浦幌町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月10日
住宅地における太陽光発電設備設置
2020年9月10日、浦幌町議会の一般質問で、安藤忠司議員が「住宅地における太陽光発電設備設置」について質問し、町長 水澤、施設課長 早瀬、副町長 山本が答弁しました。
- 質問者
- 安藤忠司 議員
- 答弁者
- 町長 水澤、施設課長 早瀬、副町長 山本
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 安藤忠司
通告に従いまして、一般質問を行いたいと思います。住宅地における太陽光発電設備設置について。事業用太陽光発電設備は、クリーンな再生エネルギーの一つとして町内でも太陽光パネルが設置されている。市街地の住宅地において太陽光発電設備が設置されているところは圧迫感、威圧感、景観を損なうなどがあり、フェンスのないところ、草刈りのしていないところも見受けられる。また、強風、地震などによりパネルの落下の不安もあり、住環境の悪化が予想される。道内では、事業者と近隣住民とのトラブルなどがあり、署名運動に発展、行政側も条例を制定したところもある。本町も課題解決に向けた対策を行うべきと思うが、以下の3点について伺いたいと思います。1、今まで地域住民より苦情や不安の声などが寄せられたことがあるか伺いたい。2、事業者に対し住民との協議の場の設置や周辺の生活環境及び衛生的観点から町として事業者に指導等したことはあるのか伺いたいと思います。3、今後届出制や町独自の規制、近隣住民との話合いなどを行っていく考えがあるか伺いたいと思います。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
安藤議員のご質問にお答えします。住宅地における太陽光発電設備の設置についてでありますが、再生可能エネルギーの活用推進や地球温暖化対策として太陽光発電設備の設置が拡大しており、本町内においては57件、浦幌市街地内の住宅地には23件設置されています。1点目の町民の方から本町に寄せられた苦情や不安の声などについては、これまで施設内の草刈りなど環境整備の実施や施設内への立入り防止策としてフェンスを設置するよう本町から事業者の方に対して指導してほしい旨の要望、太陽光パネルから歩道への落雪や建設中の施設に対し耐風性を心配する声など数件寄せられています。2点目の本町から事業者の方に対する指導については、1点目でお答えしました要望等があった際に環境整備や安全対策、近隣の方への説明の実施などについて事業者の方へ依頼を行っています。3点目の太陽光発電設備の設置に関する規制については、全国的に太陽光発電設備の普及に伴い事業者の方が地域住民等の周辺関係者と十分な調整を行わず事業着手した結果、防災、環境、景観上の懸念等をめぐり住民等とのトラブルが発生しています。このようなトラブルの未然防止等を図るため、経済産業省ではその対策として電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法を平成28年6月に改正して、法令違反の案件について事業認可の取消しを可能とする制度の導入や平成29年3月には事業者が適切な事業実施のために遵守が求められた環境などを記載した事業計画策定ガイドライン(太陽光発電)を策定しています。当該ガイドラインの遵守事項では、地域住民と適切なコミュニケーションを図るとともに、地域住民に十分配慮して事業を実施するよう求めることなどが定められ、他の自治体において条例等を制定している事例はありますが、本町の現状では既存の各種法令や事業計画策定ガイドライン(太陽光発電)による規制で対応が可能と判断していることから、本町独自に別途規制を設ける考えはありません。以上、安藤議員への答弁といたします。
質問 安藤忠司
まず、最初の1点目の質問の関係で、町民から苦情や不安の声があるということでございますけれども、町として町民に対してどのように対応しているのか具体的に教えていただきたいと思います。
答弁 施設課長 早瀬(施設課長は2022年3月まで)
ただいまの議員の質問にお答えさせていただきます。今回の町に寄せられた苦情等につきましては、行政区の相談等に寄せられておりますので、それについて個別に対応させていただいた上で、事業者に報告をしたりとか草刈りの指導等させていただきながら改善の説明をしたところでございます。以上です。
質問 安藤忠司
この太陽光の設備の関係についてですけれども、これの担当課は今どこの課でやられているのかお伺いしたいと思います。
答弁 施設課長 早瀬(施設課長は2022年3月まで)
ただいまの議員の質問にお答えさせていただきます。今回の太陽光発電につきましては、設置に伴う届出の関係や苦情等の関係等もありますので、それぞれ担当課が違いますので、その都度照会内容について個別に対応することとなりますので、よろしくお願いします。以上です。
質問 安藤忠司
それぞれというのは分かるのだけれども、ですからどこの課でやっているのか教えていただきたい。
答弁 副町長 山本
ただいまのご質問ですが、それぞれ行政区から要望があった際はまちづくり政策課が関係課であります施設課とか、それから農業振興地域の関係とかもありますので、その場合は産業課が対応したりということで対応しております。国のほうでは経済産業省が担当ということですけれども、それぞれ町村になりますと、今申し上げたとおり、地域要望の関係で、市街地域の関係でありますと町民課が担当したりとか、複数の課にまたがりますので、その中でそれぞれの関係する部分で対応させていただいているというのが現在の状況でございます。
質問 安藤忠司
答弁の中で町内で57件の設置ということでございますけれども、この設置している箇所の現況は確認されているのかお伺いしたいと思います。
答弁 施設課長 早瀬(施設課長は2022年3月まで)
ただいまの議員の質問にお答えさせていただきます。設置箇所数については先ほどご説明したとおりなのですけれども、設置における内容等につきましては全ての部分については確認はしていないのですけれども、先ほども説明しました行政区等の要望等の部分によってその都度対応させていただいているという形になっております。以上です。
質問 安藤忠司
確認されていないということなのですが、私先日この町内市街地のところも何か所か見て歩いたところ、現在もフェンス、囲いがないところ、草刈りがされていなくてぼうぼうになっているところが見受けられるということでございますけれども、こういうことがあったときには事業者に対しては指導をしていけるのかどうかお伺いしたいと思います。
答弁 施設課長 早瀬(施設課長は2022年3月まで)
ただいまの議員の質問にお答えさせていただきます。町長の答弁の2点目にもありますように、隣地境界線や施設内における草刈り等については、事業計画策定ガイドラインにより地域住民や周辺環境に影響を及ぼすようなものについては努めることとなっておりますので、関係機関と連携しながら対応について協議するという形になっておりますので、関係機関のほうに対応を協議するということで、浦幌町として指導という形にはならないので、あくまでも連携しながらという形になっております。以上です。
質問 安藤忠司
こういうフェンスないところとか草刈りしていない、そういうところは関係機関と協議するということですので、本当にこれから協議されていくのかどうかもう一度お伺いしたいと思います。
答弁 施設課長 早瀬(施設課長は2022年3月まで)
ただいまの議員の質問にお答えさせていただきます。草刈り等につきましても、先ほども説明しましたとおり、年に刈取りをする回数もありますので、それについても町民に影響を及ぼすようなことのないように十分に協議しながら対応していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
質問 安藤忠司
この町の中でも高さが5メートルを超える太陽光のパネルの設置箇所があるわけですが、北海道の景観条例については高さ5メートル、築造面積が2,000平米を超えるものは30日前までに届出が必要ということになっているわけですが、この関係について町のほうに意見照会あったのかどうかお伺いしたい。
答弁 施設課長 早瀬(施設課長は2022年3月まで)
ただいまの議員の質問にお答えさせていただきます。今説明のありました5メートル、2,000平米という形なのですけれども、現在のところ浦幌町において、高さが5メートルを超えるものに対する届出については照会は来ていないという形になっております。築造面積2,000平米を超えるものについては、近年……大変申し訳ありません。年数はお答えできないのですけれども、1件の届出の確認はしているところでございます。以上です。
質問 安藤忠司
町の中で5メートル超えている、多分、私もそば行って測ったわけでないのですけれども、高さは七、八メーター超えているのかなと思っています。今答弁されたことなのですが、これ道のほうに照会していただければと思っていますけれども、その辺についてお伺いしたいと思います。
答弁 施設課長 早瀬(施設課長は2022年3月まで)
ただいまの議員の質問にお答えさせていただきます。5メーターを超えているかという部分についても、先ほど議員もおっしゃられたとおり、施設課としても現地のほうは高さを当たっておりませんので、今後道のほうにその部分について設置の届出が来ているのかどうかについては照会をしたいと思います。以上です。
質問 安藤忠司
分かりました。次に、私の質問で規制とか、そういうもの、町として考えられないかということでお話ししましたけれども、浦幌町には浦幌町住みよい生活環境づくり条例というものがございます。やっぱり環境を害するものとか町民に不安を与えるものについては、この条例の中に、規則でもよろしいですし、要綱でもよろしいと思うのですが、取り入れることができないのかどうかお伺いしたいと思います。
答弁 施設課長 早瀬(施設課長は2022年3月まで)
ただいまの議員の質問にお答えさせていただきます。現在、先ほどもご説明したのですけれども、事業計画の策定ガイドラインというものに事業計画策定の初期段階から太陽光発電事業者の自治体や地域住民の意見を聞き、適切なコミュニケーションを図るとともに、地域住民に十分配慮して事業を実施したり、誠実に対応することが必要とうたっているところであります。あと、このガイドラインを遵守していき、違反した場合についても、努力義務という部分についても記載されておりますので、それを怠っていると認める場合については再生エネルギー特別措置法の指導、助言等の対象となる可能性もあるため、改めて関係機関とまた対応について協議することによって要綱等、条例等の部分について定めなくても対応できるというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
質問 安藤忠司
ほかの町でも条例を制定しているというところが現在ございます。浦幌にもこのような環境条例、立派な条例があるのですから、その中で取り入れていけるかどうか、それをお聞きしているのですが、どうでしょうか。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
安藤議員の浦幌町住みよい生活環境づくり条例の中に太陽光の部分も取り入れできるかどうかということですが、御存じのとおり、環境づくり条例についてはごみ等の環境について特別に町としては調査勧告できるということになっているわけであります。そういう面では、太陽光を盛り込むことはできる、できないではなくて、盛り込むこと自体はできるだろうというふうに思います。ただ、今太陽光は国が推奨している再生可能エネルギーということでありますから、太陽光を設置する規制をするということではないだろうというふうに、ほかの町の条例見てもそう思っています。要は地域住民とのコミュニケーションをしっかり図りながら、そういう太陽光設置して、周辺に迷惑かけないようにしなさいというような趣旨であります。そういう面においては、今町が持っているガイドライン、これしっかり遵守していけば、当然それに違反すれば電気料の買取りも中止できるというような状況になっていますから、大きな町の勧告以上の罰則規定がそこに設けられているのだろうというふうに思います。そういう面では、このガイドラインをしっかり遵守してもらうということが先決だろうと思いますし、このガイドラインをしっかり遵守することによって周辺住民とのトラブルを回避することはできるだろうというふうに思っていますので、今のところ町としてはこの住みよい環境条例の中に盛り込むということは考えていないということであります。
質問 安藤忠司
事業者の人もこのガイドラインを守ってやっていれば、いろいろ問題は出てこないのでないかと思います。この関係については、全自治体の問題であると思います。道に対して町村会等で届出制とか住民説明など、規則や要綱などに盛り込めないかどうか、要望していけないか伺いたいと思います。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
町村会への要望というよりは、これ各町それぞれの考え方といいますか、要するに関係省庁としてきっちりした措置法とガイドラインをしっかり制定しているということですから、これを守るか守らないかにかかってくるのだろうというふうに思います。当然各町住民との環境関係についてはそれぞれ気を遣っているところでありますから、町村会で云々というよりはこのガイドラインをしっかり守るような取組を各町がそれぞれ行っていくということが大切ではないのかなというふうに思うところであります。
質問 安藤忠司
分かりました。どちらにしても今設置されている太陽光発電について、本当にガイドラインに載った住民説明等をやっているのかどうかもう一度事業者にも当たっていただきたいと思います。答弁はよろしいです。以上で終わります。