みんなの議会

浦幌町議会 令和元年第1回定例会 2019年3月8日

複合施設「フタバ」が目指すもの

2019年3月8日、浦幌町議会の一般質問で、河内富喜議員が「複合施設「フタバ」が目指すもの」について質問し、町長 水澤、まちづくり政策課長 山本が答弁しました。

質問者
河内富喜 議員
答弁者
町長 水澤、まちづくり政策課長 山本

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 河内富喜

通告に従い、一般質問をいたします。うらほろスタイルの複合施設フタバが昨年11月に本町にオープンしているが、広報等で周知しているにもかかわらず、その目的、機能、可能性についてまだまだ理解していない町民が多いと感じている。そこで、次の3点についてお伺いいたします。1点目、今後どのような方法で町民への理解を広げていく考えかお伺いいたします。2点目、複合施設の活用については大きく4項目示されていたが、特に少子高齢化社会の中で若年層、壮年層、高齢者層などを含めた異年齢層の交流の場としてフタバにそれを期待したいが、今後町民コミュニティの活用の場としての位置づけについてお伺いいたします。3点目、町の主要施策としてこれらの事業の推進に向けてPDCAサイクルにおける説明責任は大切であると考えますが、どのようにお考えですか。以上、3点について伺います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

河内議員のご質問にお答えをいたします。うらほろスタイル複合施設フタバは、平成19年度から始まりましたうらほろスタイル推進事業の新たな活動拠点として整備してきた施設で、昨年12月19日に供用開始したところであります。1点目の町民への理解を広げていく方法についてでありますが、町広報紙2月号で設置経過や施設の概要をお知らせするとともに、2月23日に開催しましたうらほろフォーラム2019やNPO法人うらほろスタイルサポートのフェイスブックや施設の紹介をしているところであります。また、直接フタバに訪れる町民の皆様も多いことから、その場合はうらほろスタイルサポートの職員が施設のご案内やご説明を行っているところであり、今後はこれらに加え、現在整備を進めているうらほろスタイルサポートのホームページへの掲載など、広く情報発信を行ってまいりたいと考えているところであります。2点目の町民コミュニティの活用の場としての位置づけについてでありますが、フタバは、学校協働関連事業、高校生関連事業及び仕事支援関連事業を実施する場所として複合施設基本構想が策定され、北海道教育大学釧路校を初めとする地方大学の学生と町内の小中学生、高校生等との連携事業の活動拠点、高校生の浦幌部の活動拠点、そしてうらほろスタイルの活動をサポートする地方大学の学生やサテライトオフィス事業で来町した企業関係者の宿泊、滞在施設として設置されたものであります。また、北海道教育大学釧路校では、サテライトキャンパスとして学生と町内の小中学生や高校生との交流に加え、幅広い世代の町民の皆様とのつながりや交流の場として活用を考えており、本町としましても学生と町民、あるいは町民同士の交流の場としてご利用いただきたいと考えているところであります。3点目のPDCAサイクルにおける説明責任と検証作業でありますが、本町においては公共施設におけるPDCAは行っておりませんが、供用開始から2カ月が経過したところであり、今後事業を展開していく中で、町、学校及びうらほろスタイルサポートで構成するうらほろスタイル推進連携会議を中心に事業の進捗管理を行ってまいります。また、活動状況につきましては、町広報紙の浦幌新聞や地域おこし協力隊活動状況報告等に掲載するとともに、来年度のうらほろフォーラム2020で報告してまいりたいと考えているところであります。以上、河内議員への答弁といたします。

質問 河内富喜

まず、1点目について確認をさせていただきたいと思います。今後いろいろフェイスブック、またホームページ等で広く情報発信をしていくということでございます。これは当然今の時代でございますので、どんどんやっていただきたいなと考えるところでございます。町民の中には、ネットとか、そういったものを使えない方もいるわけです。そういう方については、恐らく町の広報とか、そういったものを利用することになるわけだと思うのですが、できるだけ私はこういった新しいものを目指す、多くの町民の理解のもとにこういった事業を進めていくという考え方のもとでは、高齢者含め、ネットを使えない方にも周知していけるようなものを工夫してやっていっていただきたいなと思うわけですが、その点についてお伺いしたいと思います。

答弁 まちづくり政策課長 山本(まちづくり政策課長は2019年3月まで)

ただいまのご質問でございますが、繰り返しになりますけれども、町の広報紙とか、それからうらほろスタイルサポートが今整備中のフェイスブック、それからホームページの掲載ということで考えております。ただ、まだ供用開始になってから2カ月余りなものですから、今河内議員からおっしゃられた部分につきましては、また後段のほうでもお答えしていますけれども、推進連携会議の中でどういった方法がいいのか、中で議論を深めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

質問 河内富喜

2点目についてお伺いいたします。基本的な機能の4項目についてお答えいただいたわけでございます。私としては、そのほか町民の皆さん方、若年、壮年、高齢者などの交流の場としてぜひ位置づけていただきたい、使っていただきということでの質問でございますが、お答えとしては今後そういった方向でも考えていくのだというお答えをいただいたと思いますが、やはり一番大事なのはコンテンツ、何をコンテンツにしてそういった交流を広げていくのかということが非常に大事だと思うのです。その辺の考え方は今後どう捉えていく考えかお伺いしたいと思います。

答弁 まちづくり政策課長 山本(まちづくり政策課長は2019年3月まで)

ただいまのご質問ですが、フタバにつきましては北海道教育大学釧路校のサテライトキャンパスという位置づけでも今進めてございます。先ほど基本的な使用の仕方につきましてはご説明させていただいたのですけれども、北海道教育大学釧路校との打ち合わせの中でいきますと、もともと高校生や中学生、それから小学生との交流が中心だったわけなのですけれども、大学側からも、先ほどの答弁のとおり、幅広い町民の方々と交流していきたいのだということでお話をいただいていまして、私どももそういった大学との交流をより深めてまいりたいというふうに考えています。サテライトキャンパスという位置づけの中では、もともとのものもございますけれども、例えば教育大学のサークル活動とか、それからいろんな文化、芸術サークル等の活動がありますけれども、そういった行事などをフタバでやっていただいて、そういった中で町民の方々にお集まりいただくとか、それからもともと子どもたちが集まる場所ではあるのですけれども、そこに高齢者の方や、また若い方が集まるような、そういった仕掛けをこれから考えてまいりたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。

質問 河内富喜

2点目についてもう一項目、ちょっとお聞きしたいと思いますが、フタバの管理業務です。2,878万円ということでございますが、これはどこと契約して何年の契約ということで考えているのでしょうか。

答弁 まちづくり政策課長 山本(まちづくり政策課長は2019年3月まで)

フタバにつきましては、昨年の12月から供用開始になったということで、今年度は昨年の第3回定例会の中で4カ月分の維持管理経費ということで補正をさせていただきまして、新年度は来週からの審議になりますけれども、その中で計上させていただいております。現在この管理運営につきましては、NPO法人でありますうらほろスタイルサポートのほうで管理運営を行っているところでございます。以上でございます。

質問 河内富喜

NPOで委託管理業務をするということでのお答えですが、この施設の目標利用者数とか、そういうのはございますか。年度ごとの目標利用者数はありますか。

答弁 まちづくり政策課長 山本(まちづくり政策課長は2019年3月まで)

ただいまのご質問ですけれども、この施設につきましては国の地方創生拠点整備交付金を活用しております。その中でいきますと、年度ごとにどういった利用があるのかということで、現在の予定ですけれども、初年度につきましては途中から始まりますので、40人ということになっています。2年目が360人、そして3年目が480人ということで、これは宿泊の部分もありますし、交流の部分もあるのですけれども、このような形で国のほうにはこれからこういった形で利用していきますよということで予定の計画を上げているところでございます。以上でございます。

質問 河内富喜

できるだけ多くの町民の方も活用できるように、先ほども質問させていただきましたけれども、コンテンツというのが一番大事だと思うのです。各年代層を引き込んで、興味の持てるコンテンツで、みんながそのことで共通の話題だとか共通のイベントを広げていくというようなことに努力していただきたいなと思っております。次に、3点目についてお伺いいたします。3点目のお答えいただいたわけでございますが、PDCAサイクルについてお聞きしたわけですが、私の聞き方が悪かったのかなと、お答えをいただいた後で、もう少し詳細に質問を通告したほうがよかったのかなと今反省をしているところでございますが、3点目についてお聞きしたいと思います。うらほろスタイルについてでございます。3点目にこれらの事業の推進ということで、うらほろスタイルということでは主要施策として位置づけされておりますので、お聞きしたいと思いますが、町の総合振興計画審議会で、4つの部門に分けて施策別実施シートで検証しております。最終的には全部会で取りまとめているわけですが、前期5カ年、後期5カ年ごとの事業が載っております。大きくは10施策、部門別の各事業について載っております。うらほろスタイルを創出する教育、文化のまちについては、第3章第3節、ナンバー9で予算、事業費が記載されております。前年5カ年の計画を見ますと2,811万円、後期5カ年についてはいまだ終了していない計画含めて合計1億1,750万8,000円ということで認識をしております。前期、後期足しますと1億4,561万8,000円になるわけですが、この施策別実施シートというのは、やはりうらほろスタイルを創出する教育、文化のまちづくりの施策について根本となるものだと私は思っております。しかし、この資料を見させていただいているわけですが、現状と課題というところを見ますと、うらほろスタイルに関連した事業評価が全く載っていないわけです。そこで、私はPDCAサイクルということがこれらの事業の推進に向けて必要ではないかということをお聞きしたかったわけでございます。これらの事業に多くの人材、お金、期間を費やしているわけですから、行政として検証、改善が、評価した上でしていくことが私はやり方として今の時代必要ではないかなということを感じております。このことについて説明を受けたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 まちづくり政策課長 山本(まちづくり政策課長は2019年3月まで)

まず、ただいまのご質問ですけれども、まちづくり計画に基づきました成果指標の関係でございます。こちらにつきましては、それぞれ第1章から第6章まで、最後に重点プロジェクトがあるわけなのですけれども、章の中でもそれぞれ節ごとに数値目標というのを定めています。その中で、例えば農業の関係でいきますと認定農業者の数が5年後、それから10年後はどうなるのかということで、数値化できるものに対して成果指標ということで整理をさせていただいているところでございます。ですから、それぞれの章があって、各節があるわけなのですけれども、節の中にはたくさんの事業がぶら下がりであるわけなのですけれども、その中から数値目標として出せるものに関して平成23年から第3期のまちづくり計画が進んでいる中で、そういった整理の中で検証を行ってきたというのがこの成果指標でございます。ただいまうらほろスタイルについてはこれがないのかというご質問だったのですけれども、先ほど議員からおっしゃったとおり、PDCAサイクル、これにつきましては計画があって、実行、評価、改善ということで、その繰り返しで行っていくわけなのですけれども、うらほろスタイルの中でも確かに、例えば起業した人数はどうなのかとか、それから浦幌町に都会から来た人は何人いるのかとか、そういう設定ができるのかなというふうには考えているのですけれども、当時まちづくり計画をつくったときは、うらほろスタイル自体がまだ始まって、平成19年度ですから4年程度経過した中ではそこまで踏み込んだ成果指標まではちょっとつくることが難しいだろうというふうに判断したものですから、今ある成果指標の中には載っておりませんけれども、今後これから重ねる中ではそういったものも取り組んでいかなければならないものかというふうには考えているところでございます。以上でございます。

質問 河内富喜

今説明の中で理解できたところもありますが、今後ぜひこれらのことについては、せっかく先進的な取り組みをしている。しかし、その報告だとか運用については旧態依然たるものが私はあるのかなと思っております。我が町は、CSの事業についても大変先進的な取り組みをしております。29年からPDCAサイクルというものを導入してやっている。こういった先進的な取り組みを理解してもらうためには、住民への周知、説明、そういったものをきっちりとわかりやすくしていくということに改善をしていただきたいと思っております。今後検討して、浦幌町民の誰もが評価していけるような形にぜひ努力していただきたいなと思います。町長、この辺についてお答えをいただきたいと思いますが。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

うらほろスタイルにつきましては、まさに10年以上経過しているという中で、既に浦幌町の政策として定着をしてきておりますし、日本全国でよく知られるようになったというふうに理解をしていますし、いろいろな意味で当初から比べれば発展系が出てきているなというふうに今感じているところであります。そういう意味におきましては、今後このうらほろスタイルについては継続し、そしてまたさらに発展させていく必要があるだろうなというふうに思っているところであります。これの検証につきましては、いろんな形で報告はさせていただいておりますし、予算的な部分でも総合計画審議会の中でも報告はさせていただいておりますけれども、PDCAサイクルをどういうふうに進めていくかというのは、今ご指摘のとおりこれからの問題だろうというふうに思っています。そういう面では、町民の皆様に理解をしていただく方法についてPDCAサイクルは一つの方法だろうというふうに思いますので、今後はこれについて進めていく必要があるのかなというふうに現在のところ感じているところであります。

質問 河内富喜

前向きに考えていただけるというようなお答えでございます。町長は3月をもって退任されるわけですが、この事業というのは恐らく続いていくものと考えますので、そういった改善に期待して、質問を終わらせていただきます。終わります。

出典:浦幌町議会 令和元年第1回定例会 2019年3月8日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる