浦河町議会 令和5年第4回定例会 2023年6月20日
(1)大地震による津波避難対策について/(2)海岸国道横の高台に上水道を設置できないのか
2023年6月20日、浦河町議会の一般質問で、鎌田信一議員が「大地震による津波避難対策について」「海岸国道横の高台に上水道を設置できないのか」について質問し、総務課参事 葛西生昇、上下水道課技術長 佐藤剛淑、町長 池田拓が答弁しました。
- 質問者
- 鎌田信一 議員
- 答弁者
- 総務課参事 葛西生昇、上下水道課技術長 佐藤剛淑、町長 池田拓
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 12番 鎌田信一
2問について質問いたします。1件目、大地震による津波避難対策についてお伺いします。6月11日午後6時55分頃、浦河町で震度5弱でマグニチュード6.2、深い場所での震源、水深136メートルの地震が浦河沖でありました。津波の心配はないとのことで大変安心しました。また、大きな被害もなく、大変よかったと思います。NHKでは、午後7時のニュースの時間帯に、30分以上にわたってこの地震報道をしていました。それだけに地震に対しては敏感になっていると思いました。昨日も震度3の地震がありました。日本は世界有数の地震大国で、これまで多くの地震や津波による被害を経験してきました。平成23年3月11日三陸沖東北地方太平洋沖地震、通称東日本大震災の大地震による大津波が発生し、甚大な被害がありました。皆さんにもまだ記憶に新しいと思います。道内でも、平成30年9月6日マグニチュード6.7、最大震度7の北海道胆振東部地震があり、道内全土でのブラックアウトという、今まで経験したことのない停電が起きました。地球上では、異常気象や大地震、国内でも至るところで地震が発生しています。気象庁地震情報で、近い将来に発生する可能性が高い巨大地震が幾つも存在する。そんな中でも、特に被害が大きいとされる千島海溝、日本海溝や南海トラフ地震、首都直下型地震などは30年以内に60から70%の確率で起こると予測されています。つまり、大地震は、大津波は突然襲ってくるということです。津波が来るときは、海岸からより遠くではなく、より高い高台へ避難することが大事だそうです。それによりまして、次の質問をいたします。一つ、今後、北海道沿岸、浦河沖の大地震による津波浸水が想定されると思われますが、地震の震度、津波の高さによっても変わると思いますが、町はどのような想定をし対策を考えているのか、お聞きします。2、浦河町は令和4年に新しい津波ハザードマップを作成し、町民に配布いたしました。改めて住民も意識を持ったと思われますが、津波想定地域内の住民の意見等を聞いたことがありますか。3、津波ハザードマップで、町民も避難意識を持ったと思いますが、避難所、避難経路が書かれているが、住民によっては高齢や避難しづらい地域、川沿地区などの高齢老人は非常に不安を持っているが対策は。避難タワーや高層建物などの建設の考えはないのでしょうか。4、町は津波を想定した避難訓練を行ったことはありますか。冬季の避難も想定されると思われますが、寒冷対策の考えなども、町民へハザードマップなどに記載し配布してはと思います。続いて2問目です。2問目も津波に若干関連あります。海岸国道横の高台に上水道を設置できないのか。白泉と月寒の中間、国道沿いの高台にある民家に上水道を設置していただきたい。住宅も3棟、動物もいるため、利用量は多いと思います。理由は1問でも質問しましたが、もしも大津波が発生した場合、海岸住民の避難場所にもなると思います。特に冬期間時などは、大きな建物もあり、避難場所として利用できることは大きいと思います。その中で、飲料水は重要だと思います。海岸国道横の高台で、道路も車が利用できる。また、老人でも徒歩で登れる場所。津波が来るときは、海岸より遠くではなく、一番近いより高い高台へ避難する。万が一の備えに最適の避難場所ではないかと思います。ぜひ、上水道の設置をしていただきたいと思います。以上です。よろしくお願いいたします。
答弁 総務課参事 葛西生昇(総務課参事は2025年3月まで)
鎌田議員ご質問の1点目、大地震による津波避難対策4点についてお答えいたします。まず1点目、大津波に対する町の想定と対策についてですが、浦河町の想定としましては、令和3年7月に北海道が公表した津波浸水想定に基づいており、最大津波高が14.9メートル、第一波の到達が早いところで23分から25分と想定しております。対策としましては、この想定に基づき津波ハザードマップを改定し、ハザードマップや防災ハンドブックなどで津波の危険がある場合には、とにかく高台へ逃げるよう呼びかけております。2点目の津波浸水地域の住民の意見等を聞いたことがあるかとのことですが、地域懇談会等のような形でのご意見は伺ってはおりませんが、個人的な意見として、避難に対する不安や高台へ避難した後にどう行動したらよいかなどのご意見を伺っております。3点目、避難タワーや高層建築などの施設につきましては、町民からのご意見の中でも、避難に対する不安から津波避難タワーを整備できないかとの声も聞いております。昨年、浦河町を含めた北海道の太平洋沿岸地域が、日本海溝千島海溝周辺海溝型地震特別措置法の特別強化地域に指定されたことから、津波避難タワー整備に対し、従来2分の1だった国の交付金が3分の2に嵩上げされることとなりました。また、市町村負担分の3分の1から地方債の交付税措置分を差し引いた町の実質負担分18.3%のうち、9.7%を北海道が補助すると先週報道なされたことから、整備費に対する町の負担は8.6%となり、施設整備の費用に対するハードルは大きく下がりました。その一方で、施設整備の用地確保、整備後の維持管理や平常時における使い勝手などを考えると、施設整備については慎重に判断しなければならないと考えております。地域の声や実情を考慮し実際に避難行動を確認した上で、津波避難タワー整備以外の選択肢がないか等も含めて、地域の皆さんと一緒に検討したいと考えております。4点目、避難訓練の実績と寒冷対策などもハザードマップに記載してはとのことですけれども、浦河町では令和3年11月に大津波を想定した大規模な避難訓練を実施しております。内容は、沿岸4地区6自治会による高台への避難訓練、海上自衛隊と運送会社による物資輸送訓練、陸上自衛隊による炊き出し訓練、町民参加による段ボールベッドの組立てなど、避難所設営訓練を行いました。昨年、道が公表した津波被害想定では、夏場に比べて冬の期間の被害が大きくなると想定されております。一方、冬期間でも早期避難率が高ければ大幅に被害を減らせると想定されていることから、ハザードマップ更新の際や2年に一度改定している防災ハンドブックなどに、冬期間の避難の備えに関する記載について検討いたします。
答弁 上下水道課技術長 佐藤剛淑
鎌田議員ご質問の2点目、海岸国道横の高台に上水道を設置できないかの関係につきまして、上下水道課の立場から回答させていただきます。浦河町の水道につきましては、上水道区域と東部簡易水道区域がありまして、西幌別地区、白泉地区、月寒地区の一部については、東部簡易水道区域にありまして、浦河町東部簡易水道設置条例によりまして、給水区域が指定されております。いずれも山岳地高台を除く地域となっております。白泉月寒地区で高台に通じる道路は4か所ありますけれども、ご質問の箇所も含め高台には牧場や牧草地等がありまして、また1か所については白泉共同墓地があります。いずれも給水区域外ということで、昭和44年の東部簡水完成供用開始以来、給水実績はございません。今回ご質問の高台について、民家もあることから、避難場所としても最適であり、上水道を設置していただきたいとのことでございますけれども、現在、この高台については浦河町津波ハザードマップに指定避難場所、避難場所、一時避難場所となる避難目標地点のいずれにも指定されておりません。4か所の高台のうち、白泉共同墓地だけが避難目標地点に指定されております。また、ほかの町内で避難場所、避難目標地点に指定されている箇所についても水道の設置されていない箇所が多数ありますので、今後においても全てに水道設置することはできないものと考えております。このため、ご質問の箇所の水道の設置についても、上下水道課として設置することは困難であると考えておりますので、ご理解願います。上下水道課の回答は以上です。
再質問 12番 鎌田信一
それでは、再質問させていただきます。この大津波ですけれども、1問目、1問というか一つの質問として、想定として14.9メートルで、早いところで23分か25分というのはすごく時間としては短いと感じました。その中でやはり避難するとなると、本当に準備するとか、そういうあれもないですよね。もう即、本当に避難しないとならないと思いますので、そういうことがあるということがよく分かりました。その中で、やはり津波というのは本当にいつ起きるか分かりませんし、本当に時間も本当に短い、もう感じるときもあるということがよく分かりましたし、その中でやはり住民意識の向上が非常に大切で、それから避難体制の構築も大事だと思いますけれども、その辺どういうふうに住民に意識を伝えるというか、そういうことはありますか。
答弁 総務課参事 葛西生昇(総務課参事は2025年3月まで)
これまで、津波ハザードマップを作って以降、コロナでなかなか自治体等で集まることもできなかったということもあるのですけれども、今回、海溝型地震の特別措置法の特別強化地域に指定されたということもありますので、地域のほうにこちらからちょっと出向いていって、意見等を聞いて、そこで啓発するような形を取りたいなと考えております。
再質問 12番 鎌田信一
分かりました。では、2番目の個人的な意見を聞いたとありますけれども、どのような意見があったのでしょうか。その中で、やはり場所によって避難しづらいところもあるわけですよね。特に浸水想定区域の老人は、非常に今回、僕もいろいろな所を回った経緯の中で、非常に皆さん、口々にそういう意見は言っておりました。特に最近は地震とかが多く発生しておりますので、その辺、もうちょっと分かれば、地域の老人方はどういうふうに思っているのかなと思っているのですけれども。
答弁 総務課参事 葛西生昇(総務課参事は2025年3月まで)
私が聞いたのはお年寄りの方ではない方なのですけれども、堺町東の地区のほうにもあったらいいのではないかなという声を聞きました。そういう個人的な意見だったので、今度、地域の全体の意見として聞くような場を設けたいなと考えております。こちらがよかれと思って、ここにこういう場所に施設を造るといっても、実際に地域の人に聞いたら、いやいや、そんなものは必要ないと言われる可能性もありますし、その辺は地域の皆さんの声も聞きながらを慎重に進めたいなと考えております。
答弁 町長 池田拓
ご質問は、避難タワーにある意味で特化したご質問だというふうに思うのですけれども、避難タワーの安心安全を地域の住民に与えるという意味で大いに効果がありますし、先ほど葛西から説明したように、1割に満たない金額で整備ができる。それについても大変ありがたいなというふうに思っているのですけれども、実際に津波が発生したときに、津波タワーに人が殺到したときに、そこでもってラッシュが起きるのです。階段、エレベーターを造るわけにいきませんから、いつ停電になるか分からないので、そうすると階段です。階段でおよそ3階分、ないしは4階分、階段で上っていかなければならない。そこでの、やはり登れない方、そこが出てくるというのが、津波の、そこのタワーまで、避難タワーまで来る時間よりも、その階段を上るところでもって時間がかかるという大学の先生の研究というか、そういったようなこともこの前テレビでやっていました。そういったようなことも含めて、あるいは、それだけで立てると、来るか来ないか分からないものに、何億円もかけて整備するのかという話にもなりますし、できればそれが有効活用できるような、施設の中にもって併設してできるような形になればいいのですけれども、今の国の制度的な立てつけでは、それはなかなか難しい状況になっています。ですから、そこのところをもう少し国のほうでもいわゆる使い勝手のいいふうにこちらのほうからも働きかけていきますけれども、ふだん使いもできて、いざというときに避難できるような、そしてまた北海道ですから、積雪寒冷のときの、となればやはり本市のように四国にあるように、屋根だけがついていればいいみたいな話にもなかなかなりづらいので、そういった様々な隘路がありますけれども、地域の皆さんともよく相談しながら、そして今の国の制度の立てつけがもう少し柔軟になるような、そういったようなことも考えながら検討をしっかりと進めていきたい。やはり、私、口癖のように言っています、安心して安全にこの地で住み続けるためには、タワーも一つの優位な方法でありますし、あるいは近くの山に向かっての避難階段みたいなものを設置するだとか、様々な方法があろうかと思いますので、そこのところの一つに特化して、それだけで議論を進めるのではなくて、いろいろ幅広く、さらに国や道の制度ができましたので、そこの検討を、スピードを上げていきたいなと、このように考えております。
再質問 12番 鎌田信一
確かに町長が言われるとおり、その避難タワーだけに本当にそれに特化するのは大変だと思います。ただ、僕が思うのは、地域の、もちろんその老人、若者と色分けはできないでしょうけれども、特に僕がお願いしているのは、老人の方々がやはりもう自分の足でしか動けないというかな、もう車も運転できないとか、もう中にはやはり足の不自由な方もおられて、本当にどうしたらいいか分からないと、何とかしてもらえないかというような意見があったので、その避難タワーというふうな言葉を使いましたけれども、確かに避難タワーだけでは活用の方法としては全く、そのときが来ないと何の意味もないのですけれども、例えば川沿いの奥の家に何か高い住宅がありますよね。どこの住宅だったか、ああいう屋上に緩やかなスロープをつけるとかというのは、ちょっと今ふと思ったのですが、そういうのは難しいのでしょうか。
答弁 町長 池田拓
私も、例えば堤防沿いに逃げていけば、川沿地区からですと堤防のほうに逃げて行けば一中とかがありますよね。そこに階段をつけるとか、そういったような方法が、避難タワーではなくてそういったようなところにつけられる、そういったような国の制度があれば活用したいのですけれども、残念ながら今の制度の中ではそういったようなことでもって、国の交付金を引っ張ってくるのは極めて今のところ難しい。今、ご質問にあったのは、あれは国家公務員の宿舎なので、国家公務員の宿舎はさらに難しいのだろうなというふうに思います。堺町の場合は、階段をつけるには難しいのですけれども、中央団地とかの屋上とかもありますので、いろいろな検討は先ほど答弁させていただきましたけれども、スピードを上げて検討していきたいなと思いますけれども、やはりより安い方法でもってそういったような施設ができるのであれば、国のほうももう少しやはり柔軟な、そういう立てつけにしてほしいなというような考えを持っていますけれども。
再質問 12番 鎌田信一
大変難しいとよく分かりました。できれば、やはり特に心配なさっている若い方はそれなりの移動も速やかでしょうけれども、やはりご高齢の方が非常に、特に地名を言っていいのか分かりませんが、川沿地区は道路も限られているし、逃げる時間帯が非常に厳しいという意見があって、ぜひそういう高層の何かを避難場所を設置してもらえないかという意見が強かったものですから、その辺を聞いてみました。それで、これは3番目も一緒にあるのですけれども、今言われたように現在ある建物、それを本当に活用できれば最高にいいなと思いますね。だから、そこに至るそういう階段というのかな、足の悪い方でもちょっと時間をかけて登れるような場所があれば、やはり地域の老人としては非常に安心すると思うのですよね。そこら辺をやはりもう一度ちょっと活用できないのか、できるのか、ちょっとお聞きしたいのですけれども。何かそういう方法があったら、お聞きしたいと思います。
答弁 総務課参事 葛西生昇(総務課参事は2025年3月まで)
ほかの自治体でもそういう高い施設に外側から登れるような階段をつけているところがもう既にありますので、そういうところをちょっと参考にしながら、何か施設の形状とか、屋上の形状にもよりますけれども、登れるような施設であれば、タワーを建てるではなくて、そういう階段をつけて避難場所にするといったような方向でもいろいろと研究したいと考えております。
再質問 12番 鎌田信一
本当にタワー一つ造ったら何億円もかかるわけですよね。だけれども、今のようなやり方をすると、そんなにお金をかけないでできるのではないかと思いますし、ぜひその辺を検討してください。そうすると地域住民の老人方も安心すると思いますので、よろしくお願いいたします。それから、先ほど、昨日かな、いつだったかな、ちょっと前の新聞に、先ほども言っていましたけれども、道も避難対策として津波避難対策として、太平洋側の市町村に支援するという方針が掲げられました。ぜひこれらも使って、避難対策にできるだけ利用していただきたいと思いますので、その辺はどうでしょうか。
再質問 12番 鎌田信一
ごめんなさい。ぜひそういう資金を使って有効利用していただきたいと思います。ぜひ期待しております。それから4番目です。避難訓練をしたことがあるかとお尋ねしましたけれども、ちょっと聞き忘れたのですけれども、やったことがあって、先ほど11月だったかな、4地区でやったとあったのですけれども、これはどういう選考でこの地区だったのか。炊き出しもしたとありますけれども、どこの地区でこれは訓練を行ったのですか。
答弁 総務課参事 葛西生昇(総務課参事は2025年3月まで)
まず、津波避難訓練の地域なのですけれども、そちらは沿岸地域、西幌別駅前自治会、浜東栄自治会、荻伏市街自治会、元浦川第一自治会、元浦川第二自治会、浜荻伏自治会に協力いただきまして、まず津波避難訓練を実施しました。その後に、全自治会に声かけをさせていただいて、ファミリースポーツセンターに集まっていただいて、炊き出し訓練ですとか、段ボールベッドを作って、避難所設営訓練を行っております。あとは、浦河港から海上自衛隊が物資を輸送してきて、町内の運送会社さんがファミリースポーツセンターまで物資を輸送するというような訓練を行っております。
再質問 12番 鎌田信一
ちょっと今、自治会の数が多くてよく分からなかったのですけれども、その訓練で何か問題点とか、浮かび上がったことはありますか。
答弁 総務課参事 葛西生昇(総務課参事は2025年3月まで)
やはり、おおむねスムーズに避難できたという自治会もあれば、やはりお年寄りが徒歩での避難、高台の避難というのもお願いしていたので、やはりどうしても時間がかかってしまったというところもありました。
再質問 12番 鎌田信一
津波が発生した場合、本当に時間は待ってくれませんよね。その中で、特に先ほど僕が言った避難しづらい地域の訓練はちょっと先ほどは入っていなかったと思うのですけれども、要請がなければやらないのか、そこら辺はどうなのでしょうか。そういう何か地域が望んでいるような声も聞いたのですけれども、今入っていない地域なのですけれどもどうなのでしょうか。
答弁 総務課参事 葛西生昇(総務課参事は2025年3月まで)
このときの避難訓練をするに当たって、事前からいろいろと調整させていただいて、お声がけしていただいた中で協力いただけるという自治会がこちらの自治会でした。なので、そちらにお声かけさせていただいて、訓練に参加していただいたところです。
再質問 12番 鎌田信一
実は僕が今、先ほど言いましたけれども、やはりその避難しづらい地域が入っていないのです。そこの老人方が、非常にやはり不安を持っている。ですから、図上訓練は皆さんある程度頭にあると思いますけれども、やはり実際訓練となると、やはりやるといろいろな問題が見えてくると思うのですよね。その地域に住んでおられる老人方も、ぜひお声がけをして、一度でもそういう訓練をやると、いろいろな問題だとか、訓練に参加した老人方もある程度安心して今後に備えると思うので、もしそういう要請がなければできないのかも分かりませんけれども、ぜひ全員が参加できなくても、参加したいという人の意見を取って、やはり浦河町の想定される浸水地域の方、特に海岸線の方は山とかがすぐ近くもあるかも分からないけれども、やはり平地の老人の方というのはなかなかその足が思うようにいかないと思うので、そこら辺も考慮して、一度、再度検討してみてはいかがかと思うのですけれども。
答弁 町長 池田拓
今、葛西のほうからもご説明させていただきましたけれども、そういう沿岸の浸水区域にある自治会を私どものほうが選んだわけではなくて、私どもは全部お声がけをさせてもらった。その中でもって、取り組むよという自治会と、忙しいか何らかの事情で取り組めない自治会があった。そういうふうにまず押さえておいていただきたいなと思います。ですから、今度やるときは、またそういう取り組んでいただけない自治会も、今ご質問があったように、何人かでも参加してもらえないかみたいなことは、さらにこちらとしては自治会のほうに要請、要望いたしますけれども、なかなかそういう方面、いろいろな事情がおありなのでしょうから、ということもあるということも、ぜひともご理解をいただきたいというふうに思います。
再質問 12番 鎌田信一
確かに、自治会会議でやっておられるようですけれども、なかなか自治会が了承しないとできないということですよね。でも、その中にいる何人かの住民は、やはり特に老人の方は物すごく心配なさっているわけですよね。だから、その辺もちょっと考慮していただいて、今後そういう訓練につなげていただきたいと思います。本当に津波はいつ来るか分かりませんので、よろしくお願いいたします。続きまして、2問目なのですけれども、なかなかこれは厳しい答弁いただきまして、これもちょっと津波に関連することも含めまして、東部のお話ですよね。今、お願いしているのは海岸からすぐ逃げられる場所にあるわけですね、今の地区は。万が一、本当に大津波が来たときに、国道は上下1本しかない。上下というか、上りと下りで1本道路しかないですよね。例えば、避難所で最も渋滞になったりすることも考えられますし、すぐ目の前に道路がついていて避難できる場所があったら、多分そこは避難場所になると思うのですよね。先ほど、白泉墓地は避難場所と言っていましたけれども、そこよりももっと安全な今の民間の一般道路がついていますし、もし冬期間に、本当にそういう津波が来たときに、では、白泉の高台で寒さ対策とかいろいろ考えたら、どうなのかと。でも、今言っている民家は建物もいっぱいあるし、そういう意味で避難場所としては最適な場所だと思うのですけれども、全くそういうことは関係ないでしょうか。
答弁 総務課参事 葛西生昇(総務課参事は2025年3月まで)
民家があるところを避難場所といいますか、こちらの地区のハザードマップを見ていただけると、国道までが浸水エリアとなっておりまして、そこからすぐ国道よりちょっと上に行くともう浸水エリアから外れているという部分もありまして、ここを走ってみますと、途中にこの民家がある辺りの山側にちょっとした畑があったりとか、そういう避難スペースも見受けられたので、そちらのほうも避難場所になるかなと。確かに上まで行ってというのもあるのですけれども、そういうところも、一番民家から近い場所であったというのを確認しております。
再質問 12番 鎌田信一
その避難場所としては、確かに今言われた4か所の通路がと言いましたけれども、ちょっと僕も状況を、その4か所のほかの避難通路というかな、道路事情というのはよく分からないのですけれども、白泉墓地は白泉の外れのほうから上ってくる道路は、確かにそれは分かりますけれども、今言ったように、本当にどういう時期に津波が来るか分かりません。それを考えると、やはりほかの3路線の上に、高台にはどういうものがあるかはちょっと分からないのですけれども、僕が今お願いしているところは、少なくとも住宅もあることだし、そういう倉庫もあったりして、冬場なんかは特に暖は取れなくても、風雨とか、そういうものにも避難できる場所ですから、やはり、万が一なったときに、やはりすぐの避難できる場所、先ほども言われましたよね、何か一番早かったら23分とかで津波が来るなんて言っていましたから、そういうことも考えたら、本当に住民のことを思ったら、一番目の前にある高台が最適だと思うのですけれども、その水道がそこは区域以外だということを先ほど言われましたけれども、すぐ国道まで水道の本管が来ているわけですよね。だから、それを利用して、来るか来ないか、ものの想定の上ですけれども、そういうことを考慮しながら、ぜひ上水道、もし町が全面的にあれだったら共同で出資するとか、何かそういうことは考えられないですか。やはり万全の対策を取っておいたほうがいいと思います。冬場のことも考えて、やはり建物あったほうがいいと思うのですけれども、どうですか。
答弁 総務課参事 葛西生昇(総務課参事は2025年3月まで)
高台を避難場所にするとした場合は、津波、大津波を想定します。大津波となった場合、高台に水を上げるとなった場合はポンプが必要なので、浸水して停電で使えないということが考えられますので、もし避難場所にするのであれば水道を引くのではなくて、備蓄水を置いてというような形にはなると思います。
再質問 12番 鎌田信一
備蓄水といいますと、大きなタンクなのか、それともペットボトルみたいなそういうものを置くのか、どちらなのでしょうか。
答弁 総務課参事 葛西生昇(総務課参事は2025年3月まで)
ほかの避難場所にも置いてあるようなペットボトルを置いてというような対応になります。
再質問 12番 鎌田信一
何かちょっと町長が手を挙げて、意見を言いたそうだったのですけれども。何かありましたか。
答弁 町長 池田拓
今、鎌田議員がご提案いただいたのは、あくまでも一時避難。それは津波が来たぞというときの一時避難。それと、家とかが被害に遭って、なかなか土地に住めないから次、二次被害避難で食料だとか、寝るところだとか、そういうところとそこは分けて考えたほうがいいのだろうなというふうに思います。今、葛西のほうからも説明させていただきましたけれども、一時避難のところでもって水道だとか、小屋みたいなものがあればいいのですけれども、そういうところはなかなかないですよ。これから、もちろんご質問の趣旨にありますように、冬期間のことだとか、雨天のことだとかを考えなければいけませんけれども、現段階では、一時避難の場所ではなかなかそういう場所はないですよ。二次避難の場所は、それなりに町としても対応して準備をしておりますけれども、もちろん満点には大分点数は足りないというふうに思っていますけれども、一時避難の場所として、そういった場所に要望が、地域で要望があれば、それこそのどを乾かす備蓄水のペットボトル、ペットに入った備蓄水を置くだとか、そういったことは対応可能だと思いますけれども、なかなかそれぞれの要望をしている箇所の高台に水道を引っ張るというのは、なかなか全てに対応し切れるというのはなかなか課題が多いのかなというふうに、今の時点では判断しておりますけれども。
再質問 12番 鎌田信一
いや、その一時避難ですよね。確かに一時なのです、一時的な避難なのですけれども、いろいろ、どこが一時避難の場所か、そういう高台で、ごめんなさい、よく分からないのですけれども、少なくとも今僕が提案しているところは、建物もあるわけですよね。だから、そういうところに、避難できる、本当の暴風雨とか。例えば、冬場なんかはやはり建物があることによって、体感が全然変わるわけですよね。それは確かに1日か2日のことかもしれませんけれども、そういうふうにそこの場所は対応してもいいですよと言われているわけですよね、住民というか、そこの家主が。そういうことも含めて、そういう上水道があるといろいろな対応もできるだろうし、いろいろな難しい点もあるかも分かりませんけれども、一つ何とか検討してもらいたいなと思って提案してみました。よく分かるような、分からないようなのですけれども、今後ともぜひできれば相談してもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。津波が来ないように祈って、これで終わりたいと思います。ありがとうございます。