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浦河町議会 令和7年第2回定例会 2025年3月12日

浦河中学校の再編について

2025年3月12日、浦河町議会の一般質問で、飯田美和子議員が「浦河中学校の再編について」質問し、教育長 和田修、教育委員会管理課長 住吉仁昭、町長 池田拓が答弁しました。

質問者
飯田美和子 議員
答弁者
教育長 和田修、教育委員会管理課長 住吉仁昭、町長 池田拓

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 11番 飯田美和子

最後の一般質問になりました。通告に従いまして、1件について質問させていただきます。今現在、全国的にも少子化問題は喫緊の課題です。厚生労働省の発表によりますと、昨年の出生数は72.7万人と過去最低を更新しました。浦河町においても、少子化にはなかなか歯止めが利かないような状況です。町内の中学校でも、生徒数の減少を背景に三つの中学校が令和8年4月1日の統合に向けて準備が進められています。中学校の歴史を振り返ると、終戦後、昭和22年5月1日に新制中学校として新学期が定められ、民主主義社会を構築する教育へと変化していきました。そして、戦後教育が始まりました。浦河町においては、浦河第一中学校が堺町の旧兵舎を改築して開校、浦河第二中学校においては西舎村に、そして荻伏中学校が荻伏に、野深には野深中学校が開設されました。さらに、昭和26年6月に上杵臼には浦河第三中学校、昭和34年4月には女名春別中学校が開設されました。一時期には、六つの中学校が町内にあったということです。それも時代の変遷の中で、6校が5校になり、4校、3校となりました。そして、令和8年度には、1校になるということです。我が家の2人の娘も地元の小学校に徒歩で通い、中学校へは自転車で通い、また、雨の日なんかも送り迎えをした思い出がよみがえります。本当に地域の方々、そして地域の学校の先生方には大変お世話になりました。今回の統合に向けて、様々な方々から、保護者の方々もそうですけれども、ご意見を伺いました。それを踏まえ、通告に従い質問いたします。浦河中学校の再編について。1、町教委が示す再編方針にある統合準備委員会設置について、その人数と構成員は3校合わせて一つの委員会となるのか。(各校では、各課題について議論する時間は設けられるのか)。2、準備委員会での協議となる制服、ジャージ、通学、登下校について町教委として、どのようなスケジュールでの決定を考えているのか。明確なビジョンは立てているのか。3、統合後の学校名についてはどうなるのか。現在のままの学校名となるのか、準備委員会での検討となるのか。町の見解は。4、制服について、今の2年生、1年生は現在の制服となることと思うが、来年の新1年生の制服は、同じ制服で入学できるのか。5月頃まで決定しないと間に合わないと聞いているがどうなのか。5、保護者からは、懇談会の回数を増やしてほしいとの声もあると聞いているが、開催についてはどの程度の頻度での開催を考えているのか。6、統合後、今の1年生と2年生は制服が違う中で新学期がスタートすることになりますが、例えば町の補助で同じジャージをそろえるなど検討されてはいないのか。そろえることにより、一体感が生まれるのではないか。7、統合についてのアンケートでは、保護者の賛成が多く、中学生においては反対やどちらとも言えないという数が学生では45%ある中で、統合後の生徒のケアについて具体的な方策は考えているのか。8、統合に当たり、教員の加配について検討するとのことだが、それぞれの学校からどれくらいの教員の加配を考えているのか。9、統合まで1年間というタイトなスケジュールの中、教育委員会の現体制で大丈夫なのか。統合準備室などの係の増設、職員の増員は考えていないのか。学校の再編は細やかな対応が必要となり、専門的な係が必要ではないか。以上です。

答弁 教育長 和田修

浦河町中学校の再編について、9点のご質問にご答弁申し上げます。まず1点目、中学校の統合に係る統合準備委員会につきましては、新年度より設置することとなります。統合準備委員会の構成につきましては、人数は現在検討中でありますが、各小中学校の保護者代表と校長、教頭、教員で構成する形で考えているところであります。町内の全小中学校7校で一つの委員会を構成し進める予定であります。各課題について議論する時間につきましては、課題の内容によっては、各学校及び保護者で議論や検討が必要な場合がありますので、その時間は考慮したいと考えております。2点目、制服やジャージ、登下校の方法については、統合準備委員会での協議となります。特に、制服とジャージにつきましては、新年度の早い時期に決めていかなければならないというふうに考えておりますし、登下校の方法につきましても、併せて協議を進めてまいります。また各課題を解決していく全体の流れといたしまして、1学期中に課題内容の整理及び決定、2学期以降にそれぞれ実行していく予定であります。3点目、学校名につきましては、浦河第一中学校に統合することとなるため、現在の浦河第一中学校のままでというふうに考えております。4点目、制服につきましては、先ほどの答弁と重複いたしますが、新年度の早い時期に決めていかなければならないというふうに考えております。こういうことから、統合時の新1年生は、同じ制服で入学することとなります。5点目、これまで中学校の再編方針を決めるに当たり、懇談会を開催してきましたが、今後は、統合準備委員会を中心に進めていく予定であります。なお、統合準備委員会の内容につきましては、その都度、保護者の皆様へ周知をし、各学校や保護者で共有していただく形で進めてまいります。6点目、令和8年度の統合時については、2年生と3年生は、制服が違う中で新学期がスタートすることとなります。ご提案の町の補助でジャージをそろえることにつきましては、今のところ検討はしておりません。まずは、準備委員会の協議の中でジャージを決めていくこととなりますので、補助等については、その状況を見ながら判断していきたいというふうに考えております。7点目、浦河第二中学校と荻伏中学校、浦河第一中学校を含めた3校の生徒に対して、統合を迎えるに当たり、環境が大きく変わることでの不安が取り除かれるよう、心のケアは大切だというふうに考えております。児童・生徒に行ったアンケートの中で、統合に対し期待や楽しみに関した記載があった反面、心配や不安といった内容の記載も見受けられました。このことから、児童生徒相談員等による定期的な学校訪問を継続し、一人一人きめ細かな対応をしてまいります。また、統合前の交流につきましても、3中学校合同での授業など、可能なところから実施を進めてまいりたいというふうに考えております。教員の配置につきましても、浦河第二中学校や荻伏中学校の教員が浦河第一中学校に配置されるなど、教育局との協議をしてまいりたいというふうに考えております。8点目、教員の配置につきましては、学校の規模により定数が決められておりますが、加配につきましても、局のほうと相談をしてまいりたいというふうに考えております。最後に9点目、今後は令和7年度1年間をかけて、様々な課題を解決しながら、令和8年4月1日の統合へ向けて進めていくこととなります。保護者の理解や学校との連携は、必要不可欠でありますので、係の増設や職員の増員につきましては理解いたしますが、まずはチーム教育委員会として進めていかなければならないものだというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。以上です。

質問 11番 飯田美和子

答弁ありがとうございました。1番、2番、3番については、準備委員会のほうで進めていただけるということだったのですけれども、先ほど制服やジャージについては、早い段階ということでお話しいただいていましたが、1学期中に決めるということですけれども、そのほかのことについてのスケジュールみたいのは、どのように考えていらっしゃるのでしょうか。こちらのほうでも、2番で、スケジュールの決定を考えているのかということで、例えばスクールバスとかについてはどのぐらいには決めたいとか、あと授業とか、先ほど、そういったスケジュール的なものはどうなのかというのをお知らせいただきたいのですが、どうでしょうか。制服なんかは1学期中に決めますよということを保護者の方にお伝えしたいと思いますけれども、そのほかのスケジュールについては、どう考えているか、教えてください。

答弁 教育委員会管理課長 住吉仁昭

ただいま再質問のスケジュールの関係、答弁でも申し上げました制服、ジャージとスクールバスのほかに、閉校式だったり、記念誌を作っていく流れになってくるかと思います。その細かい部分をまず1学期中に全部含めて、まず決めて、2学期中から実行に移していくような形になっていくというふうに今のところ想定しております。

質問 11番 飯田美和子

ありがとうございます。2学期中にということで答弁いただいたので、了解しました。あと、時期的なものは、大体、今伺ったのですけれども、7番の心のケアなのですよ。野深から荻伏小学校に統合になったときにも、やっぱり若干生徒さんの中で、前の学校がもう好きで好きで仕方なかったのか、新しいところになると、もう人間関係ができているところに行くので、居場所がなかなかつくれないとかというお子さんもいらっしゃったのですけれども、心配や不安、相談員の方を置くということですけれども、そういうことが発生、今のこのアンケートの段階でももしかしたら黄色信号を出している子もいるのかなとは思うのですけれども、そこら辺についてのもっと対応、こういうふうに対応していきたいということがあれば、教えていただければ、心の不安、相談員と先ほどおっしゃいましたけれども、実際にいろんな人たちと一つの問題を共有していくとか、何かそういった会議を設けるとか、そういったことは考えていないのでしょうか。

答弁 教育長 和田修

今、飯田議員ご指摘のとおり、少人数のところから大人数のところに行くというのは、やっぱり不安だと思うのです。本当にそこはそのとおりだと思います。なので、統合前に、先ほども答弁いたしましたけれども、統合前、令和7年度中は3中学校が合同にできるものは、合同でやりましょうと、授業も含めて。それを今、それぞれの学校の中で協議していただいています。子供たちは、一回顔を見るだとか、一回言葉を交わせば、全然違うと思うのです。中学校で一中に行って、顔合わせたとしたときには、一回顔を合わせている、一回言葉を交わしているという部分、何かを一緒にやったという部分でいけば、そこは違うと思うのです。まずできるところからやるということで、令和7年度中はそういうできるものを一緒にやりましょうというふうに進めてまいります。統合後につきましても、先ほど答弁いたしましたけれども、今既に児童生徒相談員おりますけれども、その児童生徒相談員が一人ずつきめ細かな対応をしていきたいというふうに考えております。そういう形で、心のケアはしていきたいなと思っていますので、ご理解いただきたいと思います。

再質問 11番 飯田美和子

8番目についての再質問ですが、加配については、局と相談されるということだったのですけれども、こちらのほうはやっぱり独自でというか、町単独では決められないことなのかもしれないのですけれども、やっぱり荻伏中学校から一中へ行った子、また、二中から一中へ行った子の心のよりどころはというのは、自分の学校の先生に、何か困ったことあったら相談できる人ということで、前の学校にいた先生がいたら、きっと安心というか、何か問題があったときにちょっと相談してみようとか、分からないことがあったら聞いてみようとかという人になると思うのです。だから、ここの心のケアの問題もありますけれども、加配について、できるだけと、いや、そんな全員というわけにはいかないと思いますけれども、できる範囲で加配して、まずしていただけないかなというのをすごく思っているのですが、そのことについてお願いします。

答弁 教育長 和田修

教員の加配の関係ですけれども、まず教員の異動、加配というか異動の部分につきましては、答弁させていただきましたけれども、ここは町判断ではできませんので、そこはもう北海道教育局と相談をさせていただきながら、協議をさせていただきながら、極力そういった形の中で、それぞれの学校から異動していただくということは協議していきたいというふうに思っていますし、加配というのは、また人数を増やすということになってきますので、いわゆる統合で過渡期になりますので、いろいろやっぱりやらなければいけない、事務的なものも含めていろいろありますので、そこについても、加配の申請につきましても、教育局のほうと協議をしていきたいというふうに考えていますので、ご理解いただきたいと思います。

再質問 11番 飯田美和子

最後の9番なのですけれども、1年というタイトなスケジュールの中でいろんなことを決めていかなければいけない、相談にも行かなければいけない、そして日常の業務もあるということになると、職員の皆さん大丈夫なのですかと、私は思っているのです。それで、例えばこの1年間だけでも、いや、その統合に関して専属でというか、例えばこっちの仕事をしながら統合の問題とかというのは、結構大変なのではないかな、毎日、だって学校や保護者、準備委員会とのやり取りがあったり、学校に説明に行ったり、保護者の声を聞いたり、ジャージも決めなければいけない、制服も決めなければいけない、スクールバスのこと、相談しに行かなければいけない、ここの地域には誰が住んでいる、ここからこうやっていってルートを決めたりとか、すごく忙しいと思うのです。その中で、今の人数の体制でやっていけるのかなというのがすごく心配で、そして保護者や学校に対しても丁寧に対応できるのかなというところが心配なのですけれども、その点については、どうなのでしょうか。

答弁 町長 池田拓

ご心配ありがとうございます。私は、昔の話ですけれども、向別小学校と井寒台小学校が堺町小学校統合したときの担当者でした。それから、野深小学校と第二野深小学校の統合したときの担当者でもありました。当時はですよ、今は分かりませんけれども、当時はふだんの業務の中で大きな超勤とか、そういうこともすることなく、そこのところは淡々とこなしてきましたので、今の教育委員会の職員は、私よりもはるかにスキルの高い職員が多いと思いますので、そこのところは十分参考にさせていただきますけれども、人事の中でもって、しっかりと考えてまいりたいと、このように考えております。

再質問 11番 飯田美和子

町長の答弁ありがとうございました。とはいえ、来年4月には統合です。保護者の声をちゃんと酌み取っていただきながら、そして子供たちの声を酌み取っていただきながら、みんなが統合してよかったねと言うような統合にして、つなげていきたいと思いますので、丁寧な対応をどうぞよろしくお願いいたします。以上で質問を終わります。

出典:浦河町議会 令和7年第2回定例会 2025年3月12日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる