みんなの議会

浦河町議会 令和5年第2回定例会 2023年3月14日

ジェンダー平等について

2023年3月14日、浦河町議会の一般質問で、飯田美和子議員が「ジェンダー平等について」質問し、総務課長 土居覚、企画課参事 伊藤圭悟、町長 池田拓が答弁しました。

質問者
飯田美和子 議員
答弁者
総務課長 土居覚、企画課参事 伊藤圭悟、町長 池田拓

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 15番 飯田美和子

今回は1件について質問させていただきます。通告書に従いまして質問します。ジェンダー平等について。皆さん、今、SDGsなどでジェンダー平等についてもゴールとされていますのでご存じだと思いますが、一人一人の人間が性別にかかわらず平等に責任や権利や機会を分かち合い、あらゆる物事を一緒に決めることができることを意味しているのがジェンダー平等です。国は、以前に女性活躍を進めるためにあらゆる分野で2020年までに女性の占める割合について30%とするという目標がありましたけれども、そのことについて、以前に一般質問で浦河町の考えについてお聞きしたところですが、実際には達成できずに、今の23年になってしまったわけですが、いずれにせよ、目標を立てたら、やはりその方向に向かって進むべきだと思いますし、また実行するべきだと思っているところです。3月8日は国際女性デーでした。日本のジェンダーギャップ指数の順位は146か国中116位で、世界銀行が公開している男女格差調査でも、日本は常に先進7か国中最下位です。女性の地位の低さが際立っています。男女雇用機会均等法施行から10年近くたった現在でも、女性のキャリア形成や所得を得ることの両立が困難なままとなっています。これを踏まえて質問します。1、ジェンダー平等の視点から町の考えは。(1)障害者の町職員への雇用について。(2)女性職員の町職員の採用について。(3)男性職員の育休取得について。2、町政執行方針の4ページですけれども、「SDGs17の目標の中でも「すべての人に健康と福祉を」「ジェンダー平等を実現しよう」、この二つの目標の前進が重要と捉え取り組んでまいります」とありますが、ジェンダー平等についての具体的な施策は。また、今後の計画などはあるのかお聞きします。以上です。

答弁 総務課長 土居覚

飯田議員の質問の1点目、ジェンダー平等の視点から町の考え方はについてです。まず、1点目の障害者の町職員の採用についての考え方です。当町の職員の障害者の雇用率は、令和5年3月現在3.57%。障害者の雇用の促進等に関する法律に基づく地方公共団体の障害者雇用率2.6%を上回っている状況とはなっております。これまで当町では障害のある方のみを対象とした採用試験は実施しておりません。ただし、例年実施しております職員採用試験においては、障害のある方の受験を排除しておらず、また、障害があることを理由に選考試験が不利益となる基準は設けておりません。障害者の採用や活用の場の拡大については、法定雇用率の達成だけではなく、障害者の種別や程度、障害の有無にかかわらず全ての職員が活躍できる組織づくりが今後必要になってくると思われますので、そのように考えております。2点目の女性職員の町職員の雇用について。女性職員の雇用につきましては、男女の区別なく募集、採用を行っているところでありまして、直近5年間の採用者に占める女性の割合は40.4%となっております。また、男性、女性職員を問わずに各種研修への参加促進など、将来を見据えたキャリア形成に向けた支援に取り組んでいるところです。3点目、男性職員の育休取得について。当町における過去5年間の男性職員の育児休業の取得率は0%、ゼロ名です。また、男性職員が最大3日間取得可能な配偶者出産休暇、それと最大5日間取得可能な育児参加休暇、こちらについては取得者は数名いる状況となっております。男性職員の育児休暇取得率が向上することによって、女性職員もより育児休暇が取得しやすい環境となることが期待されることから、今後は、定期的に育児休業に関する制度や経済的な支援等に関する周知を行い、制度の理解を進めるとともに、職員研修や対象職員への個別面談を行うなどして、男性職員の育児休業や育児関連休暇の取得を促し、取得率向上を図ってまいりたいと考えております。

答弁 企画課参事 伊藤圭悟

私からは、2点目のジェンダー平等について具体的な施策は、また今後の計画などはあるのかについてご答弁させていただきます。SDGs目標5のジェンダーの平等を実現しようにつきましては、議員ご指摘のとおり、日本では達成度が低い状況であることから、町といたしましても、少しでも歩みを進めていきたいという思いで今回の執行方針で述べさせていただいたところであります。具体的な施策につきましては、例えば、職場内でいけば、女性しか取得していない育児休暇など、これまで固定的な性別役割分担、これは女性がすべきことなど、このような仕組みや慣習を見直すなど、様々な課題を整理した上で、できることから実現に向け進めていきたいというふうに考えております。次に、今後の計画についてですが、まずは職場内における意識の高揚、理解の進化が必要であると考えておりますので、職員を対象とした学習会を開催し、男女双方にとって働きがいやスキルアップにつながるよう努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。

質問 15番 飯田美和子

1番の1と2については分かりました。(3)の男性職員の育休についてなのですけれども、来月に発足するこども家庭庁では、男性職員の1か月以上の育休を100%取得するという目標があります。でも、育休は完全に全額支給されるのではなくて削られてしまうというのもあるので、それで1か月も休みを取るというのは、とても難しいのかなというのは、現実的にそれは難しいというのはすごく分かっているところです。ですから、例えば、年休を使いながらお子さんをお持ちのご家庭では何日間か休むというような方法も取っているのかなというのも分かりますが、やはり多分こういうことは、役場とか、国とか、道とか、皆さんそういった職場の中でこういったことが実現しないと、民間の方たちには全然浸透していかないし、先ほども話しましたけれども、女性活躍のときもそうでしたけれども、旗は振ってもついてくる人がいないというような状況をやはりつくってはいけないと思う。町が目標を掲げれば必ず実行して、ちゃんとその目標に進むべきだと思うのですが、そのことについてもうちょっとお聞かせいただきたいと思うのですが、お願いします。

答弁 総務課長 土居覚

ただいまの育休の関係なのですけれども、議員がおっしゃられるとおり育児休業中の、年収ベースでいくと約5割近く年収が下がるような状況になります。今言ったとおり、議員もご存じのとおり、こればっかりが原因ではないのですけれども、やはり年次休暇で子育てのほうをやったりとか、今申し上げた休暇を使いながらという方が、そこは職員の中にもいることは、こちらのほうでも把握はしております。ただ、それだからといって育児休業が取れないということは、やはり今後はちょっとそういう状況を変えていかなければならないということでこちらのほうも思っていますので、まずは、職員のほうに育児休暇の制度、やはりそこのほうの目的でこれがあるのだよということを個別に説明するなどして、まずは制度理解を進めていった中で、理想はというか、今、うちのほうで女性の活躍に関する計画を立てていまして、それの目標値では、令和7年度までに1名の男性が育児休暇を取るということで、様々な政策を考えて進めていく形にしておりますので、その目標を何とか達成するよう、まずは制度理解のほうから進めていきたいと思っております。

質問 15番 飯田美和子

分かりました。ぜひとも達成していただけるように頑張っていただきたいなと思います。2番目のSDGsの担当部署もつくって、よし、頑張ってやっていこうということで、私も、ぜひとも浦河町が達成できるゴールが一つでも多くなるように応援したいなと思うのですけれども、やはり働く場でのジェンダー平等とか、多様な性の尊重とか、夫婦別姓だとかといろいろな分野でジェンダー平等というのが、SDGsを実現するためにも重要な項目となっていると考えているのですけれども、この目標を達成するためにはジェンダー平等を実現していかなければいけないなというのを考えているのですが、そのことについてもう少し、よし、頑張ってやっていく、庁舎内でまず研修をやって、町の中でも研修をやっていきますみたいな、何かそういったことがあれば教えていただきたいのですが、お願いします。

答弁 町長 池田拓

様々な取組があると思うのですけれども、カテゴリーで、例えば、男だから、女だからとか、あるいはどこの出身だからとか、この人は宗教は何だからとか、あるいはこの人は何人だからとか、そういったようなカテゴリーのないまちというか、そういったようなことを目指していろいろと取り組んでいきたいなとは思っています。そのためには、他に先駆けてSDGs推進のセクションを設けて、その中でも一次産業のまちとしては、二酸化炭素の削減は喫緊の課題ですから、そういうところにも力を入れて、そういったような中で、急激にドラスチックにはなかなか変わりませんけれども、しっかりと取り組んでいきたいな。そのためには、役場だけが変わってももちろん駄目な話で、町民の皆さんに十分理解をしていただいて、協力いただくこと、それも肝要だというふうに思っています。ですから、この前もある団体へ行って、ゼロカーボンの宣言をしたので、ぜひともできる範疇でもって再生可能エネルギーを導入して、二酸化炭素、浦河町総体の二酸化炭素の削減にご協力をお願いしますということを、私も頼んで歩いているのですけれども、そういったようなことを、男性、女性とかそういったカテゴリーにとらわれないでいけるような社会の進化、進むと、それから深める、この両方でしっかりと取り組んでいきたいなというふうに考えております。

質問 15番 飯田美和子

ありがとうございます。本当に私が議員になってから、町長も前にもおっしゃっていましたけれども、予算議会ですとか決算議会で、女性の職員の方が答弁している姿なども前と随分変わったなというのを感じておりますし、こういったことを言い続けることが、きっとそういったことを深めるのに役に立っているのではないかと思いますので、これからもまたこういった質問をするかもしれませんけれども、推進について応援してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

出典:浦河町議会 令和5年第2回定例会 2023年3月14日 議事録 PDF(49ページ) 間違いを知らせる