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浦河町議会 令和2年第6回定例会 2020年9月15日

感染症と向き合った高齢者福祉・介護政策と今後について

2020年9月15日、浦河町議会の一般質問で、飯田美和子議員が「感染症と向き合った高齢者福祉・介護政策と今後について」質問し、保健福祉課参事 芝田武生が答弁しました。

質問者
飯田美和子 議員
答弁者
保健福祉課参事 芝田武生

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 15番 飯田美和子

発言通告書に基づきまして1件について質問をさせていただきます。感染症と向き合った高齢者福祉・介護政策と今後について。我が国の高齢者人口は団塊の世代が65歳以上となった平成27年には3,387万人となり、令和7年には3,677万人に達すると見込まれています。その後も65歳以上の人口は増加傾向が続き、令和24年にピークを迎え、その後は減少に転じると推計されています。総人口が減少する中で65歳以上の方が増加することにより、急速な高齢化が進んでいます。浦河町においても、高齢化が進んでおり、独り暮らしの高齢者のみの世帯も増加しています。介護サービスの必要性がますます高まっています。また、7期計画、平成30年から32年度まででは、従来の事業を継承しつつ、新たに生活支援体制整備事業としてコーディネーターの配置を行い、また、6期計画期間中にスタートした在宅医療、介護連携、認知症高齢者支援等を深化させて、高齢者福祉及び介護保険事業の推進を目的に策定されてきました。高齢者の方が動かなくなる、また、話をしなくなるというような状態が続くことにより、身体の機能が低下して、本当に動けなくなったり、話ができなくなったり、認知機能が低下したりということが予想されます。また、転倒などを予防するにも日々の運動が大切です。ですが、今年は新型コロナウイルス感染症により、医療、老人福祉、介護予防の分野において大きな課題が生じました。3密を避けながら感染予防を心がけながらの事業はとても大変でありますが、高齢者の方々にとってはとても必要なことです。今までとは違う感染症予防を見据えた老人福祉、介護政策をどうしていくのか、また、来期から始まる老人福祉介護計画についてどのように考えていくのか、お聞きします。感染症と向き合った高齢者福祉・介護政策と今後について。1、第7期の浦河町老人保健福祉計画及び介護保険事業計画の最終年度となるが、高齢者等現状と将来推計について計画どおりの推移となっているか。2、現在行われている介護サービスにおいてコロナウイルス感染症の影響はあるか。3、これまで順調に地域包括ケア体制が確立されてきたが、今年においてコロナウイルス感染症の影響はあるか。4、2025年には町内の65歳以上の高齢者も800人もの方が認知症になると推定されている。今以上にマンパワーが必要だと考えるが、町としての見解は。5、様々な行事などが自粛される中で、コロナウイルス感染症と向き合いながら、浦河町が掲げる地域が支え合い、高齢者が生きがいを持って自立した暮らしができる浦河町を実現するために必要なことは何か。町としての見解は。以上です。

答弁 保健福祉課参事 芝田武生(保健福祉課参事は2022年3月まで)

感染症と向き合った高齢者福祉・介護政策と今後についてということで、5点にわたってご質問あった件について答弁させていただきます。①第7期浦河町老人保健福祉計画及び介護保険事業計画の最終年度となるが、高齢者等現状と将来推計について計画どおりの推移となっているかでございます。第7期介護保険計画では、計画最終年度の65歳以上の高齢者数を3,947人と見込んでおりましたが、9月1日現在では3,99 2 人 とな っ てお り、計 画 比 1 . 1% 増 となっております。要介護認定者は748人と見込んでおりましたが、735人となっており、計画比1.7%の減となっております。介護保険給付費につきましては、昨年度実績となりますが、計画値11億8,146万4,000円に対しまして12億345万1,000円の実績となり、計画比1.9%の増となっており、おおむね計画どおりの推移となっております。②現在行われている介護サービスにおいてコロナウイルス感染症の影響はあるかでございます。介護サービス自体には、入所施設、通所訪問系ともにコロナウイルス感染症における影響はありませんでした。しかしながら、入所施設においては、家族等への面会制限、通所訪問系では体温チェックやマスクの着用のお願いをしているところでございます。③これまで順調に地域包括ケア体制が確立されてきたが、今年においてコロナウイルス感染症の影響はあるかでございます。国の緊急事態宣言や北海道の休業要請等を受け、町としても町が主催するイベント、行事等を実施する際の新型コロナウイルス感染症対策についてに準じて、町主催、共催の不特定多数の集まる場、飲食を共にする場、屋内活動を当面の間、中止、延期を行ったところでございます。また、これに伴いまして、包括支援センターでは、4月下旬より5月までの間に、高齢者の方が外出自粛の状況下で生活に不安を抱えていないかという思いから、65歳以上の独居の高齢者の方に電話がけを行ったところでございます。④2025年には町内の65歳以上の高齢者も800人の方が認知症になると推定されている。今以上にマンパワーが必要だと考えるが、町としての見解はでございます。飯田議員がご指摘のとおり、高齢者数、認知症者数は増加傾向にあり、今以上にマンパワーが必要になると認識しております。浦河町といたしましても、うらこれ事業も含まれる生活支援体制整備事業における医療や介護サービスのみならず、介護予防・日常生活支援サービスの担い手の育成を実施し、新たな資源開発につなげ、地域住民が主体となって、お互いを支え合い、活躍できる体制づくりに取り組んでまいりたいと考えております。また、今年度からは、介護福祉士等の受験等に必要な助成金制度にも取り組んでいるところでございます。⑤様々な行事などが自粛される中で、コロナウイルス感染症と向き合いながら、浦河町が掲げる地域が支え合い、高齢者が生きがいを持って自立した暮らしができる浦河町を実現するために必要なことは何か。町としての見解はでございます。コロナウイルス感染症と向き合うために感染対策を行うのはもちろんでございますが、基本的な浦河町の考え方は大きく変わるものではないと考えております。現在までに平成26年度の住民参加型生活支援等推進事業から地域のうらこれ活動が始まり、うらこれリーダーの活動がスタートいたしました。平成30年度には生活支援コーディネーターを設置したことから、まず生活支援体制整備事業を知ってもらうことが重要と考え、第7期介護保険計画の中で取り組んでいるところでございます。第8期介護保険計画では、次のステップといたしまして、地域課題の解決のため、需要に見合った地域資源の開発を行うための期間になると考えているところでございます。また、この事業の効果は即効性のあるものではないため、中長期的なスパンで効果が現れるものと考えておりますので、ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。以上です。

質問 15番 飯田美和子

ありがとうございます。1番目の介護サービスのことで、介護給付が11億8,000万円だったのが、1.9%増 の 1 2億 3 , 4 00 万 円 と かと い う数 字だったかと思うのですけれども、こちらの増の要因について、分かる範囲で教えていただきたいのですが。

答弁 保健福祉課参事 芝田武生(保健福祉課参事は2022年3月まで)

こちらの介護保険給付費の増についてなのですが、基本的にサービス料がかなり増えています。やはりいろいろ認知症の方とか、そういうのが増えてきていまして、それに対するサービスを行う場面が増えてきているので、その分で介護給付費が上がってきているということでございます。以上です。

質問 15番 飯田美和子

2番目については、先ほどコロナウイルス感染症の介護サービスにおいては影響がないということでしたので、こちらのほうは結構です。3番目の地域包括ケア体制についてちょっとお尋ねしたいのですが、緊急事態宣言以来、町が主催するイベント、不特定多数の集まる場が延期になったり中止になったりとかということだったと思うのですけれども、うらこれ事業については、各地域での事業については、緊急事態宣言のときはきっとお休みだったと思うのですけれども、今はどういうふうに、各地域でどのようなやり方でされているのかということを把握していれば教えていただきたいですが。

答弁 保健福祉課参事 芝田武生(保健福祉課参事は2022年3月まで)

うらこれ事業の関係なのですが、休止していたのは各施設が使えない状態になっているときは全て中止という形で行っていましたが、それが解除されました段階から、各うらこれリーダーさんにお願いして事業を進めてもらっているところです。ただ、基本的に3密等、そういう感染症対策の部分ではお願いして行っているところでございます。

質問 15番 飯田美和子

地域包括支援のほうは本当に町にもいろいろと考えていただいて、各地域でそういったことを行っていただいて本当に助かっているのですけれども、まちなか元気ステーションのカフェも今お休みしていると思うのですが、あそこは商業施設なので、もし何かあったら大変ほかの商業をされている方にもご迷惑をかけたりとかするかもしれないので、なかなか簡単には再開することはできないと思うのですけれども、感染症対策を行った上で将来的に再開するという考えというか、そういうのがあれば、今の現状ではまだやるとか言えないかもしれないですけれども、感染症対策をした上でやるということになると、どのようなことが考えられるか、教えてください。

答弁 保健福祉課参事 芝田武生(保健福祉課参事は2022年3月まで)

カフェの関係なのですが、議員ご指摘のとおり、商業施設の中に入っているものですから、私たちのところでコロナが発生するということになると、商業施設全体を休んで消毒等、あと休業補償とか、そういうのもいろいろ発生するのかなというふうな思いから、なかなかすぐにというふうにはいかないのですが、今回の補正のほうでも上げさせていただきましたとおり、7月に外食産業のガイドラインというのが出ていまして、それに合わせた形で、例えばお客さんが座る席に全部パーティションをつけたりとか、カウンターにも一人座るところにパーティションをつけたりとか、あと、席を間引きしたりとか、そういうことプラス手指消毒、当たり前のことなのですが、マスクをつけてもらうとか、時間を短縮とかという形で少しずつですが、いきなり100%はできないと思いますが、10%なり20%なりという形のカフェの運営のほうはしていきたいなというふうに考えております。ちょっと正確な時期的なものは、まだどういうふうに進めていくかということを中でもまだ話合いをしていませんので、そこら辺の時期は不明ですが、なるべく早く高齢者の方に集まっていただける場を提供したいなというふうには考えております。以上です。

質問 15番 飯田美和子

分かりました。4番目は先ほどご説明いただいたとおりで、本当にそうだと思います。あと、5番目、最後になりますけれども、コロナウイルス感染症と向き合いながらということですけれども、浦河町の考え方としては従来どおりの計画の進め方で変わらないということを確認させていただきました。8期、地域課題の解決のためにも、中長期的なスパンでやっていくというお話でしたけれども、今現在もやっぱり家から出られないでいる高齢者の方とかは結構いたりして、出られないというか、自分が外に出てコロナウイルスにかかってしまったら大変なことになるというような持病を持っていらっしゃる方とか、出かけられないというようなお話も聞きます。だけれども、高齢者の方たち、運動をしたりすることとか、話したりすることで認知機能の低下を防ぐことができますので、今後も地域で、介護計画の中でもありますとおりに、住み慣れた町で高齢者が生きがいを持って自立した生活ができる、そういった計画を来年度つくっていただきまして、実行していただければと思います。以上で終わります。

出典:浦河町議会 令和2年第6回定例会 2020年9月15日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる