みんなの議会

浦河町議会 令和3年第5回定例会 2021年9月14日

(1)町民の財産、町有林の今後の展望について/(2)ICT教育について

2021年9月14日、浦河町議会の一般質問で、荻野節子議員が「町民の財産、町有林の今後の展望について」「ICT教育について」について質問し、町長 池田拓、産業課参事 伊藤圭悟、教育長 浅野浩嗣が答弁しました。

質問者
荻野節子 議員
答弁者
町長 池田拓、産業課参事 伊藤圭悟、教育長 浅野浩嗣

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 1番 荻野節子

それでは、2点について、一般質問を行いたいと思います。せっかく一番なのだけれども、今日の一番最後です。それでは、2点について質問したいと思います。1点目は、町民の財産、町有林の今後の展望についてお尋ねしたいと思います。浦河町は、町有林の8,000町歩をはじめとして、道有林、国有林、民有林合わせて5万8,141ヘクタールの大きな森林資源があります。これまでも、今後の利活用、育林など多くの議論がされてきていると理解しています。今、全世界で温暖化が進み、大きな気候変動が起きています。そういう現状の中で大きな森林面積を持っている浦河町はもちろん、国立公園にもなる日高山脈をはじめ日高地方、北海道の果たす役割は大きいのではないかと思います。どこかがやるのを待つだけでなく、浦河町として現在の資源の活用、さらに今後どう発展させていくのか、しっかりした計画や展望を持つことが求められているのではないでしょうか。どうお考えでしょうか。二つ目として、国の林業の重点事業は、1、森林資源の適切な管理と林業の成長産業化の実現。2として、防災・減災、国土強靱化と災害復旧の推進としています。しかし一方で、製材業者、ハウスメーカーの要求に応えて、国内の国有林、民有林の大規模伐採を進めています。伐採した後は、再造林されず放置され、林道は高性能機器が通れる大型の林道が造られ、それが崖崩れ、山津波などを引き起こしています。山の皆伐は、表土の流出を起こし、川床の上昇を招き、平野部の洪水につながっています。全国での災害を見ていると、そのとおりかと思います。グリーン社会、SDGsの達成には、大規模な皆伐推進成長産業化ではなく、現在の状況からは地域に根差した小規模家族林業などを政策の柱に据え、森林の持つ多目的機能を生かす持続可能な森林林業政策を進めるべきかと思いますが、町としてのお考えはいかがでしょうか。昨年、産業課では、一部私有林の持ち主へのアンケート調査をしています。それらを今後の政策に生かしていくのでしょうか。結果から見て、どんな取組をしていこうとお考えでしょうか。三つ目ですが、産業として人材育成が求められていると思います。伐採、造林、集材の従業者、育成従業者など減少が続いています。人材の育成が求められているのではないでしょうか。国も緑の雇用事業を推進しています。2020年には、北海道立北の森づくり学校が開校していると聞いています。これらを活用し、人材育成を進めてはどうでしょうか。さらに森林面積の大きな浦河町、町職員の中での人材育成もすべきではないでしょうか。木の成長を見守る仕事でもあります。長い付き合いができる人材の確保も必要と私は考えていますがいかがでしょうか。四つ目として、井寒台の森林公園の整備についてです。事務事業概要で見れば、森林公園の見回りは年間56日、草刈りなどは年5回ほどとなっていますが、草刈りのほか、倒木の処理、ごみの処理などを含め、どんな整備を進めているのでしょうか。また、頂上にある展望台、相当古くなり痛みもひどくなっています。見える景色はすばらしいものです。展望台ももう少しグレードアップしてはどうか、改善計画はお持ちでしょうか。森林公園の位置づけはどうなっていますか。貴重な植物が多い絶滅危惧種もあり、十分な管理が必要と考えますがどう考えておられるでしょうか。森林については以上です。二つ目は、ICT教育についてです。GIGAスクール構想、2019年12月に国が発表し、小・中学生1人1台のタブレット、学校を高速大容量の通信ネットワークでつなぐなど、教育のICT化を進める構想が出されました。その背景は、財界安倍内閣の公教育の市場化の思惑と言われています。それは2023年度が目標でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大で急遽2020年に前倒しとなり、1人1台のタブレット、GIGAスクール構想が始まっているのです。浦河は3年前に、1人1台のタブレットが配布され、早く取り組まれてきました。今回はさらにアップされた内容です。1人1台のタブレット、私にとっては、一番分からないことです。しかし、避けて通ることのできない課題でもあります。それで、昨年の新型コロナウイルス感染症が広がったとき、一斉休校となり、子供たちはタブレットの活用で、家と学校がつながる取組が行われました。私は、浦河小学校へ行き、現場を見せてもらい、一応仕組みは分かりました。先生と家にいる生徒が一人一人つながり、先生の手元にはみんなの顔が映り、画面に出ない子には、先生が改めてつながり、みんなの顔がそろいました。なるほどと納得しました。そこで私は終わっていますが、休校でも、みんながつながれることはよしとしながらも、人間的温かみ、これまで培ってきた暮らし、子供たちの息遣いなど、機械に取って代わられてよいものかという疑問、問題意識は深まっています。そういう中でも、ICT教育、GIGAスクールは進んでいます。そこで気になること、注意して進めていくこと、人間としての成長をどう進めていくのか、幾つか正しておきたいと思います。これまで学校現場、教室で大事にされてきたことは、分からないことを「ここ教えて」と言える力。子供同士の教え合い、教えられた側も教えられたり、人間的つながりをつくりながら学んできたのではないでしょうか。様々なドラマが積み重ねられてきました。これにタブレットが変わることはできません。子供の発達に関わりなく、効率優先が進んでいくのではないのかと心配です。子供の豊かな学びの可能性を広げるためのタブレットの在り方を探っていくことが求められているのではないでしょうか。①として、ICT教育にどう取り組むのか。学校、教師間などの間で議論はされたのでしょうか。②ICT教育で学びが型どおりになり、みんなで考え、学ぶ豊かさが損なわれる危険性はないのでしょうか。三つ目ですが、特別活動、学校行事など社会性を育てる場は、きちんとつくられていくのでしょうか。今は新型コロナ禍の下で、これらは思うようになっていない。修学旅行ができるのか、運動会はどうなのか、学習発表会なども中止とか延期とかが起こっていますが、そういう現在を除いたとしても、そういう社会性を育てる場がきちんとつくられていくのか、改めて聞きたいと思います。四つ目は、学びの基礎である「読み、書き、計算」がきちんと一人一人の力になっていくのでしょうか。これらの点は考えられているのでしょうか。きちんとした理論は、教師間の間でされてきたのでしょうか。五つ目として、親、家庭の役割についての話合いなどされているのでしょうか。家に持ち帰るタブレットの管理についてのルール、話合いなどできているのでしょうか。子供と子供の間での格差、また家庭の間での格差など、それが子供たちの教育に影響していかないのか、その点はどのように考えられて、これからも進められていくのか、改めてお尋ねしておきたいと思います。以上です。

答弁 町長 池田拓

荻野議員の林業の関係、お答えしたいと思います。私、昭和52年に、この役場に奉職したのですけれども、当時は、四十数年前ですけれども、当時は浦河町内に5軒以上の木工所がありました。そのほかに森林組合では、チップ工場、それがご案内のように、輸入材に押されて、木材の価格が低迷して、残念ながら今、浦河町内に木工所は1軒もありませんし、チップ工場もありません。そうした中で、ご質問にもありましたけれども、8,000町歩近い町有林があるわけですから、この町民の財産をどうやって活用するか。私は、町長をやらせてもらって12年たつのですけれども、新築の事業というのは四つしかやっていないです。一つは、荻伏の診療所です。一つは川沿団地。一つはアエルのゲストハウス。そしてもう一つは、荻伏の町営住宅です。その四つとも、町内の町有林から切り出した木材を使って建てています。ところが、町のそこから切り出しても、ひいてくれるところが町内にないものですから、結構割高にはなるのですけれども、やはり町内でできた木材の地産地消しなければ駄目だということで、町内の木材を活用して取り組んでいます。また、その一方で、カーボン・オフセットの関係もありますけれども、チップ、それをボイラーで今やっていますけれども、それも残念ながら町内にチップ工場がないから、隣の南森林組合のほうにお願いして、南から購入して使わせてもらっている。併せてカーボン・オフセットの仕組み、町内の町有林が吸収する二酸化炭素、それをオフセットするということで、国内外の、外はないですね。国内の企業に販売しておりますし、また浦河町のふるさと納税も全てカーボン・オフセットをかけて、浦河町のお礼の品には二酸化炭素は理屈上は出さない、そういう仕組みに取り組んで、町民の皆さんに町有林を持っている、そういったようなことを還元しよう、そういう取組をしてきましたので、荻野議員から褒めてもらえるのかなと思ったのですが、残念ながら、なかなかそういうふうにはなりませんでしたけれども、これからも、そこのところは、この町有林をはじめ、ご質問のとおりの広大な面積があるわけですから、その有効活用にはしっかりと取り組んでいきたいなというふうに思います。今は、ウッドショックという言葉が使われるほど、国内の木材が急騰していますけれども、やはりご質問にもありましたように、気候変動が非常に激しい時代に、治水治山という意味での森林の果たす役割は大きいものですから、いわゆる、かつてのような大規模な皆伐だとか、そういったようなことについては、浦河町的には、少なくとも町有林ではやらないようなことはしっかりと取り組んでいきたいというふうに思いますし、また、ご質問にもありましたように、本来であれば、農水省の国の方針とはちょっと相反するというか、違うのですけれども、やはり自伐林家といいますか、自分で森林を育てて、自分で伐採して、自分で木をひいて、そしてそれを売る、そういったような取組をしている農家が本州にはありますし、道内にもあるかもしれませんけれども、本州にはありますので、そういったようなことが自然と調和した、そして魅力ある林業になっていくのかなと、そういう思いでおります。それから、ご質問の中に、職員の関係がありました。職員の関係は、今こういう時代ですから、役場で抱えるのがいいのか、あるいは町内の企業、あるいは団体を含めて、そういったようなところと町内で有意義な人材を持つのがいいのか、そういったようなこともあろうかというふうに思いますので、そこのところは、これまで同様に、町内の団体や企業の力も借りながら、取組をしっかりとしていきたいなというふうに思いますが、いずれにしても、なかなか林業に飛び込んでくれる人材がいない。そういう中で、どういう取組で若い世代に魅力のある林業となるか、そこのところはしっかりと深掘りして検討を進めたい、このように考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。これは、長年取り組んできた浦河の、特に町有林、これを町民の皆さんにどう恩恵を享受してもらうかというのは、行政としては欠かせない視点だというふうに考えておりますので、これからもしっかりと取組を進めてまいりたいというふうに考えております。また、詳細については、担当参事のほうから答弁をさせていただきます。

答弁 産業課参事 伊藤圭悟(産業課参事は2022年3月まで)

私のほうからは、荻野議員ご質問の1点目、町民の財産、町有林の今後の展望は、についてご答弁させていただきます。まず、1点目の浦河町の森林の活用、今後どう発展させていくのか、計画や展望はどう考えていますかについてでありますが、浦河町の森林につきましては、議員ご承知のとおり、町有林で7,933ヘクタール、道有林で1万296ヘクタール、国有林で2万7,201ヘクタール、私有林で1万2,711ヘクタール、合計5万8,141ヘクタールで、浦河町の総面積の約85%を占めており、この広大な森林資源を管理するため、浦河町森林整備計画や森林経営計画に基づき、森林整備を進めております。森林経営計画における伐採面積につきましては、間伐等で町有林で約350ヘクタール、私有林につきましては約1,201ヘクタールとなっております。町有林の整備事業において、伐採により搬出される流木の一部につきましては、これまで同様、先ほど町長もご答弁申し上げましたが、公営住宅などの公共施設での構造材としての利用ですとか、浦河町バイオマスエネルギーセンターへの燃料として利用してまいりたいというふうに考えております。また、私有林につきましては、令和元年度から交付されております森林環境譲与税を活用し、間伐事業などを実施する際の森林所有者の負担軽減を図るとともに、一定の事業量を確保しながら、森林が持つ多様な機能維持に努めてまいりたいと考えております。続きまして、2点目の昨年、私有林の持ち主アンケートの調査をしているが、それらを今後の政策にどう生かしていきますか、具体的にどんな取組をしていくのですかについてですが、森林につきましては、国土保全、水源かん養、木材生産、生態系保全など、多面的な機能を有しており、この機能を持続的に発揮させていかなければならないと認識しており、町有林の増林、間伐や、私有林への補助事業を行いながら森林整備に努めているところであります。また、森林経営管理法に基づき実施した意向調査のアンケートの活用方法についてですけれども、今後はこれをベースに、林業事業体に委託を検討、または希望している所有者に対し、生育している樹種や地形、森林や境界を把握するための現況調査を実施する予定であります。この調査結果を基に、整備が可能であると判断できた森林につきましては、今後、森林経営計画に盛り込んでいただき、整備を進めていきたいというふうに考えております。次に、3点目の人材育成の関連についてですけれども、町単独の担い手育成事業の関連ですが、町内には現在、個人経営の林業事業体がないということもあり、本年度につきましては、町内の林業事業体、2事業体を対象に、就業現場における安全かつ効率的な労働環境を整備するため、安全装備の助成を行い、林業の担い手の確保に努めてまいりたいと考えております。次に、北の森づくり専門学院の関係についてですが、当町も構成員となっております日高地域林業担い手確保推進協議会において、当学院に対し、地域実習の協力、支援を行うということを規約の中に盛り込んでおり、当町の2事業体においても、現段階では未実施ではありますが、実習の受入れに向けた準備をしていただいているところであります。また、昨年、浦河高校の卒業生1名が同学院に進学しているとお伺いしており、今後につきましても、当学院への進学を期待しているところであります。さらに同協議会におきましては、昨年、浦河高校、えりも高校を対象に、地域林業を担う森林担い手育成確保事業としてインターンシップを開催しており、今後も引き続き担い手の確保対策の一環として取り進めていくよう要望していきたいと考えております。また、職員の人材育成につきましては、荻野議員も心配いただいておりますが、現在コロナ禍ではありますけれども、各種研修会への参加、関係機関によるご指導をいただきながら、スキルアップを図っていくとともに、経験ある職員を中心に町民の財産である森林を友好的に活用していけるよう努めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。最後に4点目の森林公園の整備についてでありますが、森林公園につきましては、当時の浦河営林署、現日高南部森林管理署へ陳情書を提出し、昭和44年に国有林や貸付けの契約を取り交わし、昭和46年に展望台の整備をしております。現在も町民の皆さんが森林に親しむ憩いの場として維持管理を行っております。構内の整備につきましては、毎年展望台、広場、道路の草刈りをそれぞれ年2回、遊歩道を年1回実施しており、その他といたしましては、必要に応じ支障木等の伐採を行っております。また、展望台の全面改修につきましては、現時点では難しいと考えており、必要に応じ、適宜修繕を行ってまいりたいと考えております。最後に、公園内の管理についてのご質問ですが、例年、散策者の多い4月から7月にかけ、巡視業務の委託を行っており、その主な業務内容といたしましては、公園の損傷や汚損、流木の伐採、植物の採取などの巡視を行っておりますので、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

私のほうからは、荻野議員の大きな二つ目のご質問でありますICT教育についてということで答弁申し上げます。ICT、Information andCommunication Technology、要するに情報通信技術のことですけれども、これを活用した教育という押さえかなと思いますけれども、まず、1点目のICT教育に取り組むのに学校、教師間で議論をしたかということなのですけれども、先ほどお話もありましたように、当町では、今のタブレットは2世代目といいますか、その前28年の秋から入れております。そういった中で、タブレット、そのほか大型投影機、電子黒板も入れていまして、そういった議論はこれまでしてきたところであります。今はもう議論から活用の実践の段階に入っているかなということで考えているところであります。GIGAスクールということで、2年前の12月に国のほうからありまして、それがコロナで早まって、今はうちだけではなくて全国の学校のほうに、小・中学校のほうに、ICTの機器タブレットと校内無線LAN、これが整備されたところであります。そういった中で、うちは先にしておりますので、既に活用の段階で、なおかつ、周りでも始めたこともありますので、国のほうもいろいろな学習指導要領も先にそうですけれども、今回1月26日、令和の日本型学校教育の構築を目指してという答申も出ていまして、ここの中では、ICT機器を活用するのは当然だということで、たくさん文面が割かれております。国のほうからも、このICTの活用についての、文科省ですけれども、プラットフォームといいますか、実践事例もたくさん出ているところです。したがいまして、今は議論といいますか、いろいろ活用しながら、日々学校の先生方は、これをどうしたらいいかなということで進めているところであります。教育行政報告でも言いましたけれども、現職教員の研修会でも、これについて、先生方を一堂に会しての研修も行っているところであります。2点目のICTによる学び、型どおりにならないかなと。機械だからそのまま、みんな同じような学び方にならないかなということなのですけれども、そうではなくて、これまでの授業とか、学習スタイル、そういったものに加えまして、ICTのタブレットだ、電子黒板だ、いろいろなものを使うことによって、新たな教具、また文房具、教材、そういったものが、より活用できるようになります。そういったことから、これまで以上に様々なアプローチができますので、学習の質を高めること、これは増えるのかなと思っています。例えば、班に分かれてグループ学習をしますけれども、そういった中で、発言できる子もいるのですけれども、中にはできない子もいて、グループですから、わざわざタブレットでやることもないのですけれども、そういった活用もできますし、まして学級30人だ、何十人だというところで、手を挙げてということになりますと、これもまた苦手な子供もいます。タブレットを活用しますと、一人一人の考え、それをタブレットの中から、先生の近くにあります大型のモニター、電子黒板、そこに映すことができます。きっと荻野議員は、浦河小学校でもご覧になったかと思うのですけれども、そういったことも一人一人の子供たち、苦手な部分をそういったことで補いながら、今度はちゃんと自分で発言できるようになると、またそういった力もついてくるのかなと、深い学びにつながっていけるのかなと思っています。ですから、車でもありますけれども、ハイブリッドということで、これまでの古い方法とICTを使った新しい方法、ハイブリッドで学習の質が高まっていくのかなと思っております。3番目の特別活動、学校行事。これらは社会性をみんなで一緒にやって、社会性を育てる場ということで、これはそのとおりであります。そういった中で、今も申し上げましたけれども、このICTを活用することによって、さらに学習発表会とか、またいろいろな場面で、修学旅行にしても、行ったときの記録とか、発表会なんかも、タブレット、このICT機器を使いながら、より充実したものになるのかなということで、そして学校の授業よりも、個々の授業よりも、特別活動は子供たちの主体性を大切にしますので、かえって子供たちのほうは、いろいろな自由な発想でタブレット、ICT機器を使えるのかなとも思っています。そういった新たな場面になるのかな。そうした中で、全てがこのICTに変わるものではありませんので、特別活動の中で、ある学校では歌声活動とか、あと演劇をやるとか、そういったこともありますので、両方を合わせながら、より、またバラエティに富んだ社会性を育む特別活動ができるのかなと思っております。4番目の「読み、書き、計算」ということで、学力の本当に基礎となる部分がこのICTによって、身についていくのかなというお話なのですけれども、これも繰り返しになりますけれども、これまでの学び方というか、そういったものに、このICT、これをうまく組み合わせることによって、一人一人の苦手な部分にも、このICTでアプローチしながら確実に学力をつけるような、そういった機会、チャンスがよりできてくるのかなと思っております。今回、うちで入れましたタブレットには、授業で主に使うのですけれども、ロイロノートというソフト、これは双方向型の授業支援ソフトと言っていますけれども、これが入っています。そしてあと、これは前のタブレットからも入れていましたけれども、eライブラリと言いまして、ドリルのような自分で復習ができる、予習もできますけれども、そういったソフトも入れていますので、これらをうまく使いながら、そして子供たちがどのくらい勉強したかなというのも分かります。そういった子供たちの学習歴を追いながら、また、ここの部分が弱いなということも分かったりしますので、一人一人の学力の段階に応じた個別最適な指導ができるかなと思って考えております。あと、5番、6番関連するのですけれども、親、家庭の役割、あと、タブレットを持ち帰らせていますけれども、その管理ということで、先ほどのご質問の中でありましたように、結構家庭環境によって学力といいますか、これも国の調査、いろいろな書籍が出ていますけれども、そういったものも関係しているということでは言われています。ただ、そうはいっても、そこを打ち崩すような教育行政としての体制をつくっていかなければいけないということで、うちでは、タブレットはもちろんですけれども、家に帰ってそれで勉強もできます、してくださいと。あと、そのほかに、やはり学校で学んだこと、それだけだと忘れてしまうのですよね。それを学校の学びが家庭に続くような家庭学習、学習習慣、これをつけることが大切だなということがあります。その学習、家庭でやろうと思っても、ゲームをやってしまうとか、テレビを見てしまうということで、時間は限られていますので、そちらの分が多くなれば、こちらのほうは少なくなりますので、そういったスマホとかゲームとかのアウトメディアと言っていますけれども、そういったメディアから遠ざけるというか、適切に使うということで、当町では、4月に、これは昨年から準備していたのすけれども、一つには、家庭学習の習慣をつけようということで、小学校の3年生までと、4年生から6年生まで、それと中学生用、あと保護者用、先生たちに向けてもこういったチラシを作ったところです。それに合わせて、浦河町アウトメディア宣言ということで、これは社会教育の分野のほうから発信したところなのですけれども、家庭でスマホとかゲームとか使う時間を話し合って、ルールを決めましょうということで、そういったものも家庭学習の掲示用チラシとともに、アウトメディアのチラシを配ったところであります。そういった中で、家庭でもタブレットを含めながら、どういう具合な時間の使い方ということでの個々の家庭にまでなかなか入り込めないので、どうなっているかは難しいのですけれども、そういったことはしているところです。あと、タブレットの使い方のルールにつきましては、4月に教育委員会のほうから、うちのほうから、まずこういったことでというひな形を学校のほうに渡しました。各学校では、もちろんそのまま使うところもありますし、学校でまた独自なものをつくったりしながら、各家庭での、これは学習に使うのだよとか、扱い方に注意といいますか、そういったことでの使用上の注意、これは町でも作り、あと学校のほうでも個々に作り、保護者の皆様方にも理解をいただいているところであります。以上です。

質問 1番 荻野節子

先ほどの町長のお話は、これまで現在やっている町の取組、これからも人も育てていきたいということもありましたが、今のところで、伊藤参事の回答では、これから今、町有林で使っているのは、公住やバイオマスとしての利用ですが、さらに、これらは例えば伐期が来ているもの、そういうものを使っているのですか。今使っているのは、町有林の中で切る時期が来ているものを中心に使ってやっているのか、材料として必要な木を使っているのか、それはどうなのですか。

答弁 産業課参事 伊藤圭悟(産業課参事は2022年3月まで)

まず、公営住宅のほうにつきましては、用材として使える材料として普通に搬出しております。チップのほうにつきましては、間伐伐期が来た部分で整理している部分で、通常未利用材と今まで言われた部分をチップとして活用させていただいております。

質問 1番 荻野節子

では、伐期の来たものは主にチップということなのですね。そのほか伐期の来ているものでの今後の使い方などは考えているのですか。

答弁 産業課参事 伊藤圭悟(産業課参事は2022年3月まで)

これにつきましても、新たな部分でということになってくるかと思うのですけれども、その辺につきましては、今後検討していきたいというふうに思っておりますし、ただ、今のところチップにつきましては、かなりの量が、今回バイオマスエネルギーセンターのほうで利用されておりますので、多分そちらのほうに使われることが多いのかなというふうに考えております。

質問 1番 荻野節子

これから増えていくのではないかというお話ですけれども、そういう木を切った後の造林とか、整備というのは、それは考えられているのですか。

答弁 産業課参事 伊藤圭悟(産業課参事は2022年3月まで)

まず、造林につきましては、先ほど、町長も皆伐については、町有林の関係になってくるとは思うのですけれども、皆伐について今のところ当面考えていないとおっしゃっておりましたので、当面は、間伐をしながら、伐期を迎えた分については、間伐を進めながら樹木の生育状況に努めていく、今大きな木をつくるだとかということで努めていきたいというふうに考えております。

質問 1番 荻野節子

もちろん皆伐というのは、するべきではないよね。先ほども言いましたけれど、大きな災害が起きるのは、山を丸裸にしてしまったり、その後、造林をしないという、そういうことですが、今の町有林の中で皆伐は考えていないけれども、今後どう考えているのかということが、なかなか出てこなかったのだけれども、そういうところへの新しい植林とか、そういう整理していった後への植林とか、そういうことは考えていないのですか。そういう方向は持っていないのですか。

答弁 産業課参事 伊藤圭悟(産業課参事は2022年3月まで)

議員のおっしゃられるとおり、森林資源については、今後、循環利用という形にしていかなければならないというふうに考えておりますので、植える、育てる、使う、植えるという形に、当然なっていくのかなというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 1番 荻野節子

それから、二つ目のところですが、この前、山を持っている人だけではなくて、森林、林業に対して、もっと関心を持つ人、そういう人もやはり必要なのではないかと思うのだけれども、先ほどの私有林、ごく一部の私有林の調査の中では、結局回答があった人の多くは、できれば専門家に任せて整理したいという、そういう話で先ほどの林業業者に委託していきたいという回答が、回答された中では多かったので現況調査をしていくということなのですが、そういう中で改めて、そういうそれだけではなくて、改めて木を育てることに向き合ってもらう、そういう取組は、町としては整理だけではなく前へ進める、そういう考えはお持ちではないのですか。

答弁 産業課参事 伊藤圭悟(産業課参事は2022年3月まで)

ちょっと質問されていることと、ちょっと答弁が違うかもしれないのですけれども、深く知ってもらうという意味なのですけれども、そこの部分については、先ほど浦河高校のほうに行って、インターンシップをやっているというお話の中の一つと、それと別に、職業人シェア講座というのをやっていまして、一つの学年の皆さんを対象に、こういった部分で林業についてのお話をさせていただいているという意味でいけば、若いうちにそういった林業に興味を持つきっかけができているのかなというふうに思っております。

質問 1番 荻野節子

その気持ちをこれからもさらに伸ばしていってもらい、若い人だけではなく、退職した人なども含めて向き合っていける、そういう取組も、特にああいう私有林の回答を見ると、その辺りでももうちょっと興味を持ってもらえる取組をしていく必要があるのではないかと思いますが、どうでしょうか。

答弁 産業課参事 伊藤圭悟(産業課参事は2022年3月まで)

その部分につきましては、今後アンケートの結果を踏まえた上で、広報等で、またそういった形で皆さんに、そういった部分の周知だとかをさせていただけたらなというふうに考えております。

質問 1番 荻野節子

それから、先ほど町長も言っていましたが、本当に町内の林業業者、林業に携わる人とか業者が減っていて、この間頂いた資料では2軒しか、1軒は個人だけれども、1軒は森林組合ですから、そこにいろいろな人が入っているにしても、本当にこれではこれからの膨大な財産を本当に守り、育てていくというのはなかなか厳しいので、本当に人材育成は、本当に急がれて、急いでも駄目なのでしょうけれども、必要だというふうに思いますが、本当に力を入れて、若い人を待っているだけではなく、積極的に若い人や、それから退職した人なども含めて進めていく、そういう意識的な取組が必要ではないかというふうに思うのですが、そこは重ねて聞きますけれども、どうなのでしょうか。

答弁 産業課参事 伊藤圭悟(産業課参事は2022年3月まで)

その部分につきましては、確かに資料要求の中で出した部分でいくと、町内の林業者に対して15名程度ということでご案内していると思うのですけれども、実際のところ、うちで調べている範囲ではもうちょっと、2事業体のほかに町内の方で、ほかの事業者に勤めている方も、別のアンケートというか、聞き取りなのですけれども、そうするともう少しいらっしゃるのかなというふうに思うのですけれども、いずれにしても浦河が抱えている町有林はこれだけ広大な部分もありますので、そういった部分は検討させていただきたいなというふうに考えております。

質問 1番 荻野節子

そこのところは、やはり力を入れていく必要があるのではないか。そういう取組についても進めていってほしいと思います。それから、森林公園のことですが、ここのところは鳥獣保護区になっていて、自然観察教育林と、そういうふうにもなっていると私たちは理解しているのですが、毎年、あそこで植物観察会を博物館友の会でやっていて、この公園は全域が鳥獣保護区及び自然観察教育林に指定されているというふうに私たちは認識してやっているのですが、そこにふさわしい管理が必要ではないかな。その管理に携わっているのは、見回りは高齢者事業団、整備は日高森林組合、こういうところで、どちらの職場も、町有林の管理はほとんど森林組合ですよね。高齢者事業団は、あちこちから希望があって草刈りがいろいろあるから、なかなか大変なのですけれども、やはりそういう鳥獣保護区、自然観察教育林にふさわしい管理というのが必要ではないかというふうに、今なかなか大変だとは思いますが、結構倒木がそのままになっていたり、大型のごみが散乱していたり、下のほうですよ、上のほうではなく。そういうのも見かけるので、やはりもうちょっと管理が必要ではないかと思いますが、どうですか。

答弁 産業課参事 伊藤圭悟(産業課参事は2022年3月まで)

その部分につきましては、所有者がどなたかなのかという部分の非常に微妙なところだとは思いますので、その辺を精査させていただきたいなという部分と、管理の部分につきましては、ご心配されているところもあるので、うちのほうも今後、巡視に当たられている団体につきましては、そういった部分ももう少し気をつけて見ていただくようにお願いはしていこうというふうにも思っておりますし、国のほうの所管の土地になってまいりますので、あくまでもうちが貸付けの許可をいただいている部分は、先ほど草刈りをしている場所になってきますので、そこら辺は、所管のほうの担当部署であります森林管理署のほうとご相談をさせていただきたいというふうに思っております。

質問 1番 荻野節子

結果としては、持ち主のところに行くのでしょうけれども、活用しているのは浦河の町民なわけで、そこのところは、ぜひきちんとした話合いをして、あそこは大事な地域なので、きちんとした管理が私は必要だと思っているのですよね。春になるとミズバショウと、それからヤチブキのすごい花ざかりになる湿地のところが入り口付近に森林公園の入り口ちょっと登っていったところで左側にあって、そこに何か突然作業小屋みたいな大きいのができて犬がワンワンほえているのですけれども、そこに大型の水道のメーターを入れる入れ物みたいな黒いプラスチックのものが、わんわんと流れていったり、拾いに行けないのですよね。湿地なので、ずぶずぶと何回か挑戦したのだけれども行けないですよね。だからそういうものがあると、ここに滞在する人の案内もしていると聞いていたので、やはりああいうのはふさわしくないな。そういう管理がちゃんとできるように、やはり話し合ってほしいなというふうに思うのと、あそこは、本当に貴重な場所で、観察できる植物は80種以上、コケ類も20種類以上あって、そしてキノコや樹木も豊富なところですし、コウモリだとかアカゲラだとか、そういう鳥類も結構見られるところですので、やはりそれにふさわしい管理が必要ではないかというふうに思うのですよね。それと、そういうことでぜひ話し合って、最善の取組をしてもらいたいということと、展望台には、日高山脈の名前がずっと書いた、あれは昭和42年につくった、色あせてひどいのですけれども、せっかくつくったのなら、やはりほかの人が、私たちはこのようなもので我慢と思うけれども、よそから来た人、結構隣町とか、札幌から団体で来ていた人たちにも会ったことがあります。植物の観察などで。そういうところなので、あそこの展望台もペンキぐらいは塗ってほしいと思いますが、どうですか。

答弁 産業課参事 伊藤圭悟(産業課参事は2022年3月まで)

その部分につきましては、現在ちょっと優先的に町有林の施設につきまして、今現在、望洋の森ですとか、そういった施設整備に当たっている部分がありますので、順次、そういったところが終わり次第になりますけれども、検討していきたいというふうに考えておりますので、ご理解をお願いします。

質問 1番 荻野節子

それと人材育成の話ですけれども、私は、町長も話をされていましたが、やはり若い人が今、この北の森学校もできた、そういうところへ行き勉強するのも大事だけれども、浦河町の役場の中でも、やはりきちんとした育成を考えたほうがいいのではないかと、そこは町長と私の考えは違うかもしれないけれども、昔は町有林や林務課と下線が引かれてあったのですけれども、今は先ほども言ったように、それほど木が売れなくなっているから、人件費も出なくなっているからなくなったのはあるのだけれども、やはりちゃんと専門家をこの中でも育てていくということが大事なのではないかと思って言ったときに、職員を配置していきたいという答弁をもらったように私は思っているのですけれども、1年とか2年で変わるので、やはりちゃんと町有林を分かって、次はどうするかという、そこまでちゃんと考えていく職員をつくったほうがいいのではないかと、私は思っているのですけれども、その点はいかがなものでしょうか。

答弁 町長 池田拓

人事管理の問題だというふうに思うのですけれども、この間、何回か様々な場面で私は答弁させてもらったと思うのですけれども、管理職の皆さんにとっても、議員の皆さんにとっても、あるいは私にとっても、その道、そこのセクションはあいつに聞けばいいというのは、非常にいいというふうに、いい面もあるというふうに私は十分理解しています。ただ、リスクマネジメントということで考えれば、しばしば公務員の様々な事件、事故、報道されますけれども、その多くは、その人に全部任せていた、そういったようなことが、それが全てではありませんけれども、結構多いのですよね。私自身は、仕事がやりづらくなる、何がある、様々なことを分かりつつ、やはりそれは、そういったようなことが起こらないような、そういう人事的なマネジメントをしていきたいなというふうに考えています。ですから、職員の希望もある、議会の希望もある中で、定期的に変えてきたのは、そういう意味では、そういう狙いがあった。おかげさまで、ここ十数年、大きなこともなくやってきましたけれども、それが逆に、3年、4年で回していくことが、視野の広い人間を育てるのだろうけれども、専門的な深い人間はなかなか育ちにくいという弱点もあるということも十分承知していますけれども、そこのところは、なかなか私がいる限りは、ご質問の趣旨には応じかねるかなというふうに、私自身は考えております。

質問 1番 荻野節子

やはりそこのところは、そういう答えかなと思ったのですが、私がいる限りは変わらないということですかね。いや、そういう考え方もあると思いますが、そういう中で、多くの職員が町有林に一人でも多く興味を持って、意見なども言えたり、取組などもできるようになっていけば、それはそれで、一人の専門家だけを置いておくのがいいのか、いろいろな人が町有林のことが分かる、そういうふうなのがいいのかというのは、議員には人事権もありませんので、町長に、理事者にお任せするしかないと思いますが、でも、これからの林業の果たす役割は大きいと思うので、ぜひ努力をお願いしたいと思います。二つ目なのですが、ICTのことですが、文科省は、お金をいっぱいかけて今進めていますが、議論より活用ということで浦河は進めているということでいいのですが、やはり社会性というのが、本当にこれで育っていくのかなというふうに思いますが、今朝のテレビで、東京の小学生かな、6年生に聞いたら、やはり友達と話ができない、画面を見てやっていると。やはりそういうことを言っていた子もいたですし、そこのところは、教育長はどうお考えですか。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

画面でということで。基本は、学校は集まっての学びの場であります。オンラインというのは、今コロナ禍で感染が厳しいという、そういった中での去年うちの町でもありましたけれども、今年もやったこともありますけれども、それもイレギュラーといいますか、それは特別な状況かなと思っています。ですから、それは別にして、ふだんの学びの中で子供たちが顔と顔を合わせながら、そこにICTの機器が入ってきて、そういった中で、よりお互いまた学習を通じて、社会性とか学び合いとかということで人間性が育ってくるのかなと思っています。以上です。

質問 1番 荻野節子

子供たちは本当に柔らかいというか、考え方があまり固定観念にとらわれないし、そういう点で、すごくいいのだけれども、先生と話した中でも、特に発言の苦手な子が、先ほどもおっしゃっていましたけれども、そういう子がタブレットを使うことで、ちゃんと答えを書いて先生のほうに送れる、それで、ああこの子も分かっていたのだなという、先生側の安心もそういうところで見ることができるというふうにおっしゃっていたのですが、だけれども、不得意な、不得手な子、そこのところ、それから意欲がない子、そういう子は、なかなかみんなの中に入ってこない。それで言えばできるという、そういう差みたいなのがあるというふうにおっしゃっていましたけれども、そういうようなところは、現場の先生たちの取組の中で解決していくという方向ですかね。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

今、荻野議員がおっしゃったような、個々で先生方で確認。また、子供たちもタブレットの操作ができなかったらまた教え合うという場面もありまして、そういった意味で、国のほうでもデジタル庁ということで、国全体もそういった流れになっています。これからSociety5.0ということもありますので、ふだんの授業の中でそういったことを活用しながら、そこでの操作自体についても教え合うということで。先生方もそういったことに、一人一人の子供に気を配りながら指導していくことになります。以上です。

質問 1番 荻野節子

ただ、そういう中では、やはり教師自身の力の差というか、そういうのも出ていて、今、町内の学校の中でも、それなりの進み方に格差が出ているということも聞いたのですけれども、そういう点は押さえられているのですか。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

今おっしゃったようなことについては把握しております。そういったことから、全体で集まる研修会とか、あと情報教育部会というものもありまして、そういった中で学校間を超えて、一緒の場で研修する。それをまた自分の学校に持ち帰ってということで、今、多少凸凹ありますけれども、これがそろってくる、高い位置でそろってくるようなことで、先生方のそういった研修を進めていきたいと思っています。以上です。

質問 1番 荻野節子

先ほど家庭での時間の使い方など、社会教育のほうからチラシを作って出していると、そういうことだったのですが、それを受け取る親の側の格差もあるのではないか。私は、私の子育ての時代に、これがなくて本当によかったなと思い、あったら私はついていけない親になるなという、そういうことなのですが、そこのところの問題はどうなのですか。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

議員がおっしゃりますように、家庭によってかなり凸凹があるかなということは認識しています。そういった中で、これも少しでもということで、家庭教育推進運動というものを社会教育の側で今進めていますけれども、その中の一つの取組としてアウトメディア宣言、チラシ、日ハムB・Bにも一役買ってもらいまして、そこにB・Bを乗っけたりしながら行っているところであります。昨年、家庭学習、そういったアウトメディアをどれだけ使っているかという調査を行いました。アンケート調査。1年たってどうなったかなということでの調査も、この秋に各学校を通じて子供たち、親たちの目から見てどうだということでの比較をしようと思っていますので、またそういったことを踏まえながら、さらにもっと踏み込んだアウトメディアといいますか、家庭学習の習慣をつけたり、あと、基本的な生活習慣をつける、そういった取組を進めてまいりたいと思っております。以上です。

質問 1番 荻野節子

そういう家庭での差、子供たちの力の差、そういうのがICTの導入によって顕著になってくるのであれば、これもまた別な問題として、子供たちがきちんと学力をつけていく、そういう面での新たな問題になるかと思うのですが、やはり今始まったところですから、そういう格差が起きないよう、家庭でも、学校の中でも、そういう取組をきちんと進めていってほしいし、親の意見や教師の意見もきっちりと聞いていく、そういう中で解決していく、そして前へ進んで行くということが必要ではないかというふうに思っています。それと、学校で聞いた中では、今年入られた、採用されICTの支援員の方が、すごく優秀で、先生たちの大変な助けになっている。そういうことで、今、学校の差をできるだけなくしていきたいというのが、浦河小学校の先生の感想でした。それと、機械も本当に前から見たらすごく使いやすくて、すごくいいという、ついてきたペンが非常に力を発揮している、その辺りを私、何かなと思いましたけれども、これがすごく力を発揮しているということと、支援員の先生がプロ級で、そして、いろいろな疑問に対しても、きちんと答えられる人で、今、各学校、時間と日にちを決めて回っているということで、それは一つよかったかなと。そういう中で、やはりちゃんと子供たちにも力をつけてもらい、学校間の格差をなくし、先生たちやお母さんたちも安心して進めていける、そういうものであってほしいし、せっかくやるのであれば、本当に子供たちの力になり、さらに生きていく力になって、この大きな成長ができる、そういうものに育っていけばいいなと、私は思いますし、心配な面もありますけれども、そこのところは、問題意識をしっかり持って、改善に力を尽くしてほしいなと、そういうことで、答えはいりませんが、よろしくお願いしたいと思います。以上で終わります。

出典:浦河町議会 令和3年第5回定例会 2021年9月14日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる