浦臼町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月23日
(1)道の駅の施設整備を今後どのように進めていくか/(2)浦臼版総合戦略を町民とともに作り上げて/(3)地域コミュニティの確立に向けて
2015年6月23日、浦臼町議会の一般質問で、折坂美鈴議員が「道の駅の施設整備を今後どのように進めていくか」「浦臼版総合戦略を町民とともに作り上げて」「地域コミュニティの確立に向けて」について質問し、町長 斉藤純雄が答弁しました。
- 質問者
- 折坂美鈴 議員
- 答弁者
- 町長 斉藤純雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
町のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 5番 折坂美鈴
平成27年度第2回定例会におきまして、町長に3点の質問をしたいと思います。1点目であります。道の駅の施設整備を今後どのように進めていくのか。斉藤町長の公約であった道の駅の再整備は、2年間の準備期間を経ながらも、3月定例会において、27年度予算から外され、現段階では白紙の状態に戻ってしまいました。3月定例会は、新聞で取り上げられたこともあって、例年になくたくさんの傍聴者を集めたのは記憶に新しく、町民の関心が高かったことを示しています。しかし、その後は、それでは今後の道の駅をどうするのかという議論に発展することもなく、町民の間に議会で反対されたのだから仕方がないという風潮が生まれ、町全体が活気を失ってしまったことが残念でなりません。今議会に上程される第4次浦臼町総合振興計画の中では、観光部門の主要政策に、道の駅つるぬまを中心とした観光拠点の整備として施設整備を行うことと計画されています。私は、斉藤町長にいま一度前を向いて、道の駅再整備に向けてチャレンジを始めることを提言するものであります。①新しい担当職員とともに、前計画のチェックを徹底的に行ってはいかがでしょうか。②道の駅の建設計画がなくなったことを残念に思っている町民は少なくありません。本年度は町民との対話を積極的に行うことを徹底してはいかがでしょうか。対話の中で、交流人口の拡大が生きがい需要の取り込みと地域の活性化につながり、町内経済の発展に寄与すること、農畜産物や農産加工品の直売により、農業者の所得増につながることの理解を求め、財源についても町民の不安を払拭すべく丁寧な説明をしていくべきではないでしょうか。③農産物の生産者グループの増員や組織づくり、新商品の開発や人気店舗の獲得など、ソフト面の積み上げを先行させてはいかがでしょうか。トップセールスも期待するところであります。2点目の質問であります。浦臼版総合戦略を町民とともにつくり上げて。平成26年12月に、まち・ひと・しごと創生にかかわる国の長期ビジョン及び総合戦略が閣議決定されました。浦臼町でもみずからの地域の現状と課題を把握し、その特性に即した地域課題を抽出して、今後5カ年の目標や具体的な施策をまとめ、27年度中に浦臼版総合戦略を策定することになると思います。①策定までの今後のスケジュールと策定にかかわる委員はどのようになっていますか。②策定会議とは別に、自分たちの町の課題を町民と共有し、町民とともに浦臼町の将来を考えるため、人口減少問題に特化した町民会議を開き、講師を呼んで講演を聞いたり、町民の声を吸い上げる仕組みを構築すべきではないでしょうか。③職員には協働コーディネーターとしての役割を担ってもうため、研修などを受けさせ、優秀なファシリテーターを育てるべきではないでしょうか。3点目の質問になります。地域コミュニティーの確立に向けて。人口減少問題として、全国的な課題ではありますが、浦臼町でも高齢者のみの家庭や独居老人が増加の傾向にあり、住民間、世代間のつながりが希薄化しつつあります。そんな中で、昨年社会福祉協議会が設置した寄り道サロン、5月12日から8月8日まで開催されておりまして、利用者数延べ730名でした。商工会が設置した街なか休憩所、これは8月20日から10月10日までの設置で、利用者数は延べ886名でありました。このようなサロンでは利用が盛んでありました。サロンの継続を望む声は今でも多く、ことしも5月11日から、ふれあいステーションにおいて寄り道サロンが開かれています。ことしはボランティアの活動がさらに活発化しています。このように、人が集うことで会話が生まれ、笑顔が広がり、引きこもり防止や介護予防につながっているし、情報交換が活発になり、問題解決を自分たちの手で図ろうと行動を始めています。私は、住民自治の視点からも、地域コミュニティーの重要性に着目したいと考えています。平成22年に、自殺予防のための見守りや声かけを行うことから始まった浦臼町地域見守り隊の活動は、日ごろの生活の一部としての活動として継続、発展をし続け、現在ではこの地域コミュニティーの確立に向けて、自主的に動き始めています。①地域見守り隊が自主的な取り組みとして、閉じこもりぎみの方など、皆が集えるようなサロンの場所を探しています。行政で協力できることはないのでしょうか。また、町長として町民のこのような自主的な行動をどう評価されますか。② 町 長 も 寄 り 道 サ ロ ン で 町 民 と の 意 見 交 換 を 図 ら れ て は い か が で し ょ うか。以上です。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
折坂議員のご質問にお答えをいたします。道の駅整備事業については、3月の定例会において、僅差と言いながらも議会の賛同を得ることができずに否決されたところであり、2年間に及ぶ町民の皆さんや職員、さらには国道管理者、公安委員会等、大勢の方々のご協力・思いに対して、目標達成の形づくりができず、私自身本当に申しわけなく、その責任を痛感をしております。議会では、議案に対し、是々非々の議論を重ね、最終的に可否を決することは当然のことであり、その結果は重く受けとめています。3月から数カ月が経過したところですが、次の行動についてのご質問は、私への叱咤激励と受けとめ、感謝しておりますが、今現在具体的な考えを持っているものではありません。しかし、基幹産業を農業とする浦臼町にとっては、将来へのまちづくりを考えた場合、農業・商業・観光の連携は不可欠であり、このような施設は必要であるとの強い思いは全く変わっていません。前計画の検証も含め、前向きに進めていこうという気持ちは今も持ち続けていますので、ご理解いただき、今後ともご支援いただきたいと思います。また、ソフト事業についは、道の駅事業に限らず、議員指摘のさまざまな取り組みは理解をしておりますので、今後関係団体や組織と連携をしながら、協議検討していきたいと考えます。トップセールスのお話ですが、ふるさと納税が大きく伸びている状況はご承知のことと思いますが、浦臼町の農産物の人気をさらに高めるために、PRを目的に首都圏での感謝祭なども検討しながら、いろんなことに取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご協力をお願いをいたします。次に、総合戦略についてのご質問ですが、1点目のスケジュールにつきましては、計画策定の時期を10月末を目標としておりますが、実効性のある戦略を策定することが最大の目的でありますので、進捗状況によっては、時期がずれ込む可能性もあります。策定に当たっては、町長、副町長、教育長及び課長職で構成する浦臼町総合戦略推進本部会議、主幹職及び係長職で構成する総合戦略策定庁内会議において、原案及び素案の作成を行い、議会議員及び浦臼町総合戦略審議会において、素案の協議検討をいただくこととしております。総合戦略審議会委員につきましては、住民の代表としまして、福祉のまちづくり委員会から2名、PTA連合会、社会福祉協議会、ゆうあいの郷、連合町内会、こども子育て会議委員から各1名、産業界からは商工会、商工会青年部、JAピンネ、JAピンネ青年部、鶴沼ワイナリー、ティ・エスフードシステムからは1名、行政機関では教育委員から1名、教育機関では北星学園大学から1名、金融機関では北門信用金庫から1名、合計16名の委員に今月15日に委嘱状を配付しております。次に、町民会議や町民の声を吸い上げる仕組みをのご質問でありますけれども、総合戦略会議委員に住民代表の方を数多く委嘱しており、第4次総合振興計画の策定のため、昨年実施した町民アンケートの結果が基礎資料として既にあること、またパブリックコメントの実施についても予定しているため、住民の意向については十分反映が可能と考えており、スケジュール的にも町民会議の開催や3点目の協働コーディネーター、ファシリテーターの育成は難しいと考えております。3点目の地域コミュニティーについてのご質問ですが、町民の皆さんが集える場所の提供につきましては、今年度、所管課において幾つかの候補地を当たりましたが、条件に合う場所が確保できなかったことから、社会福祉協議会がふれあいステーションに開設する寄り道サロンへのご協力をいただいております。このような町民の方々によるボランティア活動について、大変ありがたく思っており、行政としても今後しっかりと後押しをしていきたいと考えております。以上です。
質問 5番 折坂美鈴
道の駅の施設整備を今後どのように進めていくのかというこの質問を今回上げました私の気持ちとしましては、もちろん町長への叱咤激励もございますが、町民の間でこの道の駅の再整備の計画についての話題が風化していくことを恐れ、もっともっと議論を町民の間から盛り上げてほしいという思いの中で、この質問を今議会に出してみました。私は、いつも3月の定例会のときも強く主張いたしましたが、浦臼町の活性化のために、また農業振興の起爆剤として道の駅の再整備は絶対に必要であるという考えは、今も変わっておりません。ですから、町長の現在の思いを率直に伺いたいと思ったわけであります。町長も私と同じ思いであり、将来のまちづくりを考えるとき、農業・商業・観光の連携、これは不可欠であり、施設の整備は必要であるという強い思いをいまだに持ち続けてくださっているというお答えをいただきましたが、前計画の検証も含め前向きに進めていこうという気持ちはあるが、まだ具体的には何も行っていないというような答弁だったと思います。検証は素早く行うべきではないかと私は思います。PDCAでしたよね、アクションをするためのチェックは遅くないうちに、今のうちにもっともっと掘り下げるべきと思います。そのことについて、少し質問をしたいと思っております。まずは、失敗の原因を、つらいでしょうが掘り起こすことであろうと、私は考えております。議会が反対したのは、どのような民意が働いたのか、それは町民との対話の中から、町長みずからが見出すべきと私は考えています。今年度はそのことを徹底して、町長みずからがやるべきではないかと考えております。それと並行して、職員のやる気と能力を引き出す、このことをぜひやっていただいたい、このように考えます。調査研究はもちろんのことですが、固定概念にとらわれない柔軟な発想でもって、また新しい道の駅構想を立てていただきたいという思いがあります。では、前回の検証をしたいと思いますが、前回は道の駅検討委員会を立ち上げましたが、その意見が全く反映されていなかった計画に仕上がった、そういう言葉が聞かれました。私は、はっきり言って、職員がファシリテーターとしての役割を果たせなかったことが問題だと思っております。ファシリテーターというのは、会議の進行役でございますが、皆さんから自由な意見を引き出してまとめる、この作業をしなければいけません。ここをしっかりやらなかったために、自分たちの道の駅をどうするのかという検討委員さんの中での共通認識が薄まって、合意形成をしないままにコンサルタント会社に渡して、そこで基本設計、実施設計で2,450万円というお金を使ってしまった。このお金をむだにしてしまったという苦い経験であります。この下準備の段階を私はもっと丁寧にやり直すべきだと思っていて、これは本当に時間をかけてやっていきたい、いただきたいと思っています。町民を巻き込んでいくのです。自分たちの道の駅をつくるという意識を町民の方と一緒に合意形成していくべきだと考えております。そのための方法として、例えば町民を巻き込むために寄付を募ってはどうでしょう。寄付者の名前のプレートを道の駅の壁面に使うとか。旭川の駅でやっていたと思うのですけれど、プレートが階段のところの横のありました。お名前が書いてありました。自分たちの道の駅と認識していただくのです。町民の皆さんに。それから、ふるさと納税の目的を道の駅建設に特化するということもできると思います。この道の駅の寄付者の名前のプレートもそこに飾るとか。そのプレートを見に来てくれるツアーを企画するとか、いろんなみんなでつくり上げていくという方法はいろいろあると私は思っています。失敗を恐れずに、前に進むこと、これは今ふるさと納税が好調でありまして1億5,000万円の寄付が今年度、まだ6月なのにこれだけのものが集まっているわけですよね。そ れ だ け の よ そ の 市 町 村 に 行 く べ き 税 金 が う ち に 入 っ て き た わ け で す よね。そのこともこの使い道を考える上で大事なことだと思っています。これだけふるさと納税が好調だということは、浦臼町には売るものがいっぱいある、消費者の心をつかむ農畜産物がたくさんあるのです。これを売り出すところを浦臼町につくらなくてどうするのでしょう。私は、落ち込んでいる暇はないと思っています。計画が遅れることによって、またかかるお金もふえてきます。今は下準備の時間と認識していただき、とにかく町民との対話を町長には率先して行っていただきたいと思っております。今回の質問は、三つとも私にとってはずっと関連づけた質問でありまして、キーワードは女性と地域連携というふうに思っております。道の駅の成功も女性の活躍にかかっていると私は考えています。生産者組織がまだできていないではないかという3月の定例会での議員の指摘も反対理由もありました。グループに入っていないお母さんたちをやる気にさせる。新商品の開発、加工するお母さんたちにやる気を起こさせる、この仕事を例えば役場の職員に一緒になって入ってもらって、私はやっていただきたいと思っております。先日、直売と加工のお母さんたちのグループで研修に行ってきたのですけれども、愛別町の協和農産というところに行きました。そこはモチ米の生産団地でもともとありまして、もともと機械利用組合のようなお父さんたちの法人化の動きは昔からあるところだったのですが、有限会社化しております。そこで4人のお母さんたちがもちの加工を始めたのです。たった4人のお母さんたちが始めたこのもちがとてもおいしいと評判になり、だんだんもうかるようになってくるのですね。そこに目をつけたお父さんたちが、これを会社の商品としよう、自分たちの商品として売り出そうというところで、特定農業法人というふうに認定を受けて、地域づくり総合交付金事業としてもち工房を立ち上げます。そういうふうに、お母さんたちが着々とやっていたことに、お父さんたちが力を加えることで大きくなっていったのです。今、ゆめやという直売所が道の駅にありますが、道の駅が新しくなろうが、今のままであろうが、お母さんたちは変らずに野菜を売り続けております。自分たちでやっている直売所なので、自分たちが高齢化して、もう続けられなくなったら、自分たちで勝手にやめればいいわけですから、気は楽なのです。だから、自分たちは変らずここでやっていくという気持ちは変わらないのです。でも、そこを続けていくことが今大事なので、例えばその直売所に町がかかわることによって、いろんな人が、一部の人だけではなく、浦臼町の農業者のいろんな方がその直売所に物を出せるということになったときに、町の発展につながるのではないかと思い、やはりそこで仕事をしていただきたいという思いが強くあります。あと農産物のブランド化についても、私は前回の定例会でも意見を出しましたけれども、町として浦臼町の農産物をいかに売っていくか、このことにも力を注いでいく、今その準備を着々と進めていくことで、町民はそういう町長の姿、職員の姿を見て、ああ、町長はやる気なんだなと、本気で道の駅を変えていくつもりなんだなということがわかる。やることはいっぱいあると思います。そ う い う 下 準 備 を ぜ ひ 今 か ら 始 め て ほ し い と い う ふ う に 考 え て お り ま すが、いかがでしょうか。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
最初の答弁のとおりでありまして、やはり議会の議決というのは重たいものだという思いが一番強いことであります。ただ、なぜ否決をされたのかという中では、やはり町として、私として、民意といいますか町民の声を多く聞く機会、そういったものがやっぱり少し欠けていたのかなと、そういう思いは持っております。今、折坂議員、たくさんいろんなことを言っていただきました。次に向けてのいろんなアイデア、参考になるものがたくさんあったと思いますので、今のところ慎重にはしますけれども、検討していきたいと思います。以上です。
質問 5番 折坂美鈴
それでは、今から準備を始めていくという答弁として受けとめていいかどうかをもう一度お伺いしたいし、そういうお答えが得られるまで、私はいろんな質問を変えてでもこの道の駅の再整備についてやり遂げたく、町長に提言していきたいと思っておりますので、まず準備を始めるかどうかというところをお伺いしたいと思います。それと職員をどう育てるかということについてなのですけれども、ファシリテーターの話をしましたけれども、そういう会議の進行役をもっとうまくできる職員を育てる、それから町民との接点を庁舎内に残して仕事するのではなく、もっと町に出て職員と町民を交流させる、そういう育て方、いかがでしょうか。あと直売所に関して、今後どのようなお考えがあるか、その点についてお聞きしたいと思います。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
いろんな要素はあるのですけれども、今ここではっきりと断言することはできないのですけれども、しないとまたずっと折坂議員さんから同じ質問が来るという、それもまたちょっとつらいところがありますので、前向きには進んでいきたいというふうに思います。また、職員については、いろんな意味で研修機会をたくさん持っていますし、少し足りないと思うのは、やっぱり町内に出ること、生の声を聞くことがちょっと少ないのかなという思いもありますので、今後そういったところは少し前に進めていきたいというふうに思います。以上でございます。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
今議員言っていたように、道の駅関係なく一生懸命やられているということなので、それは行政としてもできる部分については後押しをしていきたいというふうに思います。以上です。
質問 5番 折坂美鈴
地方版総合戦略についてでありますけれども、策定の審議委員ですね、総合戦略審議委員につきまして、メンバーについて答弁があったわけでございますが、本当は公募がいいのですよね。その人口減少問題に関連して、具体的な施策をこれから立てていく、それに興味がある人、強い意見を持っている人が集まって、みんなで話し合うという、そういうものが本当はあれば一番いいのですけれども、公募についてはなかなか浦臼町では難しいということで、充て職と言っては何ですが、そういう形でのいろんな団体の代表者が出てこられるということになります。今月に委嘱状が交付されているということで、この委嘱状が届いて、その委員の方は総合戦略審議会って何ぞやというようなところから始まるのかなと思うのですね。もっと人口減少問題については、先ほど野崎議員も一生懸命問題意識を持って質問されておりましたが、町民全体で考えるものだと思うのですよね。危機意識の共有というか、そういうものをみんなで持ち続けるために、私が提案しました、例えば講師を呼んで後援会をみんなで聞くとか、そういうことで本当に町の存続にかかわる問題ですよね。そのことをみんなが本当に真剣になって、自分たちの町を愛しているのだけれども、この将来どうしていこうということを本当にみんなが意見を出し合っていくというのが本当のまちづくりの会議だと私は思っています。特殊出生率というのがありまして、浦臼町は2008年のデータですが1.31というデータがちょっと載っておりました。これは平成25年のデータだったのですけれど、全国で1.43なのですよね。特殊出生率というのは、1人の女性が一生の間に何人子供を産むかという出生率なのですけれども、全国でも1.43あるのに浦臼町ではそれより低いのですよね。北海道はとても低くて、1.28という数字が出ておりますが、これは東京、京都に次いで3番目に低い値だそうです。なぜ北海道がこんなに出生率が低いのかということの原因の中に、収入が低いということも一つの原因として上げられるのだそうです。だから、浦臼町においても、まずこの出生率を上げることのためにも、この1次産業が中心でありますけれども、収入を上げるということも必要ではないかというふうに考えています。また、ここでも女性がキーワードなのですけれども、浦臼町は女性が安心して子供を産み育てる希望を見出せる町かどうかということですよね。人口が減らないためには、転出抑制、高齢者がずっと最後まで住み続けられる町かどうか、それから転入促進、学校や就職で出ていった女性を呼び戻す策を考えなくてはいけないと思います。雇用創出が重要です。女性が働く場。今認定こども園が平成30年にできてこようとしていますが、そこでの雇用についても、浦臼町を卒業して都会で勉強している女性、そういう方を呼び戻していく、そういうことも考えていただきたいと思っております。それから、地域の連携ですよね。後でも質問しますけれども、地域のコミュニティーがしっかりと確立していれば、みんながここで住みたいと、住み続けたいと。年をとっても、不便だけれど、やっぱりここがいいというふうに思っていただけるのではないかと、そういうふうに考えています。そんないろいろな課題があるわけですけれども、人口減少問題について、町長のお考えがあればお聞きしたいと思います。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
審議委員さんの辞令、今月15日に、これは会議をしております。役場の集会室に全員来ていただいて、委嘱状を渡しており、その後今回の審議委員の会議の持ち方、それからいろんなスケジュール等々の説明をしておりますので、委嘱状を出してそれだけということではない。時間もない中なので、1回目からそれなりの説明はしてきたというふうに思っております。浦臼町、平成16年から平成26年のこの10年間で、20代の女性が60%減っております。20代、30代が主に赤ちゃんを産んでくれる世代というふうにすると、やはり20代の方が60%10年間で減っているという現実を見れば、赤ちゃんがなかなか生まれてこないのも少し理解ができるというふうに思っております。いろんな原因があるわけでありまして、今子育ての環境をよくして、何とか子育ての負担を少なくしながら、町で住んでもらって、赤ちゃんを産んでもらうと、そういったことも考えておりますし、人口減少の処方せん、特効薬というのは、本当にこれ何をやってどうのこうのというのは、もうないわけでありまして、私がこれだというものは、今のところ頭の中にはありませんけれども、やはり雇用にしても、そういった子育て環境にしても、すべてが連動してくる話だというふうに思っております。審議会ではその辺のところを含めて、うちの町に合った人口ビジョンが出てくるというふうに思っていますので、そういうふうに期待をしているところです。以上でございます。
質問 5番 折坂美鈴
どれだけ女性が浦臼町で子供を産んでくれるかという話の前に、結婚という問題があります。女性は、なかなか厳しい希望を持っておりまして、やっぱりお金がないとだめだとか、結婚してこの人と楽しい人生が送れるかどうかとか、そういうところを見ていると思うのですよね。なので、まずそこの問題もあると思いますけれども、先ほども静川議員と話していたのですけれども、婚活ですね、そういうのも今やるみたいですけれども、やっぱり農家の収入を上げること、私はここを一生懸命、みんなが努力してやっていかなければいけないのですけれども、そうしないとお嫁さん来ないような気がします。もっともっと町を活性化させて、同じ第1次産業が盛んなところでも、十勝の方はもうかる農業ですから、お嫁さんもたくさん来るし、後継者問題はないというふうに聞いておりますね。空知は厳しいです。そこを乗り越えるための策も必要かなというふうにちょっと考えております。あと、町民を巻き込んだ会議をというところについてなのですが、パブリックコメントの実施についても予定しているというふうにご答弁いただいておりますけれども、総合振興計画においても、パブリックコメントを実施しましたが、結局ゼロだったのですよね。ホームページは公開したのですが、ホームページなどは見られない人は、役場の総務課まで上がってきて、その振興計画を見てからでないとコメントを出せないようになっていまして、わざわざそういうことをする人がいるのかなという、こういうパブリックコメントの実施状況は私はいかにも不親切というか、形だけやっているよというふうにしか私には見えません。やはり、みんなで考えていくというところの視点がまだ浦臼町には足りないのかなというふうに考えております。寄り道サロンですか、ここで次の質問でまた関連なのですけれど、そういうところでお話したりするのですけれども、やっぱり道の駅のことにしたって、行政だけがやるものではない、町民の方はおっしゃっていました。みんなで考えてつくり上げるものだ、絶対行政だけでは無理だと、みんなで合意形成をしてやっていくという、何をするにもそれは今後必要なことだと思っております。今、そういう時代ですよね。住民との協働で政策を上げていくという、これが主流になっておりますので、そこでファシリテーターの育成は絶対必要だと私は思っています。役場職員の能力向上であります。うまくふだん意見を言わない人も、会議にはあるかもしれませんが、必ず中立の立場に立って、そういう人の意見も聞き出して、うまくまとめていく、そういうことを繰り返すことによって、合意形成をしていく、そういう技術というか、そういうものを学ぶ機会、いろいろ研修などあると思うのですけれども、そういうものを受けさせるとか、自主的にそういう研修を受けてきた者には、報奨ではないですけれど、何か考えるとか、職員のやる気を起こさせる考えはもう少し町長に持っていただきたいなと思っております。次の質問の中にちょっと絡むかもしれないのですけれども、見守り隊のグループワークをやったのですけれども、ここには優秀なファシリテーターの職員の方がいらっしゃって、本当にすごい活発な意見を皆さんが出すのですね。だれ一人黙っている人がいなくて、みんなが自分たちの町をよくするために、こうしたい、ああしたいという意見を活発に出せるのですよね。それは会議の進行をしていらっしゃった長寿福祉課の主幹とかいろんな優秀な方がいらして、決して自分の意見は言わないのです。中立な立場をいつも貫いていらして、見守る立場で、住民がどのように意見を出していくか、それを住民自治まで行くかどうかわかりませんけれど、そういうグループになるまで育て上げるという意識を持って、そのファシリテーター役をやっていらっしゃるのですね。そういう職員がふえてくれればいいなと、私は思っておりますが。パブリックコメントの実施や、それからファシリテーターの育成について、もう一度お答えをお願いします。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
婚活というのは非常に難しくて、余り強く言うと怒ってくる。大きなお世話的な感じで怒られまして、なかなか一朝一夕でいかないのですけれど、東京浦臼会の方でも、この話題がちょっと出まして、何とかみんなで知恵を出しながら、うまくやっていくように、そしてうちの町には後継者の農業青年がたくさん奥さんを持っていない方がいるということもお話をして、何とか東京の方とも連携をとりながら、少しでも実のあるものができればなという話もしてきましたので、今後そういうことで進んでいけばいいというふうに思います。
質問 5番 折坂美鈴
地域見守り隊が大変成長しているということを町長にご報告したかったのですけれども、町長も御存じということで、いろんなところで、浦臼町ではこういう活動が盛んだというお話をしてくださっているという話は聞いたのですけれども、ご答弁の中では何かボランティア活動についてありがたく思っているというような答弁しかなかったのですが、このグループが本当に住民自治の観点からすごい自分たちの町をどうしようということをみんなで話し合って、本当に自主的な活動をしているというところに着目をしていただいて、評価をしていただきたいのですよね。ぜひ、町長にも寄り道サロンへ寄っていただいて、町民の皆さんとそれこそ道の駅どうしたいという話もきっと皆さん、町長が来たら、喜んでいろんな話題を振ってくれると思います。あのサロンはそういう場所なのですよね。本当に皆さんが楽しそうにおしゃべりをしていて、何気ないおしゃべりなのですけれども、その中にいろんな情報が詰まっていて、家に1人でいたら、こんなこと経験できないわけですから、ただ来るだけで、ボランティアの方たちが非常に楽しみながらそのボ ラ ン テ ィ ア 活 動 を 行 っ て い ら っ し ゃ る 場 面 を 私 も 見 て き た の で す け れ ども、ぜひそういうところに町長はお出向きになって、一般町民の生の声をお聞きになることがこれからは必要なことかなというふうに考えております。長寿福祉課の主幹からは、静かに見守っていただきたいと、私も言われておりますので、私も見守り隊の一員でありますので、その見守り隊の一員としてしっかりこれからもかかわっていきたいなというふうに思っておりますが、それについてしっかりとした評価がいただければなと思います。もう一度ご答弁をお願いいたします。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
基本的にボランティア活動をされている方は、そういう評価を求めてやっていないというふうには思います。行政がいろんな口出しをしていくと、口出ししやすいものですから、本来の趣旨であるボランティアというか、そういう精神のところまで行ってしまって、なかなかうまくいかないと。行政は、2歩、3歩、下がったところでやっているのが、いろんな地域で成功している事例なのかなというふうな思いがありますので、できる範囲では後押しは本当に最初の答弁のとおりなのですけれども、出過ぎないように、それこそ見守っていきたいというふうに思っております。そういう場所で住民の声を聞く、生の声を聞くというのは大変有効なことだと思いますので、私も時間があればのぞいていきたいなというふうに思います。以上でございます。
質問 5番 折坂美鈴
サロンの場所なのですけれども、前いろんな場所、候補地を当たったという話ですけれども、庁舎内に使わない場所があるのではないかというところで、そこを使わせてくださいというお話があったと聞いておりますが、耐震化の工事でそこは無理という話になったと聞いておりますが、庁舎内にそういうサロンができるということは、大変いいことだなと私は思ったのですね。だから、とても惜しい気がしたのですけれども、そういうサロン的なものが庁舎内にあったら、みんなが役場に集って、そういうおしゃべりをしていくというところで、また役場ともつながることもあるかもしれないし、そういう場所が庁舎内にあるのもすてきだなというふうに、私、思いましたけれども、残念だなという思いでした。いかがですか。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
たまたま今回耐震工事がありまして、国道沿いの方が非常に耐震がないということで取り壊すことになりましたので、ちょっと今の話がもう少し早く来ていれば、またその計画にも乗れたのかなというような思いはあります。今、1階のロビーの方に匠の技のわざがつくったテーブルがありますね。だから、私はああいうところに麦茶などを置いて、来た人が用を足すまであそこでちょっと話をするとか、そんなことは非常にいいことだというふうに思っていますので、適地があれば協力はしていきたいと思います。以上でございます。◎日程第6 報告第1号