みんなの議会

浦臼町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月12日

町の活性化策と地域おこし協力隊について

2017年9月12日、浦臼町議会の一般質問で、柴田典男議員が「町の活性化策と地域おこし協力隊について」質問し、総務課長 河本浩昭、町長 斉藤純雄が答弁しました。

質問者
柴田典男 議員
答弁者
総務課長 河本浩昭、町長 斉藤純雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 3番 柴田典男

議長のお許しを得ましたので、第3回定例会におきまして、町長に質問をさせていただきます。その質問の前に、1点報告をさせていただきます。昨年、意見書が議会で採択された件でありますけれども、札的内川下流中州樋門において防災対策の処理がされました。常設管2系統が設置されたことは、農地を守る意識が前進されたものと受けとめています。幸い本年は昨年のような台風被害もなく、大雨による緊急的な内水排除対策も必要なく推移することができ、喜んでいるところであります。さらに、冬の間に、町の施策によりまして、重機によって中州樋門出口付近の堆積土砂の除去作業が行われました。本年、一時晩生内地区だけ大雨という事態もあったわけですけれども、新沼の増水もありましたけれども、排水時間が以前に比べてスムーズに減水しているように思います。それぞれの施策は、関係農業者からも防災に向けた町の対策として歓迎されていることを報告したいと思います。今後、雑木の処理が要望としてあるわけですけれども、引き続き道に対して要請を望むものであります。それでは、質問に入らせていただきます。私の今回の質問は、町おこしと町の活性化等について伺います。少子高齢化に向けての対策は、本町にとって最大な課題であります。残念ながら、管内で最少の人口となってしまいましたが、問題なのは、それに及んだ減少率が、管内市町村で最高であったことです。5月31日の時点で1,908名まで減少したときの1年間の減少率が4.7%であり、およそ100名近い人口が一年に減ったことになります。自然減人口は例年30人から40人と考えた場合、多くの町民が町外へ転出していた計算になります。5月末現在42.2%という本町の高齢化率を考えた場合、今後に向けた町民の求める福祉対策が必要であると考えます。他町と比べても引けをとらないさまざまな子育て支援や定住対策をとっていながら、その効果が現状では見えていません。なぜこのような減少率を招いているのか、その原因をどうとらえているのか伺います。また、昨年、地域おこし協力隊が初めて本町で採用され、活動を始めましたが、残念ながら一年の経過を待たず退任されてしまいました。その原因をどうとらえているのか伺います。あわせて、今月より新しい地域おこし協力隊の方を採用したと伺っております。先ほどご紹介もいただきましたのでお会いもしましたけれども、どの部署でどのような活動を期待しているのか伺います。本年の新しい事業として、まちづくり活動応援補助金事業を始めました。活性化対策として効果的なものと期待するものであり、今回4団体の申請があり、それぞれ認可されました。私が日ごろ思っていることは、まちづくりは行政の責任であり、町おこし、村おこし、地域おこしは、町民の力が大切であるということであります。そして、町民、民活の力を引き出したり後押しするのが、行政の責任であり企画力であるということであります。町の活性化に向けて、大いに協力隊員の個性や力量を発揮できるように、サポートしていただきたいと考えます。以上です。

答弁 総務課長 河本浩昭(総務課長は2019年3月まで)

柴田議員のご質問にお答えをいたします。議員ご指摘のとおり、平成28年度の本町の人口減少率は、ここ数年の状況と比べても高い数値となっており、昨年8月末には2,000人を切り1,996人に、1年後の本年8月末現在では1,902人となってございます。原因につきましては、転入者の減、転出者の増により減少幅が大きくなっているのは事実でありますが、詳細については把握してございません。産業構造が農業中心の本町にとっては、就業先等が限られており苦戦を強いられていますが、今までもさまざまな取り組みを行い、本年度、民間アパートを誘致するなどの対策を講じておりますが、特効薬がないのが現状であります。次に、地域おこし協力隊についてでありますが、昨年6月に採用し、本年3月末に雇用期間が満了となりましたが、採用後の実績や適性等を勘案し、雇用期間の更新をしなかったものであります。今月採用の協力隊につきましては、総務課企画統計係に配置し、本町の情報発信などをメーンに活動していただく予定としておりますが、住民が参加するイベントや地域住民が行うイベントにも参加するなど、地域に溶け込むよう、また、本人の適性に合わせ、本町の活性化のため柔軟な対応をしていきたいと考えております。以上でございます。

質問 3番 柴田典男

昨年10月末の本町の人口は1,975名で、今ここに8月末現在で1,902名ですから、10カ月で本町で既にもう73名の方が減少しているという数字になります。町の人口については、いわゆる出生があり、お亡くなりになられる方がおられるということで、自然増減、そして、就職したり転出転入における社会増減という区別がありますけれども、現在、どこの町村でも、少子高齢化、高齢化社会についての対策がとられていると思います。その中で、2018年問題ということで、例えば大学入試に減少を生じる年代で、2025年問題ということで、いわゆる団塊の世代が後期高齢者にほとんど移り変わるという年として問題視されています。その次に、2040年問題ということで、これは大きく果たして町が存続するのかどうかというところまで行くだろうと言われています。本町の場合も、何分にも就職する場所がないということで、高校を卒業し、大学あるいは就職ということでも、どうしても札幌市に、あるいは離れたところに就職してしまう現状もあります。将来3.6人に1人が札幌市の人口になるとも言っていますから、地方の人口に対する取り組みというのは、大変なことだと思うんですけれども、このような質問をした理由は、答弁にありましたが、特効薬がないということで答弁あるんですけれども、じゃなくて、別に何かやったら急にふえるなんていうことは絶対ないんですよね。だから、日ごろの本町における子育てだとか、福祉だとか、うちの町はこういう町なんですというコンセプトをはっきりと持って対応していく。それで、あるいは誘致をするのであれば対策をとる。そういう姿勢が欲しいんですね。これから例えば高齢化になっていったときに、一番お年寄りの方が問題にするのは、まず交通です。次に病院です。そして、買い物ですよね。そこら辺を、うちの町はこうやりますというある程度のコンセプトがあって、お年寄りの方も安心してこの町で暮らしていけるという、何というか、楽しむ、そういう町であってほしいわけですね。今月の下旬に、肉牛飼育を始める方がいます。その方は出身は神戸なわけですけれども、その希望を抱いてから、紆余曲折ありながら、それを乗り越えて本町で、いわゆる浦臼町にこだわって、浦臼町で農業者になることで準備を進めてきた人であります。肉牛という分野で、初期投資は相当な金額が考えられます。本町にとって初めての本格的な新規就農者であります。彼らの成功いかんでは、今後新たな本町への希望者がふえる可能性もあるわけです。ぜひとも成功していただきたいと思うわけですけれども、行政としての引き続きのサポートを望みたいと思います。質問としては、今後、先ほど言ったとおり、町として、町長の姿勢として、あるいは気持ちとして、将来に向けて町のコンセプトをどうとらえているのかというのを伺いたいと思うんですね。うちの町は、子育てでも定住化対策でも、それほどほかの町と引けをとらない対策はとっているわけです。ところが、PRが非常に不足していると思います。ネットには出ているんですけれども。例えば、昨年こういうことがあったんですね。浦臼農協の金融のカード、自動受け払いのカードの窓口ありますよね、ATMの場所に、新十津川町の、うちの町ではこういう定住対策をしています、うちの町はこういう子育て支援をしています、だから、新十津川町に住みませんかというポスターが張ってあったんです。それで、町民の方からの指摘で、ここは浦臼町なのに、何でよその町のが張ってあるんだという指摘があって、そのポスターをはがしてもらったことがありました。だから、うちの町も、じゃ、うちの町のポスターをそこに張ろうと思ったら、ないんですね。だから、そこら辺のもっと積極的なPR活動も必要なんじゃないかということが一つ、町長としての考えをお聞きしたいと思います。次に、地域おこし協力隊の件でありますけれども、残念ながら10カ月で前回の方はおやめになったわけですけれども、それぞれいろんな特性があって、適応をしていくのかどうかというのもあろうかと思うんですけれども、それぞれやはり初めてこういう町にいきなり飛び込んでくるわけですから、何をしていいのかわからない状況の中で飛び込んできているんだと思います。答弁の中に、採用後の実績や適性などを勘案し雇用期間の更新をしなかったものでありますという表現があります。これはちょっと表現として、新しく協力隊を呼ぶ町として、どうなのかなと思うんですね。多分地域おこし協力隊については、ホームページだとかでもいろいろ見ていると思いますので、ほかの町の状況は相当調べていると思います。今回も町の広報に近野君、先ほど紹介していただいてわかっているんですけれども、近野君の紹介がありました。9月に着任してから、私も二、三回ほどイベント関係で彼の様子をちょっと見させていただいたんですけれども、スポーツ系ということもあって非常にさわやかで、一つのことに非常に集中してやっている姿をあの時拝見していますので、あのようなそれぞれの個性を生かすぜひ町であってほしいなと思います。こちらでも、もう町の方でも調べてありますけれども、およそ全国で6割の方が、3年後終了したらその町に、あるいはその隣町等々に住んでいるわけですね。やはりそれを本町としても期待するとは思うんですけれども、じゃ、残りの4割の町は失敗しているのかといいますと、大抵の失敗の原因が、役場の職員と勘違いしているんですね、採用して。やっていることは、いわゆる職員としての時間の方が多いものですから、それで本人は自分は何をしに来たのだろうという疑問が出てきて、おやめになるという方が大変多いそうです。ですから、こちらでも、職場の固定という書き方がありますからいいんですけれども、もっと広くさまざまな分野に出ていく機会を彼に与えて、そして、彼が本町の中で見出すことを大切にして引き出してあげるという、そういう町としての姿勢が必要なんだと思うんですね。そこら辺、町長のお考えがあればお聞きしたいと思います。この2点。以上です。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

質問がもっとあったのかなと思ったら2点だったということで、どこを答えたらいいのかちょっとわかりませんけれども。町のコンセプトという質問がありましたけれども、なかなか今の時代、人口をふやす、今の維持をするということのコンセプトというのは、もう一つ二つではないと、すべてだというふうに思っております。ですから、今、子育て支援をかなり充実をさせていますし、高齢者の足としては、タクシーだったり、そういうこともやっております。ただ、それだけでも済まない何かがあって、人が札幌なり東京へ流れるんだろうなという思いがありますので、一つ二つこだわることなく、柔軟にそれはやっていきたいというふうに思いますし、その成果を本当は期待をするんですけれども、なかなか目の前の数字としてはあらわれづらい時代になってきているのかなと、そんなことも考えております。それから、地域おこし協力隊、今度の方については、かなり行動派という感じで見ておりますけれども、前の方は少し机の前にいる時間が長くて、みんなで町外に出ていろいろなところに足を運んで、いろんな人の顔を覚えたりとかということをかなり強く担当もお話をしていたみたいなんですけれども、なかなかそういうことが苦手なような方でありましたので、今回更新はしなかったんですけれども。今度の人については、今言われたような部分も含めて、何とか地域にどんどん出ていってもらって、そして、町の魅力をいろんな情報で発信をしていただく。そのために、町としても最大限サポートしたいというふうに思っております。以上でございます。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

そこは3点目になるのかなと思いますけれども。いろんな意味で、ポスターも含めて、町の魅力をどう発信していくかという方法の一つなので、町としてもいろんなことをやっていけばいいかなというふうに思っておりますし。僕がずっと思っているのは、きょうはつけていないですけれども、高知県が、必ず毎年高知県の商工観光のバッジがあるんですね。そして、今は高知家ということで、見た方もいると思いますけれども、ああいったものも町でつくって、みんなが背広に、議員さんもそうですけれどもつけて、それもまた一つの情報発信だったり、魅力のアピールだったりになるのかなというふうに思いますので、今後いろいろなところで、いろんな職員からの意見も聞きながら進められることは進めたいなと、そんなふうに思います。以上です。

質問 3番 柴田典男

高齢者対策で、人口減少については、本当にいろんな町でやっているのは事実でして、例えば成功しているところの町ですと、町民が数名というかある程度集まって、まず町について話し合う機会を、今、例えば社協の方で講師を呼んでやっておられる町おこしに関するいろんなグループ討議も体験していますけれども、非常に勉強になっています。できればああいう講演を、職員の方々、多くの方々、やっぱり聞くべきじゃないのかなと思いますね。先日の出席の中に、私どもも呼ばれたので行きましたけれども、じゃ、職員の方々何人いらっしゃったかといったら、申しわけないですけれどもそんなにいませんでした。あとこれから2回かな、あるようですけれども、ぜひ結構グループ討議の中でいい経験ができると思いますので、やっていただきたいと思います。町おこし協力隊も、例えば新十津川町でも今2名か3名たしかいて、よく新聞で駅前のやっているのは、町おこし協力隊の方だと思うんですけれども、昨年私どもが島根に研修に行ったところも、邑南町はおよそ30名の地域おこし協力隊がいると。それで、3年間終わってそのままその町に滞在し、それも含めると40名近くになるんですよというお話がありました。なんでも子育て日本一の町ということでPRを出しているみたいですけれども、そういうサポートの力が結構すごいんだなというのを、私ども研修に行って感じてきたところであります。そういう面も、私どもも含め、町としてやはり勉強しながら、将来に向けてやっていただきたいものだと思います。以上です。

質問 3番 柴田典男

はい。あれば。

質問 3番 柴田典男

いや、終わります。

出典:浦臼町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月12日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる