みんなの議会

浦河町議会 令和元年第9回定例会 2019年12月11日

スクールバス事業の現状と今後のあり方について

2019年12月11日、浦河町議会の一般質問で、木下浩一議員が「スクールバス事業の現状と今後のあり方について」質問し、教育委員会管理課長 三浦良一、企画課参事 芝田武生、教育長 浅野浩嗣、町長 池田拓が答弁しました。

質問者
木下浩一 議員
答弁者
教育委員会管理課長 三浦良一、企画課参事 芝田武生、教育長 浅野浩嗣、町長 池田拓

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 木下浩一

発言通告書に基づいて1件の質問をいたします。今回は、スクールバス事業の現状と今後のあり方についてであります。現在、町内には、4小学校と3中学校が設置されています。思い起こせば、私が小学生のころ、今から45年ほど前になりますが、現在の堺町小学校校区の中に、井寒台、向別、絵笛の各小学校が設置されていました。これらの3校につきましては、平成2年に堺町小学校に統合されています。このほかに、東部小学校は、東小学校、西舎、杵臼、上杵臼の各小学校が統合され設置されています。これは昭和50年のことになります。さらに、荻伏小学校には、平成27年に野深小学校が統合されております。統合により通学距離が長くなったからなのか、統合の条件だったのかは、私ははっきりわかりませんが、スクールバスによる送迎が始まったように思われます。改めて、スクールバス事業が始まった経緯は、どのようなことだったのか伺います。次に、町内の公共交通のあり方を議論している浦河町地域公共交通確保維持改善協議会が新たな公共交通案として、8月1日から10月31日までの3カ月間、向別地区でスクールバスに一般の方々も乗車できる混乗による実証実験が行われました。過去、同様の実験を行おうとしたときには、利用している小・中学生の保護者から、安全面などの指摘を受け、断念した経緯がありました。今回の実証実験は、どのような結果だったのか。利用人数や、利用者の感想などを含めて伺いたいと思います。先月行われた11月臨時議会において、平成30年度の決算が認定されました。その中で小学校のスクールバス運行委託費が堺町小学校、荻伏小学校校区で約3,100万円。東部小学校校区では約2,000万円、これはあくまでも私の予測ですが、約2,000万円となり、合わせて約5,000万円が使われています。今後、間違いなく、人口減少が進み、少子化も加速する時代がやってきます。JRも鉄道からバス転換へ向かうことになり、今から町内の公共交通のあり方を考えていかなければ、買い物難民に加え、通学難民も出てくるかもしれません。現在の4小学校を統合するハードルは、かなり高いものと考えますが、3中学校を一つに統合することは、小学校に比べ理解されやすいのではないかと私は考えています。もし、統合するとすれば、浦河第一中学校が存続校として、西部地区や東部地区から堺町地区へ通学することになり、その交通手段が必要となります。実証実験が行われたスクールバスの混乗が問題ない状況であれば、生徒・児童の通学とあわせ、町民も利用できるコミュニティバスを導入すれば、必要最小限の予算でスクールバスと町内公共交通を賄うことができるのではないかと考えています。教育委員会としては、平成29年からコミュニティスクール導入に向けて、中学校区ごとに地域の学校教育のあり方を考える会を設置し、当面は4小学校、3中学校体制を維持していく方向性を示していますが、遠い将来ではないこの中学校の統合に向けて、交通手段と町内公共交通の確保という側面から、コミュニティバスの導入について、町の見解を伺います。改めて、スクールバスの現状と今後のあり方について、次の質問をいたします。1、スクールバス事業が始まった経緯は、どのようなことだったのか。2、8月1日から10月31日まで行われたスクールバスの混乗による実証実験は、どのような結果だったのか。3、今後の人口減少に伴う少子化と、町内公共交通のあり方を考えると、中学校を統合し、西部地区や東部地区と堺町地区を結ぶコミュニティバスの導入を検討すべきだと考えますが、町の見解は。以上です。

答弁 教育委員会管理課長 三浦良一(教育委員会管理課長は2021年3月まで)

私のほうからスクールバス事業のということで、ご質問でございますけれども、1点目と3点目の前段の部分というか、コミュニティバスという、3点目についてはコミュニティバスということも触れていますので、前段の部分についてお話をさせていただきたいなというふうに思います。まず、1点目のスクールバス事業が始まった経過ということでございますけれども、スクールバス事業が始まったのは、昭和50年、1975年4月、先ほどもお話に触れていたと思うのですけれども、絵笛小学校が堺町小学校に統合されたというのがきっかけで、通学範囲が拡大したという部分が大きな理由で、当時は町有バスで配置して、通学用バスとして運行を開始したのが始まりというふうにされています。堺町小学校地区的にいけば、その後、平成2年に向別小学校と井寒台小学校がさらに統合されて現在の形になっているというところであります。あと、荻伏地区につきましては、先ほど言ったように、大きな流れとしては、昭和63年、当時の野深小学校と第二野深小学校が統合したというのがまず一つ。そして、平成27年に野深小学校と荻伏小学校が統合して、これも通学範囲が広くなったということでスクールバスも現在の形になっているという形になっています。幌別地区におきましては、当初は地域路線バス、民間バスに児童・生徒が乗車して、その運賃を町が助成をしていたという形がスタートで、今はスクールバスに変更、現在としてはスクールバスに変更をした経過がございます。3点目の部分でございますけれども、中学校を統合したらということでございますけれども、現在のところ、教育委員会としましては、中学校の統合の方向性については、まだ何も決めておりませんので、今の段階でお答えできる段階ではないというふうに思っております。当然、そういう時期が来れば、そういう検討をしていかなければいけないというふうには考えてはいるところでございます。以上です。

答弁 企画課参事 芝田武生(企画課参事は2020年3月まで)

私のほうからは、2点目のスクールバス混乗についてと、3点目の後段のコミュニティバスの関係で、答弁させていただきます。まず、2点目の8月1日から10月31日まで行われていたスクールバスの混乗による実証実験は、どのような結果だったかでございます。こちらは、堺町、向別間のスクールバス混乗試験運行について、登校時・下校時にそれぞれ一般の利用者も混乗できる試験運行といたしました。結果といたしましては、運行日数61日間、土日祝日は休みとしておりました。運行便数が122便、延べ利用者数が73人、日平均利用者数1.2人、便平均利用者数0.6人となっております。一般の実利用者については、1名となっております。この結果で、今年度開催される地域公共交通確保維持改善協議会で検証を行うこととなっております。3点目の後段なのですが、既存の路線バスが運行している地域があり、一方、交通空白地域があるため、これを含めたデマンドやコミュニティバスなど新たな公共交通の導入について、地域公共交通確保維持改善協議会のほうに、検討してまいりたいと思っておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。以上です。

再質問 7番 木下浩一

では、再質問をさせていただきます。スクールバスが導入された経緯については、今答弁をいただきました。やはり当初、昭和50年4月に絵笛小学校が堺町小学校に統合されたのが始まりと。通学距離が長くなったと。確かにあの辺にはまだバスはたしか通っていなかったと思うのですよね、路線バスが、絵笛方面はね。それもあって恐らくスクールバスが運行されていたという状況は、始まった経緯はわかりました。では、今、現状について伺いますが、今、各学校のスクールバスの系統、例えば、堺町小学校はどういう方面で運行されているのか。それから荻伏小学校はどうなのか。東部小学校はどうなのか、これをまず伺いたいと思います。

答弁 教育委員会管理課長 三浦良一(教育委員会管理課長は2021年3月まで)

運行経路、ちょっと詳細の部分については、ちょっと把握してございませんけれども、まず、荻伏地区が2系統で、2路線で野深地区のほうだったと思うのですけれども、多分、1カ所で回ったら時間が1台のバスで回ると、多分通学時間が長くなるので、二つに分けて運行しています。堺町小学校がたしか3系統で、絵笛方面のほか向別方面という形が2路線だと思いますけれども、そういう形で運行をさせていただいております。幌別方面は、2系統運行をしているという状況でございます。

再質問 7番 木下浩一

系統数はわかりました。では、実際にそのスクールバスを利用している生徒・児童というのは、把握していますか。

答弁 教育委員会管理課長 三浦良一(教育委員会管理課長は2021年3月まで)

申しわけございません。ちょっと人数までは把握はしてございませんけれども、大体、小学校地区で大体30人から50人という形の利用者の児童、いや、例えば、堺町だったら約50人程度利用している児童がいると。あと、ちょっと荻伏と幌別地区の人数はちょっと承知はしておりませんけれども、たしか30人前後という形でちょっと記憶をしてございます。

再質問 7番 木下浩一

把握していないのですね。これ当然、誰がどこから乗っているのかは、教育委員会としては把握すべき問題だと思うのです。学校にそれは任せているということなのか、運行だけ教育委員会がして、乗る人数までは各学校で把握しろということなのかわかりませんけれども、私は時々、井寒台地区のほうを朝通ることがあって、スクールバスとすれ違うのですが、私が見た限りでは恐らく絵笛のほうからバスが出てきますので、絵笛と井寒台で1系統だと思いますけれども、絵笛地区だけで回っているふうに私は感じていないのですが、絵笛の向陽園のほうから出てきて、井寒台の市街地を回って、恐らく堺小に向かうのだろうというふうに思うのですが、それでも乗っている人数はバス停で待っている段階では、数人、恐らく向別地区は恐らく多いとは思いますけれども、井寒台や絵笛地区は恐らくいても10人ぐらいだと思うのですが、それの把握はできていますか。

答弁 教育委員会管理課長 三浦良一(教育委員会管理課長は2021年3月まで)

先ほどの人数の分については、ちょっと今、手元に資料がちょっとございませんでしたので、教育委員会が把握していないというわけではなくて、ちょっと僕の記憶の部分で添付資料がなかったので詳細の部分がなかったということで。先ほどは、僕の記憶違いでございました。先ほど、堺町のほうが3系統と申しましたけれども、2系統という形で、向別地区が1台、絵笛、井寒台地区で1台という形になっています。事業実態のほうが詳細のほうが今手元にありますので、大体、堺小で36人の利用。浦一中の方が10名利用という形になっています。東部小のほうが3台です。系統のほうが上杵臼地区のほうが1台、もう1台が上中杵臼地区が1台、あと、東幌別地区で1台という形で、全体ですが東部小で32名、浦二中生で20人の利用という実態でございます。荻小のほうがちょっと詳細の部分はないですけれども、野深地区のほうで2台、系統で走ってございます。利用実態のほうが荻小のほうが8人、荻中で13人の利用ということでございます。以上です。

再質問 7番 木下浩一

思ったより乗っているなというふうに思ってはいるのですけれども、これ小学校、小学生と中学生、両方乗っているようですが、これスクールバスって、本来は小学生しか乗れないと思うのですけれども、なぜこれ中学生が乗っているのか。乗ってもいいということに。というのは予算としては小学校費ですよね、スクールバスは。小学校費のスクールバスに中学生がもともと浦河第一中学校は、地域、今、誰が堺町小学校と浦小校区の昔から両方が通っている学校でありましたので、ここは統合して浦一中になったわけではないので、なぜ中学生が乗っていいというのは何かあるのですか。

答弁 教育委員会管理課長 三浦良一(教育委員会管理課長は2021年3月まで)

もともとは、スクールバスについては、小学校向けという形でサービスというか、運行はしていたと思うのですが、一応、中で多分、一中生といっても、多分、向別だとか、かなり絵笛だとかそういう地区もいるので、そういうことがあれば利用してもいい。利用しても差し支えないという形の方針のほうに変わったというふうに理解をしているところです。

再質問 7番 木下浩一

何かよくわからない答弁なのですけれども、根拠もないのに、中学生が乗れるというのは、例えばといったら、例えばですよ。今、中学生向けにも町で通学補助を出していますよね。1万円を超える部分については町が負担。現実的に例えば、東町の老人ホームから浦一中まで乗って、1カ月の定期が1万200円とか、300円とかいう金額ですよね。ですから、ほとんどの方は申請していないと思います。例えば、月寒の方、月寒方面の方は、老人ホーム経由で向別行きのバスがありますので、多分それに乗って、通学するというふうに考えますけれども、それでも恐らく1万、その方々が何名いるか私も把握していませんが、そういう方々は、いわゆる1万円は保護者負担で払って、それを超える分は補助ということです。例えば、そこにはもちろん路線バスがあるからということもありますけれども、例えば、荻伏中学生校区の浜荻伏地区の子供たちは、通学、もちろん路線バスがないわけですから、例えば荻伏市街まではバスがあっても、その先、中に入るバスがないわけですから、夏場は自転車で通いますけれども、恐らく冬場、自転車がだめになると、歩くといってもかなり距離ですし、恐らく保護者の送迎なりなんなりということになると東栄地区だってそうだと思います。なのに例えば、そういうことを言ってしまえば全てですけれども、ちゃんとした根拠もないままに、向別に住んでいるから、例えば、井寒台に住んでいるから、絵笛に住んでいるからということで、中学生が生徒が、私乗ることはだめと言っていません。だめではないけれども、ちゃんとした根拠がなければ、そうしたらあそこは乗ってもいいけれども、ここは乗ってはだめだということになると、それはある程度、不公平、義務教育の中で不公平が生じてこないか、ちょっとそれが疑問なものですから、それの中学生が乗ってもいいという根拠を改めて伺います。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

スクールバスの中学生が乗るということなのですけれども、スクールバス、もともとうちの流れでは、小学生が乗っていたのですけれども、スクールバス自体に中学生が乗る、これはだめだということはありません。スクールバスということで。先に、説明、三浦課長からありましたけれども、いろいろ統合をしながら一中で考えますと、一中、その前の小学校の段階で見ますと、向別小学校、絵笛が先ですか、絵笛、そして向別、井寒台ということで、小学校から当時は小学校があったので、そこの部分で、ただ井寒台も一中か、ある意味そうなのですね。そういったことがありましたけれども、小学校の流れの統合する流れの中で、小学生も学校のほうにスクールバスで行くと、そういったことの流れから中学生も乗ってもらうと、そういったことでこのようにしてきたところであります。全体的に距離で細かく見ますと、どうかなというばらつきがあるかと思いますけれども、統合の流れの中で、地域の皆さん方にも理解をいただきながらスクールバスを運行してきたというのが、浦河町の経緯であると思います。以上です。

再質問 7番 木下浩一

ですから、統合する前から、井寒台地区に住んでいた中学生は、そういう統合されたから乗ってもいい、統合される前は乗ってはだめだとか、もちろん乗るバスはないわけですから、そういう日には、恐らく井寒台から僕は別にバスがあったのではないかと思うのですよね。なかったのかな。私も定かではありません。ただ、そういう不公平がもしあるのであれば、同じ義務教育を受ける児童生徒がやはり不公平があってはならないというふうに思いますし、ましてや向別地区には、日交バスも走っていますよね。町の委託している。それに乗ることも可能なわけですよね。でもあくまでも、路線バスに乗るということはお金がかかるわけですね。スクールバスは金がかからない。では、どっちに乗るかというとやっぱりスクールバスに乗りますよ。ですから、そういうことがあるにせよ、やはり何ですかね、東町地区だけ何か置いてけぼりをされているようで、もうちょっとその辺もスクールバス事業に絶対反対とか、やめなさいということではありませんが、ちゃんとした、どの生徒もある程度の例えば負担をしてもらうなり、だからスクールバスの事業が今、三十何人とか乗っているということで、これでいいのかもしれませんけれども、これからどんどんこの町が減っていく場合に、例えば5人、6人でも運行しなければならない。そのときに、このままでいいのかということに、やはりぶち当たっていく問題だと思います。ですから、今からこの辺のことも含めて、スクールバスのあり方、例えばコミュニティバスに、これはまだ先ほども進めていますけれども、コミュニティバスみたいなことを含めて、ある程度の負担はいただく。例えば月5,000円なら5,000円。それ以上は町が負担します。定期代用としていただくなりなんなりということも含めて、やはりどの生徒にも、同じような負担をいただくような方法も検討していただきたいというふうに思いますので、これについては、スクールバスの経緯と今現状をいろいろ伺いましたので、よりよい方向に進めていただきたいというふうに思います。続いて、混乗の問題ですけれども、61日実施、登校時・下校時で恐らく一日1往復2便だったと思うのですが、ほとんどは恐らく小・中学校の子供たちであり、1名の利用だったということが今報告がありました。これ実際に乗っている一人の方は、今まで、いわゆる先ほど言いました日交バスの向別線に乗っていた方ですか。その辺わかりますか。

答弁 企画課参事 芝田武生(企画課参事は2020年3月まで)

今回、スクールバス混乗を利用された方は、日交バスの、路線バスを使用していた方とは、以前にスクール混乗をする以前に、路線バスを使っていた方ではありません。ただ、今現在は、路線バスを使って行っているということではありますけれども。以上です。

再質問 7番 木下浩一

ここに質問したとおり、乗った方がどのような意見、感想を持たれたのか、保護者の方々の意見も伺いたいなと思ったのですが、一人だけで乗ったのであれば、これは意見の伺いようもありませんし、これだともうスクールバスと何ら変わらない状況だったということに結論づけざるを得ないと思うのですが、やはりせっかくこう混乗による実証実験をやったのですから、もうちょっと利用していただくような工夫なりなんなりということはできなかったのか。ほとんど向別地区の方も自家用車で例えばスーパーに買い物に行くだとか、ドラッグストアに買い物行くだとかに、みんな恐らく生活というか、行動体系になっているのだと思いますけれども、やはり例えばみんなで1回乗ってみませんかというような働きかけみたいなのは、企画課としてはされていなかったのですか。

答弁 企画課参事 芝田武生(企画課参事は2020年3月まで)

スクール混乗なのですが、周知自体は向別地区のスクールバスに乗る家庭の方と、あと、向別から奥のほうの全戸に周知文を配布していたところです。また、地域の説明会とかも、後も行いまして、ご説明させていただいたところです。みんなで乗りませんかという、そこまでのちょっと企画等はしておりませんでした。ただ、全戸配布と説明会の全戸配布で、始まるときも、全戸配布ともにやっておりますので、周知自体はしているところでございます。以上です。

再質問 7番 木下浩一

周知はしていたのですけれども、結局誰も乗ってくれなかったということですよね。ですから、この後、平成26年に行われたデマンドバスのあれたしか上杵臼地区でしたかね、杵臼・東部地区でやられたデマンドバスのと何ら変わらない、やっぱりやめましょうやということになっていくのではないでしょうか。そういうことでは、やはり、将来の公共交通機関をつくっていきましょうということには、機運がなかなか盛り上がっていかないと思いますよ。ですから、そのためにもやはり、地域の方々に協力をお願いするなりなんなりということは、もっともっと町としてするべきだったと思いますし、これからもこれで終わって、例えば今度、確保維持の検討協議会でこの事案が出たときに、町民の方は一人だけでした。乗りませんでしたという報告だと思いますよ。だったらどうするのですかという話になると思います、これからね。そのままでいいのか、また結局、空白のままの地区があるなり、町内を循環なりなんなりするバスが結局必要ない。今必要なくても、5年後、10年後に必要になる方がたくさんいることは、もう予想がつくはずですので、せっかくやった事業が、いや、一人しか乗りませんでした。いや、だめでしたということで、全戸配布したのですけれどもって。それだけでは、やはり機運も何も盛り上がらずに、結局本当に二の舞を踏んでしまうような形に、私はなってしまうのが危惧しているのですよね。ですから、やはりやるからには、やっぱり小学生も中学生も乗るわけですから、大人もやっぱり乗って、子供たちがどういう、スクールバスの中で動きをしているだとか、どのようなことを話しているかとか、そういうことも見てもらう、せっかくのチャンスだったのに、もったいないなという気がしています。ですから、これで終わらないで、例えば、もう一度来年度、せっかくこういうふうに1回やってみたのですから、例えば、ほかの地区でももう一回やってみるだとか、そういうことも検討してほしいと思うのですが、その辺は今のところ考えはありますか。

答弁 企画課参事 芝田武生(企画課参事は2020年3月まで)

今回、ご質問のほうが結果ということでしたので、結果のご報告をさせていただきました。ただ、この結果に基づいて、利用者数が少なかったこともありますから、今後、協議会のほうで次にどういう形で人が乗れるような形のものをもっていくかということは協議したいというふうに考えております。以上です。

答弁 町長 池田拓

スクールバス、教育委員会のほうから答弁ありましたけれども、そもそもは、絵笛小学校と堺町小学校の統合。統合のときの地域の要望、統合条件というか、そういうことでもって、スクールバスを走らせた。そこはご質問の中にもありましたように、そこが絵笛が、いわゆるバスが走っていない空白地域ということもありました。町の考え方としては、路線バスが走っているところは路線バスに乗ってもらうというのが基本的な押さえでした。ですけれども、その後に、ご案内のように、例えば、野深小学校と第二野深と野深小学校ですとか、あるいは井寒台と向別小学校の統合とか、そういったようなことができてきたときに、その条件として、地域からスクールバスの利用というのが出てきたのです。そのときの結果として、では絵笛を回して、井寒台を通してくれば、そのままダブルでなくて、すっと円を描いてこられるよね、そのときにあわせて、本来的には、絵笛小学校がはしりですから、浦河的には、小学生だけだったのですけれども、中学生も頼むね、まあ一緒に乗ってくるなら、小学生だけだから席はあいているので、中学生はだめだということにならないわけですから、それで中学生の混乗も認めてきた。そういう歴史的な経過があります。では、これからどうするのだ。ご質問の中にもありました。デマンドなり、あるいは混乗なり、いろいろな実験をしていますけれども、今ご質問にあったように、宣伝が行き届かないこともあろうかと思いますけれども、今、この路線バスがどんどんやせ細ってきている中でもって、これから町内の公共交通を町内をどうやってやるかというときには、今これからさまざまな取り組みをして、そうした中でもって、より町民の人が利用しやすい、あるいは、そういうことを黙っていてもどんどんこれは乗っているほうがマイカーを運転するより便利だわというふうになれば、お客様も黙っていてもふえるわけですから、そうはならないとは思いますけれども、そういったような仕組みを質問の趣旨にあったような、ほかの地区でもやってみたらどうかとか、そういったようなことのノウハウを蓄積して、この町内、混乗がいいのか、あるいはスクール専用がいいのか、いずれにしても国の助成制度を使いながら何千万という金をかけて空気を運んでいてもしようがないわけですから、そこのところは、一番いい結果が求められるような方向をここ何年間か時間をかけて研究していって、これからの、私また希望して出ませんけれども、そういう方向をJRが正式にそういう方向になったときには、町内のバスがより便利になるような、それはスクールバスもあわせて、便利になるような方向性をしっかりと研究・検討していきたいというふうに考えておりますので、今はあくまでも過渡期というか、試行錯誤の期間だと捉えていただければありがたいのですけれども、試行錯誤でもきちんとやれと言われれば、まあそれも一つの意見でありますけれども、そういったような時期であるということもご理解をいただきたいと思います。

再質問 7番 木下浩一

町長から時間をかけてやりたいということですが、やっぱり待ったなしの部分もありますよね。ですから、今からやはり、いろいろな方向を、何がいいのか悪いのか、やはりやって見なければわからない部分はたくさんありますし、そのために例えば、幾らかのお金がかかることは承知の上で、例えば今スクールバスだけで5,000万円ぐらいのお金がかかっているわけですから。そこを例えば、もうちょっと路線なりなんなりをもうちょっと検討すれば、すぐそのぐらいのお金用意、用意というか単価を安くしてと言っているわけではないですよ。なくて、例えば、3人、5人乗るではなくて、ちょっと申しわけないけれども、もう一回りして、5人のところを10人乗るようなルートにしてもらうとか、そうすれば、例えば、3台あるところ2台で済むかもしれない。とするとその分経費は浮くわけですから、そのお金を何かほかの方向に使えないかとかというような工夫さえすれば、もちろんどんどんお金がある自治体ではないことはよくわかってはいますし、だからうまくそういうお金を使う方法も工夫しながらやはりやっていただきたいなというふうに思います。これからの企画課なり改善協議会の活動に期待をしたいというふうに思います。最後の私がこれ一番、今回ので言いたかったのはここの部分なのですけれども、中学校の統合も考えてほしいということ。これは、コミュニティバスというか、公共交通と絡めてという、今回スクールバスの混乗があったものですから、それも絡めた中でこういう質問をしました。やはり、まだ恐らく検討のテーブルにも上がっていないでしょうけれども、やはり何かしらのアクションを起こしていかなければ、ぎりぎりになって、さあどうしますかというふうなことよりも、はい、そういうのを、いろいろな問題をまず置いて、今の中学校の状況を見ると、浦一中が約220人ぐらい。210人から220人。荻伏中学校と二中は四、五十人ぐらいですよね。ですから、そこの今後のあり方もやはり考えていかなければならない。部活も本当に、前もほかの同僚議員さんも前も質問をしていましたけれども、部活ができない状況で、やりたい部活もないという中で、やはりどうしても人数が必要な部活ってありますよね。ですからそういうことからも、私は小学校のやはり統合はなかなかハードルが高い。前回の野深小学校、荻伏小学校の統合についても私は直接見聞きしておりませんが、聞いた話だとかなり大変だったということも伺っています。なかなか小学校に地元に小学校がなくなるということについては、地域の反対もあるでしょうし、なかなか難しい。でも中学生なのであれば、ある程度の距離の通学なりなんなりということは、これは理解いただける部分もあろうかと思います。ですので、全くタブーでは私はないと思いますし、いろいろな角度からこういうこと問題も教育委員会と企画課も含めて、考えていただきたいと思いますけれども、そういう横の連携は教育委員会としてはどうでしょうか。考えておられますか。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

連携ということですけれども、その前に統合ということなのですけれども、中学校の統合については、今のところ考えておりませんけれども、今後、先ほど木下議員からもお話がありましたコミュニティスクール、学校運営協議会、中学校校区ごとで新年度から設けていきます。その協議会の中で、この統合についてもいろいろと協議して、これからはいくのかなと。いくのかなといいますのはちょっと人ごとみたいな言い方なのですけれども、ではなくて、そういった学校の協議会は地域の皆さん方、PTA、学校、教育委員会もメンバーに入りますけれども、そういった中での話題となってくるものと思います。それが中学校校区ごとで、そういった、そのほかももちろん学校長の運営方針の承認とか、基本的な学校運営協議会の役割がありますけれども、そこのあります学校を今後どうしていったらいいのかなということも議題になります。そういった中で統合の問題、各協議会の中で話し合われたり、全体の中でも話が出ることになるかなと思っております。それはまず、そこの前提は、教育委員会の立場からすれば、公共交通ということではなく、子供たちの教育、学びのあり方、そのほか学校としての子供たちの活動、そういったことで考えていきたいと思っています。そういったことも一方でしながら、また実際、具体的といいますか、そうなったときには、足の問題どうするのだ。いろいろ今回お話いただきましたけれども、そういったことにつきましては、教育委員会だけでなくといいますか、うちだけの問題ではありませんので、地域の公共交通ということで、担当の今は企画課が中心になっていますけれども、企画課とも十分連絡をとりながら、町としてどういった方向性がいいのかというそういった視点での検討も必要になってくると思います。いずれにしましても、教育委員会の立場で考えながら、また町長部局のほうのそういった立場でも考えながら、すり合わせをしながら進めていきたいと思っております。以上です。

再質問 7番 木下浩一

教育長からコミュニティスクール、地域の教育のあり方を考える会、いずれの中でも、いろいろな議論がされていくと。それについては、教育委員会としていろいろな考えとか一切持たずに進めていくということでいいのか、それともある程度、こういう将来的にはこういうふうなことも考えていくということも心の片隅にありながら、地域の実情を伺いながら進めていくという方向になっていくのか、その辺は、恐らく今のところは白紙状態で教育委員会としては進んでいくのだと思いますけれども、そういう声があれば、そういう方向に進んでいくこともやぶさかではないという解釈でよろしいですか。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

そういった協議会での意見を聞きながら、踏まえながら、教育委員会としての方向性を出していきたいと思っています。以上です。

再質問 7番 木下浩一

そういうことですので、わかりました。私は、いろいろな切り口がこういう問題についてはあるというふうに思っておりまして、スクールバスだとか、コミュニティバスだとか、いろいろな側面からこれからの浦河町のあり方も考えていかなければならないという立場で質問させていただきました。教育委員会、また企画課におかれましては、町民の生活並びに通学の子供たちのこれからのことも考えていただきながら、ぜひ前向きな協議を進めていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。終わります。

出典:浦河町議会 令和元年第9回定例会 2019年12月11日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる