浦河町議会 令和7年第2回定例会 2025年3月12日
(1)浦河赤十字病院の現況を踏まえた町の考え方は/(2)「話せる図書館」について
2025年3月12日、浦河町議会の一般質問で、久保田誠悦議員が「浦河赤十字病院の現況を踏まえた町の考え方は」「「話せる図書館」について」について質問し、町長 池田拓、保健福祉課長 駒澤勲、図書館長 藤田美穂が答弁しました。
- 質問者
- 久保田誠悦 議員
- 答弁者
- 町長 池田拓、保健福祉課長 駒澤勲、図書館長 藤田美穂
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 10番 久保田誠悦
おはようございます。3月定例議会に当たり、2件お願いをいたします。まず初めに、今日3月12日ですけれども、昨日、木下議員からもありましたけれども、東日本大震災から丸14年であります。今日が15年目となります。津波に巻き込まれた方、行方不明の方、そしてまた、災害関連で亡くなった方が2万2,000人を超えるという現実があります。そしてまた、福島原発で、ふるさとに帰れないという方がいまだに2万7,000人もおられるという現実があります。これらを教訓として、私たちも災害から身を守るということで、一生懸命これから自分の身は自分で守るということで対応していかなければならないと、これを肝に銘じていきたいと思います。また、亡くなられた方には、心から哀悼の意と、そしてまた、いろいろと岩手県大船渡市で大火事に見舞われた方々に対しても、お見舞いを申し上げます。一般質問に入ります。1件目、浦河赤十字病院の現況を踏まえた町の考え方はということでお願いをいたします。浦河赤十字病院の現況としました。現状ではなくて、現況という言葉を使いました。そして、いろいろ調べたのですけれども、現況も現状もほぼ同じ意味ということでありますけれども、現状と使うと、自分でどうにかできる範囲の状態と、自分でどうにかできると。現況となると、自分ではどうにもできない、客観的な現在の状況ということであります。申し上げるまでもなく、浦河赤十字病院の件については、浦河町単独ではなかなか難しい問題だという意味において、現況という言葉を使わせていただきました。では、質問通告に基づいてお願いをいたします。浦河赤十字病院は、昭和14年、1934年11月開院して85年が経過しました。昭和48年、1973年11月には、北海道知事より地域センター病院の指定、平成9年4月には災害拠点病院の指定を受けております。令和4年度の日高管内の利用患者数11万5,879人、1日にすると317人、365で割り返しますと、日曜日も入れてですけれども、11万5,879人、うち外来患者が7万6,067人、入院された方が3万9,812名となっております。このうち浦河町の利用患者数は、外来で4万6,938人、入院で2万3,769人、合わせますと7万707人となります。日高管内、浦河町にとってはなくてはならない総合病院であります。昨今、浦河赤十字病院の存続を危惧する声が聞かれます。一つは、平成2年に開校した3年制の浦河赤十字看護専門学校、これまでにおよそ800人が卒業し、35年の歴史を持った学校です。この浦河赤十字看護専門学校が令和10年3月末日をもって、3年後ですね、閉校されるということが発表されると、浦河赤十字病院がなくなる布石ではないかと心配される町民の方の声も聞かれます。二つ目には、昨年11月9日に開催された「浦河赤十字病院を応援する会」主催の地域懇談会、これは文化会館のミニシアターで開催されましたけれども、新聞報道もされております。医師確保、看護師確保、経営の各状況について説明がありました。一つ目としては、常勤医が少なく出張医で補っている。内科と救急診療は、綱渡り状態を派遣医でつないでいる。二つ目には、看護師対策でありますけれども、看護師確保では、「退職数が採用数を上回っている」「来年度は病棟などの体制維持は非常に厳しい」と。三つ目には、経営状況では、本業の収支は毎年数億円の赤字で、ここ数年は国のコロナ補助金、3か年ですけれども、単年度の黒字を確保したが、補助金廃止で本年度から経営が厳しくなる。高度医療ができないため、満床でも、要するに入院患者が全部埋めたとしても、黒字にならない、その認識が説明されたところであります。2枚目でありますけれども、昨年2回開催された「町議会と浦河商工会議所青年部」、この議会でも何回か出てまいりますけれども、その意見交換会においても、こういった意見がありました。「現状として、浦河町では、介護、医療サービスのニーズに応えられなくなっている。浦河町で10年後、20年後も安心して働くために社会的インフラ(医療、介護)を維持するため長期的維持が必要である」という、若い皆さんの意見が寄せられております。若い皆さんも大きな関心を寄せておられます。この社会的インフラ(医療、介護)を維持するためには、浦河赤十字病院の存在は大きなものがあると考えます。多くの町民の皆さんは、浦河赤十字病院の今後を懸念されております。ここで伺いますが、浦河赤十字病院の現況を踏まえ、町はどのような考え方、いわゆるどのような認識でおられるのかについて伺います。以上が1点目であります。2件目であります。「話せる図書館」についてということで、お願いをいたします。令和5年度の事務事業概要、教育の44ページから50ページ、7ページにわたりまして図書館所管について記されております。表にいたしました。1番から12番までであります。いわゆるこれはダイジェストということでありますけれども、改めて申し上げるまでもなくですけれども、図書館がこれだけの多くの業務をこなされているということで、私も改めて読み返してすごいなというふうに感じたところであります。概略だけ申し上げますけれども、一つ目は浦河町立図書館のサービスポイントということで、本館16万334冊、荻伏文庫1,300冊、図書館バスが2,100冊、図書館バスは町内57ステーション、月14日運行されているということであります。夜間開館については、毎週水曜日夜8時まで、年間45日間、利用者数は935人、1,497冊、1日平均21人33冊が利用されていると。2番目、入館者数は、5万2,108人、1日平均175人と。蔵書冊数は、本館でありますけれども、図書、雑誌、視聴覚資料合わせて16万3,734点、町民1人当たり13点ということであります。4番目の所蔵資料の内訳については、哲学・宗教、歴史等々、3番目と同じですけれども、16万3,734点であります。受入れ冊数については、購入、寄贈、合計で4,894点。館外貸出冊数が9万5,614点、人口1人当たり8.5点であります。それから、読書通帳利用状況については、令和5年度の新規発行冊数が79冊であります。8番目の利用登録者数は、新規登録者数が231人、利用登録者数が個人1,974人と団体74団体、年間利用人数が2万5,425人と。年間開館日が298日、開館、オープンしているということであります。参考調査、予約冊数は、記載のとおりであり ま す け れ ど も 、 1 2 番 目 の 事 業 、 こ れ(1)から(9)でありますけれども、ここでポイントだけお知らせしたいと思います。(1)の館内展は、五つの事業をやられておりますけれども、認知症防止のパネル展、もう一つは、写真で見る浦河と鉄道の関わりということで、55点の展示、これらを含めて5事業、(2)の定例事業については、朗読の時間として、毎月第3日曜日、ミニシアターで全11回、194人の方が参加されているということであります。また、赤ちゃん絵本広場として、毎月第3水曜日、図書館お話の部屋として全12回を開催されていると。(3)の読書推進事業は、4事業、ここには、一つは昨年、残念ながら亡くなられましたけれども、小林勇雄さんのギャラリートークということで、「浦河昔ばなし」を開催されたと、40人の参加があったということであります。(4)の児童読書推進事業は、8事業を開催しております。一つは、映画すみっコぐらしの「青い月夜のまほうのコ」の上映会を46人の参加で実施したと。(5)の読書週間事業につきましては、10事業、ハロウィンの図書館ナイトツアー、スタンプラリー2023等々を実施されております。(7)関連団体等施設等共催・協力事業は、4事業、一つは北海道日本ハムファイターズ読書促進全道キャンペーンを実施されたと。(8)の学校との連携は9事業、一つは図書館バスの巡回を各小学校は月2回、各中学校、高校は月1回、巡回バスが各学校に行っておられるということであります。最後の(9)、その他11事業ありますけれども、祝日、休みの日の特別開館、オープンにしているというのが、4月29日の昭和の日をはじめ年間11日、祝日の開館、オープンしているということであります。以上、申し上げましたように、たくさんの業務をされている図書館スタッフの皆さんに感謝を申し上げたいと思います。そこでまた自分なりの図書館のイメージは、図書館というのは厳粛で会話が厳禁で、飲食はタブーというものであります。2枚目になりますけれども、今回、もっと自由で開かれた図書館、会話ができ、交流の場でもある図書館があればいいなという思いでネット検索をしました。そうしたら、数多くヒットしました。全国には、数多くの先進事例があり、主なもので以下の6点がありました。このほかにもたくさんありましたけれども、主立ったもの6点を引用させていただきたいと思います。①、一つは、公立図書館は、人が生活する上で得たいと思った情報を得られる場所であると。本だけでなく、人も情報の一部であると。二つ目、会話と飲食の自由化。本が汚れないか心配だが、開館以来、汚損した本はない。「人が集まれば会話や飲食が生まれるもの。これまでも借りた本を家で読むときは制限がなかったのだから問題はない。」3番目、図書館を「本のある場所」だけでなく、学生や地域の人たちが集う場とする。4番目、図書館は、本との出会いがあるのはもちろんだが、人が出会う場にもしたい。5点目、飲食もでき、ふらっと来ることができるたまり場のような場所。図書館は人と本、人と人が出会うハブ機能になればと考えていますと。6点目、次世代の図書館は、本を提供するだけでなく、人と人とをつなげるコミュニティーの中心にもなっています。図書館は、私たちが思っているよりもずっとたくさんの可能性に満ちているのかもしれませんという意見がたくさんありました。これらは、いずれも成功事例で、それぞれの町の市民、町民の皆さんに受け入れられている事例であります。これらを踏まえ、次の4点について、見解を伺います。1点目、入館者数(本館)5万2,108人(1日平均175人)、これの評価はどのようなものか。2点目、蔵書冊数、本館、図書14万7,196冊、雑誌7,496冊、視聴覚資料9,042点、総計16万3,734点、町民1人当たり13点の評価はどのようなものか。3 点 目 、 年 間 利 用 人 数 2 万 5 , 4 2 5 人(貸出利用人数)の評価はどのようなものか。4点目、話せる図書館ということであります。図書館で自由に会話ができ、様々な年代の人たちに交流・出会いの場を提供する。開かれた図書館として可能性が広がるのではないかと考えます。飲物については、今回の取材で現在でも蓋のできるペットボトルはオーケーであると、勉強不足であるということを痛感しましたけれども、ペットボトルは現在でもオーケーであるということであります。図書館ですから、当然「静かな場所を保ってほしい」という声もあると思います。具体的には、どうするかということになりますけれども、例えば会話自由スペースは間仕切りをする、区切りをつけてやると。もう一つのは、あるいは1階と、図書館、地下もありますけれども、1階は会話自由のアクティブエリア、地下は会話禁止のクワイエットエリアと、いわゆる区分け、ゾーニングをするのはどうだろうと。これは例えばの話でありますから、いろんな方法はあると思いますので、ゾーニングも一つの方法かなと思います。今るる申し上げましたけれども、この件は今すぐに実現とはなかなかならないとは考えますが、次世代の図書館に向け検討するに値すると考えます。見解をお願いいたします。以上であります。
答弁 町長 池田拓
おはようございます。まず1点目、浦河赤十字病院については、やはり医療、福祉、教育というのは、行政が最も力を入れなければならない、そういった分野であるというふうに考えておりますし、浦河町にとって、日赤は医療の基幹的病院でありますので、ぜひともその存続については、町として、できる範囲でしっかりとこれまで同様支えてまいりたいと、このように考えております。ただ、昨今の医療技術者の不足等を鑑みた場合、果たして今の規模でいいのか、そういったようなことも含めて、町民の皆さんや議会ともしっかりと議論を深めていかなければならないなと、そういう思いでおりますが、その一方で、その規模のことを考えた場合、地域センター病院ですとか、災害の指定を受けているわけですので、北海道とも協議をしなければならない。なかなか日赤と浦河町で、はい、そうですよというわけにはいかないという観点もあることも合わせて御理解をいただきたいというふうに思います。詳細については、担当課のほうから答弁をさせていただきます。それから、2点目の図書館の関係、教育長の守備範囲でありますけれども、話せる図書館云々の御提案になりますと、施設整備という観点から、私のほうから少しお話をさせていただきたいというふうに思いますが、まずいろいろ示唆に富んだ御提案をいただきまして、ありがとうございます。ただ、浦河町の図書館、おかげさまで、非常に利用率が高くて、運営もしっかりされているというふうに、自分自身では判断しておりますし、全国の中では、昨今大きな問題になっております活字離れ、そういったようなことから、新聞や本に対する市民の利用をどうやって高めるか、そういった意味でもって、ご提案の開かれた図書館というか、そういったような取組をしていることも十分認識をしております。しかしながら、今申し上げましたように、浦河町の図書館は、図書館本来の目的として十分立派に利用されているところでありますので、その図書館本来の目的である静かな空間で、あるいは知的空間で時間を、読書を、あるいは文字に親しむ、そういったようなことを今の時点でもって変えていく、そういったようなことにはならないのかなというふうに思っておりますし、また今でも、夏場ではありますけれども、地下のサンクンガーデンですとか、あるいは図書館の入り口のところには、文化会館のロビーもあって、そこでお話もできるわけでありますので、今でも十分、そういった意味で質問の趣旨に沿った環境にはあるというふうには判断しておりますけれども、現時点では、話せる図書館というふうには、なかなか踏み込みにくいのかなというふうに判断しております。また、これにつきましても、担当課のほうから答弁させていただきますので、ご理解をいただきたいと思います。
答弁 保健福祉課長 駒澤勲(保健福祉課長は2025年3月まで)
おはようございます。私のほうから、議員ご質問の1点目、浦河赤十字病院の現況を踏まえた町の考え方はについて答弁させていただきます。令和7年度町政執行方針でも触れさせていただいておりますが、浦河赤十字病院は、地域センター病院として、日高管内の医療を担い、唯一出産が可能な産婦人科病棟を有し、24時間体制で救急患者を受け入れられる病院であります。一方、浦河町にとっては、救急患者の受入れだけではなく、複数の診療科を有する当病院は、当町の医療体制の根幹をなす重要な医療機関であるとの認識であります。浦河赤十字病院は、現状の病院機能を維持するため、医師をはじめとした人材確保や運営費に関する対策に大変苦労されている状況であることは、町といたしましても承知しているところでございます。当町の医療の要である浦河赤十字病院は、町にとって必要な病院であると認識しており、その機能維持に向け、積極的な取組が必要であると考えております。町といたしましては、かねてより医師の人材確保に向けて、国、北海道、大学医局などに対し派遣要請等の活動を行ってきておりますし、併せて医師確保対策などのために必要な事業費補助も行ってきております。そしてさらに、このような病院の状況を踏まえた中で、現在、病院と浦河町との間で病院の運営費に関する協議を行っているところでもあります。双方ともに協議をしていく上で、基本的な考え方は、現状の医療体制を維持する、町の医療を守るといった考え方に立って協議を進めているところであります。令和7年度予算において、浦河町としての浦河赤十字病院に対する従来からの各種補助金、約2億2,000万円を計上しているところですが、現状の病院の医療体制を維持するためには、現在の補助金額に加え、さらに多額の支援額が今後必要であると想定されているところであり、このことは大変重い課題であると認識しているところであります。今後、町といたしましては、限りのある町全体の予算額において、必要となる支援額の財源の捻出がどのような方法であれば可能となるのか、また、その際に他事業の予算へ及ぼす影響はどの程度のものとなるのかなどといった検討が必要となるものと考えております。さらに財源の捻出が必要な支援額に至らない場合には、捻出可能な支援額に合わせた形の中で医療体制の再構築をする必要性が出てくるのかといったことも視野に入れながら、順を追って慎重に検討を進めていくことになるものと考えるところであります。また、あわせて、今後、議会の皆様とも適宜ご協議をさせていただくことにもなりますので、よろしくお願いを申し上げます。いずれにいたしましても、町といたしましては、浦河赤十字病院を維持すべく、ひいては当町の医療を守るべく考え方に立って協議していきたいと考えておりますことをご理解願います。以上でございます。
答弁 図書館長 藤田美穂
おはようございます。私のほうから久保田議員ご質問の話せる図書館についてご答弁いたします。まず1点目、入館者数5万2,108人の評価についてです。令和5年度北海道の図書館統計によりますと、当館の入館者数は、全道市町村立図書館179館のうち20番目、町村立図書館では4番目に多いです。全道の平均入館者数は4万2,624人であり、当町はこれを9,484人上回っています。さらに町村立図書館の平均入館者数は1万5,427人であり、当町は3万6,681人上回っています。人口が同規模の図書館平均2万2,553人と比較しても2万9,765人上回っており、当館の利用者数は非常に多いと判断しています。次に、1日平均175人の評価についてです。当館の1日平均入館者数は、179図書館のうち10番目、町村立図書館では3番目に多いです。全道の平均は122人であり、当町はこれを53人上回っています。町村立図書館の平均は15人であり、当町はこれを160人上回っています。人口が同規模の図書館平均66人と比較しても109人上回っており、多くの方にご利用いただいていると判断しています。次に2点目、蔵書冊数の評価についてです。当館の蔵書冊数は、図書14万7,196冊のみを比較して、全道179図書館のうち33番目、町村立図書館では9番目となっています。全道の平均蔵書冊数は11万6,784冊であり、当町はこれを3万412冊上回っています。町村立図書館の平均蔵書冊数は8万8,176冊であり、当町はこれを5万9,020冊上回っています。人口が同規模の図書館平均11万2,845冊と比較しても、3万4,351冊上回っており、蔵書冊数は、書架や書庫により適切な冊数がありますので、一概に多ければいいというものではありませんが、当館の規模に対して所蔵可能な適切な冊数であると考えます。次に、町民1人当たり13点の評価についてです。町民1人当たりの蔵書冊数13点につきましては、全道179図書館のうち47番目、人口1万人以上の図書館としては2番目となっています。全道の平均は4冊であり、当町はこれを9冊上回っています。町村立図書館の平均は11冊であり、当町はこれを2冊上回っています。人口が同規模の図書館平均10冊と平均しても、3冊上回っており、当館の蔵書数は充実していると判断しています。次に3点目、年間利用人数2万5,425人の評価についてです。当館の年間貸出利用人数は、全道179図書館のうち18番目、町村立図書館では2番目となっています。全道の平均利用人数は1万2,199人であり、当町はこれを1万3,226人上回っています。町村立図書館の平均利用人数は5,627人であり、当町は、これを1万9,798人上回っています。人口が同規模の図書館平均8,116人と比較しても、1万7,309人上回っており、多くの方にご利用いただいていると判断しています。次に、話せる図書館についてです。久保田議員ご指摘のとおり、自由に会話ができ、様々な年代の人たちに交流、出会いの場を提供することは、開かれた図書館としての可能性を広げるものと考えております。飲食につきましては、平成8年の図書館オープン当初、地階のくつろぎコーナーは飲食自由としていましたが、にぎやかになるなど、マナーの問題が発生し、その年には飲食不可となりました。現在、飲食可能なスペースとして、サンクンガーデン2か所を開放しており、日高信用金庫側は通年、国道側は冬期を除きご利用いただけます。令和6年7月からは、ペットボトルや水筒など、倒しても中身がこぼれない容器に入っているアルコール以外の飲物は持込み可能となっており、町ホームページにも掲載しています。今後も飲物を飲みながら行う事業を開催するなど、認知度を高める工夫をしていきたいと考えております。図書館内での会話についてですが、現在、図書館では携帯電話での通話や大きな声での会話はご遠慮いただいていますが、厳密に会話を禁止しているわけではありません。館内で開催する事業やイベントの際はにぎやかになることもありますし、個人的な待ち合わせや打合せで利用される方もいらっしゃいます。試験前には多くの学生が訪れ、席が足りなくなることもありますが、その際は、総合文化会館の研修室を開放しております。静かな場所と会話自由な場所のゾーニングについてですが、場所を間仕切りで分けたとしても、声が筒抜けになり、防音効果はあまり得られないと考えております。また、図書館の広々とした居心地のよい空間を区切るのはもったいないとも思っております。図書館1階入り口付近は、雑誌、新聞コーナーや児童コーナーがあり、比較的自由におしゃべりが可能なエリアとなっていまして、地域資料コーナーは奥まった静かなスペースとなっております。地階には、くつろぎコーナーがあるほか、座席や書架の配置から自然と静かな場所と会話できる場所がゾーニングされています。また、児童コーナーにはお話の部屋がありドアを閉めて読み聞かせをするなど楽しく利用できるスペースとなっていますので、こちらもご活用いただけます。図書館をより交流の場として利用していただけるよう、図書館内で開催する事業などを通じて、まずは厳粛な図書館というイメージを払拭し、親しみやすい図書館を目指してまいりますので、ご理解願います。以上です。
質問 10番 久保田誠悦
ありがとうございます。まず、1点目の浦河赤十字病院の件であります。池田町長からご答弁いただきました。ありがとうございます。池田町長からも駒澤課長からもご答弁いただきましたけれども、できる範囲で支援をしていくと、なくてはならない病院だということであります。もちろん、それを聞いて、当然のことといったらあれですけれども、安心しました。町民の皆さんは、やはり心配しているのは、看護学校が突然発表されたなという感覚だと思います。そういったことで、町長からも課長からも必要な病院であると、できる範囲で支援をしていくということについて、よろしくお願いしたいと思います。この件については、私からどうこう言う問題ではないと思っているのです。どうにもならない問題だと。具体的に、浦河赤十字病院から具体的な提案があったわけではないと、現段階でです。現段階だと思っているので、今後いろんなことがあると思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。それと、今、池田町長からお話しいただきましたけれども、やっぱり時代状況は大きく変わっていると思うのです。浦河日赤病院が85年の歴史を刻んだと。社会も大きく変わってきたと。80年前とは、恐らく人口も大きく変わってきている。管内の人口、浦河町の人口も大きく変わってきていると。やっぱり病院経営もある程度の人口があっての病院経営だと思います。そして国の政策も、医療に関する政策も大きく変わってきているということもあります。そしてまた、日高管内各町の状況もそれぞれ大きく変わっていると思います。85年前あるいは地域センター病院に指定になった当時と比べると、管内の病院もそれぞれの町の町立病院があったり、国保病院があったりと、大きく状況が変わってきていると思います。これも町長からのお話ありましたけれども、それらのことも踏まえて、これから町、浦河町、日高管内、北海道、国等々にいろんな協議をして、今もやっていると思いますけれども、今後、そういったことで関係する団体、機関と十分に協議をして詰めていただきたいと思います。これについては、答弁は要りません。それと、お金の話もありましたけれども、今回、資料要求をお願いしまして調べました。先ほど、課長からも浦河町は2億2,000万円だと思いますけれども、お話がありました。私も調べました。いわゆる義務外負担金、これは日高町村会を通して、毎年、日赤の支援、応援をしているものであります。義務外負担金は三つあるのです。看護師確保対策事業補助金、管内全体で2,000万円、これは浦河町では1,642万3,000円の負担をしています。それから、広域救急病院運営事業負担金、2,978万2,000円の事業費に対して、浦河町は2,136万8,000円の支援。三つ目の産婦人科の医師派遣負担金が1,000万円の事業費に対して、半分の500万円、浦河町が負担していると。この三つを合計すると、5,978万2,000円、日高管内7町で負担していると。5,978万2,000円、そのうち浦河町では、4,279万1,000円、率にすると71.5%を浦河町が負担している、大きな負担をしていると。浦河町は所在地ということもあって、現在でも大きな負担をしていると。これが義務外負担金の令和6年度の数字です。浦河町単独で大きく三つありました。医師確保事業補助金で880万円、それと小児救急医療支援金補助金で739万円、三つ目が救急外来医師確保補助金、これは浦河町と様似町が2町で負担したと。ほかの5町には、なかなか理解をしていただけなかった残念な結果でありましたけれども、これを合わせると、浦河町単独で1億6,819万円で、義務外負担金と浦河町単独分を合わせると、先ほど駒澤課長からもお話ありましたけれども、2億2,000万円の負担を既にしていると。そして、これから、先ほどの答弁にもありましたけれども、要はお金と人の問題なのですね。お金と人の問題ですから、これからどうお金の問題も含めてやってくかというのは、これからの話でありますから、十分に浦河町を含めて、管内7町、繰り返しになりますけれども、北海道、国等々と協議をして、何としても浦河赤十字病院を守るのだと、存続に向けて浦河町としても、その先頭に立って頑張っていくのだということをお願い申し上げたいと思います。これはお願い申し上げて、答弁は要りません。ということで、何としても、町長、課長から力強い言葉をいただきましたので、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。1点目については、以上であります。2点目の図書館の件でありますけれども、これについても、町長からもご答弁いただきました。ありがとうございます。今の時点では、なかなか難しいという判断であります。私も申し上げたように、今すぐにとはなかなか難しいだろうなということは認識しております。ただ、時代の流れとして、大きな開かれた図書館ということは、既にゾーニングではなくて、全館をオープンにしているという図書館もありました。結構あります。具体的に言うと、愛知県の安城市、遠いところも調べましたけれども、全館オープンです。別にそこで大声で話せというわけではないのですよね。そこで要するに町民交流の場、例えば浦河町民の皆さんが図書館に来て、雑誌片手にお互いに、ああ、浦河っていい町だねと、そしてお互いに安否確認をすると、高齢者の方を含めてですね。そういった図書館が今でもそれぞれやっているというお話は伺いましたけれども、よりそういったことができる図書館であったらありがたいなと思っています。それで、藤田館長からるる説明いただきましたけれども、1点目、2点目、3点目、詳しく説明いただきました。すばらしい実績を上げておられるということも重々分かりました。勉強不足だったということも、重々反省しなければなりませんけれども、なかなか町民の皆さん、あんまり分からないと思うのですね。それだけ浦河町の図書館がすばらしい実績を上げておられるということを、町民、町広報等々でもっとPRされたらいいのかなと。やっていたら、ごめんなさいなのですけれども、PRをされたらいいのかなと思います。それと、ペットボトルはオーケーということも話しましたし、今、藤田館長から飲食についても経緯もお聞きしました。それらについても、私が聞いた範囲では、ペットボトルは今でもオーケーなのだよと聞いたら、結構知らない人が圧倒的に多かったです。え、そうなのという感じでした。ぜひとも、そういったことも今でも可能なのだよということも含めて、PRしていただければなと思います。そして、開かれた図書館という会話ができる図書館ということは、でき得るならば、全館、そういった事例は全国にはたくさんあります。市立、町立図書館もありますし、特に大学、早稲田大学とかをはじめ、るる調べましたけれども、今はもう、これからはそういう時代であるということ、図書館の在り方ですね。それについては、池田町長からも、藤田館長からもお話いただきましたから、現状のことも十分理解しているつもりですし、ぜひとも開かれた図書館、次世代の図書館に向けて、内部で協議をして、今後、そういった開かれた図書館に向けて、また一歩二歩進んだ図書館にしていただきたいということをお願い申し上げて、答弁は要りませんけれども、質問を終わります。以上です。