みんなの議会

浦河町議会 令和2年第4回定例会 2020年6月17日

(1)新型コロナウイルスとの共存を見据えた学校教育について/(2)巨大地震・津波に対する備えと避難所について

2020年6月17日、浦河町議会の一般質問で、飯田美和子議員が「新型コロナウイルスとの共存を見据えた学校教育について」「巨大地震・津波に対する備えと避難所について」について質問し、教育長 浅野浩嗣、総務課長 小野多圓が答弁しました。

質問者
飯田美和子 議員
答弁者
教育長 浅野浩嗣、総務課長 小野多圓

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 15番 飯田美和子

今回は、通告に従いまして2件について質問させていただきます。まずもって、このたびの新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。また、コロナウイルスによって様々なところで影響を受けられた皆様にお見舞いを申し上げます。新型コロナウイルスの感染が世界的に流行してから、今まで当たり前だと思っていた私たちの生活はまたたく間に変わりました。そして、手洗いやせきエチケット、生活の中での除菌など、基本的な感染症対策をしながらの毎日となりました。感染症対策を考える上で重要なポイントとしては、いかに大流行、パンデミックを防いで医療危機に陥らないようにし、大流行する前に迅速な封じ込め対策を行い、流行のピークを後らせることが最も重要と専門家チームの方々の見解も示されました。今回の新型コロナウイルスの感染拡大で様々な問題があぶり出され、新たな課題が表面化しました。また、これから第2波、第3波とやってくることを想定して、私たちの健康を保ちながら経済を回していく新たな生活様式が求められています。道内の公立小中学校においても、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、令和2年4月20日から5月6日までの期間一斉休校となりましたが、国の緊急事態宣言の期間が5月31日まで延長されたことを受け、学校の臨時休校も延長となりました。このように長い休暇を強いられる中、学校で学べない不安、部活ができない不満、学校行事はどうなるのか、修学旅行は、今年度学ばなければいけないことをちゃんと最後まで学ぶことができるのか、また、次の波が来たときどうなるのか。子供も、そして保護者も、先の見えない新型コロナウイルスとの共存に不安な思いを感じながら過ごしています。これを踏まえ、通告に従い質問いたします。新型コロナウイルスとの共存を見据えた学校教育について、1、町内の小中学校は通常授業が再開されたら、今後の授業日程はどうなるのか。また、夏季、冬季休暇は。夏休み期間の授業になれば暑さ対策は。2、今回のコロナウイルス対策で授業数が120時間なくなる中で、必要な時間をこなすことが優先されると思うが、今まで行われてきた学校行事はどうなるのか。3、今後はソーシャルディスタンスを保ちながらの授業となると思うが、感染防止の観点からできなくなるような授業が出てくるのか。例えば体育の実技など。4、コロナウイルスによる感染がまた拡大し、第2波、第3波が来た場合、小学校、中学校においてオンラインでの授業など想定しているのか。5、長期にわたる臨時休校から授業がなくなり、部活動、また学校行事がなくなるなど、今までにない対応を強いられ、心のケアが必要な児童生徒がいるのではないかと思うが、そういった児童生徒に町としてどのように対応していくのか。6、コロナウイルスとの共存を見据えた浦河町の小中学生の教育の機会均等の確保について、浦河町として、どのように考えているのか。次に、巨大地震・津波に対する備えと避難所について。今年の4月内閣府は、北海道から岩手県の太平洋側にある日本海溝・千島海溝沿いで巨大地震が発生した場合の震度分布と津波の高さに関する推計結果を公表しました。マグニチュード9を超える最大クラスの地震により北海道で震度7の揺れに見舞われ、北海道や岩手県では高いところで30メートル弱の津波が押し寄せるとのことです。推計は、東日本大震災を引き起こした東北地方太平洋沖地震の震源域に隣接する日本海溝北部から千島海溝を対象に、内閣府の下に置かれた有識者検討会が行いました。北海道から岩手県の沿岸で調査されてきた過去6,000年の津波堆積物の資料を活用し、最大クラスの地震として、三陸・日高沖でマグニチュード9、十勝・根室沖でマグニチュード9.3という二つの領域での地震に分けて分析されました。この二つのモデルを想定した場合、北海道から岩手県の太平洋側の広い範囲で強い揺れが起き、北海道厚岸町と浜中町で震度7、釧路市や青森県三沢市、岩手県陸前高田市など震度6強が見込まれるということです。また、地震に伴って、東日本の太平洋沿岸の広い範囲で大きな津波が発生するとのことで す 。北 海 道 え り も 町 では 2 7 . 9 メ ー トル、道内では、根室市からえりも町にかけて10メートルから20メートルを超え、浦河町においては最高で14メートルが予想されたところです。推計結果により今後見直しが予想されるところですが、現在、新型コロナウイルスの関係もあり、今後の避難所の在り方、感染症対策を踏まえた運営が求められるところですが、これを踏まえ質問いたします。また、先ほどの櫛桁議員の質問と重複する部分の答弁については結構です。巨大地震・津波に対する備えと、避難所について。1、今年の4月21日に内閣府による日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震モデル検討会から予想される地震と津波から、当町のハザードマップの変更はあるのか。2、事前の防災対策として、日頃から地域防災力の向上を目的とした町民参加型の図上訓練や避難所運営訓練などが有効と考えるが、昨年度において、どれぐらい取り組まれているのか、コロナ禍ではあるが今後の予定はあるのか。3、新型コロナウイルスの感染拡大の中、災害からの避難の在り方を考える必要があると考えるが、あらゆる人が災害から命を守るためにも、予防を兼ねた避難所運営が必要と考えるが、災害時の三密リスクと避難所運営に対する町の考えは。4、今回の想定公表を受け、大切な命を守るためにどう備えたらよいのか、今やるべきことは何か、町としての考えは。以上です。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

飯田議員の新型コロナウイルスとの共存を見据えた学校教育についてということで、全部で6点のご質問がありましたので、順番にお答え申し上げます。まず1点目の今後の授業日程、特に長期休業、これについてのことなのですけれども、6月から学校のほうは再開ということになりましたけれども、4月20日から休みということで、かなり休んだことになります。現時点におきまして、年間授業時間数でいうと、学校により多少差はありますけれども、大体120時間程度、日数でいえば20日間程度短くなっています。このことから、授業時間数、これを確保しなくてはいけないのですけれども、そのために年間指導計画、各教科ごと、全体でも立てています。あと学校行事、そのほかの特別活動というのも、その時間の中に入れているのですけれども、それを見直していく。そして、やはり夏休み、冬休み、ここにも手をつけなくてはなりません。ということで、今の段階では、7月いっぱいまで授業を行い、夏休みは8月1日から8月16日までの16日間、そして冬休みですけれども、こちらのほうは12月26日から1月11日まで17日間ということになります。ということで、全部の町内の小中学校統一して行うことにしております。もともと年間で長期休業は夏と冬合わせて50日間なのですけれども、それが今回は16、17で33日間ということになりました。あと、夏に遅い時期までやりますので、熱中症対策ということなのですけれども、当然のことながら、教室の換気には十分努めていきます。それでもなおという状況にあれば、学校のほうでも判断すると思いますけれども、水筒を持ってきてもらって、授業時間中も必要に応じて給水というか飲む、そういったことも対応が必要になるかなと思っております。次に2番目の学校行事ということなのですけれども、学校も勉強だけやっていればというわけではなくて、年間を通して行事を行いますけれども、主な行事のことについてお答え申し上げます。行事については、一つには、その形態からいって感染症予防のこともありますし、あと今言いました授業時間数の確保、こちらのほうからも、変更、また中止ということで考えております。小学校では運動会、これは2学期に行います。児童自体も、保護者を中心に観客の方がいらっしゃいますけれども、密にならないように配慮しながら、種目も、例えば組んでやる種目とか、そういったものは避けながらということになりますけれども、これも精選しながら、そして、これまで運動会はお昼を挟んでということになりますけれども、午前だけの日程になります。特に聞いておりますのは、浦河小学校では、低、中、高、学年に分けて行う。堺小では、人数が多くなりますので、学年単位で行うというようなことも今計画を立てているところであります。次に学芸会、学校によっては、学習発表会ということでも、名称しておりますけれども、これも2学期になります。今のところ、浦小では学年ごとで入れ替えながらやっていく。浦小は1日日程といいますか、これも半日ぐらいになりますけれども、堺小は2日日程で、低学年と高学年で大きく分けてやっていく。あと東部小は、人数の関係もありますけれども、三密に気をつけながらやっていく。荻小は、全校か学年別かで今検討中というところであります。中学校になりますけれども、体育祭、これは全部の学校で中止ということになります。その代わりに、一中については、学年ごとで陸上記録会、荻中は全校体育ということで、体育の授業の中で行うということにしております。あと中学校の学校祭なのですけれども、二中と荻中は学校祭、一中の場合は文化祭と言っているのですけれども、一中はこれまで2日間、2日目は文化会館で行っていたのですけれども、これを木曜日と金曜日、木曜日は5時間目と6時間目を使って、あと金曜日は丸一日行いますけれども、合唱はなし、そういった内容になります。二中については、1日日程なのですけれども、バザーは中止する。荻中これまで2日日程だったのですけれども、1日日程というような形になっております。あと修学旅行ですけれども、修学旅行は全校で小学校、中学校で行うことで計画しております。ただ、当初の時期、中学校については、特に5月に予定しておりましたけれども、これはその後に延期ということで、一中は今8月の下旬、そのほかは10月へ、小学校については、東部小と荻小は7月だったものが10月へ、あと堺小と浦小は、もともと9月を予定しておりまして、これはそのままということになっております。続きまして、3点目になりますけれども、そういった新型コロナウイルス感染の関係でなくなる授業はないかということなのですけれども、文科省自体でも、この単元はすっぽりなくすとか、そういうことはありませんので、基本的には全部行いますけれども、その内容によっては、もともとは1学期なのだけれども、後に回すとか、あと例えば体育のお話がありましたけれども、中学校の体育ですと柔道が入ってきます。柔道は組んでやるとかありますけれども、そういうのをしないとか、そういったのが出てきたり、音楽でも、合唱ですね、これもちょっと一工夫が要ることになります。あと理科の実験とか、家庭科の実習というのも、テーブルで向かい合っていろいろ実験をやりますので、そこも全くなしということにはなりませんけれども、間隔を取ったり、一定方向、同じ方向を見たりということで、そういった工夫をしながら感染リスクに配慮した対応が現に行われているところであります。続きまして、4番目のオンライン授業ということで、今回、浦河の学校では2校がこの休校中に対応したところなのですけれども、オンライン授業といいましても、大学ですと丸々講義をオンラインでやるのですけれども、昨日も鎌田議員の答弁で申しましたように、全部のそこで学びが完結するというわけではなくて、子供とのコミュニケーションとか様子を、あと学習の今の進行状況はどうだという、そういった先生とのコミュニケーション、あと生徒間同士のコミュニケーションを取るということで生活リズムを整える、このこともありますし、そういったことで、万が一休業になった場合には活用していきたいと思っております。5番目ですけれども、子供たちの心の問題、ケアといいますか、このことについてでありますけれども、やはり長い間休みになりましたので、いろいろと心配事もあるのかなと思っております。小学生、中学生で、また心配事が違ってくることもあるのですけれども、小学生については、特に1年生は幼稚園から上がったばかりで、なかなか学校にも慣れていない。そういったこともありますので、今再開になりまして、まだ人間関係もできていないうちに休みになってしまいましたので、そういった人間関係づくり、先生とのコミュニケーション、学校に慣れるということでの各学校では対応しているところであります。実際、教育相談といいますか、子供たちとのそういった時間も設けながら対応もしております。中学校については、特に3年生なのですけれども、勉強のことが心配だなというのがあります。受験を控えております。また、部活についても、3年生でどういう具合にこれまでやってきた部活を終わらすかという、そういったところのいろいろ悩みもありまして、浦一中の場合は、5月の段階から分散登校、これを使いまして、個々の子供たち一人一人に教育相談ということで行ってきました。勉強の悩み、部活の悩みということです。そのほか浦二中と荻中につきましても、学校が始まりましてから、もう既に一人一人の子供たちから、教育相談といいますか、勉強のことやらそういった心の悩みということでの相談を受けています。そういった中で、浦一中、荻中では放課後の学習サポート、そういった活動も、受験に不安だということもありまして、行っているところであります。日々先生方は子供たちの様子を見ながら、先生同士でも情報交換をしながら進めていくということで聞いております。最後になりますけれども、教育の機会均等の確保ということでありますけれども、もちろん、教育の機会均等、憲法では26条で教育を受ける権利とか受けさせる、また義務教育ということでうたわれています。教育基本法の第4条では、まさしく教育の機会均等ということで言われております。それにのっとって、我々教育行政は子供たちの日頃の学びを提供しているところであります。今回、コロナウイルスということで、まさに非常事態でありますけれども、今後とも教育の機会均等、これを基本に据えながら、ちょっと大げさなのですけれども、今回の新型コロナ感染症とともに生きていかなければならないかなという認識に立って、子供たち一人一人の健やかな学びを保障する、そういった覚悟で、町内の教職員で対応して取り組んでいきたいと思っております。以上であります。

答弁 総務課長 小野多圓(総務課長は2022年3月まで)

私のほうから、巨大地震・津波に対する備えと避難場所についての四つのご質問のうち、先ほどの議員と重複する部分については一部省略をさせていただいてご答弁申し上げます。まず一つ目のハザードマップの変更の関係でございますけれども、内閣府では、4月21日に、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震モデル検討会の概要報告を公表したところであります。同報告では、日本海溝・千島海溝のうち、北海道から岩手県の太平洋沖にある領域の最大クラスの地震が発生した場合、津波高と地震震度分布などの推計結果を示したところでございます。今回の公表はあくまで概要報告のため、浸水する範囲の想定などの詳細データはまだ示されておりません。後日公表される内閣府の中央防災会議の下に設置されたワーキンググループの報告書ですとか、北海道がこの後示す津波の高さや浸水に関する範囲の想定を踏まえまして、津波の町のハザードマップの必要な見直しを行ってまいります。次に、二つ目の質問の町民の皆さんの訓練の関係に対するご質問の答弁でございます。昨年度は、自治会等が実施した防災訓練は9件であります。延べ350人の方が1日防災学校も含めますと参加したところでございます。そのうち2件が災害図上訓練を実施しております。また、現時点の実施予定でありますけれども、具体的に日程が決まっているものはございませんけれども、三つの自治会から相談がございますので、この後、訓練内容について協議を進めているところでございます。三つ目のご質問は省略させていただきます。四つ目の町としてのこの想定公表を受けました今後の考え方についてでありますけれども、繰り返しになりますけれども、大事なことは、自助、共助を強化していく、まず、ここが第一義的に重点事項だというふうに認識しております。ハザードマップですとか、防災ハンドブックの配布、浦河町広報による町民の皆さんに対する防災知識の普及啓発を図っていくほか、自治会の皆さんの協力を得ながら、訓練の実施、災害時における問題点の抽出や避難所までの避難経路づくり、弱者の支援体制づくりなどを今までも行っておりますけれども、今までどおり続けていきたいというふうに考えております。また、防災対策については、十分とか絶対というのもございませんので、町民の皆さん一人一人が、自分の周りにどのような災害の危険が及ぶかを考え、その被害をできるだけ少なくするために必要な対策を講じることができるよう、今までと同様に防災情報の提供ですとか、訓練の実施を支援するとともに、自治会と協議の上、避難路などの整備を行ってまいります。以上であります。

再質問 15番 飯田美和子

では、1問目についての再質問をさせていただきたいと思います。授業日程が6月から通常になったわけではありますけれども、今現在、夏休みは8月1日から16日、また冬場なのですが、12月26日から1月11日までとなっていますけれども、現段階ではこれでいくということで、またインフルエンザとか冬の感染、インフルエンザの発生とかもあったら、また日程とか変わってくるのかなと思うのですが、今のところはこれで全校。お休みは各自治体の裁量に任されていると思うのですけれども、浦河町としては、これでいくということで確認させていただきたいのですが。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

今の段階では、この日程で。それで、この中には、余剰時間といいまして、今お話がありましたけれども、インフルエンザで休むとか、万が一休んで授業時数が潰れてもという部分も少し余力を残しながらのこういった日程の設定であります。以上です。

再質問 15番 飯田美和子

このように授業数が少なくなる一方で、子供たちの成長には欠かせない学校行事が、日程は短くなるのですけれども、体育祭が中止ですとか、運動会が学年ごとになったりとか、あと学校祭とか、学習発表会についてもやっていくということなのですけれども、こちらのほうというのは授業数が少なくなっても何とか、例えば合唱を中止とかいうところもありましたけれども、各学校で計画というのは、もう既に立てられているのでしょうか。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

今の段階で、各学校で細部にわたってまでかどうか、そこまではあれですけれども、大まかな内容は、先ほどのようなことで、一番対応しなくてはいけないのは感染症予防対策ということで、それを踏まえた内容の変更になっているところであります。

再質問 15番 飯田美和子

はい、分かりました。それでは、5番の再質問になるのですが、小学、中学で心配事というのは、それぞれあるけれども、小学校に入学した1年生に対して、また中学生、これは、一中での教育相談ですけれども、よその学校での教育相談というのは、今後行われる予定はあるのか。また、小学1年生は何が悩みかもまだ分からないかもしれないのだけれども、その辺の対応とか、あと中学3年生なんかは本当にこの学年が終わるまでに授業が終えられるかという子供たちには不安もあるようですので。また、部活との関係とか、部活ができないこととか、授業ができないことというのはすごく不安に思っている子供たちがいるのですが、やっぱりその辺の教育相談、一中さんでは教育相談をやっているということ、学習サポート。荻中さんでは学習サポートをやっているわけですが、全校に対して、例えばアンケートとか、教育相談についてのアンケートなどを取る予定などあるのでしょうか。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

心のケアという問題なのですけれども、教育相談、一中は、先ほど言いましたように5月にも行いました。ほかの学校も再開と同時に進めるということで聞いていますので、もう既に行っていたり、今後ということになるかなと思います。全部の小中学校に対して教育相談はどうだということでの調査等はこちらではしていませんけれども、これは従前から児童生徒の心のケアということで、国のほうからもいろんな指導といいますか、休業中の対応、再開後の対応ということで文書が来ておりますので、うち経由で流してはいたり、そういった対応はしていますので、各学校では、改まった教育相談までしないまでも、教員間でのそういった情報交換をしているということでは聞いております。多くの学校ではやっているところなのですけれども、あと1年生につきましては、おっしゃるように、子供たちが、なかなか自分たちで表現はできないところなのですけれども、そこは家庭とも連絡、なかなか家庭訪問も、前はおうちに入って、今は玄関先で、まずは保護者の方と顔を合わせる、場所を確認するという程度なのですけれども、これは行っているところです。こういったことを通して、あと学級通信とか、そういった中で保護者の方とは、特に低学年については寄り添うような形で指導していることで対応しているかなということで思っております。以上です。

再質問 15番 飯田美和子

6番目の教育の機会均等の確保についての再質問ですけれども、もちろん、授業自体は全部これから終わらせるような形になると思うのですが、終わらせる上で、やっぱり子供たち、これもできなかった、あれもできなかったというままで終わらせてほしくないなと。この1年間を、やっぱり例えば中学校3年生だったら3年生がちゃんと終われるように、また学習発表会ができないとか、もしかしたら、体育祭は中止ですけれども、陸上の記録会みたいな形でやるとか、子供たちにとって、これをやり切ったというか、そういったようなことができる1年、9か月しかありませんけれども、でも、その中で子供たちにやり切ったというか、最後まで、3月までにそういったような状況をつくっていただくためにも、教育委員会としても、しっかりと取り組んでほしいなと思うのですが、その点についてはどうでしょうか。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

先ほど、ちょっと言い忘れたのですけれども、今回休みを短くしたりというのは、日数がどれだけ必要かなというのは、小学校だと6年生、中学校だと3年生に合わせて編成したところであります。その学年が一番、卒業式が早かったりして時間数が短くなりますので、学びの保障という観点から、まずはそこを確保したところであります。飯田議員おっしゃいますように、学校は勉強ばかりするところではなくて、集団で子供たちが集まって、学びもありますけれども、別な学びもあります。集団の中からいろんな体験をしながらとか、学校行事を通して、学級会活動とか、あと中学校になりますと部活動があります。そういった中で人間形成されていくところなのですけれども、本当に残念なのですけれども、今年はこんな状況になって、本当に子供たちかわいそうなのですけれども、しかしながら、残された年度内のこの期間中の中で子供たちに最大限、夏休み、冬休み短くなりますけれども、部活動についても、ご存じのとおり、いろんな活動が、全道大会がなくなったりとか、そういった発表の場も、日頃の練習の成果が発揮できない場もできているところであります。学校のほうでは、そういったことを踏まえながら、今のところの状況はそういったことでお知らせしましたけれども、今後とも、子供たちに、この学校にあのときいたのだなと思い出に残るような、なおかつ次のステップがありますので、そこにスムーズに行けるようなことで、来週には校長会もありますし、日頃からお互い情報交換もしているのですけれども、改めまして、今後の子供たちの学びについて、学校での活動について、一緒になって頑張ろうということで、そこは申し述べたいと思っております。以上です。

再質問 15番 飯田美和子

今年の3月の卒業式をふだんどおりに終えられなかったという子供たちがいろんな思いをして、今自分に区切りをつけられないというような、そんな話も聞いたりしていますので、ぜひとも、これから3月までの間にしっかりと子供たちがこの1年を完了できるような形に持っていっていただきたいなと思います。1番目については以上で終わります。次に、巨大地震・津波に対する備えと避難所についての再質問でございますが、先ほど、お話がありましたけれども、中央防災会議のワーキンググループと道の発表というのは、今後いつ頃までには発表して、各自治体にその後の計画を変更してもらうというような、まだ、その段階ではないということでしょうか。

答弁 総務課長 小野多圓(総務課長は2022年3月まで)

現状では、まだ日程等については掌握できてございません。しかるべき時期に速やかに対応するように対応してまいりたいと思います。

再質問 15番 飯田美和子

昨年の訓練状況を先ほどお聞きしましたが、町でやっているのは、この9件の訓練は全部図上訓練ということでしょうか。外の例えば山に避難したとか、そういった訓練は含まれていないのかということをお聞きしたいと思います。あと、避難所運営訓練というのを私も体験したのですが、とてもすごく面白いというか、実際に、こういうことが起きたら、本当にみんなで考えていかなければいけないなというような訓練だったのですが、避難所運営訓練など、これから町としても取り入れてほしいなと思うのですけれども、その辺についてはどうでしょうか。

答弁 総務課長 小野多圓(総務課長は2022年3月まで)

先ほど、ご説明申し上げました9件についてでありますけれども、大きく五つに分けてご説明申し上げます。防災講話として三つの団体に参加していただいております。それから、今議員のお話しになりました災害の図上訓練でありますけれども、これは二つの団体が参加してございます。そのほかに住民の避難訓練として、一つの団体は今回のコロナウイルスの関係でやむなく中止になってしまったのですけれども、1団体が参加しております。それから、応急対応というか、そういったことについて計画していた団体も、コロナウイルスの関係があって中止になってしまいました。ほかに、道と町が合同で主催した1日防災学校というのがありまして、これは浦河小学校で145名が参加したという内訳となってございます。以上です。

再質問 15番 飯田美和子

先ほども4番目のところの質問で、大事なことは自助、共助が必要だということで総務課長からお話がありましたが、実際行政は、地震の発生後というのはすぐ動けないということもよく分かっていますし、だからこそ自主防災組織の訓練が、今後ますます必要になってくると思うのですが、でも、いつ来るか分からないので、また今コロナ禍の中なので、実際に皆さんが一つのテーブルで集まって訓練するという方法がいいかどうか分からないのですけれども、訓練の啓蒙、啓発にぜひともお願いしたいなと思うところなのですが、今後のことというのは、先ほどもコロナ禍のこともありますので、でもこれについてはお願いさせていただきたいと思います。今後とも、訓練はとても大事だと思うので、啓蒙、啓発、そして推進をお願いしたいと思います。最後になりますけれども、今回の想定を受けて、大切なことは自助、共助が大切だというお話もありましたけれども、改めて、大事な命を守るためには訓練も必要なのですけれども、今町として一番取り組まなければいけないことというのは、何かということをもう一度お尋ねしたいのですが。

答弁 総務課長 小野多圓(総務課長は2022年3月まで)

基本的に防災対策というのは、どこまでやると完成する、あるいは、どこまでが正しくて、どこまでの規模だったり、予算だという正解がなかなか難しい。やればやるほどどこまでもやらなければいけないというような中で、例えば一昨年はブラックアウトがありましたし、今回は、例えばコロナ対策に応じた避難所の運営を別に考える必要があったりだとか、様々な、我々が予想していなかったようなことが考えられるので、どれを先にとか、どこに優先順位をつけるというのは、ここの場で、なかなかご答弁するのは難しいのですけれども、例えば大きな訓練をやる場合には、単一な訓練ではなくて、複合的なテーマを基にやっていくだとか、そういった工夫が必要なのだろうというふうに考えております。以上です。

再質問 15番 飯田美和子

防災会議のワーキンググループの方々の考えとは別に、北海道や日本中に巨大災害や津波がなるべく来ないことを祈りまして、そして、その間に浦河町としても、防災についての啓発、啓蒙を進めていただけるようお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。以上です。

出典:浦河町議会 令和2年第4回定例会 2020年6月17日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる