浦河町議会 令和7年第6回定例会 2025年12月12日
熊の対策について
2025年12月12日、浦河町議会の一般質問で、荻野節子議員が「熊の対策について」質問し、産業課長 真下修が答弁しました。
- 質問者
- 荻野節子 議員
- 答弁者
- 産業課長 真下修
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 荻野節子
おはようございます。12月でもあり、池田町長の最後の議会ということで、1問についてだけ、事務局長が4年ごとの前々を調べて、いつも最後のときは荻野議員が1人だったみたいなことを言っていたのですけれども、今回は5人もいたのでほっとしているところです。私は、熊の対策についてお尋ねしたいと思います。池田町政16年、ご苦労さまです。私はもう一期するのかと思っていましたが、私の先を越されて少し寂しい気持ちです。私が長過ぎるのでしょうかね。本当にご苦労さまでした。1期、2期目ははらはらしました。3期、4期は町長らしい答弁になり、頼もしく感じていました。そういうときに退任するのもよい効果かもしれませんね。本当にご苦労さまでした。最後の議会に当たってどうしようか迷いましたが、濱口さん、谷川さんのときもしっかり一般質問をしてきましたので、しない選択はなく、することとしました。今、日本は全国で熊の問題が大きいです。死んでいる方も出ています。浦河町でも23頭も出没しています。それで、熊問題のみ1問お尋ねし、提案も含めてしたいと思います。よろしくお願いいたします。町内の熊対策はどうなっていますか。秋から冬に季節が移ってようやく熊の被害の報告がなくなりました。これまで、いつになく、熊、熊でした。今年は、北海道はもとより全国で熊の害が広がっていました。日常の暮らし、命を守る対策が求められています。1、浦河町内の熊の出没はどのぐらいありましたか。捕った熊は、解体して焼却を行うということですが、この方法をこれからも続けていくのでしょうか。二つ目に、熊出没への対策は。町内では、荻伏の支所付近でも出たと聞いています。熊の行動を止めることはできませんが、人と接するところでどのような対策を考えていますか。三つ目ですが、町内、管内全体でどれぐらい熊は生息しているのでしょうか。生育状況、分布はどのようになっているか、状況を把握されているのでしょうか。四つ目ですが、ハンターの状況です。現在、何名いますか。そこに対する支援は、けがへの補償、報酬など、責任に見合った制度になっているのでしょうか。現在、どうなっているのか。将来についての考えはどのようになっているでしょうか。5点目ですが、役場職員やハンターさんなどが熊の退治に出動していると思います。そこで、危険手当や危険な仕事への対策はきちっとなっているのでしょうか。町の条例を見ても、そういうのはありませんでした。町職員でハンターの資格を持っている方はいるのでしょうか。危険手当、危険な仕事への取組、その対策はどうなっているでしょうか。条例上、どうなっていますか。職員に関わる条例を見ましたが、危険な仕事への対策はありません。熊退治ばかりでなく、現在はいろいろな危険な仕事があると思います。その対策として、職員の働く条例にきちんと盛り込むべきではないでしょうか。危険な仕事に対する手当など考えてはどうか。最後ですが、熊対策の一つは、人命第一です。町民への対策、危険な仕事を担う人たちへの対策、町民への周知、安全対策をいま一度点検し、条例化も含め考えてはどうでしょうか。何より町内全体の住民の安全対策です。職員が身を守るために使う盾などの備品、箱わな、ハンターの報酬、身分の保証、専門家の育成、生息調査が必要。現場の実態に合った対策を、国を待つだけでなく、町としてしっかりつくってはどうでしょうか。以上です。よろしくお願いします。
答弁 産業課長 真下修
おはようございます。荻野議員の熊対策についてのご答弁を申し上げます。まず1点目でございます。昨日の飯田議員にもお答えしておりますけれども、町内でのヒグマの目撃件数につきましては、令和3年度に50件、令和4年24件、5年に51件、6年に23件、7年につきましては、11月末現在で67件というような状況になっております。熊出没への対策につきましては、2番目と5番目の問題に関連する部分でございますけれども、ヒグマの目撃の連絡が入った際には、警察と連携を取りまして、まず現場を確認して、居座りの場合につきましては、監視、警戒や追い払いを行っております。大半につきましては、現地到着時にはヒグマは移動して確認ができない状況であります。その際におきましては、痕跡等の捜索を行い、近隣自治会への注意喚起、また看板の設置を行っているところであります。同じ場所で何度も出没する個体に際しては、おりを設置し、駆除を行う場合もございます。3点目の熊の成育状況でございますけれども、ヒグマの北海道全体での推定生息数は1万2,200頭とされております。道内を五つの区域に分けた中で、日高夕張地域では、4,460頭とされております。これにつきましては、あくまでも推計値でありまして、今後詳細な生息調査などが国や道のほうで行われるというふうなことで聞いております。4番目のハンターの関係でございます。ハンターは現在44名、町の鳥獣被害対策実施隊として、非常勤の特別職としての委嘱をしております。有害駆除の実績に応じて奨励金を支給しているという状況でございます。5番目の危険手当の関係でございます。町職員については、これまで特殊勤務手当については、野犬掃討や有害蜂の駆除に限定されておりました。今般、国よりこの熊の捕獲従事等に関する特別勤務手当についても、新設の方向で言及がされたということで、ガバメントハンターの確保にも関連するために必要な措置を講じたいというふうに考えております。また、町職員とハンターにつきましては、公務災害の対応、またさらに必要な、先ほど質問にありましたけれども、盾やヘルメット、そういった防具の部分について、現在国から予算がつきましたので、新年度において予算要求する準備をしているところでございます。6点目の部分ですけれども、今年11月までに全国での熊の人身被害による死者、負傷者は230名となるなど、全国的に熊の被害が広がっている中、報道等もあり、心配や不安が広がっていることは承知しております。町としては、ヒグマの出没時には、警察とも情報共有の上、速やかに町ホームページやSNSでの周知、関係自治会への回覧、学校や関係施設への情報共有、また看板の設置などを行っているところでございます。以上であります。
質問 1番 荻野節子
ハンターの状況ですが、町職員でそういう資格というのでしょうか、そういうのを持っている方はいらっしゃらないのですか。
答弁 産業課長 真下修
昨日の飯田議員にもご答弁申し上げましたけれども、町職員の、役場の職員の中にはおりませんけれども、消防の職員で2名、有資格者がおります。
質問 1番 荻野節子
それから、奨励金というのは、駆除したときに出るものなのでしょうね。それで、個人なのか、組織に出るのか、そこはどうなっているのでしょうか。
答弁 産業課長 真下修
奨励金につきましては、個人に支給されます。
質問 1番 荻野節子
防具とか、今度、国から予算がついたので、新しい予算で計画しているということなので、それはそれで一歩前進かなというふうに思いますけれども、やっぱり危険な状況ですから、対応はきちっとするべきだと思うのですが、危険手当については、野犬、蜂くらいなのですが、国から出るということなので、必要な手続をしたいということですが、国から出るのであれば、それでいいですけれども、時期としては、新しい年度ぐらいには出るということでいいですか。
答弁 産業課長 真下修
ただいま申し上げた部分は、国のほうで特殊勤務手当、基本的に町職員は国に準じて特別勤務手当つくるのですけれども、国のほうにはハンターというのがいないので、国の職員の危険手当の中にハンターはできないのですけれども、市町村にあっては、ヒグマに対する危険手当の部分については考えてもいいよというような、そういった話なので、財源については、どういうふうに見られるかというのは、今のところ示されておりません。
質問 1番 荻野節子
うちの夫も国家公務員だったので、測候所の職員は今は全部機械で外に出ることはないのですけれども、昔は風速とか風向を見るのに、冬でも雪の中を階段を上がって見に行くということで、特殊勤務手当というのが、危険手当というのが出ていたので、そういう形で、国のほうのそういう手当も利用して、安心して、そういう業務につける、そういう対策を取っていく必要があるのではないかと思います。今までの状況では、ハンターさんと役場の職員とか、資格を持った人とかで対応しているので、やっぱり危険な業務ですから、きちっと要望もして、できれば町としても考えたらどうかなと思うのですが、どうでしょうかね。
答弁 産業課長 真下修
今おっしゃるとおり、熊も含めて、町職員が有害駆除で携わるものについては、鹿やアライグマなど、そういったものもございまして、アライグマについては町職員でわなの狩猟免許を持っている者がおりますので、その者が対応することはあります。そういったときに、これまでは野犬掃討には特別勤務手当あるのですけれども、アライグマの駆除についてはないわけですから、そういった部分も含めて、鹿や熊や本当に危険なものということで、そちらに退治するに当たっては必要な手当が必要ではないかということを考えておりましたけれども、今般、国のほうからも、特殊勤務手当の新設についての言及があったので、そちらの方向については前向きに検討したいというふうに考えております。
質問 1番 荻野節子
今、課長がおっしゃったような方向でぜひ危険な仕事に、これからも増えていくのだろうと思いますから、きちっとした対策、そしてそういう危険な仕事に対する手当もきちっと考えて、安心して職務が進められるようにぜひしていただきたいと思います。最後になりますが、子供の医療費の問題、無料低額医療制度など理解を示していただき、薬局にも患者さんにも医療機関にも喜ばれています。弱い立場の人たちへの配慮など、心に残ることも多く感じています。言い出せば切りがありませんが、本当にご苦労さまでした。残された人生、自分のしたいこと、家族との交流、楽しいこと、やり残していることに自由に楽しく人生を楽しんでください。長い間、ありがとうございました。これで終わります。