みんなの議会

浦河町議会 令和4年第8回定例会 2022年12月14日

(1)インボイス制度の導入で地方自治体の取引はどうなっていくのか/(2)学力向上に向けて

2022年12月14日、浦河町議会の一般質問で、荻野節子議員が「インボイス制度の導入で地方自治体の取引はどうなっていくのか」「学力向上に向けて」について質問し、総務課長 土居覚、教育長 浅野浩嗣が答弁しました。

質問者
荻野節子 議員
答弁者
総務課長 土居覚、教育長 浅野浩嗣

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 1番 荻野節子

おはようございます。1番になったような気分でやりたいと思います。二つのことについて質問をしたいと思います。一つ目は、インボイス制度の導入で地方自治体の取引はどうなっていくのかということについて、まずお尋ねしたいと思います。インボイス制度、私が言うまでもありませんが、この制度、来年10月からの導入に向けて関係者を含め多くの方々、業界等からインボイス中止の声も上がっているということです。特に、アニメ業界やフリーランスで働く人たちからは、導入中止を求め運動が広がっているということです。インボイス、的確請求書ということですが、インボイス制度は商品やサービスごとに消費税額と税率を記載した請求書をやり取りするということのようです。インボイスがないと買手は納税額から仕入れで払った消費税を差し引けなくなるということです。売上高1,000万円以下の免税事業者も取引先からインボイスを発行できる課税業者になるよう迫られることもあるということです。免税業者は、課税業者にならなければ取引を断られるおそれがある。課税業者になれば、納税と課税事務の重い負担がのしかかるということです。この制度は、制度が始まれば小さい業者、免税業者は課税業者にならなければ取引を断られるおそれがあり、課税業者になれば納税と課税事務の負担ということです。本当にこの制度を進めていいのでしょうか。地方自治体も免れないので、幾つかお聞きいたします。このインボイス制度は、民間ばかりでなく、地方自治体にも適用されるということです。一般会計は、免除となっていますが、水道事業会計、国保などの特別会計には、適用が求められていくのではないでしょうか。まず、この制度の導入で、地方自治体の取引は、どう変わるのでしょうか。業務委託、物品購入、入札などに参加している今の免税業者の方々は、どのようになっていくのでしょうか。課税業者になることを要求するのでしょうか。全国では、インボイス導入に向けて地方自治体では、企業説明会を開き、免税から課税業者になるよう、入札参加の説明資料などに書いているということですが、浦河町はどのように考えていますか。②として、町はどのように対応していくのでしょうか。免税業者は、1,000万円以下ということですが、浦河町には、免税業者は何件ぐらいあるのかというのはなかなかつかめないと思いますが、売上げや店の規模、事業所の規模など、小さい業者が多いのではないかと思いますが、そういうところでの物品購入とか、いろいろな関係があると思うのですが、どのようにしていくのでしょうか。インボイス登録をしないと排除されるのでしょうか。また、フリーランスや、一人親方などの関係は、どうなっていくのでしょうか。業務委託などでこういう方たちも今町内には出てきているのではないかと思いますので、どのように対応していくのかお尋ねしたいと思います。三つ目ですが、2023年に向けて下水道、簡水、国保、介護など特別会計への対応をどう進めていくのでしょうか。多くの事業者がいろいろな事業に入っている方もいます。どうしていくのか町のお考えを聞きたいと思います。これが進むと納税業者になるか、事業を辞めるか、会社や店を辞めるかなど、選択が迫られてくるのではないでしょうか。そうすれば、まちの事業者が減るということにもつながると思うのですが、町としてはきめ細かい対応をしていかなければないのではないか思いますが、どのようにお考えになっているのかお尋ねしたいと思います。二つ目ですが、学力向上に向けてということで聞きたいと思います。昨日は、飯田副議長も聞いていましたが、私の子供と同じ年ですから、時代の差があるので、学力に対する考え方とか、教育に対する考え方とは、親子の差があると思いますが、そこは、それなりに聞いていただきたいと思います。私は、文部科学省が行っている学力テストには反対です。しかし、一定の期間を続けると定着してきて、世の中も認めています。発表に一喜一憂している、私も巻き込まれています。11月に今回の学力テストの結果が新聞記事になっていました。記事の一つの見出が、日高は、全教科で下回るというものでした。今回、道内の一番は、檜山地域でした。この学力テストで言えば、これまで私の見てきた関係でいけば、道内でいつも一番下を争っていたのが日高、檜山、釧根でした。その檜山地区が今回一番、それなりの取組など努力を続けてきたのではないでしょうか。動機がどうであろうと一定の成果につながっているのではないでしょうか。浦河でも子供たちのためにしっかり生きていくことのできる一人一人の人間に育てていくために、生きる力となる知識、学力をしっかり身につけてもらうことではないでしょうか。それは、誰もができる1日1日の積み上げていく取組ではないでしょうか。私の子育ての時代、見える学力、見えない学力という神戸の教師の書いた本に力をもらいました。1日10分でも30分でも机の前に座る習慣をつけること、机がなければテーブルでも、茶ぶ台でも、箱の前で、ノートや本に向かい合う。そして、そのとき思ったことをする。強制でなく自らのこととして習慣としていくこと、それが学びの姿勢につながっていくという内容のものでした。その頃、子供たちもたくさんいましたから、私たち母親たちもどうしたら子供たちのやる気を伸ばしていくか、PTAなどで話し合ってこの先生の講演会を前の古い福祉センターの大会議室で開くことになりました。教師も父母も知恵と力を尽くし、子供たちを励ます、そういう取組も必要なのではありませんか。どの子も置いていかない、みんなで力を合わせみんなで一歩一歩進む、そういう取組も必要ではないでしょうか。そういう取組をしているのが大館市ではないでしょうか。浦河町の堺町小学校の講演会で、私はその話に納得しました。これまで大館へ視察に行かれた先生は53名ということです。研修もされていらっしゃる。その学んだものを父母や多くの人に広げてみんなで育てていこうではありませんか。地域ぐるみ、学校ぐるみ、みんなでというのが大館の教訓ではなかったでしょうか。それらを含めて浦河町で、今取り組んでいることについて、お聞きいたします。①学力向上へ向けた具体的取組はあるのですか。実際にしているのでしょうか。②大館市との交流で生かしていることは。学校での取組、地域での取組、家庭での取組はどうでしょうか。③大館から学んだこと、取り組んだことなどを基に、教師との話合いや父母との話合いはされているのでしょうか。四つ目として、学校の暮らし、家庭での暮らしや学習など取組の成果や、どうしていくのかなど、取り組んでいるのでしょうか。五つ目として、タブレットの家での活用はどのように指導しているのでしょうか。6番目として、町としての支援についてですが、一昨日、様似町では、公設塾を検討しているという記事が出ていました。塾がないからということのようですが、浦河町も今は本当に前のようなバスで迎えに行くとかという塾もなくなっているのではないでしょうか。今浦河町では、映画鑑賞とか漢字テストや英語テストなどに支援をしていますが、さらに何がよいかは話し合って、必要なものを進めていくことへの支援を考えては、どうでしょうか。大館のまねをするというわけではありませんが、その教訓を毎年派遣しているわけですから、そこでの教訓を浦河的に生かしていく、そういう全体としての取組をする。そういう中で子供たちが自信を持ってどこへ出ても頑張れる、そういう子供たちを育てていくことではないかと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。

答弁 総務課長 土居覚

おはようございます。1点目のインボイスの関係についてお答えいたします。1点目の一つ目、地方自治体の取引の関係です。インボイス制度が開始される令和5年10月1日からは、消費税課税事業者となる上水道や下水道事業会計が仕入額公助を受けるためには、登録を受けた課税事業者が発行した的確請求書、通称インボイスを保存する等の必要が生じてきます。このため、これらの会社がインボイスの発行ができない免税事業者と、これらの会計ですね、今の水道ですとか、それらの会計がインボイスの発行ができない免税事業者と物品購入や委託工事などの消費税課税取引を行った場合は、仕入れ額公助を受けることができず、消費税の負担が増加することとなります。ただし、この制度は、6年間の経過措置がありますことから、段階的に消費税の負担が増加することとなります。また、一般会計については、消費税の納税義務がありませんので、消費税の負担が増加するなどの状況が発生することはありません。ただし、一般会計が行う公有財産の貸付けや公有財産の売払いなどの取引は、消費税の課税取引となるため、事業者が消費税の仕入れ税額控除を受けられるよう、インボイス発行事業者の登録をする必要が生じてきます。なお、消費税課税売上げのない介護保険や国民健康保険などの特別会計は取引の変更や消費税の負担が増えるなどの影響はございません。2点目の町の対応の関係です。ただいま申し上げたとおり当町の場合、消費税の課税事業者である簡易水道、下水道、上下水道、三つの会計がインボイスの発行ができない免税事業者と物品購入などの取引を行った場合、消費税の負担が増加することとなります。でありますけれども、当町の対応としては、免税事業者であることを理由に、取引から排除する考えはございません。また、フリーランスや一人親方についても同様に排除する考えはございません。次に3点目、2023年10月からの対応になります。インボイス制度の対応が必要となる、今申し上げた簡易水道、下水道、水道事業の三つの会計については、既にインボイス発行事業者の登録を終えております。現在は、来年10月の制度改定に向けて、請求書等の様式変更や会計システムの改修、取引先事業者への周知方法の検討など準備を進めているところです。以上です。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

おはようございます。荻野議員の大きな二つ目のご質問、学力向上に向けてということで、昔の様子もお話しいただいたところなのですけれども、現在の取組ということで、あと今後に向けてということでお話をしたいと思います。まず、一つ目ですけれども、具体的な取組はということですけれども、いろいろやっております。一つには、町内の先生方で構成しています学力向上推進委員会、ここの中でお話にもありました国の全国学力・学習状況調査、そのほか北海道でもチャレンジテストというものを行っております。あと、うちのまちでは、独自に業者のものを使っていますけれども標準学力調査、これらのテストのこの委員会の中で結果分析、今後の対応ということでも協議しております。あと、この委員会を中心にお話がありました秋田県の大館、こちらのほうの視察研修も行っているところでもあります。委員会の中でも公開授業で授業を見ながら、その学力テスト等の結果分析、また大館等のこれまでの視察を踏まえての研究会を行っているところであります。それと、昨日も飯田議員のところでお話ししましたけれども、家庭学習の取組ということで、こんなチラシですね、これもこの委員会の中で作ったものであります。そういったことで一つには、この学力向上推進委員会の中での活動。あと、家庭学習の取組と併せて、アウトメディアということでスマホとか、ゲームとか、これはルールを持ちながら使っていこうということで、それも併せてこの学力向上、家庭学習と生活習慣、これは大きく絡み合いますので、これは両方一緒にした形で啓発もしています。あと、英語検定、漢字検定、数学検定ということで、これに対しての全額補助を行っているところでもあります。これらは、学習意欲を呼び起こすというか、そういったために行っています。そのほか、先生方にいろいろな研修会があります。任命権者であります北海道教育委員会が行うもの、そこの研究機関であります北海道教育研究所が行うもの、それに日高教育研究所、こちらのほうでも行っています。町でも独自に行っていますし、各学校で研修部がありまして、そこで系統的に行っているところでもあります。あと、小中高ということで、連携協議会をつくっていまして、ここの中でも定期的に会議を行ったり年に1回は共通の公開授業を行っているところであります。あと、今年度から、毎月校長会、教頭会といいます会議を行っていますけれども、そこに浦河高校の校長先生も一緒に入ってきていただいています。それと、今年から新たに昨日の行政報告でも言いましたけれども、幼保小連携接続研修会、幼児期からの子供の育ちと学び、これを小学校につなぐということでそういった研修会も行っているところであります。2番目と3番目を一緒にお答えしますけれども、大館との交流に関わってということで、大館、コロナで3年ぶりに派遣をしたところなのですけれども、そもそもこの大館のほうに先生方を派遣するというのは、授業改善、これを目的に行っているところであります。毎回参加する先生方が、授業を実際に見て、参観して、あと、事後研修会というのがあります。大館の先生といろいろ意見交換といいますか、実際の授業の進め方、学級経営、各学校の研修体制、そういったものなどについて、話し合うというか、いろいろお聞きしているところであります。中でも、特に参考になるのが授業の進め方であります。今、よく言われますけれども児童・生徒の主体的、対話的で深い学び、これがこれらの授業の中で実践されているところであります。参加した先生方は、各学校に戻りまして、各学校の先生方に報告はいたします。そして、教育委員会としましても、報告書A4一、二枚程度なのですけれども、それをもらって一つの本年度の研修の報告書として作りまして、各学校のほうに配布しているところであります。そして、今年から新たに授業をビデオで撮りまして、大館のですね。それを編集して、それも各学校の授業改善に生かしてもらおうということで、配布することにしています。ですから、大館に行ったことにつきましては、各学校でいろいろ話し合うと。あと、報告書を見ながらそれの内容を見て授業に生かしてもらえるかなと。今回は、特に行ったメンバーで事後研修会といいますか、事後懇談会というのを行いまして、そこの中での内容も新たに学校のほうに還元することにはしているところではあります。ということで、大館に行ったことについての教師との話合いということでよろしいですかね。4番目ですけれども、父母との話合い、また5番目の地域との交流ということなのですけれども、学力については、父母に対しましては、各学校のほうから学校だより、そういったおたよりで日々の子供たちの様子、学力にかかわらず、そういったものは学校のほうから伝えているところであります。直接的に先生と親がという場面では参観日がありまして、その後の懇談会、ここで子供たちの学びや育ちをどうしたらいいかということで、一緒に話し合うというか一緒に考えるような、そういった場面は設けているところであります。あと、PTA活動。コロナでなかなか集まりにくい状況ではあるのですけれども、PTA活動の中で家庭教育とか子育て、そういった問題についても当然そこの中には、生活習慣のこともありますけれども、学力のことも内容として出てきます。そういった中で話し合う場面もあると考えております。あと、地域に対してということですけれども、令和2年度から中学校区ごとに学校運営協議会、これを設けました。一中校区、二中校区、荻中校区ということで、ここの中には、地域の皆さん方にも入っていただいていますし、PTAも入っています。学校も入っていて、我々教育委員会事務局も一緒に行きます。そこの中では、まず学校の今年度の運営方針、そういったものが明らかにされて、あと、学校の教育目標だ、こういった取組、課題ということで、当然学力のことも地域の皆さん方と共有しながらこの会議の中では、ここの地区の子供たちをどう育てていったらいいかなということで議論をされているところであります。あと、直接学力ではないのですけれども、こういった会議を通して、例えば二中校区では、幼児を一緒にできないかなということで、そういった内容も話し合われております。そのため、具体的に小中のPTAの合同会議も行われ、次年度等から小中で共通した行事も行えればなということで思っております。また荻伏の中学校区では、10月に行いましたけれども、それまでも議論をしてきました小学校と中学校と、そして地域が連携した防災活動ということで、実際に小学校、中学校、地域の皆さん方が参加しながら、そういった活動も行ったところであります。この協議会を通しまして、学校と地域がより一層連携協働し、地域の学びの機会など子供たちを育み様々な活動や運動に取り組めるものかと考えているところでもあります。昨日、東町のふれあい会館での地域のボランティアの方の学習のお話をしましたけれども、そういった活動も、この学校運営協議会の中で今後地域の中でそういった取組もできないかなということで、投げかけてみたいということで考えております。あと、タブレットの活用なのですけれども、ご存じのように、昨年タブレットを入替えをして、授業支援ソフト、これも導入しました。それらを使いながら各学校では、日常的に自然な形で授業で使ったり、あと、タブレットの中に宿題を入れてと言いますか、クラウドで送りまして、そういった形で家庭学習でも使っているところであります。また、この活用がスムーズにいくように、ICT支援員、これの学校巡回、これも時間数を増やして対応しているところであります。最後になりますけれども、町としての支援ということで、要するに今後の町としての新たな学習構築に向けた子供たちの支援ということで、お答えしたいと思いますけれども、今、このようにやってきたということでお話をしたところなのですけれども、塾のお話もありました。隣のまちと違って浦河には幾つか塾があって、公設の塾1本でということはなかなか難しい状況にあるかなと思います。地域の方々の力を借りながら、直接的な指導ができるような既存の塾とうまく共存できるような、そういったものができればなとも思っているところであります。また、これは、高校生に対してなのですけれども、学びのサロンというか、場所を提供してそこは自分たちがそこで勉強を自主的にしてもらうのですけれども、荻野議員がおっしゃったように、勉強は本当に学校以外でも、そういった場所があれば自分たちでできるというか、お互いにそこに集まって、お互いに勉強をし合う。でも、ちょっとそこの空間は欲しいなということも、望んでいるかもしれません。これは、どちらかというと小学生よりも中学生、高校生が中心になるかと思いますけれども、そういった場所も公共施設を活用しながら、今後できればなと思っています。いずれにしましても、学力、見えない学力ということもあるのですけれども、子供たちが将来、節目節目で学力が問われることがあります。そういったことを乗り越えて、そして、社会人として一人で道を開いていけるようなそういった学力がつけられればなということで考えておりますので、今後ともいろいろとアドバイスをいただければと思います。以上です。

質問 1番 荻野節子

インボイスのところですけれども、やはり、課税業者となるそれが必要な部分というのは、特に上水とか下水簡水は、必要になってくるのだけれど、今のところは、全部には求めないということでいいのですか。

答弁 総務課長 土居覚

求めないというのは、請求書、インボイスの発行をという件ですかね。水道とかに求めないというのは、インボイスを求める、求めないという話でいいですか。免税事業者に対しては、インボイスの発行を求めることはありません。ただ、課税事業者のほうには、インボイスを提出していただきたいということでご案内する予定となっています。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

荻野議員。

質問 1番 荻野節子

それでは、今免税になっている業者も、工事に参加することはあるのですよね。例えば、そこが私もよく分からないのだけれども、例えば、食堂とか床屋さんとか、理容室とか口径の大きいところがありますよね。一般ではなくて、水道の。そういうところは、主に業者だと思うのですけれど、そういうところが免税業者であれば、そこからは、そういうのは求めないで、普通に払ってもらうという考えでいいのですか。

答弁 総務課長 土居覚

議員がおっしゃるとおり、免税事業者のほうから請求書をもらう際は、特にインボイスを求めません。なので、そのインボイスを求めないで、各会計が支払いをした分、それは、会計の負担が増える形になります。例とすれば、まず、消費税の仕組みとして、売上げが例えば、2,000万円の売上げが水道会計であったとします。そうすると受け取った税金は200万円になります。仕入れのほうとして、1,000万円の工事をどこかに発注したとします。そうすると仕入れ分として100万円の消費税が発生します。消費税を納める際は、受け取った200万円から100万円を引いて、残りの100万円を消費税として納めればいいのですけれども、うちから支払った分は免税事業者だとその100万円の控除ができなくなります。なので、免税事業者等の取引になってしまうと、100万円の負担が増えて200万円を払わなければならなくなるのですけれども、現状では、そこに対して、それだから駄目だよということで排除することはないということで理解してもらえると。

質問 1番 荻野節子

今、政府も全国的にインボイス中止とか、そういう声が大きくなってきている中で、経過措置もあるということでやるのですけれども、いずれは、時間がたつとそれはなくなっていくわけですけれども、そういう場合でも、浦河町は、またその都度考えていくということに受け取っていいのですか。

答弁 総務課長 土居覚

現時点ではということで申し上げたのは、例えば、水道会計とかですけれども、1億円以上の売上げがございます。その取引先が全て非課税だとなると、かなりの負担が増えてきます。ただ、そこを独占禁止法とかにも触れるということで、国のほうから通知が出されていますので、当面、今の税制上は、消費税は、免税事業者でも請求できるということになっていますので、今現状の構成上は、今言ったように免税事業者だからと言って排除することはなく、取引は続けていくことになります。ただ、今言ったように、負担が増えますので、最終的にいってしまえば、料金に跳ね返ったりとか、いろいろな面でいろいろな要素が出てきますので、そこは総合的に考えた上で判断することとなってきます。

質問 1番 荻野節子

それともう一つですけれども、今の町の考えからすれば、ほとんど建設関係は、免税業者というのはないのでしょうけれども、物品の建設に係る物品の納入とか、それは直接町とではなく、請負との関係になっていくものについては、やはり請負業者とそことの関係ということになって、そこで免税は駄目だよという、そういうことについては、町はどういうふうに対応をするのですか。それは、あくまでも請負業者と業者との関係ということで割り切るのか、そこのところはどうですか。

答弁 総務課長 土居覚

そちらの関係ですけれども、先ほどもちょっと触れたのですけれども、独占禁止法とかの関係で国のほうからは、取引の対価の引下げですとか、商品の役務の受領の拒否ですとか、例えば協賛金で払えとか、値下げしてくれとかというのは、一方的にすることは、できないという通知は出されていますので、そこはやはり業者通しで対応してもらうしかないと町のほうでは判断しております。

質問 1番 荻野節子

そこのところで、この国税ですからね、町が直接業者にああせい、こうせいということは課税業者に対して言えないでしょうけれども、そういうところが一応国のほうの通達でもそれは出ているけれども、私的によく分からないけれども、結構浦河町内でそういう工事や、それから役場への納入とか、役場への納入は、一般会計の中でやる分にはいいのでしょうけれども、そうでないものについては、やはりそこに関わってくるので、全国的な流れでは、免税業者が課税業者になるか、仕事を辞めるか、そういうところが迫られているところもあるというふうになっていますが、そこまではいかないような取組といっても、町としてやるというのは難しいのでしょうけれども、やはり業者の判断ということになるのでしょうね。

答弁 総務課長 土居覚

業者の判断と申し上げましたけれども、これはインボイスに始まったことではなくて、そもそも今の取引の中でも下請さんとか、その辺は入っていますので、そこに対して地位的優位を利用しながら値引きとかそういうことはしたら駄目だよというのは、もう既に業界というか、町の入札の中でも周知してきていることなので、そこは、今の現状で町のほうとしては、特に対応することはないと判断しております。

質問 1番 荻野節子

今の回答を聞く限り、浦河町では当面は、そういう業者への押しつけというのか、そういうことはあまり心配がないというふうに受け止めているのですが、それでいいでしょうか。

答弁 総務課長 土居覚

心配ないというか、まずはこのインボイスそのもので申し上げると、実際の開始が令和5年10月1日から。そこの地点になるまで実際のところでは、免税業者がどういう動きをするかというのが、今はつかめていない状況なのです。例えば、免税業者が免税業者のままでいる可能性もありますし、いや、これなら課税業者になろうという方もいると思いますので、そこは、制度が始まった中でも、町としましても取引のほうは注視しながら万が一、町のほうから周知するようなことが必要であればそこは対応していきたいと考えております。

質問 1番 荻野節子

始まってみないと分からないし、やはり業者独自の判断ということもこの面では大きいかというふうに思いますので、今の課長の答弁でいくと、あまり全国で言われているような大きな心配はないかなというふうに私は勝手に判断していますが、そもそもこのインボイス制度は、本当は最初から10%にするときから国はやりたかったけれども、やはりそれは非常にマイナスが大きいということで、延ばして23年の10月というふうになったと、そういうふうにも聞いています。いずれにしても、消費税は、本来は社会福祉のためと始まったのに、私から見れば特に5%、10%になっていく段階では、介護保険料も後期高齢者保険料も、みんなこの消費税が上がると同時に上がってきているようなものがあって、消費税が本当にいいものなのかというのは、私的には、消費税は要らないというふうに思っていますが、今の町の答弁を聞きますと、そういう中で町なりの取組というのか、考え方もちゃんとみんなが安心していけるような対応もしてくれそうなので、取りあえず町の対応が分かればいいので、これはこれで終わりにしたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。それから、学力の問題ですけれども、今の回答も聞いたり、それから昨日、飯田議員に答えていたパンフレット、これも見させていただきましたけれども、きめ細かくやっていらっしゃるのだなと思うのだけれども、それが現実についていかないというのはどのようにお考えですか。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

いろいろやっているわけなのですけれども、なかなか効果というか成果が見えてこないのが現状であります。特に教育ということでありますので、人の心を動かしたりということになります。そこから行動がということで、それも子供ですから、保護者の影響力がかなり大きいかなということを考えますと、今お持ちいただいていますそういった資料等も小まめに活用しながら、またあまり各家庭に踏み込んできつくはなかなか言いにくいところではあるのですけれども、やはりこちらのほうもさらに危機感を持って、各家庭、地域等にも訴えながら、そういった環境づくりと言いますか、まずは雰囲気でありますけれども、環境づくりは我々が行うことになりますけれども、これは、常にしていかなくてはならないかなと思っているところであります。以上であります。

質問 1番 荻野節子

なかなか親の考え方というか、家庭の中でどんな親子の話合いをしているか、そういうことにも関わるかなと。こういうパンフレットを見て親にも、それから教師用、保護者用で子供は三つに分かれているのですよね、低学年、中学年、小学生の高学年、中学生の三つに。だから、これを私的には、それからメディアのことね、こういうのを家の中でも、学校の中でも話し合う場というのかな、このことはどういうことという、そういうことをこの地域の、今も地域のPTAは残っているのだと思うのですけれども、そういうところでも、話し合ったらどうなの。このコロナ禍でここ数年はできていないのでしょうけれども、私たちは、学習区、今、浦小も学習区は二つしかないと聞いたので。私たちのときは12ぐらいあったのだけれども、今2個しかないのだけれども、そういうところで、話し合って本当にこういうものがちゃんと生かされていく。そういうこともやっていったら、いいのでないかなと。そして、そういう中で子供の発達状況とか家庭の状況とか、そういうところにどういう支援が必要なのかというのも、そこで見えて来るのでないかなと。それは大館では、地域と家庭と、そして学校というそういう単位で活動をして、そういう中で地元に残る子も出てきているという話を私は聞いたときには、本当にこういう地域でだったらできるのではないかというふうに思ったのですけれども、そういうことは考えられているのですか。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

今の件でありますけれども、社会教育委員の会議というのがございまして、この中で部会を二つ設けています。全部で20人いるのですけれども、それを半分に分けてそのうちの一つが家庭教育推進運動部会ということで、要するにこのアウトメディアのこともそうなのですけれども、やはり基本的な生活習慣、これがまず柱にあって、そこから学びというか、地域の中ですくすく育っていくなということで、そこを中心に、先ほどのアウトメディア、こちらの宣言なども行ったところであります。そういった社会教育の動き、あと学校での動きですね。なかなか今これがうまく統一した形で地域全体でということにはなっておりませんけれども、今お話がありましたように、大館を手本としながらいいますか、参考にしながら、地域全体で子供たちを育てていく。学校も社会教育もといいますか、今こそ地域、家庭、学校、それが子供たちの育ちを支えるような、そういったことで総合的に教育行政を進めていくように。これまでもぼやっと形ではしていたのですけれども、そこをもっと目に見える形で進めていきたいと考えております。以上です。

質問 1番 荻野節子

本当に、なかなか今集まることも大変な状況だから、なかなか参観日があっても昔なら残って、いろいろと議論をしたということもあるけれども、今はなかなか社会状況がそうでもないので、うまくいかないのでしょうけれども、うちの自治会も集まるというのはなくなったから、そういう話も出てこなくなった。そういう制約はあるけれども、やはりどう子供たちを地域で育てていくか。そういうことは、みんなが考える。そういうふうにして、地域で頑張ってもらって、次のまちづくりを担ってもらいたいと、そういう子育てができれば最高だなというふうに思いますけれども、我が家も三人ともみんな出て行ってしまったから、あまり大きいことは言えませんけれども、やはり浦河に残って頑張りたいという子もいらっしゃるわけですから、そういうところを生かしていく。そして、町に残って頑張る。そういう力もつくっていくことがやはり地域ぐるみで取り組むことがいいのではないかというふうに思っているのです。本当に私的に言えば、もう孫も一人前になる。ひ孫の世代で、学力のことを言うのは、どうなのかと思ったのですけれども、あまりにも檜山が1位というのは、本当に悔しかったのです。何でこうなったのかと、本当に飛んで行って聞いてみたい、見てみたいというぐらい悔しいという見出しを見たときに、日高は、全教科で下回る。胆振小6理科全道を上回るとかね。これを見て、そして全部見たら檜山、本当に悔しい思いをしたわけで、日高は絶対ね、遅れていることはないのだというふうに私的にはいつも思っていたので、改めて、今の取組を聞いてみたところなのですが、それなりに努力はされているということが分かりましたが、この学習指導の仕方とか、家庭学習の仕方とか、そういうところにもう少し工夫を、授業を見て、この間佐々木課長も見に行ってすごく感激したと言っていましたから、そういうのを本当に地域に戻して、研究を、さらに研修を深める。そういう取組を一層強めてほしいと思いますが、どうですか。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

今のご質問ですけれども、まさにそのとおりでありまして、やはり家庭だというお話も私もしたのですけれども、一番は、子供と接する時間、学びを通して接するのが教師であります。授業で多くの時間を子供たちは費やしますので、その教師の指導力、その指導力によってつくられる授業、これが楽しい、分かる、学ぶ意欲が湧いてこないと次につながりませんので、今回大館に3年ぶりで行きましたけれども、行った先生方は、課長も含めてそうですけれども、これはすばらしいと。改めて自分たちの授業を振り返りながら、今後に向けて、いい授業をしていこうということで、それぞれ帰ってきましたので、これを一過性に終わる、これまでも何回もしているのですけれども、この積み重ねがだんだんできてきているとは思います。こういった中で授業改善、それが家庭での学習とうまくサイクルできるような形で進めていきたいと思いますので、叱咤激励をよろしくお願いしたいと思います。

質問 1番 荻野節子

本当に、そういう学んだ成果を現場で生かしてほしい。この間、資料を頂きましたら、これまでの大館市への視察は、平成28年から開始して5回訪問をして、53人が参加していて、現在町内に残っている先生、職員も含むということですが、25名、管内の異動が24名、転出退職が4名ですから、ほとんどの方は、管内に残っているし、半分は浦河にいるわけですから、やはりこの管内のほかに行っている先生もそこで大館で学んだことを発揮してほしいし、浦河の先生たちもその学んだことを生かして、同じようにはできないので、そのヒントになるところを生かして、やはりこの人たちが力を発揮すれば、私もう少し残っている先生は少ないのかなと思ったのですけれども、館内に50名残っているとすれば、いつも浦河はよかったのだけれども、どこの町がとかって、そうではなくて、日高みんなが力を合わせるという点では、50名も残っているのですから、本当に力を発揮できればもう少しぐっと伸ばすことができるのではないかって。この資料を見て、もっと少ないのかなと思ったのですけれども、ぜひ、今教育長言われたような形で、本当にそれが教師の生きがいでもあると思うのです、子供たちが元気に力を発揮してくれるという。それは、子供の将来の力、生きる力に続くわけですから、ぜひ、みんなの要望でもありますから、頑張って進めていってほしいなと思います。以上で終わります。ありがとうございました。

出典:浦河町議会 令和4年第8回定例会 2022年12月14日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる