浦河町議会 令和4年第5回定例会 2022年9月14日
(1)「学びの共同体」について/(2)観光のさらなる飛躍を
2022年9月14日、浦河町議会の一般質問で、辻芳明議員が「「学びの共同体」について」「観光のさらなる飛躍を」について質問し、教育長 浅野浩嗣、商工観光課長 真下修が答弁しました。
- 質問者
- 辻芳明 議員
- 答弁者
- 教育長 浅野浩嗣、商工観光課長 真下修
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 3番 辻芳明
おはようございます。2点にわたって質問させてもらいます。私は4月にシュタイナー教育、そして今回は「学びの共同体」ということについて質問しますが、思いは、子供たちは百人百様で、その子たちの個性を尊重した教育をする、指導者にはいろいろな教育の指導方法があるということも知ってもらいたいということでこの質問に入りますが、ともすればこれは釈迦に説法になるかもしれませんけれども、そのことに対してはご容赦願いたいと思います。学びの共同体の考案者は佐藤学氏という方であります。佐藤氏は1951年にお生まれになって、今は日本の教育学者であります。氏は東京教育大学教育学部を卒業後、東京大学の大学院を終え、教育学博士を取得、その後三重大学、東京大学の教授を経て、今は学習院大学の特任教授をしております。さて、質問に入らせてもらいます。佐藤学先生は、子供たちのいじめ、不登校、机につけない情緒不安定、学級崩壊、少年犯罪、また大人社会の不寛容と集団ヒステリー、また子供たちの海外と比べ家庭での学習時間の少なさ等々と学びの逃避が小学校の高学年より始まっており、これらの諸問題を解決するため、1998年の4月、「学びの共同体」と称し茅ヶ崎市の浜之郷小学校から実践を始め、今日に至っております。当初日本においては、この教育について誹謗中傷、また批判もあったそうですが、2000年の初頭、海外でアメリカ、メキシコがこの教育を取り入れ、その後、韓国、台湾、中国、香港、シンガポールとアジア諸国もこの教育を取り入れ、今では海外では30数か所の国で実践しております。日本では3,000校を超す学校が採用しております。自分は全く知らなかったのですが、平成28年、私たちの隣町静内の中学校がこの教育を実践し、文部科学大臣優秀教職員表彰、北海道教育委員会教育実践表彰を受賞しております。今はコロナ禍の中で思うような教育もできないだろうと理解しますが、いずれコロナも収まると思います。コロナが明けた後、この学びの共同体が浦河において実践できるかどうか教育委員会において議論を重ねてもらいたいという思いで、以下について質問いたします。この学びの共同体とはどのようなものなのかを質問させてもらいます。また、学びの共同体を実践するに当たりどのような課題が考えられるか、お聞かせ願いたいと思います。2問目、観光のさらなる飛躍を。このコロナ禍の中、学生をはじめ飲食業、フリーランス等々全ての人々が何らかの影響を受けてきた2年余でありました。特に観光業界にとっては大打撃であったと思います。観光の最大の利点は外貨獲得と考えます。アフターコロナを見据え、それに向け準備が必要と考え、以下について質問させていただきます。日本の少子化現状を考えたとき海外からの観光客誘致が大切であり、どのような取組を考えているか。また、浦河において、今17か国、約400人弱の外国人が働いているが、そこに上手な取組を考えてみてはいかがか。コロナ前の2019年には、海外からどれぐらいの方たちが来られて、その後2021年、およそ見当はつくのですけれども、それらの推移が分かれば教えていただきたい。また、国内向けの観光対策をどのように考えているか。同時に、コロナ前の2019年とコロナの後の2020年、2021年の推移もお聞かせ願いたいと思います。以上2点、よろしくお願い申し上げます。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
おはようございます。辻議員の1点目の学びの共同体、こちらについては私のほうからご答弁申し上げます。一つ目の学びの共同体はどのようなものかということで、辻議員のほうからも、これを提唱されました東大の名誉教授の佐藤学先生のお話、また実践の始まりのほうもお話しいただいたところなのですけれども、この学びの共同体、佐藤先生が30年前に提唱しました一言で言うと学校教育改革運動ということになります。21世紀型の学校と授業改革を進めるためのビジョン、将来こういう具合にしたいなと。哲学、信念を持って、あと活動システム。ビジョンと哲学と活動システム、これがありまして、その下に、お話がありましたように、全国で多くの学校、海外でもその実践が取り組まれているところであります。まずビジョンなのですけれども、子供の学びの権利を実現し、教師の専門家としての成長を保障し、保護者や市民が信頼し協力し合う学校を実現して、民主主義社会を準備するために、学校を子供たちが学び育ち合うだけでなく、教師たちが教育の専門家として学び育ち合い、そして保護者や市民も教育活動に参加し学び育ち合う場所にする、そういったビジョンを持っております。次に哲学でありますけれども、三つあります。一つは、学校と教室は公共空間であり、内側にも外側にも開かれなければならない、そういった公共性の哲学があります。次に、学校と教室は多様な人々とともに生きる生き方を実現する場所であるという民主主義の哲学、そして三つ目でありますけれども、授業と学びにおいて常に最高のものを追求されなくてはならないという卓越性の哲学、こういった三つの哲学があります。これらのビジョンと哲学を学校の日々の活動において教師が授業を開き合う、公開し合うというか見せ合うといいますか、同僚性といいますけれども、同僚性の構築、同じ教員としての仲間だと。そして、保護者や市民が教育実践において教師と協働する学習参加。保護者の皆さんとか地域の皆さんも教育実践に参加してもらうという学習参加、それらの推進がこの活動システムと言われております。ちょっとぼやっとしたようですけれども、では具体的にはといいますと、教室があります。そして授業では必ず1回はグループで課題を解く時間を設けることにします。小学校1年生ではグループはちょっと難しいので、ペア、隣同士で、3年生以上ですと基本的には男女2名ずつ4名でグループをつくります。全体で授業を進めるときには、教室全体のレイアウトをコの字形にします。そういった形式もございます。この授業の中で解く課題なのですけれども、大きく2種類に分かれます。一つは、教科書レベルの共有の課題というのがあります。それと、それよりかなり難しいのですけれども、ジャンプの課題。内容が飛び越えているからジャンプというのですかね、そういったものを設定してグループで討議し合うのですけれども、共有の課題は教科書レベルなので理解しやすいのですけれども、ジャンプの課題、これは子供たちにとってももちろん難しいのですけれども、そこで深い学びが起こってくる。ただし、先生方としてはジャンプの課題をつくるのが難しい、そういったことがあります。グループで一つの答えを出すということでなくて、一人一人の子供たちの学びを保障する、そういったことを基本にしています。分からない子が分からないと言えるようにすることが大事でありまして、お互いの話をよく聞いて話してということで、まずは聞き合える、そういった関係を大切にしているところであります。また、先生方のほうなのですけれども、自分の授業を、先ほどもお話ししましたけれども、自分だけでなく、校内、校外にも公開することになります。その後事後研究会というものを大概行いますけれども、従来のものは先生方の教え方がどうだということに注目して議論し合うのですけれども、そうではなくて、一人一人の児童・生徒、子供たちの学びがその時間の中でどう変わったか、何々君がこうなったという固有名詞を出しながらの事後研究ということになります。これらの繰り返しによりまして学び合いの授業が行われ、子供たちも教師も学び育ち合い、その結果学力が伸び、子供たちのいい環境もできますので、不登校が減少するという効果が伝えられているところであります。この学びの共同体の考え方なのですけれども、30年前ということで言いました。今の学習指導要領は、社会に開かれた教育課程、そして主体的、対話的で深い学びに向けた授業改善ということで言われています。昨年1月の中央教育審議会の答申でも、全ての子供たちの可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学びの実現ということで、これらをある意味先取りしたものかなとも考えられます。現在、全国の小・中学校の1割がこの学びの共同体の方式といいますか、考え、それによって実践に取り組み、高校にも広がりが見えつつあります。議員おっしゃいましたように、管内では新ひだか町の静内第三中学校ですけれども、こちらのほうで採用し、効果を上げてきたところであります。次に課題でありますけれども、大きくは四つあります。一つは、導入の困難さといいますか、難しさ。この実践は校長の強いリーダーシップの下で学校全体が、先生方が心を一つに一枚岩になって取り組まなければできません。この学びの共同体の考えを全ての教師が共有することが必要であります。しかしながら、先生方の経験年数とか、経験が長くても別の学校から来ていてそのことは初めてというようなことで、先生同士のそういった意識改革とか理解、その辺の難しさがあるかなと思います。二つ目ですけれども、先ほど具体的にと説明しました中で、共有の課題とジャンプの課題のお話をしましたけれども、ジャンプの課題の設定が難しい。教師自身がその単元について深く理解していないとなかなかつくることができませんので、教材研究に時間を要することがあります。三つ目ですけれども、1番目ともダブるかもしれませんけれども、教師同士の同僚性、関係づくり、授業方法を足並みをそろえないといけません。あの先生だとこういった教え方で、この先生だと違ったということでは困りますので、そういった基本ルールをつくったり、先生同士の信頼関係をつくるのに時間を要するかなと。ただ単に研修だけでなく、また別の機会を設けて同僚性を強めるというか高める、そういったことが大切かなと思っております。そして、授業後の事後研修というのがありますけれども、そのやり方も、先ほど言いましたように、教授方法でなくて、子供たち一人一人に視点を当てた協議がこれからは必要になります。あと最後になりますけれども、現在はコロナ禍であります。スタイルで言いましたけれども、男女四人でつくって議論し合いますと、距離とか関係なく言い合いますので、その辺で今感染対策がまだ必要な状況でありまして、その辺が熱心になると密になってしまうということで、聞き合う、話し合う、互いに学び合うというスタイル自体にやや現状では困難があるということであります。以上説明したところなのですけれども、町内の各学校では、新学習指導要領を踏まえまして、それぞれの学校で校長のリーダーシップの下に授業実践を行っているところであります。実は昨年度浦河第一中学校に赴任されました先生は、学びの共同体を静内第三中学校で実践しています。昨年に来て、まだ実践の半ばでありますけれども、この実践をこれからさらに、先ほど言いました四つの課題はありますけれども、そういった中でも今進めていこうとしておりますので、教育委員会としましても支援をしながら、子供たち一人一人の学び、また子供たち、学校全体の仲間づくりというか学び合える、先生方のそういった環境もできればなと思っておりますので、ご理解いただければと思います。以上です。
答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)
おはようございます。辻議員の二つ目の質問の観光のさらなる飛躍をという部分でご答弁申し上げます。観光の振興により地域外から外貨を獲得することは、人口減少地域にとって重要であることはご指摘のとおりでございます。海外からの誘客は大変重要であり、コロナ前から4町の広域連携で、観光客ニーズが当地域に当てはまるタイ、台湾、シンガポールへプロモーションをしてきたところでございます。アフターコロナですぐに外国人観光客の来訪が見込めることはないため、対象国のエージェントと情報交換をしながらツアー誘致にこぎ着けたいというふうに考えております。また、町内在住外国人へのアプローチにつきましては、現在重点国としている国については、国ごとの観光ニーズの分析から当地域にある食べ物や体験メニューなどと合致するかを勘案し、対象国を絞った中での取組であるということをご理解していただきたいと思います。海外からの入込み客数につきましては、2019年が268人、2020年が50人、2021年32人で、この数字は町内宿泊施設に宿泊した延べ人数でございます。次に国内向けについては、団体旅行から少人数への旅行行動の変化に伴い、これまでも滞在型体験メニューの開拓や食文化のPRを行ってきたところであります。次のステップとして、満足度向上の視点に立って高付加価値化による適正な価格設定が必要になると思われます。産地直結だから低価格でいいという発想から、この地でしか味わえない素材の鮮度や、うまさそのものを適正価格で提供することが地域全体で向かうことができることが、外貨獲得に後々貢献してくると考えています。また、4町広域連携での浦河町の役割を考えたとき、浦河町の役割は宿泊と捉えたときに、他町で観光や体験をしていただいて浦河に泊まるというルートの確立も必要であると考えております。さらに、体験移住やテレワークワーケーション、ふるさとワーキングホリデーの取組も、第二のふるさとや浦河応援団となる交流人口の拡大からの外貨獲得であることから、積極的な展開を図ってまいりたいと考えております。入込み客数につきましては、国内の部分は、2019年が14万3,700人、2020年が8万9,700人、2021年11万8,900人でありまして、この数字につきましては、延べ宿泊者数とイベントの集客数、それとJRAや博物館などの観光施設の見学者数の合計でございます。20年、21年の差2万9,200人増につきましては、お化け桜の初公開など、桜見物客の戻りが大多数でありまして、また、一部ビジネス客の戻りやGo to トラベルによるものと分析しているところでございます。以上でございます。
質問 3番 辻芳明
この学びの共同体、今教育長からお話を聞いていて思ったのは、いろいろ課題があるということは想像はつくのですけれども、その課題があるがゆえに、僕は視察とかそういうものは本当に大事ではないかと思っているのですね。釈迦に説法なのかもしれませんけれども、せっかく静内でこういうことがあって表彰をもらった。まして今浦河に来られているということなのですけれども、この学びの共同体のことを日高管内全体的に、教諭たちの集まりとか、講義とか、そういうものがあると思うのですけれども、その中で学びの共同体のことについて講義を受けただとか、関係者たちが勉強したとか、そういうことはあるのですか。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
管内全体のそういった研修会といいますか、そういったものを行う場合には道教委、ここは日高教育局ですけれども、そこが行うことになりますけれども、昔からずっと拾い上げていっているのでは分かりませんけれども、私は6年間教育長をやっていますけれども、その間ではそういった研修はございませんでした。全国に学びの共同体を採用している学校がたくさんありますので、そういった中で公開研究会というものを行っていることがあります。実は今月28日に静内第三中学校のほうで公開研究会があります。これは、学校の公開授業、また町もそこで現職教員研修とか併せた形で行うことで、それには管内の皆さん方もどうぞということで案内はされているかなと思っております。以上です。
質問 3番 辻芳明
お聞きしたところによると、日本にはこの共同体を実施している学校が3,000校ちょっとあるらしいのですけれども、そもそもアメリカが一番早かったのですね。もしかしたら日本より早かったのかもしれないのです。その理由が、アメリカも大変な問題を日本と同じように。それで研究した結果、これがいいのではないかとばーんと取り入れたらしいのですね。そしてメキシコがそれに続いて、同じ年にアメリカ、メキシコが一緒に。諸外国も、アメリカではどういうふうに発達していっているのか、そこは研究は全く見ていないのですけれども、そしてアジアでは一番最初に取り組んでいったのが台湾。それで香港、中国らしいのですね。この教育がいいというようなことのあかしなのかなと思って、今三十数か国あるわけですね。そういう意味で、子供たちは百人百様、それぞれこういう子にはこういう教育の仕方がいいのではないか、ああいう子にはこういう教育の仕方がいいのではないかということは最も大切なのだろうと思うのですね。そういう意味で、この云々を即浦河でやれとか、そういうことを僕は思っているのではないのです、今は。取り入れるのだったら取り入れたほうがいいのかもしれないのですけれども、時間がかかると思うのです。なので、子供さんに関わっている先生をはじめPTAの方たち、またCAP、子供たちに対する援助隊のようなそういう方たちにも、おこまがしいのかもしれませんけれども、こういう教育の仕方があるのだということをみんなが共有した形の中で、本当にいいものだったら取り入れるとか、そういうようなことを考えたほうがいいのかなと思っているのですけれども、そこら辺の考え方は、教育長としてはどう思っていますか。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
学びの共同体は、先ほど言いましたように、そういった大きな基本的な考え方があって、具体的にはコの字になったり四人とかいうことで、課題もこういった設定というのがあるのですけれども、私としては、学びの共同体で大切なのは、これまでの日本の教育といいますか学校教育は、スズメの学校ではありませんけれども、一斉教育ということで、先生方が大方しゃべっている。それがだんだん変わって、今の学習指導要領では、主体的対話的な深い学びということで、いかに子供たちが学び合える時間をつくるか、主体的に学べるかということが今言われています。そういったところでは、学びの共同体の基本になる考え方は一致していると思うのです。ただ、学校も大きい、小さいとか、児童・生徒数もありますし、先ほど言いました先生方全体の気持ちが一致しないとできないことでありますし、あと学びの共同体のほかに上越教育大学の西川純先生の学び合い、考えは似ているのですけれども、また違った方式とか、文部科学省では、学習指導要領ということでナショナルスタンダードを示しているところですけれども、細かな授業のこういった方法だということまでは言っていません。ただし、子供たちが学び合い、先生方がしゃべり過ぎないようにという方向ではあるのですけれども、そこまで細かなことを指定していませんので、今お話がありましたように、個々の町でどうかということで、国内では、幾つかの市町村で全体で学びの共同体をやろうなというところもあります。また、先ほど言いました別な方法を取り入れている自治体もあります。そういったことで、なかなか、浦河の町は学校も種類がありますし、この方向でということは難しいかなと。あと、できれば、日高管内が全部学びの共同体にすると、先生方の異動も日高管内で一つですので、次どこへ行っても違和感ないとなるのですけれども、行った学校、町が違えば違う方式がある、そういったことにもなりますので、まずは第三中学校で成果を上げて、その校長が来て今取り組んでいます。コロナ禍ではありますけれども今努力していますので、そういった成果を見ながら町内のほかの学校への普及ということで検討したいと思っております。以上です。
質問 3番 辻芳明
この資料、静内の中学校の学びの共同体の資料です。これを読ませてもらっているのですけれども、この中にも相当視察にいっているのですね。静岡だ、愛知だ、三重県だ、あちらだ、こちらだ。このことを実践するためには、先ほども言ったように、PTAをはじめ地区の住民の方たち、学校の先生、それらがみんな協働、理解し合うというようなことが最も大切らしいので、そういう意味でやはり研修をしていただきたいなと思っているのですけれども、僕は学校の先生ばかりではなく、PTAを含め、教育に携わっている民間の方たちを含めて、一度そういう機会を設けてみてはいかがと思うのですけれども、どういうお考えでしょうか。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
学びの共同体を実際にやっているところへの研修ということで、それも先生だけでなくPTAの皆さんもということなのですけれども、まずはそこの学校としてどうするかということがありますので、先立っても一中の校長とも話したところですけれども、先生方のそういった必要があれば道外でもそこは何とかしたいなということで話しておりました。ただ、PTAというところまで話は及びませんでしたけれども、今後、進めていますけれども、一中で学びの共同体を進める上で、PTAも含めてですけれども、そういった視察も必要であれば、そこは検討したいと思っております。以上です。
質問 3番 辻芳明
ぜひ実現に向けるよう検討していただきたいと思います。先ほども質問の中で、神奈川の茅ヶ崎で、初めて佐藤先生がその学校を取り入れたわけですけれども、手っ取り早い話、実施したのは1998年らしいのですけれども、構想はその前、先ほど言ったように30年ほど前ですけれども、浜之郷小学校なんかもどういうふうに進化していっているのか。恐らく、まずいところというか直さなければならないものは直して、よりいいものに進化していっているような気がするのですね、そこの学校にしろ。分かりませんけれども。そういう意味で、佐藤先生に来てもらうだとかいろいろな方法があると思います。ここは返事は要りませんので、ぜひそういうことを含めて検討していただきたい。僕が何でこの質問に至ったかというのは、いつも秋田の大館しか視察に行かないわけです。何年も続けて行っている。それを悪いとは全く思ってはいないのですけれども、例えば僕たちが8年前に天草に行ったときに、すごく教育に関しても天草は非常に違った取組をしていて、我々はすごくカルチャーショックを受けて帰ってきたのですけれども、やっているのかもしれませんけれども、天草に行ったときには、子供たちの交流も大事だろうけれども、大人も含めた交流も大事だけれども、天草には立派な教育をやっているところもあった。秋田にとらわれないで、あちこち視点を広げて行っていただきたいなと思っております。答弁は要りません。それでは、観光のさらなる飛躍のことについてお聞きしたいと思います。先ほど、4町でタイ、台湾、シンガポールに取り組んでいるというお話だったのですけれども、僕は日中をやっているからということではないのですけれども、中国は今は全く駄目ですけれども、中国に何回も僕は行っているのですけれども、政府と市民というのは別物で分けたほうがいいのかなと思って。それで、中国の観光熱はすごいものがあるので、今政治の問題で国民的感情があまりよろしくないような感じはあるのですけれども、行ってみると政治の話なんて全くないわけで、そこら辺中国とどう向き合っていったらいいのかなということも、田中監督のあれでいろいろと中国の関係の方たちともお会いしている機会があったのだろうと思うので、そこら辺も視野に入れた形の中で中国なんかも取り込む必要性があるのではないかと思うので、そこら辺の考え方をちょっとお聞かせ願いたいと思います。
答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)
外国観光客の町内への旅行者数ですけれども、2019年の時点では一番多かったのはやはり中国なのですね。中国と、それに次いで韓国、台湾というような形で、三つの国が浦河町では大きな数字になっているという状況です。今、中国と韓国の部分を4町でターゲットにしていないというのは、この部分というのは、団体旅行、個人旅行を問わず日本へのルートができている国なのです。中国、韓国のお客さんというのは、大多数が道内の有名観光地に流れてしまうのですけれども、そういった中でも浦河町でも大きな数字を占めるわけなのですけれども、ここの部分はルートができているというふうな判断をしております。ですから、積極的に4町で取組をしたいというのは、これから客数を広げたい地域ということでのタイ、台湾、シンガポールというような戦略であるということで、中国について積極的に受入れをしないというか、そういうような考え方ではございません。
質問 3番 辻芳明
恐らく、タイ、台湾、シンガポールの方たちと中国、データを見ると中国人のお金の使い方は半端ではない。そこら辺も視野に入れて、極端かもしれませんけれども、シンガポールの二人と中国の一人というふうな、これは極端ですよ、そこのきちんとしたデータを見ていないので失礼な話になるのかもしれませんけれども、例としてそれだけ中国の方たちのお金の使い方は半端ではないもので、ぜひ積極的に取り組んでいってもらいたいなということで、よろしいです。それと国内に向けて、つい最近、道新に滞在者が浦河は第二のふるさとだと大きく出ていて、非常にうれしく読んだ次第なのですけれども、近頃、サラブレッドタクシー何やかんやという形の中で、相当若い人たちが、テレワークの話にしても、ワーキングホリデーにしても、たまたま中山議員がスキーをやっていて、アエルに泊まっていた人がワーキングホリデーで来ていたとか、あそこに泊まっていた人たちがいて、その人たちにいろいろなお話を聞く機会があったのですけれども、最初、近辺で乗馬をやったりどうのこうのという形で、あと浦河にこういうものがある、ああいうものがあるというのがなかなか分かっていなかったということをその方はおっしゃっていたのですけれども、恐らくそういう面で手の届くようなことはやっているのだろうと思うのですけれども、その方が言ったように、浦河が第二のふるさとだという思いをしてくれる。たくさん入れていってもらいたいなと思います。ちょっと忘れたのですけれども、逆に戻ってしまうのですけれども、今浦河に17か国の方がいますね。自分たちもインドの方たちと関わっているのだけれども、非常に難しいとは思うのですけれども、せっかく17か国もの方たちが浦河で働いている。その国の人たち、何かいい方法がないかなといつも思っているのですよ。自分は全く分かっていないのです。どうしたら働いている人たちが浦河はすごいところだよというふうな発信ができるようなシステムみたいなものつくる。どうやれば、本当に自分も分からないのですが、そこは研究する余地があると思っているのですね。豪州、ニュージーランド、アイルランド、いろいろと変移してきているわけです、働きにきている方たちが。だけれども結果的にはその方たちは、何人かは帰ってきているかどうか分からないのですけれども、働いてそのまま帰ってしまって終わり、その繰り返しがずっと続いてきたのですね。何かそこら辺をちょっとアイデアを出してやってくれれば、これは本当に取り組む必要があるのではないかと思いますので、そこら辺も考えてもらいたい。これの答弁は要らないです。国内向けのことについて、ここに書いたような人たちをたくさん増やすようなことで、これもいろいろと取組もあったのだろうからこういうことがあったと思うのですけれども、これらをより視野を広げてもらいたいなと。これらを取り組むに当たって、もっとスケールアップ。というのは、たまたま今回、全日空が去年1回ここのところに来て、面白いということでもう一回来たのですね、6月に。どうなって進んでいるのか分からないのですけれども、そのときにたしか役場の方もいたような気がしたのですけれども、当然観光協会の方もついてきていたのですけれども、これらも大きな視野に入れて、ANA、ウマ娘の藤田さん、競馬界、そこら辺も大きなリングを広げてやっていってもらいたいなと思っています。答弁は要りませんので、そういうことをお願い申し上げて、私の質問に代えさせていただきます。ありがとうございました。