みんなの議会

浦河町議会 令和6年第8回定例会 2024年12月10日

東井寒台バス停について

2024年12月10日、浦河町議会の一般質問で、佐藤利明議員が「東井寒台バス停について」質問し、町長 池田拓、企画課長 長崎哲之が答弁しました。

質問者
佐藤利明 議員
答弁者
町長 池田拓、企画課長 長崎哲之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 佐藤利明

議席番号13番、公明党佐藤利明です。1件について、今回質問したいと思います。東井寒台バス停についてお伺いいたします。井寒台地区国道護岸向かいの東井寒台バス停についてお伺いいたします。なぜか、バス停避難所の乗客の昇降する場所のところが高潮や強風による越波がひどい状況になっています。護岸の越波は、防災の面からも心配です。浦河町も北海道へは、護岸のかさ上げ要求をしていますが、直ちにかさ上げ事業が採択される状況にないことは理解をしていますが、かといって、今の状況を放置することは、バス利用者にとって看過できません。安全に利用できるバス停にするためにできる対応をお伺いしたいと思います。初めに、バス停留所の移設は可能なのか、お伺いいたします。次に、防風板の設置は可能かもお伺いいたします。以上でございます。

答弁 町長 池田拓

ここのところは、もう昭和の時代から、この越波というのが大きな課題になっていて、長年、当時の町長が開発のほうに要望して、今から31、2年前だと思いますけれども、かさ上げをしましょうということで具体的に開発まで検討に入ったという経緯がございます。そのときに、地域のほうから「かさ上げをすると海が見えなくなるからかさ上げをしないでくれ、ブロックにしてくれ」という意見が出ました。ブロックのほうでも開発と協議をしたのですけれども、今度は別の方から「ブロックをすると昆布拾いができなくなる」、そういったようなことがありました。当時の課長が、井寒台出身の方だったので、困って、浦河港内で町が設置した小さな消波ブロックがあったのですけれども、そのブロックを、結果としては入れたのですけれども、入れたときに私は「そんな小さいので井寒台の波はどうもならんよ」ということで反対をした経過がございますけれども、こういう国への要望というのは本当にタイミングと、国の予算がついたときにどうやってやるかというのが、非常に大事でありまして、当時やっておけば海の見えないこと、昆布を多少拾いにくかったことを除けば、こういう越波の問題というのは多少とも解決したのかなというふうに思いますけれども、いずれにしても、地域の利用者が、バス停の利用者だけでなくて、地域の皆さん、そして通行している皆さんも、越波した波の上を車を走らせているような現状については町としては十分把握しておりますので、改めて開発のほうの担当者の方も三十数年たっていますから変わっていると思いますので、改めてしっかりと要望していきたいなというふうに思いますけれども、いずれにしても、漁業協同組合含めて地域の皆さんの意思統一というか、コンセンサスがないと、「要望しました」「いやいや俺は反対だ」ということを言われても、非常に戸惑いが生じるわけですので、その辺については、十分地域のほうも要望するに当たっては、合意形成を図るように、町のほうからもお願いをしてまいりたいと、このように考えてございます。詳細については、担当課長のほうから答弁させていただきます。

答弁 企画課長 長崎哲之

私のほうからは佐藤議員の意見の1件のご質問についてご答弁させていただきます。井寒台地区護岸の経過等については町長、先ほど申し上げたとおりですけれども、議員もご承知のとおり、かさ上げ等には越波対策、町のほうとしても継続的に要望しているところでありまして、室蘭開発建設部の浦河道路事務所のほうでは、2日に一回程度と言っていましたけれども、頻繁にパトロールのほうを行うなど、越波の状況等の把握に努めておりまして、今回のご質問内容についても先日、相談させていただきました。質問の1点目のバス停の移設に関しては、現在のバス停はブロックを置いて、看板を乗っけているような簡易なものですので、バス事業者との協議により動かすことは物理的には難しくないのかなと、ただ越波の影響が少ない場所へ移設可能ということになりますと、堺町側のほうにずらすとなると、ご覧いただいているかと思うのですけれども、消波ブロックがあって、ただそこは横断歩道がありまして、そうなるとバスのほうが停車できません。逆に、荻伏側のほうに移設する場合については、昆布漁の際に軽自動車などの作業車が一時停車を頻繁にしているということもあり、これは開発のほうでも、とても気にしておりました。ですから、過去の経過も引き継がれているのかと、「利用者の方はどうなのでしょうかね」と逆に聞かれる、伺ったときも、非常に気にしているような感じでした。仮にそちらのほうに移設した場合は、バス停車前後の10メートルは駐停車が禁止となりますので、地元漁業者の合意形成が必要なのかなと。早期に早い場所で適地がなかなかちょっと見つからないなというのが現状です。質問の2点目の防風板、いわゆる風を防ぐ板、そういったものについては、現在護岸に鉄骨で柱を立てて透き通るというか、透過性のあるフェンスのほうを張った防波板というらしいのですけれども、そちらのほうを設置しているケースがあるというふうに、近隣町でもそういったものをつけているというようなことは、開発のほうから伺っております。現在、そうした越波が頻繁に発生している管内各町の調査も含めて、浦河道路事務所では検討しているというふうに伺っております。ただ、整備は越波の状況により通行止めが頻繁に発生するような区間ですとか、そういったところが優先されることから、緊急度や費用効果によって予算配分がされるものというふうに考えております。また、そういう防波板を設置する場合においても現状の護岸の強度、護岸の上に構築するという形になるので、その強度の状況により、補強ですとか、場合によっては消波ブロックを海岸側に追加で設置する必要があるというようなことも考えられると思います。将来的に整備が可能となった場合も、前提として地元漁業者の皆さんの同意が必要になるというふうには考えておりますし、町としましては引き続き要望を行っていくとともに、具体的な整備が進められそうな状況になりましたら、しっかりと地域の皆さんと協議のほうを行ってまいりたいと考えております。以上です。

質問 13番 佐藤利明

答弁ありがとうございました。このかさ上げについては、令和4年度の3月議会でも同僚の土井議員が質問しておりまして、経緯等も伺っております。なかなか組合の要望と漁民の中に相違があったことは間違いないのかなと思っておりますし、私もその頃45年から47年と言っていたので、私たちで言うと小学生だとか中学校の頃なのですけれども、私が前住んでいたところも、実は今、東町って高架線で陸橋になっていますよね。あそこは大体高さが11メートルあって、津波ぎりぎりのラインなのですよ。あそこに逃げれば鉄道が8メートルでね、鉄道からあそこに移ってペテカリまで逃げれば、津波の災害は少なく済むのですけれども、その当時、あれができる前は、計画では、海岸を通って月寒に抜ける海岸道路を図面で得たみたいなのですけれども、実は、さきに言ったように井寒台地区と同じで東町地区の方々も「昆布が拾えなくなる、堤防が設置されると」という経緯があったことはうちのおやじから聞いたことがあるのですよね。もうそろって大反対したというね。今思うと何とも言えない気持ちになるのですけれども、だから東町には一切護岸工事はないのですよ。そして、東町と月寒の間、あそこが鉄道海岸になってしまうので、もちろん堤防はつくれない。そういう経緯もあるので、さきに言ったように、本当に国の要望を長い間、先人の方々が、今もそうですけれども、今も要望を出していて、ようやく動いたときに、意見の集約ができなかったという、相違があったので、50年前の話ですけれども、50年かかって今から十何年前からの要望をまた再開していても、なかなか採択されないという事実があるのでね。やはり、先ほど答弁ありましたように、本当に地域住民の理解を得ているのか、一人一人が合意形成できているのかというと、ちょっと痛いのですよね。実は、私も地域住民の方々に聞いてきました。「昆布拾いできそうなの」と、「いやあ」と言ったり、やはり「海が見えなくなるのが嫌だ」と言うのですよね。もちろん東北震災のときもかさ上げで、もう津波来ないようにしようと地域住民と話し合った結果、やはり海が見えなくなる、景観が悪くなる、観光地にならないと。やはりそういう災害に対しては、やはりかさ上げよりも、まず逃げるということが先決なのだけれども、日常生活の中で度々、ああいう具合に多分、荻伏から来ている人たちはみんな働いて、毎回見ていると思うのですよ。あそこでまた車に波がかかったとか、そういうのを見ていて、開発の方も2日に1回ぐらい、そういう越波が起こると見ていると聞いたので、安心しながら多分、案件としては少しずつ上がっているのかなと思うのですけれども、何とかしてほしいなという要望ではあるということで、やはり要望していかないとなかなか実現しないので、さきの土井議員の答弁の中でも、東幌別の歩道に20年間かかったと、20年かかって実現したら、渡る子供たちがいなくなったという、そういうことを答弁で話したのをちょっと見たのですけれども、だから本当にスピードを持ってやっていかないと、本当に強い要望していかないと、実際に地域の人に「あそこで乗り降りする人はいるの、上りのバス停なのだけれども」と言ったら、「いる」と言うのですよ。ああ、病院に行く人もいるのだろうなと思いながら、だからいるというので、やはり大事にしなければならないなと。あそこは本当にバス停のところから堺町側に越波がすごいのですよね、西風が強くなると。だから、堺町側には横断歩道があるので、そちらに動かせないのも分かるので、多分、下に下りる、こういう階段みたいな、ちょっと貧弱な階段があって、多分下は腐っていると思うのだけれども、そういうところに移してもらえるといいのだけれども、さきに課長が言ったように、昆布拾いの人が車を止められなくなると。それは何とかなるのではないだろうかなと。取りあえず昆布拾いではなくて、取りあえず移すことは地域住民もコンセンサスを得られるのかなと思うのですよね。多分、10メートルほど動かすと乗り降りのところには波が来ないような感じがするのですよね。多分強いときにバス停に来たときにダーッと入ったときにかかってしまうのは一番まずいのかなと思ったりして考えました。そんな感じで、移設は可能なのかどうかを見ると、答弁でそれは可能ですと、ただ地域の要望、住民の同意を得てからという結果になりますので、私もしっかり、また地域の住民に聞きながら町と話し合いながら進めていきたいという方向で進めればなと思っております。あとは、もしバス停が動かせないなら、次の質問なるのですけれども、越波を防止するという感じで多分えりもの方ではポリカーボネートというシステムで海が見えなくなるという解決、昔は見えない鉄板で覆ったのだけれども、今、透過性のよいものを使いながら、アクリル板みたいなのかな、それで3メートルぐらい造っているという感じのが今、設置されているのですよね。その設置で今ある50年前に造った用防壁でもつのかどうか、ちょっとそれだけ聞きたいなと思うのですけれども、教えてください。

答弁 企画課長 長崎哲之

2点目の質問の透過性のある防波板というのですかね、一応どういうものかも確認して近隣町のほうであるところもちょっと見てきました。やはり波の強いところは、強度的に言えば、スチール製のほうがやはりいいそうです。透過性のあるものは見えるのですけれども、やはりプラスチック製というか、そういったものですので、強度はスチールよりも劣ると、耐用度というのですね。それによって、また多分それも地元の方の要望というようなことがある。ただそういったものを望む方が多いので、開発としてはそういったものを適宜要望を聞きながらそういったものを、場所によってはスチールだったり透過性だったりということを要望を聞いてやっているというふうには伺いました。強度の問題は、まだ具体的な設計という段階ではないので、ただ護岸の状況を見ましても大分老朽化といったら、そういうところがありますので、鉄骨製のものを入れるといった場合は、一定程度の補強というのですか、海岸側にちょっと突き出して何か構築物をつくるとかということも最低限必要なのかなと。弱い状態で鉄骨を造っても、倒れて道路に影響ということが、やはりそれは避けなければならないので、やるとなれば、構造計算してしっかりしたものをつくるというには、ある程度の強度を補強で場合によってはやはり海側にできればブロックを置いたほうが、強度の延命化は図れるけれども、それがないとやはり当たりが強いので、立てても倒れやすくなるというのはちょっと懸念されているような形で伺っております。

質問 13番 佐藤利明

防波板の関係で、先ほど町長が小さめのテトラポットを置いたと。見てみたらもう埋まっていて、あの辺のちょっとしか顔を出していないのですよね。こちら側の奥田漁業のあるところは、しっかりしたものが置いていて、何ともないのだろうと思うのだけれども、やはり今そういう状態になっているのは拾い昆布ができないからという地域の要望があってのことだとは思うのですけれども、なかなか当時と比べれば、こんなことを言ったら怒られるかもしれないのだけれども、人もいなくなって、そんなに拾えないという重要度はないのかなと思っていますし、白泉地区でも護岸工事が始まってやはり拾い込みできない人がいたけれども、半々で、護岸を造ったところと造らないところで、あそこは分かれているのですよね。だから、看板の整備でも、護岸があるところは整備費用がかからないのだけれども、護岸のないところは自分たちで整備費用をやはり10万円から20万円をかけて毎年やっているという状況なのですよね。だからそんなことを考えると、拾い昆布を拾えなくなるという人たちもああいう斜路を使いながら拾い昆布をしているし、そんなに工夫しながら影響ないのかなと思うので、なかなか越波しないような工夫、多分、板を置いてもらったのが一番いいのかな。バス停ではなくて海岸に住んでいる家にもかなりの波が来るということで、だけれども、あそこは歩道で波が止まっているような状況なのですよね。なかなか大波でないと道路までは出てこないような状況なので、道の採択がなかなか遅れているという事実は掌握しているのですけれどもね。だけれども、要望をしていかないと、なかなか、でも開発局がちゃんと見回っているというので私はちょっと安心しました。だから、一日も早くそういう事業を進めて、また、事を起こしてやりましょうかと言ったときに地域住民でまとまらなかったら困るしね。そういうことを私たちがやらないことは私たちがやっていかなければならない、地域住民の合意を得なければならない努力はしていかなければならないなと思っていますし、なかなかいい感じで皆さんが災害、本当に越波なんてちょっとした災害ですので、そういう災害がないように造れれば、お互いにいいかなと思うので、自分たちも努力していきますので、要望をやめていくと実現しないので、ぜひとも採択されなくても要望を出し続けてほしいなという、そういう思いで質問を終わります。以上であります。

出典:浦河町議会 令和6年第8回定例会 2024年12月10日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる