みんなの議会

浦臼町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月20日

(1)国による米の需給調整と所得補償制度の廃止が生産現場に与える影響とその対策をどうするのか/(2)本町における居住環境の改善のための地域住宅計画は

2017年6月20日、浦臼町議会の一般質問で、折坂美鈴議員が「国による米の需給調整と所得補償制度の廃止が生産現場に与える影響とその対策をどうするのか」「本町における居住環境の改善のための地域住宅計画は」について質問し、産業振興課長 石原正伸、総務課長 河本浩昭、町長 斉藤純雄が答弁しました。

質問者
折坂美鈴 議員
答弁者
産業振興課長 石原正伸、総務課長 河本浩昭、町長 斉藤純雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

町のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 5番 折坂美鈴

平成29年度第2回定例会におきまして、町長に2点の質問をいたしたいと思います。1点目であります。国による米の需給調整と所得補償制度の廃止、これは2018年から行われることが決定しておりますが、このことが生産現場に与える影響とその対策をどうするのか。いわゆる30年産米問題、生産調整見直しによって、行政は生産数量目標を配分しないとされ、生産者自身が自由に何を作付するか決められることになりますが、過剰作付によって米価下落を招くことも考えられ、私は状況によっては、直接支払政策をもう一度検討することを望むものですが、町として、今後の状況をどう見通しておりますか。また、米政策の大変換により農家所得が減少することが顕著になった場合の所得向上対策についての考えはありますか。2点目であります。本町における居住環境の改善のための地域住宅計画は。新年度予算に示された、浦臼町民間賃貸住宅等建設補助金は、民間の活力を利用して、農村の居住環境を整え、農業後継者など若い世代が本町にとどまるよう、若者の定住促進施策として図られたものです。①この補助金制度の公募期間が終了したところと聞いておりますが、今後の計画はどうなっていますか。②ひばり団地の建てかえ計画や教職員住宅の整備計画等本町全体の住宅計画は、どのようなものを描いていますか。③農家住宅の整備を後押しする国、農水省の支援制度もありますが、本町で今後ますます増加するであろう空き家を有効活用する施策などは考えられないでしょうか。

答弁 産業振興課長 石原正伸(産業振興課長は2019年3月まで)

折坂議員のご質問にお答えいたします。1点目の平成30年度産以降の米の生産調整についてですが、40年以上続いてきた減反政策も本年度限りで終わり、国による生産数量目標の配分や10アール当たり7,500円の交付金も廃止となります。それに伴い、生産調整を行わず米が過剰作付となった場合、米価の下落につながるという懸念は議員と同様持ってございます。そのため、北海道では生産数量目標の配分にかわる生産の目安を定めることとし、農業関係機関により構成されております各地域の農業再生協議会が中心となり、オール北海道体制で、この局面に取り組んでいくこととしてございます。また、JA全中では、米の需給調整に取り組む全国組織の設立や、水田フル活用に向けた直接支払交付金の恒久的措置と必要な予算の確保を国に求めているところでございます。平成30年度以降の国の予算や政策については、現状において確かな情報はなく、明確な答弁をできる段階ではございませんが、今後の議論の行方や概算要求の情報などを的確に把握し、状況に応じた対応や要望等を引き続き行ってまいります。2点目の米政策改革に伴い、農家所得が減少した場合の対策についてでございますが、町が直接的に所得補償を行うことは現実的に難しいため、特色ある農産物の生産など、農業者みずからが行う経営発展や所得向上に資する取り組みの支援について、検討してまいりたいと考えております。以上です。

答弁 総務課長 河本浩昭(総務課長は2019年3月まで)

2点目のご質問にお答えをいたします。民間賃貸住宅建設事業者の募集につきましては、5月10日に募集期間を終え、申請がございませんでしたので、6月9日まで期間を延長し再募集しましたところ、1件の申請があったところであります。早急に審査を行い、可否の決定をする準備を進めてございます。ひばり団地の建てかえにつきましては、公営住宅、特定公共賃貸住宅、合わせて48戸の建かえを計画しております。本年度基本設計を行い、平成30年度に実施設計、31年度から順次建てかえを実施し、平成37年度に完成を予定しております。教職員住宅につきましては、校長及び教頭住宅4戸を平成31年度以降順次建てかえる計画としておりますが、民間賃貸住宅で対応することも視野に入れ検討してございます。また、その他の2棟4戸を維持管理していく予定としてございます。町全体の住宅計画についてはございませんが、土地開発公社による宅地の造成、分譲事業により、移住・定住の促進に取り組んでいるところでございます。空き家の活用につきましては、昨年度、空き家・空き地バンク制度を開始いたしましたが、空き家につきましては1件の登録があり、契約が成立、土地につきましては2件の登録のうち1件が成立してございます。また、空き家を取得して住宅として活用する場合は、定住促進住宅取得応援助成や住宅リフォーム等補助金、店舗等として活用する場合につきましては、中小企業振興事業の施設等整備助成金の活用が、制度の枠の中で可能となってございます。優良物件が見つかりにくい状況にあると考えておりますけれども、有効活用できないか、さらに検討していきたいというふうに考えております。以上です。

質問 5番 折坂美鈴

今回の質問は、1定でも同じ質問をさせていただいたんですけれども、もう少し町長と議論をさせていただきたいなということで、もう一度今回上げさせていただいた質問であります。まず最初の質問なんですけれども、国の予算については、確かな情報がないというところで、今、明確な答弁ができる段階にはないということは理解するものであります。状況に応じた対応や要望を引き続き行ってまいりますという答弁に、これは同意するものであります。私の考えとしては、国は米の直接支払制度をなくすと言っているわけですから、その分を今度は農家所得を支える新たな施策の財源にするべきではないかなというふうに、もっと検討するべきというふうに強く思うわけでありますが、町長はどのように考えられるでしょうか。その点を要望していただきたい。農家所得を支える新たな施策、その分にお金を回してほしいという、そういう考えで私はおります。大規模農家ほど、所得補償制度の廃止によって受ける打撃、影響は大きいというふうに農業新聞にも載っておりましたけれども、我が町でも、高齢の農家がつくれなくなった農地を若手の後継者たちが引き受けてきて、大きな大規模農家になっていくわけですよね。その方たちが、農家収入の減少が半端な額ではないというところにあるわけで、米農家が多い本町では、地域全体が疲弊するという、そういう大問題になってくるわけでありまして、これに対して、何も手を打たないのかなというところはあるわけです。何もまだ情報がないからということは理解しますが、準備をすることはできるのではないかなというふうに考えております。あと、国の考え方について、町長のお考えをまたお聞きしたいんですけれども、国は生産調整を完全に農業者や団体の協議に任せる、委ねることをして、自分は手を引いたわけです。農業をビジネスの世界と同じように、競争原理の荒海の中に引きずり込もうとしていると私は思っています。だから、農協を解体しようとしたり、民間の参入を推奨するとして、根拠法である主要農作物種子法を廃止しましたね。こういうことをして、都道府県の役割までなくしてしまう。こういうことをやっているわけです。それに対して、町長はどういうふうなお考えがあるのかお聞きしたいです。今まで都道府県単位で大切に守り育ててきた優良種子の安定供給、これが揺らいでしまったというふうに私は考えております。私たちは、種籾が手に入らなくなったり、値段が高騰するのではないかという、そういう不安が大きくなってきたわけであります。それから、対外的には日本とEUの経済連携協定、EPA交渉がありますが、TPP合意にもっときつい条件が課せられてEPAに交渉しなければならなくなるのではないか、そういうような懸念も抱いております。生産調整がなくなることになれば、国内においても産地間競争がますます激化する、そのような状況も考えられます。そんな中を、担い手の育成とか確保に我々は努めなくてはいけないという状況になってきているわけですけれども、こうなってくると、やはり先ほどの中川議員の質問に町長が答えてくださっていたんですけれども、良質米づくりであるとか、コスト低減の取り組みについて、浦臼町で言いますとクリーン米生産組合があり、直播生産組合がある、そういうところに手当てをいただいておりますけれども、そこの部分の手当てををもう少し手厚く、金額的にはまだ少ないんですけれども、そこの部分をもっと手厚くするお考えはないかということや、直接的に個々に所得補償をすることはできないというお話ではありましたけれども、例えば商工会にある、先ほどもお話ありましたけれども、無担保ローンの貸付制度をつくるとか、何か収入源確保のために新規の事業をやりたいと思っている若い人も、いっぱいいると思うんですよね。そういう人たちの背中を押す施策、セーフティーネット整備、そういうことの施策もいろいろ考えられるのではないかと思いますけれども、その点をどのようにお考えになりますか。いろいろ聞いてしまったんですけれども、最後にもう一点、おっしゃっていた農業者みずからが行う経営発展や所得向上に資する取り組みへの支援ということを検討しているとおっしゃっていたけれども、具体的にはどのようなことを考えていらっしゃるかをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

的確に答えられるか、ちょっと不安でありますけれども、7,500円がなくなるということは事実でありまして、このJAピンネ管内で、これをお金にトータルすると3億7,000万円ぐらいの収入が、これでもう入ってこないということで、ピンネの宮本組合長とお話をしたときにも、大変この地域にとっても非常に大きな金額だということであります。そして、これを復活するということはなかなか難しいので、全国的に750億くらい、全国のこの7,500円を足すと、国の予算が750億円ぐらい今あるんですけれども、これを違った形で、行く行く農家の所得が上がるようなものに、国にいろんな団体が要望しております。私たちも26日から行きますけれども、そういったことを農協も中心に今やっているんですけれども、なかなか国が、これに使うとか、そういうことをまだ言ってきていないのが今現状であります。これを今までどおり直接支払としてというのは難しいので、それを農業全体の有効活用にならないかということで、今、全国的に要望しておりますので、これは今後も続けていきたいというふうに思っております。また、高齢化、それから担い手不足、いろいろ厳しい状況が続いておりますけれども、町として個別にお金を配る、支援するというのは非常に難しいところがあります。ただ、これからの農業というのは、スマート農業と言われますし、無人機の機械で畑、田んぼを耕すと、そういう時代がもう目の前に来ているというようなことも言われておりますので、町としては、そういった方面になるべくいろいろな予算を投資して、行く行くは町の基幹産業である農業が、そういうことでみんなが底上げして発展していく、そういったものにいろいろと投資をして支援をしたいという考えがありますけれども、今、質問の中であった一つ一つの具体的なものについては、今後になるかなというふうに思っております。以上でございます。

質問 5番 折坂美鈴

今のお答え、非常に力強く思ったところであります。ぜひ再生協議会が中心となって、オール北海道体制でこの局面に取り組んでいただきたいというふうに期待をするところであります。あと、具体的な施策についてのお話は、なかなかお聞きできなかったんですけれども、私の考えとして、最近、新篠津とか砂川ハイウエイオアシスにも直売所ができまして、すごい盛況だというふうに聞いておりますね。浦臼町も道の駅の整備の中で、そこは考えていてくださるのかなというふうに思いますけれども、農家の所得向上に資するものだと思いますので、調査もしっかり行って、どういうものが浦臼町に合うのかというところのしっかりした施策を期待するところであります。あと最後に、農協との連携、これがちょっと足りないかなというふうに思っていまして、役場の職員ともよく話すんですけれども、農協というのは農業協同組合でありまして、協同組合なんですから、私たち人間は、一人一人の力は弱いけれども、集まって力を出し合って一大勢力となるというような、そういう意味がある思うんですよね。でも実際の今の農協がそういうふうにはなっていないから、農協不要論とかが出てくると思うんですけれども、でも、やはりそこは町と農協が連携をして、この局面に立ち向かわなければいけないという、そこの重要性を、町長、認識しておられるかなというところですね。販売戦略にしても、やはりいつも言ってますけれども、連携が必要かなというふうに思いますので、ぜひそこは、いろいろ意見の食い違いなどもあるかというふうに存じておりますけれども、お互いに重要性を認識し合って連携していくということですね。それが必要ではないかと思いますが、その点について、町長のお考えを伺いたいと思います。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

言われたとおり、町と農協が同じ方向で協力するというのは、これは当たり前の話なんですけれども、私は常々思うのは、例えば浦臼町のJA会員さん、みんなの総意が何かの方向であるよと。例えばクリーン米に全部しようやというようなことになれば、当然トップに立って農協とも協議をしたり、その実現に向けて動くというのは全然やぶさかではない。ただ、そういったところがなかなか見えてこないというか、浦臼町の会員さんも一個になっていないのかなというところがありますので、ぜひ農家それぞれが、いろんな場所で議論をする機会はあると思うので、そういったところに将来の農業、今の農業をどうするかというようなお話をされて、それで行政にも出てほしいということであれば、全然私は出ることについては反対を持つものではありません。以上でございます。

質問 5番 折坂美鈴

ちょっとだけ今のにあれなんですけれども、なかなか一つにならないのは世の常でありまして、でもだんだんその組織も大きくなってきている途中かなと私は考えております。それを育てていくというやり方も、町にはあるのではないかなと、ちらっと思ったりもします。続いての再質問でありますが、答弁の中でお聞きしたいところがありました。教職員住宅については、校長と教頭住宅の4戸ということなので、小学校と中学校の。これは建てかえるとなっているんですけれども、その他2棟4戸は維持管理していく予定というふうなお答えということは、建てかえはしないということかなという、ここを確かめたいということですね。それから、午前中に話がありました土地開発公社による宅地の造成、分譲事業を今やるというお話を伺ったところなんですけれども、これは町の要望によって開発公社が動いているということを確認したところなんですが、なぜこの分譲をやるのかというところをお聞きしたいですね。何のためにやるのか。移住・定住の促進に取り組んでいるというお答えなんですけれども、具体的に移住・定住促進の政策はないままに、住宅を建てようとしているように私には見えるんです。だれのために建てるのかというところで、ちょっと想像してみたんですけれども、例えばですよ、ジビエを今やりますよね。そのジビエで雇用をつくるんですか。それでその雇用者に入ってもらう。その人たちが家を建ててくれるんでしょうか。それとも、田舎暮らしを求めて都会から来られる、移住・定住で来られる方のために分譲するんですか。そういう方は、もっと田舎の本当に農家住宅とか古民家にあこがれると、私は思うんですけれども。そうではなくて、近隣市町村から来てくれる、浦臼町に移住してくれる、それを求めて分譲するのか。もっと便利なところに行くのではないかというおそれもあります。一体だれのために分譲をしているのかなと。結局家を建てる能力のある役場職員が、そこに家を建てるのかなと、ちょっと皮肉にも思えてくるわけでありまして。何が言いたいのかといいますと、今、農業後継者が浦臼町にとどまってほしいから、民間住宅、賃貸住宅建設補助事業をやるんですよね。その今実行する段階に、1件しかないということで、今可否を決定するという段階だそうですけれども、今、実行する段階に入っているわけですが、その入る前に、じゃ、どれくらいの人がこの住宅を必要としているのかという、そういう調査をちゃんとやっているのかなと思うんですね。ここに入りたいという、雇用の場もたくさんあるわけですから、いっぱいいたとして、民間で何戸しかつくれなかったら、これでは足りないとなったら、そこに町営住宅を建てるとか、政策的なですね、そういう考え方もあるでしょうし、建ててみて住んでもらわないとわからないというような状況で、いろんな住宅を、分譲住宅、分譲地を要請したり、ひばり団地の建てかえをやったり、民間の賃貸住宅をやったりと、そういうことを思いつきでやられても困るわけですね。需要と供給のバランスをとるための地域の住宅計画が必要ではないかというふうに、私はずっと言っているんですけれども、それはないということなんですが。すみません、下川町の例を出させてもらいたいんですが、18日の道新に自治変容という記事が載っておりまして、政策決定の今という副題がついております。これは、今、安倍政権はお友達が大好きですから、安倍政権に取り入る自治体には手厚く何かやってくれるみたいなんですよね。だから、時代の波に乗って、国とのつながりを求めるのが上手な、情報を仕入れるのが上手な自治体は、どんどん取り入れられ、モデル事業とかそういうのに取り入れられるわけですよね。そういうのがいいのか。二極化時代というふうに副題もついているんですけれども、そういう自治体がいいのか。この話は、また後でしようかと思ったのですけれども、もっと地道な活動をしていくことが必要なのかという話が載っているんですね。それはまた、ごめんなさい、後でやろうと思うんですが。その中で、下川町はもちろんどんどんやっていく自治体ですよね。バイオマスの先進的な取り組みをやっていて、それはもうオーストラリアとかドイツとかにもどんどん研修に行っているんですね。自費で行っている職員もいるというふうに、どこかで見たことがあるんですけれども。そこできちんと下川町では地域の再生計画というのを立てていて、今、農業道場というのを開くんですけれども、これも地方創生の補助金を使ってやります。これは後継者のいない高齢の農業者と農業研修生が集住する共同化住宅を建てるそうです。ただ住宅を建てると言ったって、補助金がおりないので、後継者と高齢の農業者とがマッチングするような、その住宅をつくるということで補助金の申請をして通ったそうです。それには、きちんと、もう新聞にも載っていましたけれども、1年目で2組の新規就農者がいますし、2年目でまた2組とかいうふうに、5年間で10戸の住宅を建てるという計画が出ていますよね。やはりそういう計画が、私は必要ではないかと思うわけですね。計画を立てながら、それを次々に実行していく。もちろんマスター計画ですか、マスタープランにのっとった計画でやっていかないと、思いつきでいろいろな施策をやられても、建てたはいいが入ってくれる人がいないと。そういうことにならなければいいがと思う次第でありますが、そのことについて、町長のお考えをお伺いしたいと思います。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

いまいち何を聞かれているのかちょっとわからないんですけれども、宅地の開発ですけれども、これは思いつきでやっているわけでも何でもありません。近年農家の後継者が、ご結婚される組が何組もいる。そして、そのうちの4組、5組が、町に住みたかったけれども適当な物件がなく、今も町外から通ってきているというようなお話がありました。そういったことを含めて、民間のアパートがあれば、いろんなニーズの方が入れるだろうと。それから、宅地造成をすれば、役場職員と言われましたけれども、いろんな方がマイハウスを持ちたいという方はおられると思うので、そういうサービスの提供をするために、今回の土地開発公社のやつは出しているつもりでありまして、いろんな調査をしながら、ニーズがあるからやるという、そういうものもたくさんありますけれども、今回の事業のついては、そういったことを期待しながらやる事業であるということなので、決してむだとかそういうことにはならないのかなというふうに思っております。それから、いろんな町でいろんな取り組みをしております。うちの町では、今、地方創生の交付金を使ってジビエとワインの郷の計画をつくりました。できるだけそれが現実になるように、そして、雇用もふえるような、そんな取り組みにはしたいというふうに思っております。以上です。

質問 5番 折坂美鈴

話がわかりにくいと言われましたので、確かにいろんな話を詰め込み過ぎたので、わかりやすく言いたいことをまとめたいと、頭の中でまとめたいなというふうに思っているんですが。今、必要としているのは何かということで、農家の後継者の方が入る住宅をということで賃貸のアパートですよね。それはいずれは農家の親が年をとったら帰るから、一時的なものであるからアパートでいいんじゃないですか。だから、それは必要だというふうに私は認めますよ。あと今必要とされているのは、この間静川議員が指摘されたと思うんですけれども、教職員が地方から、ほかの町から来られたときに、入る住宅がなかった問題がありましたよね。だから、維持管理していくといったって、ほったらかしにするということでしょう。そこをちゃんと整備しないって、さっき確かめたけれどもお答えがなかったのですけれども、それは今求められていることと違うんじゃないかなという思いですね。それから、最後に重要なのは、空き家の整備ですよね。中古住宅、これを整備するということが、私はそんな分譲地をつくるよりも絶対いいのになというふうに、アンケートをしてみて思ったんですね。安い物件があれば入りたいよって、ちょっと傷んでいても大丈夫っていう、犬や猫を飼いたいからという人、いたじゃないですか、アンケートで。本当に古民家をいろいろ自分で勝手に改装してやりたいんだという人も多いんですよ。農家住宅っていうのは、市街化調整区域には普通の住宅は建てられませんから、農業者だったら住宅を建てることができるし、既にある物件は建て直すことはできるんですよね。だから、そういうものを利用して、農家住宅をおしゃれに改築してというのが農水省の支援制度なんですけれども、これ西神楽町でモデル地区でやるそうです。農山漁村振興交付金というのを使って。余りまた長く言うと、わからないと言われるかと思うんですけれども。中古住宅の整備というのは、ぜひやってほしいなと思うんですけれども、そこは手をつけられないのでしょうかね。お聞きしたいと思います。最後に、先ほど言った二極化時代の下川町と、もう一つ載っていたのが西興部村でした。西興部村は、特別何かをやったというわけじゃないというんですよね。だけれども、若者の減少率が道内で最も低かった自治体なんだそうです。何をしたかというと、早くに特別養護老人ホームを建て雇用をつくった。第三セクターのギター工場に志ある若者が集まった。これだけのことなんです。だけれども、前村長の高畑氏は、こういうふうに言っております。「役場に入って40年以上、たった1世帯の出入りにも気を張ってきた」このコメントが、私の心の中に刺さったんですね。そのことについて、町長、どのような感想を持たれるかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

居住住宅等々言われましたけれども、町としては、最低限の管理はします。ただ、教職員については、その年々で浦臼町に住んでくれる方、それから砂川市とか近隣から通う方、非常にばらつきがあって、常にあいている状態というのもありました。そういうことから、今回は校長、教頭の必ず住んでくれる4人については、民間のアパートを建てて、そちらでずっと入ってもらうと、そんな思いであります。また、今、西興部村の老人ホームができて雇用がふえたということであります。今、本町にもゆうあいの郷があります。多くの若い職員が、かなりの割合で通ってきているということもあります。これはやっぱりうちの町に適当な住宅環境がないということだろうという思いがありますので、先ほどの民間アパートなり、それから宅地造成についても、いろんな意味があって、今、町でねらっているのは、すべていろんなニーズの方に対して提供したいという思いなので、そこはご理解をしていただければというふうに思っております。空き家を改築してということよりは、入りたい人が来たときには、うちの町には、今既に取得の助成、それからリフォーム助成等々ありますので、その中でも十分やる気のある方が来られればやっていけるのかなという思いがありますので、町としてお金をかけて改装してだれかを呼ぶということは、今の時点では考えておりません。以上でございます。

出典:浦臼町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月20日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる