みんなの議会

名寄市議会 令和8年第1回定例会 2026年3月4日

(1)ジェンダー平等にかかわって/(2)市内の移動手段にかかわって/(3)名寄市立大学の法人化にかかわって

2026年3月4日、名寄市議会の一般質問で、川村幸栄議員が「ジェンダー平等にかかわって」「市内の移動手段にかかわって」「名寄市立大学の法人化にかかわって」について質問し、経済部長 山田裕治、こども・高齢者支援室長 倉澤富美子、総合政策室長 櫻田孝臣、総合政策部長 石橋毅、健康福祉部長 馬場義人、市民部長 松田慎司、市長 加藤剛士が答弁しました。

質問者
川村幸栄 議員
答弁者
経済部長 山田裕治、こども・高齢者支援室長 倉澤富美子、総合政策室長 櫻田孝臣、総合政策部長 石橋毅、健康福祉部長 馬場義人、市民部長 松田慎司、市長 加藤剛士

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 川村幸栄

通告順に従いまして、大項目3点にわたって質問をさせていただきます。まず、1つ目、ジェンダー平等に関わって伺います。3.8国際女性デーは、1975年3月8日、女性の権利、政治、経済分野への参加を推進していくために国連によって制定され、51年目を迎えるところでございます。日本にも定着してきたかに見えますが、昨年のジェンダーギャップ指数は148か国中118位と横ばいが続いています。ジェンダーの平等は、性別にかかわらず全ての人が個人として尊重され、平等な機会を、能力発揮の場を持つ社会を目指すことが重要です。ジェンダー平等に関わって次の2点について伺います。小項目1、女性農業従事者の国際年について伺います。2026年は、国連が定めた女性農業従事者の国際年です。世界の食料生産を支える女性の役割に光を当て、ジェンダー格差の解消、農地や資金へのアクセス向上、女性農業者の生計向上を目指す意識高揚と具体的な行動を促進する1年となります。女性は、今農業や食料システムの中で大きな貢献をしているにもかかわらず、様々な格差の障壁などに直面し、本来の力が発揮できていません。どの国でも女性は、介護や家事、育児などの無償労働でも多大な負担を背負っています。特に日本はこの数値が高く、男性を1とすると女性は4.95、つまり約5倍もの無償労働を担っています。家族農業の場合は、無償労働や細かい農作業の負担が女性たちに大きく影響するのは想像に難しくないのではないでしょうか。ジェンダー平等の視点から、名寄市の女性農業従事者の状況と対策を伺います。小項目2、DVなどの暴力から守る対策を。ジェンダー平等で暴力のない社会になることを願うものです。DV、性被害、ストーカー、パワハラ、セクハラなど、絶えることがありません。DVやハラスメントなどの暴力から一時避難ができる場所が必要です。公営住宅の目的外使用、活用や、また相談員の配置が必要であります。お考えをお聞かせください。2つ目、市内の移動手段に関わって伺います。市内循環バスが運行停止となりました。停止時期が自転車など使えなくなる時期と重なり、買物や通院などの移動に不便さを実感されている市民が少なくありません。そこで伺います。小項目1、市内で利用できる移動手段について伺います。ピヤシリ線や徳田線、のるーとなど、それぞれの運行体系、利用方法が異なります。なかなか市民には理解、周知されていないところがあります。周知の徹底が必要と考えますが、お考えをお聞かせください。小項目2、今後の市民の移動手段について伺います。今後ののるーとの活用も含めて市民の移動手段の将来像をどのようにお考えかお聞かせをいただきたいと思います。3つ目、名寄市立大学の法人化に関わって伺います。法人設立申請に向けての準備が進められています。文科省等への申請書などの作成、評価委員会設置条例、定款案など、大変な作業と思われますが、市民にはなかなか分かりづらいものがあります。異なる大学に変わってしまうのかのような、こんな受け止めもあります。この間法人化は、地域の人々から親しまれ、受験生から選ばれる大学として維持、発展していくための取組だと説明がされていました。そこで、小項目1、市民に分かりやすい説明をお願いします。地域の人々から親しまれ、受験生から選ばれる大学として維持、発展していくための取組としての法人化について分かりやすい説明をお願いします。以上、この場からの質問といたします。よろしくお願いします。

答弁 経済部長 山田裕治

川村議員からは、大項目で3点にわたり御質問をいただきました。大項目1、小項目1は私から、大項目1、小項目2はこども・高齢者支援室長から、大項目2は総合政策室長から、大項目3は総合政策部長からの答弁となりますので、よろしくお願いいたします。初めに、大項目1、ジェンダー平等に関わって、小項目1、女性農業従事者の国際年について申し上げます。国際女性農業従事者年は、古い価値観や環境のハードルを取り除き、より女性が主体的に活動しやすい土台をつくっていくための取組であると承知しております。本市では、女性農業者の働き方などに関する調査は行っていないため詳細な実態は把握しておりませんが、農業におけるジェンダー平等に資する主な取組といたしまして家族経営協定の推進や免許取得や研修活動に対する支援を行っております。家族経営協定については、農業の経営形態で多数を占める家族経営において経営方針や役割分担、働きやすい環境づくり令和8年3月4日(水曜日)第1回3月定例会・第3号などについて家族の話合いにより取り決めるもので、協定締結戸数は離農などにより全体として減少傾向にありますが、令和6年度末で96戸となっております。これまで農業委員会だよりなどを通じた周知により、家族経営協定制度の理解の促進に取り組んでおり、今後も啓発の取組を進めてまいります。免許取得や研修活動に対する支援については、農業に関する知識や技術習得などにより、女性の主体的な経営参画やグループ活動の活性化などを図ることで農業、農村における女性農業者の活躍を促進しようとするものです。利用実績につきましては、令和6年度は免許支援2件、研修支援1件、本年度におきましては免許支援2件の見込みとなっております。今後におきましても制度周知を含めた取組を進め、女性農業者が持つ力を発揮できる環境づくりを進めてまいります。以上、私からの答弁といたします。

答弁 こども・高齢者支援室長 倉澤富美子

私からは、小項目2、DVなどの暴力から守る対策をについてお答えいたします。市では、毎年11月に女性に対する暴力をなくす運動の一環としてパープルリボン運動に取り組むなど、DV、性暴力被害防止の啓発に努めております。また、DV被害等に対する相談先につきましては、市のホームページに掲載するとともに、相談窓口では母子・父子自立支援員1名を配置し、対応しているところです。公営住宅をDV被害やハラスメントなどの暴力からの一時避難の場所にとの御意見ですが、DV防止法第6条により配偶者からの暴力を受けている者を発見した際は警察等への通報の努力義務が定められており、市で受け付けるDV被害者等からの御相談につきましても北海道立女性相談支援センターや警察等の関係機関との連携を図っており、緊急的避難が必要な事案につきましてはDV被害者等が安全に滞在できる避難所を確保できるものと考えているところ令和8年3月4日(水曜日)第1回3月定例会・第3号です。以上、私からの答弁といたします。

答弁 総合政策室長 櫻田孝臣

私からは、大項目2、市内の移動手段に関わって、小項目1、市内で利用できる移動手段について申し上げます。コミュニティバスの廃止に伴い、現在市内の代替交通としてはAIオンデマンドバスのるーと名寄をはじめ、市内回り徳田線、さらにはピヤシリ線や風連線などが運行されております。のるーと名寄については、令和5年11月の運行開始から3年目を迎え、認知度とともに年々利用者が増加している状況であります。現在さらなる利便性向上を目的に、運行日時の拡大や乗降場所の新設、移設、さらにはYoroca利用でお得に乗車できる利用促進を図るなどの実証運行を実施しているところでございます。議員御指摘のとおり、のるーと名寄に関しては利用者や登録者数が増えたとはいえ、タクシーや既存の路線バスとの運行体系の違い、予約や乗車方法など、まだまだ周知不足であることは認識しております。これまでも利用説明会や出前講座、市ホームページやLINE等での周知を図ってまいりましたが、市民の皆様に定着する、乗り慣れていただくには一定の時間が必要と考えております。特に自動車免許を有していない高齢者や大学生をターゲットにした周知が重要であると考えており、スマートフォンの操作に不慣れな高齢者層に向けては町内会長や民生委員の皆様などが集まる会議の場などを活用し、大学生に対しては入学時等のガイダンスや学内掲示板を通じて通学や通院、買物におけるのるーとの利便性やキャンペーン情報を発信してまいりたいと考えております。今後も市民の皆様の日常生活に欠かせない移動手段を確保するため、運行事業者や地域住民の皆様と密に連携し、誰もが安心して外出できる環境づくりに努めてまいります。次に、小項目2、今後の市民の移動手段について申し上げます。現在交通事業者のドライバー不足をはじめ、人口減少や物価高騰の影響により全国的に公共交通の維持が困難な局面を迎えております。本市においてもバス利用者は減少傾向にある一方、市からバス事業者への補助額は増加傾向にあり、将来にわたる財源の確保や事業の持続可能性という面で大きな課題が生じております。しかしながら、市民の移動の足の確保については、特に自家用車を持たない高齢者や学生の皆様が通院や買物、通学、アルバイト等の移動において不自由を感じることのない環境を維持、構築していくことが本市の責務であると考えております。のるーと名寄については、登録者数は年々増加し、市民の皆様の新たな移動手段として定着しつつあります。利用実績を見ると、雪のない時期には自転車等の利用により一時的な減少が見られるものの、各月前年比では着実に増加しております。のるーと名寄は、タクシーの機動力と路線バスの効率性を兼ね備えた乗り物であると認識しております。現在2名以上の乗車を示す乗合率は10%台にとどまっており、既存の輸送能力をさらに有効活用できる余地がある状態でございます。今後は、既存の路線バスやタクシーとの役割分担をより明確にしつつ、まだ利用したことのない方々にもその利便性を実感していただけるよう利用方法の丁寧な説明や周知活動に一層注力してまいります。今後の将来像としましては、現在の定時定路線という従来の枠組みにとらわれることなく利用者数や市民の移動ニーズを精査した上での地域公共交通の最適化が必要であり、AIオンデマンド交通の拡充や路線のデマンド化、さらには地域の実情に即したライドシェアの可能性なども含め幅広く研究を進め、持続可能な交通ネットワークを再構築してまいります。地域公共交通を取り巻く環境は、人口減少や自家用車の普及により厳しい状況にありますが、今後も市民の皆様にとって真に利用しやすく、将来にわたって安心して利用していただける公共交通を確実に提供できるよう取り組んでまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 総合政策部長 石橋毅

私からは、大項目3、名寄市立大学の法人化に関わって、小項目1、市民に分かりやすい説明をについて申し上げます。公立大学は、1990年代より2.5倍に増加するなど地域における存在価値を高めてきておりましたが、今後の18歳人口は減少傾向で推移し、大学進学者数も減少が見込まれており、大学間競争が激化することが想定されております。また、受験生の動向も年々変化しており、これらに対応すべく他大学の状況を見ますと、多種多様な戦略を検討し、様々な取組を行うなど臨機応変かつスピード感を持った大学運営を行っています。名寄市立大学においても平成18年開学以来、多くの志願者を集めるとともに、着実に卒業生を輩出し、安定した大学運営をこれまで行ってきていますが、過去5年間の受験倍率は全ての学科において減少傾向にあり、残念ながら今年度は社会保育学科の入学定員の充足がかないませんでした。このような状況下で名寄市立大学が市民にとって価値あるものであり、学生から選ばれる大学として維持、発展していくために必要な取組や組織形態、改革等について名寄市立大学在り方検討委員会で議論をいただくとともに、市議会においても名寄市立大学の経営に関する調査特別委員会を設置し、望ましい経営形態や大学のこれからに期待することなどについて御検討いただき、両委員会から公立大学法人化を望むとの報告をいただきました。直営方式ではなく、法人化によって大学の自主性が高まり、自立的な管理運営やスピード感を持った意思決定、必要なガバナンス改革を進めることが可能となります。また、積極的な情報発信による地域社会との連携を一層進めていくことが学生から選ばれる大学につながり、そして大学運営に外部者、地域人材などが関わることで透明性の向上はもちろん、さらなる地域課題の解決に向けた取令和8年3月4日(水曜日)第1回3月定例会・第3号組、地域貢献が推進されることにつながり、そのことが名寄市、道北地域の維持、発展につながるものと考えております。引き続き令和9年4月の公立大学法人への移行に向けて、名寄市立大学法人移行推進委員会において法人の骨格となる定款や中期目標などについて有識者をはじめ委員の方々に検討、協議を行っていただくとともに、市議会においても適宜情報共有を図ってまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。

再質問 8番 川村幸栄

それぞれ御答弁いただきましたので、再質問と確認等させていただきたいというふうに思います。まず最初に、ジェンダー平等について確認をさせていただきたいというふうに思っています。この時期私も3.8国際女性デーがあるということで、毎年のようにこのジェンダー問題取り上げさせていただいています。この国際女性デーというのは、20世紀の初めにアメリカの女性たちがパンと参政権を求めて立ち上がりました。ですから、この3.8国際女性デー、やっぱりジェンダー問題を取り上げさせていただきたいなという思いで取り上げさせていただいているところであります。先ほど女性農業従事者の国際年について御答弁いただきました。名寄市としては、従事者の統計等特に取られていないということでありましたけれども、2019年から2028年の間に、まだもう少しあるのですけれども、国連家族農業の10年というのがあって、日本も含めて104か国が共同で提案をして、全会一致でこれ国連で決められたのですけれども、日本としてはこの10年のための行動計画策定していないのです。やっぱりきちっと、家族農業の10年ということですので、日本の農業は割と小規模で家族農業が多いからということのようですけれども、先ほども申し上げたように家族農業の中での女性の役割が非常に重くのしかかっているというようなこともあって、ぜひここは国としても行動計画を立てていた令和8年3月4日(水曜日)第1回3月定例会・第3号だきたかったなというふうに思っているところではあるのですが、名寄市では家族経営協定が進んでいるというふうな先ほどの御紹介もありました。令和6年度で96戸の農家の方々が家族経営協定をされているということでありますが、私もちょっと調べさせていただきました。この家族経営協定の中で補助金を受け取るための条件ともなっているというふうなこともお話も聞いているのですが、それでちょっと調べさせていただいたのですが、農林水産省の経営局が家族経営協定締結農家について調べているのです。アンケートというか、調べているのですけれども、取決めの内容だとか、締結の理由だとか、締結の支援先などについても調べていて、昨年12月26日に農林水産省の経営局でこれをまとめたものを公表しています。ここでちょっと私の目を引いたのが家族経営協定の取決めの内容のところなのですけれども、一番多かったのが労働時間と休日のところでした。これは、令和6年度の調べなのですけれども、95.4%が労働時間、そして休日を家族の中で決めているのです。それで、ちょっと気になるのが生活面の役割分担、家事、育児、介護、ここが46.8%とぐっと下がるのです。ここ8項目ある中で最低限になっているというところら辺では、先ほどお話ししましたようにこの家事、育児、介護のあたりが女性に大きく負担になっているのでないかといったところをお話しさせていただいたのがいまだにこういうふうにして数字として出てくるというところでは非常に気になるところであります。それで、もう一つ注目したのがこの締結をするに当たって支援していただいたところがどこか、支援先がどこかといったところも聞いています。それで、一番多かったのが市役所の職員になっています。70%でした。私は、例えば農協の指導員の方々だとか、農業委員だとか、そういったところが多いのかなというふうに思っていたのですが、農業委員では23.6%、JAの指導員では16.4%とすごく少なくて、市役所の職員さんから勧められたというのが、これ先ほどもお話ししたように補助金等のこともあって市の職員さんがいろいろお話をされていたのかなというふうには思うのですけれども、市の職員の方々とのお話をする中で家族協定に締結をし、そしてどういったところを改善していったらいいかという本当に身近な相談役となっているというところに私は注目をさせていただきました。ですから、今なかなか進まないという、実態もつかんでいないというようなお話もされていたのですけれども、こういったところで家族協定の中でジェンダーの問題も含めて話をしていただくことが必要かなというふうに思ってこの調査を見せていただいているのですけれども、この点について部長はどのように受け止められているかお聞かせいただいていいですか。

答弁 経済部長 山田裕治

全国的には、今川村議員のほうからあったとおりの状況かというふうに思いますが、本市におきましてはそれぞれ経営協定の締結に当たってはJAさんでいろいろと御相談されるケースもあれば、農業委員会で御相談されたりとか、市役所のほうで私どもの農務課の窓口の中で経営協定の内容について御相談される事例があまりないものですから、ちょっとほかとは違う傾向にあるのだなというふうに今捉えさせていただきました。それぞれ家族経営協定につきましては、基本的にはやはり家族間での話合いの中で取決めがなされていくものというふうに認識しておりますので、そこはそういった相談があれば、指導という言い方が適切かどうか分かりませんけれども、制度の概要ですとか、そういったものについてそれぞれお答えをさせていただくということは当然あるかと思うのですけれども、ベースはそういった制度の趣旨となっておりますから、まずは家庭の中でどういうふうな役割分担ですとか、それぞれの先ほどおっしゃられたような農作業の部分ですとか、家事、育児の部分とか、それぞれ報酬の関係とか、いろいろと多岐にわたった協定の項目があるかと思いますので、そこはまずはそれぞれの農家の方の主体的な検討の中で取り決められていくものかなというふうには認識しておりますので、御理解いただければと思います。

再質問 8番 川村幸栄

では、市の担当者の方とあまりお話がされていないということに受け止めていいでしょうか。相談はされていないというふうに今受け止めたのですけれども、農協、JAさんの指導員の方々とのほうが多く話が進んでいるのではないかなというふうな今の御答弁だったのですけれども、市の担当の方々のこういった家族協定への締結に向けた支援というところではそれほどないというふうに受け止めていいのか、再度聞いていいですか。

答弁 経済部長 山田裕治

家族経営協定の周知につきましては、現在農業委員会さんのほうから農業委員会だよりの中で主に制度の概要ですとか、締結した場合の支援措置ということでしょうか、メリットということも周知をされているのが今農業委員会だよりを通じてというものが主な媒体かというふうに認識しているのですけれども、名寄市の場合は。なので、それを御覧になられている農業者の方が相談される先として農業委員会だったり、場合によっては資金の関わりもあったりもしますので、例えばJAさんだったりとか、そういうふうな相談先ということがあろうかと思いますし、決して市の農務課のほうで別に受け付けないとか、それを専ら拒むようなことも当然考えておりませんけれども、選ばれていないという意味では農業者の方から相談先として市の農務課の窓口が選択されていないということが、それがいいことなのかどうなのかというのはちょっと分かりませんけれども、いずれにしてもそれぞれの相談先の中で農業者の方が理解をされて家族経営協定令和8年3月4日(水曜日)第1回3月定例会・第3号といったものに結びついているというふうなことだと思いますので、そこは適切に運用されていると思っていますし、行政のほうの相談に来られれば、当然ですけれども、そこは私どものほうでも相談なり、内容の説明にも努めたいというふうに思っております。

再質問 8番 川村幸栄

ちょっと残念かなというふうに思いました。これ全国の都道府県で調査した結果です。全体でいえば、市の職員さんが窓口になることが多いということの表れかなというふうに私は受け止めさせていただきました。ですから、名寄市も同じような傾向なのかなというふうな思いで、身近な相談相手というところではそういう日常的に、職員さんにとっては大変なことだとは思うのですけれども、しかし農作業の問題も含めて、家族協定のことも含めていろんな相談される窓口が身近な市の窓口であるということは私は大きいかなというふうに思って、いろんなところに御相談には行っているのですけれども、それが桁違いにこの調査では数に上がっているので、ですからちょっとというか、大分残念かなというふうに思いながら今のお話を聞かせていただきました。実態を調べていくという状況も含めて、先ほど農業計画の新しい計画のことも議論がされていましたけれども、そういった部分も含めて市の担当課との接点を深めていくということは私は重要かなというふうに思っています。このジェンダー問題も含めてやっぱり大事な部分かなというふうに思っていますし、今回はこの国際年ということで女性農業従事者の問題取り上げました。食料を生産する中での女性の役割というのも非常に大きくなっているというのは、もう疑う余地はないかなというふうに思っていますし、ここを大事にしていかないと、次の基幹産業を農業としている私たちのまちではやっぱり重要な部分かなというふうに捉えていますので、ぜひ視点をここに向けていただきたいなというふうに思いますが、いか令和8年3月4日(水曜日)第1回3月定例会・第3号がでしょうか。

答弁 経済部長 山田裕治

家族経営協定は、ジェンダー平等の取組の一つのバロメーターといいましょうか、そういったことにつながるものかなというふうには思っておりますので、今後とも制度の理解に努めていきたいなというふうに思っていますし、また先ほど議員のほうからありましたけれども、家族経営が中心の名寄市の農業形態ですから、これは男性も女性も貴重な農業の担い手というふうに、私どもは当然そういう位置づけで捉えておりますし、先ほど言った家事労働も含めた負担がやはり特に女性に集中するということが、昔はそういう傾向が強かったということもあったのかもしれませんが、最近のそれぞれの経営を見てまいりますと、今女性の方が必ずしも農業に従事されないというふうな家族経営の形があったりとか、また法人化といったものもまだ数としては決して多くはないのかもしれませんが、法人経営といったものも徐々に進展しておりますので、そういう意味では地域の中での農業の経営の在り方ですとかスタイルといったものが変わりつつあるのかなというふうに思っていますし、当然そういったことを通じてそれぞれ役割分担ですとかが明確化されていくというふうなことも進んでいるものというふうにも捉えておりますので、それぞれ様々な経営の在り方であったりとか、先ほど来あります農業、農村におけるジェンダー平等という観点での周知ですとか意識啓発といったものも引き続き取り組んでまいりたいというふうに考えております。

再質問 8番 川村幸栄

ぜひお願いしたいというふうに思います。特別なことではないのですけれども、しかし長い間の慣習というのもあったりする中で女性と男性の役割が大きくかけ離れていっている、そしてその扱いも大きくなっているというところら辺が私は非常に懸念しているところでありますので、よろしくお願いしたいと思います。次に、DVなどの暴力から守る対策を求めたところでありますけれども、愛知県でDVや性被害やストーカー、パワハラ、セクハラ、そして学校のいじめなどに取り組んでいる女性弁護士なのですが、岡村弁護士がこんなふうにおっしゃっているのですが、DVやハラスメントなどが社会に正しく伝わっていないのではないかというふうにおっしゃっています。それは何かというと、ハラスメントというのは人間関係が大きいと、その人間関係の優越の関係がハラスメントを生み出しているということです。それで、大きいとか小さいとかではなくて、やっぱり小さくても大きくてもハラスメントはハラスメント、そしてそのほかにターゲットになっていない周囲の人も傷つくと、職場のハラスメントでは間接ハラスメントと呼ばれるそうです。家庭内で両親のDVを見せられた子供たちは、面前DVという虐待というふうなことも指摘されています。軽い暴力とどうしても家庭内での暴力ですから、見えない、見えづらい、そういったことがあります。身体的な部分だと見えてくるのかもしれませんが、精神的な暴力でいえばなかなか見えづらいと。そういう中では、暴力も軽い暴力と受け取られがちだといったことではやっぱり社会に正しく伝わっていないのではないかという、こういう御指摘は私は言えているというふうに思っています。このことは、何回も何回も繰り返し繰り返し言っていくことが必要なのだなというふうに思っています。3.8が国際女性デーだということも含めて、先ほど御答弁にあった11月の女性の暴力をなくそうというパープルリボンも、これも毎年毎年やっぱり繰り返し繰り返し言っていく、このことが必要なのだというふうに思っています。私、今回提案をさせていただいた一時避難ができる場所が必要ではといったところでは、確かに緊急の避難先ということでは警察にすぐ通報ということになるのかなというふうには思うのですが、しかし先ほども言ったような見えづらい暴力、ちょっとだけ避難したい、そこから逃れたいっていった人の一時避難はどういうふうになるのかなという私の中では危惧があります。そういう部分で今までいろいろ目的外使用で公営住宅のことも取り上げさせていただいたので、今回もそういったことで利用はできないかどうか、そういった部分で今回取り上げさせていただきました。この点について再度お考えをお聞かせいただければというふうに思います。

答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)

今ほど様々なDVに関わる内容について議員からお話がありましたけれども、大事だと思っているのは議員のおっしゃるとおり見えない部分というのは、それは児童虐待でも高齢者虐待でも障がい者虐待でもそれぞれございます。それぞれ高齢者、障害者虐待防止法というのを備えておりまして、児童もありますけれども、特に高齢者と障がい者については通報義務というのがかなり高く課せられておりますので、一般住民の方でも気がついたときがあったら、守秘義務が当然守られますので、通報してくださいというような案内が市からも当然ですし、それぞれの機関から出されているところであるというふうに思っております。また、そのようなことというのは、子供の頃から啓発というのはとても大事だというふうに思っておりますし、そのような内容が様々な女性団体さんはじめ、民間の団体さんだとか、公的なところだけではなくて様々なところから行われているというふうに思っております。先ほどの住宅のことですので、後ほどもしかしたら建設水道部長から補足していただくことになるかもしれませんけれども、まず配偶者暴力防止法の流れでいきますと、基本的には一時保護のことについてはこの法に基づきますと都道府県の責務というふうになってございます。北海道のほう令和8年3月4日(水曜日)第1回3月定例会・第3号でそれを担当するということになっていて、北海道のほうでは実は令和6年に北海道困難な問題を抱える女性への支援等に関する基本計画というのが5年計画で立てられておりまして、これを拝見しますと、実はシェルターが何か所か、先ほど名寄にはないのですけれども、道内に実は女性相談支援センターのほかに民間シェルターが8か所、そのほかに母子自立支援施設かな、のところを4か所道のほうで指定していて、そのシェルターに一時避難をするというようなことがあった場合、合計12か所の場所が道として指定をされているものというふうに私どもとしては承知しております。その際指定される場合には、厚生労働大臣の設備、運営基準というのがあるようでございまして、それに従っているという形が必要になってくるのかなというふうに思っています。今回議員から御質問いただきまして、いろいろ全国の状況、報道によるものもありますので、全部が全部公式発表ばかりではないのですが、那覇市さんのほうでどうやら今年か去年か公営住宅を一部シェルターにできるようにということでなされたようでございます。那覇市さん、県庁所在地で、政令指定都市ではないようなので、中核市なのですけれども、沖縄県、都道府県ですから、沖縄県のシェルターの一つとして、公営住宅をシェルターとして、一般の民間シェルターさんというのはNPO法人とか民間団体がやられているところが多うございますので、そういうところに貸せるような立てつけをもしかしたらつくったのかなというふうに、確実ではございませんけれども、私ども担当としては見ているところでございます。今のところ北海道のほうから名寄市に向けてシェルターだとか、そういうのを配備するために協力を願いたいというような意向をお聞きしたことはございませんが、今後いろんな連携をする中でそういう御意見があった場合については建設水道部とも連携を取りながら協議してまいりたいというふうに思っております。令和8年3月4日(水曜日)第1回3月定例会・第3号以上です。

再質問 8番 川村幸栄

ありがとうございます。こういったときには、ここに助けを求めたら助けてもらえるよといったことが私はすごく救いになるというふうに思っていて、このことをやっぱり繰り返し繰り返し皆さんにお知らせしていただきたいというふうに思います。確かにこの狭い名寄市ですから、あそこに行ったようだよというのはすぐ察知されるかもしれませんけれども、それでもここに助けを求めたら助けてもらえるのだといったことをもっともっと知らせていただきたいなというふうに、さっきも言ったようにしつこいぐらいに皆さんにお知らせしてもらいたいと思っています。その見えない、見えづらい暴力を受けた方々というのは、先ほどの紹介した弁護士さんのお話ですと、やっぱり本人も暴力を受けたという認識をするまでにも時間がかかるというふうなお話もありましたので、そういったことが、いろいろ高校やら大学やらのところでデートDVの話なんかもされてきていますけれども、もっともっと広く、この実態なり、こういうことなのだという事実を皆さんにお知らせし、そういった場合はこういった救いの場があると、逃げ場があるのだといったことを伝えていただきたいなというふうに思っています。ちょっと余談になるのですけれども、1975年にアイスランドの女性たちが私たちがいない社会はどうなるのかということで女性の休日というのを設けて、日本でもやったらどうかということでいろんな女性団体が取り組むようで、3月6、7、8と日本版の女性の休日デーというのがあるそうです。先ほどの農業従事者のところも含めてなのですが、女性も男性も暴力のない、そして自分の自由な時間が持てる社会になっていくことがいいのだろうなというふうに思います。そのためには、皆さんにこういった状況などを知らせていくことが非常に必要だというふうに思っています。実は、昨年3.8国際女性デーを知らせる新聞広告が地元紙に掲載されましたけれども、今年も掲載される予定があるのかだけ確認をさせていただいていいでしょうか。

答弁 市民部長 松田慎司(市民部長は2026年3月まで)

議員から御質問あった去年やらせていただきました国際女性デー3.8の新聞広告ですけれども、今年も掲載をさせていただこうということで今準備を進めております。国際女性デーについては、毎年テーマが変わっているということもありまして、今年の2026のテーマとしては「権利、正義、行動。すべての女性と少女のために。」ということで、国連のほうで決定されたテーマありますので、そこの周知も含めまして地元紙に掲載の予定としております。

再質問 8番 川村幸栄

ありがとうございます。それでは、次に行きたいと思います。市内の移動手段に関わってお伺いをしたいと思います。市内で利用できる移動手段というところら辺が今のるーとのことが一斉に宣伝をされているという形で、皆さんのるーとしか私たちは公共交通機関がないのではないかみたいな、そんなような受け止めをしている人も若干いたりします、正直なところ。ですから、今回ちょっと取り上げて、ピヤシリ線もあったり、徳田線、イオンバスがあったり、それからのるーともあるのだよというようなことで、こういったことがそれぞれの皆さん方が病院行ったり、買物行ったりするときにこれを使ったらいいのだなというふうに思い浮かぶ移動手段、私のところはこのバスが通っているから、それはないから、ではのるーとを頼もうかというふうなことになれるような、そういった周知も必要かなというふうに思っていますので、ぜひお願いをしたいというふうに思います。それで、のるーとのことについては、昨日も登録数も増えている、1日の利用数もというふうにお話がされていましたけれども、私の周りでいうと、バスといえば観光バス以外は路線バスしか思い浮かばないといったところであります。乗合バスというところの概念がなかなか難しい、これは必ず予約が必要なのだよというところら辺の認識をするのに難しい、それから路線バスのように時刻表や運行経路が決まっていないと、ここのところのことを理解するのに非常に時間がかかっているということです。先ほどもいろいろお知らせするようにしていきたいということだったのですが、再度ここの周知の方法についてお伺いをしたいと思います。

答弁 総合政策室長 櫻田孝臣

公共交通についてということでいろいろ御配慮いただきまして、ありがとうございます。今実証運行をしているということで、のるーとメインで周知をさせていただいていますけれども、もちろん路線バスというのも走っておりますので、その周知の仕方がコミバスがなくなったことによって違う路線に乗ると、乗り方もまたちょっと違うと、バスの車両も違うと、行き方も違うといったところでやはりこの一歩が進まないというのは何となく理解しているところであります。ですので、定時定路線のバスも当然メリットがありますし、のるーとのメリットもありますし、いろんな交通手段ありますよということで周知を様々な形で図っていきたいと。私、担当して間もないのですけれども、思うのは紙ですとかSNSの情報発信ももちろんなのですけれども、実際に乗っていただいている方とか利用されている方からの口コミというのが一番分かりやすく、信頼できて、これが一番早いのかななんて思っています。ですので、昨日谷議員からもいただきましたけれども、公共交通を守っていく、維持するには利用していただかないとなかなか守れないということはありますので、そういったことで皆様もぜひぜひいろんなところ御利用いただいてということで、ちょっと最後お願いになってしまいますけれども、町内会等で何か説明会ですと令和8年3月4日(水曜日)第1回3月定例会・第3号か出前とかというところあれば、もちろんうちのほうで説明伺いますので、のるーと以外でもバスの乗り方も周知させていただきたいと思います。

再質問 8番 川村幸栄

ありがとうございます。うちの町内会でもみんなで乗ってみようかなというふうな、乗って体験してみようかなというような話も今出ているところなのです。それで、1つ気になるところが乗降場所の目印です。この間もちょっとお話ししたのですけれども、今排雪が入ってすごく見やすくなったのですけれども、雪が山のようになっていたときに乗降場所の目印が目立たないというようなことがありました。せっかくこんなにたくさん増やしていただいたのに、私の近くはどこなのかというようなのが分からないという部分がありますので、これも町内の皆さんから出た声ですので、お伝えさせていただいて、またみんなで乗れるようになればなというふうに思いますし、まだこれからも、例えば北斗団地の奥のほうに住んでいらっしゃる方はこっちのほうにも乗降場所があるとすごく助かるのだけれどもって、そんな声も私のところに届いていますので、ぜひそのことも含めて乗り方、それから場所、いろいろ私たちもお願いすることいっぱいですけれども、要するに将来にわたっても先ほどお話があったように乗って利用できる、そういう公共交通機関になってほしいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。最後になりました。名寄大学の法人化に関わってであります。部長からいろいろ状況も含め、自主性、スピード感が必要だというふうなことでお話もありました。外部からの声も届くと、それが法人化として受験生に選ばれ、地域の人たちから親しまれる大学になるのだというふうなお話がされたところです。それで、最後にやっぱり加藤市長にお話をしていただければというふうに思うのですが、先日道外からの受験生という方とちょっ令和8年3月4日(水曜日)第1回3月定例会・第3号と言葉を交わすことがありました。道外で雪のないところだったそうです。北海道を希望して、名寄を選んで、それで冬のスポーツを楽しみたいと、そんな思いで名寄を選んだというふうにおっしゃっていました。こういった方々がたくさん来ていただくことが必要だなというふうに思っていますし、また地域の方々に親しまれる大学という意味では町内会の連携事業の活用で非常にこれが広がって大学生との接点や交流が深まりました。また、ずっと言っている農家との有償ボランティアや、また看護科の方々の地域での実習、そしてアルバイト先での交流、こういったことでは市内の市民の皆さん方と大学生と本当に交流も深まり、親しまれる大学になっているかなというふうに思っているのです。私は、そう思っています。それがどうして法人化なのかといったところで、これ先ほどの部長のお話だけではなかなかすっきり伝わる部分があるのかどうかというふうな思いでおります。改めて市長からお話をいただければというふうに思います。

答弁 市長 加藤剛士

部長からの答弁の繰り返しになると思いますが、平成18年の開学以来、多くの志願者を集め、また着実に卒業生も輩出をし、安定した大学運営を議員おっしゃるとおりこれまで行ってきているというふうに承知をしておりますが、一方で過去5年間の受験倍率は全ての学科において減少傾向にあります。残念ながら今年度は社会福祉学科の入学定員の充足がかなわなかったという、社会的な変化があるということであります。このような状況の中で大学が市民にとってさらに価値のあるものであり、また学生から選ばれる大学として維持、発展をしていくために必要な取組、組織形態、改革等について名寄市立大学在り方検討委員会で議論をいただきました。また、市議会におきましてもこの調査特別委員会を設置をいただきまして、議会からも公立大学法人化を望むという報告をいただいたということであります。直営方式でなく、法人化によって大学の自主性が高まり、自立的な管理運営、スピード感を持った意思決定、必要なガバナンス改革を進めることが可能になります。また、積極的な情報の発信による地域社会との連携を一層進めていくこと、このことが学生から選ばれる大学になり、大学運営に外部者、地域人材などが関わることで透明性の向上はもちろん、さらなる地域課題の解決に向けた取組、地域貢献が推進されることにつながり、名寄市、道北地域の維持、発展につながると思います。引き続き令和9年4月、公立大学法人への移行に向けて名寄市立大学法人移行推進委員会におきまして法人の骨格となる定款、中期目標などについて有識者はじめ委員の方々に検討、協議を行っていただきます。市議会、あるいは適時こうした情報を市民の皆様にも共有を図ってまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

出典:名寄市議会 令和8年第1回定例会 2026年3月4日 議事録 PDF(91ページ) 間違いを知らせる