって将来に向けて、何とか今から手を打っていただきたいということについての質問が主な理由であります。ただいま、河本課長の方から示されました世帯主の平均年齢でございますが、私もこの資料を本日見させていただいて、大変驚いたわけであります。15各町内会あるうち、世帯主の平均年齢が65歳以上の町内会が九つ、かろうじて65歳以下というところが6町内会ということで、全町内会の平均をもって65歳以上ということになること自体、大変驚いているわけであります。2017年、本町の高齢化率は先ほどの質問の答弁で43%ということでお答えがあった、この現状がこのような世帯主の平均年齢にもあらわれているのかなと思います。それから、避難行動要支援者の登録者の数も36名というお答えがありました。この数、非常に少ないのではないかなという感じがあります。この要支援者の登録者というのは、自己申告なのかなというとらえ方がありますが、各年度ごとに自己申告でこの人数になっているのか、この要支援者の登録者というのはどのような経緯でなるものなのか、質問の一つとしたいと思います。それから、昨年の私の質問に、町長は各町内会のご意見を聞きながら議論を進めていきたいというお答えでありました。その後、12月の町内会長会議と1月の町内会長会議において問い合わせをしたということでありますけれども、12月の町内会長会議はもうすぐおやめになる方々の町内会長会議です。突然町長の方から、いや、こういう意見があるので、皆さんどうだと言われても、いきなり各町内会長さんんにお答えをいただくというのは、そうそう即答はできないのではないかなと思います。それと、そのときにも、いや、うちの町内会としても必要なのではないかなというお答えをしたという町内会があるともお聞きをしています。それと、1月の町内会長会議においてとありますが、1月、いきなり登庁してきて、多分町長に任命されて、町内会長になりましたということで、初めての町内会長会議に新任として出てこられる町内会長さんばかりだと思うのですけれど、その席でまたいきなり、各町内会長が引き継いでいれば別ですけれども、町の方から、いや、町内会の再編をこういう意見があって、皆さんにお聞きしたいのですけれどと言っても、さてさて、初めて出てきた町内会長会議でいきなり質問されてもという感じもします。お聞きしますと、約1名の町内会長さんが、いや、そんな必要はないというお答えをされたということで、こういう答弁書になったのかと思いますけれど、それはもうちょっとかみ砕いて、やはり行政として判断していくものではないのかなと。まだそのような状況となっていないと思われるとありますけれども、これはやはり行政の責任者、理事者として、判断としては非常に残念なことであると思います。やはり、既に今赤旗的な町内会がある。例えば先ほどの平均年齢見てください。70歳以上の町内会が四つ、もうあと5年したら70歳以上にほとんどなってしまいますよ、これでいくと。だから、今すぐに再編しなければいけないと私は無理だと思いますよ。だから、今からやりませんかということです。昭和52年当時の行政区再編の経緯等を考えると、行政区の統廃合は容易ではないことと書いてあります。だから、あの当時は、私はよくわかりませんけれど、たしか2年ぐらいかけた中で町内会の再編を行ったのではないかなと思います。ですから、運営が困難になっている町内会をどう解消するかという視点で検討していきたいではなくて、もう既に今からそういう検討を始めませんか。確かに、先日ある町内会の活動も行って、ああ、この町内会はまだ10年は大丈夫だなという町内会も拝見しました。確かにあります。ですけど、この年齢の構成を見ていただければ、もう5年後、今から手をつけないと、やはり大変なことになりますよということは、この数字を見てもわかるのではないかなと思います。先ほど、会館の質問でも、これから検討していきたいのだというお答えはありましたけれども、これは行政区の再編は本当にやっていくべきだと思いますね。きょうの野崎議員の質問に答えて、地域で見守る、支援をする、住みよい町をつくりたいのだという町長の答弁もあったわけですから、ぜひともそれにこたえるべくやっていただきたいと思います。その質問が、町長としてお答えいただきたい二つ目です。避難行動要支援者、晩生内の第2だけちょっと例に挙げて申しわけないのですけれど、先ほどどのように認定されているのかということで一つの質問を上げたのですけれども、私が考えるだけでも7名ぐらいいるのです。この方、必要なのではないかという。それと、これは晩生内のワークセンターを多分外しているのだと思います。そこら辺の判断基準、施設的なものを外しているという、その判断の理由をお聞かせいただきたいと思います。

答弁 総務課長 河本浩昭(総務課長は2019年3月まで)

柴田議員のご質問にお答えをいたします。まず、避難行動要支援者の部分でありますけれども、この制度につきましては、平成22年の1月からスタートさせた制度でございます。先ほど、議員もおっしゃいましたとおり、ご本人の申請に基づいて、台帳に登録するという中身になっております。対象者としましては、要介護認定、要支援認定を受けている方、あるいは障害を持っている方、あるいはそれに準ずる方ということを基本としておりますけれども、ただ単にご本人が不安だという、それだけでも申請して登録できるような仕組みになってございます。発足当時から保健センターでありますとか、社会福祉協議会、あるいは民生委員、児童委員の協議会にこの制度をご説明をさせていただいて、その対象になる方と思われる方で、まだ台帳に登録されていない方がいましたら、ぜひ勧奨してくださいということで、現在まで継続して行ってございます。これにつきましては、申請の承認はご本人の同意をいただきまして、必要に応じて地域の支援者、あるいは町内会にありますけれども、自主防災組織、それから民生委員、児童委員、社会福祉協議会、砂川地区広域消防組合、砂川警察署浦臼駐在所に必要に応じて情報提供をできるような形で同意をとってございます。それから、先ほど施設入所者等がこの避難行動要支援者に入っていないということでしたけれども、これにつきましては制度ができるときに私が説明にお邪魔したのですけれども、それぞれの施設で施設ごとにそういう避難の計画を持っていて、それについては私どもでやりますので結構ですということで、そういったお話を受けたところでございます。避難行動要支援者につきましては、以上でございます。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

昨年、柴田議員から質問もらいまして、その後、各町内会にお手紙を出して、そしてその結果をもとに12月の最後の町内会でそれぞれの町の様子等々を意見を出していただいたというのが経緯でありました。突然12月に出したというものではありません。そして、その中でも晩生内第2が非常に大変なのだという以外は、意外に意見が出なかったという経緯があります。それを踏まえて、当然町内会の引き継ぎもあるだろうから、1月の会議でももう一度新しい町内会長さん方にもそこら辺のことをお聞きをしたのですけれども、やはり晩生内第2の方が大変なのだという以外は、もう一名、第6かな、ちょっと意見を言った方はおりましたけれども、基本的にその会議の雰囲気としてはせっぱ詰まったというようなものが感じられなかったというのも事実であります。今、答弁書の中で世帯数の平均年齢等々を見ると、そんなに余裕はないような平均年齢でありますので、本当に議員おっしゃるとおり、もう検討を始める段階ではないのかなという思いも同じく認識をしておりますけれども、もう少し町内会の今の声を聞きながら進めていきたいと思っておりますし、例えば晩生内の1、2、3が大変困っているということであれば、そちらの中で解決策があるのではないかということも感じておりますので、そこら辺は何とかそこでカバーできるのかなという思いもありますので、それが進んでいければいいかなと思います。以上です。

質問 3番 柴田典男

自分は当該地区に生活圏がありますので、様子がよくわかる。確かに運営上、問題のない町内会も見えていますし、私たちが避難したときに、こっちは大丈夫なのだなと確かに判断ができます。でも、結局こうやって本当に74歳ですよ、世帯主の平均年齢。将来だれがこの町内会に対して、ここを一単位としたときに、避難行動を今回は例として挙げたのですけれど、もっと日ごろから安全・安心ということをテーマとして掲げている町長からしては、ちょっと違うのではないか。やはり、先ほど要支援者の方から意見を述べさせていただきますけれども、明らかに晩生内第2町内会に限っては、申しわけないですけれど、2人ではないです。やはりこちらの方からお声がけをして、災害時に一緒になって避難所に避難しましょうというお声かけをしなければいけない方というのは、やっぱりいらっしゃいます。日ごろからつえをついたり、やはり80歳以上の方々ですけれども、御存じだと思うのですね。そういう方々もこの登録者数には入っていくべきですから、行政としてどういう形でお声かけをしていくのか、先ほど民生委員であったりとありましたけれど、もっと積極的にそこら辺についてはやっていくべきだと思います。ある自治体は、要支援者1人に対して応援者1人という体制をつくっていこうと。こちらではたしか400名ぐらいの要支援者に対して、現在9割ぐらいまで緊急避難をするときに応援する人ですね、その人たちを。1対1的にやっていこうと行政として進めていく町もあるわけです。そこは申しわけないですけれど、自己申告で出た36名というただそれだけのとらえ方というのはちょっと寂しい気がします。それと晩生内にはワークセンターという施設があります。グループホームが晩生内だけで5施設あります。それぞれグループホームで生活していますけれども、例えば災害は日中起きるとは限りない、夜中に起きたとします。あの施設は夜ごと監視員に回っていただけるのですけれど、たしか一晩に2回各施設を回る。では、その間にもし起きた場合はどうするかという不安も実はなきにしもあらずで、一応第2町内会の責任の中にはその方々も含まれていくということになれば、このワークセンター以外の20戸足らずの第2町内会をやられている方は、さてさて、避難所に連れてくる方が大変な負担になるのではないかということであります。ぜひとも、その再編については至急進めていただきたい。今町長の答弁で、晩生内が特にというおっしゃり方があったのですけれど、それは晩生内に任せる、それとも行政が中心となって、その地区その地区に対して呼びかけをするのか、それとも全町を見渡した中で考えていくのか、そこら辺、町長どういうことでしょうか。お伺いをします。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

細かいことは担当の方から話すと思います。この要支援の制度は、ちょうどできたときに僕は総務の方にいましたのでかかわっていたのですけれども、やはり個人情報というのがあるので、前提としては自己申告だよと。そして、各町内会にこの台帳をつくった経緯は、災害あったときに行政のだれが行くというよりも、一番近い人が行ける、早く避難させたり救助できるという思いでつくっております。ただ、それからもうかなりたっていますので、行政のかかわる立ち位置がちょっと離れてきているという意見だと思いますので、そこは見直すところは見直しながら、よりそういう有事のときに有効なものにしていきたいと、そんなふうに考えています。それから、先般新聞で出ていたのが、町内会の合併の話が出ていました。私は晩生内の一番困っている1、2、3という中で、今もう住民組合という全体を通した組織があるということを聞いておりますので、例えば晩生内1と2が合併みたいな話も自分たちの中で出てくることもあるのではないかと。そこに行政が立ち入った方が、よりスムーズに進むというのであれば、どんどん入っていきますし、行政区の再編となると、これは困っているところだけという話ではないので、全体を考えながら新たな線引きをするという話でありますので、それはまたちょっとスタンスが違うのかなと思いますし、今近々に非常に困っている晩生内については、そういったことも含めて、まず地域の方が話し合いをされるべきかなと。その方が解決に早いのではないかなと思っておりますし、そのときに行政としても参加することは全然問題がないと思っています。以上です。

質問 3番 柴田典男

今回、この質問をする前に、自分としては北海道農業会議の方へ出向いて勉強をしてこようかなと思ったのですけれど、何分時間がなくて、ちょっと具体的に勉強する時間がなかったものですから、内容的にまた改めて似たような質問をさせていただくこともあろうかと思いますけれども、よろしくお願いします。ただ、今回年代ごとの農地保有面積の割合をお聞きしました。先ほど、私が2,300ヘクタールと申し上げました本町の耕作面積でありますけれども、60代が先ほどの答弁で36.3%、70代が15%、それ以上が0.9%となっておりますと。これをすべて足しますと60歳以上で52.2%ということになります。2,300ヘクタールと単純に考えて、半分以上が60歳以上の方々が所有している農地ということになります。これが5年後、10年後に、いやもうリタイアしますとなったときに、そのリタイアした土地をだれがつくるかです。それを危機感を持って今から何か対策がないのかという協議を始めませんかというのが一つの提案であります。この答弁の中で、実は一部の条件不利地においては耕作放棄地も出てくることが懸念されますとあります。耕作放棄地が出てきてはだめなのですよ。現在の保全会制度、中山間地の事業でも、あと農業委員会でも、組織でも、耕作放棄地は出すなというのが一つのテーマですから、これは出てきてはいけないのです。だから、今リタイアされた農地に対して若い人方が頑張って引き受け手として、限界を超えながら頑張っておられる。ところが、これから5年後、10年後、この後継者のない60代以上の方々が農地をリタイアされて出た場合、およそ1戸平均の保有面積は約30ヘクタールを超えることになります。約32から35ぐらいになるのではないかと予想されるのですね。それはこの水田面積、先ほど言ったのは2,300ヘクタールは草地もすべて含めた面積です。土地改良区で押さえている水田面積はおよそ1,999.何ぼですから、およそ2,000ヘクタールなのです。それで、試作の米としてつくっているのがおよそ1,550ヘクタール。そのほかにWCSと飼料米があっておよそ1,650ヘクタール。それがおよそ120戸の農家で、水田だけでいうとおよそ百二十何戸ですね。土地改良区の組合員が160戸ですから、ほぼこれからあと何年かで半分になるという想定もまんざら間違いではない世界が来ます。ですから、そのための対策の一つとして、ほかにも考えられますけれど、その一つとして新規就農者について本町でも少し考えてみませんかというのが一つの提案です。ちょっと古い資料なのですけれど、2014年の資料です。全国の新規参入者の数3,660人、1年間でいます。そのうち39歳以下が1,970人もいらっしゃる。そのうち、内数となるのですけれど、2014年北海道で新規参入した方は125名いらっしゃる。2007年には88名でしたが、2014人には125名いらっしゃる。ところが、全国3,660人からすると、およそ北海道というのは3.4%で非常に少ないです。これは後ほど言うけれど、ある程度の理由があると思うのですけれども、そのほかに全国雇用就農者といういわゆる法人に農業をしたいということで入る方々、これも別の数字としてあります。2014年で7,650人が全国でいらっしゃいます。そのうち39歳以下が4,620人もいらっしゃる。北海道の場合、新規就農しますよといったときには、各自治体で入植条件というのがあります。本町の場合は最低2ヘクタールを持ってくださいというのが条件にあります。本州の場合は50アールが一つの条件となるはずです。だけど、北海道の場合は、じゃあ、2ヘクタール、新規して米やって生活できるわけがないのです。ですから、皆さん何が多いかというと、施設園芸が多い。ですから、本州の方は入りやすい、北海道は入りづらい。自治体によっては、施設園芸のためにその面積要件を下げて、そして頑張ってくださいとやっている自治体もあります。先ほど、125名と言いましたけれども、ある自治体は毎年3名の新規就農者がいる。順番待ちの町もあるのです。私はこの町に行きたいと言っても、この町は3名しか受け入れないので、次年度待ちですという順番の町もあるのです。では、本町についてどうかと。先ほどサポートチームの返答をいただきました。これは経営状況及び諸課題の把握、栽培技術と経営もろもろに検討しますよというサポートチームなのですけれども、ではここをもうちょっと発展させて、新規就農に対する受け入れの可能なチームとしていくのはどうですかという質問が一つ。実際にこのサポートチーム、昨年入られた新規就農者の方に対しては、それぞれの担当者が応援していると思います。このサポートチームの中に、必要とあれば指導農業士の方々も入った中で、いわゆる担い手育成センター的なものはすぐできるのですね。サポートチームがここまで組織が一つになっていればの話ですけれど、これに指導農業士の方々を入れ、あるいは共済組合の方を入れれば、もう既にそこで浦臼町の担い手センター的な活動ができるのですよ。そうしたら、そこでもう新規就農者に対して、その受け入れの審査会的なものはそこでできるはずなのですね。ただ、問題なのは、本町には研修施設がないのです。では、その研修をどうするかというのを、例えば指導農業士の方にお願いをする、あるいは神内ファームで今余ってきたハウスを利用する内部的に考えればできることですので。ちょっと質問が長くなり過ぎたので、1回ここで切りますけれども、サポー ト チ ー ム の そ の 新 規 就 農 に 対 す る 今 後 の 発 展 的 な 考 え が な い も の か ど うか。それと、新規就農を受け入れますというさまざまな面でご発言はあるわけですから、将来もっと頑張っていくのだというお答えがあれば、それもお聞きしますけれども。とにかく、サポートチームの発展的に新規就農に対する体制づくりをするのかどうか。

答弁 産業振興課長 石原正伸(産業振興課長は2019年3月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。このサポートチーム、国の補助事業等を受けるために29年度からこういった体制を整えなさいということで設置をしたものになってございます。今現状としましては、その支援を受けている方々を5年間事業が成立するための支援ということで、そこに絞った形でやっているところでございますので、議員がおっしゃっていたように、指導農業士さんですとかいろんな有識者を加えた形の組織として運営ができれば、より一層いろんな新規就農者に対する幅が広がるのかなとは考えますけれども、いろいろな先ほど答弁でもお話ししましたとおり、大規模化に向けてどういった施策が町としてしなければならないのかという部分におきましては、水稲栽培で現実うちの町で2ヘクタールでは食っていけないと。必要な最低限の面積を耕作するためには、さまざまな資金も必要ですし、子弟農家さん以外の本当の新規の就農者の方々が今のこの水稲農家を新規就農者として参入してきて、経営が成り立つのかどうかといいますか、そういった部分のもう少し検証が必要かと思いますので、もう少し勉強させていただきながら、検討させていただきたいと思います。以上です。

質問 3番 柴田典男

自分も勉強不足のところがありますので、今度本当に農業会議の方に足を運んでみたいなと思っています。やはり水稲と絞ってしまうと、新規就農者としては入りづらいのは当然なのですよ。ですから、これからどうなっていくか、個人としても面積としてはもう目いっぱいのところまで来ている、若い人方が。では、これから10ヘクタールふやそうと、若い人が今25ヘクタール持っている人が35ヘクタールにしなければ、全部処理できませんよとなったときに、いや、もう目いっぱいなのですね。何が目いっぱいって、労働力がないのです。だから、例えば町として積極的に法人化を進める。では、法人化って何のためにやるのですかということなのですよ。それが何のメリットとして響いていくかということは、やはりそこでやっぱり一歩考えなければまただめだと思うのですね。法人化することによって、新規就農者はその法人に対して中に入って勉強する、そこからいわゆるのれん分けではないですけれども、そうやって段階的 に 行 く こ と を 望 む 新 規 就 農 と し て 内 地 か ら 来 て い る 方 々 も 非 常 に 多 い ので、そこら辺を勉強する組織として担い手センターをつくっていきませんかということです。ですから、究極は第三者移譲が一番いい。結局、やめたい、入りたい人を仲介するのがちゃんとあるわけですよ。北海道に。年間、七、八十人前後がやはりそういう形の中でお互いにお見合いをやっているわけですから、そういうところにももっと積極的に勉強していって、やはりこれから本当に一歩ほかの町よりも進んだ考え方をやっていかないと、ほかの町はもう進んでやっているわけですから、おくれをとるのですね。それを危惧するのです。ぜひお願いしたい。もうだれも受け手がいない、農地ばかり余ってしまう。だから先ほどではないですけれど、放棄地が出てしまうのではないかということがありますけれども、究極は自治体か農協が土地を買っちゃうのです。最後はそうなるかもしれない。買わざるを得なくなるかもしれない。それを法人に対して貸し出すという施策をとる。買うと負担になるので。でも、そこには資金力ということが出てくるので、最後そこまで行くのではないかなというような、これは私の意見ですけれど。やはり、そうなる前に、法人を伸ばしていくのか、そこら辺、私らも勉強しますし、そういう組織体を今からつくる必要があるのではないかということですけれど、町長、どうでしょう。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

お答えになるか、ちょっとあれですけれど、このサポートセンターを拡充して、将来に向けた担い手センター的なものになるのであれば、私はどんどん進めたいという思いであります。ただ、私も本当に素人の素人なので、なかなか詳しいところはわからないのですけれど、神内さんの余っているハウスなども、私は農家の方、冬の時間のあるときに新たなものをあそこで栽培しながら、自分たちの収益にプラスになるようなこともできるのではないかという思いをずっと持っているのですけれども、なかなかそれに呼応するものが出てこないものですから、私の頭の中でしか考えていないのですけれど、今議員もそういったことも含めてのお話だと思っているので、ぜひこれから前向きに一緒に協議させていただきたいと思います。以上です。

出典:浦臼町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月20日 議事録 PDF(107ページ) 間違いを知らせる