浦臼町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月13日
高齢者の町外流出について
2016年12月13日、浦臼町議会の一般質問で、野崎敬恭議員が「高齢者の町外流出について」質問し、町長 斉藤純雄が答弁しました。
- 質問者
- 野崎敬恭 議員
- 答弁者
- 町長 斉藤純雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 1番 野崎敬恭
議長のお許しをいただきましたので、町長に高齢者の町外流出について一般質問をさせていただきます。我が町の人口対策については、認定こども園、学校給食費の無償化、小中学校の医療費など、誕生から高校生まで、近隣町村でも子供支援先進地と言っていいぐらい手厚くなっているのかなと思っております。ですが、子供たちも18歳になり、高校卒業時から浦臼町より巣立っていきます。高齢者についても、タクシー券や福祉灯油などで支援をしておりますが、高齢者施設が欲しいとの声もあり、再度質問させていただきます。特老入居以前の高齢者の方も、近隣のサ高住、それから各種ホームなどに、我が町からそちらの方に去っていく方も多々見受けられ、また、連れ合いに先立たれた単身者、高齢者夫婦の受け皿がなく、交通手段の不便さ、生活物資の不十分など、多く不安に思っている方が多数おります。そこで民間事業者などを取り込み、医療法人、福祉法人などと連携で、サ高住や、また最近取りざたされ始めたシェアハウスなど、浦臼町に合った施設で、高齢者が楽しく生活できる施設が必要ではないか。駅前、駅横などには空き地が目立ち、市街の再編、商店街再興にもつながるような、コンパクトな市街の設計はできないものでしょうか。浦臼町に貢献してきた高齢者にこたえるためにも、真剣な検討が必要と思われます。流出阻止のためにも、2期目に入った町長の考える高齢者に対する施策はいかがなものか。近隣では、高齢者の増加に伴い、まだまだ施設ができているわけでございます。我が町では考えられないのか、町長にお聞きしたい。また、町長のところには高齢者の施設の設置要望などの声は届いていないのかも、町長にお聞きしたいと思います。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
野崎議員の質問にお答えをいたします。近年、高齢者の方々に好評なサービス付高齢者住宅については、家賃が高く、ある程度の収入や蓄え場必要であるなど、入居できる方が限定されてしまうのが実態のようであります。このサ高住については、行政主導では補助対象とならず、単独事業での設置は難しい状況にあり、また、雨竜町で運営されているシルバーハウス等の設置についても同様であります。民間事業者主導であれば可能と思っておりますので、今後民間レベルのお話があれば、町としてもできる限り協力していきたいと考えており、また、現状住民からの高齢者専用住宅の要望につきましては、さきの町政懇談会において意見を伺っておりますが、保健センターや建設部署などには、お話は今のところ届いてはおりません。また、議員ご指摘の高齢者の町外流出については、この住宅問題だけが要因ではないと思っておりますので、まずは住民への意識調査などを実施してまいりたいと考えます。今後、老朽化に伴いひばり団地の建て替え整備計画を策定してまいりますが、この計画の中で、議員指摘の高齢者向けの住宅についても、多くの意見を聞きながら検討していきたいというふうに思っております。以上でございます。
質問 1番 野崎敬恭
ちょっとまだ私たちの町、2,000人を割ったわけですけれども、ちょっと認識が緩いかなというような気もいたします。これから加速度的に、町内人口は減っていくものと考えられます。その点では、かなり認識が、もうちょっと危機感を持って、今後の町がどうあるべきかという計画は進めていただきたいなと、そのように思っております。人口の増加は、自然増と社会増というのがありまして、人口の自然増というのは、まず第一に、自然増は出生者数が死亡者数を上回ることを言う。それから、2番目には独身者にも結婚してもらうことが必要であると。それから、3番目には一人でも多くの高齢者に長生きしていただくこと。健康寿命の延伸ということですね。そして、4番目には、高齢者以外の死亡者数を減らすと。これは浦臼町ではそんなにないですけれども、交通事故と水難事故と、そういう不慮の事故による死亡者数を減らすということですね。それから、社会増というのは、自治体間の競争ということですね。社会増であり、競争は決して悪いことではないと、石破元地方創生相も言っているそうです。他町にとっては、浦臼など老人ホーム等がない町は、ターゲットになっているのではないかなと私は思うわけでございます。まして、近年、きのうのテレビ等によりましても、奈井江町のサ高住が病院の上に完成したと。そのときにも、もう既に浦臼町からも何名か入居が決まっているやに伺っております。それが要するに奈井江町の社会増なんですね。それが浦臼町がターゲットになっていると。そういうことでありますので、そればかりが高齢者の流出問題ではないということには当たらないのかなと、そのように思っております。そして、浦臼町にとっては、自治体から住民を、どの地域の人を対象にして、明確に優先順位をつけて取り組んでいかなければならない。そのような計画性を持って、例えば奈井江町から浦臼町がサ高住やら他のいろいろな老人施設をつくった場合は、奈井江町からどのようにして引っ張るとか、砂川市から引っ張るとか、月形町から引っ張るとか、そのような計画性を持ってやっていかなければならない。それが住民の社会増というやつだそうでございます。そして、人口は減っても元気な町をつくっていただくためには、市街の再編も必要かなと、そのように思っております。そして、ひばり団地も更新の時期に入っていると思います。先ほど町長から答弁いただきました。そういった計画の中でも、ひばり団地はやっぱり若い人たちが入りやすいようなすばらしい団地も一つの手ではないかと思います。かといって、高齢者、一人住まい、それから高齢夫婦の方においては、ひばり団地に置くのではなく、今、町の真ん中が、駅前、駅横が空き地となってきております。そこら辺をやっぱり市街地整備という名目で、コンパクトシティ型みたいな感じで、そして、サ高住などを駅横あたりにつくって、便利に病院に行ける、それからバスの乗降、JRの乗降、それから行政にも行ける、商店にも行けるという便利な、お年寄りにはそういう便利な使い勝手のいい町をつくって、多少でもこの浦臼町に住んでいただく、そのようなことを考えていただきたいと思います。町長の考えはいかがでしょうか、お聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
うちの町の健康長寿政策については、かなり進んでいるというものは持っているところであります。住宅環境だけでうちの町に引きとめる、また近隣から呼び込むという、そういった政策が、果たして福祉政策の中で理解されるのかというのは、ちょっと疑問でありますけれども。いろんな方が町外へ出て行く実態も、私も何件か見ていますけれども、基本的にはやっぱり札幌にお子さんがいるとか、そういった部分が多いのかなという気はしております。そして、ひばり団地の公営住宅でありますけれども、先般歌志内市の高齢者施設が新聞に出ておりましたけれども、これからの公住においても、除雪をする必要がないような、歌志内市でできた、ああいう形が主流になりますので、そういったところに、例えば高齢者だけのエリアをつくるのがいいのか、やはり若い人もいて、いろんな交流活動ができる、そういったエリアの方がいいのかといういろんな問題があると思いますので、そこら辺は今後いろいろな住民の方のご意見、またいろんな方の意見を聞きながら、検討はしていきたいというふうに思っております。コンパクトシティという考え方も当然ありますけれども、うちで言うと、それは晩生内、鶴沼の方が中央に住んでもらうという、究極の形はそういう形になります。そういうことは、両翼が今以上に寂れるような部分もあります。簡単ではないのかなという思いはしております。以上でございます。
質問 1番 野崎敬恭
そうですね。最後に町長がおっしゃったとおり、やっぱり本町が、中央が便利になるということは、両翼がちょっと寂しくなるということではあると思います。ですが、現状はまだ国の方も1億人ぐらいまでは人口減は容認するというような方針みたいなところがございますので、このまま人口減少を阻止するとは言っていないんですね。だから、1億人ぐらいまでは容認するような方向ですから、まだ当分は人口減少は進むのだろうと思います。それはほかの町もそうだと思います。ですが、やっぱり浦臼町は、そういう施設がなければ、さらにストロー効果で近隣にお年寄りも吸い上げられてしまう。それはやっぱり阻止しなきゃならないし、私たちこの2,000人を割った町は、やっぱりいかに維持をしていくかに腐心をしなきゃならないのかなと思っております。そういうことでありますので、今後も、どのような浦臼町の将来像がいいのかという答えは、簡単には見つからないのかもしれないけれども、若い優秀な職員もおりますので、そういう職員が、この町を愛しながら立派な青写真をつくって、そして、高齢者も若い人も、小さくてもここに住んでよかったという町につくっていただきたいと思います。また、この件につきましては、私もまた将来に向けて重要なことと思いますので、今後も取り上げていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。以上です。
質問 1番 野崎敬恭
答弁いただきます。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
非常に難しい問題でありますけれども、私も思いはやっぱりずっとうちの町で住んでいただきたいというのは、常々いろいろなところで言っておりますので、その方策として住宅環境の整備なのか、それからソフト面の充実なのか、いろいろあると思います。今後とも、議員の皆様とも協議をしていきたいと思います。以上でございます。