みんなの議会

浦河町議会 令和3年第5回定例会 2021年9月15日

(1)4期目の立候補はあるか/(2)農業の勧めで人口増/(3)童謡や文部省唱歌の復活を

2021年9月15日、浦河町議会の一般質問で、神原富三夫議員が「4期目の立候補はあるか」「農業の勧めで人口増」「童謡や文部省唱歌の復活を」について質問し、町長 池田拓、産業課長 長崎哲之、商工観光課長 真下修、教育長 浅野浩嗣が答弁しました。

質問者
神原富三夫 議員
答弁者
町長 池田拓、産業課長 長崎哲之、商工観光課長 真下修、教育長 浅野浩嗣

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 5番 神原富三夫

おはようございます。それでは、今日はトップバッターで少し緊張しますけれども、3件について質問いたします。最初は、4期目の立候補はあるかということで、池田町長に所信をお尋ねいたします。ある職場に、月に数回ですが、電話をすると、その方は必ず部署名と自分の名前を言いますが、他の部署ではそうでもありません。そこの会社は立派な氏名札を首からぶら下げていますが、規格外の氏名札をつけている者や、また、着用していない社員もいます。また、私は年に数回、今回の、昨年と今年の賄賂騒動を抜かしてですけれども、他の町に視察を兼ね職場を見学しますが、十勝へ行ったとき、グループ数人で訪問していたとき、カウンターの前を通ったときに、その職員は起立していらっしゃいませと言い、離れたところにいた社員、職員は、黙礼をしてくれました。さて、町長の3期目の任期は、12月がいよいよ終わりに近づきました。私は今、池田町長が初当選した最後の選挙戦の夜のあの熱狂と感動を思い起こしています。首長選挙のときは、誰しもが新しい風を吹かせようと挑戦し、町民もその言葉に納得して希望や夢のある新しい首長に期待します。しかし、それも3期も続くと風はすっかり収まり、停滞すると緊張感がなくなり、役場内には閉塞感が漂い、町民の間にも、公約は忘れ、夢や希望も諦めになり、ただ惰性だけが続きます。首長本人は、初当選の公約や感激をすっかり忘れ、いまだに一部の支持者の言うことをまともに受け、すっかり裸の王様になっていることに気がついていません。池田町長の1期目のマニフェストには、町政の硬直化や活力低下を防ぐため、最大限で3期12年を限度とする多選禁止を約束します。常に清新な町政を心がけますと書かれています。3期12年の公約が守られるか、町民の皆さんが注目していますが、今のところ、対抗馬のうわさもありませんし、公約を破り4期目も出馬するだろうと町民はうわさをしています。今まで定例会のたび、私をはじめ、同僚議員の再三の質問にも、町長は態度を曖昧にしてきました。今回は、任期の終了3か月前ですから、態度を明確にするだろうと思いますが、いかがでしょうか。公約は、池田町長自身が守るもので、町民はそれを全面的に信じてあなたを選んだのです。選挙戦の最後の夜のあの感動を、いま一度思い出してください。多くの町民は、あなたを信じて、貴重な1票を投じ、今のあなたがあるのです。町民が、どうするかを注目しています。公約は自分が守るものであって、町民との約束です。破ることは契約違反です。もし公約を破るのなら、町民の納得できる説明をお願いします。続いて、第2問です。農業の勧めで人口増という表題で質問いたします。9月14日の新聞によると、浦河町は、馬産地ならではの政策に加え、新たな魅力、農業でも動き始めたと伝えていますが、3回連載すると書いてあるので、大いに期待したいと思うところです。さて、近い将来、関東圏には大災害が発生することが予想されていますし、今回のコロナ禍で、都会の若者は田舎に住むことを希望しているのが多いと聞きますが、田舎には仕事がないので悩むと聞きます。しかし、今は農業による通信設備が整備され、リモートやその他の方法で、自宅にいても仕事ができる状態になりました。そこで私は、平和で安全な農業で人口を図るべきと提案させていただきます。そのためには、受け入れる条件を整備する必要があると思います。そして宣伝です。他の町の受入れ状況を研究し、発信し、今農業に従事している移住者たちの意見を聞き、反映することだと思います。そして、まず彼らの友人を勧誘することから始めるべきだと思います。仲間が増えることは、どんなにか心強いものだと思います。農林水産省は、25日、2020年度の食料自給率、カロリーベースを、37%だったと発表しました。前年度から1%落ち込み、その原因は、コロナ禍で外食向けの米が大きく落ち込み、北海道産が主力の小麦も豊作だった前年を下回った。一方、外出自粛で清涼飲料水や土産用菓子の消費も減ったと伝えています。農水省は、食料の安定供給のために、30年度に46%に引き上げる目標を掲げていますが、達成は遠いと思います。同省は、小麦や大豆の増産や、コロナ禍で一時利用が減った野菜などを国産に切り替える動きを進め、国産のシェアを高めたいと考えています。同時に、農水省は、19年度の都道府県別の食料自給率を公表し、道内のカロリーベースの自給率は前年度より20ポイント高い216%と、全国で最も高かったと伝えています。つまり、北海道の農業が日本の農業を支えています。また、農水省は、2022年度新規就農支援を見直し、初期投資1,000万円を支援する制度を新設します。これなども大いに参考にしていただきたいと思います。参考までに、世界の自給率は、カナダが266%、オーストラリア200%、アメリカ132%、フランス125%、ドイツが86%、イギリス65%、イタリア60%、スイス51%、そして日本が37%で、いかに日本の食料自給率が低いか歴然としています。私がヤーコンで町おこしの表題で一般質問したのは、2003年、平成15年3月議会でした。後日知ったことですが、当時ヤーコンを植えていたのは、町内で既に2名の方が植えていました。ヤーコンは高血糖値や便秘に有効なことから、若い人のダイエットによいと言われています。今では多くの皆さんが植えています。私は、2年前から、町議を引退したら果物を植えたいと考えていましたが、気温の低い浦河町に向いた果物はありませんでした。その結果、病気に強く耐寒性があるハスカップとブルーベリーに落ち着きました。ブルーベリーは近年アメリカで開発された新種、500円玉ぐらいの大きい5種類で、6月上旬から8月中頃まで収穫できる新しい種類です。私はこれを原料にして、町内の皆さんが、浦河町のお土産を考案してほしいと考えています。今年は2年後を目指し、アエルから堆肥を頂き、畑の筋作りを行い、苗木を植え、ハスカップの種をまき、挿し木を行っているところです。ネットで調べ、ハウスや挿し木の枝は、友人を通して用済みの木を頂き、また剪定をしてあげ、その木を挿し木にするなど工夫をしております。そして、栽培するとなると、花の咲く季節になる、実を結ぶために、受粉をしなければなりません。そこで、ミツバチが必要になり、受粉用にミツバチも飼うことになりました。現在、4群います。1群とは一家族のことで、女王バチに働きバチ、雄バチが全体の1割と言われていますが、働きバチはメスバチです。1群には3,000から、多いときには2万匹ぐらいになります。ミツバチにも、日本ミツバチと西洋ミツバチがあり、日本ミツバチは北海道と沖縄にはいないことになっていますが、北海道でも飼育したが越冬で失敗との情報もあることから、私も3年間は巣箱を設置して確認するつもりです。今年は入りませんでした。受粉用に西洋ミツバチを飼うことにしましたが、そこで気がついたことは、浦河町はいかに花の少ない町だったとのことです。町内にはボランティア活動で毎年花を植えているクラブがありますが、本当にありがたいことです。私は来春、自分の空き地に春の花、菜の花を植え、町を明るくしたいと考えています。ミツバチを飼うには、知事に届けを出さなければなりませんので、過日、日高振興局と保健所に営業届も出してきました。浦河町にはミツバチ巣箱を設置している人は既に一人いました。私は二人目になりそうです。新しいことに挑戦することは、勉強しなければなりません。本を読んだり、今は便利な機械があるのでネットで調べたり、昼は農作業、夜は勉強と疲れているので、夜に起きることもなく、極めて健康な毎日を送っています。浦河町の農業は、昔は野菜の栽培と稲作、その後、当町の基幹産業である軽種馬産業へと発展し、それに酪農、近頃では面積も少なくなりましたが稲作、夏いちごにアスパラ、メロン、ハウスの野菜栽培、珍しいところでは薬草の栽培と栽培品種が広がり、ようやく農業らしくなってきました。農業のすばらしいところは、大空の下でうまい空気と水を飲み、汗をかき、労働することだと思います。自分の考えを前にも、誰にも邪魔されず実行できます。農業は安全で、家族みんなでできるすばらしい仕事だと思います。私は、20年前の2001年12月議会で、定年帰農で人口増をの表題で質問していますが、今回はそれに都会からの農業希望者の若者移住を提案したいと思います。農業者の平均年齢は68歳と高齢化を迎え、そして、後継者はいませんが、都会から農業を希望している人は増加の傾向にあります。しかし、農業をするには資本が必要です。そこで町が農業を振興する目的で農地を取得するなり、もしくは農協や後継者のいない農家から農地を借り、新規就農者に貸す仕組みをつくる。また、町営住宅や空き住宅を貸す。そして子育て環境の整備をするなどして、農業の振興と人口増につなげてはいかがでしょうか。定年を迎え、急に何もしなくなると、体調に変化を来し、現役の頃と人が変わってしまったということを、時たま耳にすることがあります。他人のことはともかく、自分を省みると、近頃とみに忘れがひどくなったような気がします。人は、大人になるのに20年かかりますが、野菜ならば長くて半年で結果が出ます。人間と違い、文句も言わないから、自分の思いのままに育てることができます。ただ、気をつけなければならないのは、手を抜くとひねくれたり死んでしまうことがあるのは人間も同じで、育てることは大変ですが、だから面白いと考えるべきだと、人間も同じです。そのような意味では、子供を育てるのも動物や野菜を育てるのも共通するものがあります。半年で結果を見られるのは大変楽しいことに気がつきました。企画して運営することは頭も体も使うので、認知症防止と体の老化現象、そして、趣味を持つことは話題が豊富になり、人生が大変楽しくなります。健康の増進のためにも、ぜひ安心・安全な農業の実践を町民の皆さんにお勧めしたい。そのためにも、全面的な支援をお願いしたいと思います。3問目です。童謡や文部省唱歌の復活をの表題で質問いたします。私は、日本人の優しい心や美しい四季の風景、そして生活様式や遊び等を後世の人たちにつなげたいと思っています。文部省唱歌や童謡には、大変よい歌がたくさんあります。子供の頃、学校で教わった歌を今でも思い出せますし、旧友と久しぶりに会うときなど、幼い頃の歌を歌います。文部省唱歌とは、明治から昭和にかけて文部省が編さんした、尋常小学校、高等小学校、国民学校及び学制改革後の小学校の唱歌のことですが、この歌を聞くと、日本の国の様子が想像がつきます。童謡とは、子供が遊びながら歌う、昔から伝えられ歌い継がれてきた歌で、伝承童謡、自然童謡とも言います。そして、童謡なども、日本の四季の移り変わりや生活の様子、子供の頃遊んだ様子を思い浮かべることができるし、心の動きも想像できます。現在の若い人たちにとって、昔の日本の国の様子を知る上で大切な歌だと思います。そのような文部省唱歌や童謡が、学校の音楽の時間にどのように扱われているのかを伺いたいと思います。あまりにもたくさん紹介するのは難しいですが、私の日本人なら誰でも知っている歌を選ぶとすると、例えば「お正月」「かあさんの歌」そして「故郷」。あまりにもこれは有名な歌ですが、今の子供たちはこれを知っているのでしょうか。それから、「夕焼け小焼け」「ちいさい秋みつけた」「手のひらを太陽に」「夏の思い出」「われは海の子」「埴生の宿」「浜辺の歌」「浜千鳥」などなど、たくさんあります。あまりにもたくさんありまして、ここで発表するのも時間がかかるのでやめますけれども、あまり近頃聞くことはありません。私たちは、子供の頃、学校で教わったし、NHKの合唱コンクールなどに歌われました。私は吹奏楽が大好きなので聞きに行きますけれども、文部省唱歌や童謡などは聞いたことがありません。テレビで合唱団が歌っているのをたまに聞くことぐらいです。日本人の美しい心を歌えば、犯罪防止・抑止効果にもなるのだと思います。質問をまとめますと、なぜ、いつから教えなくなったのか、その理由。2問目、小中学校ではどのような歌を教えているのか。3問目、童謡で唱歌を教えてはいかが。これは3問目の質問でしたけれども、今回ちょっと、ごめんなさい。2問目の質問のまとめを言いませんでしたので、ここでまた振り返って、脱線しましたから、またいつものように。2問目の質問の1ですけれども、まとめますと、1、都会から新規就農者を呼ぶため、町はどのような支援ができるか。2、耕作放棄地や雑種地の活用、面積は幾らあるか。3問目、町が地主から土地を借り、退職者や農業希望者に貸してはいかがか。4問目、アエル農園の利用状況と平均年齢は。5問目、同じ場所を継続使用させてほしい。6問目、鹿対策の防護柵を設置してほしい。7問目、利用者と交流会をし、意見を反映すべきだ。ということでございますけれども、あとは何かあったかな。以上でございまして、質問を終わります。

答弁 町長 池田拓

おはようございます。まず、神原さん、本当にご質問ありがとうございます。心から感謝を申し上げたいというふうに思います。思い起こせば、十三、四年前になろうかと思いますけれども、神原さんと私とで、町長も議員も3期12年、そういう議論をして、大いに共鳴したことがございました。そういったことも参考にしながら、ご質問の中にもありましたように、公約の中で、3期12年、そのことをうたい込んで、今日まで来ました。こうやって、神原さんもまだ議員として、私も町長としてこういった議論を交わすのは、本当に光陰矢のごとしと申しますか、歳月は人を待たないというか、年がたつのは早いものだなという思いをしております。そうした中で、3期12年の公約をしっかり守れ、そういった趣旨でのご質問だったというふうに私は受け止めてございます。いさめていただいて、あるいは戒めていただいて、本当に感謝に堪えないところであります。そうした中で、去年の12月から、1年前だとさすがに早いのではないかというふうに思いましたけれども、ずっとこういった趣旨の質問をいただいてまいりました。そうした中で、同じ答弁になろうかと思いますけれども、公約を守らなければいけないというジレンマと、今このコロナ禍という大嵐の中で変わっていいのかというジレンマと、ずっと自問自答をしてきたところでありますけれども、今回、こうやって神原さんのほうから、人生の先達として、貴重なご意見をいただきました。そこはしっかりと受け止めたいというふうに思いますし、ただし、出るなという中での質問でありますので、人生の先達に対して、いやいやという答弁も、なかなか失礼に当たるかな、言いづらいかなというふうにも思いますので、そこはご勘弁をいただきたいというふうに思いますが、自分の出処進退につきましては、いずれにしても、今回の定例会の中で明らかにしていきたい。考えについては明確にしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。重ねて、町民の皆さんに対して、公約は守ったほうがいい、私もそういうふうに思っておりますし、そのご忠告に対してはしっかりと受け止めたい、このように考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。それから、農業の関係であります。この10年で、おかげさまで、いちごの農業に従事する方、あるいは農協のほうのご努力もあって、様似・浦河を合わせて、日本一の産地と言われるまでになりました。しかし、ここ数年は、当時の新規就農を呼び込む制度というのは、かなり浦河町は先進的な制度をもって取り組んできたというふうに思うのですけれども、その成果を見て、他の自治体でも同じような取組をして、なかなか昨今は新規就農の方が減ってきている、これも現実でありますので、そこの部分は改めてブラッシュアップといいますか、もう一回新規就農、あるいはこれは漁業の、あるいは林業を含めてでありますけれども、どういったような形が、取組がいいのかどうか、そこのところはしっかりと検討して、より浦河の新規就農、漁業、林業を含めて、呼び込みやすいような制度についての検討は深めてまいりたい、このように考えておりますし、詳細については担当のほうから答弁をさせていただきます。

答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)

おはようございます。私のほうからは、神原議員、2件目の質問の1番目から3番目の農業の関連のことでお答え申し上げたいというふうに思います。まず質問の1点目、新規就農者を呼び込むための支援事業、具体的に町としてはどのような支援というようなお話でした。まず、様々な支援事業がございます。資金面での代表的なものとして、まず国のものとしては、農業次世代人材投資事業(準備型)、これは49歳以下の方で、研修期間中、最大150万円、年に、これが2年間受けられます。それから、同じく農業次世代人材投資資金(経営開始型)、これは農業をスタートしてから、こちらも対象は49歳以下、年150万円が3年間、その後120万円が2年間というもらえる制度があります。これに上乗せをする形で町の独自事業がございまして、就農研修補助金、これは国に準じて49歳以下、単身者の方は月8万円、夫婦の方で月12万円、これが2年間を限度に受けられます。それから、就農するときに、就農支度補助金ということで、これは拡大していて、64歳以下の方、町独自に、就農時に100万円。それから、経営安定補助金ということで、こちらも町独自の64歳以下ということで、就農後の農業経費の2分の1以内を、年間100万円を上限に最大200万円という制度を設けております。こうして、就農前の2年間の研修期間で、国と町併せて最大490万円、就農時に町独自で100万円、それから就農後5年間で、国と町合わせて最大890万円となり、それぞれ資格要件等はありますけれども、トータルすると、一人約1,500万円の支援を受けることができます。このほか、資金面以外で町独自の制度としては、農業研修用の住宅、これは荻伏支所の近くにあるのですけれども、これが1棟ありまして、2年間を限度に、家賃、月2万200円で借りることができます。これは1棟だけですけれども、そのほか、皆さんご承知のように、いちごになりますけれども、いちご用の町のリースハウス事業というものがございまして、これは1棟40万円で借りられて最大4棟まで、これを10年間使うと無償譲渡が受けられると、こういった制度でございます。このほか、国などが行う農業用の機械の導入支援に係る交付金ですとか、それから低利で償還の負担が低い融資制度など、農業には様々なそういう支援制度がございます。このほか、町や農協、農業改良普及センター、指導農業士などで構成する浦河町担い手育成総合支援協議会にて、新規就農希望者の相談支援などを、都度協議して対応しているところです。さらに、町・道内外で行われる新規就農フェアなどにも職員を派遣して、新規就農者の相談対応を行っているという状況でございます。質問の2点目、耕作放棄地や雑種地の活用、面積についてですが、農業委員会のほうが毎年行っている農地法第30条の利用状況調査というものがあります。これで遊休農地、耕作放棄されて原野化して非農地になった土地などを調べているものです。こちらでは、過去5年間で約130ヘクタールほど、非農地、それから遊休農地というのですかね、耕作放棄地というものがこれまでであります。は、町のほうで把握しております。このほか、雑種地につきましては、詳細に現況調査というものはないのですけれども、令和3年4月現在の課税評価上の公募地目で雑種地に分類されるものの面積が、町全体で約430ヘクタール程度あり、ただ、この全てが現状で農地に適したものかどうかというのは、あくまで公簿地目上のものになるため、確認はできる状況ではないということをご理解いただきたいと思います。それから3点目、議員ご提案の耕作放棄地や雑種地の活用や、町が土地を借りて退職者や農業希望者に貸し付けるということについては、議員もご承知のとおり、農地は農業経営を行う農業者や農業法人しか所有や賃貸ができません。例外として、令和2年3月31日までは、町は農地利用集積円滑化団体として農地の所有が可能でしたが、現行は農地法が改正されて、その後は新たな農地を取得することができなくなっております。農地以外の町有地を、雑種地とか、そういったものを農業用に貸付けするといった方法は検討可能かもしれませんが、国の、先ほど申し上げた農業次世代人材投資資金、そういったものは、その対象者が農地の所有権や使用権がないと、受給の対象外になってしまうのですね。そのため、農地以外の土地での営農は、新規就農者には条件的に不利となります。議員のご提案は、新規就農者の農地取得の負担を下げることにより、新たな新規就農者の呼び水として、そういうアイデアではあるかと十分に理解しておりますが、既存の新規就農に係る町独自事業においても、既に様々な支援を行っており、土地につきましても、農地を探している新規就農希望者には、担い手協議会や農業委員会のほうで遊休農地情報を提供するなどの、現在もサポートを行っている状況です。また、現制度では、農地中間管理機構、いわゆる農地バンクというものが、国の制度の中で動いておりまして、この制度が、農地を譲りたい農家と農地を借り受けたい農家をマッチングするというような仕組みになっており、この機構を利用したほうが、担い手支援制度や融資制度においても優遇される場合があります。町としてはこうした仕組みも活用しながら、引き続き新規就農者の支援を行ってまいります。退職者の新規就農者の支援につきましても、年齢制限がある支援制度もありますが、意欲的な方は、個々の状況に応じて、可能な限りサポートしてまいりたいというふうに考えております。以上です。

答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)

おはようございます。神原議員質問の大きな2番目の4番目からの、アエルに関係する部分を私のほうから答弁させていただきます。まず、4点目のアエル農園の利用状況と平均年齢についてでございます。今年度の利用状況は、110区画中59区画を35人の方が利用しています。利用者の平均年齢は62歳でございます。5点目、アエル農園の同じ場所を継続して使用させてほしいというご質問です。昨年度より、継続利用の場合、同じ場所での利用を可能としているところでございます。以前は2年までは同じ場所で継続を可能でした。3年目に、ほかの利用者がそこを使いたいというときに抽せんをしていた状況がありますけれども、実際は近年、抽せんになるような状況がございませんでしたので、同じ場所での利用を可能としたところでございます。6点目でございます。鹿対策の防護柵を設置してほしい。鹿対策の防護柵につきましては、年間利用料が1区画2,000円と、安価な料金設定としていることをご理解願いたいと思います。7点目、利用者と交流会をし意見を反映すべき。この点につきましては、毎年、アンケート調査、時期が終わった後に、どういったものを作ったのでしょうかだとか、要望はございませんかというようなアンケート調査を行っています。また、今年と一昨年はコロナの関係で開催できていないのですけれども、更新手続のときに説明会を行っております。この中で利用者の意見を伺っているところでございまして、その中で、これまでもご要望のあった、同じ区画での継続利用や堆肥の提供など、新しいサービスを行ってきたところでございます。引き続きこれらを実施しながら、サービスの向上に努めたいというふうに考えてございます。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

おはようございます。私のほうからは、文部省唱歌、童謡等の関係についてお答え申し上げます。文部省唱歌、先ほど神原議員のほうから、こういったものだということでの定義のようなことでのお話をいただいたところであります。昭和33年、今から63年前ですけれども、神原議員も中学生になられた頃かなと思うのですけれども、このときの学習指導要領、その中で、歌唱教材ということで、小学校の分ですけれども、一学年3曲ずつ、共通教材というものが示されています。6年生までですから、全部で18曲あるのですけれども、その中の16曲、これが文部省唱歌でありました。これに対しまして、現行の新学習指導要領、こちらのほうを見てみますと、小学校のほうですけれども、一学年4曲ずつ共通教材ということで曲が示されていまして、全部で24曲になるのですけれども、そのうち17曲、これが文部省唱歌となっています。比率でいいますと、昭和33年のときは89%、今回で71%になります。曲のほうは1曲、今のほうが多くなっているのですけれども、文部省唱歌は。学習指導要領の中で、こういう具合に言われています。我が国で長く歌われ親しまれている歌曲のうち、我が国の自然や四季の美しさを感じ取れるもの又は我が国の文化や日本語の持つ美しさを味わえるものを取り扱うと。そういったことから、文部省唱歌、そのほか、子供たちのということで童謡、また自然発生的に生まれたようなわらべうた、そういったものも取り上げられています。先ほど具体的な曲名がありましたけれども、例えば小学校1年生だと「かたつむり」とか「ひのまる」ですね。2年生になったら「かくれんぼ」、文部省唱歌ですけれども、「虫のこえ」「村祭」。自然に関わるような文部省唱歌では、「月」「雪」とか、3年生になりますと「春の小川」、これが出てきたり、あと、「富士山」ですね。4年生になると「牧場の朝」「紅葉」、5年生では「こいのぼり」「花」。童謡で言えば、三木露風、山田耕筰の「赤とんぼ」、これは文部省唱歌ではないのですけれども、こういったものも出てきます。6年になりますと、「朧月夜」あと「われは海の子」そして「故郷」も出てまいります。中学校におきましても、「故郷」が出てきたり、また「浜辺の歌」とか「早春賦」とか、そういった歌も出てきますし、「仰げば尊し」これも出てまいります。「故郷」については、中学校1年、2年、3年、全部の教科書に掲載されているところであります。ということで、このように教科書の中には、教材としてたくさんの文部省唱歌、童謡、そういったものが載せられているところであります。今の質問、全部ちょっとまとめて答えさせてもらいますので。あと、どんなようなそのほか歌が取り上げられているかということなのですけれども、そのほか、外国の民謡もあります。例えば「かっこう」、あれもドイツ民謡なのですね。「雪の踊り」チェコスロバキアの民謡とか、そのほか聞いたことのある外国の民謡がたくさん掲載されているところであります。また、ポピュラーソングといいますか、例えばPPM、ピーター・ポール&マリーの「パフ」、これも取り上げられているのですね。あれはフォークソングでありますけれども。あとは、ジョン・デンバー、飛行機事故で亡くなりましたけれども、ジョン・デンバーの「カントリーロード」、これもあります。あと日本で言いますと、フォークソング、赤い鳥の「翼をください」、よく卒業式とかでも歌われますけれども、そういったもの。そういうことで言えば、今度はディズニーの歌、「ミッキーマウス・マーチ」とか、あと、ディズニーランドでよく流れています「イッツ・ア・スモールワールド」とか、そういったものも載っています。それと、小学校は1年生から6年生まで全部に載っているのですけれども、映画の「となりのトトロ」の中で歌われている「さんぽ」、これも教科書に掲載されています。また、「天空の城のラピュタ」の中で歌われている「君をのせて」、これなんかもあったりします。ということで、その時代の中で、先ほどの文部省唱歌、童謡、わらべうたもあるのですけれども、時代に合ったような歌も出てきて、あと、大体学校では週一回か二回ぐらい教えています。年間35時間から70時間の間で、学年によって違いますけれども。しかし、そのほか特別活動、学校行事の中でも、たくさんといいますか、合唱を通して豊かな心といいますか、全体での合唱、合唱というのはたくさんでやるわけなのですけれども、そういった集団での活動、人間性を養うということでも、たくさん歌われているところであります。ですから、義務教育の9年間を通しまして、いろいろな形で音楽を通して子供たちが成長しているのかなと。音楽の教材としてのこういったことも、いろいろ変わってくるのですけれども、ですからきっと、今の子供たちが、今の子供たち用に作られている曲も数多く載っています。そういった子供たちが、何年後か何十年後かに同窓会で会ったときには、その文部省唱歌も懐かしいのですけれども、そのとき、今歌った、新たに歌って覚えた、合唱祭で歌ったとか学校祭でとか、そういう歌がきっと、ああ、懐かしいなということで当時のことを思い出したり、そのときの時代風景とか、そういったことを思い出すのかなと思っております。そういったことで、学校の中で文部省唱歌は、今もなお歌われておりますので、どうぞご理解いただければと思います。以上です。

質問 9番 神原富三夫

ただいまの町長に対する質問ですけれども、今回で、私を含めて、この種の質問は4回目ぐらいだと思うのですけれども、前回も、もう半年前でしたからね。3回目で、今度は3回目だからきっと答えてくれるだろうと思って、期待して皆さん聞いていたと思うし、今回は4回目ですね。それで、もう3か月前だから、普通、一般質問に答えるものではないですか。町長の、大変なこれは問題ですよ。まして、町長の自分自身の公約に関する問題で、町民の皆さんも大変注目している質問ですから、私もてっきり、絶対ぐらい答えてくれるのだとばかり思っていました。出る、出ない、それは町長自身の問題だから。本当に答えてくれるのだと思って期待しているし、町民の皆さんも、きっと期待してくれていると思ったのだけれども、今の町長の答弁だと、期待に反して答えないわけだから、町民の皆さんも失望したと思うよ、きっと。それで、町長は気持ちとして、今答えないということは、どこで出馬表明をするのか、いつするのか。だって、どこかで決めなければならないわけだから。今まで聞いたら、ちょっと早過ぎるからといったような答弁だったけれども、もう3か月前ですよ。どこの首長を見たって、3か月前には幾ら何だって、隣近所を見たって、みんな3か月前には大抵やりますよ。新聞記者の皆さんなんて、今日は待ち構えていたと思うのだよ。何と答弁するかと思って。そうだよ、普通。一般的にそうではないの。私は何と質問したらいのか、それは想定外だったものだから、今質問するのに何と質問したらいいかなと思って、困ってしまう、本当に。だから、町長、どの時点で答えるのか、表明するのか。それとも今迷っていて、ちょっと表明できないのかもしれないけれども、きっと迷うよね。最初に、私、何回もここでお話をさせていただいたけれども、12年前の、町長が54歳で、課長職をぶち投げて出たあれにはすごく共鳴したし、感動したよ。あのことを何回もこの場所で言わせてもらったし、表敬したし、私はもうあの頃、私にできないようなことをやってのけたから。私は大体身勝手だから、大体思いついたらやるのだけれども、さすがに町長の立場になって考えたときに、家族を抱えて、54歳で、家族の生活のことを考えて、よく課長職を投げて出たなと、それだけで町民の多くは感動したと思うよ。だから私は当選したのだと思う。私はその当時のことを、先ほどお話ししましたけれども、だから、公約の重みというものは大変なのです。今の政治家というのは、公約なんて選挙のときだけやって、あと終わってしまったらこちらのものだみたいな、どうだっていいやと、もう町民も忘れているし、今の政治家なんか、だから信用されないの、政治家は。私は、あなたをあのとき尊敬してしまったよ、本当に。先ほどのあれで。そこまでやったということが、私にやれないことをやったということが、多くの町民に共鳴し感動を与えたと思う。それをやってくれたから、私は今答弁できなかったのは、私は、ここで言うことではないのかもしれないのだけれども、そのことに、池田町長は、思い悩んで、今の答弁を遅らせるのかなと。もしかしたら、どこかの総理大臣ではないけれども、私は出ませんと言うのかなと思って、私は半ば期待したのだよ。私は、あなたは駄目だから何とかというのではなくて、私は公約の重み、皆さんを信頼してなったそのことについて問いたいわけだよ。だから、後で言おうと思ったけれども、もし公約を破ったら、あなたは死ぬまでこの重みを背負って生きていかなければならない。私はそう思ったのだよ。これを屁でも思わないのだったら、これは過去のいろいろな人と同じで、この程度の人だったと。選んだ人が間違いだった、選んだ人がばかだったと、そう思うことにすればいいわけです。私は、だけれども、あなたを、あの12年前に信用したから、多くの町民もそうだったように、だからもしかして、どこかの国の総理大臣みたいに、出ませんと言うのかなと思っていたの。だけれども今回、うんでもない、すんでもない、このような状態で、私はどうやってこれは質問を続けたらいいのかな。町長、答えられますか、私の質問に。いつやるの。どこかでやらなければならないよ、だって。ここが一番いい機会なのだよ。最大の公にする場所だから、議会というものは。定例会でなどやったって駄目だよ、今やるのが一番いい機会なのだよ、最大の。それを放り投げて、どこでやるのか、私は想像がつかないのですよ。ちょっと迷っていますか。だから、私、どこでやるのか、今、再質問だから、お尋ねしているわけだけれども、何と答えるかなと思って、先ほどから何と質問しようかなと思って迷ったのさ。だけれども、私が質問したから、ちゃんと結果を出さなければならないから。私も町民の皆さんに報告するから。町長はこういう答弁をしたよと、既に新聞で発表になるでしょうけれども、読んだ人は失望が大きいと思うよ、こんなことでは。だから、今からでも遅くないから、ちゃんとしてください。最大の場所なのだから、議会というところは。どうですか。

答弁 町長 池田拓

神原さん、重ねてありがとうございます。本当に忠告をしていただいて、そのことはしっかりと受け止めたいというふうに思います。ただ、ご質問の中にありましたけれども、定例会では駄目だと、ここは定例会の場ですので、そこの部分についてはご理解をいただきたいというふうに思います。先ほど、私、答弁させていただきました。出処進退については、この定例会で明らかにしたいと。ただ、先ほども答弁させていただきましたけれども、神原さんという人生の先達からの戒めを込めた公約を破ることになるから出るのではないというありがたい忠告であります。それを受けて、なかなかここで、人生の先輩の質問に対して、いやいやというふうにはなかなか言い難い、このこともご理解をいただければなというふうに思います。重ねて言いますけれども、今定例会で、自分の出処進退は明らかにしたいと、このように考えております。

質問 9番 神原富三夫

町長、誤解しないでください。私、出ないことを期待しているわけではないですからね。今そのような趣旨のことを言いましたけれども、そうではないのです。信念に、公約に、自分の信念に違反すること、その気持ちを町民の皆さんも私と同じ気持ちの人がたくさんいたわけだ、あなたに1票を投じた人は。そのことを守るか、守らないかということを知りたいのです、覚悟のほどを。誰でも、我々議員もそうだけれども、最初は、出てからにはせめて一回は当選したい。私も3回目でやっと当選させてもらった。一回は当選したいと、出たからには。そう思うのです。ところが、だんだん時間がたつと、そのときの思いがだんだん希釈されてしまって、薄まってしまっているのです。そのときに、2回目、3回目になって、だんだんそれでも昔のことを忘れてしまって、あのときの情熱、感動はどこへ行ってしまったのよと。忘れてしまうのだよね、人間って。悲しいかな、私もそうですよ。でも私は、自分の引退する時期はもう決めていますから、私はそれは公約ではありませんよ。公約ではないけれども、自分の心の中に決めていますから、それはちゃんと実行します。町長の場合は公約だから。公約は自分の信念を公に知らしめることだから、誰かが選ぶ、選ばないというものもあるけれども、そうではなくて、自分の問題だから。だから、はっきりけじめをつけてほしいと。ですけれども、今、町長が最後に言ったように、定例会でというから、最後に恐らく表明するのだろうと思いまして、この質問はこれで打ち切ります。続いて、2問目です。2問目の農業の勧めで人口増ということで質問させていただきます。この農業には、今、1問目から2問目から3問目から、いろいろありますけれども、大変いろいろな、今、担当課長から説明いただきましたけれども、大変いろいろな支援策があるということがよく分かりました。それで、これをやはりもう少し宣伝する必要があると思うの。これは宣伝の仕方が、ちょっと表現はよくないけれども、努力が足りないと思うのだ。これは、例えば今、よその町でもどこの町でも、すごくこういう受入れを一生懸命やっていますよ。私も毎日農業新聞を読んでいますから、いろいろな、皆さん方よりきっと恐らく私のほうが情報は早いと思う。詳しく出ているから。だから、農業新聞を読んでくれとは言わないけれども、この町を、先ほど言った、新聞に出ていた農業の活性化についての取組を始めるのだと書いてあったから、それを、まずメニューを大いに活用するということと、もう一つは、東京や大阪はどうか知らないけれども、札幌でもふるさとの会があるではないですか。そういうところに行ったときに、ただ行ってごちそうになってくるのではなくて、お土産を持って、ではなくて宣伝して、紹介してもらうと。そういう仕組みをつくる。それと、もし本当にやるつもりだったら、東京や大阪に、電車かどこかに、つり看板、あれを1か月くらい出すとか、その代わりに、こちらの受入れ体制、それこそ雑種地の活用とか、先ほど言いましたけれども、そういうのをしっかり計画して整えて、浦河にも総合計画とかなんとかとあるでしょう。そこにきっちり明記して、こういう姿勢がありますよということをちゃんと言って出したらどうですか、お金をかけて。結果的にはどれぐらい取られるか知らないけれども。東京や大阪でも。だって、北海道に関心がある人はすごくいますよ。皆さん方もご承知でしょう。浦河に移住している人、日高に移住している人は馬関係の人が大変多いけれども、全然関係のない人だって、浦河が気候がよくて、いろいろ調べたけれども、やはり浦河になった。浦河に来た最初の人というのは、名前は言えないけれども、いろいろ調べたけれども子供さんがぜんそくで大変だったので北海道に移住しようと決めたと。その方はいろいろ調べて東北のあちらやこちらが出たけれども、最終的に空気のいい浦河になったと言っていましたよ。その方は何十年も住んでいる人だけれども、その方は結局ここに定着してしまって、そういう人は浦河ばかりではなくて、北海道にあちこち北海道ファンがいるのですよ。寒い厳しい冬は待っているけれども、待っているけれども、また、いつも言うように発想の転換という言葉があるでしょう。誰かにも言ったけれども。発想の転換とは何なのだと、どういうことかというと、簡単に我々も使うのだけれども、駄目なものをいいというふうに考えなければ駄目なのですよ。例えば私がこうやって質問をするでしょう。そうするとすぐ役所の人間や民間の人は、まず最初に駄目な理由を考えるのですよ。まず最初に何かというと、金がない。そして、そのうちのその理由をつけて、相手を納得させるような理由をつける。そうではない、それは発想の転換と言わないのですよ。発想の転換は、駄目なものをよいというふうに考えることが発想なのですよ。その理由を、これをやるためにはどうしたらできるか、そういうふうに考えることが発想の転換なのですよ。だから、こういうところで物をしゃべるときは大抵悪いことをやれなど普通言わないのだから。皆さん方もそうでしょう、議案を提案するときはいいことをやろうと思って提案するわけでしょう。そういうふうに自分が相手の立場だったらどういうふうになるかということを考えながら質問を聞かなければ駄目だよ。すぐ、だから金がないとか、だから駄目だではなくて、ああ、この人の言うことはいいことを言っているなと思ったら、これをやるためにはどうしたらできるかなというふうに考えて答弁すると「ああ、いい答弁だった」と褒められるのだよ。でも、私が言っているのは、1年後や5年後にだからやれと、そんなことを言っているのではないのだから。やることはいいことだけれども今はちょっと難しいから少し待ってくれと、考え方はすごくいいと、共鳴できると、だけれども順番の中に入れておくからもうちょっと待ってくれというような答弁をすると、我々質問する側も「ああ、よかった」と、あるいは私の後ろで聞いている皆さん方も町民の皆さんも、「ああ、いいことを言ってくれたな」と、そういうふうになるかもしれない。そうすると、この町が、町長がいつも言っているように夢と希望のある町になるのよ。町長というのは、首長というのは、あなたがいつも言うように政治家というのは町民に夢や希望を与えなければ駄目なの。そうしないと町が発展できないのだから。そこにいろいろな人の意見が出てきて、皆さん方も意見集めているでしょう。

質問 5番 神原富三夫

ということで、議長から注意が出ましたので。ちょっと熱が入りましたね、ちょっと議事進行いたします。ということで、受け入れる体制、受入体制をしっかりまとめて、そして宣伝ね。そして、その土地に誰か住むでしょう、そうしたらそこのうちの隣に、その人に相談すると、お友達や親戚に宣伝してもらって、隣に来てもらうように仕向けるのですよ。そうすると、例えば北海道、浦河の人で空き地があるでしょう、そこの土地を売りたいと思ったら、この空き地を売ってくださいとかというと迷惑をかけるのではないか、気分を害するのではないかと思ってなかなか言いにくいのですよ。でも、一軒、一人が立つと、あそこのうちは貸してくれたり売ってくれたりするのだということが分かる。日本人はすごく思いやりのある民族だから、そうするとその人を通じて少しずつ広がっていくのですよ。ひとつ考えてください。それでは、2番目の耕作放棄地と空き地の活用、これもよかったですね。それから、3番目もいいです。アエルの利用状況。5番目も同じ場所を継続して使用させている。これもいいですね。それと、6番目の、課長、シカ対策の防護柵、これ借り賃が2,000円ということで安いからちょっと採算が合わないなということかもしれないのだけれども、それでは借りてくれないのですよ。だけれども、これ貸す目的でこういうアエル農園を造ったわけでしょう、お金をかけて。そうしたら、貸してもらわなければ意味がないでしょう。借りてもらわないと。だから、せっかくできた農産物を自分が食べる前にシカやカラスに食われてしまったらもう2回目から借りないよ。だから、そういうのを、先ほども言ったようにやはり借りてもらえるような対策をしなければ駄目だわ、これは。お金がかかるから大変だというけれども、そんなこと言ったら人工芝に何億円もかけるのだよ。あんなもの少しもらったって幾らかかるよ。人工芝とはあまり関係ないかもしれないけれども、だけれども町民の皆さんが人生を楽しみ生活を楽しみ、菜園も楽しみになるから、それぐらいのことにお金をかけてもいいのだと思うのだ。せっかく造っても借りてくれないことには意味ないもの。そこはひとつ考えてほしいと思います。よろしく。隣で何か言っているから、代わりに質問できないものね。それから、7番目もいいですね、業者との意見を反映すべき、これもいいと思いますよ。ぜひいろいろな意見を聞いて、今後の農園の活性化に努力していただきたいと思います。続いて、最後の童謡、文部省の唱歌のほうですけれども、教育長にはなかなか詳しくいつものように、詳しく丁寧に説明されましたよ。ありがとうございます。それで、学校でもこんなに教えてくれているのだということが分かりました。多くの町民もきっと納得できたと思うのだよ。でも、ちょっと納得できないのはどこかというと、習った割にしては皆さんの前で聞いたことがないの。例えば文化会館とかどこかでコンサートとかいろいろやるでしょう。そのときに私、トトロとか「翼をください」とかが大好きだけれども、でもこういう歌をよく聞くのだけれども、ああいう文化会館とか何かの発表会のときに童謡とか文部省唱歌は聞いたことがないのですよ。私、最初にお話ししたように、日本人の美しい心や四季の美しさ、そういうものを後世の人に伝えていきたいという思いでこれを質問しているのですよね。ですから、歌の中にはそういう歌がたくさんありまして、だからそういうのをせっかく練習した歌を多くの皆さんが聞いている前で、それは学芸会でもいいのだけれども、例えば日本の典型的な歌といったら、日本人が外国に行ったらすぐ「ふるさと」という歌を懐かしく歌うけれども、これは大体年配者が多いのよね。だけれども、今「ふるさと」の歌詞を見ると、小鮒釣りしって小鮒を釣った経験もないし、川へ行って遊ぼうとしたら怒られるし、すぐ禁止でしょう。なんか私たちが子供のときとは、川に行って、炊事遠足へ行って、カレーライス、昔ハウスのこの辺りでカレーライス、あれでもおいしいおいしいといって食べたものだけれども、そういう思い出があって、川や池へ行って魚釣りをしたと、そういう歌詞の中には出てくる、大体経験がないでしょう。食事もすることもない、そういうのもないし、だから教育の中でやはりこういう歌を大体実践してみせるのと、発表会でせっかく習った歌をやはり皆さんに知らせてほしい、私はそう思うのですね。どうですか、その辺、何か考えることはありますか。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

先ほどお答えしましたように、学校の中ではそういった文部省唱歌なり童謡、そういったものを指導はしているのですけれども、子供たちはそこで実際歌えば歌詞のことも、全て完全に理解するわけではありませんけれども、こういったことがあったのかなということで疑似体験はできるところであります。あと、学校の学芸会等でも歌ったりする場合もありますけれども、そこは先生方、子供たちとも相談しながらどういったものにするかという選曲をしていますので、必ずしも全部文部省唱歌を歌いなさいということにもこれはなかなかならないのかなと。また、中学校になりますと、子供たちの意見をより聞きながら選曲したりすると思いますので、学校祭やら卒業式、また単独の歌だけの集まりも行っている学校もありますけれども、そういった中でこの曲にということもなかなかこちらからは言いにくいのかなと思っております。ですから、逆に、よくBSの放送なんかで昔の日本の歌とかとありますけれども、そういったような社会教育の場面で、それこそ町内にも合唱団、吹奏楽団もありますのでそういったところと連携しながら、こちらから町が主催ということよりもそういった皆さん方の自主的な流れの中で「ふるさと」といいますか、日本懐かしの歌曲浦河大会とかそんなことで、そういった形もできるのかなと思っています。いずれにしましても、学校で習ったことをどこかでまた学校以外の場所でも発表できるようなそういった機会ができればなと思っておりますので、また、社会教育の関係の皆さん方にもこういったお話もあったということで相談したいと思いますので、具体的になった場合にはどうぞご協力いただきたいと思います。以上です。

質問 5番 神原富三夫

ありがとうございます。ただいま教育長には大変前向きな答弁をいただきまして、もう感謝しております。ありがとうございます。私は、先ほどお話ししたように、1年に数回、コロナ禍を除いたときに単独や友人とよその町に視察や見学に行ったときに夜は大体スナックに行きますよね。大体そこで歌う歌は「浦河の夜」なのですよ。有名な「浦河の夜」ね、私は。それで、あんな小さな町に、浦河町ってどこさ、すごいな、オリジナルの曲があるのだと感心されますよ。そこで話題が浦河に向いてくるのですよ。そこで浦河の宣伝をするのですけれども、この歌、またいいよね、昔の風景だけれども、今の風景とはちょっと違うのですけれどもね。それとあと「早春賦」、私は今でも、春の歌だけれども年がら年中大体歌うよね。この歌を歌うとすごく力が出てくるのですよ、よみがえるというかね。歌だってすごくいいですよね、そういう意味では。今コロナ禍で歌を歌えない環境になっていますけれども、ぜひこの歌をやってほしいし、今やってほしい。一つ、今こういう話になりましたからお話しするのですけれども、私は今これからアエルなんかでもキャンプ場の試行錯誤をしているようですけれども、私は昔からキャンプといったらキャンプファイヤーだと思っているのですよね。キャンプに行ってたき火、ファイヤーもできないキャンプってあるのと。今キャンプってたき火したら怒られるのかい、駄目かい、キャンプ場で。よく私はその辺分からないのだけれども、今、直接質問とは関係ないかもしれないけれども、あそこで歌を歌うでしょう、あの周りで。そうしたらいろいろな人と交流できて、キャンプの楽しさってそういうところなのですね。

質問 5番 神原富三夫

分かりました。ただいま議長からのご指導でしたので、今日はこの辺にいたします。ありがとうございました、どうも。

出典:浦河町議会 令和3年第5回定例会 2021年9月15日 議事録 PDF(2ページ) 間違いを知らせる