みんなの議会

浦幌町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月15日

公共施設のユニバーサルデザインへの取組

2021年3月15日、浦幌町議会の一般質問で、阿部優議員が「公共施設のユニバーサルデザインへの取組」について質問し、町長 水澤、まちづくり政策課長 岡崎、副町長 山本が答弁しました。

質問者
阿部優 議員
答弁者
町長 水澤、まちづくり政策課長 岡崎、副町長 山本

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 阿部優

私は、今定例会に公共施設のユニバーサルデザインへの取組ということで一般質問させていただきます。本町は、管内でも多くの公共施設を有しております。新たな第4期まちづくり計画の中では、今後公共施設等の総合管理計画などの各種計画による施設の適切な維持管理と除却計画の着実な実施を目指していくものと理解をいたしております。この公共施設の維持管理という視点では、その一つに高齢者や障がいを持った方への配慮が今後ますます重要であると考えられ、まちづくり計画の基本目標2、基本施策5、障がい者福祉の充実の中で目指す姿として障がいのある人が地域で関わり合える機会づくりを推進し、地域社会の一員として自立した生活ができる社会環境づくりを目指しますとされ、また第2期障がい者計画及び第5期障がい者福祉計画では障がい者に優しいまちづくりとしてユニバーサルデザインを取り入れた公共施設等の整備改善の促進に努めるとされています。そこで、以下の点について伺います。1、第4期まちづくり計画の町の将来像、想いをつないで未来を創る“わたしたちのまち”うらほろを実現するためには様々な背景を持つ町民がまちづくりに完全参加でき、かつ平等であることが必要であると考えますが、町はどのように考えていますか。2、第4期まちづくり計画に附帯する実施計画では、様々な公共施設について必要とされる改修計画が記載されています。現時点でこれが全てであるとの理解はしていませんが、完全参加と平等という視点で今後のユニバーサルデザインへの対応についてどのような考えで進めていかれるのですか。3、特に災害時の避難所に指定されている施設については早急な対応が必要ではないかと考えますが、ユニバーサルデザインに特化した改修計画をつくる考えはありませんか。以上です。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

阿部議員のご質問にお答えします。1点目の町民のまちづくりへの参加についてでありますが、浦幌町第4期まちづくり計画の策定に当たりましては無作為で抽出した町民と小学校5年生、6年生、中学生、高校生を含む町民アンケート調査や町民ワークショップ、町内4か所で開催した地域懇談会でのご意見を取り入れながら町職員で構成するまちづくり計画策定委員会で計画の素案を作成し、浦幌町総合振興計画審議会の専門部会や全体会議でご審議を経まして、その後のパブリックコメントでもご意見をいただいたところであります。本町では、町民と協働によるまちづくりを行うため平成24年度に町民参加条例を制定し、行政情報、メルマガの発信やラインを活用した情報提供を充実させるとともに、行政からの情報提供や意見交換を行うまちづくり出張説明会などを開催してきたところであり、今後引き続き実施してまいります。まちづくり計画は町民の皆様と行政との共通目標であり、令和3年度から始まる第4期まちづくり計画においても広く町民の皆様からご意見を賜り、町民参加を促進するための事業を展開しながら10年後の将来像、想いをつないで未来を創る“わたしたちのまち”うらほろに向かって町民の皆様と共にまちづくりを進めてまいりたいと考えているところであります。2点目の公共施設における今後のユニバーサルデザインへの対応についてでありますが、第4期まちづくり計画を上位計画として策定している第3期浦幌町地域福祉計画において、いつまでも暮らせるまちづくりの推進を施策の方向として公共施設に対するバリアフリー化を中心とした環境づくりの推進や高齢者や障がい者等の居住環境づくりの推進としてユニバーサルデザインの考え方を考慮した取組を実施しており、今後においても障がいのある方をはじめ、地域住民が安心して利用することができる暮らしやすい生活環境づくりを進める上でユニバーサルデザインの考え方を取り入れた公共施設等の整備、改善を促進し、第4期まちづくり計画の実施計画に基づき計画的に進めてまいります。3点目の避難所のユニバーサルデザイン部分に特化した改修計画の作成につきましては、現在本町では避難所として9施設、避難場所として20施設を指定しておりますが、これらの施設は本来の利用目的に沿って建設されていることから、配慮が必要な方々が避難生活を送る環境としては適さないものもございます。そのため、これまでも指定避難所につきましては公衆無線LAN、Wi―Fiの設置やトイレの改修などを進めており、ユニバーサルデザイン部分に特化した改修計画の作成はいたしていませんが、今後においても避難所において障がいの有無や性別、年齢、国籍などにかかわらず全ての人が利用しやすい環境を提供できるよう努めてまいります。以上で答弁といたします。

再質問 阿部優

ただいまるるご答弁をいただきました。全体通して再質問させていただきます。障がい者に限らず高齢者といいますか、常に優しい環境づくりをしてあげなければなかなか自立ができないものであります。その自立の中にもハード的な整備はやはり絶対的に私必要なのだろうと思います。まして今後この浦幌町、これから建物が長期に使われる、それから強靱化をしていこうという中でいろいろな改善をされるのだろうと思います。その際にもできれば今までのこと見直しまして、改善していただきたいかなと思います。その際にはできれば、皆さんでそのこと検討する会議、直接そういった障がいなりお年寄りなどの言葉を私は聞いていただきたいなと思います。その際には、審議委員会か何かやっていると思うのですが、その中で少しでも参加する機会がありましたら、やっぱり会議する場所にもよると思うのですが、そのためにバリアフリーということを言っているのでありまして、その中で今後検討していかれることはできるかどうかちょっと伺います。

答弁 まちづくり政策課長 岡崎(まちづくり政策課長は2025年3月まで)

それでは、ただいま阿部議員のご質問にお答えさせていただきます。検討する会議という話の中で審議会の中でというお話がありましたので、総合振興計画審議会の中での話になりますが、そちらのほうにつきましては町全体のまちづくりに資する部分を検討する部分でありまして、まちづくり計画の進捗状況ですとか、そういう中で審議会委員の皆さんからいろいろな意見をいただいて、それを町の施策に反映させていくということでございますので、この審議会の中ではユニバーサルデザイン、そういう部分に特化した部分での審議というのはなかなかできないかなと思ってございます。いろいろまちづくりの分野の中でそういう中のご意見が出てきたときには所管課と調整してということは考えられますが、議員おっしゃったように、審議会の中でそのものを審議するという部分は難しいかなと思っていますので、ご理解いただきたいと思います。以上です。

再質問 阿部優

失礼いたしました。審議する中といいますか、一つ特化して始まったところの中では、直接その施設を利用される方、介護施設とか老人ホームとかは別でございますけれども、一般的な公共施設と言われる中にはやっぱりそういう人たちが、まだ介護は要らないし、何もないという方たちが利用する場合において、改めて介助してほしいとか改めてどうのこうのしてほしいという以前にそういう施設ができていれば非常に優しい施設なのかなという私感がいたします。それと、そういう施設ができますとそれを介助する方、それから職員の方に対しても例えば、階段を2段、3段越すのに三、四人の方が介助しなければならないということなく、例えばスロープがある、そういった手すりがあることによって1名の介助で済むと、そういうこともありますので、そういう中身におきましてやはり検討委員会の中で検討していただく。実際そういうことでどうだったのだなということでやっぱり聞いてもいただきたいなと思います。障がい者というのは本当に100人いれば100の障がいがあるわけでありますので、いずれに特化したことは言いませんけれども、そういったことも考えていただいて、自分もそうなのですが、明日は高齢者であり、障がい者でありという感性の中で考えていければ非常に優しい町になるのかなと思います。その辺について伺います。

答弁 副町長 山本

ただいまのご質問ですが、今回質問のありましたユニバーサルデザインやバリアフリー化の関係ですけれども、町民の方々や高齢者の方々、そして障がい者の方々の広くいろんな意見を聞いていかなければならないと考えております。先ほどまちづくり政策課長から答弁申し上げましたのは、第4期まちづくり計画が新年度から始まります。その中でローリングやこれからの事業実施する中でいろいろなご意見を審議会委員の方々からお聞きしてまいりたいと考えています。今阿部議員が申されたいろいろな検討的なことなのですが、具体的な組織はございませんけれども、昨年度から公民館の洋式化等を進めています。そういった場合も実際に利用される方々や地域の方々のご意見を踏まえながら進めているところでございます。今後予定されている洋式化の関係とか、そのほかの部分についても改めて今後検討していかなければならない部分もございます。その中で総体的に各課横断的に含めながら職員の中でも十分検討しますし、実際利用される方々や地域の方々のご意見を踏まえながらそういったこれからの施設の利用についてご不便がないような形を進めてまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。

再質問 阿部優

建設的な意見をいただきましたので、よかったなと思います。先ほど課長のほうからあったのですが、何か職員の障がい者対応マニュアルをつくっていただいたということ大変感謝いたします。やはりそれでもまだ私はもう少し、もうちょっと優しくしていただければいいなと。だけれども、あまりにも一生懸命対応し過ぎて、逆に言えば障がい持った方が出にくいということもありますので、その辺でほどほどに相手を見ながらしていただければありがたいなと思います。僕もどっちかといったらそういう方を、いろんな方見ることあるのですが、なるべく触らないように、見るようにしております。やはり見るということは、相手を理解することだなと私考えております。触ればいい、助ければいいというものでもないと思っておりますので。それから、もう一点なのですが、今回コロナの関係でなるべく密になってはいけないという、これは昔からそうなのですけれども、そういう中で介助、介護、それから対応していただける方が数少なくて済むような形の中でやはりこれから公共施設は見直していかなければいけないのではないのかなと思っております。先ほども言いましたけれども、高齢者、それから障がいを持った方たちがなるべく少ない人の中で移動できるようにしていただければ大変よろしいのかなと思います。これ最後になりますけれども、町長からもう一言あれば伺います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

阿部議員が言われております障がい者に対する優しいまちづくり、これ基本中の基本だろうとまちづくりの中では思っているところであります。最初に答弁でもさせていただきましたが、第3期の浦幌町地域福祉計画、その中においては障がい者の抱えるいろんな問題に対してそれこそ町民目線に立った、そういう障害をなくしていこうと、そういうバリアフリーを中心とした環境づくりを行っていこうということで今計画を進めているところであります。ただ、残念ながら施設全体が当初の建設時点で、スタート地点からそういうユニバーサルデザインという感覚を持って建った施設ではないものがたくさんあるわけでありまして、全てのものを一度に改修していくというのはなかなか難しいところがあるだろうなと思っています。町としては今後とも、阿部議員が言われるように、誰もが住み続けたい、また住み続けるまちづくりに向けてそういうバリアフリー、またユニバーサルデザインといったものの考え方をいろいろ施設の中に取り入れながら進めてまいりたいと考えております。今後ともご指導賜りますようよろしくお願いいたしたいと思います。

再質問 阿部優

すみません。もう一点ちょっと聞いてほしいことがありました。先日ある講演会に障がいを持った方が行きました。その際に、小学校だったのですけれども、浦幌小でございました。子どもたちがその際に学校に来てちょっと不便なことはなかったかいと聞かれたそうです。そこはまだ体育館、それから小学校にスロープとか手すりとかなかったそうです。そのような状況ですから、子どもたちに手すりとかスロープがあったら楽だよね、また通路がもうちょっと広かったら楽だよねというお答えをしたそうです。子どもたちはへえ、そうなのだという答えが返ってきたそうでございますので、その辺もこれからの作業に当たりましてご一考願えれば私としては今回質問したかいがあるかなと思います。終わります。

出典:浦幌町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月15日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる