みんなの議会

浦河町議会 令和3年第5回定例会 2021年9月15日

(1)映画「北の流氷(仮題)」について/(2)高齢者事業団について

2021年9月15日、浦河町議会の一般質問で、久保田誠悦議員が「映画「北の流氷(仮題)」について」「高齢者事業団について」について質問し、町長 池田拓、商工観光課長 真下修、保健福祉課参事 芝田武生が答弁しました。

質問者
久保田誠悦 議員
答弁者
町長 池田拓、商工観光課長 真下修、保健福祉課参事 芝田武生

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 11番 久保田誠悦

今回、9月定例会に当たり、2件の一般質問をお願いいたします。1件目でありますが、映画「北の流氷(仮題)」についてであります。この映画の件については、昨年、令和2年3月議会において質問させていただきました。そのときの件名は、「広域連携による映画制作について」ということで、今回、2回目の質問に当たります。昨年、令和2年3月議会の答弁、真下商工課長から答弁いただきましたけれども、その趣旨は、映画制作の意義ということについては、この映画は一地域のローカルな問題ではなく、えりもの緑化事業という題材で映画化することにより、北海道人としての地域愛の醸成、誇りの再認識を図るものである。官民問わず、地域から発信していきたいという答弁をいただきました。そして、4月から、新年度、令和3年度が始まっておりますけれども、令和3年度、町政執行方針27ページにこの映画のことが記載をされております。4町の地域を舞台とした、4町、浦河、様似、えりも、東部3町と広尾町、4町の地域を舞台とした映画制作に主体的に関わり、令和5年公開に向けて取り組んでまいります。要は、主体的に取り組むということが明記されております。今回、質問通告書に、映画制作がまちをつくるという記載をさせてもらいました。括弧で「まちおこし、まちづくりという観点」と。いわゆる、まちおこしの起爆剤となるという観点から、こういうふうに記載させてもらいました。この映画制作がまちをつくるという意味は、かつて、約30年ぐらい前の方もいますけれども、北海道町村会主催で、地方自治土曜講座という、土曜日に全道から行政職の職員が集まった勉強会がありました。北海道大学で、森啓先生を中心とした勉強会であります。その中で、文化ホールがまちをつくると、要は、文化ホールがまちにあることによって、まちを変えることができるのだという内容だったと思います。この講座には、池田町長をはじめ、真下課長も、当時、係長の時代だったと思いますけれども、土曜日に朝早く浦河を出て、一生懸命勉強しに行ったことがありました。その文化ホールがまちをつくると、まさしくこの映画制作がまちをつくるのだという、そういう観点から、このまちおこしの起爆剤となるという、そういう観点を持っております。そして、また、通告書に記載しておりますけれども、先ほど来、何回となく出てまいりましたけれども、いわゆるSDGs、持続可能な開発目標に通じるという点から、この映画の意義は大きなものがあると思います。先ほど来、出ておりますけれども、いわゆるSDGsは、17の目標、貧困、不平等、気候変動、環境劣化等々ありますけれども、この気候変動、環境劣化に取り組んだのが、まさしくこの映画のテーマである、えりも町の百人浜における緑化事業というふうに理解をしております。まさに、このえりもの緑化事業は、これらにSDGsに通じる一大事業であったと考えております。この点からも、この映画は、日本全国のみならず、世界に発信する大変重要な映画となると考えます。まさしくこの4地域を題材とした映画は、この機会を逃しては、この先、恐らくないのではないかと思います。何としても、このまたとない機会を、地元として最大限の支援をしていかなければならないと考えます。地元から大きな波を起こして、自らできることはしなければならない。そういう応援の大きな波を起こしていかなければならないという、そういった観点から、次の質問、提案をいたします。1点目であります。昨年、令和2年11月24日の総務産業建設常任委員会資料を掲載させていただきました。この委員会の中で、「北の流氷」製作に係る4町の取組についてということで、今後のスケジュールが掲載されております。令和2年、支援要請等資金集め、脚本第2稿完成。令和3年、製作委員会設立(出資者)、情景撮影、季節ごと、各町において撮影。キャスティング開始と。令和4年、クランクイン。撮影、1か月程度。編集作業、音楽制作、宣伝。完成披露試写会。令和5年、劇場公開というふうに、委員会の資料で説明を受けたところであります。現在、この令和2年から令和5年におけるそれぞれの状況についても、進捗状況について、今どうなっているのかということについて、まず、1点目、お伺いいたします。2点目であります。映画制作には多額のお金がかかるということで、この説明の中でも、総製作費は3億5,000万円と、見込みということで説明を受けました。4町の中で、出資金として3,000万円を出資するということで、それぞれ各町で、議会のほうで議決をしていると。浦河町においても、3,000万円のうちの900万円、30%を議決したというところであります。その中で、今も前段で申し上げていた昨年の委員会の中で、それぞれ各町のふるさと納税個人版の人に「映画制作の実現」ということを指定してもらい、その「映画制作の実現」に寄附していただいたうちから出資、4町で3,000万円ですけれども、それとは別に協賛金として支出するとあります。4町としての対応としては、先ほど申し上げた総製作費3億5,000万円のうちのおよそ半分程度、2億円程度を出資、協賛、寄附等で確保できるように、各町が関係する企業等に支援要請活動を行うということでありました。4町で2億円程度と、そのうち各町の出資金3,000万円はもう議決されております。単純計算で2億円引く3,000万円の1億7,000万円について、このふるさと納税等々の協賛金なり、給付金等で賄うというふうに理解をしております。今回の質問通告にありますように、このふるさと納税個人版についての状況でありますけれども、現在はどのような状況になっているのか、どのような申込み状況、応援していただけるという状況があるのかということについて、2点目、お願いいたします。3点目であります。この映画制作を成功させるには、何といっても、先ほど来から申し上げておりますように、地元の盛り上がりが不可欠であると考えます。今よりも、さらに、さらに大きく機運の醸成を図ることが、そして情報の発信をすることが求められていると考えます。官民の連携が必要ですけれども、この今回の質問においては、官民の官の部分、行政としてできることは何かということについて、お願いを申し上げます。3件目の①、3点ほど記載させていただきました。一つ目、町のホームページに、映画「北の流氷(仮題)」のサイトの開設ということであります。②、町の広報紙に、映画「北の流氷(仮題)」のページを設け、シリーズで掲載。要は、情報を発信するということにおいて、町のホームページなり、町の広報紙に、それぞれシリーズ化して、田中光敏監督のそれぞれ手がけた作品の紹介であるとか、田中監督は、申し上げるまでもなく、今まで7作、映画を撮っておられますけれども、第1作目が、2001年、今から約20年前、もう20年になるのですね、「化粧師 KEWAISHI」、漫画界の巨匠、石ノ森章太郎先生が原作の映画の「化粧師 KEWAISHI」と、「化粧師」と書いて「けわいし」ですけれども、「化粧師 KEWAISHI」、これが第1作。そして、2003年の「精霊流し」、2009年は「火天の城」、2013年には、直木賞の受賞作、山本兼一さんの受賞作の映画化「利休にたずねよ」、そして「サクラサク」、2015年には、トルコとの合作映画、「海難1890」、そして最新作は、「天外者」ということで、三浦春馬さん主演の映画であります。この映画は、今、NHKの大河ドラマで放送されておりますけれども、渋沢栄一さんの大河ドラマが放映されておりますけれども、東の渋沢栄一、西の五代友厚と。この五代友厚さんの青春群像記を描いたものが「天外者」という映画であります。この7作の映画は、申し上げるまでもなく、それぞれ、どの作品も奥行きのある重厚な作品、そして数々の賞を受賞され、高く評価されているところであります。こういったことも踏まえて、田中監督の手がけた映画の紹介なり、あるいは田中監督のメッセージ等々をシリーズとして、そしてまた映画制作の今の状況がどうであるのかということの情報発信をしてはいかがかと思います。また、田中監督とタッグを組んでこられている脚本の小松江里子さんの紹介も重要なことだと思います。小松江里子さんは、2009年のNHK大河ドラマ「天地人」の脚本を担当された方であります。「天地人」は直江兼続の戦国時代の生涯のドラマであります。時代劇であります。また、2015年の同じくNHK大河ドラマ「花燃ゆ」、吉田松陰の妹の生涯記でありますけれども、明治維新以降の脚本を担当されたのが小松江里子さんであります。そして、また第39回日本アカデミー賞優秀脚本賞を、田中監督作品の「海難1890」で日本アカデミー賞の優秀脚本賞も受賞されているという。この脚本の小松江里子先生と田中監督が組んで、今回、映画制作をしていただけるということでありますから、これらの紹介等々をリアルタイムで、その状況等も踏まえて情報発信をしたらいかがかなというふうに思い、この①、②についてお尋ねいたします。③、懸垂幕、のぼり等々でありますけれども、役場の周りにもたくさん、今、懸垂幕がかかっておりますけれども、この映画制作についても、懸垂幕なり、あるいはのぼりを制作して掲揚するということが考えられますけれども、これらについて町の見解についてお願いをいたします。四つ目であります。「行政の体制の構築」と書いてあります。それぞれ4町には、それぞれ担当の方がおられます。浦河町では商工観光課が担当しておられますけれども、それぞれ、各町、4町において別々の部署であろうかなと思っております。何といっても、この4町の共通、同じ名称の係、できれば専任、できなければ兼任でもあれですけれども、そういった、例えばですけれども、映画「北の流氷」現地対策班といった、現地対策浦河班、現地対策様似班、名称は例えばでありますけれども、そういった名称なりをつけて、4町に同じような名称の分かりやすい名称をつけて、4町がこの映画にかけているのだと、やはりそういった姿勢を見せていかなければならないと、そういったことで情報発信していかなければならないと思います。この4町が一体となり、この映画制作成功のためには、それらのネットワークを築くことも一つの大きな映画制作の成功に直結すると思いますけれども、これについても町の考え方についてお伺いいたします。以上が、1点目であります。2点目であります。高齢者事業団についてということでお願いをいたします。今回、高齢者事業団ということで質問に至った経緯については、たまたま高齢者事業団の元理事長にお会いする機会があったことであります。たまたまお会いしたときに、事業団設立の経緯、そして現在の状況等をお聞きする機会がありました。そういったことも踏まえて、今回の質問に至っております。記載のとおり、浦河町のホームページの中に事業団の紹介のコーナーがあります。その浦河町のホームページの中に書かれているのが、質問通告書にあります文言であります。高齢者事業団は、高齢者の能力や経験を生かし、臨時的、短期的な仕事をすることで、生きがいや社会参加を行うことを目的に活動しています。生きがいや社会参加を行うことが目的というふうになっております。事業団は平成9年、1997年12月6日に設立されていると。24年の歴史があります。事務局は日高人材開発センターの中に設置されております。会員数は、現在、39名ということであります。減少傾向にあるということは事実でありますけれども、会員減少の社会的背景には、各企業の定年退職された方の再雇用と、そういったことも背景にはあるのかなと思いますけれども、でも、39名という多くの方が、現在、所属されて活躍されているということであります。受託業務件数、令和3年3月31日現在の金額、公共、民間、合計等を記載しております。公共は74件で、600万円強、民間は332件で、約1,480万円と、合わせて406件で、2,080万円が1年間、令和2年度の結果ということであります。加入者39名、実際は数名の皆さんは会員登録だけで活動されていない方もおりますけれども、三十数名の方は頑張って、2,080万円と、これだけの受託を受けて活躍をされているということであります。通告に書いてありますけれども、高齢者事業団の存在意義は、福祉の面からの健康維持、健康寿命の増進など、また、就労による社会参加、そして一定の賃金が得られるということについての消費、お孫さんなどにそういったものを買ってあげるとか、消費拡大等々、役割は大きいと考えます。この高齢化社会にあって、なくてはならない団体と考えます。その中で、いろいろとお話を伺った中で、現在、勤務されている事務長さんが勇退を示されているということでありますけれども、なかなか勤務条件等々で後任が決まらず、企業団そのものの存続も危惧されているということを伺いました。要は財源問題でありますけれども、そういった中で、次の3点について質問をいたします。一つ。町のサポートが必要と思うが、町の現状認識について、お願いをいたします。二つ目。町の補助金は、現在、年間40万円です。当初は70万円だったそうでありますが、増額することはできないか。かつては、3点目にも書いてありますけれども、北海道も町と同額を出していたと。町が70万円ですと、北海道も70万円と。現在、北海道はゼロということであります。こういうことで、その北海道の補助について、その復活に向けて町村会などを通して働きかけをしてはどうかと思いますけれども、町の見解について、お願いをいたします。以上であります。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 池田拓

「北の流氷」のご質問の4番目、行政の構築の関係、人事に関することでありますので、私のほうから答弁をさせていただきます。もし私が、引き続き、担うことになれば、来年の4月からは、兼任か、専任かは別にして、職員を配置したいというふうには考えてございますが、4町的に働きかけをするかどうかは、幹事長のえりも町の考え方もあろうかというふうに思いますので、ここの部分については議論はさせていただきますけれども、それぞれのまちの人事に関することでありますので、浦河町としては配置をするような方向性で検討はしたいと、このように考えております。

答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)

質問の1点目の映画「北の流氷」についての1番から3番目について、私のほうからご説明いたします。まず、現在の進捗状況はというところでございます。昨年、委員会のほうに提出したスケジュールについてご報告させていただきましたけれども、その中で、現在は、前年に引き続き、支援要請等、資金集めをしているところでございます。8月末までに、4町の準備委員会で企業や団体への支援要請は延べ125回となっているところでございます。また、脚本第2稿も完成いたしまして、制作委員会設立に向け、大手スポンサーへの支援要請をしているところでございます。新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言等で、思うように要請活動ができず、制作委員会の立ち上げが遅れている状況にありますけれども、今のところ、来年、令和4年度撮影、令和5年度劇場公開の予定に変更はなく進めております。2点目のふるさと納税個人版の関係でございます。浦河町へのふるさと納税の受入額は、昨年の4月から今年の8月まででございますけれども、令和2年度におきましては、2,990件、5,543万3,000円、令和3年度におきましては、8月末までですけれども、325件、587万6,000円。合わせまして3,315件、6,130万9,000円の受入額となっております。この額から、返礼品の代金や、返礼品送付に係ります送料や掲載サイトの利用料、決済手数料、業務委託料などの経費約6割を差し引いた約2,450万円が、出資金や協賛金、その他、映画関連の支出に係る財源として使用できる見込みとなっております。3点目の映画制作を成功させるために、行政からの情報発信の点でございます。議員ご指摘のとおり、地域での機運醸成を図る活動につきましては、大変重要なことであると認識しております。ご提案の映画用のPRサイト、広報紙でのシリーズ掲載、懸垂幕、のぼりの作成、掲揚など、広報やPRにつきましては、順次、進めてまいりたいというふうに考えてございます。また、民間組織との連携を取りながら進めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。

答弁 保健福祉課参事 芝田武生(保健福祉課参事は2022年3月まで)

私のほうから、高齢者事業団についてということで、こちらのほうを答弁させていただきます。まず、1点目。町のサポートが必要と思うが、町の現状認識は、についてですが、浦河町の人口に占める65歳以上の割合は、令和3年9月現在で34.15%と、10年前の25.87%から、約9ポイント上がっており、今後も高齢化が進むと考えられます。議員がおっしゃるとおり、高齢者事業団は、高齢者の福祉、雇用に対して貢献している団体と認識しております。町のサポート体制でありますが、事業団からのご相談に関しては、都度、対応させていただいておりますし、町からも業務の発注をして、側面的に応援しているところでございます。今後についても、同様にサポートさせていただきたいと考えているところでございます。2点目、町の補助金を増額できないかということでございますが、町の補助金増額について、現在、事業団から補助金増額の相談は受けておりません。今後、事業拡大になった場合など、組織体制を見ながら、補助金の在り方については検討させていただきたいと考えております。3点目。北海道の補助金の関係ですが、議員がご提案された北海道からの補助金復活に向けての働きかけについては、事業団とも相談しながら、必要であれば、前向きに検討させていただきたいと考えております。以上です。

質問 11番 久保田誠悦

丁寧な答弁をいただきまして、ありがとうございます。まず、1件目の「北の流氷」、映画の件でありますけれども、真下課長からご説明いただきましたスケジュールの関連であります。およそこの予定どおり行われるということで、令和4年にはクランクインになり、令和5年には劇場公開を、現在、予定していると。いろいろと、コロナ禍もあり大変な状況であるということは重々理解しておりますけれども、そういったことで、今現在、予定どおり行われていることについては安心をしておりますし、ぜひ期待をしております。その中で、令和3年製作委員会設立と、この立ち上げが遅れているという説明をいただきました。この立ち上げが遅れているという、この理由があるとするならば、どういった理由があるのかと、そしてこの制作委員会のメンバーについて、主立ったところで結構でありますけれども、どういったことが想定されるのかということについてお願いいたします。

答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)

まず、出資を募った中で製作委員会というのを立ち上げるということで準備しております。全体の総製作費の3億5,000万円というふうな中で、現在、その出資金のほうを約7,000万円を見込んでおります。その中で、4町負担分が3,000万円で、その他の企業が4,000万円というようなことでございます。この、その他の企業はどこなのかというところですけれども、ここは私どもがいろいろなところを念頭に置いているのは、配給会社、映画を上映する大きな映画館をいっぱい持っている、そういった配給会社のところをメインとして、あとは民間企業数社が入って、全体で4,000万円を集めたいというふうに考えてございます。その出資者が、なかなか企業回りをしたくても、なかなか、現在、会社のほうに行けないというような状況がありますので、その具体的な金額の詰めができていないということで、製作委員会の立ち上げが遅れているというような状況でございます。

質問 11番 久保田誠悦

今回の行政報告にもありましたけれども、町長、8月26、27日にも協力機関への訪問ということで、先ほど真下課長からもありましたけれども、かなりの軒数、いろいろなところを回っておられると。なかなか厳しい状況ではあると思いますけれども、その中で、2点目の再質問でありますけれども、2点目のふるさと納税について、令和2年、令和3年、合わせて約3,315件ですね。金額にすると、おおよそ6,100万円と。このうちから経費が約6割差し引かれて、2,550万円程度が映画として使えるという説明をいただきました。このふるさと納税、通告は個人版だけですのであれですけれども、これは今頂いた金額は、おおよそ予定どおりとなるかどうかという点についてはいかがでしょう。

答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)

個人版の金額につきましては、当初、私どもの見込みでは、大体5,000万円程度を見込んでいますので、少し上振れしているというふうに言えると思います。あとは、3年度分がどういうふうになるか、ちょっとあれなのですけれども、2年度分においては、若干、上振れしたというようなことでございます。

質問 11番 久保田誠悦

いろいろな条件、厳しい状況もあろうかと思いますけれども、そういった中で、協賛企業なり、出資者を募るときに、やはりこの3点目で申し上げましたけれども、やはり地元の機運というか、盛り上がるような一つの説得材料といいますか、地元ではこれだけ機運が盛り上がって、醸成されて、この映画の価値はこういったところにあるのだということを熱く語ることが、各企業、出資をされる方の心を動かすのではないかと思います。そういった意味で、ぜひとも先ほど申し上げました町のホームページに映画のサイトの開設なり、町のホームページに積極的なそういったシリーズとかといったものを、田中監督の、先ほど申し上げました「化粧師 KEWAISHI」がもう20年たつと。浦河町民の中にも、やはり20年たちますと、新しい町民の方もおられますし、高校生、今、一生懸命頑張っておられますけれども、そういった方が、改めて、こういったすごい監督なのだよということを発信することによって、すごい監督、脚本家の先生なのだよと発信することによって、よりすごいことなのだなと、それで、取り上げている題材が緑化事業という、まさしく世界に発信することになるのだということを発信し続けることが、町民の皆さんなり、若い人たち、そして現実に出資してくれる企業の皆さんの心に触れるのかなと、通じるのかと思いますけれども、この件に関して、ちょっと町の見解をお願いします。

答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)

まさしく久保田議員ご指摘のとおりでございます。私ども、田中監督と一緒に企業回りをしている最中にも、その企業の方から、地元の盛り上がりはどうなのでしょうというようなことをよく聞かれます。当然、地元が盛り上がっていなければ、この映画は成功しないということを、出資者側のほうも図っているのかなというようなことで考えております。私どもにつきましても、4町では、今後、PR物資やPRサイト、そういった部分を積極的に活用しながら、この地域での盛り上がりを伝えていくといいますか、そういった部分を積極的にPRしていくことが必要だというふうに認識しております。

質問 11番 久保田誠悦

ぜひともそういった、地元から盛り上げていって大成功にしていただきたいというふうに考えます。この件に関して、最後でありますけれども、行政の体制の構築ということで、池田町長から答弁をいただきました。来年4月には職員を配置したいと、専任の職員というふうに理解いたしました。幹事町であるえりも町と、それぞれまちの人事、それは当然のことでありますけれども、ただ、それぞれの議会で議決をして、出資金まで出すという同じ目的を持ったネットワークでありますから、ぜひとも4町、広尾町、えりも町、様似町、浦河町と、やはり分かりやすい体制、誰が見ても、住んでいる人もそうでありますし、ほかから見ても、出資される企業などから見ても、本当に4町が広域的に取り組んでいるなと、そういった姿を見せるには、その組織体制というのはすごく重要だと考えます。そういった意味で、ぜひともこの映画については、田中監督の出身地である浦河町、そして、この映画の題材であります百人浜の緑化事業と、えりも町、浦河町が両輪となって、引っ張っていかなければならないというふうに考えます。そういった意味でも、ぜひとも池田町長のリーダーシップの下に、ほかの3町に働きかけて、そういったネットワーク、組織を図っていただきたいというので、これはお願い、要望であります。最後でありますけれども、今申し上げたように、えりも町、浦河町が先頭に立ってぐいぐいと引っ張っていかなければならないというふうに考えます。この浦河町、えりも町が引っ張っていくということでありますけれども、町長のこの映画に対する情熱とか、発信力が問われていると思います。一番最後に、池田町長のこの映画に対する思い、意気込み、決意といったらあれですけれども、そういった思い、意気込みを伺いたいと思います。

答弁 町長 池田拓

田中監督に「ふるさとにちなんだ映画を、1本、監督、撮ってください」、そういう話をして、10年ほど前になりますか、そういう話をさせてもらって、それから、これだけの歳月を経て、ようやく去年辺りから動き始めてということで、田中監督から、「海難1890」、串本町の田嶋町長から言われて、田嶋町長もおっしゃっていましたけれども、頼んで映画になるまで10年近くかかったよなという話をされておりましたけれども、同じように、やはり種をまいてから、芽が出るまで、花が咲くまでは、やはり映画というのは長い時間がかかるものもあるのだなとそういう思いを強くしておりますけれども、この映画自体、内容は非常に堅い内容なので心配はしておりましたけれども、このSDGs、まさに環境の問題のど真ん中の映画でありますので、これは田中監督も驚いていたのですけれども、最初、企業回りをするときに、田中監督が「町長、10社行って1社か2社オーケーをもらえれば御の字だからね。もう8割、9割は断られると思って行ったほうがいいよ」、そういう覚悟をして私も営業に歩いておりましたけれども、意に反してといいますか、計算外といいますか、ほとんど断られない、もう7割、8割の会社が、「額の多寡はともかく、協力します」、そう言ってもらえる。それだけ内容が世の中の関心が高い環境にちなんだ内容なのだろうなというふうに思っていますので、これが、浦河をはじめ、4町初の環境の映画ということで、日本だけではなくて、世界に売り込める内容だというふうに思っていますので、何としても形にしたいな、そういう思いで、これからも取り組んでまいりたいというふうに考えております。

質問 11番 久保田誠悦

ありがとうございます。何としても映画を大成功という形にさせるために、池田町長のますますの情報発信をお願いして、この質問を終わります。2件目でありますが、高齢者事業団についてであります。要は、今、いろいろと高齢者事業団も苦慮されているという話、それについては、今、芝田参事からもお話しいただきましたけれども、恐らくいろいろとヒアリング等々されていると思いますけれども、現状認識についてはされておると思います。言ってみれば、端的に言うと、やはり運営費なのですね、財源の問題。町の補助金は40万円、もうこれは簡単に上げられないということについては、それは承知しておりますし、北海道はかつては出していたということで、でも、今はもうゼロであると。そして、今回のことを契機にして、ちょっと私もいろいろと勉強したのですけれども、道内に、北海道は179の市町村がありますけれども、高齢者事業団といえば浦河町ですね。それと、シルバー人材センターというのがあります。シルバー人材センター、日高管内でいうと、新ひだか町は加盟しております、管内では。どこが違うかというと、法律に基づいて造られたのがシルバー人材センターなのですね。高齢者等の雇用の安定等に関する法律に基づいて、ここで一般社団法人という法人格を持ってやることによって設立すると、国からの補助金が入ると。国からの補助金、シルバー人材センターは。高齢者事業団は入らないです。北海道も入らない。国も入らないと。一方では、同じ内容で同じ目的を持っている、ほとんど、シルバー人材センターも、高齢者事業団も、目的は、確認しましたけれども、変わらない。でも、一方では、国の補助金が入る。法律に基づいてできた社団法人格を持つことだということでです。そして、一方では、同じことをやっているのに、国の補助が入る、一方では入らないという現実、実態があると、これはおかしいと思うのですよね。同じ日本国民であって、同じように高齢者の皆さんが生きがいを持って働いておられる、同じ内容のことをしているのに、一方では補助金が入ると、いろいろな条件があると。それは国の補助金は、札幌にあるシルバー人材センターの連合会に一括で入るそうです。そして、例えば町が100万円出すと、国から北海道のシルバー人材センター連合会に一括補助金が入って、連合会に、札幌の、そこから各地区のシルバー人材センターに分配されると。それは、条件の一つは、国からの補助金は、その市町村がまず出していることだと。例えば100万円出していると、同額の100万円が国から来るという話です。200万円なら200万円、300万円。もちろん上限はあるそうですけれども、一つの目安としては、町なり、市が補助している同額が来るということが制度だと。条件としては、私もシルバー人材センターの札幌の連合会に電話をかけていろいろと確認をさせてもらったのですけれども、例えば浦河町高齢者事業団がシルバー人材センターに加入することは可能だそうです。条件は、法人格を持つこと。法人格を持つことが一つ。大体、会員が100名程度。一つの会員が、絶対条件ではないそうですけれども、一つの目安としては100人程度だと。でも、100人程度となると、大きな町は確保というか、なれるかもしれないけれども、人口の少ない町村については、なかなかやはり100人というのは難しい。また、現実に、北海道内では179市町村のうちシルバー人材センターに加盟しているのは50市町村です。50、179分の50です。そういった意味で、これはちょっと、なかなか同じ仕事をしていて、同じ高齢者の皆さんが頑張っている中で、こういった補助制度はいかがなものかなと思います。もちろん、これは浦河町1町のみで解決できる問題ではありませけれども、ぜひとも北海道町村会のほうで政策課題として取り上げていただいて、そこで、各、道内の町村長の皆さんが議論していただいて、この件について議論を積み重ねて、国に、何とか高齢者事業団にも、国からもっと条件を緩和して補助が下りてくるような体制について要請をしていただきたいと考えます。これについて、町長の考え方をお願いいたします。

答弁 町長 池田拓

ご質問の、町村会として政策課題に挙げるかどうか、それについては、ちょっと手元に資料がありませんので、道内に高齢者事業団が何市町村にあるのか、ちょっと私、今、存じ上げていませんのであれですけれども、やはりそれなりの数がないと、なかなか北海道町村会の政策課題には上げてもらいにくいのかなというふうに思います。むしろ、この、今、三十数名の会員がいらっしゃるのですけれども、それをもう少し増やして、法人格を取れるかどうか、そちらのほうが国の補助制度には乗りやすいのかなというふうにも考えますけれども、いずれにいたしましても、そういったような相談を高齢者事業団のほうからいただいておりませんので、そういったようなことを、今、ご質問があったようなことを、高齢者事業団のほうとも協議をしながら、どういう形が、言ってみれば、国の補助金を含めて利用しやすいのかどうか、その辺についてはよく相談をしてみたい、このように考えておりますし、高齢者事業団が179のうちの相応の数があって、そこがご質問のような趣旨でもって頭を痛めているのであれば、当然、北海道町村会の政策課題のほうに上げるように努力はさせてもらいます。以上でございます。

質問 11番 久保田誠悦

ありがとうございます。それで、今私が持っているのが北海道シルバー人材センター連合会の事業概要なのですけれども、ちょっと先ほど私が勘違いして、シルバー人材センターが50と言ったと思うのですけれども、40です、40。北海道内で40がシルバー人材センター、高齢者事業団が89です。浦河町のようなところが道内で89。残りの50町村が未組織と。要するに、高齢者事業団、シルバー人材センターが組織されていないというところです。繰り返しになりますけれども、国から補助をもらっているシルバー人材センターが40、そして浦河町のように補助が入っていない、要するに高齢者事業団が89あると。先ほど来、申し上げているように、同じ目的、仕事をしている中で、一方では補助が入る、入らないというふうに私はそう理解したのです。ですから、そこを政策課題として取り上げてもらうためには、もちろん、るる、そういった検証は必要だと、当然のことでありますけれども、これらについて、るる、案件として、ぜひ研究していただいて、できるものであれば、そういった大きな、私は大きな政策課題というふうに今回認識したのですけれども、取り上げるように努力していただきたいということを申し上げまして、質問を終わります。

出典:浦河町議会 令和3年第5回定例会 2021年9月15日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる