浦幌町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月8日
情報格差の解消
2022年3月8日、浦幌町議会の一般質問で、阿部優議員が「情報格差の解消」について質問し、町長 水澤、まちづくり政策課長 岡崎、総務課長 獅子原、保健福祉課長 廣富が答弁しました。
- 質問者
- 阿部優 議員
- 答弁者
- 町長 水澤、まちづくり政策課長 岡崎、総務課長 獅子原、保健福祉課長 廣富
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 阿部優
一般質問通告書に従い、質問させていただきます。第1項目めの情報格差の解消について質問させていただきます。近年多くの民間企業でデジタル活用によるDX、デジタルトランスフォーメーションが急速に進んでいます。一方、2021年9月1日にデジタル庁が発足し、これからの自治体のデジタル活用及び自治体DX、デジタルトランスフォーメーションの取組を推進する動きが全国で活発化しています。2020年12月25日に閣議決定したデジタル社会の実現に向けた改革の基本方針において、目指すべきデジタル社会のビジョンとしてデジタルの活用により一人一人のニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会、誰一人取り残されない人に優しいデジタル化が示されています。このような中、町の人口も既に4,500名を割り、町民の4割以上が65歳以上の高齢の方が占めており、私ども団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となりつつあります。さて、本町における行政サービスなどに関する情報は、月1回の町の広報紙をはじめとして、近年インターネットなどを通じても多くの情報が提供されていますが、特に即応性の高い情報や緊急かつ重要な情報の提供に関し、特に年配の方への情報提供の在り方の検討が必要ではないかと考えます。町民の中でも携帯、スマホ、タブレットなどモバイル機器を所持して、適宜に情報収集をされている方もいらっしゃいますが、これらモバイル機器を持たない方や持っていても十分な操作ができない方については、既にデジタルディバイドと言われる格差が発生しているのではないかと想像されますが、町の現状認識と情報格差解消への今後の対象方針と具体的な取組について、その考えを伺います。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
阿部議員の1項目めのご質問にお答えします。国は、目指すべきデジタル社会の将来像を示すデジタル社会の実現に向けた改革の基本方針に基づき自治体が重点的に取り組むべき事項、内容を具体化したデジタルガバメント実行計画や自治体デジタルトランスフォーメーション推進計画を作成するとともに、デジタル社会形成の司令塔として令和3年9月にはデジタル庁を発足させ、様々な取組を進めております。加えて、デジタルディバイドと言われる情報格差については、内閣府の世論調査によれば70歳以上の高齢者の方の約6割以上がスマートフォンなどの情報通信機器を利用していないと回答していることから、総務省においてデジタル活用に不安のある高齢者等の解消に向けて各種支援事業が実施されているところであります。本町におけるデジタル化につきましては、光ケーブルによる町内全域の通信網の構築をはじめ、スポーツセンターや観光施設など市街地の一部に公衆無線LANによるWi―Fi機器を整備するなどデジタル環境の改善を図るとともに、教育委員会においては昨今の情報化の進展に伴い町民向けのモバイル端末器の操作と利用についての講座、ズームを使ったテレビ会議形式での道外各地や各公民館をつないだオンライン交流会などの公民館講座を開催しているところであります。町の現状認識と情報格差解消への今後の対処方針と具体的な取組についてですが、本町においても多くの町民がスマートフォンなどの情報通信機器を所持し、インターネットを利用しているものと認識しており、個人間の情報格差はあるものと考えておりますが、その実態については把握していないため、現時点において具体的な取組は計画しておりません。町としては、国の自治体デジタルトランスフォーメーションの推進計画に示された行政手続のオンライン化やマイナンバーカードの普及促進などの重点取組事項に取り組むとともに、防災情報など町が発する行政情報の伝達に関しては、引き続き情報格差が生じることがないよう努めてまいりたいと考えているところです。以上、阿部議員の1項目めの答弁といたします。
質問 阿部優
どっちかといいますと、まだ町の内容としてはそんなに把握をされていない、進んでいないということだと思うのですが、情報を出される行政のほうの仕組みにつきましては、ある程度段取りができているのかなと感じます。そこで、今さらですが、町民は今まで……いいですか。町民は今までデジタルなんかがなくても普通に生活できていたわけなのですけれども、お仕着せのデジタルトランスフォーメーション、国、自治体、その他の媒体利用しての便利で安全でという生活を、先ほど言いましたように、特に年配の方への情報提供の在り方ということで、少しでも漏らさないという中で進んでいると思います。それで、私の考えでは年配者、それから興味ない人にも、お仕着せですけれども、モバイル機器を持っている方については私らは習うより慣れろという中でここまできました。それで、受信機器の活用方法について、先ほど公民館事業等でされているようですけれども、もう少しお仕着せの中でされている効果、それからその効果による課題はあるのか、ないのか、まずその辺をちょっとお聞きいたします。
答弁 まちづくり政策課長 岡崎(まちづくり政策課長は2025年3月まで)
ただいまのご質問にお答えします。公民館講座等で行った部分の効果、それから課題ということでございますが、町内全般、町全体としましては操作の説明等行っているというものは町長から答弁のとおり公民館講座というものしかございません。あと、国においては携帯電話の会社が携帯電話のショップにおいてそれぞれ操作説明を行うような部分は積極的に推し進められておりますけれども、繰り返しになりますが、現在公民館講座等でしかやっていないということでございますので、使った方に関しては操作に関しては若干使えるようになったのではないかと推察するところでございますが、まだまだ足りない部分はあるかと思います。それから、課題についてもやはり持っていても操作できないという部分はあると思いますので、どのような形でそこを解消するかというのは今後の、まさにそこが課題だと思っておりますけれども、町としては具体的にその部分をしっかり把握しているという現状ではないということでご説明させていただきます。以上です。
質問 阿部優
今後またそのことについても考慮していただけるのだろうなと。これからもそういうことを考えていただけるのだなと考えます。それで、一歩進みます。今防災情報は例えばテレビなんかでも、フジテレビだったかな、市町村情報の地デジ広報ページというのが提供されているのですが、そのことは私も先日見るチャンスがありまして、見させていただきました。結構細かいことについても出ているのですけれども、そのことを理解され、それ見ている町民、それから年配の方がどの程度いるかなということは私も分からないものですから、そのことについての広報的なもの、視聴方法の解説など、支援がないとなかなかそのことになじめないのではないかなと思いますが、そのことについての広報の形といいますか、今後どう考えているか聞きます。
答弁 まちづくり政策課長 岡崎(まちづくり政策課長は2025年3月まで)
ただいまのご質問にお答えさせていただきます。防災情報含めまして町の情報につきましては、ホームページ、それからメールマガジン、それからラインなどのSNSを使って発信を行っております。特には防災情報に関しましては、そのほかに電話機による音声伝達ということも行っておりまして、それらでなるべく広いたくさんの方法使いながら皆さんに知っていただくように努めているところでございます。それに関しての周知ということでございますけれども、UHBのテレビを使った地デジ広報につきましては、導入した際に皆さんに広報等でお知らせしたのですが、その後についてはなかなか広報も強くしていないということもございましたので、情報を取る手段としましてはそういうところもよく利用していただけるような形でまたさらに周知をしていきたいと考えてございます。以上です。
質問 阿部優
それでは、今のことは分かりました。広報でまた再度通知していただけるということで伺いました。それで、もう一件なのですけれども、各種配信サービスがアナログからデジタルへ移ってきています。その中で地域、また世代間の感覚の、それから知識、認識に差があるのではないかなと私考えるのですけれども、その辺の感覚としてはどのように行政は捉えているのかお聞きします。
答弁 まちづくり政策課長 岡崎(まちづくり政策課長は2025年3月まで)
ただいまご質問にお答えします。アナログからデジタル化に変わってということでございますけれども、デジタル化は当然進んでいきますが、やはりそういうことを好まない方もいらっしゃいますので、アナログという部分も必ず残していかなければならないということで考えてございますので、広報等についても従来どおりデジタルでの発信もありますけれども、紙によるお知らせということで、両方並行して使っていくのが望ましい姿だなと考えてございます。以上です。
質問 阿部優
サービスの一つとしてやっぱり防災情報伝達システム、メルマガのほうが通じます。これ現在大体どのぐらいの方が加入しているといいますか、登録しているというか、町のほうで分かりますか。分かれば教えていただきたいなと思います。
答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)
ただいまの件でございますが、防災情報伝達システムを本年度から運用開始しております。その中で、先ほどまちづくり政策課長のほうより申し上げたとおり、メールとラインと、あと電話、その登録ができることとなっておりまして、ちょっとこれ昨日、おとといぐらいの情報なのですけれども、メールにつきましては今271件、ラインにつきましては549件、電話につきましては4件のみという、そういう状況となっております。以上です。
質問 阿部優
分かりました。まだ町民の何%かなというところだと思います。それで、次行きます。ちょっとずれるかもしれません。今高齢者の方への緊急通報装置を貸与していると思います。突然で申し訳ないですけれども、それで使用状況、先日六十何件貸して、使用されているということはちょっと伺ったのですが、情報として、先ほど電話回線、電話による音声ガイダンスかな、そんなのがあると聞いたのですが、緊急通報装置には音声ガイダンスは乗せられないのかどうかと。ちょっと変ですけれども、聞きます。
答弁 保健福祉課長 廣富(保健福祉課長は2023年3月まで)
ただいまの質問は高齢者、在宅の方々に対する緊急通報システムの利用状況、これについての質問だと思いますので、私のほうから説明をさせていただきます。現在利用者数につきましては、約43件ほどこの緊急通報システムを利用されている方がございます。この緊急通報システムにつきましては、あくまでも安否確認と、それから緊急時の連絡先ということで、札幌の法人のほうに24時間体制の委託をしておりまして、これ用途がちょっとこのご質問の内容とは違う利用の仕方をしているものですから、この情報等の提供、これに使うことは今のところ検討もしていないのですけれども、実際のところ難しいだろうなという考え方をしているところでございます。以上です。
質問 阿部優
逆にちょっと質問の趣旨が若干違ったのかなと。申し訳ございません。ただ、せっかくこうやってそういうシステムも入っているわけですから、お独り暮らし、それからお年寄りの2人とかいう家庭の中にやっぱりそういう機器が入っているということで、多少は安心の部分になるのかなと、私考えております。その中で先ほどから、この通報システムにこちらのほうから情報を入れることは、さっき音声ガイダンスかな、音声による通報ができると、おっしゃったものですから、その中でちょっとその辺のことを伺ってみたのですけれども、再度、その辺どうでしょうか。
答弁 保健福祉課長 廣富(保健福祉課長は2023年3月まで)
答弁に時間かかりました。申し訳ありません。この緊急通報システムは、先ほど説明しましたとおり、高齢者の在宅における緊急時の連絡先という形でございまして、こちらから情報発信するという形ではシステム上なっていないということになります。あくまでも安否確認で2か月に1回利用者の方々にこの委託先、札幌の健康づくり財団ですけれども、こちらからお電話をし、今の状況を、現状を確認する、そういった目的で設置しているものですから、積極的な情報発信についてはできないだろうと考えています。以上です。
質問 阿部優
そこで直接こちらからの情報発信はできないと伺いましたので、今後また何かの形の中で、別な機器の中でやっぱりそれに類したことができるようなシステムを考えていただきたいなと考えるのですけれども、それは行政の考えることなのか、メーカーの考えることなのかちょっと私も疑問なところなのですが、その辺のことで分かればもう少し教えていただきたいと思います。
答弁 保健福祉課長 廣富(保健福祉課長は2023年3月まで)
繰り返しになりますが、情報発信につきましてはこのシステム上、また委託先の財団の体制状況としては連携はできないだろうと考えています。まちづくり政策課長等答弁している内容で町民の方々に情報発信する、これが今のところの考え方になると思います。以上です。
質問 阿部優
ちょっと私も観点が違ったかなと。申し訳ありません。それで、この後のことに関係してくるのかなと思うのですけれども、災害、それから緊急な情報というのはやっぱり町民、だんだん少なくなってきているといえど綿密にしていかなければならないことなのだろうと考えております。実は先日私どもの地区で停電がございました。その中で停電はこんなものなのかなと私ちょっと思ったのです。隣まで電気が来ているのにその先には来ないと。17戸中12戸くらいかな、までが停電だったのです。その情報、さてと思って考えていましたら、携帯電話が、私のところは特に不感地帯なものですから、届かない。そしたら、我が家の電気がアウトだから、駄目だと。それで、リピーターといいますか、中継の各アンテナまでのところが遠いものですから、さらに通じない。さらに、情報いただこうと思ったら、逆に一歩外へ出て、電波の拾えるところまで行かなければいけないという情報がありました。そんなこんなしているうちに、これは聞いた話なのですが、私の近くの人がリピーターなり利用しているところで途中で何かだんだんと感度が悪くなってきたと。そしたら、やっぱり時間が2時間か3時間程度の停電しか恐らくその部分、運用するアンテナ自体が使えないのだろうなということで本人たちは言っていましたけれども、やっぱりそういうこともこれから先あるのではないかなと思いますので、そういう機器の、接続するための機器に対してのお考えも、聞かせてもらおうかなと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 まちづくり政策課長 岡崎(まちづくり政策課長は2025年3月まで)
ただいまのご質問にお答えさせていただきます。停電による携帯電話がつながりにくくなるという部分は、恐らくアンテナに電気が行かなくなってということが想定されていますけれども、それぞれ町の所有ではございませんで、それぞれの携帯電話会社が所有するものでございますので、そちらに関する対応に関しては町ができるというものではございませんが、そういうような不安の部分にありましてはお伝えする機会があれば携帯電話事業者のほうにそういうことが、不安を感じているということをお伝えをしていきたいと考えてございます。以上です。
質問 阿部優
よろしくお願いいたします。いろんな会社が入っているものですから、メーカーによりまして使えるアンテナと使えないアンテナあるものですから、やっぱりそういうことで私はそこ関係なかったのですけれども、私も出ていくしかないので、1キロ近く走っていかないと私のところは通じない場合があります。そういうことも含めまして今お聞きした、お願いしたと取っていただければよろしいかなと思います。それで、もう一点伺おうかな。先ほど言ったことなのですけれども、ただそういう情報を配信していただくために、例えば私の地元活平なのですけれども、よそから、兄弟が来たのですけれども、活平、兄ちゃんのところ停電になっているぞと言ったのですけれども、なっているのを情報がよそには伝わるのです。私のほうには分からなかったのです。その情報が来たのが、先ほど言ったように、電気が復旧してからだったものですから、送られてきたのが。ラインというか、メールで来たのです。どうしたのといって、もう終わっているよという形の中で私は返してしまったのですけれども、そういうことがあって、今のような質問させていただきました。取りあえずまた……従来の固定電話ですと、先ほど言われた音声による、ちょっとデジタル関係なくなってしまう。デジタルではないのですけれども、これはどの程度までサービスしていた。この電話自体もそんなに今使っている方が少ないものですから、あと私どもの地域の会館に1台置いてあります、電話。これは将来どうなるのかもちょっとお聞きしておこうかなと思います。
質問 阿部優
申し訳ありません。先ほど黒電話の話をしました。最近黒電話でもといいますか、普通の固定電話でも、普通の電話でも音声ガイダンス、音声で情報発信をしていただけるというお言葉を聞いた気がします。それで、例えば、そういう方も件数としてはあると思うのです。それから、私どもの会館にもあります。例えば電気がなくてもその電話ですとある程度は電話ができるはずなのです。それで、その辺についても配信のサービスなのか、どのようにするのかをお聞きしたいと思います。
答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)
ただいまの件でございますが、本年度から開始しました防災情報の伝達手段の中でメール、ラインのほかに固定電話、もしくは携帯電話を登録していただければ、そこに音声案内、ガイダンスですけれども、それで連絡をするということができるものとなっております。ただ、よくラインなりメールなりで町からの情報が配信されると思いますけれども、それを全て電話で配信するとなると回数も多く、煩わしいということになりかねないものもありますので、電話での配信につきましては特に重要な情報、避難をしなければならないですとか、災害のおそれがあるですとか、そういった場合のみ使用することとして、それを了承していただいた上で希望される方に登録をしていただいているというものでございます。ですから、今現在ちょっと4件しかおりませんが、なかなか広報にチラシを挟んでの周知等しかできていないものですから、本来であれば行政区に入っていったりですとか、そういったことが可能であればそういったところにまちづくり出張説明会などを通じて入っていって、その中でそういうものがあるのであれば私登録しようという方が出ていただければという思いもあるのですけれども、現在こういう状況でございまして、なかなか我々が町内、行政区の中に入っていってお話をするという機会がないものですから、現在はたまに公民館などで高齢者向けの講座ですとか防災の講座等行っておりますので、そういったところでこういったものを町ではやっていますので、メールとかラインを使えない人はこれを登録していただければ重要な情報については町から電話で連絡が行くようになるので、登録をしてくださいというお願いをしていると、そういう状況でございます。以上です。
質問 阿部優
まだたまにそういう方を見かけることあるものですから、どうなっているのかなと、どうしたらいいかなと私も考えておりました。普通ですと携帯だとかスマホですと画面が表示されるものですから、簡単にある程度ボタンを押せば見ることはできるのですが、黒電話だけはそれができないので、どういうものかなという不安がありまして、お聞きいたしました。今後登録があれば、お持ちの方、施設に対して一時的にでもそういう災害情報等が入ればまずは安心できるのかなと思います。よろしくお願いいたします。