みんなの議会

浦河町議会 令和5年第2回定例会 2023年3月15日

(1)子供医療費の完全無料化について/(2)介護・高齢者のいきいき対策について

2023年3月15日、浦河町議会の一般質問で、荻野節子議員が「子供医療費の完全無料化について」「介護・高齢者のいきいき対策について」について質問し、子育て医療課長 小林正樹、保健福祉課参事 小田直司、教育委員会管理課長 佐々木俊也、副町長 松田有宏が答弁しました。

質問者
荻野節子 議員
答弁者
子育て医療課長 小林正樹、保健福祉課参事 小田直司、教育委員会管理課長 佐々木俊也、副町長 松田有宏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

この議員がこの登壇で質問した件は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。

質問 1番 荻野節子

今回は二つについて、一般質問をしたいと思います。1期4年間の最後の一般質問、順番も一番最後となりました。今回、私なりにこれまで長い間取り組んだり提案してきたりした課題で、改めてけじめをつけておきたいことを一般質問で行い、締めくくりをしていきたいと考えていましたが、その中で二つ、気になっていること二つを取り上げました。1番目には、子供医療費の完全無料化、窓口での支払いなしの無料化にしてほしいということで、質問したいと思います。この子供医療費の窓口完全無料化をしようと最後にきちんと提案して聞いておきたいという思いを固めていたところへ、若いお母さんたちから子供医療費の助成制度の拡充についてと私宛の要望書が届きました。家庭の医療費の負担は大きい。早期発見、早期治療のためにも子供の心身の健全な発達を促すためにも、いつでもどこでも医療費の心配なく、安心して医療が受けられることを希望しますとありました。その中で、具体的要望として、子供医療費助成制度の単位を500円単位でなく、1円単位で申請できるよう改善してください。二つ目には、入院時の自己負担となっている保険適用外の費用についても、町独自の助成制度を検討していただきたい。三つ目に、所得制限、自己負担を設けない方法で改善検討をお願いしますと寄せられました。それで、今子育て中のお母さんの切実な要望と思いました。この要望を生かして、今回改めて子供の医療費の完全無料化を提案したいと思います。今、国会でも新年度予算の審議をしています。子供対策もいろいろ話されています。岸田政権は、一方で大軍拡を進めようとしています。国民は物価の高騰で悲鳴を上げ、働く人たちの賃金は上がらず、上がっても物価高には追いつかず、年金も実質的に減少して暮らしの問題は深刻です。今の医療体制の中で、コロナ5類への移行は医療機関、介護施設への負担を増やす、自己負担が増えたら受診抑制も起きかねない状況と言われています。岸田政権は、子育てに力を入れるとも言っています。子供の医療費や学校給食代を国が持つというのが一番と思います。異次元の子育てといっても、そこまではしようとしていないと思います。厳しい現実に置かれている子育て世帯を応援する状況、厳しい状況はあると思いますが、この願いをぜひ実現してほしいと思います。浦河町は、管内でも道内を見ても、子供医療費無料化に早く手を打ってきていると私は思っています。2019年まではすくすく子ども券、500円券が500円以上の医療費にもらえていました。2020年からは、アプカの活用を進めてきております。このアプカも500円単位で点数がつくということで、1円単位というのは580円かかったら580円のポイントをつけてほしいと、そういうお母さんたちの要望です。そこを一歩進めて、18歳以下の子供たちの医療費の窓口完全無料化にぜひ取り組んでいただきたいと思います。日高管内でも新ひだか町は中学3年生以下、窓口負担ゼロ、様似町は零歳から18歳まで全額助成、自己負担なしと進んできています。全国的にも窓口無料という流れが広がっています。浦河町でも一として窓口での負担なしの無料化の実現を。二つ目では、執行方針でタウンポイントの付与と言っていますが、この付与を先ほども言いましたが500円単位でなく1円単位で行ってはどうでしょうか。三つ目には、入院時の保険適用外の費用の助成についても、町独自の助成制度を検討してはどうでしょうか。この入院すると1日の食費が1,500円とか、それから小さい子供でも病院の出すパジャマを着せてほしい、そういうこともあって、医療費は一定戻ってくるけれども、そういう適用外の費用が結構かかるというのがこの要望につながっているようです。管内7町を調べましたが、どこも保険適用外はやっていないという現実でもありますからなかなか難しいかなと思いますが、よく実態も聞いて、ぜひ実現の方向へ進めていただきたい。ご答弁をお願いいたします。二つ目ですが、介護・高齢者のいきいき対策について。高齢者の実態は、介護保険料、後期高齢者医療保険料など引上げが続き、一方、年金は減り続け、厳しい状況が続いています。3年続いた新型コロナウイルス感染症の中での暮らし、さらに燃料をはじめとする止まることがない物価の値上がり、やりくりで大変な状況の続く中で、介護が必要となっても料金や暮らしのやりくりで施設にも入れない、必要な介護が受けられないなどの例も町内で聞いています。長い間働き、町の発展に力を尽くしてきた方々が厳しい状況にあるのは、本人だけの問題でなく、社会の現状もあるのではないでしょうか。その中で、行政としてできることをしっかり進める。安心・安全のまちづくりに力を尽くすことが必要ではありませんか。執行方針の中にも、誰一人取り残さないまちづくりと、方針でも述べられています。それで、まず一つとしてオレンジメイトの拡大と活躍の場を。何でも介護ということに結びつけるだけでなく、本人自身が生きがいを持って元気に暮らす、そういうまちづくりも私は大事だと思いますし、進めていく必要があるというふうに思っています。このオレンジメイトは、2019年から呼び名が変わったということですが、私は初めて聞いたときの名前がずっと印象に残っている。皆さんも1回ぐらいは講習を受けた。受ければこういうオレンジの輪をくれて、これを腕に巻いて、そしてそういう人はいろいろな高齢者の集まりに参加して、元気にどうやって過ごすか、そういうお話をしたり、一緒に頑張ったりする、そういう活動をしていく。そういうことでこれをくれたというものなのですが、今は名前が変わったということです。そういう中で一番印象にあるのは、認知症というのはどういうことなのか、そしてこの認知症への対応の仕方など、地域自治会を中心に学び、少しでも元気にお互いに見守りながら暮らそうと始まって、それが今町内何か所かで行われている「うらこれ事業」へ進んでいっています。そのうらこれの事業を中心に、まちの中の元気ステーションで今、月に何回かカフェをやって、そういうふうに元気に取り組んでいる人たちもいます。そういう人たちをさらに増やしていく。こういうところで学んだことを生かして、さらに学びも深め合いながら励まし合って進めていってはどうかと思うのです。町内には2,000人を超える方々が学んでいると聞いています。その方々ができることで取組を進めていけることをもっと広めてはどうでしょうか。事業を何でも委託するのでなく、包括センターが中心となって地域で取り組むサークルをつくるなどして、実態もつかみながら現状に合った取組を進め、認知症などの早期発見につなげていってはどうでしょうか。現在、カフェや地域でのふまねっとなど取り組んでいる方々は、一番先8年くらい前になると思いますが、これの学びが始まったその頃参加していた人たちが今は中心です。だんだん高齢化が、そこも高齢者がさらに高齢化が進んでいるので、次の人たちをつくっていかなければならないのではないかと思います。それぞれのサークルの中でも育ってはいると思いますが、さらに勉強会なども開いて、地域ごとにサークルをつくって、元気に取り組めるようにしてはと思いますが、いかがでしょうか。二つ目に、社協に委託している生活支援体制整備事業、これはうらこれ事業などの拡大ということですが、この中でも新しいリーダーの養成が求められていると思います。この本来の趣旨を包括センターも社会福祉協議会も、お互いの認識を同じになるように、しっかり話合いを進めて本当に地域に根づいていくようにしてはどうなのでしょうか。このことは、前回にも質問していますし、それまでも予算審議の中でも言ってきていますが、なかなか実態が変わっていない。これでは本当の目的とするものが進んでいかないのではないか。私は今高齢化が進む中で、本当にちゃんと力を合わせて地域に取組を広めていく、このことが介護になる人を少しでも減らし、さらに元気にいきいきと暮らしていける高齢者をつくっていくことになるのではないか。自分の周りの例も自分自身を見ても、そういうふうに思います。この事業が進むことが、介護の予防、独りぼっちの高齢者をなくす、高齢者のいきいき暮らしを進めることになるのではないでしょうか。そこを今年度はしっかり進めてほしいと思いますので、覚悟のほども聞かせていただきたいと思います。新しいリーダーの養成もしっかり進めてはと思いますが、どうでしょうか。介護保険料のこれ以上の引上げは、高齢者のこれ以上の負担を強めることにつながるようでなく、それを少しでも抑えていける、そういう取組につなげていってほしいと思います。三つ目に、認知症の早期発見、対応をみんなの力でということですが、この早期発見、対応は早く気づく、その対処をしっかりしていくことが、家族も含めみんなで向き合っていくことができるのではないかと、私は思いますが、取り組む町のほうはどのように考えているのでしょうか。そこのところをお聞かせ願いたいと思います。四つ目に、ヤングケアラーの状況の把握、対策は取られているのでしょうか。ヤングケアラーと書いたので、教育委員会が答弁するということですが、私は子供が大人のケアをしている、または人のケアをしているという全体の介護の一つの形として聞いています。この子供たちの状況をつかみ、支援などしているのか、現状を知りたいと思いました。どのくらいの子供たちがそういう状況に置かれているのか、大人との関係はどうなのか、その現状を知りたいと思っています。私の周りではあまり見えないし、聞こえてもこないので、状況を知りたいと思っています。五つ目ですが、包括では高齢者へのアンケート調査を行っております。一人暮らし、特に孤立している人たちの状況、暮らし、健康の状況などつかめているのでしょうか。そのアンケート結果への対策をどう考えているのか、改めてお聞きしたいと思います。6番目の社会福祉協議会のは、2番目のところで言ったので、ここは2番目と一緒に答えていいと思います。最後ですが、きめ細かく町民、特に高齢者など弱い立場の方々の状況をしっかりつかむ、そのことが地域全体の状況を知ることにもなるのではないかと私は思っています。地域の状況をしっかりつかみ、人をしっかりつかむ。そういうことが災害時への取組にも力を発揮し、安心・安全のまちづくりへとつながっていくのではないかと思います。地域をよく知る、行政の一番の仕事と思います。いかがでしょうか。以上の点についてご回答を、お考えをよろしくお願いいたします。

答弁 子育て医療課長 小林正樹(子育て医療課長は2024年3月まで)

荻野議員からのご質問の、子供の医療費の完全無償化について、私のほうからご答弁申し上げます。一つ目の質問、窓口の支払なしの無料化にしてはどうかです。浦河町では、他町村に先駆け、子育て家庭医療費支援事業として、平成23年度より当初は中学3年生までの子供の一月当たりの医療費の自己負担額の2分の1を、町内の加盟店で利用できる1,000円単位の商品券で交付し、子育て世帯の医療費支援をしてきたところです。その後、平成25年度からは一月の医療費の自己負担額の1,000円以上を1,000円単位の商品券で、平成28年度からは対象を18歳まで拡大し、一月の医療費の自己負額の500円以上を500円単位の商品券で、令和2年度より地域共通ポイント事業の開始に合わせて商品券での交付からアプカポイントの付与へ移行したところです。以前の商品券での交付並びに現在の地域共通ポイント事業まで、事業開始から12年間にわたり消費喚起及び地域循環促進による町内での消費減少の抑制に寄与していることから、今後も申請によるポイントの付与の方式で子育て世帯の医療費を支援してまいります。二つ目のタウンポイント付与をしていくと執行方針で述べているが、この付与は500円単位となっていて無料ではなく、自己負担がある。1円単位で行い完全無料にしてはどうかです。浦河町では、これまでも様々な形で子育て支援施策を行い、年々充実化を図っているのは荻野議員もご存じかと思います。4月からはこども家庭庁が発足し、新たな政策も出てくることが予想されることから、1円以上からのポイントの付与につきましては、今後の全体の子育て施策の中で検討してまいります。3の入院時に保険適用外の費用がある。入院時の食事代、1日1,500円ぐらい、パジャマなど有料のものが多い、町独自の助成制度を検討してはどうかです。入院時の保険適用分の自己負担額については、子育て家庭医療支援事業の対象となるため、一月の自己負担額の500円以上の部分をタウンポイントで付与しているところです。入院時の食事、パジャマなどアメニティーは、病気の治療のためではなく、ふだんの生活でも必要な経費であることから保険適用外となっているものであり、この部分を町で負担するのは現時点では難しいと考えます。以上です。

答弁 保健福祉課参事 小田直司(保健福祉課参事は2023年12月まで)

私のほうからは、介護・高齢者のいきいき対策について、7点についてご説明いたしますけれども、四つ目につきましてはヤングケアラーということでございますので、後ほど担当課のほうよりご答弁申し上げたいと思います。一般質問の最後になりますので大変緊張しておりますが、よろしくお願いいたします。まず一つ目と三つ目なのですが、関連がありますので一括で答えさせていただきたいと思います。認知症総合支援対策とし、認知症サポーター養成講座を実施し、受講後の方々にはサポーターとして認知症について正しく理解をし、認知症の方や家族を温かく見守る、支援する応援者としてご協力いただいているところでございます。現在まで2,367人を養成してまいりました。65歳以上の高齢者が3,969人に対し、1.6人に1人のサポーターを養成してきたことになります。成人ばかりではなくて、中学生や高校生にもサポーター養成講座を実施しております。いろいろな年代で認知症サポーターを養成することで、身近なところでちょっとした見守りや声かけが可能となり、認知症の早期発見や認知症になっても住み慣れた環境で安心して日常生活を継続することができるものと考えております。また、まちなか元気ステーションのオレンジカフェは、認知症カフェと位置づけ、サポーターの方々とともにカフェを開催し、協力いただいているところでございます。町民の社会参加を促す場を提供して、人と人が触れ合うこと、この場へ足を運ぶことで、介護、認知、ひきこもり予防につながると考えております。さらに、日頃からサポーターの皆さんが見守り活動を行ってくださることにより、生活支援体制整備事業の地域でのうらこれ活動、うらこれリーダーにもつながっていくものと考えておりますので、裾野が広がっていくような、今後も町として取り組んでいかなければならないと考えております。次に、2番目と6番目ですが、こちらも共通しているので、一括で答弁をさせていただきます。議員もご承知のとおり、平成26年度に住民参加型生活支援等推進事業、浦河のこれからを考えるから「うらこれ」が始まり、取組の中でリーダーを養成し、第2コーディネーターとしてうらこれリーダーが活躍をしております。開始から9年を経過し、うらこれからの卒業、リーダーの高齢化等により縮小を余儀なくされている地区があるのも事実でございます。また、生活支援体制整備事業は社会福祉協議会に委託をしておりますが、協議を重ねながら事業を進めているところでございます。この事業は、医療や介護サービスのみならず、地域で支え合える仕組みづくりのために地域住民が主体となってお互いに支え合い、活動できる体制づくりに取り組むため、研修会などを取り組んでおります。生活支援コーディネーターとその都度相談や連絡調整をしており、協力体制を密にしている状況ですが、委託先の社会福祉協議会と引き続き連携し、互いに地域の状況について情報共有をしながら、地域で支える体制づくりの強化に向け、取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。次に、5番目の孤立している人たちの暮らしについてでありますけれども、令和4年度中に65歳以上の介護認定を受けていない方々に対して、ニーズ調査を行いました。3,272通発送し、今現在1,745通を回収しております。回収率は53.3%となってございます。4年前に行ったニーズ調査とともに、今回行った調査のデータを活用しながら、見守り活動と連携し、今後も日常的に地域全体の状況の把握に努めてまいりたいと考えてございます。最後になります。7番目です。大きな災害が心配されている。地域を知ることが大切ではないかということでございます。大きな災害にかかわらず、常日頃から地域に目を向けておりますが、特に災害の備えとして、地域包括支援センターでは地域ケア会議の中で災害時等緊急連絡体制を整えてございます。これは、災害があった場合に、高齢者、地域包括支援センター、介護サービス事業所との連絡、連携がスムーズに取れるように整備をしております。最近ですと、平成30年9月6日の地震によるブラックアウトのときに災害時等緊急連絡体制を活用しまして、安否確認をしたところでございます。今後もこの体制を維持していくためにも、毎年地域ケア会議の中で各事業所の体制を確認していきたいと思っておりますし、重ねてではありますが、見守り活動と連携し、今後も日常的に地域全体の状況把握に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

答弁 教育委員会管理課長 佐々木俊也(教育委員会管理課長は2024年3月まで)

私のほうからは、二つ目の介護・高齢者のいきいき対策についてのうち、4番目のヤングケアラーの状況把握、対策は取られているのかというご質問に答弁をいたします。まず状況把握についてでございますけれども、浦河町では、ヤングケアラーについては大人が担うようなケア、責任を引き受けて家事や家族のサポートを行っているために、子供らしい日常生活を送ることが困難な環境にある児童・生徒、これが支援が必要なヤングケアラーと認知いたしまして、学校と連携し、対応をしております。これまで町が関わってきましたヤングケアラーがいる家庭のケースを見ますと、就学前の兄弟がいる多子世帯や経済的に厳しい家庭環境であったり、保護者のほうにも何らかの課題を持っているといった傾向にありました。学校では子供たちと毎日接する中でこうした家庭環境に置かれております児童・生徒の中でも特に学力の低下が見られたり、授業に集中できない面がある、宿題や家庭学習もできていない、部活動にも参加しておらず、学校も休みがちになっている、こういった状況をいち早く把握しまして、教育委員会と共有して児童・生徒や保護者への対応を図るように努めております。次に対策についてでございますけれども、教育委員会では学校との連携を図りながら、児童・生徒相談員とスクールソーシャルワーカーが学校訪問した際や、元気プログラムなどを通じて、まずは児童と生徒とつながり、一人で悩みを抱え孤立することのないよう、夜間休日を問わずいつでも児童・生徒が相談できる体制を講じております。保護者のほうとも良好な関係を築いて、悩みや相談に応じたり、適切なアドバイスを行うほか、必要に応じて医療機関や児童デイなどの福祉サービスの利用を促しております。その他教育的支援以外にも福祉的、医療的、経済的などの支援が必要な家庭には行政、民間を問わず関係する分野の機関で構成するケース会議を開催するなどいたしまして連携を図り、課題を共有しながらそれぞれの分野でケースに応じた具体的な支援につなげるよう対応しております。以上です。

質問 1番 荻野節子

浦河町は、早い時期から取り組んできていることは分かっていましたが、周りも変化していっているということですが、本当にやってきたことは認めています。これまでどおりの地域の経済活動にもちゃんとつながるよう申請方式を続けるということですが、それは財政的なこともあるのですか。

答弁 副町長 松田有宏

今のご質問ですけれども、浦河町ぐらいの規模のまちからすれば、様々な分野に、例えば支援であったり活性化策を打っていかなければならないのですけれども、浦河町ぐらいの規模のまちであれば、それぞれ単独で複数の事業を打つということはなかなか難しい。一つの事業によって、二つ、三つ、その効果が複合的に行き渡るような、そういった施策を考えていかなければならないというのが現実であります。ですから、今ご質問のあるアプカポイントですね、医療費支援にもつながるし、商工の振興策にもつながる。一つの施策で複数の効果を期待する、そういったことで取り組んでいるといったところをまずはご理解をいただければなというふうに思います。

質問 1番 荻野節子

そこのところは分かります。先ほど全体の子育ての中で、その点は検討していくと言いましたが、この間頂いた資料の中では、18歳以下の医療費、これは町で分かるのは国民健康保険加入者分のみで、18歳以下の医療費で令和3年度で1,635万1,790円で、ここには社会保険とか共済保険は入っていないので3,000万円くらいになるのかなと。その中で、アプカへ交換している額というのは、同じ令和3年度でこれは全部の保険利用者が入っているということで、令和3年度でアプカと交換したのは1,157万3,000円、だから500円単位でやっているからこういうふうになるのだと思うのですが、それをやってこれから3,000万円というのは全体的に見れば大きいかなとは思うのですが、ぜひそれが増えれば商店街にまた還元にもなるわけですから、さらに検討していく。このお母さんたち、私は子供の医療費が幾らかかりましたというその分を、アプカポイントでなく現金で払わなくていいですよというと一番いいのかなと思ったけれども、この若いお母さんたちの要望の中には1円単位、それでもいいというふうになっているから、ああ、私と違ってちゃんとアプカの使い方やら自分でぴゅっとポイントを入れられる。医療費は役場へ持ってこないと駄目ですけれども、そういうことだからそれでもいいのだなということで、できれば全額をというふうに思ったのですが、これくらいなのですが、対象人数は1,521人で、これは3年間分出してもらったのですけれども、2019年に比べると118人と対象人数が減っている。子供の数が減っているのだなという、そういう中だからどうかなということで。しつこいようですけれども、もう一度改めて。考え方も分かりましたけれども、実現の方向には向くのでしょうか。

答弁 子育て医療課長 小林正樹(子育て医療課長は2024年3月まで)

今、荻野議員からの再質問なのですけれども、まず18歳以下の医療費という部分なのですけれども、これ国民健康保険の10割の分ですので、自己負担分ではないので、実態として社会保険とか他の健康保険含めて18歳以下の子供の家庭の自己負担額が幾らというのは、町では把握しかねております。その中で、それぞれの年度で1,600万円だとか2,100万円というようなアプカポイントの交換があったということでございます。町のこれからの政策のことなのですけれども、先ほど答弁したのですが、これからこども家庭庁が発足して新たな施策が出てくるかと思います。その新たな施策についても、必ず町の負担分というのがまず一つ出てきます。それで町の負担は増えていく。浦河町はこれまでも、直接給付のほか、例えば保育料の減免だとか、保育所の給食費、副食費の助成だとかというような減免対策、そのほか療育施設に対しての助成だとか保育所への職員派遣というような伴走型の施策、それぞれ総合的に子育て政策をやっております。その中で他町村と例えばこの子育て医療費と比べれば、政策一つ一つを比べれば、浦河町のほうが低い部分はあるかと思うのですけれども、総合的な中で予算の中、町内の限られた施設の中、人員の中でできる事業というのをやっております。その考えはこれからも変えないで、国の事業を見ながら、町のニーズを図りながら、全体的な施政の中でこの1円以上という部分についても検討してまいりたいというふうに考えております。

質問 1番 荻野節子

浦河町はかかった分の10割ではなくても、内容的には私は管内でも一番内容がいいと思います。新ひだか町は中学生以下ですし、様似町は18歳までだけれども、人数的には違いますのでね。ほかの町ではほとんどが所得制限がついているのですね。浦河町はそれがないので、先ほど副町長の答弁で、一つの支援で幾つかのものが効果が出る、そういう考えからすれば、管内では一番よく考えられているかなと。そして、年齢的にも18歳までというのは様似と浦河町で、あとは中学生まで。一番低いところでは6年生まで。そういうところもありましたので、町の取組は、早く取り組み、さらに内容的にも変化してきているのですが、そういうお母さんたちの要望もあり、私も今のいろいろな状況の中で窓口で無料化がいいなと思ったので提案しましたが、これからもさらに町の負担が増えることも出てくるかもしれないけれども、子育て全体の政策の中で、さらに検討を図っていっていただきたいと思います。これはこれで、子供の医療費は終わります。介護と高齢者の問題ですが、総合的に、だから2,367人もいるのだから、その人たちがそれぞれの立場で力を発揮できるような取組をやはり包括が中心になって呼びかけて進めていくというのが必要でないでしょうか。今、カフェをやっている幾つかのグループは、一番先にこの話を聞いて、自分の地域でサークルをつくって取り組んできて、カフェの提案があってやり始めている。もう9年ですよね。だから、中学生、高校生もサポーターの養成の話を聞いているのであれば、さらにそれこそ銀行とか、いろいろな職場に出向いてやっているはずなのですよね、この認知症パートナーだか何とかという今の名前でね。そういう人たちもできる、これくらいならできるというサークルをつくって、そして独りぼっちをなくす、そしていろいろな自治会の活動だとか自分の好きな活動に取り組む、そういう人をつくっていく。そういう仕事をするのが包括と社会福祉協議会がちゃんと力を合わせてやっていけばいいのではないか。先ほどは話合いもしていると言うけれども、私たち、対応される私たちから見ると、もう全然違う言い方というか、そういうことが何回もあるので、私的にはそこのところがちゃんと力を合わせて育てていく、そのことが独りぼっちのお年寄りをなくして、そして認知症も早く見つけられれば、今は貼る薬もあって認知症を進めない、そういうこともできるところにあるわけだから、そこのところにちゃんと力を注いでいって、そして元気なまちにつなげていく。あまり今ヘルパーさんも少なくなって、介護事業者はなかなか大変なわけですよね。ちょっと待ってくださいと、介護が必要でも待たされたり、本人はお金がないから我慢するとか、そういう状況を少しでもなくしていく。そういう方向に努力を、力を合わせてほしい。そこのところは私は思うのですが、どうですか、見通しとして。

答弁 保健福祉課参事 小田直司(保健福祉課参事は2023年12月まで)

再質問にご答弁申し上げます。議員おっしゃることはそのとおりだというふうには認識しておりますし、私たちも社協と月1回必ず会議を持ちまして、新しく開拓したところもございますし、日々努力はしているのですが、なかなか表に出てこないといいますか、そういうところは多分あるのだろうなというふうには感じております。今後についても、今おっしゃられたとおり、もっと密な協議を進めるということもありますし、あるいはその地域、地域に合ったニーズのものはあると思いますので、そういった意味ではそこの部分はこれから努力して解消していきたいなというふうに考えておりますし、認知症サポーターについても、先ほど2,367人と言いましたけれども、あくまでも受講された方の数なので、実際にどれだけ動けているのかというのは、そこは把握しておりませんけれども、裾野を広げるという意味では、先ほども答弁させていただきましたけれども、中学生、高校生、あるいは議員ご指摘のように企業なんかにも出向いていって講座をするだとか、そういった方法はあろうかと思いますので、そこの部分については研究なり検討を重ねていきたいなというふうに思いますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

質問 1番 荻野節子

企業にももう既に行って、やっていると思うのです。だからそういうところにもう一度声をかけて、例えばお客さんのところを回ったときに状況を聞いてきたり、それから困っていることがあれば包括につなげるとか、そういう取組も認知症サポーターとしてはできるというふうに思うので、そういう提案もいろいろな会議だとか、民生委員の会議とかでも話していくのも一つではないかなと思うので、そういう努力をしていただきたいというふうに思います。そういうことが、このまちが目指す安全・安心のまちづくりとか、それから誰一人取り残さないそういう取組につながっていく。そのことが大きな災害があったときでも、地域が分かればどこに手を尽くすかというそういうことにもつながって、本当に安心・安全のまちと、目指すものにつながっていくと思うので、ぜひそこのところは、うるさいと思わず意見として聞いて進めていただきたいと思います。それで包括のほうは終わりですが、先ほどのヤングケアラーのことですが、私の認識も介護をする若い子供たちという理解だったのですけれども、そうではなくやはり子供たちの状況を非常によくつかまれている。そして、どういうときに対応していくかということもきちんと分かったので、あ、そうなのだと改めて勉強させられてよかったと思います。現在、そういう対応をしているお子さんはいないですか、いるのですか。

答弁 教育委員会管理課長 佐々木俊也(教育委員会管理課長は2024年3月まで)

ヤングケアラーのご質問につきましては、昨年9月に飯田議員のほうからご質問ありまして、小・中学校合わせて9世帯10人ということで答弁しておりますが、現在1世帯は転出いたしまして、実際は今8世帯9人で、それ以外の状況については今のところは変わっていないというふうに認識しております。以上です。

質問 1番 荻野節子

これからもそういう、子供がケアラーをしなければならないというの、やはりなかなか深刻な問題も先ほどありましたが、そういうことだと思います。私的には、私たちが子供の頃は祖父母も一緒に暮らすところが多かったから、そういう手伝いをするというのは当たり前という中で育ってきたので、なかなか私もついていけないところもあったのですが、先ほどの答弁で、ああ、こういういろいろな角度から見て対応しているということがよく分かってよかったと思いますし、今後も子供たちの状況に注意を払いながら、そういうところは包括につないで皆で解決していく、そういう方向に進んでもらえればよいかなと。できれば子供たちは元気に遊び、元気に学んですくすくと育っていく。そういう状況をつくっていければいいと思います。そういうことで、私の今期の最後の質問とさせていただきます。ぜひいろいろなことでお互いによいまちづくりに努力したいと思います。ありがとうございました。

出典:浦河町議会 令和5年第2回定例会 2023年3月15日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる