みんなの議会

浦河町議会 令和6年第3回定例会 2024年6月26日

ヒグマ対策について

2024年6月26日、浦河町議会の一般質問で、佐藤利明議員が「ヒグマ対策について」質問し、産業課長 真下修が答弁しました。

質問者
佐藤利明 議員
答弁者
産業課長 真下修

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 佐藤利明

通告書に従って一般質問をいたします。通告は1件であります。ヒグマ対策についてお伺いいたします。5月5日に上杵臼で山菜狩りをしていた高齢者の方が熊に襲われ、病院に搬送されるという事案がありました。それまでにも熊の目撃情報は多くあり、浦河町でもSNS等を活用し注意喚起をしていましたが、残念でなりません。ヒヤリハットではありませんが、一つ一つの事案を我が身に引き当てて注意していきたいものです。昨日も目撃情報が姉茶のほうであったと、浦河町のホームページ、SNS等で注意喚起を促しております。熊のことで自分は大丈夫、私は熊の生態を知っているからと、自分の知識や経験を過信し過ぎないことだと思います。私も若い頃、熊にほえられた一人として、嫌なところには近づかない、行かないことにしています。それでは、ヒグマ対策、熊についてお伺いいたします。1、昨年からの熊の目撃情報や被害状況を伺います。2、それを受けて対策を伺います。3、猟友会との連携はどのような状況ですか。4、猟友会から出動や日当についての要望はありましたか。5、道の事業で春期管理捕獲支援事業がありますが、この事業を使った当町の政策はありますか。6、環境省は、鳥獣保護法の指定管理鳥獣に熊を新たに指定しました。これにより熊被害防止の政策はどのようになりましたか。7、熊に対する被害を防ぐために、熊撃退スプレーが一番有効だと言われています。しかしながら、価格が高いため普及に至っていません。そのため、一部の自治体では購入補助制度を設けられています。浦河町でも熊撃退スプレーの購入費用の補助を設けることを望みます。以上です。

答弁 産業課長 真下修

おはようございます。ただいまご質問がありましたヒグマ対策について、7点の質問にご答弁を申し上げます。まず、1点目の、昨年からの熊の目撃情報や被害状況についてでございます。令和5年度の目撃情報は、熊の目撃情報が40件、熊の足跡やふんなどの痕跡の通報が11件、合計で51件に関する通報がありました。令和6年度の目撃情報は、6月18日時点で熊の目撃通報が9件、痕跡等の通報が4件、合計13件となっております。被害状況につきましては、令和5年度が家庭菜園やコンポストを荒らされたという被害が4件、令和6年度につきましては、先ほど議員がおっしゃりました人身事故が1件となっております。2点目の、それを受けての対策でございます。通報があった場所の付近に熊出没注意看板の設置のほか、近隣自治会へのチラシ配布、役場内所管課を通じて、各教育機関、小・中学校や保育所への情報提供、SNSやホームページを通じて町民への注意喚起を行うとともに、浦河警察署と情報を共有し、出没地域のパトロールの強化を依頼しているところでございます。3点目の猟友会との連携につきましてです。熊が住宅地付近に出没した場合や捕獲おりを設置する場合、猟友会の会員の出動を要請し、出動した際には手当を支給しております。4点目の猟友会からの要望の件でございます。現在、熊出没に係る出動手当は1回5,000円、熊を駆除した場合には1頭1万円、捕獲おりを設置した際、巡回が必要となりますので、その巡回に係る手当が一月1万円を町の単費で支給してございます。金額については、見直しについてのお話が出ているところでございます。ヒグマが指定管理鳥獣に指定されたことによりまして、今後、国から駆除の方向性が示されると考えられるため、他町の状況も踏まえながら猟友会と協議をしていきたいと考えております。5点目の春期管理捕獲支援事業につきましてです。この春期管理捕獲事業は、北海道の事業で、昭和41年から平成2年まで行われておりました。昨年より事業が復活したもので、熊の捕獲に係る報酬や、捕獲に係る燃料代や銃弾代などの経費を補助する事業でございます。当町での熊の出没状況を鑑み、当制度を利用していくことも今後検討してまいりたいと考えております。6点目の指定管理鳥獣に追加された件に関しましてですけれども、今年4月にヒグマが指定管理鳥獣に指定され、ヒグマの生息数調査や捕獲に関して国の支援が検討されております。現在のところ詳細なものが出てきておりませんので、案が出された段階で具体的な事項について検討してまいりたいと考えております。7点目の熊撃退スプレーの補助に関してでございます。熊撃退スプレーの購入補助は、東北地方で農業従事者に限定して実施している事例があります。道内の状況については調査したものがありません。日高管内では補助制度を設けているまちはありませんが、知床財団が入山者に対してスプレーの有償貸出しをしているという事例があるようです。昨年から町内での熊の出没や全国的な熊被害の報道がされておりまして、日常的に住宅地等へ出没が繰り返すまでに至っていないこと、スプレーの有効性については一定程度認められておりますが、スプレーごとに公的機関からの認証等があるわけではございませんので、その有効性がどうかという部分も含めまして、現時点でのスプレーの補助の制度化は難しいと考えております。このため、山菜採りやレジャーの方に対しましては、熊よけ鈴や笛の活用、熊の出没しそうな場所には近づかないといった安全対策や、万一熊に遭遇した場合の対処の方法など、被害防止の理解を深めるための啓発を強化していきたいと考えてございます。以上でございます。

質問 13番 佐藤利明

事故件数や、1番、2番に対してはよく分かりました。また、町が目撃された時点で町民の方に広く注意喚起だとかお知らせ、情報を発信していることも耳にしておりますので、今後もそのような感じで進めていっていただきたいと思います。あと、猟友会の関係なのですけれども、今までに出動件数、今年の分だけいいのですけれども、もしあれば教えてください。

答弁 産業課長 真下修

今年度の出動につきましては、5月5日の熊が出没して人身事故があったときに、その後の現場の調査のために同行していただいております。

質問 13番 佐藤利明

ありがとうございます。これは後で言いますけれども、あと、4番で猟友会からの見直しの要望が出ていたということで伺いました。今、課長が言っていたように、熊出動に対して1回5,000円、町のあれですね。熊を駆除したら1頭1万円ということでお伺いしましたけれども、猟友会で免許を持っている取得者の人数は分かりますか。あと、わなと一緒にお願いしたいと思うのですけれども。

答弁 産業課長 真下修

ちょっと今、資料が手持ちにないのですけれども、後ほどお知らせしたいと思います。

質問 13番 佐藤利明

実は奈井江町ですか、出動要請をお断りしている事例が挙がっていますし、実際に浦河町でもこの単価が、いわゆる熊であることに対する、鹿ならいいのですけれども、人を襲うことはめったにないだろうから、でも熊というのはお互いに危険を伴うと襲ってくる。報道でよく言われるのは、内地のほうのツキノワグマとこちらのほうの北海道のヒグマと混同して報道されているのです。ツキノワグマというのは体長が大きくても1.5メートルで、さほど遭遇しても、命の危険はないといったら変なのですけれども、襲ってこられても割と逃げられる人たちが多く報道されていますけれども、ヒグマの場合は向こうが襲う体勢に入るとほとんど助からない、何たって大きいので400キロ以上だし、2.5メートルもあるし、そういうので混同されると駄目だと思うのですよね。そんなことを考えると、内地のほうの出動日当と北海道が要請する出動日当と、これは単価をやはり変えていかなければならない。北海道のほうも国に要望していることは伺っておりますけれども、今の現状を踏まえるとやはり少ないのかなと。多分、町も苦慮しながらやっていくのだろうと思うのだけれども、後で触れる6番だとかああいう質問の中で国のほうからも苦情があったので、道のほうには駆除費というものが交付されますので、それを活用して町村会が何か事業をするとお金が使えるのがあるのだよね、そういうのを踏まえながら。やはり熊はみんな怖がるのですよね、もう過敏に。私のLINEにも町で発信されたものを怖いのか、もう転送してくるのですよ、熊が出たと。やはりかなり怖がっているのだろうなと思うのですけれども、そういうことを考えたならばやはり日当の考え方をもう少し考慮していただきたいなと思っております。実際に札幌では1回2万5,300円だとか、捕獲、運搬した場合はまた3万6,300円だとかそういうのでやっていますけれども、では、札幌の方々が満足しているかといったらそうでもない。拘束が長いのだろうと思うのだけれども。実際、調べたら札幌のハンターの登録者は600人いるらしいのですよ。ハンターです。カモを撃つ人もハンターだし。そして、実際に熊を仕留められる人というのは約30人しかいないというのですよ。多分、浦河もそうだと思うのですよね。実際に猟銃の免許を取ると、では、いきなり熊を仕留められるようなライフルを持てるかといったら持てないですよ、やはり。最初は散弾銃で小さな小動物だとか鹿ぐらいまで、あるいは散弾で一番大きい、実弾を入れなくてもいいのですけれども、熊となると実弾を入れないと仕留められない、散弾銃では。そして、有効射程距離が30メートルですよ、熊を殺すのに。もう命がけ、一発外したら終わり。そんな中で猟友会にお願いするのですから、やはりライフルを持っている人たち、ライフルはもう300メートルぐらい飛びますので、一発で仕留められるから、そういうような感じの人たちでないと。では、浦河にそういう人たちが何人いるのか、鹿撃ちの方はいっぱいいるのですよね。多分、散弾で実弾が2発、3発入ったような散弾を使うと鹿とかを仕留められるみたいなのですけれども、そういうふうな感じでふと思ったので。本当に熊を殺せられる、威嚇のために発砲するのも有効だと思うのですけれども、実働でハンターの人数を聞いて。そして、一番気になるのが、高齢化されているのは間違いないのですよね、ハンターの人たちも。また、私たちの昆布業界もそうですから。そして、実際に若い人たちが免許を取得している実績は、去年からでもいいのですけれども、増えているのか減っているのかだけちょっと教えていただきたいと思います。

答弁 産業課長 真下修

昨年の傾向からいきますと、若い人が、どの年代からというのもあるのですけれども、昨年度におきましては40代の方の新規の猟友会への加入といいますか、転勤とかで浦河に来た方もいらっしゃるのですけれども、その方が数名おりまして、全体的には年齢構成については少し若返ったというような状況になっております。

質問 13番 佐藤利明

ありがとうございます。一番この出動に対してネックになっているのは、彼らもいわゆるまたぎのような職業ではなくて自分の仕事を持ってやっているのですよね。だから、この単価を見ると実情に合わないのかなと。多分そのことを踏まえて道も国のほうに要望しているのだと思うのですけれども。今の状況を踏まえながら、取った肉はあなたたちというのがあるかもしれないけれども、浦河でも昔、熊を捕った肉を料理して出した店がありますけれども、今はもうない状態ですので、ジビエの関係なんかも含めながらも今ほとんど捨てているのではないかなとは思いますけれども、そして処理するお金はハンター持ちだし、多分処理費のほうがかかると思うのですけれども。そして、あとは、多分、北海道のまちでも、浦河でも町有林に8,000町歩だとかあるのですけれども、その同行に多分鈴だとか、そういうものを下げて調査なんかしているのかなと思うのだけれども、今のこのような状況を見ると、ほかのまちなんかはハンターの同行を一緒にしていると分かったのですけれども、今どんな状況でしょうか。教えてください。

答弁 産業課長 真下修

すみません。先ほど有害鳥獣の駆除の出動の関係で、まず捕獲に従事者として鉄砲の狩猟免許を持っている方、わなの免許を持っている方、全体で40名、浦河町におります。そのうち銃だけの方が18名、わなだけの方が10名、銃とわなの両方を持っている方が12名で、合計40名ということになっております。それで、ハンターさんの出動依頼につきましては、駆除に係る部分も当然お願いしますけれども、今回のような調査、出没したときにおりをかけるですとか現場を調査するとかというときにはハンターさんの同行をお願いして、一緒についてきていただいているというような状況です。

質問 13番 佐藤利明

先ほど事故の関係で、5月の事故では軽く引っかききずですから、熊に食われたという感じではないので人間の味を覚えているわけではないのだろうけれども。実は今年の春、山で亡くなった方がいますよね、函館の方なのですけれども、熊でないのかもしれないけれども、完全に食われていた。そういう熊が日高に、熊ではないかもしれない、キツネだとか犬だとか、その辺を見て人はまだ襲われていないので安心はしているのだけれども、実際に5月の調査をしたときにどのような結論になったのでしょうか。

答弁 産業課長 真下修

5月の調査、その日に調査したのですけれども、実際にどの辺で被害に遭われたのか、救助された場所と被害があった場所が特定できなかったのですね。私どもが調査に行ったときにはもう既に被害者の家族の方もいなかったので、痕跡をたどってこの辺かなということで探したのですけれども、小熊らしき足跡は発見したのですけれども、実はその後、救急隊員ですとか本人や家族の証言をつないでみますと、救助された場所からかなり離れたところから逃げてきたというような状況で、僕たちが探したところは二、三百メートルぐらいの範囲だったのですけれども、もうほぼ800メートル、1キロぐらい離れたところではないかというぐらいから逃げてきたような状況だったものですから、実際の被害現場の調査はできませんでした。ただ、その後、北海道日高振興局と道の研究所とで具体的にもう一度その被害現場付近を調査する機会がございまして、そのときはまだ牧草がかなり生い茂っていたのでそこの近くまでは行けなかったのですけれども、2回目、それで調査したときにも痕跡は認められませんでした。3回目は北海道と研究所の調査委員の方で今度は現地を調査したのですけれども、そのときも、この辺りで被害があったのではないかというようなことは分かったのですけれども、具体的な痕跡はないというような状況ですので、今後、専門家の方の調査報告などがいただける時期になりましたら、町のほうでも確認したいと思っております。

質問 13番 佐藤利明

5番目に行きたいと思うのですけれども、春期管理捕獲、浦河ではまだやっていませんよと。頭数管理をするときにこの春の穴倉で寝ている熊だとかを駆除するときには有効なのだろうけれども、これは熊がどこで冬眠しているだとかを完全に掌握しているハンターがいないとなかなか難しい事業だと思うのですよね。内地のほうでは結構穴を見て襲われたというのもあるので。だけれども、6番と絡みますけれども、これから多分、国の環境省の有害駆除に指定されたので、予算が回ったらやはり基本的に個体調査だとか、難しいのだと思うのですけれども、ああいうものも含めて浦河で目撃されている熊が同じ個体なのか、それなんかもちょっと分からないでしょう。うなずいているから分からないのだと思うのですけれども、本当に何頭ぐらい出ているのか、これからそういう調査もしていくのだろうし、また、先ほど課長が言ったように、まだ内容が決まっていないので、経験不足のハンターの訓練にもこの予算が使えるのではないかという、やはりそういう事業を積極的に活用しながら予算を交付されるような事業を展開していくことになりますかとちょっと聞いておきます。よろしく。

答弁 産業課長 真下修

まず、熊に対しての町の方針につきましては、これから先もあまり変わらないと思うのですけれども、基本的には追い払いを中心にしたいというふうに、積極的に捕獲をしていくという立場には今のところないです。ただ、これが圧倒的に浦河町でしたりこの地域で熊が増えているというような数字的なものが具体的に出てくると、そのときには駆除に向けた具体的な計画ですとか方法ですとかというのは立てなければいけないというふうに考えています。現在、指定管理鳥獣になったところなのですけれども、そこについても現在出てきている国の資料で見ると、同じく積極的に駆除していこうということよりも数の管理というような言い方になっていますので、その中に駆除が入ってくるのかもしれませんけれども、その部分については具体的なものはないので、今のところは今までどおり追い払いというのを基本にしたいと思っています。ただ、昨日、下川町でありましたけれども、住宅街の50メートル先に熊が歩いていたとかということになれば、それは駆除やむなしというようなことになるかと思います。ですから、具体的に何かが変わるということではないと思いますけれども、人や家畜ですか、動物に被害を与えるような出没の仕方をした場合については駆除もしていくということは今までどおりやっていきたいというふうに考えてございます。

質問 13番 佐藤利明

私も駆除というのは、環境省が言っているのは頭数を減らすということではなくて共存を目指しているのだろうなと、そしてお互いにエリアを侵害しない、そういう状況に持っていって個体の保護をしていきたいという考えだと思うのですけれども。ただ、知床なんかもそうだけれども、餌をやってしまう人がいる、置いてくる人がいる、そういうのをやってしまうとやはり人と接触する機会が増えて、実際に遭遇したらその熊を殺さなければならないのですよね。熊にとっても不幸なのですよ。だから、熊に対する政策の中で環境省が言っているのは、防護柵の設置をしますよ、あと、ゴミ管理を徹底する運動をしていきますよ、また、啓発運動と教育プログラム、熊に対してはこうということでしっかり地域住民に教育していきますよとか、または春期管理の徹底だとか農作物や家畜の管理をしっかりこの政策の中でやっていきたいというふうに示しているので、この一つ一つを浦河で扱えるなとか思ったら、やはり熊を駆除するのではなくて、被害を受けたらもう仕方がない感じになってしまうのですけれども、共存してきて、そのために事故をなくすために実は熊撃退スプレーは必要なのだと。風上だとかは有効性は確かにあります。九州のほうで、任意団体なのですけれどもいわゆる認証マークを出している、国からは認められていないと思うのですけれども、そこが出している熊撃退スプレーというのは七、八千円ぐらいなのですけれども、実際に売られているのは1万円を超えて、アラスカだとかああいうところは山に入るときはそれが必需品であること、そして北海道の鶴居村にいる写真家、いわゆる北海道に対するネイチャーガイドの安藤誠さんという方がいるのですけれども、やはり山菜でも山に入るときはスプレーを持っていってくれと、それが熊を守ることになるのだ、熊と偶然に会った場合にお互いに攻撃してしまうことがあるので、やはりそのスプレーの携帯は重要だよと。スプレーの有効性は10メートル、5メートルぐらいの範囲でスプレーするので、スプレーをかければ一発で逃げるそうです。だから、ほかのまちを見ると2分の1補助で5,000円を超えないという条項、また先ほど課長が言われたように、農家の人に限るというケースで、観光者、山に入る人は対象になっていないのですよね、実際に。だから、難しい判断もあるのかもしれないけれども、少なくとも町有林や道有林、道は道の管轄なので、入る場合はもうスプレー携帯という、何かそういうものが欲しいなと、条例でもいいのですけれども。なかなか難しいのかもしれないのだけれども、やはりそのために進めて人を熊から守る、お互いに敵同士ではないということを、熊を守りながらもそうやっていければいいのかなともう強く言っていました。やはりその方は北海道に対するネイチャーガイドの人なので、また北海道アウトドアマスターガイドの人でもあります。また、熊の写真を撮らせたら日本一だと言われている、世界一と言われているのかな、星野道夫さんだとか、結局、熊を撮影して熊に食べられてしまったという。いろいろな経緯があったのだろうけれども、やはり過信してはいけないのだろうなと。だから距離を保ちつつ。小動物は本当にかわいいのですね。僕のところでも捕獲されたアライグマを見たのだけれども、本当にかわいいのですよ、遠くから見れば。近づくとすごいから。本当にかわいいと。熊もそうです、遠く見ればかわいいのですよ。熊牧場に行って餌をやっている姿を見ると本当にかわいい。あれで落ちたら一発で終わりですから。いや、笑っている場合ではないですけれども。そういうことで、熊撃退スプレーを検討していただきたいなと、今これを答弁すると、検討の余地をいただいて。どんな感じでしょうか。すみません。

答弁 産業課長 真下修

熊撃退スプレーの部分で、先ほども申し上げましたけれども、一番はそのスプレーが効くのかどうか、1個ずつのものが、それが今のところ、これが効くのか、これが効くのか分からないという状態で、持っていって使ったけれども役に立たなかったとかということになれば、それを町が補助しているというようなことにはならないと思うのですね。それと、先ほどもちょっと議員が触れましたけれども、業務、仕事で山に入る方と山菜採りやレジャーで山に入る方と、そこは町の補助という部分でいけば一定の線引きが必要かなというふうに考えてございます。ですから、事業者の方だったり農家の方で山に入るということが多い方、そういう方が熊に会う機会が多いですとかそういったことになれば町のほうとしても補助制度の新設とかというのは考える時期が来るのかと思いますけれども、現段階ではちょっと厳しいということでお話ししておきます。

質問 13番 佐藤利明

ありがとうございます。これは火事のときの消火器と同じで、大概普通の人は使えないのですよ、火事になると。あれは3ステップあるから、ピンを外して、安全バーを外してすると。そして、逆さまにするのか、外すのか。あれと同じで、熊撃退スプレーも成分は唐がらしなので、かなり、ただ風下に、風の関係で熊に当たらない場合は有効性はないのですけれども、本人がやられてしまう。あれにやられてしまうと大変なことになる、人間でも、目の粘膜だとか。そういう訓練をする意味でも、やはり必要なのかなと思うのですよ。何人の方が購入するか分からないけれども、だって、売っている店があまりないから。結局ネット販売で買ってしまうのかなと思うのですけれども。やはり会わないために鈴も有効なのだろうけれども、ちょっと質問とは関係ないですけれども、実際、熊は今、人にすごく慣れていて、熊は人が危害を加えないと思っています。だから、もちろん車の音だとかクラクションなんかにももう反応しません、襲ってこないので。襲うものに対しては警戒を持つのですけれども。だから、山に行っている山子の人たち、チェーンソーだとかを回しても熊は平気で横を通っていきます。向こうも興味がないのです。だけれども、おなかが減った場合に分からない。実際に山子が襲われたというのは浦河でも過去に1回あったみたいです。何十年前の話だけれども、昼寝をしていたら食べられたというのがありましたけれども、やはり偶然会った場合に沢を回って、川によくいますから、突然会った場合にお互いにびっくりして熊が立ち上がってやってしまうというのはあるのだろうけれども。そういうことを踏まえながら、そういう予算が出たら町民にも熊講座だとかそういうのを実施していただければありがたいのかなと思うのですけれども、その辺、最後にそれを聞いて終わります。

答弁 産業課長 真下修

熊に会ったとき、熊に会わないために、全体的にそういった啓発につきましては、町の広報等を通じてもっと町民の皆さんの目につくような形でしたいというふうに思っています。引き続き、啓発看板や各自治会に配るチラシ等でも、どういったことが熊を呼び寄せてしまうというか、引き寄せるということがあるのかということも記載していますので、そういったことの啓発を地道にやっていきたいなというふうに考えてございます。

質問 13番 佐藤利明

ありがとうございました。山菜採りで山に入る人たちは結構私たちの年代が多いと思うので、若い人たちなんかは入らないですよ。店でやっている方はいいとはあるかもしれないですけれども、本当にそういう。いや、熊なんか人を襲わないのだという、私たちの年代はそういうのが何かあるのですよね、何の根拠もないのだけれども。だから、自治会で今そういうような啓発運動だとかをやっていくというので、やはりしっかり熊の特性を理解しながら。今、熊の考え方も変わって、リュックを投げたら大丈夫だとかそういうことはないみたいなので絶対にリュックは投げないとか、餌を与えるようなあれはしないということで今なってきているので、そういうことも昔から言い伝えられていることではなくて今現在どのような感じなのか、また最後に、熊駆除の予算をもらいながら個体調査だとかの調査をしていければいいのかなと思います。熊スプレー撃退は諦めず、これからも要望していきたいと思いますので、よろしくお願いします。以上です。

出典:浦河町議会 令和6年第3回定例会 2024年6月26日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる